JP2842208B2 - 開閉式屋根構造 - Google Patents
開閉式屋根構造Info
- Publication number
- JP2842208B2 JP2842208B2 JP2225094A JP2225094A JP2842208B2 JP 2842208 B2 JP2842208 B2 JP 2842208B2 JP 2225094 A JP2225094 A JP 2225094A JP 2225094 A JP2225094 A JP 2225094A JP 2842208 B2 JP2842208 B2 JP 2842208B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roof
- fan
- shaped
- movable
- track
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Types And Forms Of Lifts (AREA)
- Tents Or Canopies (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の扇形屋根を相対
的に回転させることにより、屋根部分を開閉可能とした
開閉式屋根構造に関する。
的に回転させることにより、屋根部分を開閉可能とした
開閉式屋根構造に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の開閉式屋根構造は大型競技場の
ドーム屋根に用いられ、例えば、特開平1−2689
36号公報(E04B 1/32),特開平2−85
438号公報(E04B 1/342),特開平2−
210130号公報(E04B1/32)等に開示され
たものがある。
ドーム屋根に用いられ、例えば、特開平1−2689
36号公報(E04B 1/32),特開平2−85
438号公報(E04B 1/342),特開平2−
210130号公報(E04B1/32)等に開示され
たものがある。
【0003】即ち、かかる,,に示す開閉式屋根
構造は、半円状に2分割した2つの扇形屋根の少なくと
も一方が、ドームの外周に沿って敷設された軌道上を台
車等を介して移動可能となっており、この軌道上を移動
することにより2つの扇形屋根はドーム頂部を中心とし
て相対回転して、屋根の開閉が行われるようになってい
る。
構造は、半円状に2分割した2つの扇形屋根の少なくと
も一方が、ドームの外周に沿って敷設された軌道上を台
車等を介して移動可能となっており、この軌道上を移動
することにより2つの扇形屋根はドーム頂部を中心とし
て相対回転して、屋根の開閉が行われるようになってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の開閉式屋根構造にあっては、可動となった扇形屋
根が台車等を介してドーム頂部を中心として回転する場
合、この扇形屋根の荷重が全て台車に作用した状態で移
動する必要がある。このため、台車と軌道との間の摩擦
力が著しく大きくなり、台車を駆動するための駆動力が
大きくなると共に、この台車が大型化されてしまうとい
う課題があった。
従来の開閉式屋根構造にあっては、可動となった扇形屋
根が台車等を介してドーム頂部を中心として回転する場
合、この扇形屋根の荷重が全て台車に作用した状態で移
動する必要がある。このため、台車と軌道との間の摩擦
力が著しく大きくなり、台車を駆動するための駆動力が
大きくなると共に、この台車が大型化されてしまうとい
う課題があった。
【0005】そこで、本発明はかかる従来の課題に鑑み
て、扇形屋根を回転してドーム状屋根を開閉する際に、
可動側の扇形屋根を空気圧を用いて浮上させることによ
り、台車に作用する扇形屋根の荷重を軽減させるように
した開閉式屋根構造を提供することを目的とする。
て、扇形屋根を回転してドーム状屋根を開閉する際に、
可動側の扇形屋根を空気圧を用いて浮上させることによ
り、台車に作用する扇形屋根の荷重を軽減させるように
した開閉式屋根構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明は、外周を囲繞する環状壁体の上側を覆う複
数の扇形屋根を備え、これら扇形屋根を前記環状壁体の
中心部を中心として相対的に回転させることにより開閉
するようにした開閉式屋根構造において、可動となる前
記扇形屋根に設けた台車を、床面に配置した環状の軌道
上に転動させると共に、この扇形屋根と床面との間に前
記台車と並列関係をもって空気圧浮上機構を設け、扇形
屋根の回転時にこの空気圧浮上機構を作動して扇形屋根
に浮上力を付加して、前記台車に作用する扇形屋根の荷
重を軽減させる構成とする。
めに本発明は、外周を囲繞する環状壁体の上側を覆う複
数の扇形屋根を備え、これら扇形屋根を前記環状壁体の
中心部を中心として相対的に回転させることにより開閉
するようにした開閉式屋根構造において、可動となる前
記扇形屋根に設けた台車を、床面に配置した環状の軌道
上に転動させると共に、この扇形屋根と床面との間に前
記台車と並列関係をもって空気圧浮上機構を設け、扇形
屋根の回転時にこの空気圧浮上機構を作動して扇形屋根
に浮上力を付加して、前記台車に作用する扇形屋根の荷
重を軽減させる構成とする。
【0007】
【作用】以上の構成により本発明の開閉式屋根構造にあ
っては、可動となる扇形屋根の台車と並列関係をもって
空気圧浮上機構を設け、扇形屋根の回転時にこの空気圧
浮上機構を作動して扇形屋根に浮上力を付加するように
したので、この浮上力により前記台車に作用する扇形屋
根の荷重が軽減されて軌道との間の摩擦力を減少するこ
とができる。従って、扇形屋根を回転する際に上記台車
に要する駆動力を低減することができると共に、この台
車の小型化を図ることができる。
っては、可動となる扇形屋根の台車と並列関係をもって
空気圧浮上機構を設け、扇形屋根の回転時にこの空気圧
浮上機構を作動して扇形屋根に浮上力を付加するように
したので、この浮上力により前記台車に作用する扇形屋
根の荷重が軽減されて軌道との間の摩擦力を減少するこ
とができる。従って、扇形屋根を回転する際に上記台車
に要する駆動力を低減することができると共に、この台
車の小型化を図ることができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を参照して
詳細に説明する。図1から図6は本発明にかかる開閉式
屋根構造の一実施例を示し、図1は屋根構造全体を示す
平面図、図2は屋根構造全体を示す正面図、図3は扇形
屋根の支持部分を示す要部拡大図、図4は図3中A−A
線断面図、図5は図3中B−B線断面図、図6は空気圧
浮上機構の拡大断面図である。
詳細に説明する。図1から図6は本発明にかかる開閉式
屋根構造の一実施例を示し、図1は屋根構造全体を示す
平面図、図2は屋根構造全体を示す正面図、図3は扇形
屋根の支持部分を示す要部拡大図、図4は図3中A−A
線断面図、図5は図3中B−B線断面図、図6は空気圧
浮上機構の拡大断面図である。
【0009】即ち、本実施例の開閉式屋根構造にあって
は図1,図2に示すように、外周を囲繞する環状壁体1
0の上側を、扇形屋根としての固定屋根12および可動
屋根14をもってドーム状に覆うことにより構成され
る。前記固定屋根12および可動屋根14はそれぞれ半
円状に形成され、固定屋根12の外周部が前記環状壁体
10の上端部に固定されると共に、可動屋根14の外周
部が前記環状壁体10に対して相対移動できるようにな
っている。
は図1,図2に示すように、外周を囲繞する環状壁体1
0の上側を、扇形屋根としての固定屋根12および可動
屋根14をもってドーム状に覆うことにより構成され
る。前記固定屋根12および可動屋根14はそれぞれ半
円状に形成され、固定屋根12の外周部が前記環状壁体
10の上端部に固定されると共に、可動屋根14の外周
部が前記環状壁体10に対して相対移動できるようにな
っている。
【0010】前記可動屋根14は前記固定屋根12の下
側に潜り込むことができるように、固定屋根12から一
段落として形成され、かつ、可動屋根14を図2の閉止
状態にした場合に、この可動屋根14の半割り端部14
aが固定屋根12の半割り端部12aと重合される。前
記可動屋根14の外周部下側の周方向に複数の動力台車
16が取り付けられ、これら動力台車16の駆動によっ
て可動屋根14が前記環状壁体10の中心部Oを中心に
回転される。
側に潜り込むことができるように、固定屋根12から一
段落として形成され、かつ、可動屋根14を図2の閉止
状態にした場合に、この可動屋根14の半割り端部14
aが固定屋根12の半割り端部12aと重合される。前
記可動屋根14の外周部下側の周方向に複数の動力台車
16が取り付けられ、これら動力台車16の駆動によっ
て可動屋根14が前記環状壁体10の中心部Oを中心に
回転される。
【0011】前記環状壁体10近傍の床面18には、こ
の環状壁体10の内側に沿って環状に形成される床面軌
道20を設ける一方、環状壁体10の内側にはこの環状
壁体10に沿って環状に形成される壁面軌道22を設け
てある。また、前記床面軌道20は、適宜間隔をもって
同心円状に配置される外周軌道20aと内周軌道20b
との2本で形成される。
の環状壁体10の内側に沿って環状に形成される床面軌
道20を設ける一方、環状壁体10の内側にはこの環状
壁体10に沿って環状に形成される壁面軌道22を設け
てある。また、前記床面軌道20は、適宜間隔をもって
同心円状に配置される外周軌道20aと内周軌道20b
との2本で形成される。
【0012】前記台車16には前記床面軌道20の上面
に当接して転動する垂直車輪24と、前記壁面軌道22
の内側面に当接して転動する水平車輪26とが設けられ
る。前記垂直車輪24は前記外周軌道20aおよび前記
内周軌道20bを転動する一対の車輪24a,24bを
備え、これら車輪24a,24bの少なくとも一方に、
図外の動力発生手段(例えば電動モータ)の回転駆動力
が伝達されることにより、可動屋根14が前記中心部O
を中心に回転されるようにようになっている。
に当接して転動する垂直車輪24と、前記壁面軌道22
の内側面に当接して転動する水平車輪26とが設けられ
る。前記垂直車輪24は前記外周軌道20aおよび前記
内周軌道20bを転動する一対の車輪24a,24bを
備え、これら車輪24a,24bの少なくとも一方に、
図外の動力発生手段(例えば電動モータ)の回転駆動力
が伝達されることにより、可動屋根14が前記中心部O
を中心に回転されるようにようになっている。
【0013】ここで、本実施例では前記可動屋根14の
外周部下側には、前記動力台車16が設けられる半径上
に、これら複数の動力台車16間に挟まれる状態で空気
圧浮上機構としてのエアーキャスター30を設けてあ
る。前記エアーキャスター30は図6に示すように、中
央部に支保部32aを垂設した断面が逆凸字となった円
盤状の支持プレート盤32を備え、この支持プレート盤
32が図3に示すように支柱34を介して前記可動屋根
14の下側に取付けられる。尚、前記支持プレート盤3
2は可動屋根14の周方向に沿って配置される4個が1
組として設けられる。
外周部下側には、前記動力台車16が設けられる半径上
に、これら複数の動力台車16間に挟まれる状態で空気
圧浮上機構としてのエアーキャスター30を設けてあ
る。前記エアーキャスター30は図6に示すように、中
央部に支保部32aを垂設した断面が逆凸字となった円
盤状の支持プレート盤32を備え、この支持プレート盤
32が図3に示すように支柱34を介して前記可動屋根
14の下側に取付けられる。尚、前記支持プレート盤3
2は可動屋根14の周方向に沿って配置される4個が1
組として設けられる。
【0014】前記支持プレート盤32の前記支保部32
aの周縁部にはドーナツ状のトラスバック36が設けら
れ、これらトラスバック36の上側が支持プレート盤3
2に取付けられると共に、この取付部分より支保部32
a側に寄ったトラスバック36上側には圧縮空気取入口
36aが形成される。一方、前記支持プレート盤32の
支保部32a周縁部には、前記圧縮空気取入口36aの
形成部分より内側に位置して複数本の供給管38が設け
られ、それぞれの供給管38から圧縮空気が供給され
る。
aの周縁部にはドーナツ状のトラスバック36が設けら
れ、これらトラスバック36の上側が支持プレート盤3
2に取付けられると共に、この取付部分より支保部32
a側に寄ったトラスバック36上側には圧縮空気取入口
36aが形成される。一方、前記支持プレート盤32の
支保部32a周縁部には、前記圧縮空気取入口36aの
形成部分より内側に位置して複数本の供給管38が設け
られ、それぞれの供給管38から圧縮空気が供給され
る。
【0015】ところで、前記エアーキャスター30はそ
れぞれの支持プレート盤32に数に対応して制御機構4
0が設けられ、この制御機構40によって前記供給管3
8から供給される圧縮空気量および供給タイミングが制
御される。尚、本実施例では可動屋根14を回転しよう
とする際に前記エアーキャスター30作動され、床面軌
道20a,20b間に配設した基台34に対して圧縮空
気を吹き付けてこの可動屋根14に空気圧による浮上力
を付与するようになっている。
れぞれの支持プレート盤32に数に対応して制御機構4
0が設けられ、この制御機構40によって前記供給管3
8から供給される圧縮空気量および供給タイミングが制
御される。尚、本実施例では可動屋根14を回転しよう
とする際に前記エアーキャスター30作動され、床面軌
道20a,20b間に配設した基台34に対して圧縮空
気を吹き付けてこの可動屋根14に空気圧による浮上力
を付与するようになっている。
【0016】以上の構成により本実施例の開閉式屋根構
造にあっては、図1に示す閉止状態から屋根を開放する
には、駆動台車16を駆動して可動屋根14をドーム頂
部Oを中心に一方向に回転する。このとき、垂直車輪2
4が床面軌道20の上面を転動すると共に、水平車輪2
6が壁面軌道22の内面を転動する。尚、前記屋根を閉
塞する場合には、開放する際とは逆に駆動台車16を駆
動して可動屋根14を他方向に回転する。
造にあっては、図1に示す閉止状態から屋根を開放する
には、駆動台車16を駆動して可動屋根14をドーム頂
部Oを中心に一方向に回転する。このとき、垂直車輪2
4が床面軌道20の上面を転動すると共に、水平車輪2
6が壁面軌道22の内面を転動する。尚、前記屋根を閉
塞する場合には、開放する際とは逆に駆動台車16を駆
動して可動屋根14を他方向に回転する。
【0017】ところで、本実施例では屋根を開閉しよう
として可動屋根14を回転する際に、エアーキャスター
30が作動されて可動屋根14に空気圧浮上力が付与さ
れるため、駆動台車16に作用する可動屋根14の荷重
が軽減されて床面軌道20との間の摩擦力を著しく低減
することができる。
として可動屋根14を回転する際に、エアーキャスター
30が作動されて可動屋根14に空気圧浮上力が付与さ
れるため、駆動台車16に作用する可動屋根14の荷重
が軽減されて床面軌道20との間の摩擦力を著しく低減
することができる。
【0018】即ち、前記エアーキャスター30は、可動
屋根14が回転されない静止状態では供給管38から圧
縮空気が供給されず、この状態ではトラスバック36が
潰れた状態で支保部32aが基台34に設置される。そ
して、可動屋根14が回転しようとする時に供給管38
から圧縮空気が供給され、この圧縮空気の一部がトラス
バック36の圧縮空気取入口36aから導入されて、こ
のトラスバック36が膨脹して支持プレート盤32、延
いては可動屋根14を押し上げる。これと同時に前記供
給管38から供給された圧縮空気の残りは、ドーナツ状
のトラスバック36内側に供給されて圧力を高め、そし
て、このトラスバック36の下側を通って外方に排出さ
れる。このとき、トラスバック36と基台34との間に
僅かの間隙が設けられ浮上し、前記駆動台車16に作用
する可動屋根14の荷重を減少する。従って、可動屋根
14を回転する際の駆動台車16と床面軌道20との間
に発生する摩擦力を著しく低減し、この駆動台車16に
要する駆動力を大幅に減少することができ、この駆動台
車16の小型化を図ることができる。
屋根14が回転されない静止状態では供給管38から圧
縮空気が供給されず、この状態ではトラスバック36が
潰れた状態で支保部32aが基台34に設置される。そ
して、可動屋根14が回転しようとする時に供給管38
から圧縮空気が供給され、この圧縮空気の一部がトラス
バック36の圧縮空気取入口36aから導入されて、こ
のトラスバック36が膨脹して支持プレート盤32、延
いては可動屋根14を押し上げる。これと同時に前記供
給管38から供給された圧縮空気の残りは、ドーナツ状
のトラスバック36内側に供給されて圧力を高め、そし
て、このトラスバック36の下側を通って外方に排出さ
れる。このとき、トラスバック36と基台34との間に
僅かの間隙が設けられ浮上し、前記駆動台車16に作用
する可動屋根14の荷重を減少する。従って、可動屋根
14を回転する際の駆動台車16と床面軌道20との間
に発生する摩擦力を著しく低減し、この駆動台車16に
要する駆動力を大幅に減少することができ、この駆動台
車16の小型化を図ることができる。
【0019】尚、本実施例では前記床面軌道20を、同
心円状に配置した2本の外周軌道20aと内周軌道20
bとで形成し、かつ、垂直車輪24を外周軌道20aお
よび内周軌道20bを転動する一対の車輪24a,24
bを備えたので、これら両輪24a,24bで荷重を更
に分散することができる。
心円状に配置した2本の外周軌道20aと内周軌道20
bとで形成し、かつ、垂直車輪24を外周軌道20aお
よび内周軌道20bを転動する一対の車輪24a,24
bを備えたので、これら両輪24a,24bで荷重を更
に分散することができる。
【0020】また、本実施例ではドーム状屋根を二分割
して可動屋根14を半円状に形成した場合を開示した
が、これに限ることなくドーム状屋根を3分割以上した
扇形屋根にあっても本発明を適用できることはいうまで
もない。
して可動屋根14を半円状に形成した場合を開示した
が、これに限ることなくドーム状屋根を3分割以上した
扇形屋根にあっても本発明を適用できることはいうまで
もない。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかる開
閉式屋根構造にあっては、可動となる扇形屋根の台車と
並列関係をもって空気圧浮上機構を設け、扇形屋根の回
転時に空気圧浮上機構を作動して扇形屋根に浮上力を付
加するようにしたので、この浮上力により前記台車に作
用する扇形屋根の荷重を軽減して軌道との間の摩擦力を
減少し、上記台車に要する駆動力を低減すると共に、こ
の台車の小型化を図ることができるという各種優れた効
果を奏する。
閉式屋根構造にあっては、可動となる扇形屋根の台車と
並列関係をもって空気圧浮上機構を設け、扇形屋根の回
転時に空気圧浮上機構を作動して扇形屋根に浮上力を付
加するようにしたので、この浮上力により前記台車に作
用する扇形屋根の荷重を軽減して軌道との間の摩擦力を
減少し、上記台車に要する駆動力を低減すると共に、こ
の台車の小型化を図ることができるという各種優れた効
果を奏する。
【図1】本発明の開閉式屋根構造の一実施例を示す屋根
構造全体の平面図である。
構造全体の平面図である。
【図2】本発明の一実施例を示す屋根構造全体の正面図
である。
である。
【図3】本発明の一実施例を示す扇形屋根の支持部分の
要部拡大図である。
要部拡大図である。
【図4】図3中A−A線断面図である。
【図5】図3中B−B線断面図である。
【図6】本発明の一実施例に用いられる空気圧浮上機構
の拡大断面図である。
の拡大断面図である。
10 環状壁体 12 固定屋根 14 可動屋根 16 動力台車 18 床面 20 床面軌道 22 壁面軌道 30 エアーキャスター(空気圧浮上機構) 32 支持プレート盤 36 トラスバ
ック
ック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04B 7/16 E04B 1/32 102 E04B 1/346
Claims (1)
- 【請求項1】 外周を囲繞する環状壁体の上側を覆う複
数の扇形屋根を備え、これら扇形屋根を前記環状壁体の
中心部を中心として相対的に回転させることにより開閉
するようにした開閉式屋根構造において、 可動となる前記扇形屋根に設けた台車を、床面に配置し
た環状の軌道上に転動させると共に、この扇形屋根と床
面との間に前記台車と並列関係をもって空気圧浮上機構
を設け、扇形屋根の回転時にこの空気圧浮上機構を作動
して扇形屋根に浮上力を付加して、前記台車に作用する
扇形屋根の荷重を軽減させることを特徴とする開閉式屋
根構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2225094A JP2842208B2 (ja) | 1994-02-21 | 1994-02-21 | 開閉式屋根構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2225094A JP2842208B2 (ja) | 1994-02-21 | 1994-02-21 | 開閉式屋根構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07229229A JPH07229229A (ja) | 1995-08-29 |
JP2842208B2 true JP2842208B2 (ja) | 1998-12-24 |
Family
ID=12077549
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2225094A Expired - Lifetime JP2842208B2 (ja) | 1994-02-21 | 1994-02-21 | 開閉式屋根構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2842208B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106284810B (zh) * | 2016-09-19 | 2018-08-21 | 东南大学 | 平面径向开合屋盖-膜组合结构 |
-
1994
- 1994-02-21 JP JP2225094A patent/JP2842208B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07229229A (ja) | 1995-08-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2842208B2 (ja) | 開閉式屋根構造 | |
JPH03115632A (ja) | 開閉式屋根 | |
JPH07229226A (ja) | 開閉式屋根構造 | |
JPH02269237A (ja) | 開閉式屋根 | |
JPH07229228A (ja) | 開閉式屋根構造 | |
JP3019712B2 (ja) | 開閉式屋根構造 | |
JP2534127B2 (ja) | 開閉式屋根 | |
JPH07324422A (ja) | 開閉式屋根の開閉用台車 | |
JPH0412211Y2 (ja) | ||
JP2517767B2 (ja) | 開閉式屋根 | |
JP2860376B2 (ja) | 開閉式屋根 | |
JPH02256747A (ja) | 開閉式屋根 | |
JP2605486B2 (ja) | 開閉式屋根 | |
JP2517768B2 (ja) | 開閉式屋根 | |
JPH0390763A (ja) | 開閉式屋根 | |
JPH07122302B2 (ja) | 開閉式屋根 | |
JP2919999B2 (ja) | 建物用ゴンドラ設備 | |
JP2538246Y2 (ja) | 可動屋根を支持する駆動台車 | |
JP2738856B2 (ja) | 開閉式ドーム屋根 | |
JPH10152025A (ja) | 移動リフト装置のピットカバー装置 | |
JPH0531127Y2 (ja) | ||
JPH09177353A (ja) | 機械式駐車場用ターンテーブル装置 | |
JP2586210B2 (ja) | 開閉式屋根 | |
JPH02256746A (ja) | 開閉式屋根 | |
JPH11117445A (ja) | 開閉式屋根 |