JP2842656B2 - 遊技機 - Google Patents

遊技機

Info

Publication number
JP2842656B2
JP2842656B2 JP5452490A JP5452490A JP2842656B2 JP 2842656 B2 JP2842656 B2 JP 2842656B2 JP 5452490 A JP5452490 A JP 5452490A JP 5452490 A JP5452490 A JP 5452490A JP 2842656 B2 JP2842656 B2 JP 2842656B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
special game
game
ball
winning
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP5452490A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03258276A (ja
Inventor
吉平 新山
広司 伊東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sofia Inc
Original Assignee
Sofia Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sofia Inc filed Critical Sofia Inc
Priority to JP5452490A priority Critical patent/JP2842656B2/ja
Publication of JPH03258276A publication Critical patent/JPH03258276A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2842656B2 publication Critical patent/JP2842656B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、複数の識別情報を表示可能な可変表示装置
に停止表示される識別情報に基づき、変動入賞装置を変
換制御する遊技機に関するものである。
(従来の技術) 複数の識別情報を順次可変表示する可変表示装置に停
止表示された識別情報の組合せ態様に基づき、変動入賞
装置を繰り返し開放制御可能な大当たり遊技が発生する
遊技機があり、さらに、可変表示装置に停止表示された
識別情報の組合せ態様に基づき、大当たり遊技よりも変
動入賞装置の変換回数や変換時間を少なくして変動入賞
装置への打球の入賞数が少なく制御される中当たりや小
当たりが発生する遊技機も知られている。
(発明が解決しようとする課題) 大当たり遊技は、変動入賞装置が繰り返し開放制御さ
れるために頻繁に発生させてしまうと、遊技店の不利益
が増大し営業が成り立たなくなってしまうので、大当た
り遊技が発生する確率は低く設定されており、そのため
に一度大当たりが発生し大当たり遊技を終了してしまう
と、次の大当たりが発生するまでに大当たりにより獲得
した遊技球の多くを消費してしまうこともあった。
大当たりに加えて中当たりや小当たりが発生する遊技
機においては、中当たりや小当たりは大当たりに比べて
発生率は高く設定されているが、中当たりや小当たりが
頻繁に発生して遊技者が余り遊技球を消費しない(遊技
者の保有する遊技球が減少しない)状態において、大当
たりが発生して再度多量の遊技球を獲得してしまうと遊
技店の経営が成り立たなくなるために、中当たりや小当
たりの発生確率も余り高く設定できない。
したがって、遊技者は大当たり遊技が終了した後は大
当たりの発生を期待するものの、大当たり遊技で獲得し
た遊技球の減少を気にしながら遊技を行わなければなら
ないため、遊技の興趣を十分に味わうことができなかっ
た。
(課題を解決するための手段) 本発明は、上記に鑑み提案されたもので、複数の識別
情報を表示可能な可変表示装置(4)と、遊技者にとっ
て不利な第1状態と遊技者にとって有利な第2状態とに
変換可能な変動入賞装置(例えば、第1、第2の入賞装
置5,6等)と、上記可変表示装置に識別情報を順次可変
表示させると共に、該可変表示装置に停止表示される識
別情報に基づき上記変動入賞装置を第2状態へ変換制御
する遊技制御装置(例えば、制御装置69等)と、を備え
た遊技機(例えば、パチンコ機等)において、上記遊技
制御装置は、上記可変表示装置に停止表示される識別情
報の組合せ態様に基づき、遊技者が所定の遊技利益を獲
得可能な第1の特別遊技(例えば、特別遊技I等)と、
該第1の特別遊技よりも遊技者が獲得可能な遊技利益の
少ない第2の特別遊技(例えば、特別遊技II等)と、を
起生可能な特別遊技起生手段(例えば、CPU70、第15図
のステップ4.11,4.17等)と、上記第1の特別遊技が起
生された際に、上記変動入賞装置を所定遊技条件に基づ
き繰り返し第2状態へ変換可能な第1特別遊技制御を行
う第1特別遊技制御手段(例えば、CPU70、第16図
(A)、(B)等)と、上記第2の特別遊技が起生され
た際に、上記変動入賞装置を第2状態へ変換する第2特
別遊技制御を行う第2特別遊技制御手段(例えば、CPU7
0、第17図等)と、上記第1特別遊技制御手段による第
1特別遊技が終了した際、予め定められた特定遊技条件
を満たしていることに基づき、上記第2特別遊技が起生
される確率を高める第2特別遊技起生確率変更制御手段
(例えば、CPU70、第15図のステップ4.14〜4.16および
ステップ4.08〜4.10等)と、を備えた。
(作用) 複数の識別情報を表示可能な可変表示装置に停止表示
される識別情報の組合せ態様に基づいて、第1特別遊技
制御手段により変動入賞装置を所定遊技条件に基づき繰
り返し遊技者にとって有利な第2状態へ変換可能な第1
特別遊技が行われ、該第1特別遊技が終了した際、特定
遊技条件を満たしていることに基づいて、第2特別遊技
起生確率変更制御手段により、第2の特別遊技が起生さ
れる確率が高められて、第2特別遊技制御手段による第
1の特別遊技よりも遊技者が獲得可能な遊技利益の少な
い第2の特別遊技が行われる回数が増す。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図、第2図において、パチンコ機の遊技盤1の表
面には、ガイドレール2で囲われた遊技部3のほぼ中央
に複数の記号を表示可能な可変表示装置4が配設され、
可変表示装置4の下方に変動入賞装置として第1、第2
の入賞装置5,6が配設される。
可変表示装置4と第1の入賞装置5との間には特定入
賞口8が配設され、特定入賞口8に入賞球を検出する特
定入賞球検出スイッチ9(第10図参照)が設置される。
また、可変表示装置4の左右の直下方には特定入賞口8
よりも上方に位置してそれぞれ導入口10a,10bを有する
球貯留装置11a,11bが配設される。
12は一般入賞口として遊技部3の上部に設けられる天
入賞口、13a,13bは同じく遊技部3の左右に設けられる
チューリップ式の袖入賞口、14a〜14dは風車等の転動誘
導部材、15はアウト口である。
遊技盤1の下方には、パチンコ球の供給皿16と受け皿
17と打球発射装置の操作部18が配設され、打球発射装置
により発射された打球はガイドレール2に案内されて遊
技部3内に入る。19a,19bは大当たりの表示ランプであ
る。なお、遊技部3内の大部分の遊技釘は図示省略して
ある。
可変表示装置4は、第3図に示すように左、中、右に
数字等の記号を表示する3組のLED(7セグメントLED)
20a,20b,20cを有する可変表示部21と、遊技盤1に取付
ける基板22等からなり、前記特定入賞口8に打球が入賞
すると、これに応じて可変表示部21の左、中、右のLED2
0a,20b,20cの記号が変換表示される。そして、所定時間
が経過すると、可変表示部21のLED20a,20b,20cの例えば
左側から順に変換が停止され、これらLED20a,20b,20cの
停止時の表示記号の組み合わせが所定の当たりの組み合
わせとなれば、後述の特別遊技を発生する。
また、基板22の下部には、前記特定入賞口8に入賞し
た球数のうちまだ可変表示装置4を変換動作してない分
の未処理個数を表示するための複数(例えば4個)の記
憶個数表示LED23が配置され、記憶個数表示LED23は未処
理個数を最大4つまで点灯表示する。基板22の上部に複
数配列したLED24は装飾用LEDである。
なお、可変表示装置4の表示の組み合わせは、制御装
置69により生成する乱数により決定され、大当たりのと
きは特別遊技Iを、中当たりのときは特別遊技IIを発生
する。
第1の入賞装置5は、特別遊技I(大当たり)の発生
により開動作されるもので、第4図、第5図に示すよう
に遊技盤1の表面に取付けられる基板25の上部の開口26
の両側に打球を受け入れない閉状態と、打球を受け入れ
易い開状態とに変換可能な一対の開閉翼27a,27bが配設
される。開口26の下部には飾りカバー28に隠れた球受け
29が形成される。
開閉翼27a,27bは基板26を貫通する回動軸30に装着さ
れ、回動軸30の後端には開閉翼27a,27bを開動作するた
めのピン31を植設した操作レバー32が固定される。基板
26の後方の後部基板33にはソレノイド34が取付けられ、
そのロッド35の先端に二股状に分かれた操作部材36が固
定される。操作部材36には係合孔37が設けられ、係合孔
37に前記ピン31が遊嵌される。
ソレノイド34に通電されない状態では、開閉翼27a,27
bはソレノイド34のスプリングの付勢力により閉じ、打
球を受け入れない状態を維持している。ソレノイド34に
通電されると、操作部材36の下動によりピン31を介して
操作レバー32が回動軸30を中心に下方に所定角度回動
し、開閉翼27a,27bが左右に開く。
また、基板25と33の間の中間枠38には開口26の下部の
球受け29に続く流下樋39が形成され、流下樋39は基板25
と別体の駆動装置枠40の裏面に設けたベンド41に接続さ
れる。ベンド41には開口26の入賞球を検出する第1入賞
装置5のカウントスイッチ42が設けられ、ベンド41の下
方には入賞球を下流側に導く流下樋43が形成される。
また、基板25の中央部と下部には開口26の入賞球数に
応じて第2の入賞装置6の開回数を点灯表示する複数
(例えば10個)の開回数表示LED44が配置される。な
お、球受け29の後方には図示しない開閉翼27a,27bが開
状態のときに点灯されるランプ(大当たりランプ)が配
置される。
第2の入賞装置6は、第1の入賞装置5の入賞にした
がっておよび特別遊技II(中当たり)の発生により開動
作されるもので、第4図、第5図に示すように第1の入
賞装置5と共通の基板25に2列の開回数表示LED44の間
に開口45が形成され、開口45に打球を受け入れない閉状
態と、打球を受け入れ易い開状態とに変換可能な開閉扉
46が取付けられる。
開口45の後方には凹室47が形成され、凹室47の周囲に
は中間枠38との間に包囲枠48が設けられる。包囲枠48内
には片側に第6図に示すように、開閉扉46を開閉動作す
るための操作爪49が設けられ、操作爪49の先端は開閉扉
46の片側に設けた係合突起50上に乗った状態で係合され
る。開閉扉46は軸51を中心として回動自由に支持され、
その前面に設けたストッパ52が基板25の前面に当接する
まで開くことができる。開閉扉46のストッパ52にはウエ
イト53が設けられ、開閉扉46に開方向に回動習性を与え
ている。
開閉扉46のソレノイド54は前記駆動装置枠40に取付け
られ、ソレノイド54のロッド55の下端には上方から操作
爪49に当接する操作レバー56が取付けられ、自重によっ
て操作爪49を押えている。ソレノイド54に通電されない
状態では、開閉扉46の係合突起50が操作レバー56により
操作爪49を介して上方から押えつけられるので、開閉扉
46は閉じた状態にある。ソレノイド54に通電されると、
操作レバー56が上方に移動して操作爪49から離れるた
め、開閉扉46はウエイト53とストッパ52により所定位置
まで開く。
また、凹室47の後方には中間枠38に開閉扉46から凹室
47に入った入賞球を導く導口57と、導口57に続く流下樋
58が形成され、流下樋58は駆動装置枠40の前述した流下
樋43に接続される。なお、導口57には図示しないが開閉
扉46が開状態のときに点灯されるランプ(中当たりラン
プ)が配置される。
球貯留装置11a,11bは、遊技部3より入った打球を貯
留しかつ遊技部3内に送出可能なもので、第7図〜第9
図には球貯留装置の一方を示すが、それぞれ対称的に、
遊技盤1の表面に取付けられる基板59a,59bの前面上部
に一般入賞口とほぼ同様の確率で打球を受け入れる導口
10a,10bが設けられ、基板59a,59bの裏面に導入口10a,10
bに入った打球を貯留する貯留樋60a,60bが形成される。
貯留樋60a,60bは導入口10a,10bの下方に、途中から遊
技部3の中央に延びる基板59a,59bに沿ってわずかに下
り傾斜に形成され、貯留樋60a,60bの上流側には一定以
上の球を導入口10a,10b近傍の並設路を介して遊技部3
内に戻すオーバーフロー口61a,61bが設けられる。貯留
樋60a,60bの下流側には前記特定入賞口8の左右上方に
て遊技部3内に開口する球解放口62a,62bが形成され、
球解放口62a,62bの直前にて貯留樋60a,60bに貯留球を送
り出す球解放装置63a,63bが設けられる。
球解放装置63a,63bは、貯留樋60a,60bの後壁に設けた
スリットを介し貯留樋60a,60b内に進入可能な略L字状
のストッパ64a,64bと、その駆動手段としてのソレノイ
ド65a,65bからなり、ストッパ64a,64bは基部の支軸66a,
66bにより回動自由に支持され、基部に設けた操作レバ
ー67a,67bを介してソレノイド65a,65bに連結される。た
だし、球解放装置63bは図示省略してある。
ソレノイド65a,65bの非通電時には、ソレノイド65a,6
5bのスプリングの付勢力によってストッパ64a,64bの先
端が貯留樋60a,60b内に進入した状態にあり、この状態
では貯留樋60a,60bの貯留球の球解放口62a,62bへの流下
が阻止される。
ソレノイド65a,65bに通電されると、操作レバー67a,6
7bを介しストッパ64a,64bが回動してストッパ64a,64bの
先端が貯留樋60a,60bから後退し、この状態では貯留樋6
0a,60bが開いて貯留球が球解放口62a,62bに流下し、遊
技部3内に放出される。
そして、球解放装置63a,63bは、特別遊技Iの発生時
に制御装置69により駆動されるようになっている。ま
た、球解放装置63a,63bは、遊技者の操作によっても駆
動されるように遊技盤1の左下部に解放スイッチ68が設
けられ、解放スイッチ68をオンすると、制御装置69によ
り球解放装置63a,63bが駆動されるようになっている。
第10図は制御系のブロック構成を示すもので、制御装
置69はCPU70、ROM71、RAM72、バッファゲート、出力ポ
ート等からなるマイクロコンピュータにて構成され、RO
M71に定めたプログラムデータおよび特定入賞球検出ス
イッチ8(特定SW1)、第1入賞装置5のカウントスイ
ッチ42(カウントSW2)、解放スイッチ68(解放SW3)の
検出信号に基づいて、可変表示装置4、記憶個数表示LE
D23、第1、第2入賞装置5,6のソレノイド34,54(SOLA,
B)、球解放装置63a,63bのソレノイド65a,65b(SOLC,
D)、開回数表示LED44、各ランプ19a,19b,73,74、装飾
用LED24等を制御する。75はサウンドジェネレータ、76
はスピーカである。
次に、制御内容を第11図〜第17図のフローチャートに
基づいて説明する。
第11図はメインルーチンを、第12図〜第14図は割込み
ルーチンを示すもので、メインルーチンのスタートによ
りI/OポートおよびRAMが初期化される。そして、遊技が
開始されると、特定入賞口8に打球が入賞したかを、即
ち割込み処理にて特定SW1がオンしたかどうかを判定
し、オンした場合これらのオン回数が4回まで記憶され
ると共に、ゲーム処理に入る(第11図の0.06,0.07、第1
3図の2.03〜2.05)。
この場合、特定SW1のオンの記憶数(未処理個数)に
対応した数だけ可変表示装置4の記憶個数表示LED23が
点灯される。
また、割込み処理では解放SW3のオンによる球解放装
置63a,63bのSOLC,Dの駆動と、音出力要求によるサウン
ドジェネレータへの出力処理等が行われる。解放SW3が
オンされた場合、球解放装置63a,63bのSOLC,Dが2秒間
オンされる(2.06〜2.08,2.09〜2.12)。
そして、ゲーム処理に入ると、第15図ののように特定
SW1のオンの記憶数が−1され、可変表示装置4のLED20
a,20b,20c(LEDA,B,C)の回転(変換表示)が開始さ
れ、ゲーム中を表す信号が出力され、回転中を示すサウ
ンドが出力される(4.01〜4.04)。次に、所定の停止時
間が経過すると、生成される乱数の読み込みが行われ、
乱数をもとに大当たりか、中当たりか、ハズレかを判定
する(4.05〜4.11,4.17)。
ここで、乱数は大当たりを発生する大当たり乱数と、
中当たりを発生する2つの中当たり乱数と、可変表示装
置4の表示記号を選定する表示図柄乱数が用いられ、2
つの中当たり乱数は通常の確率で中当たりを発生する乱
数αと、比較的高い確率で中当たりを発生する乱数βと
に設定される。そして、まず大当たり乱数により大当た
りかどうかを判定し、大当たりにないときは次に中当た
り乱数α,βにより中当たりかどうかを判定するが、こ
の場合中当たり乱数α,βは大当たりの発生毎に反転さ
れる中当たりフラグに応じて乱数α,βの一方が選択さ
れる(4.14〜4.16)。
即ち、乱数αにより中当たりの発生確率が通常の状態
から大当たりが発生すると、これに伴い乱数βが選択さ
れ、その大当たり後は中当たりが高い確率で発生するよ
うになる。
そして、大当たりとなったときは、表示図柄乱数によ
り可変表示装置4のLEDA,B,Cの停止図柄として大当たり
の図柄(例えば7,7,7)が選択され、特別遊技Iに入る
(4.11〜4.13)。
中当たりとなったときは、表示図柄乱数により可変表
示装置4のLEDA,B,Cの停止図柄として中当たりの図柄が
選択され、特別遊技IIに入る(4.17〜4.19)。
大当たりおよび中当たりにないときは、表示図柄乱数
により可変表示装置4のLEDA,B,Cの停止図柄としてハズ
レ図柄が選択され、ハズレ図柄にてLEDA,B,Cが停止さ
れ、同時にハズレ音が出力される(4.20〜4.23)。
そして、大当たりの発生により特別遊技Iに入ると、
第16図(A),(B)のように可変表示装置4のLEDA,
B,Cに大当たりの図柄が表示され、大当たりランプ19a,1
9b,73が点滅され、大当たりを表す大当たり音が出力さ
れる。このとき、第1入賞装置5の開時間を定める第1
入賞部開タイマと、カウントSW2のオンにより第1入賞
装置5の入賞球数をカウントする第1入賞部入賞球数カ
ウンタ等がセットされる(5.01〜5.05)。
次に、前記大当たり音の出力から所定のウエイトタイ
ム(2秒)が経過すると、球解放装置63a,63bのSOLC,D
ならびに第1入賞装置5のSOLAがオンされる(5.07〜5.
09)。
これにより、特別遊技前等に球貯留装置11a,11bの貯
留樋60a,60bに流入していた貯留球がそれぞれ第1入賞
装置5の左右上方に開口する球解放口62a,62bから遊技
部3内に放出されると共に、第1入賞装置5の開閉翼27
a,27bが開放され、球を受け入れ易い状態となる。即
ち、第1入賞装置5の開放により、遊技部3の上方等を
流下中の打球が次々と第1入賞装置5に入賞するように
なり、同時に球解放口62a,62bからの放出球も高い確率
で第1入賞装置5に入賞するようになる。なお、放出球
の一部は特定入賞口8にも入賞するようになる。
第1入賞装置5に入賞すると、入賞球数が第1入賞部
入賞球数カウンタによりカウントされると共に、この際
開閉翼27a,27bの開時点から第1入賞部開タイマ(0.5
秒)が経過すると、球解放装置63a,63bのSOLC,Dならび
に第1入賞装置5のSOLAがオフされる(5.10〜5.15)。
そして、第1入賞装置5に入賞があると、第1入賞部
入賞球数カウンタの値をもとに、第2入賞装置6の開時
間を定める第2入賞部開タイマがセットされ、所定のウ
エイトタイム(2秒)後に第2入賞装置6のSOLBがオン
される(5.16〜5.19)。
これにより、第2入賞装置6の開閉扉46が球を受け入
れ易い状態に開放され、この開放により遊技部3を流下
中の打球が第2入賞装置6に入賞するようになる。そし
て、この際開閉扉46の開時点から第2入賞部開タイマ
(5.9秒)が経過すると、第2入賞装置6のSOLBがオフ
される(5.20,5.21)。
この第2入賞装置6の開放動作は第1入賞部入賞球数
カウンタの値が0になるまで繰り返し実行され、第1入
賞部入賞球数カウンタの値が0になると、大当たりラン
プ19a,19b,73が消灯され、サウンドが停止され、特別遊
技Iの終了となる(5.16,5.23,5.24)。
一方、中当たりの発生により特別遊技IIに入ると、第
17図のように可変表示装置4のLEDA,B,Cに中当たりの図
柄が表示され、中当たりランプ74が点滅され、中当たり
を表す中当たり音が出力される。次に第2入賞装置6の
開時間を定める第2入賞部開タイマがセットされ、所定
のウエイトタイム(2秒)後に第2入賞装置6のSOLBが
オンされる(6.01〜6.06)。
これにより、第2入賞装置6の開閉扉46が球を受け入
れ易い状態に開放され、この開放により遊技部3を流下
中の打球が第2入賞装置6に入賞するようになる。
そして、この際開閉扉46の開時点から第2入賞部開タ
イマ(5.9秒)が経過すると、第2入賞装置6のSOLBが
オフされると共に、中当たりランプ74が消灯され、サウ
ンドが停止され、特別遊技IIの終了となる(6.07〜6.1
0)。
このように、可変表示装置4の表示の組み合わせによ
り、大当たり(特別遊技I)が発生すると、第18図のタ
イミングチャートに示すようにSOLAのオンにより第1入
賞装置5が所定時間開放され、この開放中に球解放装置
63a,63bのSOLC,Dのオンにより球貯留装置11a,11b内の貯
留球が第1入賞装置5側に放出される。そして、遊技部
3を流下中の打球や球貯留装置11a,11bからの放出球が
第1入賞装置5に入賞すると、その入賞球数に対応した
回数、SOLBのオンにより第2入賞装置6が繰り返し開放
される。
このため、大当たりが発生すると、複数の入賞装置5,
6による変化に富んだ遊技が展開されると共に、多量の
賞球を確保することができる。第1入賞装置5の開放前
等に球貯留装置11a,11b内に貯留球がなければ、放出球
の入賞はなく、この場合には第2入賞装置6の開放回数
は少なくなるものの、貯留球があれば、放出球の入賞に
よって第2入賞装置6が何回も開放されるようになり、
また打球がたくさん入賞すれば、それだけ多くの回数第
2入賞装置6が開放されるようになり、より十分に賞球
を確保できる。
また、可変表示装置4の表示の組み合わせにより、中
当たり(特別遊技II)が発生すると、第19図のタイミン
グチャートに示すようにSOLBのオンにより第2入賞装置
6が1回、所定時間開放される。このため、大当たりと
は比べられないものの、遊技部3を流下中の幾つかの打
球が第2の入賞装置6に入賞するようになり、その入賞
に応じた賞球を確保できる。
そして、この中当たりは、大当たりの発生する毎に選
択される中当たり乱数α,βにより、発生する確率が変
更される。即ち、特定遊技条件である中当たり発生確率
が通常の状態から大当たりが発生し、その大当たりが終
了した時点から次の大当たりが発生するまでは乱数βに
より中当たりが発生しやすくなり、また中当たり発生確
率が高い状態から大当たりが発生し、その大当たりが終
了した時点から次の大当たりが発生するまでは乱数αに
より中当たりが通常の確率で発生するようになる。な
お、特定遊技条件は大当たり発生時の中当たりの確率に
限定するものではない。
このため、大当たりの発生後、中当たりの発生確率が
高くなったときは、遊技を続けているうちに中当たりが
良く発生するようになり、この中当たりにより、前の大
当たりで獲得した賞球の減少を抑えることができる。し
たがって、中当たりへの期待も高まると共に、遊技者は
再度の大当たりに期待を膨らませながら、遊技を続ける
ことができる。
また、半面大当たりの発生後、中当たりが通常の発生
確率となったときに、遊技を続けていると大当たりで獲
得した賞球を使い果たすこともあるが、再び大当たりが
発生するとその後は中当たりが発生しやすくなり、した
がって大当たりへの期待が一層高まると共に、遊技の展
開によって遊技者に不愉快感等を与えることはなく、興
趣に溢れた遊技が可能となる。
なお、中当たりの入賞率は小さく、また中当たりの発
生確率を大当たりの発生毎に変更するため、獲得球が一
方的に増大するといった心配はなく、遊技店にとっても
好適である。
また、遊技部3に球貯留装置11a,11bを設け、大当た
りが発生した際その貯留球を第1入賞装置5の開放と同
時に放出するので、前述のように第1入賞装置5の開放
前に球貯留装置11a,11bに貯留球があるかないかによっ
ても、大当たりの特別遊技Iの展開が左右され、このた
めより興趣に富んだ遊技なる。
また、球貯留装置11a,11bの貯留球は第1入賞装置5
の開放と同時に自動的に放出されるように制御される
が、この場合遊技者が遊技盤1の下部に設けた解放スイ
ッチ68を押すことでも、貯留球を放出可能であり、この
ため第18図、第19図のように大当たり中の第2入賞装置
6の開放時や中当たりの第2入賞入賞装置6の開放時に
適宜解放スイッチ68を押せば、放出球が下方の第2入賞
装置6に入賞するようになり、賞球を増やすことができ
る。
なお、本実施例では、大当たり時に第1、第2入賞装
置5,6を、中当たり時に第2入賞装置6を開放するよう
にしたが、第1、第2入賞装置5,6のほかに第3、第4
の入賞装置等を設け、大当たり時や中当たり時に第2入
賞装置6の入賞に応じてさらに第3、第4の入賞装置等
を開放するようにしても良い。
(発明の効果) 以上のように本発明によれば、複数の識別情報を表示
可能な可変表示装置に停止表示される識別情報の組合せ
態様に基づいて、第1特別遊技制御手段により変動入賞
装置を所定遊技条件に基づき繰り返し遊技者にとって有
利な第2状態へ変換可能な第1特別遊技が行われ、該第
1特別遊技が終了した際、特定遊技条件を満たしている
ことに基づいて、第2特別遊技起生確率変更制御手段に
より、第2の特別遊技が起生される確率が高められて、
第2特別遊技制御手段による第1の特別遊技よりも遊技
者が獲得可能な遊技利益の少ない第2の特別遊技が行わ
れる回数が増す。
したがって、通常時には第2の特別遊技の発生確率を
低く設定し、遊技者が所有する遊技球等の遊技価値を所
定量消費しつつ遊技を行うために、遊技店は利益(売
上)が得られ、第1特別遊技が終了した際に特定遊技条
件を満たしている場合には、第2の特別遊技が発生する
確率が高められ第2の特別遊技による遊技価値の獲得が
増すので、遊技者は所有する(第1の特別遊技で獲得し
た)遊技価値の減少を余り気にせずに次の第1の特別遊
技の発生を期待しながら遊技を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本発明の実施例を示すパチンコ機の正
面図と遊技盤の正面図、第3図は可変表示装置の正面
図、第4図〜第6図は第1および第2の入賞装置の斜視
図と分解斜視図と要部断面図、第7図〜第9図は球貯留
装置の正面図と斜視図と背面からの斜視図、第10図は制
御系のブロック構成図、第11図〜第17図は制御内容を示
すフローチャート、第18図、第19図はタイミングチャー
トである。 1……遊技盤、3……遊技部、4……可変表示装置、5
……第1の入賞装置、66……第2の入賞装置、8……特
定入賞口、9……特定入賞球検出スイッチ、10a,10b…
…導入口、11a,11b……球貯留装置、21……可変表示
部、23……記憶個数表示LED、27a,27b……開閉翼、34…
…ソレノイド、42……カウントスイッチ、44……開回数
表示LED、46……開閉扉、54……ソレノイド、60a,60b…
…貯留樋、61a,61b……オーバーフロー口、62a,62b……
球解放口、63a,63b……球解放装置、65a,65b……ソレノ
イド、68……解放スイッチ、69……制御装置

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の識別情報を表示可能な可変表示装置
    と、 遊技者にとって不利な第1状態と遊技者にとって有利な
    第2状態とに変換可能な変動入賞装置と、 上記可変表示装置に識別情報を順次可変表示させると共
    に、該可変表示装置に停止表示される識別情報に基づき
    上記変動入賞装置を第2状態へ変換制御する遊技制御装
    置と、 を備えた遊技機において、 上記遊技制御装置は、 上記可変表示装置に停止表示される識別情報の組合せ態
    様に基づき、遊技者が所定の遊技利益を獲得可能な第1
    の特別遊技と、該第1の特別遊技よりも遊技者が獲得可
    能な遊技利益の少ない第2の特別遊技と、を起生可能な
    特別遊技起生手段と、 上記第1の特別遊技が起生された際に、上記変動入賞装
    置を所定遊技条件に基づき繰り返し第2状態へ変換可能
    な第1特別遊技制御を行う第1特別遊技制御手段と、 上記第2の特別遊技が起生された際に、上記変動入賞装
    置を第2状態へ変換する第2特別遊技制御を行う第2特
    別遊技制御手段と、 上記第1特別遊技制御手段による第1特別遊技が終了し
    た際、予め定められた特定遊技条件を満たしていること
    に基づき、上記第2特別遊技が起生される確率を高める
    第2特別遊技起生確率変更制御手段と、 を備えたことを特徴とする遊技機。
JP5452490A 1990-03-06 1990-03-06 遊技機 Expired - Lifetime JP2842656B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5452490A JP2842656B2 (ja) 1990-03-06 1990-03-06 遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5452490A JP2842656B2 (ja) 1990-03-06 1990-03-06 遊技機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03258276A JPH03258276A (ja) 1991-11-18
JP2842656B2 true JP2842656B2 (ja) 1999-01-06

Family

ID=12973049

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5452490A Expired - Lifetime JP2842656B2 (ja) 1990-03-06 1990-03-06 遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2842656B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06126037A (ja) * 1992-10-14 1994-05-10 Shiyuukou Denki:Kk 特賞期待度表示装置
JP5107611B2 (ja) * 2007-05-29 2012-12-26 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機
JP5433742B2 (ja) * 2012-07-25 2014-03-05 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機
JP2014198076A (ja) * 2013-03-29 2014-10-23 京楽産業.株式会社 遊技機

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03258276A (ja) 1991-11-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000325556A (ja) 遊技機
JP2842656B2 (ja) 遊技機
JP2001232051A (ja) メダルゲーム機
JP4634835B2 (ja) パチンコ・パチスロ一体型遊技機
JPH0424038A (ja) パチンコ機
JP2004008410A (ja) 弾球遊技機
JP2001149584A (ja) 遊技機
JP2965221B2 (ja) 弾球遊技機
JP2844326B2 (ja) パチンコ機
JP4253730B2 (ja) パチンコ機
JP2001046617A5 (ja)
JP3063011B2 (ja) パチンコ遊技機
JP2562922B2 (ja) 遊技機
JPS63115579A (ja) パチンコ機の入賞装置
JP2002085740A (ja) パチンコ遊技機
JP2649060B2 (ja) 弾球遊技機の可変入賞球装置
JP3096347B2 (ja) 弾球遊技機
JPH0822326B2 (ja) 遊技機
JP3002833B2 (ja) パチンコ機
JP2976210B2 (ja) 遊技機
JP2001046715A5 (ja)
JP2000084195A (ja) 遊技機
JPH042382A (ja) パチンコ機
JPS62194881A (ja) パチンコ遊技機
JPH0817845B2 (ja) 遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081023

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091023

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091023

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101023

Year of fee payment: 12

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 12

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101023