JP2843295B2 - 運搬用台車 - Google Patents

運搬用台車

Info

Publication number
JP2843295B2
JP2843295B2 JP8140262A JP14026296A JP2843295B2 JP 2843295 B2 JP2843295 B2 JP 2843295B2 JP 8140262 A JP8140262 A JP 8140262A JP 14026296 A JP14026296 A JP 14026296A JP 2843295 B2 JP2843295 B2 JP 2843295B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connecting rod
transport
horizontal bar
base
handle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP8140262A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09315315A (ja
Inventor
哲也 村上
成伸 田辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Gifu Plastic Industry Co Ltd
Original Assignee
Gifu Plastic Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Gifu Plastic Industry Co Ltd filed Critical Gifu Plastic Industry Co Ltd
Priority to JP8140262A priority Critical patent/JP2843295B2/ja
Publication of JPH09315315A publication Critical patent/JPH09315315A/ja
Priority to JP22565298A priority patent/JP3806251B2/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2843295B2 publication Critical patent/JP2843295B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Handcart (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンテナのよう
荷物を上に載せて運搬するのに用いる運搬用台車に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の運搬用台車としては実開
平6−16140号公報や特開平7−285443号公
報に開示されるものがある。この運搬用台車は矩形状の
台盤の下面側の4隅部に走行用のキャスターを装着して
形成されており、台盤の上にコンテナのような荷物を載
せ、キャスターを転動させることにより運搬できるよう
になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な運搬用台車はトラックの荷台を載せて輸送したりされ
るが、複数の運搬用台車をトラックの荷台に並べて配置
したとき、隣合う運搬用台車同士を位置決めすることが
できず、運搬用台車が横ずれするという問題がある。
【0004】
【0005】本発明は叙述の点に鑑みてなされたもので
あって、複数の運搬用台車を並べたとき隣合う運搬用台
車を位置決めして横ずれを防止することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明の運搬用台車Aは、矩形状の台盤1の下面側の4
隅部に走行用のキャスター5を装着し、台盤1の一端に
位置決め凹部6を凹設すると共に台盤1の他端に上記位
置決め凹部6に嵌合し得る位置決め突部7となるハンド
ル支持部11を突設し、ハンドル支持部11に上端を開
口せる差し込み孔12を設け、台盤1を移動させるとき
手で持つハンドル13の下端部を差し込み孔12に挿脱
自在に差し込み支持し得るようにし、台盤1の一端に上
下に貫通するように設けた挿通孔2に略逆L字状の連結
棒3の縦棒部3aを回転自在に挿通し、略逆L字状の連
結棒3の横棒部3bの先端から下方に突設した連結係止
部4を挿入し得る連結孔8を台盤1の他端に設け、連結
棒3の横棒部3bを台盤1の一端の縁部と略平行になる
ように向けた連結棒3の収納位置で連結棒3の横棒部3
bの先端部分を収納し得る連結棒収納凹部10を台盤1
の一端側に開口するように設け、連結棒収納凹部10に
連結棒3の横棒部3bの先端部を収納した状態で横棒部
3bを上下から弾性的に挟持し得るようにして成ること
を特徴とする。複数の運搬用台車Aを隣合う運搬用台車
Aの台盤1の端縁同士が当たるように並べたとき、隣合
う運搬用台車Aの間で位置決め凹部6と位置決め突部7
としてのハンドル支持部11とが嵌合し、運搬用台車A
が横ずれするのを防止できる。また運搬用台車Aを複数
並べたとき運搬用台車Aが横ずれしないように位置決め
する位置決め突部7と、運搬用台車Aを移動させるとき
に手で持つハンドル13を支持するハンドル支持部11
を同じ部分で兼用することができる。またハンドル13
の下端部の差し込み部をハンドル支持部11の差し込み
孔12に差し込むだけでハンドル13を台盤1の端部
簡単にセットでき、ハンドル13を手で持って運搬用台
車Aを容易に移動することができる。さらに連結棒3を
回転して連結棒3の横棒部3bの先端部を連結棒収納凹
部10に収納したとき、横棒部3bの先端部が弾性的に
挟持されて保持され、連結棒3が不用意に突出して邪魔
になることがない。また連結棒3を回転操作するだけで
連結棒3を収納位置に保持したり、収納位置から使用位
置に突出させたりできる。
【0007】
【0008】
【0009】
【0010】
【発明の実施の形態】運搬用台車Aは図1乃至図4に示
すように形成されるもので、合成樹脂にて図5乃至図1
1に示すように形成せる台盤1の下面側の4隅部にキャ
スター5を装着してある。なお、以下の説明では便宜上
台盤1の長手方向の一端側を前とし、他端側を後として
説明する。台盤1の前側の両側に装着されるキャスター
5は自在キャスター5aとしてあり、台盤1の後側の両
側に装着されるキャスター5は固定キャスター5bとし
てある。自在キャスター5aでは車輪受け15に車輪1
6を回転自在に装着してあり、車輪受け15を台座17
に周方向に回転自在に装着してある。そして自在キャス
ター5aの台座17をボルト18とナット19で台盤1
に固定してある。固定キャスター5bでは車輪受け20
に車輪16を回転自在に装着してあり、車輪受け15を
ボルト18とナット19で台盤1に固定してある。
【0011】台盤1は中央に矩形状の開口部21を上下
に貫通するように設けてあり、台盤1の上面の前側及び
両側の端縁には荷崩れ防止用の突縁部22を上方に突出
するように設けてある。この突縁部22は台盤1の上面
の前側の中央部及び後側には設けてない。台盤1の上面
には台盤1の長手方向に長く且つ断面が円弧状の上面リ
ブ23を多数列設してある。台盤1の上面側の4隅部分
には上記キャスター5の上と対応する位置で段積み用凹
部24を凹設してあり、運搬用台車Aを上下に段積みし
たとき上に位置する運搬用台車Aのキャスター5が下に
位置する運搬用台車の段積み用凹部24に嵌まり込むよ
うになっている。4つの段積み用凹部24のうち、前側
の両側に位置する前側段積み用凹部24aは自在キャス
ター5aの嵌まり込む凹部となっており、後側の両側に
位置する後側段積み用凹部24bは固定キャスター5b
の嵌まり込む凹部となっている。段積み用凹部24の底
面から台盤1の下面側まで図13に示すように上記ボル
ト18を挿通する透孔25を穿孔してあり、透孔25の
上端には上記ナット19が収まる凹段部26を設けてあ
る。また台盤1の両側で前後方向の中央には夫々持ち手
用開口27を上下に貫通するように設けてあり、台盤1
の前側と後側で幅方向の中央には持ち手用開口28を上
下に貫通するように設けてある。
【0012】台盤1の前端の幅方向の中央部には台盤1
の上面の高さより低い段部30を設けてあり、段部30
の中央で段部30から台盤1の下方に貫通する挿通孔2
を穿孔してある。連結棒3は縦棒部3aと横棒部3bと
で略逆L字状に形成されており、横棒部3bの先端から
縦棒部3aと略平行になるように連結係止部4を突設し
てある。連結棒3の縦棒部3aは挿通孔2に回転自在に
挿通してあり、縦棒部3aの下端にナットやワッシャー
等のストッパー31を装着してあって、縦棒部3aが挿
通孔2から抜けないようにしてある。挿通孔2内には図
14に示すように周方向の一部に凹部を設けることで遊
動用凹所9を設けてある。この遊動用凹所9は挿通孔2
内の上部で周方向の一部(後側)に設けた上遊動用凹所
9aと挿通孔2内の下部で周方向の一部(前側)に設け
た下遊動用凹所9bとで構成されており、上遊動用凹所
9aと下遊動用凹所9bとを相反する方向に設けてあ
る。これにより連結棒3の縦棒部3aが前後方向に揺動
することができ、横棒部3bを前方に向けて突出させた
とき横棒部3bが上下に揺動できるようになっている。
台盤1の前端には段部30の両側の位置で夫々連結棒収
納凹部10を設けてあり、連結棒3の横棒部3bが台盤
1の前端縁と平行になる向きに向けた状態で横棒部3b
の先端部が連結棒収納凹部10に収納されるようになっ
ている。連結棒収納凹部10は挿通孔2を中心に左右対
称に設けてあり、連結棒3を左右のいずれの方向に回動
しても横棒部3bの先端部を連結棒収納凹部10に収納
できるようになっている。連結棒収納凹部10は前方が
開口しており、連結棒収納凹部10の上壁10aの下面
側に下方に突出するリブ10bが設けてあり、リブ10
bの下面側に半円状の嵌合凹部10cを設けてあり、連
結棒3の横棒部3bの先端部を連結棒収納凹部10に収
納した状態で横棒部3bの上部が嵌合凹部10cに嵌合
するようになっている。また段部30の両側には傾斜リ
ブ32を設けてあり、上記横棒部3bを嵌合凹部10c
に嵌合した状態で横棒部3bは傾斜リブ32に載り、嵌
合凹部10cと傾斜リブ32との間に横棒部3bが弾性
的に挟持されるようになっている。また台盤1の後端の
幅方向の中央には台盤1の上面より高さが低い段部33
を設けてあり、段部33の中央から台盤1の下面側まで
貫通する連結孔8を穿孔してある。そして上記連結棒3
の横棒部3bの先端の連結係止部4を連結孔8に挿入係
止できるようになっている。
【0013】台盤1の前端の連結棒収納凹部10の下方
の位置には位置決め凹部6を設けてある。この位置決め
凹部6は前方及び下方が開口している。台盤1の後端に
は後方に向けて突出するように一対のハンドル支持部1
1を突設してあり、ハンドル支持部11には上方を開口
せる差し込み孔12を設けてある。このハンドル支持部
11は位置決め突部7の機能も兼ねており、位置決め突
部7が上記位置決め凹部6に嵌合し得るようになってい
る。上記差し込み孔12は下方に底部を有する有底形状
であるが、底部に開口孔34を有している。差し込み孔
12の内面にはリブ35を突設してある。差し込み孔1
2にはハンドル13の両側下端の差し込み部を挿入でき
るようになっており、差し込み部を差し込み孔12に挿
入することによりハンドル13を垂直に立設できるよう
になっている。また台盤1の4隅の外面にはゴムのよう
なコーナー保護緩衝材36を装着してある。
【0014】次に上記のように構成せる運搬用台車Aの
使用方法について説明する。部品製造業者や食品加工業
者等の製造業者では図15に示すように台盤1の上にコ
ンテナ等の荷物を積載した運搬用台車Aをトラック37
の荷台38の上に載せ、多数の運搬用台車Aを荷台38
の上に規則正しく並べるように積載する。運搬用台車A
を図15の矢印aの方向に手で押して荷台38に積載す
るとき固定キャスター5bがある方を運転席39側とし
て移動させて行う。この場合、運転席39側に向けて運
搬用台車Aを手押して積載するために固定キャスター5
bが運搬席39側を向いて自在キャスター5bが逆に向
いている方が作業がしやすい。上記のように荷物と一緒
に運搬用台車Aを載せた状態でトラックに37にて集配
センター、倉庫保管センター等の流通センターに配送さ
れる。流通センターに配送されると図16に示すように
荷物と一緒に運搬用台車Aが荷台38から降ろされる。
このとき図16の矢印bのように運搬席39と反対方向
に引っ張って降ろされる。運搬用台車Aを引っ張って降
ろすとき、自在キャスター5bの方が手前側に位置する
ので引っ張って降ろす作業がしやすい。運搬用台車Aを
荷台38から降ろした状態で、連結棒3の横棒部3bが
突出するように回動させられ、連結係止部4が隣合う運
搬用台車Aの連結孔8に挿入係止されて複数の運搬用台
車Aが連結される。この場合、運搬用台車Aを引っ張っ
て降ろす方向に連結棒3があるためにそのままスムーズ
に連結することができる。トラック37から降ろして連
結した複数の運搬用台車Aは図17の矢印の方向に引っ
張って出荷場に移動される。出荷場に移動された運搬用
台車Aはスーパーマーケットや小売店舗等の販売店には
配送するために図18に示すように別のトラック37の
荷台38に載せられる。このとき連結棒3による連結が
外されると共に連結棒3を回動して連結棒3が連結棒収
納凹部10に収納され、運搬用台車Aの向きを図18の
矢印cのように反転し、固定キャスター5b側を運転席
39側に向けて矢印dのように運搬用台車Aが積載され
る。そしてトラック37にて個別の店舗に配送し、各店
舗で必要な荷物が載った運搬用台車Aが降ろされる。店
舗で運搬用台車Aが降ろされると、運搬用台車Aには図
19に示すようにハンドル13がセットされる。ハンド
ル13は両側の下端の差し込み部をハンドル支持部11
の差し込み孔12に差し込むことでセットされる。そし
て店舗ではハンドル13を手で持って手押し車のように
操作して運搬される。このとき図19(b)の矢印eに
示す進行方向側に自在キャスター5aが位置するように
押されるために段差等があっても容易に走行させて移動
できる。荷物を降ろした運搬用台車Aはハンドル13を
外し、後述するように段積みして回収される。
【0015】次に上記のように構成せる運搬用台車Aを
取り扱うときの特徴についてさらに説明する。運搬用台
車Aの上にコンテナような荷物を載せるが、台盤1の前
部及び両側に突縁部22を設けてあるために荷物が落下
しないように載せることができる。また台盤1の後側に
は突縁部22がないために図20の矢印f方向に荷物4
0を載せたり降ろしたりできる。またこのとき台盤1の
上面に断面円弧状で長手方向に長い上面リブ23がある
ために荷物も矢印f方向に滑らせて容易に行うことがで
きる。
【0016】またトラック37の荷台38の上に運搬用
台車Aを積載したとき、図21(a)に示すように隣合
う運搬用台車Aの台盤1の端縁同士が当たるように並べ
るが、前後方向に隣り合う運搬用台車Aの間では一方の
運搬用台車Aのハンドル支持部11を兼ねる位置決め突
部7が他方の運搬用台車Aの位置決め凹部6に図21
(b)のように嵌合する。このため前後方向に隣合う運
搬用台車Aは輸送中に横ずれするのを防止できる。
【0017】また荷物を降ろして空になった運搬用台車
Aは再び回収されるが、回収するとき複数の運搬用台車
Aを図22(a)(b)に示すように上下に段積みして
回収される。複数の運搬用台車Aを上下に段積みしたと
き、上に位置する運搬用台車Aのキャスター5が下に位
置する運搬用台車Aの段積み用凹部24に納まるように
段積みされる。このとき、キャスター5が段積み用凹部
24に納まることにより、上に重ねたキャスター5が転
動して上に重ねた運搬用台車Aが落ちることがなく、複
数の運搬用台車Aを上下に安定よく段積みできる。
【0018】また複数の運搬用台車Aを連結棒3で連結
して図23の矢印g方向に移動するとき、コーナーを曲
がる際などに隣合う運搬用台車Aの台盤1の角部同士が
衝突するおそれがあるが、角部同士が衝突しても台盤1
の角部の外面にコーナー保護緩衝材36を装着してある
ためにコーナー保護緩衝材36で衝撃が緩衝され、衝撃
を吸収できると共に騒音防止もできる。
【0019】また複数の運搬用台車Aを連結するときに
は連結棒3の横棒部3bの先端の連結係止部4を連結孔
8に挿入し、複数の運搬用台車Aの連結を外すときに連
結棒3の横棒部3bの先端の連結係止部4を連結孔8か
ら抜くが、この操作が従来のように連結棒3全体を上下
させるような操作をしなくてもできる。つまり、挿通孔
2に上遊動用凹所9aと下遊動用凹所9bよりなる遊動
用凹所9があるために、連結棒3の縦棒部3aを前後に
揺動させることができ、横棒部3bが台盤1の前面に対
して垂直に突出した状態では横棒部3bを上下に揺動さ
せることができる。これにより、図24(a)(b)の
ように横棒部3bを上下させるだけで連結係止部4を連
結孔8に挿入したり、連結孔8から抜いたりでき、連結
棒3による連結の係脱の操作が容易にできる。
【0020】また運搬用台車Aを連結しないときには連
結棒3を収納するが、連結棒3を図25の矢印hやiに
示す方向に自在に回動することができ、左右の両側に連
結棒収納凹部10を設けてあるために連結棒3を左右の
どちらの連結棒収納凹部10の側にも収納することがで
きる。また連結棒3を回動して連結棒3の横棒部3bの
先端を連結棒収納凹部10に収納したとき、リブ10b
の嵌合凹部10cに横棒部3bが嵌合すると共に横棒部
3bが傾斜リブ32に圧接され、横棒部3bが嵌合凹部
10cと傾斜リブ32との間に弾性的に挟持される。こ
れにより、連結棒3を回動するだけで連結棒3が収納保
持され、収納した連結棒3が不用意に突出することがな
い。
【0021】またハンドル13を支持するハンドル支持
部11の差し込み孔12は有底であるが、底部に開口孔
34を穿孔してあるため、屋外に放置したりしたとき、
差し込み孔12に雨水等が浸入しても雨水がスムーズに
排水される。また差し込み孔12の内面にリブ35を設
けてあるためにハンドル13の両側の下端部の差し込み
部を差し込み孔12に差し込んだとき差し込み部が弾性
的に支持され、ハンドル13が外れないようにセットさ
れる。
【0022】また運搬用台車Aの台盤1には一対の持ち
手用開口27と一対の持ち手用開口28が設けてあり、
持ち手用開口27,28は4箇所にあるために運搬用台
車Aはどの方向からでも持つことができる。また持ち手
用開口27は運搬用台車Aを持ち運びするときに主に用
いられ、持ち手用開口28は運搬用台車Aを段積みした
り、運搬用台車Aをトラック37の荷台38から引き降
ろしたりするのに用いられる。
【0023】また運搬用台車Aの台盤1の外周面は、図
26に示すように印刷面41となるが、外周面の上下に
突条42を全周に亙るように設けてあるために印刷面4
1が接触して傷付くおそれがない。また運搬用台車Aの
台盤1の上面の上面リブ23は断面円弧状で台盤1の長
手方向に平行に設けてあるために上面リブ23を設けて
あっても運搬用台車Aを洗浄するときの洗浄性がよい。
【0024】
【発明の効果】本発明の請求項1の運搬用台車は、矩形
状の台盤の下面側の4隅部に走行用のキャスターを装着
し、台盤の一端に位置決め凹部を凹設すると共に台盤の
他端に上記位置決め凹部に嵌合し得る位置決め突部とな
るハンドル支持部を突設しているので、複数の運搬用台
車を隣合う運搬用台車の台盤の端縁同士が当たるように
並べたとき、隣合う運搬用台車の間で位置決め凹部と位
置決め突部としてのハンドル支持部とが嵌合し、運搬用
台車が横ずれするのを防止できるものであり、しかも運
搬用台車を複数並べたとき運搬用台車が横ずれしないよ
うに位置決めする位置決め突部と、運搬用台車を移動さ
せるときに手で持つハンドルを支持するハンドル支持部
を同じ部分で兼用することができるものであり、さらに
ハンドル支持部に上端を開口せる差し込み孔を設け、ハ
ンドルの下端部を差し込み孔に挿脱自在に差し込み支持
し得るようにしているので、ハンドルの下端部の差し込
み部をハンドル支持部の差し込み孔に差し込むだけでハ
ンドルを台盤の端部簡単にセットできてハンドルを手
で持って運搬用台車を容易に移動することができるもの
であり、さらに台盤の一端に上下に貫通するように設け
た挿通孔に略逆L字状の連結棒の縦棒部を回転自在に挿
通し、連結棒の横棒部を台盤の一端の縁部と略平行にな
るように向けた連結棒の収納位置で連結棒の横棒部の先
端部分を収納し得る連結棒収納凹部を台盤の一端側に開
口するように設け、連結棒収納凹部に連結棒の横棒部の
先端部を収納した状態で横棒部を上下から弾性的に挟持
し得るようにしているので、連結棒を回転して連結棒の
横棒部の先端部を連結棒収納凹部に収納したとき、横棒
部の先端部が弾性的に挟持されて保持され、連結棒が不
用意に突出して邪魔になることがないものであり、しか
も連結棒を回転操作するだけで連結棒を収納位置に保持
したり、収納位置から使用位置に突出させたりできるも
のである。
【0025】
【0026】
【0027】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の運搬用台車の平面
図である。
【図2】同上の運搬用台車の正面図である。
【図3】同上の運搬用台車の左側面図である。
【図4】同上の運搬用台車の連結棒を収納した状態の右
側面図である。
【図5】同上の台盤の平面図である。
【図6】同上の台盤の底面図である。
【図7】同上の台盤の右側面図である。
【図8】図5のB−B′線断面図である。
【図9】図5のC−C′線断面図である。
【図10】図5のD−D′線断面図である。
【図11】図5のE−E′線断面図である。
【図12】図5のF−F′線断面図である。
【図13】図5のG−G′線断面図である。
【図14】(a)は図5のH−H′線断面図、(b)は
図5のJ−J′線断面図である。
【図15】製造業者で運搬用台車をトラックの荷台に積
み込む状態を説明する平面図である。
【図16】流通センターで運搬用台車をトラックの荷台
から降ろす状態を説明する平面図である。
【図17】流通センターで複数の運搬用台車を連結して
移動する状態を説明する平面図である。
【図18】流通センターで運搬用台車をトラックの荷台
に積み込む状態を説明する平面図である。
【図19】運搬用台車にハンドルをセットした状態で、
(a)は側面図、(b)は正面図である。
【図20】運搬用台車に荷物を載せたり運搬用台車から
荷物を降ろしたりする状態を説明する説明図である。
【図21】(a)は複数の運搬用台車を並べた状態の平
面図、(b)は隣合う運搬用台車の位置決め凹部と位置
決め突部とを嵌合した状態を示す断面図である。
【図22】(a)は運搬用台車を上下に段積みした状態
の正面図、(b)は運搬用台車を段積みした状態の断面
図である。
【図23】運搬用台車を連結して移動する状態を説明す
る平面図である。
【図24】(a)(b)は連結棒の操作を説明する断面
図である。
【図25】(a)は連結棒の収納を説明する平面図、
(b)は連結棒を収納した状態を説明する断面図であ
る。
【図26】運搬用台車の台盤の印刷面を示す正面図であ
る。
【符号の説明】
A 運搬用台車 1 台盤 2 挿通孔 3 連結棒 3a 縦棒部 3b 横棒部 4 連結係止部 5 キャスター 6 位置決め凹部 7 位置決め突部 8 連結孔 9 遊動用凹所 10 連結棒収納凹部 11 ハンドル支持部 12 差し込み孔 13 ハンドル
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B62B 3/16 B62B 5/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 矩形状の台盤の下面側の4隅部に走行用
    のキャスターを装着し、台盤の一端に位置決め凹部を凹
    設すると共に台盤の他端に上記位置決め凹部に嵌合し得
    る位置決め突部となるハンドル支持部を突設し、ハンド
    ル支持部に上端を開口せる差し込み孔を設け、台盤を移
    動させるとき手で持つハンドルの下端部を差し込み孔に
    挿脱自在に差し込み支持し得るようにし、台盤の一端に
    上下に貫通するように設けた挿通孔に略逆L字状の連結
    棒の縦棒部を回転自在に挿通し、略逆L字状の連結棒の
    横棒部の先端から下方に突設した連結係止部を挿入し得
    る連結孔を台盤の他端に設け、連結棒の横棒部を台盤の
    一端の縁部と略平行になるように向けた連結棒の収納位
    置で連結棒の横棒部の先端部分を収納し得る連結棒収納
    凹部を台盤の一端側に開口するように設け、連結棒収納
    凹部に連結棒の横棒部の先端部を収納した状態で横棒部
    を上下から弾性的に挟持し得るようにして成ることを特
    徴とする運搬用台車。
JP8140262A 1996-06-03 1996-06-03 運搬用台車 Expired - Fee Related JP2843295B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8140262A JP2843295B2 (ja) 1996-06-03 1996-06-03 運搬用台車
JP22565298A JP3806251B2 (ja) 1996-06-03 1998-08-10 運搬用台車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8140262A JP2843295B2 (ja) 1996-06-03 1996-06-03 運搬用台車

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22565298A Division JP3806251B2 (ja) 1996-06-03 1998-08-10 運搬用台車

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09315315A JPH09315315A (ja) 1997-12-09
JP2843295B2 true JP2843295B2 (ja) 1999-01-06

Family

ID=15264696

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8140262A Expired - Fee Related JP2843295B2 (ja) 1996-06-03 1996-06-03 運搬用台車

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2843295B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100391354B1 (ko) * 2000-09-26 2003-07-16 김호경 운반물의 운반장치
JP5204545B2 (ja) * 2008-05-09 2013-06-05 三甲株式会社 台車
JP6786109B2 (ja) * 2017-04-19 2020-11-18 三甲株式会社 台車
JP7086388B2 (ja) * 2018-07-03 2022-06-20 三甲株式会社 台車
JP7144049B2 (ja) * 2018-11-22 2022-09-29 三甲株式会社 台車

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09315315A (ja) 1997-12-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2163301C (en) Collapsible utility cart apparatus
US6866463B2 (en) E-frame and dolly system for stocking production lines
US7392992B2 (en) Container apparatus and related systems and methods
US3423101A (en) Freight container
JP2843295B2 (ja) 運搬用台車
JP3806251B2 (ja) 運搬用台車
JP2631625B2 (ja) 枠付き牽引台車
JPH09207785A (ja) ストックカート
JP2001247041A (ja) 台 車
JP2627052B2 (ja) 台 車
JPH1178898A (ja) 保管運搬用具
WO2000034102A1 (en) Shopping cart
US9527425B2 (en) Gravity biased load constraining devices and vehicles incorporating the same
JP3375662B2 (ja) トレーラによる空パレットの取扱方法及びこのトレーラの構造
JPH07285442A (ja) かご車
JP2606300Y2 (ja) 運搬台車
JP2540849Y2 (ja) コンテナ運搬台車
JP3026899U (ja) 折り畳み式二段層の工具運搬車
JP3048039U (ja) 運搬用台車
JP3005227U (ja) 手押し式運搬台車
JP3048038U (ja) 運搬用台車
JPH1143209A (ja) 格納棚
JP2604544Y2 (ja) 運搬台車
JP3005745U (ja) 折り畳み式一輪車
JPH08133090A (ja) 容器運搬用台車

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19981006

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees