JP2843452B2 - プリント配線板組立製造ライン - Google Patents

プリント配線板組立製造ライン

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JP2843452B2
JP2843452B2 JP3100199A JP10019991A JP2843452B2 JP 2843452 B2 JP2843452 B2 JP 2843452B2 JP 3100199 A JP3100199 A JP 3100199A JP 10019991 A JP10019991 A JP 10019991A JP 2843452 B2 JP2843452 B2 JP 2843452B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプリント配線板組立製造
ラインに関する。
【0002】一般に、プリント配線板にコネクタピン及
び半導体部品等の各種の部品が実装された構成のプリン
ト配線板組立は、上記部品を自動実装する自動部品実装
機が搬送ラインに沿って複数台配置された構成のプリン
ト配線板組立体製造ラインによって製造される。
【0003】このプリント配線板組立製造ラインは、自
動部品実装機にセットする部品を変更したりすることに
よって、複数種類のプリント配線板組立体の製造が可能
なようになっているけれども、仕掛り品を少なくして納
期を短縮する上では、異種のプリント配線板組立の製造
を並行に且つ能率良く行うことができること、即ち異種
のプリント配線板組立の製造に柔軟に対応できることが
望ましい。
【0004】
【従来の技術】図12は従来の1例のプリント配線板組
立体製造ライン1を示す。
【0005】2-1〜2-3は夫々No.1〜No.3の自動部品実
装機であり、搬送ライン3に沿って並んで設置してあ
る。
【0006】各自動部品実装装置2-1〜2-3毎に、バー
コードリーダ4-1〜4-3及びコンピュータ5-1〜5-3
設けてある。
【0007】搬送ライン3は、パレットを搬送する他
に、パレットを実装機2-1〜2-3内へ搬入する機能及び
実装機2-1〜2-3外へ搬出する機能を併せ有する。
【0008】6はラインコントローラであり、プリント
配線板組立製造ライン1を制御する。
【0009】7はデータベースであり、部品の実装に関
するデータが格納されている。
【0010】11-1〜11-nはパレットであり、部品が
実装される予定のプリント配線板12A〜12Cが搭載
され、搬送ライン3上を矢印13方向に搬送される。
【0011】各パレット11-1〜11-nには、パレット
番号(パレットの符号のうち添字の番号に相当する)を
識別するためのパレット番号識別用バーコード14-1
14 -nが設けてある。
【0012】データベース7には、図13に示すよう
に、プリント配線板12A〜12Bの図番(種類)
「A」,「B」,「C」と、プリント配線板12A,1
2B,12Cに実装されるべきコネクタピン15-1〜1
-2の種類,と、プリント配線板上のコネクタピン
を実装すべき番地(x1 ,y1 ),…,(x2
2 ),…,(x3 ,y4 ),…とよりなるデータが格
納されている。
【0013】また、ラインコントローラ6には、後述す
るように、パレット11-1〜11-nの番号と、これに搭
載されたプリント配線板の図番(種類)「A」,
「B」,「C」とが、パレット上にプリント配線板を搭
載する作業者によって登録される。上記構成のプリント
配線板組立製造ライン1は、上記データベース7のデー
タよりして、図14(A),(B),(C)に示す三種
類のプリント配線板組立16A,16B,16Cの製造
が可能である。
【0014】次に上記プリント配線板組立ライン1の動
作について図15を併せ参照して説明する。
【0015】図12に示すように、No.1及びNo.2の実装
機2-1,2-2にコネクタピン15-1がセットされ、No.3
の実装機2-3にコネクタピン15-2がセットされている
とする。
【0016】まず作業者は、各パレット上にプリント配
線板を搭載する作業29を行う。
【0017】例えば、図12に示すように、パレット1
-1にプリント配線板12A、パレット11-2にプリン
ト配線板12B、パレット11-3にプリント配線板12
C、パレット11-nにプリント配線板12Aを搭載した
とする。
【0018】また作業者は、ラインコントローラ6のキ
ーボード(図示せず)を操作して、パレットの番号とこ
れに搭載されたプリント配線板の図番(種類)を登録す
る作業30を行う。これにより、ラインコントローラ6
には、図16に示すデータが登録される。この後、搬送
ライン3がパレット搬送動作31を行ない、パレット1
-1が搬送ライン3上を搬送され、自動機2-1内にセッ
トされる。
【0019】続いて、搬送ライン3はパレット搬入動作
32を行ない、パレット11-1が実装機2-1内に搬入さ
れる。
【0020】次いでバーコードリーダ4-1がバーコード
読取り動作33を行い、パレット11-1上のバーコード
14-1を読み取る。
【0021】次いで、コンピュータがパレット番号転送
動作34を行い、バーコードリーダ4-1によって読み取
られたパレット番号「1」がラインコントローラ6に転
送される。
【0022】ラインコントローラ6は、搭載プリント配
線板検索動作35を行って、図16のデータより搭載さ
れているプリント配線板の図番「A」を検索する。
【0023】ラインコントローラ6は、続いてプリント
配線板図番転送動作36を行い、図番「A」がコンピュ
ータ5-1に転送される。
【0024】コンピュータ5-1は、データ要求動作37
を行う。
【0025】これに応じて、データベース7は、データ
検索動作38を行ない、図13のデータよりコネクタピ
ンの種類及びコネクタピンを実装すべき番地(x1
1 ),…を検索する。
【0026】データベース7は、続いてデータ転送動作
39を行い、上記検索されたピンの種類及び番地(x
1 ,y1 ),…がコンピュータ5-1に転送される。
【0027】これに応じて、コンピュータ5-1は加工指
示動作40を行い、加工指示を実装機2-1に送る。
【0028】実装機2-1は、上記のデータ検索動作38
によって検索されたデータに従う実装動作41を行い、
パレット11-1上のプリント配線板12Aの番地
(x1 ,y 1 )等にピン15-1が実装され、図14
(A)に示すプリント配線板組立16Aが製造される。
【0029】実装動作41が終了すると、搬送ライン3
が搬出動作42を行ない、パレット11-1は、実装機2
-1外に搬出される。
【0030】続いて搬送ライン3は搬送動作43を行
い、パレット11-1は搬送される。
【0031】実装機2-1がコネクタピン実装動作41を
行なっている間に、次のパレット11-2が実装機2-2
にセットされ、実装機2-2が上記と同様に図13のデー
タに基づいて動作し、図14(B)に示すようにピン1
-1を番地(x2 ,y2 )等に実装する。
【0032】これにより、図14(B)に示すプリント
配線板組立16Bが製造される。
【0033】次のパレット11-3は、実装機2-3にセッ
トされ、実装機2-3が上記と同様に図13のデータに基
づいて動作し、図14(C)に示すように、コネクタピ
ン15-2を番地(x3 ,y3 )等に実装する。これによ
り、図14(C)に示すプリント配線板組立体16Cが
製造される。実装機2-1及び2-2は、図14(A),
(B)に示すプリント配線板組立16A,16Bのいず
れをも製造することが可能であり、実装機2-3は図14
(C)に示すプリント配線板組立体16Cのみを製造す
ることが可能である。
【0034】実装機2-1〜2-3は、パレットを排出した
後は、次のパレットを受け入れる「待ち状態」となる。
【0035】
【発明が解決しようとする課題】パレットをどの実装機
に装着すべきかを決定する手段は設けられていず、例え
ばパレット11-3が実装機2-1に搬入されることもあ
る。
【0036】パレット11-3が実装機2-1に搬入された
場合にも、図15中、動作33〜41が通常通り行わ
れ、異種のコネクタピンを実装してしまう、所謂「誤実
装」となる。
【0037】なお、パレット11-3が実装機2-2に搬入
された場合にも、パレット11-1,11-2が実装機2-3
に搬入された場合にも、上記の「誤実装」が行われる。
【0038】この誤実装が行われると、プリント配線板
組立の製品機能が著しく低下してしまう。
【0039】そこで、従来は「誤動作」が行われないよ
うに、例えば、全部の実装機2-1〜2-3に、同種のコネ
クタピン、例えばコネクタピン15-1を装着しておき、
コネクタピン15-1が実装される予定のプリント配線板
12A,12Bだけをパレットに搭載し、このパレット
を順次プリント配線板組立製造ライン1内に供給するよ
うにし、全てのプリント配線板12A,12Bへのピン
実装が完了した後、実装機のコネクタピンを別のネクタ
ピン15-2と交換し、プリント配線板12Cをパレット
に搭載して供給していた。
【0040】このため、プリント配線板組立製造ライン
1は、プリント配線板組立16A,16Bを製造してい
る途中では、プリント配線板組立16Cの製造は出来
ず、プリント配線板12Cは、仕掛り品としてストック
されることとなり、プリント配線板組立16Cの完成が
遅れて納期が遅れてしまうこととなる。
【0041】そこで、本発明は、パレット自体に、これ
が装着されるべき実装機を特定するための表示構造部を
設けた構成とすることによって、実装される部品が異種
であるプリント配線板組立の製造を並行に且つ能率良く
行うことを可能としたプリント配線板組立製造ラインを
提供することを目的とする。
【0042】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、搬送
ラインに沿って配設された複数の自動部品実装機と、パ
レットのパレット番号識別用バーコードを読み取るバー
コードリーダと、該バーコードリーダの出力に応じて上
記自動部品実装機の動作を制御する自動部品実装機制御
手段とを有し、プリント配線板が搭載されたパレットが
上記搬送ラインに沿って搬送され、上記自動部品実装機
内に搬入され、該自動部品実装機が上記制御手段により
制御されて動作し、上記プリント配線板に部品を実装す
る構成のプリント配線板組立製造ラインにおいて、前記
パレットを、搬入されるべき自動部品実装機を任意に特
定するための表示構造部を備えた構成とし、且つ上記搬
送ライン上に位置している上記パレットの上記表示構造
部の表示を読み取る表示読取り装置を設け、更に、該表
示読取り装置が読取った情報に基づいて、上記パレット
を自動部品実装機へ搬入するか又は上記搬送ライン上を
更に搬送させるかを制御する搬入・搬送制御手段を設け
てなる構成としたものである。
【0043】請求項2の発明は、請求項1の表示構造部
を、ピンを抜き差し可能とした構造であり、差し込まれ
て立設されたピンが表示を行う構成としたものである。
【0044】
【作用】請求項1の発明において、表示構造部はパレッ
トとこれが搬入される実装機とを関連づける。
【0045】表示読取り装置及び搬入・搬送制御手段
は、実装機が誤実装を行うことを未然に防止する。請求
項2の発明において、抜き差し可能なピンは、任意な表
示を可能とする。
【0046】
【実施例】図1は、本発明の一実施例のプリント配線板
組立製造ライン50を示す。図中、図12に示す構成部
分と対応する部分には同一符号を付し、その説明は省略
する。
【0047】ラインコントローラ6、データベース7及
びコンピュータ5-1,5-2,5-3が自動部品実装機制御
手段9を構成する。
【0048】コンピュータ5-1,5-2,5-3が、搬入・
搬送制御手段10を構成する。
【0049】パレット11A-1〜11A-nは、パレット
が搬入されるべき実装機を特定するための実装機特定表
示構造部51を有する。
【0050】実装機特定表示構造部51は、図2及び図
3に示すように、ピンホルダ52に、複数のピン53が
差し込まれた構成である。
【0051】ピンホルダ52内には、鋼球54及び圧縮
コイルばね55が組込まれており、ピン53は抜き差し
自在であり、且つ容易には抜けない状態で保持される。
【0052】ピン53の側面は、読取りの誤動作を防止
するため、平坦面56とされている。
【0053】図4は、パレット11A-1,11A-n上の
表示構造部51-1であって、No.1の実装機2-1を表示し
ている。
【0054】図5は、パレット11A-2上の表示構造部
51-2であって、No.2の実装機2-2を表示している。
【0055】図6は、パレット11-3上の表示構造部5
-3であって、No.3の実装機2-3を表示している。
【0056】図1中、57-1,57-2,57-3は、表示
読取り装置であり、搬送ライン3に沿って、各実装機2
-1〜2-3毎に設けてある。
【0057】表示読取り装置57-1(57-2,57-3
は、図7に示すように、発光素子58と受光素子59と
が相対向して且つ図2に示す表示構造部51のピン53
と同じピッチで配列された構成である。
【0058】次に、上記構成の装置50の動作について
図8を参照して説明する。
【0059】図1に示すように、実装機2-1,2-2には
ピン15-1が、実装機2-3にはピン15-2がセットされ
ていると仮定する。
【0060】作業者は、搭載作業30を行うと共に、表
示作業70を行う。
【0061】この表示作業70は、各パレットの表示構
造部についてピン53の抜き差しをする作業であり、パ
レット11A-1,11A-nについては図4に示す表示状
態、パレット11A-2については図5に示す表示状態、
パレット11A-3については図6に示す表示状態とされ
る。
【0062】これにより、各パレットとこれが搬入され
る実装機2-1〜2-3との結びつきができたことになる。
【0063】また、登録動作31を行う。
【0064】この後、搬送ライン3が搬送動作71を行
ない、パレット11A-1は、実装機2-1に対向する位置
にまで搬送される。
【0065】ここで、読取り装置57-1が読取り動作7
2を行い、表示構造部51-1が表示している番号「1」
を光学的に読み取る。
【0066】次いで、コンピュータ5-1が判断動作73
を行う。
【0067】この判断動作73は、図9に示すように行
われる。
【0068】即ち、ステップ80で、上記の読み取った
番号がパレット11A-1が対向している実装機2-1の番
号と一致しているか否かを判断する。判断結果が「YE
S」の場合には、ステップ81を行い、搬入指令を出力
する。判断結果が「NO」の場合には、ステップ82を
行い、搬送指令を出力する。
【0069】上記の場合、ステップ80の判断結果は
「YES」となり、搬入指令信号が出力され、搬送ライ
ン3は搬入動作74を行う。
【0070】これによりパレット11A-1は、実装機2
-1内に搬入され、以後は、従来と同様に動作が行われ、
最終的には実装動作41が行われ、コネクタピン15-1
が実装され、図14(A)に示すプリント配線板組立1
6Aが製造される。
【0071】この後、搬送ライン3が搬出動作75を行
ない、パレット11A-1が実装機2 -1外に搬出される。
【0072】続いて、搬送ライン3が搬送動作76を行
ない、パレット11A-1は搬送される。
【0073】次にパレット11A-2が供給されたときの
動作について、図10を参照して説明する。
【0074】上記のパレット11A-1の場合と同様に、
搬送動作71が行われ、パレット11A-2では、実装機
-1に対向する位置に搬送される。
【0075】パレット11A-2が搬送ライン3上に位置
する状態で、読取り装置57-1が読取り動作72を行
い、表示部51-2が表示している番号「2」を光学的に
読み取る。
【0076】次いで、コンピュータ5-1が判断動作73
を行う。
【0077】この判断結果は「NO」となり、搬送指令
信号が出力され、搬送ライン3は搬送動作90を行う。
【0078】これにより、パレット11A-2は次の実装
機2-2に対向する位置に搬送される。
【0079】この状態で、読取り装置57-2が読取り動
作91を行い、表示部51-2が表示している番号「2」
を光学的に読み取る。次いで、コンピュータ5-2が前記
の判断動作73と同じ判断動作92を行う。この判断結
果は「YES」となり、搬入指令信号が出力され、搬送
ライン3は搬入動作93を行う。
【0080】これによりパレット11A-2は、実装機2
-2内に搬入され、以後は、従来と同様に動作が行われ、
最終的には実装動作41が行われ、ピン15-1が実装さ
れ、図14(B)に示すプリント配線板組立16Bが製
造される。
【0081】この後、搬送ライン3が搬出動作75を行
ない、パレット11A-2が実装機2 -2外に搬出される。
【0082】続いて、搬送ライン3が搬送動作76を行
ない、パレット11A-2は搬送される。
【0083】次にパレット11A-3が供給されたときの
動作について、図11を参照して説明する。
【0084】上記のパレット11A-1及び11A-2の場
合と同様に、搬送動作71が行われ、パレット11A-3
は、実装機2-1に対向する位置に搬送される。
【0085】パレット11A-3が搬送ライン3上に位置
する状態で、読取り装置57-1が読取り動作72を行
い、表示部51-3が表示している番号「3」を光学的に
読み取る。
【0086】次いで、コンピュータ5-1が判断動作73
を行う。
【0087】この判断結果は「NO」となり、搬送指令
信号が出力され、搬送ライン3は搬送動作90を行う。
【0088】これにより、パレット11A-3は次の実装
機2-2に対向する位置に搬送される。
【0089】この状態で、読取り装置57-2が読取り動
作91を行い、表示部51-2が表示している番号「2」
を光学的に読み取る。次いで、コンピュータ5-2が前記
の判断動作73と同じ判断動作92を行う。この判断結
果は再び「NO」となり、搬送指令信号が出力され、搬
送ライン3は搬送動作100を行う。
【0090】これにより、パレット11A-3は次の実装
機2-3に対向する位置に搬送される。
【0091】この状態で、読取り装置57-2が読取り動
作101を行い、表示部51-3が表示している番号
「3」を光学的に読み取る。次いで、コンピュータ5-3
が前記の判断動作73,92と同じ判断動作102を行
う。この判断結果は「YES」となり、搬入指令信号が
出力され、搬送ライン3は搬入動作103を行う。
【0092】これによりパレット11A-3は、実装機2
-3内に搬入され、以後は、従来と同様に動作が行われ、
最終的には実装動作41が行われ、ピン15-2が実装さ
れ、図14(C)に示すプリント配線板くはたて体16
Cが製造される。
【0093】この後、搬送ライン3が搬出動作75を行
ない、パレット11A-3が実装機2 -3外に搬出される。
【0094】続いて、搬送ライン3が搬送動作76を行
ない、パレット11A-3は搬送される。
【0095】上記の読取り動作72,91及び判断動作
73,92は、共にパレット11A -3が搬送ライン3上
に位置している状態で行われ、パレット11A-3の実装
機2 -1,2-2内への無用な搬入は行われない。
【0096】従って、本実施例の装置10によれば、プ
リント配線板12A,12B,12Cのいずれかが搭載
されたパレットを順不同で供給して誤実装がなく、しか
も無駄時間なく能率良くプリント配線板組立体16A,
16B,16Cを製造することが出来る。
【0097】
【発明の効果】以上説明した様に、請求項1の発明によ
れば、パレットが実装されるべき部品とは異なる部品が
セットされている部品実装機内に無用に搬入されてしま
うことを未然に防止することが出来、然して、上記無用
な搬入による誤実装の発生を防止することが出来る。
【0098】従って、実装される部品の如何に関係なく
プリント配線板を順不同で供給した場合にも、品質、生
産能率が低下しないようにすることが出来る。
【0099】このため、異種のプリント配線板組立を製
造する場合において、同じ部品が実装される予定のプリ
ント配線板をまとめて供給し、その間別の部品が実装さ
れる予定のプリント配線板は供給せずに仕掛り品として
貯めておくことを不要とし得る。
【0100】この結果、実装される部品の如何に関係な
く、プリント配線板を順不同で供給することが出来、こ
れによって、異種のプリント配線板組立の製造に柔軟に
対応することが出来、仕掛り品を無くして、納期の短縮
化を図ることが出来る。
【0101】請求項2の発明によれば、ピンを差したり
抜いたりするだけでよく、表示をする作業を容易に行う
ことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプリント配線板組立製造ラインの一実
施例を示す図である。
【図2】図1のパレット上の実装機特定表示構造部を示
す斜視図である。
【図3】図2中、III −III 線に沿う断面図である。
【図4】No.1の実装機を特定する表示状態を示す図であ
る。
【図5】No.2の実装機を特定する表示状態を示す図であ
る。
【図6】No.3の実装機を特定する表示状態を示す図であ
る。
【図7】表示読取り装置の構造及び読取り動作を説明す
る図である。
【図8】パレット11A-1を供給したときの図1の装置
の動作を説明する図である。
【図9】図8中の判断動作73を説明するフローチャー
トである。
【図10】パレット11A-2を供給したときの図1の装
置の動作を説明する図である。
【図11】パレット11A-3を供給したときの図1の装
置の動作を説明する図である。
【図12】従来のプリント配線板組立製造ラインの1例
を示す図である。
【図13】図12中のデータベース7のデータを示す図
である。
【図14】図12の装置によって製造されるプリント配
線板組立を示す図である。
【図15】図12の装置の動作を説明する図である。
【図16】図12のラインコントローラ6に登録された
データを示す図である。
【符号の説明】
1 従来のプリント配線板組立製造ライン 2-1〜2-3 No.1〜No.3の自動部品実装機 3 搬送ライン 4-1〜4-3 バーコードリーダ 5-1〜5-3 コンピュータ 6 ラインコントローラ 7 データベース 9 自動部品実装機制御手段 10 搬入・搬送制御手段 11A-1〜11A-n パレット 12A,12B,12C プリント配線板 13 搬送方向を示す矢印 14-1〜14-n パレット番号識別用バーコード 15-1,15-2 コネクタピン 16A,16B,16C プリント配線板組立体 50 本発明のプリント配線板組立製造ライン 51 実装機特定表示構造部 52 ピンホルダ 53 ピン 54 鋼球 55 圧縮コイルばね 56 平坦面 57-1〜57-3 表示読取り装置 58 発光素子 59 受光素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−97125(JP,A) 特開 平2−209000(JP,A) 特開 平2−74100(JP,A) 特開 平2−239013(JP,A) 特開 平2−265298(JP,A) 特開 昭64−30300(JP,A) 実開 平1−169100(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H05K 13/00 - 13/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送ライン(3)に沿って配設された複
    数の自動部品実装機(2-1〜2-3)と、パレット(11
    -1〜11A-n)のパレット番号識別用バーコード(1
    -1〜14n )を読み取るバーコードリーダ(4-1〜4
    -3)と、該バーコードリーダの出力に応じて上記自動部
    品実装機の動作を制御する自動部品実装機制御手段
    (9)とを有し、プリント配線板(12A〜12C)が
    搭載されたパレット(11A-1〜11A -n)が上記搬送
    ライン(3)に沿って搬送され、上記自動部品実装機
    (2-1〜2 -3)内に搬入され、該自動部品実装機が上記
    制御手段(9)により制御されて動作し、上記プリント
    配線板(12A〜12B)に部品(15-1〜15-2)を
    実装する構成のプリント配線板組立製造ラインにおい
    て、前記パレットを、搬入されるべき自動部品実装機を
    任意に特定するための表示構造部(51-1〜51-3)を
    備えた構成とし、且つ上記搬送ライン上に位置している
    上記パレットの上記表示構造部の表示を読み取る表示読
    取り装置(57-1〜57-3)を設け、更に、該表示読取
    り装置が読取った情報に基づいて、上記パレットを自動
    部品実装機へ搬入するか又は上記搬送ライン上を更に搬
    送させるかを制御する搬入・搬送制御手段(10)を設
    けてなる構成としたことを特徴とするプリント配線板組
    立製造ライン。
  2. 【請求項2】 請求項1の表示構造部(15-1〜1
    -3)は、ピン(53)を抜き差し可能とした構造であ
    り、差し込まれて立設されたピン(53)が表示を行う
    構成としたことを特徴とするプリント配線板組立製造ラ
    イン。
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