JP2842626B2 - 接着芯地およびその製法 - Google Patents

接着芯地およびその製法

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、接着芯地およびその製法、さらに詳しくは
特に耐ドライクリーニング性およびストライクバック防
止性に優れた衣服用の接着芯地ならびにその製法に関す
る。
従来の技術 衣服用材料に固さを付与し風合を調節するために芯地
が用いられるが、縫製作業の合理化、能率化を目的とし
て、表面に接着剤を固着させ、その接着力を利用し、ヒ
ートプレスを行うだけで表地に接合できる、いわゆる接
着芯地が一般に用いられるようになってきた。
かかる接着芯地においては、芯地全面が接着剤を介し
て衣服用材料に接合・接着させると風合が損なわれるの
で、接着剤をスポット状に配することが行われている。
しかしながら、そこで一般的に用いられている接着剤
は熱溶融性成分を主成分とするものであるため、熱接着
のプレス工程で、該樹脂が溶融・流動化し、表地や基布
を通過して反対側に達し、表面に出てくるおそれがあ
る。このため、衣服用材料の外観を損ねたり、プレス作
業そのものに支障をきたすというトラブルが発生するこ
とがあった。ことに、芯地の基布の反対側表面に浸出す
る現象は「ストライクバック」と呼ばれ、特に薄い基布
の場合に起こりやすい現象であり、以前から問題となっ
ていた。
この、芯地の裏面から熱の影響で樹脂が浸出する現象
は、縫製された後、中間の仕上げプレス時の芯地同志の
湿熱による接着、通常「ドッキング」と呼ばれる現象も
起こすことがある。
このストライクバック現象やドッキング現象を防止す
るための対策の1つとして、接着剤の下に耐熱性樹脂よ
りなるスポット層を設けて二重構造とし、該スポット層
で接着剤をくい止めようとした芯地が提供されているも
のの、該耐熱性樹脂の耐熱性は芯地製造工程でかけられ
る熱に対しては十分ではなく、接着剤が溶融し、下層の
樹脂と混り合うなどの難点があり、いずれも性能的に満
足されるものが得られていない。
発明が解決しようとする課題 このような背景下、ストライクバック現象が解消され
た芯地の提供が望まれていた。
課題を解決するための手段 かかる事情に鑑み、本発明者らは、鋭意研究を重ねた
結果、前記スポット層として硬化性樹脂および特定成分
よりなる硬化性組成物に活性エネルギー線を照射して硬
化させたものを用いると芯地製造工程で加熱を伴わず、
意外にも前記課題を解決できることを見い出し、本発明
を完成するに至った。
すなわち、本発明は、基材と、該基材上にスポット状
に固着された介在層と該介在層の上に固着された感熱性
接着剤とよりなり、該介在層が液状の硬化性物質および
無機粉末を主成分とする硬化性組成物を活性エネルギー
線照射によって硬化させたものであることを特徴とする
接着芯地を提供するものである。
以下、図面を参照して本発明の接着芯地を説明する。
第1図は、本発明の接着芯地を模式的に示す断面図で
ある。第1図より明らかなごとく、本発明の接着芯地
は、基本的には、基材(1)、介在層(2)および粉末
状感熱接着剤(3)よりなる。そして、基材(1)の上
に介在層(2)を固着・散在させ、さらにその介在層の
上に粉末状の感熱性接着剤(3)が固着して設けられて
いる。
まず、基材(1)から説明すると、本発明においては
通常の芯地に用いられている繊維集合体シートを用い
る。すなわち、具体的には、ポリエステル、ポリアミ
ド、ポリアクリルニトリル等の合成繊維、綿、麻、羊
毛、絹等の天然繊維、さらにはビスコース人絹、ベンベ
ルグ人絹、アセテート人絹等の人絹類よりなる編布、織
布、不織布類などが挙げられる。
本発明の接着芯地においては、このような基材の上に
介在層が固着・散在されている。かかる介在層は活性エ
ネルギー線の照射によって後記する硬化性物質および無
機粉末よりなる硬化性組成物を硬化させることにより設
けたものである。
ここに、本明細書中で用いる「硬化性物質」なる語は
紫外線や電子線のごとき活性エネルギー線を照射するこ
とによって硬化する化学物質をいう。それらは通常モノ
マー、オリゴマーが多い。後記するごとく、製造に当っ
ては硬化性物質を主成分とする硬化性組成物を基材に塗
布する必要があるので、硬化性物質としては液状のもの
を使用する。ただし、単体では固体であっても他の液状
モノマー等と混合して液状となればなんら差し支えな
い。従って、本明細書中において使用する「液状の硬化
性物質」なる語はこのような固体も含む概念であること
を理解されたい。
液状の硬化性物質は後記する活性エネルギー線の照射
がなければ硬化しないので、後記する製造工程において
スクリーンの目詰まりがなく、作業性がよい。これに対
し、従来の方法では何等かの溶媒を含むので目詰まりの
恐れがあった。
硬化性物質の例としては、エチレン性二重結合を有す
るもの、チオール基を有するもの等があり、官能基を1
個から数個有しているものいずれも使用でき、これらよ
り、塗工性、反応性、目的物の品質等に応じ適宜選択す
ればよい。
硬化性物質の具体例としては、まず、官能基を1個す
る化合物(エチレン性二重結合)として、例えば、フェ
ノキシエチルアクリレート、フェノキシジエチレングリ
コールアクリレート、フェノキシポリエチレングリコー
ルアクリレート、メトキシエチレングリコールアクリレ
ート、ブトキシジエチレングリコールアクリレート、ノ
ニルフェノキシエチルアクリレート、メトキシジエチレ
ングリコールメタクリレート、メトキシポリエチレング
リコールメタクリレート、ノニルフェノキシエチルメタ
クリレート等、あるいは下記に構造を示す化合物が挙げ
られる。
官能基を2個有する化合物(エチレン性二重結合とし
ては、例えば、ポリエチレングリコールジアクリレー
ト、ヘキサンジオールジアクリレート、ネオペンチルグ
リコールジアクリレート、トリプロピレングリコールジ
アクリレート、ポリプロピレングリコールジアクリレー
ト、エチレングリコールジメタクリレート、ジエチレン
グリコールジメタクリレート、トリエチレングリコール
ジメタクリレート、ポリエチレングリコールジメタクリ
レート、1,3−ブチレングリコールジメタクリレート、
ネオペンチルグリコールジメタクリレート、ポリプロピ
レングリコールジメタクリレート等、あるいは下記構造
の化合物が挙げられる。
官能基を3個有する化合物としては、例えば、トリメ
チロールプロパントリアクリレート、テトラメチロール
メタントリアクリレート、テトラメチロールメタンテト
ラアクリレート、トリメチロールプロパントリメタクリ
レート、テトラメチロールプロパントリメタクリレー
ト、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート等が挙
げられる。
官能基が2個以上有する(エチレン性二重結合)オリ
ゴマー、プレポリマーとしては、例えば、ポリエステル
アクリレート、エポキシアクリレート、ウレタンアクリ
レート、ポリエーテルアクリレート、ポリオールアクリ
レート、メラミンアクリレート、ポリエステルメタクリ
レート、エポキシメタクリレート、ウレタンメタクリレ
ート、ポリエーテルメタクリレート、ポリオールメタク
リレート、メラミンメタクリレート等が挙げられる。
また、チオール基を有する化合物としては、例えば、
トリメチロールプロパントリチオグリコート、トリメチ
ロールプロパントリチオプロネート(官能基3個)、ペ
ンタエリスリトールテトラチオグリコレート(官能基4
個)等が挙げられる。
硬化性物質は1種または場合によっては2種以上組み
合わせて用いてもよい。
本発明においては、これらの硬化性物質と無機粉末を
主成分とする硬化性組成物を調製し、実際にはかかる硬
化性組成物に活性エネルギー線を照射する。無機粉末を
配合するのは、粘度を増加させると共にチキソトロープ
性を付与して硬化性組成物に良好な塗工特性をもたせる
ためである。これにより、きれいなスポットが得られ、
外観・性能ともに良好なものとなる。また、無機粉末配
合は基材への余分な浸透を防ぐためでもある。これによ
り、良好な風合が得られる。
かかる無機粉末の例としては、シリカ、炭酸カルシウ
ム、酸化チタン、タルク、クレー、マイカ、カーボン等
がある。これは、一般に粒度80〜400メッシュのものを
用い、硬化性物質100重量部に対して、30〜200重量部の
割合で用いる。
硬化性組成物には、その他、分散剤、活性剤、着色
剤、酸化防止剤等を適宜含有させることもできる。ま
た、硬化性組成物には一般に溶剤を配合しないが、支障
のない限り、粘度調節等の目的で添加することができ
る。
次に、介在層の上に固着させて設けるべき粉末状感熱
性接着剤は、一般に、粒径が〜200μ、好ましくは50〜2
00μのものを用い、接着剤の種類としては、ポリアミド
系、ポリエステル系、EVA(エチレン酢ビ共重合体)
系、ポリエチン系のものなどが挙げられる。最も一般的
なものはポリアミド系であり、ナイロン6、ナイロン6
6、ナイロン12等の3元〜5元共重合体であって、融点
が80〜130℃のものが例示される。ポリエステル系のも
のとしては、共重合タイプのものであって、融点が80〜
140℃のものが例示される。EVA系のものとしては融点が
80〜120℃のものが例示される。これらの粉末状接着剤
には、ステアリン酸塩類等のごとき滑剤、炭酸カルシウ
ム、酸化チタン等のごとき無機充填剤、蛍光染料等のご
とき着色剤などを適宜配合することもできる。
また、本発明はかかる接着芯地の製法、すなわち、基
材上に液状の硬化性物質および無機粉末を主成分とする
硬化性組成物をスポット状に塗布し、その上に粉末状の
感熱性接着剤を散布し、次いで活性エネルギー線を照射
して該硬化性組成物を硬化させ、照射前または照射後あ
るいはその双方において余分な粉末状接着剤を除去する
ことを特徴とする接着芯地の製法を提供するものであ
る。
本発明の芯地を製造するには、まず、前記した硬化性
組成物を基材上にスポット状に塗布する。塗布方法とし
ては、ロータリースクリーン方式、グラビア方式などが
一般的に採用でき、塗布に当たっては塗布性を考慮し
て、硬化性組成物の粘度は、ロータリースクリーン方式
の場合、3000〜15000cps、グラビア方式の場合、100〜3
000cpsとするのが望ましい。塗布すべきスポットのパタ
ーンとしては、例えば、正三角形タイプ(第2(a)
図)、正方形タイプ(第2(b)図)、ランダムパター
ンタイプ(第2(c)図)等が挙げられる。個々のスポ
ットの形状は、円形が一般的であるが、三角形、四角形
等であってもなんら差し支えなく、また、その大きさは
通常0.1〜1.2mmとする。また、スポットの配置密度は相
互間隔で8〜35個/インチが一般的である。
硬化性組成物の塗布量は硬化後に3〜20g/m2となるよ
うにする。20g/m2を越えると、風合が硬くなり重量が増
え、着用が悪くなり好ましくない。3g/m2未満であると
基材と接着剤粉末との結着が不充分になったり、本発明
の目的とする「ストライクバック」の効果が発揮出来な
くなったりする。
次に、粉末状感熱接着剤を散布する。散布方法として
は、振動散布方式、彫刻ロール凹部を利用して粉末を運
ぶ方式等がある。粉末の付着量は、一般に、5〜30g/m2
とする。30g/m2を越えると、風合が硬くなり、また、重
くなって着用感を悪くする。5g/m2未満であると必要と
する接着強度が得られない。
塗布・散布した後、活性エネルギー線を照射する。用
いる活性エネルギー線の種類としては、例えば、電子
線、紫外線、γ線、β線等が挙げられるが、このうち、
電子線および紫外線が一般的である。
電子線照射を行う場合、照射条件は、加速電圧100〜
3,000KV、線量0.1〜20Mrad、好ましくは0.5〜10Mradと
する。照射雰囲気は、大気中でもよいが、窒素のごとき
不活性ガス雰囲気が適当である。かかる電子線照射によ
る硬化法は、組成物中に充填剤や着色剤を多く含む場
合、あるいは組成物の一部が基材に浸透した場合におい
ても十分に硬化を行うことができるので、適用範囲が広
く、好適に用いることができる。
紫外線照射を行う場合には、通常、硬化性組成物にベ
ンゾフェノン、アントラキノン等の光開始剤を添加する
必要がある。用いる紫外線の波長範囲は2000〜8000Åで
ある。
活性エネルギー線の照射により、硬化性組成物が硬化
する。感熱接着剤粉末を通して、組成物を硬化させるの
で、活性エネルギー線としては電子線が好ましい。
このような活性エネルギー線照射による硬化は熱をか
けない硬化であるので、感熱性接着剤が熱変形を起こす
ことがなく、従来のようなトラブルが生じない。しか
も、硬化には一般に架橋が伴うので、芯地の耐ドライク
リーニング性、耐洗濯性を向上させる。
なお、照射前または照射後、あるいはその双方におい
て、余分な粉末状接着剤を除去する。除去の方法として
は、ブラッシングバキューム法、振動法、静電気除去法
などが挙げられる。本発明においては、加熱工程を採用
していないので、硬化後においても余分な接着剤粉末が
容易であり、しかも回収率が高い。
かくして得られる本発明の接着芯地は、紳士服、婦人
服等のジャケット、スーツ、コート用のフロント見返し
芯地、シャツ、ブラウス等の衿、カフス、前立て用芯
地、この他芯地以外の衣料、袋もの等のボンディング用
裏材、靴用のインナー素材等にも好適に用いることがで
きる。
実施例 以下に実施例を挙げて本発明をさらに詳しく説明す
る。
実施例1 基布として糸番手60Sx40S、織密度68x30/インチの平
織の綿布を用い、この布に下記配合の組成物を、水玉状
の金属スクリーン(角度:60゜、孔密度:17個/インチ、
孔径:480μm)で厚さ200μm、付着量7g/m2となるよう
にスクリーンコーティングを行った。
成 分 重量部 アロニックス M6250(a) 50 カヤラッド R167(b) 50 サイロイド 244(c) 15 (a)東亜化成化学工業(株)製 二官能性オリゴエステルアクリレート (b)日本化薬(株)製 二官能性アクリレート (c)富士ブヴィソン(株)製 シリカ粉末 次いで、該コーディング物に共重合ナイロン粉末(DE
UTSCH ATOCHM製PLATAMID H005、粒径60〜200μm、融点
115〜125℃)を過剰に散布し、余分な粉末を除去した
後、200KVエリアビーム型電子線照射装置を用いて、窒
素ガス雰囲気中、加速電圧200KV、線量4Mradの条件で電
子線照射を行って該組成物を硬化させ、さらにブラッシ
ングバキューム法によって余分な粉末を十分に除去して
本発明の接着芯地を得た。
最終的な粉末の付着量は10g/m2であった。
比較例1 実施例1と同一の基布および粉末を用い、エングレー
ブドローラーを用いるパウダードット法によって、本発
明とは異なり硬化性組成物層を有せず、接着剤粉末だけ
を15g/m2で付着させた対照接着芯地を得た。
実施例1および比較例1で得た接着芯地を用い、剥離
強度、ストライクバック強度およびドライクリーニング
後の剥離強度の項目について測定した。結果を第1表に
示す。
(a)剥離強度; 表地としてT/W=50/50のカシミヤドスキンを用い、接
着芯地と重ね、140℃、250g/m2、15秒の条件下、平板プ
レス機で貼り合せ、JIS L−1086法に従って剥離強度を
測定した。
(b)ストライクバック強度; 前記剥離強度測定と同条件にて、芯地の裏地おと該芯
地と同一基布とを熱圧着し、得られたサンプルについて
剥離強度を測定した。
(c)ドライクリーニング後の剥離強度; パークロルエチレンを用いて20℃、15分間ドライクリ
ーニングを行い、同様に剥離強度を測定した。
第1表から明らなかごとく、本発明の接着芯地は、比
較例の試料に比し、初期接着強度のみならず、ストライ
クバック性およびドライクリーニング後の接着強度にも
優れたものである。ことに、ストライクバック性につい
ては著しい差が認められる。
発明の効果 本発明により、耐ドライクリーニングおよびストライ
クバック防止性、ドッキング防止性に優れた接着芯地が
提供される。本発明においては、製造工程において加熱
工程がないので、接着剤はもとのままであり、接着性の
良好な芯地が得られる。
また、本発明の製法は、塗工時の作業性が良好であ
り、また、接着剤粉末の除去性・回収性に優れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の接着芯地を模式的に示す断面図であ
る。 第2(a)〜(c)図は基材上にスポット状に配する硬
化性組成物のパターン図である。 図面中の符号は以下の意味を有する。 1;基材、2;介在層、3;粒状接着剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−220801(JP,A) 特開 昭51−67462(JP,A) 実公 昭56−55206(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A41D 27/06 D06M 10/00 - 10/08

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基材と、該基材上にスポット状に固着され
    た介在層と、該介在層の上に固着された感熱性接着剤と
    よりなり、該介在層が液状の硬化性物質および無機粉末
    を主成分とする硬化性組成物を活性エネルギー線照射に
    よって硬化させたものであることを特徴とする接着芯
    地。
  2. 【請求項2】基材上に液状の硬化性物質および無機粉末
    を主成分とする硬化性組成物をスポット状に塗布し、そ
    の上に粉末状の感熱性接着剤を散布し、次いで活性エネ
    ルギー線を照射して該硬化性組成物を硬化させ、さらに
    照射前または照射後あるいはその双方において余分な粉
    末状接着剤を除去することを特徴とする接着芯地の製
    法。
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