JP2840206B2 - 建物のセットバック構造 - Google Patents

建物のセットバック構造

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JP2840206B2 JP7040629A JP4062995A JP2840206B2 JP 2840206 B2 JP2840206 B2 JP 2840206B2 JP 7040629 A JP7040629 A JP 7040629A JP 4062995 A JP4062995 A JP 4062995A JP 2840206 B2 JP2840206 B2 JP 2840206B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パネル工法の建物にお
いて、建物の外壁面の一部を内側に後退させて玄関ポー
チのようなセットバック空間を構成するための建物のセ
ットバック構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、パネル工法の建物において建
物の外壁の一部を後退させて玄関ポーチとなるセットバ
ック空間を形成することが行われている。この従来例に
あっては、図13に示すように外壁面を構成する外壁パ
ネルとしてパネル本体部30の側端部の上端から側方に
パネル本体部30と一体に垂壁パネル部31を連設した
特別な形状、構造をしたセットバック入口構成用外壁パ
ネル32を形成し、セットバック空間の入口に立設した
独立柱4に上記特別な形状、構成をしたセットバック入
口構成用外壁パネル32の垂壁パネル部31の先端部を
連結していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の従来
例にあっては、パネル本体部30の側端部の上端から側
方にパネル本体部30と一体に垂壁パネル部31を連設
した特別な形状、構造をしたセットバック入口構成用外
壁パネル32が必要であり、このため特別な製造設備が
必要で製造が複雑となり、また、パネル形状が複雑な形
状をしているので搬送が面倒で、更に、パネル形状が複
雑な形状をしているので施工の際に取り扱いにくいとい
う問題がある。
【0004】本発明にあっては、上記の従来例の問題点
に鑑みて発明したものであって、その目的とするところ
は、セットバック空間の入口部分を構成するに当たって
従来のような特別な形状、構造をしたセットバック入口
構成用外壁パネルが必要でなく、外壁パネルの製造、搬
送、施工が簡略化でき、また、セットバック空間の入口
を構成するために外壁パネルと梁とに部材を分けたにも
係わらず両者の接合部における面外方向の外力に対して
強い建物のセットバック構造を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決して本発明の目的を達成するため、本発明の建物のセ
ットバック構造は、パネル工法の建物Aの外壁面の一部
を内側に後退させてセットバック空間1を形成し、外壁
面の後退していない部分を構成し且つ側端部がセットバ
ック空間1の入口2側端部に位置する外壁パネル3の上
端部に梁5の一端部を当接して固着し、該梁5の他端部
セットバック空間1の入口2に上記外壁パネル3と間
隔をあけて立設された独立柱4の上端部に当接して固着
し、梁5の外壁パネル3との接続部分近傍にセットバッ
ク空間1を形成するために建物Aの内側に後退したセッ
トバック外壁パネル8の側端部を当接して固着し、上記
セットバック外壁パネル8を枠材6に構造用面板7を取
着して構成して成ることを特徴とするものである。
【0006】また、パネル工法の建物Aのコーナ部分の
直角に隣接する外壁面を内側に後退させてセットバック
空間1を形成し、外壁面の後退していない部分を構成し
且つ側端部がセットバック空間1の入口2側端部に位置
する両外壁パネル3の上端部にそれぞれ梁5の一端部を
当接して固着し、両外壁パネル3の延長線の交差する部
分に立設した独立柱4の上端部にそれぞれ当接して固着
し、セットバック空間1の入隅部を構成するために建物
Aの内側に後退して互いに直交して接続されるセットバ
ック外壁パネル8の他側端部をそれぞれ各梁5の外壁パ
ネル3との接続部分近傍に当接して固着し、上記セット
バック外壁パネル8を枠材6に構造用面板7を取着して
構成し、両セットバック外壁パネル3の上端を火打材9
で連結して成ることを特徴とするものであってもよい。
【0007】
【作用】上記のような構成の本発明によれば、パネル工
法の建物Aの外壁面の一部を内側に後退させてセットバ
ック空間1を形成し、外壁面の後退していない部分を構
成し且つ側端部がセットバック空間1の入口2側端部に
位置する外壁パネル3の上端部に梁5の一端部を当接し
て固着し、該梁5の他端部をセットバック空間1の入口
2に上記外壁パネル3と間隔をあけて立設された独立柱
4の上端部に当接して固着してあることで、外壁パネル
3と梁5と独立柱4でセットバック空間の入口2を構成
できて、従来のようなパネル本体部の側端部の上端から
側方にパネル本体部と一体に垂壁パネル部を連設した特
別な形状、構造をしたセットバック入口構成用外壁パネ
ルが必要でなくなるものであり、製造、搬送、施工が簡
略化されることになる。そして、外壁パネルと3と梁5
とに分割したにもかかわらず、梁5の他端部をセットバ
ック空間1の入口2に上記外壁パネル3と間隔をあけて
立設された独立柱4の上端部に当接して固着し、梁5の
外壁パネル3との接続部分近傍にセットバック空間1を
形成するために建物Aの内側に後退したセットバック外
壁パネル8の側端部を当接して固着し、上記セットバッ
ク外壁パネル8を枠材6に構造用面板7を取着してある
ことで、地震力や風圧力等の面外力が作用してもセット
バック外壁パネル8により外壁パネル3のセットバック
空間1の入口側端部を支持できて、この部分が変形する
のが防止されることになる。
【0008】また、両外壁パネル3の上端部にそれぞれ
梁5の一端部を当接して固着し、両外壁パネル3の延長
線の交差する部分に立設した独立柱4の上端部にそれぞ
れ当接して固着し、セットバック空間1の入隅部を構成
するために建物Aの内側に後退して互いに直交して接続
されるセットバック外壁パネル8の他側端部をそれぞれ
各梁5の外壁パネル3との接続部分近傍に当接して固着
し、上記セットバック外壁パネル8を枠材6に構造用面
板7を取着して構成し、両セットバック外壁パネル3の
上端を火打材9で連結することで、コーナ部の直交する
両方向からの地震力や風圧力等の面外力が作用しても互
いに直交するセットバック外壁パネル8により、外壁パ
ネル3のセットバック空間1の入口側端部を支持でき
て、この部分が変形するのが防止されることになり、ま
た、火打材9で補強できて更に面外方向の強度を向上さ
せることができることになる。
【0009】
【実施例】以下本発明を添付図面に示す実施例に基づい
て詳述する。図1乃至図7に本発明の一実施例が示して
ある。図2に示すように、建物Aの外壁面の一部を内側
に後退させて玄関ポーチのようなセットバック空間1が
形成してある。図に示す実施例では建物Aのコーナ部分
の直角に隣接する外壁面を内側に後退させてセットバッ
ク空間1が形成してある。この建物Aはパネル工法によ
り構成されるものであり、外壁面は隣合う外壁パネル3
同士を接続金物10により接続して構成してある。そし
て、外壁面の後退していない部分を構成し且つ側端部が
セットバック空間1の入口2側端部に位置する両外壁パ
ネル3の上端部と、両外壁パネル3の延長線の交差する
部分(つまり建物Aのコーナ)に立設した独立柱4とを
それぞれ梁5で連結してある。つまり、本発明によれ
ば、従来の図13に示すようなパネル本体部30の側端
部の上端から側方にパネル本体部30と一体に垂壁パネ
ル部31を連設したセットバック入口構成用外壁パネル
31に代えて、この部分の壁面を矩形状の無開口の外壁
パネル3とこれに接続した梁5とに分割した構成とする
点に特徴がある。このように外壁パネル3と梁5とに分
けることで、従来のような特別な形状、構造のセットバ
ック入口構成用外壁パネル32を必要とせず、製造、搬
送、施工を簡略化することができるようになっている。
【0010】外壁パネル3は枠材6に構造用面板7を取
着して構成してあり、図5、図6に示すように梁5の一
端部に設けた端部プレート11を外壁パネル3の枠材6
に当ててボルト12により固着してあり、図7に示すよ
うに独立柱4にも同様にして梁5の他端部に設けた端部
プレート11を独立柱4の上端部側面に当ててボルト1
2により固着してある。
【0011】パネル工法の建物Aの外壁面の一部を内側
に後退させてセットバック空間1を形成した場合、該セ
ットバック空間1の入隅部の壁面は図1、図3に示すよ
うにセットバック外壁パネル8により構成される。この
セットバック外壁パネル8も上記外壁パネル3と同様に
枠材6に構造用面板7を取着して構成してあり、セット
バック空間1の入隅部を構成する2つのセットバック外
壁パネル8の一側端部同士が接続金物10により互いに
直角に接続してある。そして、この直角に接続したセッ
トバック外壁パネル8の他端部がそれぞれ前記外壁パネ
ル3のセットバック空間1の入口側端部に連結してあ
る。外壁パネル3のセットバック空間1の入口側端部に
これと直角にセットバック外壁パネル8の他端部を連結
するには、図4、図5のようにセットバック外壁パネル
8の他側端部の上端部を梁5の外壁パネル3との接続部
分の近傍の側面に当接してボルト12により固定するこ
とで、セットバック外壁パネル8の他側端部の上端部を
外壁パネル3の他側端部とを梁5を介して連結し、ま
た、該セットバック外壁パネル8の他側端部の下端部を
ボルト12により接続金物10を介して外壁パネル3に
連結するものである。ここで、セットバック外壁パネル
8の他側端部の下端部と外壁パネル3の側端部の下端部
とを連結するための接続金物10は基礎15にアンカー
ボルト16により固定してある。この場合、外壁パネル
3のセットバック空間1の入口側端部とセットバック外
壁パネル8の他端部を直接連結してもよいものである。
【0012】ここで、外壁パネル3と梁5とを分割した
場合、図8(a)の矢印イ、ロに示すような地震力や風
圧力等の面外力が作用すると、図8(b)のように外壁
パネル3と梁5と梁との接続部分が変形するおそれがあ
るが、本発明においては上記のように、枠材6に構造用
面板7を取着した構造用パネルであるセットバック外壁
パネル8の側端部を外壁パネル3の側端部に連結してあ
ることで、図8(a)の矢印イや矢印ロで示す地震力や
風圧力等の面外力が作用しても構造用パネルであるセッ
トバック外壁パネル8により外壁パネル3と梁5との連
結部分を含めた外壁パネル3のセットバック空間1の入
口2側端部を強固に支持でき、このことで、外壁パネル
3と梁5とを分割して接続したにもかかわらず、外壁パ
ネル3のセットバック空間1の入口2側端部が変形する
のが防止されることになる。
【0013】図9乃至図12には本発明の他の実施例が
示してある。この実施例においては、セットバック空間
1の入隅部の壁面を構成する直角に接続された2枚のセ
ットバック外壁パネル8の上端同士を火打材9で連結し
たものである。火打材9の両端部は、2枚のセットバッ
ク外壁パネル8同士を接続している側の端部と反対側の
端部の上端に接続してある。このように火打材9で2枚
のセットバック外壁パネル8の上端同士を連結すること
で、2枚のセットバック外壁パネル8の上部と火打材9
とでいわゆる三角形のトラス構造となり、この結果、地
震力や風圧力等の面外力が作用しても上記トラス構造に
よりいっそう外壁パネル3と梁5との連結部分が変形す
るのが防止される。このため、特に、セットバック外壁
パネル8に出入り口などの開口部19を形成したもので
あっても、面外力に対して補強効果が高くて外壁パネル
3のセットバック空間1の入口2側端部が変形するのが
確実に防止できるものである。
【0014】ところで、上記のように火打材9を設ける
場合はセットバック空間1の上に平屋部分の屋根が形成
されるものであり、火打材9を設けない場合にはセット
バック空間1の上には2階の床パネルが配設され、該床
パネルが外壁パネル3などの1階の構造材に連結される
ことで、この床パネルの水平剛性により地震力や風圧力
等の面外力を拘束するようになっている。なお、セット
バック空間1の上に平屋部分の屋根が形成され場合にお
いて、平屋部分の屋根が陸屋根の場合、陸屋根を略水平
な屋根パネルにより形成するものにおいては、略水平な
屋根パネルの水平剛性により地震力や風圧力等の面外力
を拘束することができるものであり、この場合には火打
材9を設けなくてもよいものである。
【0015】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の発明にあって
は、上述のように、パネル工法の建物の外壁面の一部を
内側に後退させてセットバック空間を形成し、外壁面の
後退していない部分を構成し且つ側端部がセットバック
空間の入口側端部に位置する外壁パネルの上端部に梁の
一端部を当接して固着し、該梁の他端部をセットバック
空間の入口の上記外壁パネルと間隔をあけて立設された
独立柱の上端部に当接して固着してあるので、セットバ
ック空間の入口を外壁パネルと梁と独立柱で構成できる
ものであり、この結果、従来のようなパネル本体部の側
端部の上端から側方にパネル本体部と一体に垂壁パネル
部を連設した特別な形状、構造をしたセットバック入口
構成用外壁パネルを必要とせず、製造、搬送、施工が簡
略化できるものであり、また、このように、製造、搬
送、施工を簡略化できるように外壁パネルと梁とに分割
したにもかかわず、梁の外壁パネルとの接続部分近傍に
セットバック空間を形成するために建物の内側に後退し
たセットバック外壁パネルの側端部を当接して固着し、
上記セットバック外壁パネルを枠材に構造用面板を取着
して構成してあるので、地震力や風圧力等の面外力が作
用しても枠材に構造用面板を貼った構造用のパネルであ
るセットバック外壁パネルにより外壁パネルと梁との連
結部分を含む外壁パネルのセットバック空間の入口側端
部の支持ができて、この部分が変形するのを確実に防止
できるものである。
【0016】また、パネル工法の建物のコーナ部分の直
角に隣接する外壁面を内側に後退させてセットバック空
間を形成し、外壁面の後退していない部分を構成し且つ
側端部がセットバック空間の入口側端部に位置する両外
壁パネルの上端部にそれぞれ梁の一端部を当接して固着
てあるので、建物のコーナ部に形成するセットバック
空間の入口を外壁パネルと梁と独立柱で構成できるもの
であり、この結果、従来のようなパネル本体部の側端部
の上端から側方にパネル本体部と一体に垂壁パネル部を
連設した特別な形状、構造をしたセットバック入口構成
用外壁パネルを必要とせず、製造、搬送、施工が簡略化
できるものであり、また、このように、製造、搬送、施
工を簡略化できるように外壁パネルと梁とに分割したに
もかかわず、両外壁パネルの延長線の交差する部分に立
設した独立柱の上端部にそれぞれ当接して固着し、セッ
トバック空間の入隅部を構成するために建物の内側に後
退して互いに直交して接続されるセットバック外壁パネ
ルの他側端部をそれぞれ各梁の外壁パネルとの接続部分
近傍に当接して固着し、上記セットバック外壁パネルを
枠材に構造用面板を取着して構成し、両セットバック外
壁パネルの上端を火打材で連結してあるので、地震力や
風圧力等の面外力が作用しても枠材に構造用面板を貼っ
たセットバック外壁パネルにより外壁パネルと梁との連
結部分を含む外壁パネルのセットバック空間の入口側端
部の支持ができて、この部分が変形するのを確実に防止
できると共に、直角に接続した構造用のパネルである両
セットバック外壁パネルと火打材とでトラス構造が形成
されていっそう面外方向の強度を向上できるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の斜視図である。
【図2】同上のセットバック空間を形成した建物の概略
平面図である。
【図3】(a)は同上のセットバック空間部分の平面図
であり、(b)は同上の正面図であり、(c)は同上の
側面図である。
【図4】同上の外壁パネルと梁とセットバック外壁パネ
ルとの接続部分の分解斜視図である。
【図5】同上の斜視図である。
【図6】同上の正面図である。
【図7】同上の独立柱と梁との接続部分の斜視図であ
る。
【図8】(a)は同上の風圧力や地震力が作用した状態
を示す説明図であり、(b)は風圧力や地震力による外
壁パネルと梁との接続部分の変形を示す説明図である。
【図9】本発明の他の実施例の斜視図である。
【図10】同上の火打材の取付け部分の斜視図である。
【図11】同上の平面図である。
【図12】同上の正面図である。
【図13】従来例の斜視図である。
【符号の説明】
A 建物 1 セットバック空間 2 入口 3 外壁パネル 4 独立柱 5 梁 6 枠材 7 構造用面板 8 セットバック外壁パネル 9 火打材
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI E04B 2/56 632 E04B 2/56 632B 632H 651 651A 651D 651K 651P 1/00 503 1/00 503 1/38 1/60 507E

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パネル工法の建物の外壁面の一部を内側
    に後退させてセットバック空間を形成し、外壁面の後退
    していない部分を構成し且つ側端部がセットバック空間
    の入口側端部に位置する外壁パネルの上端部に梁の一端
    部を当接して固着し、該梁の他端部をセットバック空間
    の入口の上記外壁パネルと間隔をあけて立設された独立
    柱の上端部に当接して固着し、梁の外壁パネルとの接続
    部分近傍にセットバック空間を形成するために建物の内
    側に後退したセットバック外壁パネルの側端部を当接し
    て固着し、上記セットバック外壁パネルを枠材に構造用
    面板を取着して構成して成ることを特徴とする建物のセ
    ットバック構造。
  2. 【請求項2】 パネル工法の建物のコーナ部分の直角に
    隣接する外壁面を内側に後退させてセットバック空間を
    形成し、外壁面の後退していない部分を構成し且つ側端
    部がセットバック空間の入口側端部に位置する両外壁パ
    ネルの上端部にそれぞれ梁の一端部を当接して固着し、
    両外壁パネルの延長線の交差する部分に立設した独立柱
    の上端部にそれぞれ当接して固着し、セットバック空間
    の入隅部を構成するために建物の内側に後退して互いに
    直交して接続されるセットバック外壁パネルの他側端部
    をそれぞれ各梁の外壁パネルとの接続部分近傍に当接し
    て固着し、上記セットバック外壁パネルを枠材に構造用
    面板を取着して構成し、両セットバック外壁パネルの上
    端を火打材で連結して成ることを特徴とする建物のセッ
    トバック構造。
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JPH06330574A (ja) * 1993-05-22 1994-11-29 Suteo Kotani 分割柱を用いた内外一体軽量壁面体家屋の建築工法

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