JPH06297994A - 車輛用昇降装置 - Google Patents

車輛用昇降装置

Info

Publication number
JPH06297994A
JPH06297994A JP11000593A JP11000593A JPH06297994A JP H06297994 A JPH06297994 A JP H06297994A JP 11000593 A JP11000593 A JP 11000593A JP 11000593 A JP11000593 A JP 11000593A JP H06297994 A JPH06297994 A JP H06297994A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
platform
floor
support member
arm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11000593A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2651557B2 (ja
Inventor
Yuzo Saito
斉藤勇三
Shigeru Yamaki
八巻茂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Wako Kogyo KK
Original Assignee
Wako Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Wako Kogyo KK filed Critical Wako Kogyo KK
Priority to JP5110005A priority Critical patent/JP2651557B2/ja
Publication of JPH06297994A publication Critical patent/JPH06297994A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2651557B2 publication Critical patent/JP2651557B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 空間スペースを有効に活用し、また人、物等
を車輛のフロアに乗せる際に有効な積込装置を提供す
る。 【構成】 車輛のフロア1の後方部に形成した切欠部3
に嵌合するプラットホーム4、フロアの下方に取付けら
れた支持部材10に設けられた駆動手段11、駆動手段
の作動杆の伸縮動により回動するように前記支持部材に
軸支された駆動軸14、駆動軸にひじ部が固設され、且
つ、短杆部を有すると共に長杆部が前記プラットホーム
に枢支されたL型状の駆動アーム16、一方、駆動アー
ムと対設するように同じく長杆部がプラットホームに枢
支され、且つ、ひじ部が前記支持部材に枢支されている
と共に短杆部を有するL型状の従動アーム19、従動ア
ーム及び駆動アームの前記短杆部に両端部がそれぞれ枢
支され、且つ、駆動手段の駆動力を伝達する連結杆22
とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車輌用昇降装置に関し、
たとえば車椅子を利用する者をワゴン車、マイクロバス
などの車輌にその後部出入口から乗せる場合や適当量の
重量物を車輌に積み入れる場合に利用される。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の一実施例としては特開昭
63−263144号公報に開示されたものがある。
【0003】この開示された車輌用昇降装置は、出願人
が提案したもので、その基本的構成は、車輌のフロアの
下方にプラットフォーム用の格納ボックスを設け、前記
プラットフォームは油圧駆動装置の駆動力により開閉し
かつ車輌のフロアよりも上方に突出する複数本の開閉支
持アームを介し、前記格納ボックスから進退動する、い
わゆる引き出し型のタイプであった。
【0004】しかしながら、上記構成の車輌用昇降装置
に於いては、プラットフォームは床下に格納されるの
で、車輌の後部出入口部はオープン状態となるものの、
複数本の開閉支持アームがフロアよりも上方に突出する
ため、製作上色々と問題点があり、特に開閉支持アーム
や油圧駆動装置等を車輌の内壁面側に配設すると、人や
荷物に対しての空間スペースが制約を受け、またプラッ
トフォームは引き出し型タイプであるため、乗せるべき
人や物に対してある距離だけ後方に進退動させる必要が
あり、さらに、プラットフォームを格納ボックスに収納
させると言う観点から所望の大きさに形成することがで
きず、そのためメインプレートにランナーやスライドプ
レートなどの部材を別個に組み合わせてプラットホーム
を構成しなければならないなど多くの問題点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする問題点】本発明は以上によう
な従来の欠点に鑑み、人や荷物に対し、車輛内の空間ス
ペースが制約を受けず、またプラットフォームを乗せる
べき人や物に対し、後方に進退動させることを要せず、
すなわち、人、物等を車輛に乗せる際に車輛の後方に所
要空間を設ける必要もなく、さらに、プラットホームを
シンプルな構成にすることができる車輌用昇降装置を得
ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の車輛用昇降装置
は、車輛のフロアの後方部に形成した切欠部に嵌合する
プラットホームと、前記フロアの下方に取付けられた支
持部材に設けけられた駆動手段と、この駆動手段の作動
杆の伸縮動により回動するように前記支持部材に軸支さ
れた駆動軸と、この駆動軸にひじ部が固設され、且つ、
短杆部を有すると共に長杆部が前記プラットホームに枢
支されたL型状の駆動アームと、一方、この駆動アーム
と対設するように同じく長杆部がプラットホームに枢支
され、且つ、ひじ部が前記支持部材に枢支されていると
共に短杆部を有するL型状の従動アームと、この従動ア
ーム及び駆動アームの前記短杆部に両端部がそれぞれ枢
支され、且つ、駆動手段の駆動力を伝達する連結杆とを
備えることを特徴とする。
【0007】
【作用】駆動手段の作動杆が伸長している場合は、駆動
アーム及び従動アームの各長杆部は上方に位置し、プラ
ットホームはフロアの切欠部に嵌合している。
【0008】駆動手段の作動杆が収縮すると、駆動アー
ム及び従動アームは回動リンク、駆動軸をそれぞれ介
し、ひじ部を支点に回転する。この場合プラットホーム
は弧状の軌跡を描きながら下降し、最終的には初期位置
の真下に下降する。なお、プラットホームが元の位置に
復帰する時は、逆の作動態様と成る。
【0009】
【実施例】以下図面に示す実施例により、本発明を詳細
に説明する。
【0010】図1ないし図5に示す一実施例において、
1はワゴン車、マイクロバスなどの車輌2のフロアであ
る。このフロア1の後方部には平行コ字型状の切欠部3
が形成されている。この切欠部3は、たとえば車椅子を
利用する者をそのまま乗せることができるように所要の
大きさに形成されている。
【0011】4は前記切欠部3に嵌合する矩形状のプラ
ットホームである。このプラットホーム4は、本実施例
では切欠部3が形成されたフロアの周縁部の下面1aと
縁部が面接触する昇降板5と、この昇降板5よりやや小
さめに形成されかつ該昇降板の上面に固定的に重着され
ると共に切欠部3に遊嵌合する嵌合板6とから成る。
【0012】7はフロア1の下面に直接固定的に取付け
られた第1の取付け部材である。この取付け部材7は切
欠部3の両側部から多少離れている。第1の取付け部材
7はフロアに対するスペッサー及びフロア1の補強部材
としての役割を果たす。
【0013】8はフロア1及び取付け部材7の下面に固
定的に設けられた軽ミゾ形鋼の第2の取付け部材であ
る。この第2の取付け部材8は中途で階状に折曲され、
所要間隔を有して平行に対設している。以下、この第2
の取付け部材8も含め、後述する各部材は左右一対で一
組を構成するので、便宜上同一の符号を付し、一方のみ
について説明する。
【0014】10は第2の取付け部材8の下面に固定的
に設けられた支持部材である。この支持部材10は、本
実施例では開口部を有する長箱状あるいは軽ミゾ形鋼の
枠体に形成されている。そして、支持部材10は車輌の
後方出入口に延設している第2の取付け部材8と同方向
に取付けられている。
【0015】11は支持部材10に内装された駆動手段
である。この駆動手段11は、本実施例では支持部材1
0に後端部が枢着された油圧シリンダー12と、この油
圧シリンダー12から突出する作動杆13の先端部に上
端部が枢支され、一方、下端部が駆動軸14に固設され
た複数個の回動リンク15とから構成されている。
【0016】前記駆動軸14は支持部材10並びに第2
の取付け部材8と直交するように左右の支持部材10、
10の前方側に横設軸架されている。駆動軸14の支持
部材10に対する枢着部位は、油圧シリンダー12の支
持部材10に対するそれよりも下方に位置している。
【0017】16は駆動軸14の端部よりの部位にひじ
部が固設され、かつ、角度方向に短杆部17を有すると
共に、長杆部18がプラットホーム4の後端部寄りの側
面に枢支されたL字型状の駆動アームである。この駆動
アーム16は図2で示するように支持部材10の内側壁
10aの外方に位置している。すなわち、支持部材10
とプラットホーム4との間に介在している。
【0018】一方、19はこの駆動アーム16と対設す
るように同じく長杆部20がプラットホーム4の先端部
寄りの側面に枢支され、且つ、ひじ部が支持部材10に
枢支されていると共に、短杆部21を有するL字型の従
動アームである。
【0019】22はこの従動アーム19及び駆動アーム
16の前記各短杆部21、17に両端部がそれぞれ枢支
され、且つ、駆動手段11の駆動力を伝達するバー状の
連結杆である。
【0020】したがって、この連結杆22、駆動アーム
16、従動アーム19、プラットホーム4の各組み合わ
せ関係に於ける各枢支点、ひじ部の連結点、ひじ部の枢
支点にそれぞれ着目すると、ひじ部を境にし、上方に小
さな平行四辺形と下方に大きい平行四辺形とが合計2個
形成された格好となる。
【0021】上記構成に於いては、図4が初期状態を示
す。この場合駆動手段11の作動杆13は伸長してい
る。そして、駆動アーム16及び従動アーム19の各長
杆部18、20は上方に位置し、プラットホーム4はフ
ロア1の切欠部3に嵌合している。
【0022】しかして、駆動手段11の作動杆13が収
縮すると、駆動アーム16及び従動アーム19は、回動
リンク15、この回動リンクと一体の駆動軸14をそれ
ぞれ介し、ひじ部を支点に図5で示すように時計方向に
回転する。この場合プラットホーム4は弧状の軌跡を描
きながら、多少先端部側に一時突出して下降し、最終的
には初期位置の真下に常に水平状態を維持しながら下降
する。この状態を図5で示す。この場合駆動アーム16
及び従動アーム19の各長杆部18、20は下方に位置
している。
【0023】一方、駆動手段11の作動杆13が伸長す
ると、駆動アーム16及び従動アーム19は、回動リン
ク15、駆動軸14をそれぞれ介し、ひじ部を支点に反
時計方向に回転し、元の位置に復帰する。この場合プラ
ットホーム4の嵌合板6はフロア1の切欠部3に嵌合す
るが、その昇降板6はフロア1の下面1aと当接し、ス
トップする。
【0024】なお、上記実施例では、駆動軸14は、駆
動手段11の作動杆13の伸縮動により回動するように
左右の支持部材10、10に横設架軸されているが、必
ずしも横設軸架する必要がなく、左右にそれぞれ個別的
に設けても良い。
【0025】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に於いては次に列挙するような効果がある。 (1)車輛内の空間スペースに装置を構成する各部材を
設けていないので、人や荷物に対し、空間スペースを有
効的に活用することができる。 (2)プラットフォームをフロアの初期位置に対して真
下に下降させるので、人、物等を車輛のフロアに乗せる
際に車輛の後方に所要空間を設ける必要がない。 (3)車輛のフロアに所要の大きさの切欠部を形成し、
この切欠部にプラットホームを嵌合ささせたので、プラ
ットホームをシンプルな構成にすることができる。 (4)駆動軸が駆動手段の作動杆の伸縮動により回動す
るように左右の支持部材に横設架軸されている実施例の
場合は、プラットホームは左右に傾かず、常に水平状態
で昇降動する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図。
【図2】本発明の平面側から見た説明図。
【図3】本発明の車輌の後部側から見た説明図。
【図4】本発明の初期状態の説明図。
【図5】本発明の作動状態の説明図。
【符号の説明】
1…フロア、 3…切欠部、 4…プラットホーム、 7…第1の取付け部材、 8…第2の取付け部材、 10…支持部材、 11…駆動手段、 14…駆動軸、 15…回動リンク、 16…駆動アーム、 19…従動アーム、 22…連結杆。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輛のフロアの後方部に形成した切欠部
    に嵌合するプラットホームと、前記フロアの下方に取付
    けられた支持部材に設けられた駆動手段と、この駆動手
    段の作動杆の伸縮動により回動するように前記支持部材
    に軸支された駆動軸と、この駆動軸にひじ部が固設さ
    れ、且つ、短杆部を有すると共に長杆部が前記プラット
    ホームに枢支されたL型状の駆動アームと、一方、この
    駆動アームと対設するように同じく長杆部がプラットホ
    ームに枢支され、且つ、ひじ部が前記支持部材に枢支さ
    れていると共に短杆部を有するL型状の従動アームと、
    この従動アーム及び駆動アームの前記短杆部に両端部が
    それぞれ枢支され、且つ、駆動手段の駆動力を伝達する
    連結杆とを備える車輛用昇降装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に於いて、駆動手段は支持部材
    に内装されていることを特徴とする車輛用昇降装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に於いて、支持部材は開口部を
    有する長箱状の枠体で、車輛のフロアの下方に取付け部
    材を介して間接的に固設されていることを特徴とする車
    輛用昇降装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に於いて、駆動手段は支持部材
    に枢着されたシリンダーと、このシリンダーから突出す
    る作動杆の先端部に上端部が枢支され、一方、下端部が
    駆動軸に固設された回動リンクとから構成されているこ
    とを特徴とする車輛用昇降装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に於いて、駆動軸は左右の支持
    部材に横設軸架されていることを特徴とする車輛用昇降
    装置。
JP5110005A 1993-04-12 1993-04-12 車輛用昇降装置 Expired - Lifetime JP2651557B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5110005A JP2651557B2 (ja) 1993-04-12 1993-04-12 車輛用昇降装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5110005A JP2651557B2 (ja) 1993-04-12 1993-04-12 車輛用昇降装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06297994A true JPH06297994A (ja) 1994-10-25
JP2651557B2 JP2651557B2 (ja) 1997-09-10

Family

ID=14524694

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5110005A Expired - Lifetime JP2651557B2 (ja) 1993-04-12 1993-04-12 車輛用昇降装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2651557B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19606196A1 (de) * 1996-02-20 1997-08-21 Thomas Adam Be- und Entladevorrichtung
CN102363516A (zh) * 2011-10-25 2012-02-29 浙江大学 一种摇臂式车辆检测台举升装置
CN106394379A (zh) * 2016-09-23 2017-02-15 中国重汽集团泰安五岳专用汽车有限公司 用于集成式方舱模块的锁紧装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5277830A (en) * 1975-12-24 1977-06-30 Kawasaki Heavy Ind Ltd Ladle incline device
JPS551207A (en) * 1978-06-16 1980-01-08 Marubeni Kogyo Kk Wheel chair lift

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5277830A (en) * 1975-12-24 1977-06-30 Kawasaki Heavy Ind Ltd Ladle incline device
JPS551207A (en) * 1978-06-16 1980-01-08 Marubeni Kogyo Kk Wheel chair lift

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19606196A1 (de) * 1996-02-20 1997-08-21 Thomas Adam Be- und Entladevorrichtung
CN102363516A (zh) * 2011-10-25 2012-02-29 浙江大学 一种摇臂式车辆检测台举升装置
CN106394379A (zh) * 2016-09-23 2017-02-15 中国重汽集团泰安五岳专用汽车有限公司 用于集成式方舱模块的锁紧装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2651557B2 (ja) 1997-09-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4909700A (en) Lift for wheelchairs
US6179546B1 (en) Externally stowed wheelchair lift
EP1247675A1 (en) Wing opening and closing device for truck
US2956303A (en) Articulated hinge
MX2008004250A (es) Consola de control que tiene multiples posiciones de uso.
US5370493A (en) Lifting apparatus for vehicle
JPH06297994A (ja) 車輛用昇降装置
US3131423A (en) Articulation devices for vehicle boot covers
GB2202202A (en) A vehicle mounted lift
JPS6343135Y2 (ja)
US4112540A (en) Elevating and shifting railway car sliding door mechanism
JP2767195B2 (ja) ダンプカーのリアドア開閉装置
JP3047747B2 (ja) 車両用昇降装置
JPH11269928A (ja) バックホー並びにバックホーのキャビン装置
JP2660356B2 (ja) 煽屋根の開閉装置
JPH0939666A (ja) 車両用昇降装置
JP2660358B2 (ja) 煽屋根の開閉装置
JPH0346988Y2 (ja)
JPH0137924Y2 (ja)
JPH072560Y2 (ja) 荷吊下リンクのリンク傾動機構
SU856874A1 (ru) Опрокидыватель дл автомобилей
JPH03231077A (ja) 車輌のリアドア開閉装置
JP3694759B2 (ja) 開閉式シート支持装置
JPS6340346Y2 (ja)
JP3555872B2 (ja) トラック等のウイング開閉装置