JP2837834B2 - 格子の額縁への固定構造 - Google Patents

格子の額縁への固定構造

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JP2837834B2 JP9156496A JP9156496A JP2837834B2 JP 2837834 B2 JP2837834 B2 JP 2837834B2 JP 9156496 A JP9156496 A JP 9156496A JP 9156496 A JP9156496 A JP 9156496A JP 2837834 B2 JP2837834 B2 JP 2837834B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、格子の額縁への
固定構造に関するものである。さらに詳しくは、この発
明は、接続強度を確保するとともに、組立工程を簡略化
し、少ない部品点数での固定を可能とする、新しい格子
の額縁への固定構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、住宅等の外構え部には、門
扉、ガレージ扉、フェンスなどの各種の外構え部材が設
置されてきており、このような外構え部材には、たとえ
ば図5および図6に示したような格子面体がしばしば設
けられている。図5の横格子の場合には、縦框(1)及
び横框(2)等によって額縁(3)が構成され、額縁
(3)には、格子面体の横方向に延びる格子(4)が高
さ方向に所定間隔で設けられ、また、場合によっては、
格子(4)の補強や意匠性付与などのために、方立て
(5)が組み合わされて横框(2)の長さ方向に所定間
隔で取り付けられてもいる。
【0003】また図6に示した縦格子の場合にも同様
に、額縁(3)に格子(4)が固定されて格子面体が構
成されている。そして、これらの格子面体における額縁
(3)と格子(4)との固定については、通常は、たと
えば図7に示したように、額縁(3)に格子(4)の断
面と同一形状の穴(6)をあけ、この穴(6)に格子
(4)の端部を差し込む方法や、図8に示したように、
格子(4)の内部にタッピンホールを設け、タッピンネ
ジ(7)により額縁(3)と格子(4)とを固定する方
法、さらには、図9に示したように、格子(4)の先端
に複数スリット(8)を切込み、これを開いて両者を固
定する方法のいずれかが採用されてきている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
とおりの従来の格子(4)と額縁(3)との固定構造に
ついてはいずれも改善すべき課題があった。それと言う
のも、まず図7のように差し込むだけの場合には、接続
強度がなく、格子のたわみによって簡単に格子が額縁よ
り抜けてしまい、また完全な固定でないために騒音が発
生するという問題があり、図8のタッピンネジ(7)に
よる固定ではネジ止め工程が必要であるために組立が面
倒で、また部品点数も多くなるという問題がある。
【0005】さらにまた、図9の場合には、格子の固定
において、面倒な開先作業が必要となり、しかも複数の
開先により形成される突端と額縁との当接がしっかりと
したものにならず、騒音も発生しやすいという問題があ
る。そこで、この発明は、以上のとおりの従来の格子の
固定構造の欠点を解消し、接続強度を確保するととも
に、組立工程を簡略化し、少ない部品点数での固定を可
能とする、改善された格子と額縁との固定構造を提供す
ることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するものとして、格子の端部に略U字状の切り起
し片部が設けられ、格子端部額縁差し込み穴に差し
まれた後にその切り起し片部の端部が額縁内面に当接
して格子が額縁に固され格子の額縁への固定構造で
あって、額縁の差し込み穴が、格子の切り起し片部の差
し込み相当部において格子断面の形状よりも大きく切り
欠かれていることを特徴とする格子の額縁への固定構造
を提供する。
【0007】また、この発明は、上記構造の好ましい態
様として、格子のリップ部に切り欠きが設けられて切り
欠き段差部が形成され、この切り欠き段差部において
縁差し込み穴への格子の差し込みが停止される格子の額
縁への固定構造を提供する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面に沿って実施例を示
し、この発明の格子の固定構造についてさらに詳しくそ
の実施の形態を説明する。
【0009】
【実施例】図1は、この発明の格子の額縁への固定構造
における子の端部を例示した斜視図であり、図2は、
その平面、正面および側面図である。また、図3
は、額縁の側面図である。たとえば、これらの図1、図
2および図3に例示したように、この発明の格子の額縁
への固定構造では、格子(11)の端部を、図3に示し
た額縁(12)の差し込み穴(121)に差し込んで額
縁(12)に固定するために、格子(11)の端部に略
U字状の切り起し片部(111)を設け、格子(11)
の端部が額縁(12)の差し込み穴(121)に差し込
まれるとこの切り起し片部(111)も差し込まれ、
そして、切り起し片部(111)の端部(112)が図
1のように上方、もしくは下に起きて額縁(12)
内面に当接るようにしている。
【0010】図1および図2に示したように、上記の場
合当然のことであるが、略U字状の切り起し片部(11
1)では、格子(11)に一体化されている基部(11
3))は格子(11)の差し込み端部(114)側に
位置し、略U字の切り込み(115)が形成されて
部(113)に対して切り起し片部(111)が引き起
こされている。なお、略U字の形状については、丸み
のある角部が残る程度のものまで考慮される。
【0011】このような切り起し片部(111)は、格
子(11)に対しての、いわゆる板金加工によって容易
に形成することができるものである。また、図3に示し
たように、額縁(12)には前記のとおり格子(1
1)の端部を差し込むための差し込み穴(121)を設
けているが、上記の切り起し片部(111)が挿入しや
すいようにこの差し込み穴(121)は格子(11)
の切り起し片部(111)の差し込み相当部(122)
において格子(11)の差し込み端部(114)の断面
形状よりも大きく切り欠かれている。これにより、切り
起し片部(111)は、施工時により容易に差し込まれ
ることになる。
【0012】さらにまた、格子(11)のリップ部に
は、図1および図2に例示したように、切り欠き(11
6)を設け、この切り欠き(116)によって生じる切
り欠き段差部(117)において格子(11)の差し込
みが停止されるようにすることもできる。この停止機能
(ストッパー)は、実際の施工の際の作業ガイド手段と
なり、施工をより容易なものとする。
【0013】もちろん、切り起し片部(11)や切り欠
き(116)の形状、大きさや位置についてはその細部
の態様は様々に可能であって、図1や図2に例示したも
のに限定されることはない。額縁(12)、差し込み穴
(121)等についても同様である。図4は、格子(1
1)の端部を額縁(12)の差し込み穴(121)に差
し込んで格子(11)と額縁(12)とを接続固定した
状態を示した断面図である。この図4にも例示したよう
に、切り起し片部(111)も差し込み穴(121)か
ら額縁(12)に差し込まれる。そして、この切り起し
片部(111)は、額縁(12)の差し込み穴(12
1)、さらには図3の例では前記の相当部(122)を
通過すると、板金の弾反力によってスプリングバック
し、切り起し片部(111)の端部(112)が額縁
(12)の内面(123)に当接して格子(11)が抜
けなくなる。
【0014】しかも、前記の切り欠き段差部(117)
がある場合にはそのストッパー機能と切り起し片部
(111)の弾発力とによってより完全に格子(11)
と額縁(12)との接続固定が実現されることになる。
以上のようなこの発明の格子の縁への固定構造は、横
格子または縦格子のいずれの形態においても同様に実施
されるものであまた、いずの場合にも格子(1
1)と額縁(12)との固定は簡便に施工可能とされ、
しかも接続強度も十分に確保される。
【0015】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、この発明に
よって、接続強度が確保されるとともに、簡便な組立施
工が、少ない部品点数によって可能となる。ガレージ扉
の格子や住宅用門扉の格子等の固定構造として有用なも
のとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の格子の額縁への固定構造における
子端部を例示した斜視図である。
【図2】図1に対応する平面図、正面図および側面図で
ある。
【図3】この発明の格子の額縁への固定構造における
縁の差し込み穴近傍を例示した側面図である。
【図4】格子と額縁との固定状態を例示した断面図であ
る。
【図5】横格子の面体を例示した正面図である。
【図6】縦格子の面体を例示した正面図である。
【図7】差し込みによる従来の格子の額縁への固定構造
を示した断面図と斜視図である。
【図8】タッピンネジによる従来の格子の額縁への固定
構造を示した断面図と斜視図である。
【図9】端部のスリットの開先による従来の格子の額縁
への固定構造を示した断面図である。
【符号の説明】
11 格子 111 切り起し片部 112 切り起し片部端部 113 切り起し片部基部 114 差し込み端部 115 切り込み 116 切り欠き 117 切り欠き段差部 12 額縁 121 差し込み穴 122 差し込み相当部 123 額縁内面

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 格子の端部に略U字状の切り起し片部が
    設けられ、格子端部額縁差し込み穴に差し込まれた
    後にその切り起し片部の端部が額縁内面に当接して格子
    額縁に固され格子の額縁への固定構造であって、
    額縁の差し込み穴が、格子の切り起し片部の差し込み相
    当部において格子断面の形状よりも大きく切り欠かれて
    いることを特徴とする格子の額縁への固定構造。
  2. 【請求項2】 格子のリップ部に切り欠きが設けられて
    切り欠き段差部が形成され、この切り欠き段差部におい
    て額縁差し込み穴への格子の差し込みが停止される請求
    項1記載格子の額縁への固定構造。
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