JP4368996B2 - 電子部品自動搭載システムおよび電子部品供給方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子部品自動搭載システムおよび電子部品供給方法に関し、特に、プリント配線基板上に面実装される電子部品の自動搭載システムおよび電子部品供給方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
プリント配線基板上への電子部品の自動組立てシステムでは、電子部品の搭載の際、例えば、CCDカメラ等の撮像装置で撮像した電子部品の画像情報から外形寸法やリード端子の曲がり形状を自動認識したり、各電子部品の電気的特性を測定することによって、搭載部品の良否、正誤判定を行っている。
例えば、特開平8−250897号公報に記載された「電気的特性検査機能付きマウンタ及びその制御方法」では、上述した画像認識処理によって良品判定された電子部品について、更に電気的特性チェックを施すことによって、外観類似の別品種電子部品が基板上に誤搭載されるのを防止することを目的としている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
然るに、上記従来技術は、画像認識と電気的特性チェックの両面から電子部品の供給ミスを防止しようとしているが、この方法では、搭載対象部品として、品種が別で外観と電気的特性の双方が類似した部品が含まれていた場合に問題となる。同様の電気的特性を有し、微々たる相違点を持つ電子部品を識別するためは、高性能の測定装置が必要となる。また、特性上の微々たる相違点を識別のためには、閾値設定や測定条件が複雑化し、パラメータ設定や測定データの管理のための負担が増加する可能性がある。
【0004】
本発明の目的は、作業員による目視チェックを生かし、プリント配線基板に搭載すべき電子部品を確実、且つ効率的に供給可能な電子部品の供給方法および電子部品自動搭載方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、プリント配線基板に複数種類の電子部品を確実、且つ効率的に組み立て可能な電子部品自動搭載システムを提供することにある。
本発明の他の目的は、特に種類の異なる面実装部品を複数個ずつプリント配線基板上に自動搭載するに適した電子部品自動搭載システム、電子部品の供給方法、および電子部品の自動搭載方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明では、部品自動搭載装置が扱う電子部品毎に、同一品種の部品が予め決められたトレー内に所定の供給角度で収納されているか否かを作業員に確認させた後、各トレーの所定の位置に収納部品識別情報を付与しておき、電子部品をトレー単位で自動搭載装置に供給した時、上記収納部品識別情報を読み取ることによって、供給部品がプリント配線基板毎に予め決められている自動搭載手順に合致した品種のものか否かを判定できるようにしたことを特徴としている。
【0006】
更に詳述すると、本発明によるプリント配線基板への自動搭載電子部品の供給方法は、
電子部品毎に、使用すべきトレーのタイプと該トレー内での部品供給角度とを予め部品情報として定義しておき、
部品自動搭載装置への部品供給に使用される各トレー毎に、電子部品の収容状態が上記部品情報定義に適合していることを作業員に確認させた後、各トレーの所定位置に収納部品識別情報を付与し、
電子部品の搭載対象として上記部品自動搭載装置に装着されるプリント配線基板毎に、搭載すべき電子部品の識別子と、搭載制御情報と、トレータイプとの関係を品種順に部品搭載情報テーブルとして定義し、
上記部品搭載情報テーブルに定義された品種順に、各プリント配線基板が必要とする電子部品の個数情報を作業員に提示し、
上記部品自動搭載装置が、上記個数情報に従って品種順に用意されたトレー群の中から順次に部品供給トレーを取り込み、プリント配線基板上への部品搭載動作に先立って、上記部品供給トレーに付与されている収納部品識別情報の読み取り結果と、上記部品搭載情報テーブルで次の搭載部品として定義されている電子部品の識別子とを照合し、収納電子部品が適正か否かを判定することを特徴とする。
【0007】
本発明によれば、上記部品自動搭載装置は、上記照合によって適正と判断された部品供給トレーから電子部品を順次に取り出し、上記部品搭載情報テーブルで定義された搭載制御情報に従ってプリント配線基板の所定位置に自動的に搭載し、上記部品供給トレーが空になった時、または上記部品搭載情報テーブルで定義された次搭載部品が別品種となった時、部品供給トレーを前記トレー群中の次のトレーに切替える。
【0008】
本発明の部品自動搭載システムは、部品情報管理装置と、上記部品情報管理装置にネットワークを介して接続された少なくとも1つの部品搭載ステーションとからなり、
上記部品情報管理装置が、電子部品毎に使用すべきトレーのタイプと該トレー内での部品供給角度とを予め定義した部品情報テーブルと、自動部品搭載装置への部品供給に使用される各トレー毎に、作業員に電子部品の収容状態を上記部品情報定義に適合させるための画面情報と各トレーの所定位置に付与すべき収納部品識別情報と与えるための手段とを備え、
上記部品搭載ステーションが、部品自動搭載装置と、プリント配線基板毎に、搭載すべき電子部品の識別子と搭載制御情報とトレータイプとの関係を品種順に定義した部品搭載情報テーブルと、上記部品搭載情報テーブルに定義された品種順に、各プリント配線基板が必要とする電子部品の個数情報を作業員に提示するための手段と、上記個数情報に従って品種順に用意されたトレー群の中から、上記搭載部品管理装置から供給された上記部品搭載情報テーブルに従って順次に部品供給トレーを取り出し、該トレーに付与されている収納部品識別情報の読み取り結果と上記部品搭載情報テーブルが示す次の搭載部品の識別子とを照合することによって、部品供給誤りの有無を判定するための手段とを備え、
上記部品自動搭載装置が、上記照合によって適正と判断された部品供給トレーから電子部品を取り出し、該電子部品を上記部品搭載情報テーブルで定義された搭載制御情報に従ってプリント配線基板の所定位置に自動的に搭載することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明による電子部品自動搭載システムの1実施例を示す全体構成図である。
電子部品自動搭載システムは、LAN等の通信ネットワーク10で接続された部品情報管理装置1と複数の部品搭載ステーションとからなり、各部品搭載ステーションは、搭載部品管理装置2(2A〜2N)と、搭載部品管理装置2に接続された部品搭載装置(例えば、面実装部品搭載装置)3(3A〜3N)とからなっている。
【0010】
部品情報管理装置1は、プロセッサ11と、表示装置12と、キーボードやマウス等の入力装置13と、上記プロセッサ11が実行するプログラムやデータ処理結果を格納するためのメモリ14と、部品トレーに付与すべき収納部品識別情報を、例えば、バーコード・ラベル形式で生成する収納部品情報出力装置15と、部品情報管理装置1を通信ネットワーク10に接続するための回線インタフェース16と、磁気ディスク装置17とからなる。
上記磁気ディスク装置8には、後述する部品情報ファイル170とトレー属性ファイル180とが形成されている。これらのファイルデータは、基本的には、表示装置12と入力装置13を利用する部品情報管理装置1のオペレータによって更新されるが、通信ネットワーク10に接続された他の端末装置5を操作して生成、更新することもできる。
【0011】
各部品搭載ステーションにおいて、搭載部品管理装置2は、プロセッサ21と、表示装置22と、キーボードやマウス等の入力装置23と、上記プロセッサ21が実行するプログラムやデータ処理結果を格納するためのメモリ24と、搭載部品管理装置2を通信ネットワーク10に接続するための回線インタフェース25と、搭載部品管理装置2と部品搭載装置3とを接続するためのインタフェース26と、磁気ディスク装置27と、バッファメモリ28と、これらの要素を接続するバス30とからなっている。
上記磁気ディスク装置27には、組み立て対象となるプリント配線基板の品種毎に、搭載すべき電子部品の種類や部品搭載位置等を定義した部品搭載情報ファイル190が形成される。本実施例では、上記部品搭載装置3に接続して、各部品供給トレーに添付された収納部品識別ラベルから部品番号を読み取るための読取装置、例えば、バーコードリーダ4(3A〜4N)が設置されている。
【0012】
本発明では、部品搭載装置3への電子部品の供給に、サイズや部品配列形態の異なる複数種類の部品供給トレーを使用する。
部品情報ファイル170は、例えば、図2に示すように、部品番号(品種)171と対応して、部品名称172と、部品の供給に使用されるトレーのタイプ173と、トレー内における部品の供給角度(載置角度)174とを定義した複数のエントリ170−1〜170−nからなっている。
【0013】
上記部品供給角度174は、例えば、図5に示すように、収納部品識別ラベルの貼付位置(マーク61)が右上となるようにトレー6を位置付けた時、各収納部品7(7−1、7−2、…)に付されたインデックスマーク71が部品の左下に位置する部品配列状態(A)にあるとき0度、インデックスマーク71が右下に位置する配列状態にあるとき90度、右上に位置する配列状態にあるとき180度、左上に位置する配列状態にあるとき270度と定義する。尚、本発明では、各トレー6内には、同一品種の複数の電子部品を同一供給角度で収容する。
【0014】
トレー属性ファイル180は、例えば、図3に示すように、部品供給に使用されるトレーの形式(トレータイプ)181と対応して、トレーの外形情報(トレーのX、Y方向の寸法)182と、トレー内での収容部品の荷姿情報(トレーのX、Y方向における部品の配置個数と配置間隔)183X、183Yとを定義した複数のエントリ180−1〜180−nからなっている。
【0015】
部品搭載情報ファイル190は、部品搭載対象となるプリント配線基板の識別番号毎に生成された複数の搭載情報テーブル190−i(i=1、2、…)からなる。搭載情報テーブル190−iは、例えば、図4に示すように、搭載部品の部品番号191と対応して、部品の回路記号192と、部品の搭載位置座標193と、部品の搭載角度194とを示す複数の部品情報エントリ1900−1、…1900−i、…からなっている。
尚、図4では、搭載情報テーブル190―i内で部品エントリが品種(部品番号)毎に群をなして配列されているように表示されているが、上記部品情報エントリの配列順序は任意であり、部品番号順にソートされていてもランダムであってもよい。同一品種の複数の部品エントリは、それぞれ異なった搭載位置情報193を含み、搭載位置によって異なった搭載角度194を含む。
【0016】
図6は、部品情報管理装置1で実行される収納部品識別ラベル生成ルーチンの処理手順を示す。
プリント配線基板に搭載される電子部品(面実装電子部品)は、図5で説明したように、各トレー内で同一種類の複数の部品が同一供給角度で収納された荷形で入荷される。本実施例では、部品搭載装置3による部品搭載作業に先立って(例えば、部品がトレー単位で入荷された時点で)、部品情報管理装置1によって、部品番号読取装置4が読み取り可能な収納部品識別ラベルを生成し、これを各トレー毎に予め指定された位置に貼付しておく。
【0017】
上記収納部品識別ラベルを生成するために、部品情報管理装置1のオペレータ(作業員)は、キーボード13から各トレーの収容部品を特定する部品番号を入力する(ステップ101)。収納部品識別ラベル生成ルーチンでは、部品情報ファイル170から上記部品番号に該当するエントリ170−iを検索し、該エントリで定義されたトレータイプ173に基づいてトレー属性ファイル180から該当するトレー属性情報エントリ180−jを検索する(ステップ102)。
【0018】
次に、検索済みの上記部品情報エントリ170−iが示す供給角度174に応じて、例えば、図7に示すように、部品70の姿勢と収納部品識別ラベルの貼付位置(マーク61)との関係を示すトレーイメージ60を表示画面に出力する(ステップ103)。この時、表示画面には、上記部品情報エントリ170−iで定義された部品番号171、部品名称172、供給角度173と共に、マーク61が収納部品識別ラベルの貼付位置であることを示す文言を表示する。この後、オペレータからの確認入力を待つ(ステップ104)。
【0019】
オペレータは、上記表示画面に従って、トレー内の部品収納状態をチェックし、もし、供給角度に間違いがあれば、部品番号を再確認し、必要に応じて部品の載置角度を修正する。部品情報管理装置1は、オペレータから確認の入力があれば、出力装置15によって収納部品識別ラベルを発行する(ステップ105)。上記収納部品識別ラベルとしては、例えば、通常の1次元のバーコード、あるいは、これよりも所要面積が小さくて済む2次元バーコードを採用できる。
オペレータは、出力装置15から発行された収納部品識別ラベルをトレー上のマーク位置61に貼付(ステップ106)した後、次のトレー作業のための入力操作(ステップ107)を行う。オペレータが終了を指示した場合は、このルーチンを終了し、新たな部品番号を入力した場合は、上記入力番号について同様の処理動作を繰り返す。
【0020】
尚、同一部品を収容した複数個のトレーについて収納部品識別ラベルの貼付作業を繰り返す場合は、例えば、ステップ101で予め発行回数を指定させ、ステップ105で指定枚数の収納部品識別ラベルを連続して発行するようにしてもよい。同一内容の収納部品識別ラベルを発行するためには、ステップ107でオペレータに再実行コマンドを入力させ、これに応答してステップ105を繰り返すようにしてもよい。
【0021】
本発明では、部品搭載装置3に上述した収納部品識別ラベル付きの部品トレーを装填して、プリント配線基板上への電子部品の搭載作業を行う。部品搭載装置3のオペレータは、上記部品トレーの装填に先だって、搭載部品管理装置2で、プリント配線基板毎に、図8に示す搭載部品管理ルーチンを実行する。
【0022】
オペレータは、入力装置23から、組み立て対象となるプリント配線基板の識別番号を指定する(ステップ201)。基板識別番号の指定は、予めプリント基板に印刷されている識別番号をキーボードから入力しても良いし、表示画面に表示された基板名称リストの中から選択するようにしてもよい。
搭載部品管理ルーチンでは、オペレータによって基板識別番号が入力されると、磁気ディスク27から上記基板識別番号と対応する搭載情報テーブル190―iを検索し(ステップ202)、部品情報管理装置1に対して、部品情報ファイル170とトレー属性ファイル180の転送を要求する(ステップ203)。
【0023】
次に、プリント基板への部品搭載が同一品種(同一部品番号)の部品で連続的に行われるようにするために、上記検索された搭載情報テーブル190―i内のエントリを部品番号順にソート(ステップ204)した後、各エントリ1900について、部品情報ファイル170から部品番号191と対応した供給角度174を読み取り、搭載角度194の値をトレー上の供給角度を基準とした相対角度に補正する(ステップ205)。また、上記搭載情報テーブル190―iの各エントリに、上記部品情報ファイル170の対応エントリで定義されたトレータイプ173を追加することによって(ステップ207)、例えば、図9に示すように、エントリ配列が部品番号順で、各エントリがトレータイプ195と、補正された搭載角度194をもつ補正された搭載情報テーブル190'―iを生成する。図9に示した例では、エントリ1900−iの搭載角度が補正された値となっている。
【0024】
次に、上記補正された搭載情報テーブル190’―iに基づいて、例えば、図10に示すように、部品の搭載順序231と、部品番号232と、プリント配線基板上に搭載すべき部品個数233とを含む準備部品リスト230を生成して、表示画面に表示し(ステップ207)、オペレータに部品準備を指示する。
オペレータは、上記準備部品リスト230に従って、搭載作業順に、指定個数分の部品を供給可能な枚数のトレーを準備し、これらのトレーを部品搭載装置3のトレーセッタに装填する。また、組み立て対象となるプリント配線基板を部品搭載装置3の作業基盤にセットする。
【0025】
部品搭載装置3の組み立て機構部(部品搭載ロボット部)は、トレーに収納された電子部品をピックアップし、部品の搭載角度を合わせながらZ軸方向の位置制御を行う部品ハンドリング装置と、上記部品ハンドリング装置と作業基盤とのX、Y軸方向の相対的な位置関係を制御するためのサーボ機構とを有し、上記サーボ機構によってプリント配線基板のX、Y座標を制御し、部品ハンドリング装置のZ軸方向の位置を制御することによって、各電子部品をプリント配線基板の目標位置に搭載する。微細な電子部品をプリント配線基板上の目標位置に正確に搭載するためには、画像処理を応用し、例えば、撮像装置で捕らえた目標位置近傍の入力画像から位置合わせのための特徴パターンを検出し、この検出結果をX、Y軸方向の位置制御にフィードバックすればよい。
【0026】
上記トレーセッタは、オペレータが装填したトレースタックの最下位(または最上位)に位置したトレーを部品番号読取装置4を通過させて、上記部品ハンドリング装置の所定位置まで搬送する。尚、上記トレーセッタで搬送中に、各トレーに貼付されている収納部品識別ラベル61が部品番号読取装置4の読取ヘッダ位置を通過するように、オペレータは、各トレーの方向を揃えた状態でトレースタックを準備する。
オペレータが入力装置23から搭載準備完了を示すコマンドを入力すると(ステップ208)、上記搭載情報テーブル190'―iとトレー属性情報ファイル180を含む搭載開始メッセージが、部品搭載装置3に送信され(ステップ209)、1つのプリント配線基板への部品搭載準備作業が完了する。
【0027】
図11は、搭載開始メッセージの受信に応答して部品搭載装置3が実行する制御ルーチンのフローチャートを示す。
部品搭載装置3の制御用プロセッサ(図示せず)は、搭載部品管理装置2から搭載開始メッセージを受信すると、初期化処理(ステップ301)として、上記メッセージに含まれる搭載情報テーブル190'―iとトレー属性情報ファイル180をメモリ内の所定のテーブル領域に記憶し、上記搭載情報テーブル190'―iのエントリ指定用パラメータKを初期値に設定した後、以下の手順で部品搭載作業を開始する。
【0028】
先ず、トレーセッタに指令して、トレースタックの最初のトレーを部品ハンドリング装置に位置付ける(ステップ302)。トレーセッタによる上記トレーの搬送過程で、部品番号読取装置4によって、収納部品識別ラベルから部品番号が読み取られる。
部品搭載装置3は、上記部品番号読取装置4から部品番号の読取結果を取得し(ステップ303)、部品番号が正しく読み取られたか否かを判定する(ステップ304)。部品番号の読取り失敗の主たる原因としては、トレーの装填方向ミスが考えられる。そこで、部品番号の読取りに失敗した場合は、オペレータにトレー方向を確認してトレーの再設定を求めるためのメッセージを表示し(ステップ305)、オペレータからの再起動指示入力を待つ(ステップ306)。再起動の入力があれば、ステップ302以降の動作を繰り返す。
【0029】
部品番号が正しく読み取られた場合は、読み取り結果(部品番号)と、搭載情報テーブル190'―iの第Kエントリが指定する次の搭載部品の部品番号とを照合する(ステップ307)。部品番号が不一致の場合は、搭載情報テーブル190'―iが指定する次の搭載部品名を表示して、オペレータにトレー部品名の確認を求めるためのメッセージを出力し(ステップ308)、オペレータからの再起動指示入力を待つ(ステップ309)。上記確認メッセージが表示された場合、オペレータは、トレー内の部品名を確認し、間違いがあれば正しい部品トレーを再セットした後、部品搭載装置3に再起動の入力操作を行う。再起動入力があれば、ステップ302以降の動作を繰り返す。
【0030】
照合ステップ307で、収納部品識別ラベルから読み取られた部品番号と次の搭載部品の部品番号とが一致した場合は、上記搭載情報テーブル190'―iの第Kエントリが指定する搭載位置情報193に従って、部品搭載ロボット部に部品搭載制御指令を出力する(ステップ310)。次に、パラメータKの値をインクリメントし、搭載情報テーブル190'-iのエントリ数と比較することによって、全部品の搭載が完了したか否かを判定する(ステップ311)。全ての部品搭載が完了していた場合は、このルーチンを終了する。
【0031】
搭載情報テーブル190'-iに未処理のエントリが残っていた場合は、第Kエントリが示す次の搭載部品の部品番号191と直前の部品番号とを比較し、同一品種の部品搭載が連続しているか否かを判定する(ステップ312)。部品番号が異なる場合は、部品供給トレーを次のトレーに交換するために、ステップ302を実行する。部品番号が一致した場合は、現在セットされているトレー内に搭載部品が残っているか否かを判定する(ステップ313)。部品の残り個数は、トレー交換の際に、トレー属性情報ファイル180から当該トレーに収容された部品個数を求めておき、部品搭載の都度、上記部品個数を減算しておくことによって把握できる。トレー内に残り部品がなければ、ステップ302を実行する。残り部品があった場合は、ステップ310を実行し、現在セット中のトレーから次の部品を供給する形で、部品搭載ロボット部に部品搭載制御指令を出力する。
【0032】
図12は、本発明による部品組み立てシステムの第2の実施例を示す。
本実施例では、部品番号読取装置4(4A〜4N)をインタフェース29を介して搭載部品管理装置2(2A〜2N)の内部バス30に接続し、上記読取装置4で読み取った各トレーの部品番号のチェックを搭載部品管理装置2で行うようにしたことを特徴とする。
【0033】
図13は、第2実施例において搭載部品管理装置2が実行する処理ルーチンの一部と、部品搭載装置3が実行する処理ルーチンを示す。
本実施例では、搭載部品管理装置2は、第1実施例と同様に、図8に示したステップ201〜208を実行する。次に、部品搭載情報テーブル190'−iとトレー属性ファイル180を部品搭載装置3に転送し、エントリ指定用パラメータKを初期化(ステップ209−1)した後、部品搭載装置3にトレーの設定指令を与える(ステップ209−2)。
【0034】
部品搭載装置3は、部品搭載情報テーブル190'−iとトレー属性ファイル180を受信すると、これらの情報をメモリに記憶し、エントリ指定用パラメータKを初期化(ステップ301)した後、搭載部品管理装置2からの次の指令を待つ(ステップ320)。搭載部品管理装置2からトレー設定指令を受けると、トレースタックからトレーを取り出し、部品ハンドリング装置に位置付け(ステップ302)、搭載部品管理装置2にトレー設定完了を通知する(ステップ321)。この状態で、搭載部品管理装置2からの部品チェック結果の通知を待つ(ステップ322)。
【0035】
上記トレー設定完了通知を受けた搭載部品管理装置2は、部品番号読取装置4から部品番号の読み取り結果を取得し(ステップ211)、部品番号が正しく読み取られたか否かを判定する(ステップ212)。部品番号の読取に失敗した場合は、図11のステップ305、306に相当するトレー方向の確認処理(ステップ213)を実行した後、ステップ209−2に戻って、トレー設定指令を再発行する。
【0036】
部品番号が正しく読み取られた場合は、読み取り結果を搭載情報テーブルの第Kエントリが指定する次の搭載部品の部品番号と照合し(ステップ214)、部品番号が不一致の場合は、図11のステップ308、309に相当するトレー部品名の確認処理(ステップ215)を実行した後、ステップ209−2に戻って、トレー設定指令を再発行する。
部品番号が一致した場合は、部品搭載装置3に部品チェックOKを通知(ステップ216)した後、部品搭載装置3からの部品搭載完了通知を待つ(ステップ217)。
【0037】
部品搭載装置3は、搭載部品管理装置2から部品チェックOK通知を受信すると、図11と同様、部品搭載ロボット部に部品搭載制御指令を出力し(ステップ310)、搭載部品管理装置2に部品搭載完了を通知する(ステップ323)。この後、図11と同様、パラメータKの値をインクリメントし、全部品の搭載完了判定(ステップ311)、次部品と前部品との同一性判定(ステップ312)、トレー内の残り部品判定(ステップ313)を実行する。これらの判定の結果、トレー交換の必要なければ、ステップ310に戻って次部品について搭載制御指令を出力し、上述した動作を繰り返す。もし、トレーを交換する必要があれば、ステップ302に戻って、次のトレーを部品ハンドリング装置に位置付け、搭載部品管理装置2からの部品チェックOK通知を待って、次部品について搭載制御指令を出力する。
【0038】
搭載部品管理装置2は、部品搭載装置3から部品搭載完了通知を受信すると、ステップ311と同様、パラメータKの値をインクリメントした後、全部品の搭載が完了したか否かを判定する(ステップ218)。もし、全部品の搭載が完了した場合は、このルーチンを終了し、そうでなければ、部品搭載装置3からの次の通知を待つ(ステップ219)。この状態で、部品搭載装置3から部品搭載完了通知を受信した場合は、ステップ218を繰り返し、トレーの設定完了通知を受信した場合は、ステップ211に戻って、部品番号読取装置4の読取結果をチェックする。
【0039】
以上の実施例では、部品情報管理装置1で収納部品識別ラベルを発行し、これを各部品トレーの所定の位置に貼付しておき、部品搭載装置3における部品搭載動作に先立って、各トレーの収納部品識別ラベルから部品番号を読み取ることによって、供給部品に誤りがないか否かを確認するようにしたが、上述した収納部品識別ラベルを発行する代りに、出力装置15によって、各トレーの所定位置に部品番号を直接印刷するようにしてもよい。
【0040】
実施例では、部品番号を一次元または二次元のバーコード表示としたが、部品番号読取装置4に通常のOCRを適用する場合、上記部品番号をオペレータが目視で確認可能な通常の英数字表示とすることもできる。また、上述したバーコードラベルの発行、またはトレー表面への印刷に代えて、トレーの一部に穿孔コード形式で部品識別番号を表示し、部品番号読取装置4が穿孔パターンを読み取って、部品番号を識別するようにしてもよい。
【0041】
【発明の効果】
上記の実施例から明かなように、本発明によれば、電子部品をトレーに収容して部品搭載装置に供給する場合に、搭載制御指令が対象としている搭載部品と実際の供給部品との照合を確実に行うことができるため、部品の供給誤り、搭載方向の誤りのない高品質の電子部品搭載が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電子部品自動搭載システムの1実施例を示す図。
【図2】部品情報管理装置1が備える部品情報ファイル170の構成を示す図。
【図3】部品情報管理装置1が備えるトレー属性ファイル180の構成を示す図。
【図4】搭載部品管理装置2が備える部品搭載情報テーブルの構成を示す図。
【図5】部品トレー6における収納部品識別ラベルの貼付位置61と部品供給角度を説明するための図。
【図6】部品情報管理装置1で実行される収納部品ラベル生成ルーチンの1実施例を示すフローチャート。
【図7】上記収納部品ラベル生成ルーチンで出力される表示画面の1例を示す図。
【図8】搭載部品管理装置2で実行される搭載部品管理ルーチンの1実施例を示すフローチャート。
【図9】搭載部品管理ルーチンによって生成される搭載情報テーブルの内容を示す図。
【図10】搭載部品管理ルーチンによって生成される準備部品リスト230の内容を示す図。
【図11】部品搭載装置3で実行される制御ルーチンの1実施例を示すフローチャート。
【図12】本発明による電子部品自動搭載システムの第2の実施例を示す図。
【図13】上記第2実施例において搭載部品管理装置2が実行する搭載部品管理ルーチンの一部と、部品搭載装置3が実行する制御ルーチンを示すフローチャート。
【符号の説明】
1…部品情報管理装置、2(2A〜2N)…搭載部品管理装置、
3(3A〜3N)…部品搭載装置、
4(4A〜4N)…部品番号読取装置、
5…端末装置、6…部品トレー、7…搭載部品、
10…通信ネットワーク、11、21…プロセッサ、
12、22…表示装置、23…入力装置、14、24…メモリ、15…収納部品情報出力装置、16、25…回線インタフェース、17、27…磁気ディスク、
26、29…インタフェース、
28…バッファメモリ、170…部品情報ファイル、
180…トレー属性ファイル、190 …部品搭載情報ファイル
Claims (4)
- プリント配線基板への自動搭載電子部品の供給方法において、
電子部品毎に、使用すべきトレーのタイプと該トレー内での部品供給角度とを予め部品定義情報として定義しておき、
部品自動搭載装置への部品供給に使用されるトレー毎に、電子部品の収容状態が上記部品情報定義に適合していることを作業員に確認させた後、各トレーの所定位置に収納部品識別情報を付与し、
電子部品の搭載対象として上記部品自動搭載装置に装着されるプリント配線基板毎に、搭載すべき電子部品の識別子と、上記部品定義情報が示す部品供給角度に応じて補正された部品搭載角度情報を含む搭載制御情報と、トレータイプとの関係を品種順に部品搭載情報テーブルとして定義し、
上記部品搭載情報テーブルに定義された品種順に、各プリント配線基板が必要とする電子部品の個数情報を作業員に提示し、
上記部品自動搭載装置が、上記部品搭載情報テーブルに従って品種順に用意されたトレー群の中から順次に部品供給トレーを取り込み、プリント配線基板上への部品搭載動作に先立って、上記部品供給トレーに付与されている収納部品識別情報の読み取り結果と、上記部品搭載情報テーブルで次の搭載部品として定義されている電子部品の識別子とを照合し、収納電子部品が適正か否かを判定することを特徴とする自動搭載電子部品の供給方法。 - 前記部品自動搭載装置が、前記照合によって適正と判断された部品供給トレーから電子部品を順次に取り出し、前記部品搭載情報テーブルで定義された搭載制御情報に従ってプリント配線基板の所定位置に自動的に搭載し、上記部品供給トレーが空になった時、または上記部品搭載情報テーブルで定義された次搭載部品が別品種となった時、部品供給トレーを前記トレー群中の次のトレーに切替えることを特徴とする請求項1に記載の自動搭載電子部品の供給方法を利用した電子部品自動搭載方法。
- 部品情報管理装置と、上記部品情報管理装置にネットワークを介して接続された少なくとも1つの部品搭載ステーションとからなり、
上記部品情報管理装置が、電子部品毎に使用すべきトレーのタイプと該トレー内での部品供給角度とを予め定義した部品情報テーブルと、自動部品搭載装置への部品供給に使用されるトレー毎に、作業員に電子部品の収容状態を上記部品情報定義に適合させるための画面情報と各トレーの所定位置に付与すべき収納部品識別情報と与えるための手段とを備え、
上記部品搭載ステーションが、
部品自動搭載装置と、
プリント配線基板毎に、搭載すべき電子部品の識別子と、上記部品情報テーブルが示す部品供給角度に応じて補正された部品搭載角度情報を含む搭載制御情報と、トレータイプとの関係を品種順に定義した部品搭載情報テーブルと、
上記部品搭載情報テーブルに定義された品種順に、各プリント配線基板が必要とする電子部品の個数情報を作業員に提示するための手段と、
上記品種順に用意されたトレー群の中から、上記搭載部品管理装置から供給された上記部品搭載情報テーブルに従って順次に部品供給トレーを取り出し、該トレーに付与されている収納部品識別情報の読み取り結果と上記部品搭載情報テーブルが示す搭載部品の識別子とを照合することによって、部品供給誤りの有無を判定するための手段とを備え、
上記部品自動搭載装置が、上記照合によって適正と判断された部品供給トレーから電子部品を取り出し、該電子部品を上記部品搭載情報テーブルで定義された搭載制御情報に従ってプリント配線基板の所定位置に自動的に搭載することを特徴とする部品自動搭載システム。 - 電子部品毎に使用すべきトレーのタイプと各トレー上での部品供給角度とを予め定義した部品情報テーブルを備え、自動部品搭載装置への部品供給に使用されるトレー毎に、電子部品の収容状態を上記部品情報定義に適合させるための画面情報と、各トレーの所定位置に付与すべき収納部品識別情報とを出力するための部品情報管理装置と、
部品搭載対象として上記部品自動搭載装置に装着されるプリント配線基板毎に、搭載すべき電子部品の識別子と、上記部品情報テーブルが示す部品供給角度に応じて補正された部品搭載角度情報を含む搭載制御情報と、トレータイプとの関係を品種順に定義した部品搭載情報テーブルを生成し、上記部品搭載情報テーブルに定義された品種順に、各プリント配線基板が必要とする電子部品の個数情報を作業員に提示するための搭載部品管理装置と、
上記品種順に用意されたトレー群の中から、上記搭載部品管理装置から供給された上記部品搭載情報テーブルに従って順次に部品供給トレーを取り出し、該トレーに付与されている収納部品識別情報の読み取り結果と上記部品搭載情報テーブルが示す次の搭載部品の識別子とを照合することによって、電子部品の供給誤りの有無を判定し、適正と判断された部品供給トレーから上記部品搭載情報テーブルに従って電子部品を順次に取り出し、該電子部品を上記搭載制御情報に従って上記プリント配線基板の所定位置に搭載する自動部品搭載装置とからなることを特徴とする部品自動搭載システム。
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