JP2538246Y2 - 可動屋根を支持する駆動台車 - Google Patents
可動屋根を支持する駆動台車Info
- Publication number
- JP2538246Y2 JP2538246Y2 JP5444089U JP5444089U JP2538246Y2 JP 2538246 Y2 JP2538246 Y2 JP 2538246Y2 JP 5444089 U JP5444089 U JP 5444089U JP 5444089 U JP5444089 U JP 5444089U JP 2538246 Y2 JP2538246 Y2 JP 2538246Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- movable roof
- bogie
- balancer
- wheels
- drive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、特に大型のアーチ形またはドーム形をした
可動屋根を支持し且つ開閉する駆動台車に関する。
可動屋根を支持し且つ開閉する駆動台車に関する。
アーチ形およびドーム形をした大型構築物である可動
屋根の開放機構として駆動台車を使用した従来技術は見
当たらない。
屋根の開放機構として駆動台車を使用した従来技術は見
当たらない。
アーチ形および半ドーム形をなす大型構築物の可動屋
根等の駆動台車には、これ等の屋根が大型・大重量構造
物なので、屋根開放時の台車走行中における屋根構造体
の変形を防止するガイドローラを設け、またアーチ構造
体の鉛直荷重を受けるローラ、駆動輪等の接地をより大
きく確かな状態にするため、アーチ端部で最大反力方向
に多くの車輪、ローラ等を設け重量を分散支持させる必
要があり、構造が複雑になるという問題点がある。
根等の駆動台車には、これ等の屋根が大型・大重量構造
物なので、屋根開放時の台車走行中における屋根構造体
の変形を防止するガイドローラを設け、またアーチ構造
体の鉛直荷重を受けるローラ、駆動輪等の接地をより大
きく確かな状態にするため、アーチ端部で最大反力方向
に多くの車輪、ローラ等を設け重量を分散支持させる必
要があり、構造が複雑になるという問題点がある。
又、これらの駆動輪及びガイドローラ等により、屋根
構造の変位による反力作用方向の変化を吸収しようとす
ると、駆動容量に余裕を持たせる必要が生じ、支持構造
物が大きくなる等の問題点が生じる。
構造の変位による反力作用方向の変化を吸収しようとす
ると、駆動容量に余裕を持たせる必要が生じ、支持構造
物が大きくなる等の問題点が生じる。
アーチ形および半ドーム形をなす大型構築物の最大反
力の働く端部に回動軸を介して駆動台車を設け、回動軸
と駆動台車の取付け部を球面軸受座とする。更に、駆動
台車をボギー車式に複数に分割し、車輪をダブルホイー
ルとすることにより、駆動台車を屋根接線方向配置のシ
ンプルな構造とする。
力の働く端部に回動軸を介して駆動台車を設け、回動軸
と駆動台車の取付け部を球面軸受座とする。更に、駆動
台車をボギー車式に複数に分割し、車輪をダブルホイー
ルとすることにより、駆動台車を屋根接線方向配置のシ
ンプルな構造とする。
大型構築物の端部にボギー車式の駆動台車を設け、そ
の取り付けを球面軸受座とし、車輪をダブルホイールと
したことにより、大型構築物の荷重を、その作用方向が
変化しても球面軸受とダブルホイールの関係から、ダブ
ルホイール間に作用するように保持できる。従って他に
多くの車輪、ローラ等を設けて荷重を分散させる必要が
ない。
の取り付けを球面軸受座とし、車輪をダブルホイールと
したことにより、大型構築物の荷重を、その作用方向が
変化しても球面軸受とダブルホイールの関係から、ダブ
ルホイール間に作用するように保持できる。従って他に
多くの車輪、ローラ等を設けて荷重を分散させる必要が
ない。
本考案の一実施例としてアーチ形およびドーム形の大
型構築物の可動屋根の駆動台車の構成概要を第１図乃至
第３図に示す。第１図及び第３図において、１は可動屋
根の梁、1aは回動軸、２は駆動側ボギー台車、３は従動
側ボギー台車、４は電動機、５は減速機、６は水平軸、
７は球面軸受座、８は車輪（ダブルホイール）、９、
９′はガイドローラ、10、10′はレール、11はバラン
サ、12はロック装置を示す。
型構築物の可動屋根の駆動台車の構成概要を第１図乃至
第３図に示す。第１図及び第３図において、１は可動屋
根の梁、1aは回動軸、２は駆動側ボギー台車、３は従動
側ボギー台車、４は電動機、５は減速機、６は水平軸、
７は球面軸受座、８は車輪（ダブルホイール）、９、
９′はガイドローラ、10、10′はレール、11はバラン
サ、12はロック装置を示す。
アーチ形及びドーム形をした大型構築物である可動屋
根の最大反力が働く梁１の端部に可動屋根移動方向に対
して直交する水平の回動軸1aを設け、該回動軸1aに球面
軸受座７を設け、電動機４及び減速機５により駆動する
駆動側ボギー台車２と従動側ボギー台車３とをボギー車
式に装備したバランサ11が球面軸7aを介して球面軸受座
７を支持する。
根の最大反力が働く梁１の端部に可動屋根移動方向に対
して直交する水平の回動軸1aを設け、該回動軸1aに球面
軸受座７を設け、電動機４及び減速機５により駆動する
駆動側ボギー台車２と従動側ボギー台車３とをボギー車
式に装備したバランサ11が球面軸7aを介して球面軸受座
７を支持する。
バランサ11の両端に前記回動軸1aからみて対称の位置
に回動軸1aと平行な水平軸６を介して軸回りに回動自在
に駆動側ボギー台車２と従動側ボギー台車３とを支持す
る。
に回動軸1aと平行な水平軸６を介して軸回りに回動自在
に駆動側ボギー台車２と従動側ボギー台車３とを支持す
る。
可動屋根の開閉時に、駆動側ボギー台車２上の電動機
４および減速機５を作動させ、駆動ボギー台車２を動か
す。それに追随し、従動側ボギー台車３が動く、これに
より大型構築物の可動屋根が開閉される。この時、大型
構築物の反力は、駆動台車を取付けたバランサに働くが
バランサと回動軸との取付部に球面軸受座７を設けてい
ること、及び車輪８をダブルホイールとしていることに
より大型構築物の可動屋根反力の所定の作用方向の変化
に対して、常にその作用位置をダブルホイール間に働か
せることが可能となり、安定した駆動力が得られること
となる。
４および減速機５を作動させ、駆動ボギー台車２を動か
す。それに追随し、従動側ボギー台車３が動く、これに
より大型構築物の可動屋根が開閉される。この時、大型
構築物の反力は、駆動台車を取付けたバランサに働くが
バランサと回動軸との取付部に球面軸受座７を設けてい
ること、及び車輪８をダブルホイールとしていることに
より大型構築物の可動屋根反力の所定の作用方向の変化
に対して、常にその作用位置をダブルホイール間に働か
せることが可能となり、安定した駆動力が得られること
となる。
なお、可動屋根を固定する場合は、バランサ11の下部
11aをシリンダー等で作動するロック装置12により固定
する。
11aをシリンダー等で作動するロック装置12により固定
する。
本考案による可動屋根を支持する駆動台車は、可動屋
根の梁の下端の水平の回動軸に球面軸受を介してバラン
サをほゞ水平に枢着し、同バランサの両端にそれぞれボ
ギー台車を水平軸６回りに回動可能に装着し、一方のボ
ギー台車に駆動機構を取付けたことにより、次の効果を
有する。
根の梁の下端の水平の回動軸に球面軸受を介してバラン
サをほゞ水平に枢着し、同バランサの両端にそれぞれボ
ギー台車を水平軸６回りに回動可能に装着し、一方のボ
ギー台車に駆動機構を取付けたことにより、次の効果を
有する。
大型構造物である可動屋根に荷重がバランサを介して
前後のボギー台車に伝えられ、更に各ボギー台車の前後
の車輪に伝えられるので、台車以外に多数の荷重支持用
の車輪を設ける必要がなく、構造が簡単になる。
前後のボギー台車に伝えられ、更に各ボギー台車の前後
の車輪に伝えられるので、台車以外に多数の荷重支持用
の車輪を設ける必要がなく、構造が簡単になる。
第１図は本考案可動屋根を支持する駆動台車の側面図、
第２図は第１図のＡ−Ａ矢視図、第３図は第１図のＢ−
Ｂ矢視図である。 １……可動屋根の梁、1a……回動軸、２……駆動側ボギ
ー台車、３……従動側ボギー台車、６……水平軸、７…
…球面軸受、11……バランサ。
第２図は第１図のＡ−Ａ矢視図、第３図は第１図のＢ−
Ｂ矢視図である。 １……可動屋根の梁、1a……回動軸、２……駆動側ボギ
ー台車、３……従動側ボギー台車、６……水平軸、７…
…球面軸受、11……バランサ。
Claims (1)
- 【請求項１】可動屋根を備えた構造物において、可動屋
根に、可動屋根移動方向に対して直交する水平の回動軸
を介して軸回りに回動自在に支持されてなるバランサ
と、該バランサの両端に、前記回動軸からみて対称の位
置に、前記回動軸と平行な水平軸を介して軸回りに回動
自在に設けられたボギー台車と、該ボギー台車の一方を
駆動する手段とを有し、可動屋根を移動自在に支持して
なることを特徴とする可動屋根を支持する駆動台車。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5444089U JP2538246Y2 (ja) | 1989-05-15 | 1989-05-15 | 可動屋根を支持する駆動台車 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5444089U JP2538246Y2 (ja) | 1989-05-15 | 1989-05-15 | 可動屋根を支持する駆動台車 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02147502U JPH02147502U (ja) | 1990-12-14 |
| JP2538246Y2 true JP2538246Y2 (ja) | 1997-06-11 |
Family
ID=31576505
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5444089U Expired - Fee Related JP2538246Y2 (ja) | 1989-05-15 | 1989-05-15 | 可動屋根を支持する駆動台車 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2538246Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-05-15 JP JP5444089U patent/JP2538246Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02147502U (ja) | 1990-12-14 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |