JP2843090B2 - パネルシャツター - Google Patents

パネルシャツター

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JP2843090B2
JP2843090B2 JP3747090A JP3747090A JP2843090B2 JP 2843090 B2 JP2843090 B2 JP 2843090B2 JP 3747090 A JP3747090 A JP 3747090A JP 3747090 A JP3747090 A JP 3747090A JP 2843090 B2 JP2843090 B2 JP 2843090B2
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毅彦 山本
法男 橋爪
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TOYO SHATSUTAA KK
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、建築物の開口部、あるいは、ショーウィン
ド等に設けられるパネルシヤッターに関するものであ
る。
(従来の技術) 従来、建物の入口等に設けられるシヤッターの主体を
なす板状体は、スラットと呼ばれる薄い鋼板や軽合金板
が用いられた。最近、スラットに代えてパネルを用いた
シヤッターが登場している。このようなパネルシヤッタ
ーは、パネルの材料として、金属材料に限らず、合成樹
脂,ガラス等、種々の材料を用いることができ、また、
パネル面を利用して絵画や宣伝広告面としたり、あるい
は、パネル体に照明手段を備えるようにするなど、多彩
な利用が考えられている。
しかしながら、パネルシヤッターの収納は、従来のス
ラットを用いたもののように、巻取式にすることはでき
ない。
第6図は、従来のパネルシヤッターの収納の方法を説
明するための概略図である。複数のパネル体1B,1C,・・
・1M,1Nは、連結チェーン4に取り付けられている。シ
ヤッターを開放するには、駆動スプロケット5により連
結チェーン4を引き上げ、パネル体に取り付けられたロ
ーラー3を順次に収納部案内レール10に乗せ、パネル体
を収納部案内レール10上に移動させながら収納する。シ
ヤッターの閉鎖は、逆にスプロケット5により連結チェ
ーン4を引出し、ガイドレールに沿って各パネルを展開
し、建物の入口等を閉塞するものである。開放時、閉鎖
時とも、最下端のパネル体が接地されない状態では、連
結チェーン4は弛むことなく張られ、パネル体同志には
間隔が開けられるのが普通であるが、閉鎖時のパネル間
の隙間をなくすように、あるいは、移動中にパネル間に
指などが挟まれる事故を防止するため、パネル間が離れ
た状態でもその隙間をなくすようパネル体の上枠と下枠
に合決等の嵌合構造を採用することも行なわれている。
ところで、第6図からも明らかなように、連結チェー
ンで引き上げられているパネル体は、スプロケットを通
過するときに水平方向の移動成分が生じる。このときに
は、垂直方向の移動速度は小さくなるから、そのパネル
体の下部が後続するパネル体の上部と離れにくくなる。
両者が係合したままの状態で巻き上げを継続することは
事故につながる。また、パネル体を降下させる場合も、
先行するパネル体に対し、適当な位置で後続するパネル
体が横方向から移動して来る必要がある。
この対策として、実公昭63−24778号公報に記載され
ているように、駆動スプロケットの手前に遊びのスプロ
ケットを設けて、パネル体の上部を誘導する方法や、実
公平1−28232号公報に記載されているように、パネル
体の下部を誘導部材により誘導する方法があるが、いず
れも横方向の移動量をさほど大きく取ることはできない
問題がある。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、上述した問題点を解決するもので、パネル
シヤッターの巻き上げ時において、先行するパネル体の
下部を後続するパネル体から確実に隔離できるよう横方
向に移動させることのできるパネルシヤッターを提供す
ることを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明は、駆動スプロケットに係合する連結チェーン
により複数のパネル体を昇降するパネルシッターにおい
て、前記パネル体の下部に係合して前記パネル体の下部
を昇降方向に対して横方向に移動させるよう配設された
移動部材を設けるとともに、前記移動部材を前記パネル
体の昇降動作に同期して駆動するようにしたことを特徴
とするものである。
前記連結チェーンに噛み合う従動スプロケットを設
け、該従動スプロケットにより前記移動部材を駆動する
ようにすることができる。
前記駆動スプロケットに連動して前記移動部材を駆動
するようにすることができる。
(実施例) 第1図乃至第5図は、本発明のパネルシヤッターの一
実施例を説明するためのものであり、第1図は、収納部
近傍の概略図、第2図は、動作の説明図、第3図,第4
図は、要部の説明図、第5図は、パネル体の斜視図であ
る。図中、1はパネル体、2は当り金具、3はローラ
ー、4は連結チェーン、5は駆動スプロケット、6はモ
ーター、7,8は動力伝達用のチェーン、9は中間スプロ
ケット、10は収納部案内レール、11はカム、12は従動ス
プロケット、13,14はチェーンガイド板、15はテンショ
ン検出用スプロケット、16は支持アーム、17はマイクロ
スイッチである。
パネル体1は収納部の下部において、適宜のガイドレ
ールにガイドされて昇降する。ガイドレールは、建築物
の出入口、あるいは、ショーウインドウ等の開口部の周
縁躯体に固着して設けられる。
パネル体1にはローラー3(第5図)が取り付けら
れ、ローラー3が収納部案内レール10に乗って収納され
る。各パネル体は、連結チェーン4により連結されてい
る。連結チェーン4を駆動する駆動スプロケット5は、
モーター6,電力伝達用のチェーン7,中間スプロケット9,
動力伝達用のチェーン8により動力を伝達されて回転さ
れ、パネル体1を昇降させる。第4図に示すように、連
結チェーン4には、従動スプロケット12が噛み合う。こ
の実施例では、従動スプロケット12の歯数は、パネル間
の連結チェーンの数と等しくされている。また、従動ス
プロケット12には、第3図からも分かるように、カム11
が固定されている。カム11は、回動することにより、パ
ネル体1に設けられた当り金具2に当接する(第3図,
第5図)。
なお、チェーンガイド13,14は、連結チェーンと駆動
スプロケット5との噛合、離脱を円滑に行なうととも
に、従動スプロケットから連結チェーンが離脱すること
を防止するために設けたものである。
第2図により、巻き上げ時における動作を説明する。
連結チェーンの巻き上げに対して、従動スプロケット
は、反時計方向に回転する。(A)図に示す状態におい
ては、カム11は当り金具2に接触していない。駆動スプ
ロケットの回転により(B)図に進んだ段階で、カム11
は当り金具2に当接して、パネル体1の下部を右方向に
移動させる。この時期までは、パネル体1の移動方向に
水平方向の成分が生じないことが望ましい。(C)図に
おいては、パネル体1の移動方向に水平方向の成分が生
じるとともに、垂直方向の移動速度は、後続するパネル
体に対して小さくなるが、すでに先行するパネル体の下
部が後続するパネル体の運動領域から脱出しているの
で、両者が衝突することはない。したがって、(D)図
のように、先行するパネル体が駆動スプロケットを乗り
越えた位置においては、後続するパネル体の接触は完全
に避けることができる。
以上の動作の説明は、パネルシヤッターの開放時にお
けるものであるが、閉鎖時における動作は、第2図の順
序が全く反応となるだけであり、先行した下降するパネ
ル体に対して、後続のパネル体が衝突することなく、順
次下降させることができることは、上述の説明から明ら
かであるから、ここでは説明を省略する。
しかし、下降時においては、パネル体は、その重さに
より下降する。したがって、なんらかの障害により、下
降が円滑に行なわれない事態が発生すると、事故につな
がる。そこで、テンション検出用スプロケット15を、動
力伝達チェーン7に接触させ、その支持アーム16に反時
計方向の回動力を与えておく。パネル体の下降に異常が
発生すると、駆動スプロケットの回動が阻止されるよう
になるから、動力伝達チェーン7のテンションが増大
し、支持アーム16を時計方向に回動させて、マイクロス
イッチ17を動作させ、異常を検出することができる。
なお、カム11を従動スプロケット12に固定する構造
は、全体の構成を簡単なものとするが、必ずしもカム11
が従動スプロケット12に固定される必要はなく、適宜の
連動機構により駆動されるようにしてもよい。また、カ
ム11を駆動スプロケット等の駆動部から連動して駆動さ
せるようにしてもよい。
カム11の回転は、1パネルピッチの移動により1回転
するようにしたが、適当に設計することにより、1パネ
ルピッチの移動に対して整数回転するようにしてもよい
が、1パネルピッチにおけるカム11の回転数をあまり大
きくすると、カム11が、パネル体1の所望しない部分に
衝突する現象が生じることがあるから注意を要する。
第7図乃至第10図は、他の実施例を説明するためのも
のであり、第7図は、収納部近傍の概略図、第8図は、
動作の説明図、第9図,第10図は、要部の説明図であ
る。第1図乃至第5図と同様な部分には同じ符号を付し
て説明を省略する。
この実施例においては、カムに代えて、ピン11aを用
い、連結チェーンにより駆動される従動スプロケットを
連結チェーンの建物内部側より噛み合わせたものであ
る。したがって、先に説明した実施例に比較して、従動
スプロケット12を含むパネル体の移動機構がパネル面よ
りも外部側に出ないので、パネルシヤッター本体を建物
等の前面に取り付けることが可能である。パネル体に取
り付けられる当り金具2も、パネル体の建物内部側に取
り付けられている。
第8図により、巻き上げ時における動作を説明する。
連結チェーンの巻き上げに対して、従動スプロケット
は、時計方向に回転する。(A)図,(B)図に示す状
態においては、ピン11aは当り金具2に接触していな
い。駆動スプロケットの回転により(C)図に進んだ段
階で、ピン11aが当り金具2に当接して、パネル体1の
下部の右方向への移動を始める。この時期までは、パネ
ル体1の移動方向に水平方向の成分は生じていない。
(D)図においては、パネル体1は急速に水平方向へ移
動させられる。したがって、パネル体1が駆動スプロケ
ットの上部に沿って、横方向へ移動させられる(E)図
の時期においては、先行するパネル体の下部が後続する
パネル体の運動領域から脱出して、両者が衝突すること
はない。
接触は完全に避けることができる。
パネルシヤッターの閉鎖時における動作は、第8図の
順序が全く反対となるだけであり、先行した下降するパ
ネル体に対して、後続のパネル体が衝突することなく、
順次下降させることができることは、上述の説明から明
らかである。
この実施例においても、移動部材であるピン11aの駆
動は、連結チェーンに限られるものではない。
(効 果) 以上説明したように、本発明によれば、パネルシヤッ
ターの開閉時において、パネル体の下部を強制的に移動
させることができるので、先行するパネル体が、後続の
パネル体に接触することがなく、安定した開閉動作を行
なうことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は、本発明のパネルシヤッターの一実
施例を説明するためのものであり、第1図は、収納部近
傍の概略図、第2図は、動作の説明図、第3図,第4図
は、要部の説明図、第5図は、パネル体の斜視図、第6
図は、従来のパネルシヤッターの収納の方法を説明する
ための概略図、第7図乃至第10図は、他の実施例を説明
するためのものであり、第7図は、収納部近傍の概略
図、第8図は、動作の説明図、第9図,第10図は、要部
の説明図である。 1……パネル体、2……当り金具、3……ローラー、4
……連結チェーン、5……駆動スプロケット、6……モ
ーター、7,8……動力伝達用のチェーン、9……中間ス
プロケット、10……収納部案内レール、11……カム、12
……従動スプロケット。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動スプロケットに係合する連結チェーン
    により複数のパネル体を昇降するパネルシヤッターにお
    いて、前記パネル体の下部に係合して前記パネル体の下
    部を昇降方向に対して横方向に移動させるよう配設され
    た移動部材を設けるとともに、前記移動部材を前記パネ
    ル体の昇降動作に同期して駆動するようにしたことを特
    徴とするパネルシヤッター。
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