JP2842343B2 - 静電式インクジェット記録装置 - Google Patents

静電式インクジェット記録装置

Info

Publication number
JP2842343B2
JP2842343B2 JP7278694A JP27869495A JP2842343B2 JP 2842343 B2 JP2842343 B2 JP 2842343B2 JP 7278694 A JP7278694 A JP 7278694A JP 27869495 A JP27869495 A JP 27869495A JP 2842343 B2 JP2842343 B2 JP 2842343B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
stirring
toner particles
voltage
discharge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP7278694A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09123459A (ja
Inventor
淳一 末次
良広 萩原
仁史 峯本
良介 上松
和男 島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP7278694A priority Critical patent/JP2842343B2/ja
Priority to EP96117187A priority patent/EP0770486B1/en
Priority to US08/738,337 priority patent/US5988795A/en
Priority to DE69618532T priority patent/DE69618532T2/de
Publication of JPH09123459A publication Critical patent/JPH09123459A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2842343B2 publication Critical patent/JP2842343B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/015Ink jet characterised by the jet generation process
    • B41J2/04Ink jet characterised by the jet generation process generating single droplets or particles on demand
    • B41J2/06Ink jet characterised by the jet generation process generating single droplets or particles on demand by electric or magnetic field
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/015Ink jet characterised by the jet generation process
    • B41J2/04Ink jet characterised by the jet generation process generating single droplets or particles on demand
    • B41J2/06Ink jet characterised by the jet generation process generating single droplets or particles on demand by electric or magnetic field
    • B41J2002/061Ejection by electric field of ink or of toner particles contained in ink
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/015Ink jet characterised by the jet generation process
    • B41J2/04Ink jet characterised by the jet generation process generating single droplets or particles on demand
    • B41J2/06Ink jet characterised by the jet generation process generating single droplets or particles on demand by electric or magnetic field
    • B41J2002/063Moving solid toner particles in carrier liquid by eletrostatic force acting on the toner particles, e.g. for accumulating the toner particles around an ejection electrode of an electrostatic printhead

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、静電式インクジェ
ット記録装置に係り、特に、静電力の作用によりインク
中のトナー粒子を記録媒体に付着させ記録を行う静電式
インクジェット記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば特開平4−220352号
公報に開示されているように、帯電された液体インクに
静電力を作用させ、当該液体インクを直接に記録媒体に
付着させて記録を行う静電吸引型のインクジェット記録
装置があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例にあっては、液体インクを直接記録媒体に付着させ
て記録を行うので、印刷画像に滲みを生じるなど解像度
の高い画像を印字するには一定の限界を伴う不都合があ
った。
【0004】
【発明の目的】本発明は、上記従来例の有する不都合を
改善し、特に、従来にない鮮明な画像を印刷できる静電
式インクジェット記録装置を提供することを、その目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、帯電されたトナー粒子を含む液体インクを保持する
吐出セルと、この吐出セルの一端部に設けられた吐出孔
と、この吐出孔に記録媒体を介し対向する接地された対
向電極と、吐出孔に装備されトナー粒子と同極性の電圧
パルスが印加される吐出電極と、吐出セルの吐出孔のあ
る側を除く周囲の少なくとも一面に設けられトナー粒子
と同極性のオフセット電圧を印加される泳動電極とを備
えている。また、吐出セルの重力方向の上下面に撹拌電
極を配設すると共に、当該撹拌電極に前記吐出セル内の
トナー粒子を撹拌する電圧を印加する撹拌電圧印加制御
部を設けた、という構成を採っている。
【0006】本発明では、泳動電極にオフセット電圧が
印加されると、吐出電極との間に電界が形成され、トナ
ー粒子が電気泳動し、吐出孔に集中する。続いて、吐出
電極に電圧パルスを印加すると、対向電極との間に電界
が形成され、吐出孔に集中していたトナー粒子のみが一
群になり対向電極めがけて吐出される。吐出されたトナ
ー粒子群は記録媒体に付着し、この繰り返しにより印刷
が行われる。吐出により吐出孔近傍で減少したトナー粒
子は、吐出セルの奥側から電気泳動により補充され、連
続吐出に備えられる。ここで、装置を使用せずに長時間
放置すると、吐出セル内で液体インク中のトナー粒子が
沈澱する。そこで、攪拌電極に所定の電圧を印加する
と、吐出セル内に重力方向の電界が形成され、吐出セル
内のトナー粒子が攪拌されると共に、濃度も全体に均一
化される。
【0007】請求項2記載の発明では、撹拌電圧印加制
御部は、撹拌電極に交流電圧を印加する交流電源を備え
、という構成を採っている。本発明では、攪拌電極に
交流電源を印加すると、吐出セル内に重力方向の交番電
界が形成される。これにより、吐出セル内のトナー粒子
が重力方向に振動するように攪拌され、濃度も全体に均
一化される。
【0008】請求項3記載の発明では、撹拌電圧印加制
御部は、撹拌電極にトナー粒子と同極性のオフセット電
圧を重力方向に逆らって印加するオフセット用電源を備
えた、という構成を採っている。本発明では、攪拌電極
にオフセット電圧を印加すると、沈澱していたトナー粒
子が液体インク中に舞い上がり、濃度も全体に均一化さ
れる。
【0009】請求項4記載の発明では、撹拌電極は、吐
出電極にパルス電圧が印加されていないときに機能する
ように構成されている。本発明では、トナー粒子の吐出
動作に影響を与えないときに攪拌が行われる。
【0010】請求項5記載の発明では、撹拌電極は、泳
動電極にオフセット電圧が印加される前に機能するよう
に構成されている。本発明では、まず、攪拌電極に電圧
が印加され、吐出セル内のトナー粒子がインク中に均一
に分散される。その後、泳動電極にオフセット電圧が印
加され、インク中に舞い上がったトナー粒子が電気泳動
により吐出孔に搬送される。
【0011】これらにより、前述した目的を達成しよう
とするものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
乃至図5に基づいて説明する。
【0013】まず図1において、ヘッド本体10は誘電
体部材8で形成され、その内部に吐出セル1(インクチ
ャンバ)が設けられている。この吐出セル1の一端部に
は、微小な吐出孔3が形成されると共に吐出電極2が装
備されている。吐出セル1の後方と側方には泳動電極4
が一体的に配設され、誘電体部材8に固定されている。
符号7は記録媒体Pを介し吐出孔3に対向する接地され
た対向電極を示す。
【0014】また、図2に示すように、吐出セル1の重
力方向の上下面には、それぞれ攪拌電極5,5が配設さ
れ、各電極5,5には攪拌電圧印加制御部9が併設され
ている。符号6は、インクタンク(図示略)とチューブ
を介し接続されたインク供給口を示す。
【0015】これを更に詳述すると、本実施形態におい
て、吐出セル1は、吐出孔3に向かって空間断面積が徐
々に小さくなるように形成されている。
【0016】吐出電極2は、帯状に形成されトナー粒子
の吐出方向と直行する方向に配設されている。また、吐
出電極2の先端部は吐出孔3に装備され、電界が集中し
易いように尖らせてある。更に、吐出電極2には、所定
のタイミングでトナー粒子と同極性の電圧パルスを印加
する電圧印加制御部が併設されている(図示略)。一
方、泳動電極4にも一定のオフセット電圧を印加するオ
フセット電源が接続されている(図示略)。
【0017】攪拌電極5,5は、吐出セル1のインク保
持部分の平面形状と同一形状に形成され、互いに形状を
対応させた状態で吐出セル1を上面と下面から挟み込む
ように配設されている。特に上面の攪拌電極5には、イ
ンク供給口6と対応する位置に貫通穴が形成されてい
る。また、この攪拌電極5,5に併設された攪拌電圧印
加制御部9は、交番電界印加用の交流電源9aと、攪拌
電極5,5にトナー粒子の電位と同極性のオフセット電
圧を重力方向に逆らって印加するオフセット用電源9b
と、電圧出力のタイミングを制御するタイミング制御部
(図示略)とを備えている。オフセット用電源9bは、
トナー粒子と同極性である正極が吐出セル1下面の攪拌
電極5に接続され、負極が吐出セル1上面の攪拌電極5
に接続されている。この、オフセット用電源9bの出力
電圧は、トナー粒子のゼータ電位と等しい電圧に設定さ
れている。ここで、トナー粒子の帯電極性が逆であれ
ば、正極と負極をそれぞれ逆に接続すれば良い。
【0018】本実施形態において、タイミング制御部
は、装置の起動後泳動電極4にオフセット電圧が印加さ
れる前に攪拌電極5,5に電圧を印加する機能と、吐出
電極2にパルス電圧が印加されていないときに攪拌電極
5,5に電圧を印加する機能とを備えている。ここで、
攪拌電圧印加制御部9が攪拌電極5,5間に印加する電
圧は、図3に示すような交流電圧である。この交流の周
波数は攪拌の周期を定めるものなので実験的に最適値を
設定されれば良い。
【0019】インク供給口6は、図示しないインクタン
クとチューブを介して接続され、吐出セル1内のインク
には1cmH2 O程度の負圧が付勢されると共に強制的
なインクの循環が行われるようになっている。印字に用
いられるインクは、石油系有機溶媒(イソパラフィン)
に帯電制御剤とともに着色した熱可逆性樹脂の微粒子
(トナー)を分散させたものであり、トナー粒子はゼー
タ電位により見かけ上正極性に帯電されている。
【0020】次に、上記実施形態の全体動作を図3乃至
図5に基づいて説明する。
【0021】まず、印刷動作について説明する。泳動電
極4にオフセット電圧が印加されると、吐出電極2との
間に電界が形成され、トナー粒子が電気泳動し、吐出孔
3に集中する。続いて、吐出電極2に電圧パルスを印加
すると、対向電極7との間に電界が形成され、吐出孔3
に集中していたトナー粒子が一群になりインクメニスカ
スから対向電極7めがけて吐出される。吐出されたトナ
ー粒子群は記録媒体Pに付着する。一方、吐出により吐
出孔3近傍で減少したトナー粒子は、吐出セル1の奥側
から電気泳動により補充され、連続吐出に備えられる。
この動作が繰り返されることにより、搬送される記録媒
体Pにトナー像が形成される。そして、トナー像の形成
された記録媒体Pは、電子写真記録用と同等の定着器
(図示略)に搬送され熱定着される。
【0022】ここで、トナー粒子Tは溶媒であるインク
より比重が大きいので、長時間放置しておくと、図4に
示すように、吐出セル1内においてトナー粒子Tの沈澱
が発生する。また、印刷中は、泳動電極4によりトナー
粒子Tを電気泳動させて吐出電極2付近に濃縮させるた
め、トナー粒子Tの濃度が吐出セル1内において不均一
となる。更に、トナー粒子Tの消費は常時一定ではな
く、印刷しようとする画像により変動するので、吐出電
極2近傍のトナー粒子Tの濃度に差を生ずる場合もあ
る。かかる場合、均一な量のトナー粒子Tが吐出電極2
近傍に搬送されず、記録画像によって吐出トナー量が変
化し、印刷画像にムラを生じるという不都合がある。
【0023】そこで、本実施形態では、泳動電極4にオ
フセット電圧が印加される前に、攪拌電圧印加制御部9
により、攪拌電極5,5に図3に示す交流電圧が印加さ
れる。これにより、吐出セル1内には重力方向の交番電
界が形成され、沈澱していたトナー粒子Tがインク中に
舞い上がる。ここに、攪拌電極5,5に印加されるオフ
セット電圧はトナー粒子Tのゼータ電位と同電位である
ため、平均的にはトナー粒子Tは吐出セル1上方に向か
って移動する。特に、電圧が高い期間には速く泳動し、
電界が逆になる期間は吐出セル1上方から離れる方向に
泳動する。これにより、図5に示すように、沈澱し滞積
していたトナー粒子Tが攪拌され、濃度も全体的に均一
化される。そして、この攪拌動作の実行後に泳動電極4
にオフセット電圧が印加され、上記印刷動作の実行が開
始される。
【0024】また、印刷動作開始後においては、吐出電
極2に電圧パルスが印加されていない間も、攪拌電圧印
加制御部9により、攪拌電極5,5に図3に示す交流電
圧が逐次印加される。これにより、印字中も吐出セル1
内のトナー粒子の濃度が全体に均一化される。
【0025】このように、本実施形態によれば、インク
中のトナー粒子のみを記録媒体に付着させて印刷を行う
ので、滲み等を生ずることがなく、静電インクジェット
記録方式でありながら電子写真記録方式なみの高解像度
かつ高印字品質を実現することができる。また、トナー
粒子の吐出後には泳動電極の形成する電界によりトナー
粒子が迅速に補給されるので、トナー粒子の連続吐出に
よる高速印刷を安定に行うことができる。
【0026】特に、攪拌電極が、トナー粒子の沈澱等を
防止し、インク中のトナー粒子の濃度を全体に均一化す
るので、均一な量のトナー粒子を吐出電極に供給するこ
とができ、吐出斑のない高品質の印刷結果を得ることが
できる。
【0027】また、攪拌電極には、交流電圧が印加され
るので、交番電界の作用によりトナー粒子の攪拌を強力
かつ迅速に行うことができる。
【0028】更に、攪拌電極には、トナー粒子と同極性
のオフセット電圧が重力方向に逆らって印加されるの
で、吐出セル1内に沈澱したトナー粒子をインク中の全
体に適度に舞い上がらせることができ、トナー粒子の濃
度を全体に均一化することができる。
【0029】これに加え、攪拌電極は、吐出電極にパル
ス電圧が印加されていないときに機能するので、吐出動
作に悪影響を与えることがないのみならず、印刷動作中
に逐次攪拌を行うことにより、記録画像によらず吐出ト
ナー量を安定化することができ、より高品質の印刷結果
を得ることができる。
【0030】また、攪拌電極は、泳動電極にオフセット
電圧が印加される前に機能するので、攪拌して分散させ
ると共に均一化させた後のトナー粒子を電気泳動により
吐出孔に搬送することができ、これがため、沈澱状態に
比べ適量のトナー粒子の搬送を円滑に行うことができ、
吐出斑を抑制し更なる高印字品質を実現することができ
る。
【0031】次に、本発明の他の実施形態を図6乃至図
7に示す。この図6乃至図7に示す実施形態では、攪拌
電圧印加制御部19が、交流電源を装備せず、オフセッ
ト用電源19bのみを有している。その他の構成は上述
した実施形態と同一となっている。本実施形態では、攪
拌電極5,5にオフセット電圧が印加されると、吐出セ
ル1の下面に沈澱体積していたトナー粒子がインク中に
舞い上がり、インク中に分散されると共に均一化され
る。このようにしても、上記実施形態と同様にトナー粒
子を分散及び均一化することができるうえ、交流電源を
有しない分コストの低減を図ることができる。
【0032】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成され機能す
るので、これによると、泳動電極及び吐出電極の形成電
界によりインク中のトナー粒子のみを記録媒体に付着さ
せて印刷を行うので、滲み等を生ずることがなく、静電
インクジェット記録方式でありながら電子写真記録方式
なみの高解像度かつ高印字品質を実現することができ
る。また、トナー粒子の吐出後には泳動電極の形成する
電界によりトナー粒子が迅速に補給されるので、トナー
粒子の連続吐出による高速印刷を安定に行うことができ
る。特に、攪拌電極が、トナー粒子の沈澱等を防止し、
インク中のトナー粒子の濃度を全体に均一化するので、
均一な量のトナー粒子を吐出電極に供給することがで
き、吐出斑のない高品質の印刷結果を得ることができ
る。
【0033】請求項2記載の発明では、攪拌電極には、
交流電圧が印加されるので、交番電界の作用によりトナ
ー粒子の攪拌を強力かつ迅速に行うことができる。
【0034】請求項3記載の発明では、攪拌電極には、
トナー粒子と同極性のオフセット電圧が重力方向に逆ら
って印加されるので、吐出セル内に沈澱したトナー粒子
をインク中の全体に適度に舞い上がらせることができ、
トナー粒子の濃度を全体に均一化することができる。
【0035】請求項4記載の発明では、攪拌電極は、吐
出電極にパルス電圧が印加されていないときに機能する
ので、吐出動作に悪影響を与えることがないのみなら
ず、印刷動作中に逐次攪拌を行うことにより、記録画像
によらず吐出トナー量を安定化することができ、より高
品質の印刷結果を得ることができる。
【0036】請求項5記載の発明では、攪拌電極は、泳
動電極にオフセット電圧が印加される前に機能するの
で、攪拌して分散させると共に均一化させた後のトナー
粒子を電気泳動により吐出孔に搬送することができ、こ
れがため、沈澱状態に比べ適量のトナー粒子の搬送を円
滑に行うことができ、吐出斑を抑制し更なる高印字品質
を実現することができる、という従来にない優れた静電
式インクジェット記録装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の構成を示す一部省略した
平面図である。
【図2】図1のX−X線における断面図である。
【図3】図2に示す攪拌電圧印加制御部により攪拌電極
に印加される電圧を示す線図である。
【図4】吐出セル内にトナー粒子が沈澱した状態を示す
ヘッド本体の縦断面図である。
【図5】攪拌電極に電圧が印加された場合における吐出
セル内のトナー粒子の状態を示すヘッド本体の縦断面図
である。
【図6】本発明の他の実施形態の構成を示す一部省略し
た平面図である。
【図7】図6のY−Y線における縦断面図である。
【符号の説明】
1 吐出セル 2 吐出電極 3 吐出孔 4 泳動電極 5 撹拌電極対 6 インク供給口 7 対向電極 8 誘電体部材 9 攪拌電圧印加制御部 9a 交流電源 9b オフセット用電源 10 ヘッド本体 P 記録媒体 T トナー粒子
フロントページの続き (72)発明者 上松 良介 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気 株式会社内 (72)発明者 島 和男 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気 株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−160557(JP,A) 国際公開93/11866(WO,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 2/06 B41J 2/175

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯電されたトナー粒子を含む液体インク
    を保持する吐出セルと、この吐出セルの一端部に設けら
    れた吐出孔と、この吐出孔に記録媒体を介し対向する接
    地された対向電極と、前記吐出孔に装備され前記トナー
    粒子と同極性の電圧パルスが印加される吐出電極と、前
    記吐出セルの前記吐出孔のある側を除く周囲の少なくと
    も一面に設けられ前記トナー粒子と同極性のオフセット
    電圧を印加される泳動電極とを備え、 前記吐出セルの重力方向の上下面に撹拌電極を配設する
    と共に、当該撹拌電極に前記吐出セル内のトナー粒子を
    撹拌する電圧を印加する撹拌電圧印加制御部を設けた
    とを特徴とする静電式インクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】 前記撹拌電圧印加制御部は、前記撹拌電
    極に交流電圧を印加する交流電源を備えたことを特徴と
    する請求項1記載の静電式インクジェット記録装置。
  3. 【請求項3】 前記撹拌電圧印加制御部は、前記撹拌電
    に前記トナー粒子と同極性のオフセット電圧を重力方
    向に逆らって印加するオフセット用電源を備えたことを
    特徴とする請求項1記載の静電式インクジェット記録装
    置。
  4. 【請求項4】 前記撹拌電極は、前記吐出電極にパルス
    電圧が印加されていないときに機能するように構成され
    ていることを特徴とした請求項1記載の静電式インクジ
    ェット記録装置。
  5. 【請求項5】 前記撹拌電極は、前記泳動電極にオフセ
    ット電圧が印加される前に機能するように構成されてい
    ることを特徴とした請求項1記載の静電式インクジェッ
    ト記録装置。
JP7278694A 1995-10-26 1995-10-26 静電式インクジェット記録装置 Expired - Fee Related JP2842343B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7278694A JP2842343B2 (ja) 1995-10-26 1995-10-26 静電式インクジェット記録装置
EP96117187A EP0770486B1 (en) 1995-10-26 1996-10-25 Electrostatic ink jet recording apparatus
US08/738,337 US5988795A (en) 1995-10-26 1996-10-25 Electrostatic ink jet recording apparatus preventing precipitation of charged particulate material in ink liquid
DE69618532T DE69618532T2 (de) 1995-10-26 1996-10-25 Elektrostatische Tintenstrahlaufzeichnungsvorrichtung

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7278694A JP2842343B2 (ja) 1995-10-26 1995-10-26 静電式インクジェット記録装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09123459A JPH09123459A (ja) 1997-05-13
JP2842343B2 true JP2842343B2 (ja) 1999-01-06

Family

ID=17600883

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7278694A Expired - Fee Related JP2842343B2 (ja) 1995-10-26 1995-10-26 静電式インクジェット記録装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5988795A (ja)
EP (1) EP0770486B1 (ja)
JP (1) JP2842343B2 (ja)
DE (1) DE69618532T2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE69739387D1 (de) * 1996-10-29 2009-06-10 Panasonic Corp Tintenstrahlaufzeichnungsgerät und Verfahren zu seiner Herstellung
JP4690556B2 (ja) * 2000-07-21 2011-06-01 大日本印刷株式会社 微細パターン形成装置と微細ノズルの製造方法
ATE361839T1 (de) 2001-03-21 2007-06-15 Fujifilm Corp Tintenstrahldruckverfahren und tintenstrahldruckapparat
TWI264963B (en) * 2001-03-29 2006-10-21 Hitachi Ltd Organic EL display and production device of color filter
AU2003264553A1 (en) 2002-09-24 2004-04-19 Konica Minolta Holdings, Inc. Method for manufacturing electrostatic attraction type liquid discharge head, method for manufacturing nozzle plate, method for driving electrostatic attraction type liquid discharge head, electrostatic attraction type liquid discharging apparatus, and liquid discharging apparatus
JP4500926B2 (ja) * 2003-10-23 2010-07-14 独立行政法人産業技術総合研究所 微細線描画方法

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4271416A (en) * 1978-10-18 1981-06-02 Nippon Telegraph And Telephone Public Corporation Slit type ink recording apparatus
US4478510A (en) * 1981-12-16 1984-10-23 Canon Kabushiki Kaisha Cleaning device for modulation control means
JPS6157343A (ja) * 1984-08-29 1986-03-24 Toshiba Corp インクジエツト記録装置
US4717926A (en) * 1985-11-09 1988-01-05 Minolta Camera Kabushiki Kaisha Electric field curtain force printer
JPS6374083A (ja) * 1986-09-18 1988-04-04 Toray Ind Inc 湿式現像装置
JP2638879B2 (ja) * 1988-02-09 1997-08-06 ミノルタ株式会社 インクジェットプリンタ
JPH02160557A (ja) * 1988-12-14 1990-06-20 Minolta Camera Co Ltd インクジェットプリンタ
JPH07502218A (ja) 1991-12-18 1995-03-09 トーン ジェット コーポレイション プロプライエタリー リミテッド 粒状物質の離散凝集物の生成方法および生成装置
JPH05281694A (ja) * 1992-04-03 1993-10-29 Brother Ind Ltd 画像形成装置
JP3315268B2 (ja) * 1994-09-22 2002-08-19 株式会社東芝 画像形成装置
JP2727993B2 (ja) * 1994-12-27 1998-03-18 日本電気株式会社 インクジェットプリンタ

Also Published As

Publication number Publication date
DE69618532D1 (de) 2002-02-21
EP0770486A2 (en) 1997-05-02
JPH09123459A (ja) 1997-05-13
US5988795A (en) 1999-11-23
DE69618532T2 (de) 2002-09-12
EP0770486B1 (en) 2002-01-16
EP0770486A3 (en) 1997-06-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2842343B2 (ja) 静電式インクジェット記録装置
JP2783223B2 (ja) 静電式インクジェット記録ヘッド及びこれを利用した静電式インクジェット記録装置
JP2783225B2 (ja) インクジェット式ヘッド装置
JP2783226B2 (ja) インクジェット式ヘッド装置
JP2907085B2 (ja) インクジェット式ヘッド装置
JP2783228B2 (ja) インクジェット式ヘッド装置
JP2783220B2 (ja) インクジェット式記録ヘッド
JP2734402B2 (ja) 静電式インクジェット記録装置
JP3056115B2 (ja) 静電式インクジェット記録装置
JP2783227B2 (ja) 静電式インクジェット記録装置
JP2842326B2 (ja) 静電式インクジェット記録ヘッド
JP2783224B2 (ja) インクジェット式ヘッド装置
EP0780229A1 (en) Electrostatic ink jet recording head
JP2842336B2 (ja) 静電式インクジェット記録装置
JP2834106B2 (ja) インクジェット記録装置
JP3749339B2 (ja) インクジェット記録装置
JP2842341B2 (ja) インクジェット記録装置
JP2000334960A (ja) 静電式インクジェット記録装置
JP2954171B1 (ja) インクジェット飛翔制御方法及びインクジェット記録装置
JP2000168091A (ja) インクジェット記録装置
JP2842841B2 (ja) インクジェット記録装置
JPH0957974A (ja) インクジェットプリンタ装置
JP2002103625A (ja) 静電型インクジェット記録装置
JP2000255066A (ja) インクジェット記録装置
JP2001030499A (ja) インクジェット記録装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19980922

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071023

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081023

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees