JP2837127B2 - デュアルポートメモリ装置及びそのシリアルデータ出力方法 - Google Patents

デュアルポートメモリ装置及びそのシリアルデータ出力方法

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JP2837127B2 JP8022813A JP2281396A JP2837127B2 JP 2837127 B2 JP2837127 B2 JP 2837127B2 JP 8022813 A JP8022813 A JP 8022813A JP 2281396 A JP2281396 A JP 2281396A JP 2837127 B2 JP2837127 B2 JP 2837127B2
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    • G11C8/00Arrangements for selecting an address in a digital store

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデュアルポートメモ
リ装置に関し、特に、高速シリアルデータ出力のための
デュアルポートメモリ装置のシリアルデータ出力方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】ノーマルダイナミックRAMの機能にデ
ータ高速伝送の可能なシリアルアクセスメモリ(SA
M)の機能を付加して非同期的に使用できるようにした
ビデオRAMなどが、デュアルポートメモリ装置の代表
例として一般に知られている。そして、ノートブックパ
ソコンのような携帯用コンピュータ機器などの急速な普
及に伴って、特にビデオRAMの重要性が大きくなって
きている。このビデオRAMとその動作については、例
えば米国特許4,498,155号(発明の名称:SEMI
CONDUCTOR INTEGRATED CIRCUIT MEMORY DEVICE WITH BO
TH SERIAL AND RANDOM ACCESS ARRAYS) に開示され、よ
く知られている。このようなビデオRAMは、RAMポ
ートがCPUと接続され、高速のSAMポートがCRT
やビデオカメラなど外部システムと接続可能とされてい
るため、システム応用力に非常に優れ、その応用範囲が
急速に拡大してきている。そして現在では、多機能化や
大容量化のために高集積ビデオRAMの開発が要求さ
れ、開発が進められている。
【0003】一方、使用者とコンピュータとの間のグラ
フィックインタフェースを効率よく遂行するために、高
性能制御(high performance)グラフィックシステムにお
いては、各装置に高周波数対応動作が要求される。従っ
てこの場合ビデオRAMも、システムから供給される高
速システムクロックに対応して内部回路が動作しなけれ
ばならない。これは具体的には、ビデオRAM内のデー
タ入出力線を通じて伝送されるデータの、システムクロ
ックに対応する応答能力により左右される。
【0004】一般に、ビデオRAMのようなデュアルポ
ートメモリ装置は大別して、画像データを貯蔵するRA
Mポートと、該RAMポートのRAMから画像データ転
送を受けて出力するSAMポートと、から構成される。
図1に、一般的なパイプラインド(pipelined) SAMポ
ートを有するデュアルポートメモリ装置の構成をブロッ
ク図で示す。
【0005】まず、RAMポート1は、メモリセルアレ
イ11と、メモリセルデータを感知増幅するセンスアン
プ13と、外部アドレスA0〜Anに応じてメモリセル
アレイのロー(row) とカラム(column)を選択するローデ
コーダ12及びカラムデコーダ14と、外部アドレスA
0〜Anを入力してRAM制御ロジック部19に従いロ
ーアドレス及びカラムアドレスを貯蔵するローアドレス
ラッチ部16及びカラムアドレスラッチ部17と、外部
機器とのデータ入出力を担当するRAMI/Oバッファ
18と、メモリセルアレイ11とRAMI/Oバッファ
18との間のインタフェースを担当するRAMI/Oラ
イン15と、外部信号(バーRAS,バーCAS,バー
WB/バーWE,DSF,バーDT/バーOE)に従っ
てRAMポート1の全般的動作を制御するRAM制御ロ
ジック部19と、から構成される。
【0006】SAMポート2は、シリアルアクセスメモ
リとしてのデータレジスタ22と、RAMポート1のメ
モリセルアレイ11とデータレジスタ22との間のデー
タ転送を担当するデータ転送ゲート21と、データレジ
スタ22のアクセス位置を決定するSAMカラムデコー
タ23と、RAMポート1のカラムアドレスラッチ部1
7の出力値により初期値が決定され、SAM制御ロジッ
ク部27による制御を受けてSAMカラムデコーダ23
を動作させるシリアルカウンタ25と、SAMデータ入
出力のためのSAMI/Oバッファ26と、データレジ
スタ22とSAMI/Oバッファ26とを接続するSA
MI/Oライン24と、外部入力シリアルクロックSC
及び外部信号SE、そしてRAM制御ロジック部19に
より制御されるSAM制御ロジック部27と、から構成
される。
【0007】このような構成をもつビデオRAMは、ラ
ンダムアクセスモード、転送モード、シリアルアクセス
モードを実行するものであるが、以下の説明において
は、本発明の要旨に関連する転送モードと、シリアルア
クセスモードについて特に説明する。
【0008】まず簡単に動作を説明すると、転送モード
においては、メモリセルアレイ11の1ローのデータが
センスアンプ13により感知増幅された後、データ転送
ゲート21を通じてデータレジスタ22へ転送され貯蔵
される。そして、シリアルアクセスモードの読出が実行
され、シリアルカウンタ25の出力をデコーディングす
るSAMカラムデコーダ23を通じてデータレジスタ2
2とSAMI/Oライン24が接続され、データレジス
タ22に転送されたデータがSAMI/Oバッファ26
を通じて出力される。
【0009】このとき通常、データレジスタ22の大き
さ(個数、記憶容量)はメモリセルアレイ11のカラム
数と等しくされる。また、データレジスタ22において
最初にアクセスされるべきレジスタの位置は、RAMポ
ート1のカラムアドレスラッチ部17にラッチされた転
送モード時のカラムアドレス(TAP)に従ってシリア
ルカウンタ25をセッティングすることで決定される。
【0010】図2に、図1に示す構成中のシリアル入出
力に関連する構成を詳細に示し、そして図3に、図2の
回路のタイミング図を示す。図2及び図3についてのよ
り具体的詳細は、米国特許5,042,014号(DUAL-
PORT MEMORY HAVING PIPELINED SERIAL OUTPUT) に開示
されている。
【0011】図1に示すようなパイプラインドSAMポ
ートを有するデュアルポートメモリ装置のシリアルデー
タ出力方法を簡単に説明する。まず、図2に示すよう
に、パイプラインドSAMポートを有するデュアルポー
トメモリ装置のシリアルカウンタ25においてLSBデ
コーダ258は、第1及び第2Tフリップフロップ25
0,251の出力を入力する。第1及び第2Tフリップ
フロップ250,251は、シリアルクロックSCを最
初の入力端子Tに受けて非同期カウントを行うリップル
カウンタを構成している。従ってLSBデコーダ258
は、シリアルクロックSCの各立上エッジに同期して信
号PMX0〜PMX3を順次に出力する。そして、NA
NDゲート240が、信号PMX3とインバータ244
で反転したロードエネーブル信号LDENとを否定積演
算する。
【0012】このNANDゲート240の演算出力値と
インバータ241によるその反転値とは、他のリップル
カウンタを構成する第3〜第8Tフリップフロップ25
2〜257の最初のカウント端である第3Tフリップフ
ロップ252の正入力端子T及び負入力端子T−へ入力
される。従って、ロードエネーブル信号LDENが“ロ
ウ”状態で入力されているとき、図3に示すようにLS
Bデコーダ258から“ハイ”状態の信号PMX3が出
力されると、第3Tフリップフロップ252の入力端子
Tに“ハイ”状態が入力される。即ち、信号PMX3に
応答してシリアルクロックSCの1周期に相当する“ハ
イ”状態が第3Tフリップフロップ252の入力端子T
に入力され、これにより第3〜第8Tフリップフロップ
252〜257が非同期カウントを遂行する。そして、
これら第3〜第8Tフリップフロップ252〜257の
各出力端はプリデコーダ230へ接続されているので、
そのカウント値がそのままプリデコーダ230へ入力さ
れる。このプリデコーダ230の出力を受けるシリアル
デコーダ220は、入力信号をデコーディングしてデー
タレジスタ22から4ビットを選択し、ラッチ部247
へ出力させる。
【0013】第1〜第8Tフリップフロップ250〜2
57はロードエネーブル信号LDENによりエネーブル
され、データレジスタ22のカラムアドレス(TAP:
CA0〜CA7)値をプリセット端子に入力することで
転送開始アドレスが指定される。しかる後に、プリデコ
ーダ230の出力が第3〜第8フリップフロップ252
〜257の出力値により決定される。
【0014】RSフリップフロップ259は、セット入
力端子Sに信号PMX0が入力され、リセット入力端子
Rには、信号PMX3及びロードエネーブル信号LDE
Nを論理積演算した後に信号PMX2と論理和演算した
結果値が入力される。そして、このRSフリップフロッ
プ259の出力信号により、伝送ゲートの片側をなす伝
送トランジスタ246がスイッチ制御される。これから
分かるように、プリデコーダ230、シリアルデコーダ
220、そして伝送ゲート245,246がSAMカラ
ムデコーダ23を構成するものである。
【0015】SAMI/Oバッファ24を構成する4−
1マルチプレクサ248は、選択端にLSBデコーダ2
58から信号PMX0〜PMX3を受けて出力制御され
ることにより、ラッチ部247による4ビットの入力デ
ータ中の最下位ビットから順次に1ビットずつ出力端S
DQを通じて出力する。このラッチ部247からデータ
レジスタ22までの間がSAMI/Oライン24に相当
する。
【0016】本回路に印加されるロードエネーブル信号
LDENは、シリアルカウンタ25にカラムアドレスC
A0〜CA7をセッティングさせる信号で“ハイ”アク
ティブである。従ってまず、ロードエネーブル信号LD
ENが“ロウ”状態の場合から説明する。
【0017】最初に、図3に示すように信号PMX2が
“ハイ”状態でLSBデコーダ258から生成出力され
ると、RSフリップフロップ259は“ロウ”状態の出
力信号Q259 を発生する。従って、伝送ゲートをなす片
側の伝送トランジスタ246はその“ロウ”状態の出力
信号Q259 によりスイッチオフされ、データレジスタ2
2とラッチ部247との間を電気的に遮断してラッチ部
247にラッチされたデータの破壊を防止する。そし
て、信号PMX3が“ハイ”状態でLSBデコーダ25
8から生成出力され、NANDゲート240及びインバ
ータ241を通じて第3Tフリップフロップ252へ入
力されると、第3〜第8Tフリップフロップ252〜2
57のカウント状態が変化し、プリデコーダ230及び
シリアルデコーダ220によりデータレジスタ22から
新しい4ビットのデータが出力される。次いで信号PM
X0が“ハイ”状態へ変化すると、RSフリップフロッ
プ259から“ハイ”状態の信号Q259 が出力されて伝
送トランジスタ246をスイッチオンさせ、データレジ
スタ22からのデータがラッチ部247へアップデーテ
ィング可能になる。
【0018】即ち、このデュアルポートメモリ装置にお
けるシリアルデコーダ220は、シリアルクロックSC
の4サイクルごとに1回ずつ、出力データSDQの1サ
イクル出力前にその状態が変化するようにしてあり、デ
ータ出力時間に占めるデコーディング時間を減少させた
構造である。また、シリアルカウンタ25は、ロードエ
ネーブル信号LDENをインバータ244で反転してN
ANDゲート240の一入力にしてあり、このロードエ
ネーブル信号LDENが“ハイ”状態にあるときにはN
ANDゲート240の出力が“ハイ”状態に保たれるよ
うにしてある。従って、新しいカラムアドレス(TA
P:CA0〜CA7)を印加する場合(LDEN=“ハ
イ”)、又は、新しいカラムアドレスにより信号PMX
3が“ハイ”状態になる場合に、間違ったカラムアドレ
スがプリデコーダ230へ入力される可能性は排除され
ている。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のパイプライ
ンドSAMポートを有するデュアルポートメモリ装置及
びそのシリアルデータ出力方法は、次のような問題点を
有している。
【0020】図4の開始カラムアドレスTAPによる出
力タイミング図を参照して説明する。まず、シリアルデ
ータの連続性を保証するために、転送モードにおいてデ
ータレジスタ22に新しいデータが転送された後、シリ
アルカウンタ25に対しデータレジスタ22の開始カラ
ムアドレスTAPが印加される。しかる後に、シリアル
カウンタ25の第3〜第8Tフリップフロップ252〜
257からなるデコーディングステージに開始カラムア
ドレスTAPの値が決定される時間T1(図4)、前記
デコーディングステージの出力がプリデコーダ230で
処理される時間T2(図4)、プリデコーダ230の出
力がシリアルデコーダ220で処理される時間T3(図
4)、シリアルデコーダ220により選択されたデータ
レジスタ22の出力がラッチ部247へローディングさ
れる時間T4(図4)などを経てから初めて、当該シリ
アルデータ出力のための第1シリアルクロックSCの立
上エッジを提供可能になる。
【0021】即ち、開始カラムアドレスTAPに対する
出力を得るためには、シリアルクロックSCの第1立上
エッジ(該カラムアドレスTAPによる出力立上)は、
時間T=T1+T2+T3+T4以後に存在すべきであ
る。もしこれより短いと、例えばロードエネーブル信号
LDENが“ロウ”状態のうちにシリアルクロックSC
が“ハイ”状態になると、開始カラムアドレスTAPの
入力が不完全でフェイル(エラー)を起こす可能性があ
る。従って、これを防ぐためにはシリアルサイクルタイ
ムの増加が必須である。
【0022】また、ビデオRAMのMid−ラインロー
ドサイクル (Real-time Read Transfer Cycle:RRTサ
イクル)の場合、上述の時間Tとデータレジスタ22へ
の転送時間が加算されるので、シリアルアクセスタイム
が時間的制約を受けることになる。
【0023】加えて上記問題点以外にも次の問題があ
る。シリアルカウンタ25をリップルカウンタとして使
用しているため、シリアルクロックSCに従ってリップ
ルカウンタの最終ステージからカウンタ出力が発生する
までの時間は、リップルカウンタのステージ数×各ステ
ージの遅延時間tdになる。従って、たとえシリアルデ
コーダ220のデコーディング出力時間が4−1マルチ
プレクサ248の出力タイミングより1サイクル前に与
えられるとしても、50MHz以上のハイサイクルシリ
アル出力に対応するのは難しい。また、上記のようなパ
イプラインドシリアル出力のためには、データレジスタ
22と伝送ゲートの両トランジスタ245,246との
間を接続する伝送ラインであるSAMI/Oライン24
の個数が増加し、この伝送ラインはメモリのレイアウト
構成上コアサイド(主要領域)に形成するものであるた
め、メモリチップの全体面積が増加するという改善点が
ある。
【0024】従って本発明の目的は、データレジスタか
らのシリアルデータ出力をより高速化できるようなデュ
アルポートメモリ装置を提供することにある。また、本
発明の他の目的は、シリアルデータ出力のための伝送ラ
インを減少可能でメモリの全体的面積を減少させられる
ようなデュアルポートメモリ装置を提供することにあ
る。
【0025】
【課題を解決するための手段】このような目的のために
本発明によるデュアルポートメモリ装置は、ランダムア
クセス可能なメモリセルアレイと、該メモリセルアレイ
をアクセスするためのロー及びカラムアドレスを指定す
る外部入力アドレスをラッチするためのアドレスラッチ
手段と、前記アドレスによりアクセスされるデータを一
時的に貯蔵して外部との入出力を担当する第1データ入
出力手段と、前記メモリセルアレイのデータアクセス動
作を制御する各制御信号を生成出力する第1制御手段
と、前記メモリセルアレイの1ロー分の転送データを少
なくとも貯蔵可能とされ、印加されるアドレス値に従っ
て貯蔵したデータをシリアル出力するデータ貯蔵手段
と、前記アドレスラッチ手段からカラムアドレスを受け
て1増加させ、これをカウント開始アドレス値として基
準クロックに同期したカウント動作を遂行し、そのカウ
ントによるアドレス値を前記データ貯蔵手段へ提供する
シリアルカウント手段と、前記第1データ入出力手段の
データ及び前記データ貯蔵手段の出力データを受け、前
記第1データ入出力手段のデータを始めに出力し次いで
前記データ貯蔵手段の出力データを出力する第2データ
入出力手段と、前記第1制御手段による制御信号及び前
記基準クロックに基づいて、前記第2データ入出力手段
及び前記シリアルカウント手段を動作制御しシリアル出
力を制御するための制御信号を生成出力する第2制御手
段と、を備え、前記データ貯蔵手段と前記第2データ入
出力手段とがパイプラインでデータを入出力することを
特徴とする。即ち、第1ポート(RAMポート)でアク
セスしたデータをシリアルデータに用いることで高速出
力を可能とし、加えて、第2ポート(SAMポート)の
シリアルデータ出力のためのカラムアドレスは1増加さ
せて提供し、高速のシリアルアクセスタイミングを可能
にしている。
【0026】このようなデュアルポートメモリ装置の第
1制御手段は、カラムアドレスストローブの制御によっ
てアドレスラッチ手段のカラムアドレスセットアップ及
びホールディング時間を決定する遅延手段と、転送サイ
クル動作におけるカラムアドレスストローブの最初の立
下エッジ以外のカラムアドレスストローブのトグルによ
る前記カラムアドレスストローブのアドレスラッチ手段
に対する制御を抑止する手段と、を備えてなるものとす
る。また、第2データ入出力手段は、第1データ入出力
手段のデータを貯蔵して出力するために、転送サイクル
で前記第1データ入出力手段のデータを貯蔵する第1ラ
ッチ手段と、転送パルス発生の後に前記第1ラッチ手段
のデータを貯蔵する第2ラッチ手段と、転送サイクルの
後に前記第2ラッチ手段のデータを出力するための第3
ラッチ手段と、を有してなるものとする。或いは、第2
データ入出力手段は、データ貯蔵手段の出力データを貯
蔵して出力するために、前記データ貯蔵手段の出力デー
タを貯蔵する第1ラッチ手段と、転送パルス後の前記基
準クロックの最初のクロック以外のクロックに従って前
記第1ラッチ手段に貯蔵されたデータを入力して出力す
る第2ラッチ手段と、を有してなるものとする。更に、
第2制御手段は、シリアルカウント手段に新しいカウン
ト開始アドレス値が入れられるときに該シリアルカウン
ト手段のカウント動作を停止させ、前記基準クロックの
最初のクロック発生の後に前記シリアルカウント手段の
前記カウント開始アドレス値のカウント動作を遂行する
ためのカウント開始信号を生成出力し、前記シリアルカ
ウント手段の動作を制御するものとする。
【0027】また、本発明によるデュアルポートメモリ
装置のシリアルデータ出力方法は、ランダムアクセスさ
れるメモリセルアレイと、ロー及びカラムアドレスによ
りアクセスしたデータを一時的に貯蔵して外部との入出
力を担当する第1データ入出力手段と、をもつ第1ポー
ト、そして、前記メモリセルアレイのローアドレスで指
定されるデータを貯蔵し、基準クロックに基づいてシリ
アルアクセスされるデータ貯蔵手段と、前記アドレスに
対応するデータを前記第1データ入出力手段から入力す
ると共に前記データ貯蔵手段の出力データを入力し、こ
れら入力したデータをシリアル出力する第2データ入出
力手段と、をもつ第2ポートを備えるデュアルポートメ
モリ装置のシリアルデータ出力方法であって、所定アド
レスによりアクセスされた前記第1ポート内のデータを
ラッチして転送サイクル後に前記基準クロックの最初の
クロックに同期させて前記第2ポートから出力する第1
段階と、前記所定アドレスを1増加させたアドレスから
前記データ貯蔵手段のデータアクセスを開始して前記最
初のクロック後にシリアル出力する第2段階と、を実施
することを特徴とする。
【0028】或いは本発明では、ランダムアクセスのた
めのRAMポート及びシリアルアクセスのためのSAM
ポートからなるデュアルポートメモリ装置のシリアルデ
ータ出力方法において、RAMポートからSAMポート
へのデータ転送に際し、RAMポートでロー及びカラム
アドレスを指定して読出したデータをSAMポートの入
出力バッファへ送ると共に、SAMポートでは前記カラ
ムアドレスを1アップしたアドレスを開始アドレスとし
てデータレジスタをアクセスし、そして、シリアルクロ
ックの提供により前記RAMポートから送られたデータ
に続けて前記データレジスタによるデータを出力するこ
とを特徴としたシリアルデータ出力方法を提供する。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につき添
付図面に基づいて詳細に説明する。尚、図中の同じ構成
要素にはできるだけ共通符号を付している。下記の説明
において具体的な回路構成、論理状態などの特定詳細が
本発明のより全般的な理解のために提示されているが、
これら特定詳細に限らずとも本発明を実施し得ることは
当業者には明白である。また、本発明の要旨にあまり関
連のない公知機能や構成に対する説明は適宜省略する。
【0030】図5は、本発明によるデュアルポートメモ
リ装置の実施形態を示したブロック構成図である。RA
Mポート1は、メモリセルアレイ11と、メモリセルの
データを感知増幅するセンスアンプ13と、外部アドレ
スA0〜Anに応じてメモリセルアレイ11のローとカ
ラムを選択するローデコーダ12及びカラムデコーダ1
4と、外部アドレスA0〜Anを入力してRAM制御ロ
ジック部19に従いロー及びカラムアドレスを貯蔵する
ローアドレスラッチ部16及びカラムアドレスラッチ部
17(アドレスラッチ手段)と、外部機器とのデータ入
出力を担当するRAMI/Oバッファ18(第1データ
入出力手段)と、メモリセルアレイ11とRAMI/O
バッファ18との間のインタフェースを担当するRAM
I/Oライン15と、外部信号(バーRAS,バーCA
S,バーWB/バーWE,DSF,バーDT/バーO
E)に従ってRAMポート1の全般的動作を制御するR
AM制御ロジック部19(第1制御手段)と、から構成
される。
【0031】SAMポート2は、シリアルアクセスメモ
リとしてのデータレジスタ22(データ貯蔵手段)と、
RAMポート1のメモリセルアレイ11とデータレジス
タ22との間のデータ転送のためのデータ転送ゲート2
1と、データレジスタ22のアクセス位置を決定するS
AMカラムデコーダ23(シリアルカウント手段)と、
SAM制御ロジック部27により制御され、カラムアド
レスラッチ部17から入力される開始カラムアドレスT
APを1増加(TAP+1)して出力する1−アップ手
段28(シリアルカウント手段)と、その1増加開始カ
ラムアドレスTAP+1により初期カウント値が決定さ
れ、シリアルクロックSCに同期してカウント動作を遂
行しSAMカラムデコーダ23を制御するシリアルカウ
ンタ25(シリアルカウント手段)と、SAMデータ入
出力のためのSAMI/Oバッファ26(第2データ入
出力手段)と、データレジスタ22とSAMI/Oバッ
ファ26との間を接続するSAMI/Oライン24と、
外部入力シリアルクロックSC(基準クロック)及び外
部入力シリアルエネーブル信号SEとRAM制御ロジッ
ク部19に従って動作するSAM制御ロジック部27
(第2制御手段)と、から構成される。従来とは異な
り、RAMポート1のRAMI/Oバッファ18の出力
が経路29を通じてSAMポート2のSAMI/Oバッ
ファ26へ入力されている。
【0032】この図5の構成をもつデュアルポートメモ
リ装置のシリアルデータ出力動作を説明する。まず、デ
ータレジスタ22をアクセスするための開始カラムアド
レスTAPは、転送サイクルでRAMポート1のアドレ
ス入力端A0〜Anを通じて入力されるカラムアドレス
により決定される。
【0033】通常、転送サイクルにおいては、RAMポ
ート1とSAMポート2とが同期して動作するため、R
AMポート1へのデータ入出力は禁止される。但し、R
AMポート1のデータ入出力は禁止されるが、転送のた
めにセンスアンプ13によるメモリセルアレイ11の感
知・増幅は実行される。そして、外部入力に従う開始ア
ドレスTAPはカラムアドレスラッチ部17にラッチさ
れ、これに従うRAMカラムデコーダ14とRAMI/
Oライン15とを通じてRAMI/Oバッファ18へデ
ータが伝達される。このRAMI/Oバッファ18に貯
蔵された開始カラムアドレスTAPのデータは経路29
を通じてSAMI/Oバッファ26に貯蔵され、SAM
制御ロジック部27に従って出力端SDQiを通じて出
力される。
【0034】このように、開始カラムアドレスTAPに
対しRAMポート1のデータを用いるようにすること
で、データレジスタ22のデータ伝送のための開始カラ
ムアドレスTAPをアクセスする必要がなくなる。従っ
て、シリアルカウンタ25には、開始カラムアドレスT
APではなく1−アップ手段28による1増加開始カラ
ムアドレスTAP+1を入力し、開始カラムアドレスT
APのデータが出力端SDQiから出力されるまでに、
データレジスタ22から1増加開始カラムアドレスTA
P+1のデータをアクセスしてSAMI/Oバッファ2
6にラッチすることが可能になる。
【0035】即ち、開始カラムアドレスTAPのデータ
アクセスを、従来のようにデータレジスタ22から行う
のではなく、転送サイクルのRAMポート1でセンシン
グされたデータを用いるようにすることにより、開始カ
ラムアドレスTAPのデータアクセスに際してあった遅
延による高速シリアルアクセスの制約を排除することが
できる。また、シリアルカウンタ25に対し、開始カラ
ムアドレスTAPの代わりに1増加開始カラムアドレス
TAP+1を最初に印加するので、データレジスタ22
の出力データアクセスが該データ出力時点より常に先行
することになり、高速シリアルアクセスを行えるように
なる。
【0036】図6に、図5の構成におけるカラムアドレ
スラッチ部17に接続された1−アップ手段28の回路
例を示す。この図6の1−アップ手段28は、カラムア
ドレスロード信号TALに応答してカラムアドレスラッ
チ部17からカラムアドレスCA0〜CA8(TAP)
を入力し、1増加カラムアドレスSCA0〜SCA8を
出力する。このような1−アップ手段28は、“ハイ”
状態のカラムアドレスロード信号TALに応答してカラ
ムアドレスCA0〜CA8をラッチ出力するDフリップ
フロップ281〜284と、1−アップ演算のためのイ
ンバータ285及び排他的OR(EX−OR)ゲート2
86,287,289と、キャリ発生ANDゲート29
0〜292と、各ステージの出力ラッチのためのステー
ジラッチ部293〜300と、から構成されている。
【0037】カラムアドレスラッチ部17はアドレス入
力端を通じてカラムアドレスA0〜A8を受け、カラム
アドレスラッチ制御信号CALが“ロウ”状態のとき、
前記カラムアドレスをラッチする。このカラムアドレス
ラッチ部17の制御信号であるカラムアドレス制御信号
CAL生成手段の詳細回路を図7に示す。
【0038】図7を参照してカラムアドレスロード信号
TALが“ロウ”状態であるときのカラムアドレスラッ
チ制御信号CALの出力状態を説明する。ローアドレス
ストローブバーRAS及びカラムアドレスストローブバ
ーCASがともに“ハイ”状態(一般にプリチャージ状
態)であるとき、カラムアドレスラッチ制御信号CAL
は“ロウ”状態で出力される。
【0039】そして、ローアドレスストローブバーRA
Sが“ロウ”状態になると、インバータを通じた反転に
より、“ハイ”状態のローアドレスストローブ(PIR
とする)が発生する。カラムアドレスストローブバーC
ASが“ハイ”状態である場合、インバータを通じた反
転によるカラムアドレスストローブ(PICとする)は
“ロウ”状態になるので、NANDゲート197は“ハ
イ”状態を出力する。従って、カラムアドレスラッチ制
御信号CALはNANDゲート199及びインバータ2
00を通じて“ハイ”状態で発生され、カラムアドレス
ラッチ部17がアドレスA0〜A8を入力する。
【0040】ローアドレスストローブバーRASが“ロ
ウ”状態になって一定時間の後にカラムアドレスストロ
ーブバーCASが“ロウ”状態に遷移すると(通常のビ
デオRAM、ダイナミックRAMではその一定時間が決
まっている:tRCD→バーRASからバーCASまで
の遅延時間)、“ハイ”状態のPICがインバータ19
3、遅延器195、及びインバータ196を経てNAN
Dゲート197に入力される結果、NANDゲート19
7は“ロウ”状態を出力し、カラムアドレスラッチ制御
信号CALは“ハイ”状態から“ロウ”状態へ遷移す
る。これに従って、カラムアドレスラッチ部17はアド
レスA0〜A8をラッチしてカラムアドレスCA0〜C
A8(TAP)を出力する。図7における遅延器195
は、バーCASに従ってカラムアドレスセットアップ及
びホールド時間を調整する遅延手段である。
【0041】図8は信号PIRX生成手段の詳細回路図
で、図9はカラムアドレスロード信号TAL生成手段の
詳細回路図である。図8に示すPIRXは転送モードに
おいて“ハイ”状態となる信号で、ローアドレスストロ
ーブバーRASが“ロウ”状態のアクティブになると
き、PIRに従ってデータ転送及び出力エネーブル信号
バーDT/バーOEをラッチしインバータ2701を介
することで出力される。即ち、ローアドレスストローブ
バーRASが“ロウ”アクティブになるときにデータ転
送及び出力エネーブル信号バーDT/バーOEが“ロ
ウ”状態であれば転送モードであり、“ロウ”状態のロ
ーアドレスストローブバーRASによりPIRが“ハ
イ”状態に変わることでDフリップフロップ2700に
“ロウ”状態のデータ転送及び出力エネーブル信号バー
DT/バーOEが入力され、インバータ2701を通じ
てPIRXが“ロウ”状態から“ハイ”状態へ遷移す
る。
【0042】ローアドレスストローブバーRASが“ロ
ウ”状態のアクティブになるときにデータ転送及び出力
エネーブル信号バーDT/バーOEが“ハイ”状態であ
れば、PIRXは“ロウ”状態になり転送モードではな
いことを表す。
【0043】図9において、カラムアドレス(TAP)
ロード信号TALは転送モード以外では必要ない信号な
ので、PIRXによりNANDゲート2705を制御す
るようにしている。カラムアドレスロード信号TAL
は、遅延器2703を経たPIRと、インバータ270
2及び遅延器2704を経たカラムアドレスラッチ制御
信号CALと、PIRXとをNANDゲート2705で
演算してインバータ2706を通すことで出力される。
遅延器2703は、メモリセルアレイ11のデータがセ
ンスアンプ13により十分増幅された後にカラムアドレ
スロード信号TALを発生させるための手段で、この遅
延により、短(short) tRCD条件の転送サイクルにお
けるカラムアドレスロード信号TALにより制御される
後述のデータ転送パルスDTPの発生が抑制される。ま
た遅延器2704は、有効カラムアドレスラッチ後(即
ち、カラムアドレスラッチ制御信号CALが“ハイ”状
態から“ロウ”状態へ変化した後)にカラムアドレスロ
ード信号TALが発生し、1−アップ手段28に有効カ
ラムアドレスTAPが入力されてラッチされ得るように
する遅延手段である。
【0044】このように、カラムアドレス(TAP)ロ
ード信号TALは、転送モード以外(PIRX=“ロ
ウ”)では常時“ロウ”状態を維持して1−アップ手段
28が以前のカラムアドレスを貯蔵しているようにし、
転送モード(PIRX=“ハイ”)では、有効カラムア
ドレスTAPをカラムアドレスラッチ部17に貯蔵する
ための所定時間経過後に、新しいカラムアドレスTAP
が1−アップ手段28に入力されラッチされ得るように
“ハイ”状態で発生される。
【0045】また、カラムアドレスロード信号TALが
“ハイ”状態になると、図7に示すように、PICが伝
送ゲート192により遮断される。これは次の理由によ
る。通常のビデオRAMのRAM側動作はダイナミック
RAMと同様であるので、ページモード読出/書込動作
のためには、カラムアドレスストローブバーCASのト
グル(toggle)に際して常時新しいカラムアドレスをカラ
ムアドレスラッチ部17が受取れるように、カラムアド
レスラッチ制御信号CALもトグルしなければならな
い。しかしながら、転送サイクルにおけるカラムアドレ
スストローブバーCASのトグルでは、最初のカラムア
ドレスストローブバーCASの立下エッジにおけるカラ
ムアドレスのみが開始カラムアドレスTAPとしての意
味を有し、他のカラムアドレスは無効なカラムアドレス
である。従って、その無効カラムアドレスによる誤動作
を防止するため図7に示すように、伝送ゲート192
は、カラムアドレスロード信号TALの“ハイ”状態に
応答してPICの伝送を遮断するようにしてある。つま
り、転送サイクルにおけるカラムアドレスストローブバ
ーCASの最初の立下エッジ以外のカラムアドレススト
ローブバーCASのトグルによるアドレスラッチ制御を
抑止する手段となっている。
【0046】図10は、図5の構成においてシリアル用
のカウントアドレス値発生のためのシリアルカウンタ2
5の詳細回路図である。この例のシリアルカウンタ25
は、プリセット可能なTフリップフロップ251,25
2,253,254,…,255で各ステージが構成さ
れ、シリアルクロックSCと同期させたシリアルカウン
ティングクロックSCC(カウント開始信号)に同期し
てカウント動作を遂行する同期カウンタである。
【0047】シリアルカウンタ25の初期値は、ロード
エネーブル信号LDENが“ハイ”状態のときに入力さ
れる1−アップ手段28の出力アドレスSCAi(i=
0〜8)により決定される。入力されるアドレスSCA
iは、上記説明から分かるように1増加カラムアドレス
TAP+1である。そして、初期値が設定された後には
シリアルカウンティングクロックSCCの下降エッジに
同期してカウントを行う。尚、シリアルカウンタ25の
ANDゲート256,257,…,258はキァリ発生
手段である。
【0048】図11は、シリアルカウンティングクロッ
クSCCを生成するための信号SREとシリアル出力用
の信号PSOT生成手段の詳細回路図で、図12はシリ
アルカウンティングクロックSCC生成手段の詳細回路
図である。図11において、外部信号であるシリアルク
ロックSCが“ロウ”状態であれば、インバータ271
1の出力信号SREも“ロウ”状態で出力され、NOR
ゲート2710の出力信号PSOTも“ロウ”状態で出
力される。このような状態からシリアルクロックSCが
“ハイ”状態になれば、遅延器2708の遅延によりN
ANDゲート2709の両入力が一旦“ハイ”状態にな
るので“ロウ”状態が出力され、インバータ2711の
出力信号SREは“ハイ”状態になる。次いで、シリア
ルクロックSCの“ハイ”状態がインバータ2707を
経て遅延器2708を通過すると、NANDゲート27
09の両入力が“ハイ”及び“ロウ”状態になるので、
インバータ2711の出力信号SREは“ロウ”状態に
なる。即ち、このSREはシリアルクロックSCの上昇
(ハイゴーイング)エッジで生成されるパルスであり、
遅延器2708がそのパルス幅を決定する手段となる。
【0049】また、シリアルクロックSCが“ハイ”状
態から“ロウ”状態へ変化するときには、遅延器270
8による遅延でNORゲート2710の両入力が一旦
“ロウ”状態になるので、その出力信号PSOTは“ハ
イ”状態になる。続いてシリアルクロックSCの“ロ
ウ”状態がインバータ2707を経て遅延器2708を
通過しNORゲート2710に入力されると、NORゲ
ート2710の出力信号POSTは“ロウ”状態にな
る。即ち、このPOSTはシリアルクロックSCの下降
(ロウゴーイング)エッジで発生するパルスであり、遅
延器2708はそのパルス幅を決定する手段となる。
【0050】図12のシリアルカウンティングクロック
SCC生成手段は、図11を参照しつつ説明すると次の
ようなものである。まず、デュアルポートメモリ装置の
初期動作によってロードエネーブル信号LDENが“ロ
ウ”状態にあり、シリアルクロックSCの上昇エッジに
よりSREがハイパルス生成されると、ノードAのチャ
ージはNMOSFET2714,2715を通じてグラ
ンドVss状態にディスチャージされるので“ロウ”状
態となり、ラッチ2716,2717によりその“ロ
ウ”状態が貯蔵される。従って、RAMデータエネーブ
ルRDEBはインバータ2718により“ハイ”状態を
維持し、また、NORゲート2719及びインバータ2
720を通じてシリアルクロックSCの位相に応じたシ
リアルカウンティングクロックSCCが生成される。
【0051】ロードエネーブル信号LDENが“ハイ”
状態になると(転送サイクルで1増加カラムアドレスT
AP+1をシリアルカウンタ25へロードする場合)、
インバータ2712は“ロウ”状態を出力し、PMOS
FET2713がオンになってノードAが“ハイ”状態
にチャージされる。このときNMOSFET2715は
オフで、NMOSFET2714のオン/オフスイッチ
に関わらずDC電流経路が断絶される。ノードAが“ハ
イ”状態になるとRDEBは“ロウ”状態になり、ま
た、シリアルカウンティングクロックSCCはシリアル
クロックSCに関わらず“ハイ”状態となる。これは、
ロードエネーブル信号LDENが“ハイ”状態にあって
シリアルカウンタ25に1増加カラムアドレスTAP+
1がローディングされるときに、シリアルクロックSC
によるシリアルカウンティングクロックSCCの下降エ
ッジ発生を抑制するもので、これによりシリアルカウン
タ25のミスローディングを防止する。
【0052】本実施形態のビデオRAMにおいては、ロ
ードエネーブル信号LDENはカウント動作のためにパ
ルス波形とされ、シリアルカウンタ25に対する有効ア
ドレスセッティングに要する所定時間の後にまた“ロ
ウ”状態になる。このロードエネーブル信号LDENが
“ロウ”状態になった後に一定時間が経過してシリアル
クロックSCの上昇エッジが入ると、ハイパルス状態の
SREが発生することになり、ノードAはNMOSFE
T2714,2715を通じディスチャージされて“ロ
ウ”状態になる。従って、シリアルカウンティングクロ
ックSCCはシリアルクロックSCに従うトグルでシリ
アルカウンタ25を駆動する。
【0053】図13は、図5の構成におけるSAMI/
Oバッファ26の詳細回路図である。図13に示すよう
にこの例のSAMI/Oバッファ26は、データレジス
タ22のデータを、SAMI/Oライン24に接続のI
/Oセンスアンプ(S/A)を通じて増幅した後に貯蔵
するラッチ部266,267と、該ラッチ部266,2
67によるデータ(SDO)をシリアル出力するための
Dフリップフロップ261,262(データレジスタに
よるデータ用の第1,第2ラッチ手段)と、RAMポー
ト1からのデータ(RDO)をシリアル出力するための
Dフリップフロップ263,264,265(第1,第
2,第3ラッチ手段)と、を備えている。RDOはアド
レスTAPの出力データで、経路29を通じてRAMポ
ート1のRAMI/Oバッファ18から送られる。ま
た、SAMI/Oバッファ26はパイプライン動作を行
う。
【0054】図14〜図16は、SAMI/Oバッファ
26の制御信号RSOT,SOT,PROT,ROTを
生成する生成手段の詳細回路図である。これら図13〜
図15を参照してSAMI/Oバッファ26の動作例を
説明する。
【0055】まず図14は、図13の出力SDQiのた
めのDフリップフロップ262,265を制御する制御
信号発生手段を図示している。この回路によれば、ノー
ドBの状態に応じてデータレジスタ22からのデータを
出力SDQiにするか、又は、RAMポートからのデー
タ(カラムアドレスTAPのデータ)を出力SDQiに
するかが決定される。即ち、ノードBが“ロウ”状態で
あれば、SREによりハイパルス状態のSOTが発生し
てデータSDOがSAMI/Oバッファ26の出力SD
Qiとされ、一方、ノードBが“ハイ”状態であれば、
SREによりハイパルス状態のRSOTが発生してRA
Mポート1からのTAPデータであるRDOがSAMI
/Oバッファ26の出力SDQiとされる。
【0056】このノードBの状態はRSフリップフロッ
プ2721,2722により決定される。このRSフリ
ップフロップ2721,2722のセット入力はRDE
Bで、図12で説明したように、ロードエネーブル信号
LDENの“ハイ”状態でRDEBは“ロウ”状態にな
り、このときノードBが“ハイ”状態となる。そして、
RSフリップフロップ2721,2722のリセット入
力はシリアルクロックSCで、RDEBが“ハイ”状態
となった後、シリアルクロックSCが“ロウ”状態であ
ればノードBは“ロウ”状態になる。
【0057】上述の図11の回路で発生されたPSOT
はSAMI/Oバッファ26のDフリップフロップ26
1のクロック端子に入力され、Dフリップフロップ26
1の動作を制御する。上述したようにPSOTは、シリ
アルクロックSCの下降エッジで発生するハイパルスで
あり、このシリアルクロックSCの下降エッジでPSO
Tが発生すると、ラッチ部266,267に貯蔵された
データSDOがDフリップフロップ261にラッチされ
る。SAMI/Oバッファ26のDフリップフロップ2
61,262は、カラムアドレスTAPのデータ以外の
すべてのSAMデータ出力経路を形成するもので、シリ
アルクロックSCの下降エッジで出力データを取出し、
シリアルクロックSCの上昇エッジで出力データをSD
Qiへ伝送するパイプライン動作を遂行する。
【0058】一方、RAMポート1からのカラムアドレ
スTAPのデータRDOは、PROTが“ハイ”状態で
あるときにDフリップフロップ263にラッチされる。
図15に、このDフリップフロップ263のラッチ動作
を制御するための信号PROTを生成する生成手段の一
例を示している。RDOはRAMポート1のRAMI/
Oバッファ18によるデータであるので、該RDOが転
送サイクルにおけるカラムアドレスTAPのデータであ
ることを感知して貯蔵するための信号PROTは、転送
サイクルでのみ発生するカラムアドレス(TAP)ロー
ド信号TALにより制御される。このカラムアドレスロ
ード信号TALによる制御は、メモリセルアレイ11の
有効カラムアドレスTAPのデータがRDOとして現れ
るのに要する一定時間に対応している。
【0059】データRDOは通常、RAMポート1のア
クセス時間を速くするために、ローアドレスストローブ
バーRASのプリチャージ区間で一定状態にプリチャー
ジ可能なデータなので、ローアドレスストローブバーR
ASのプリチャージ区間におけるプリチャージ状態のR
DOのラッチを制御するために、PROTはPIRが
“ロウ”状態であれば“ロウ”状態を維持するようにな
っている。
【0060】Dフリップフロップ263に貯蔵されたカ
ラムアドレスTAPのデータRDOは、信号ROTによ
り次段のDフリップフロップ264へ伝送される。図1
6は、そのROTを生成する生成手段の一例を示してい
る。図16の信号DTPはデータ転送パルスで、メモリ
セルアレイ11とデータレジスタ22との間のデータ転
送ゲート21のオン/オフスイッチを制御するハイパル
スである。従って、インバータ2730,2731によ
るROTの発生はDTP以降に行われる。
【0061】図18及び図19は本実施形態の転送サイ
クルにおけるタイミング図である。信号ROTがDTP
に制御される過程をこれら図18及び図19を参照して
説明する。
【0062】SAMI/Oバッファ26のDフリップフ
ロップ263,264はTAPデータ出力経路を形成
し、転送サイクルで開始カラムアドレスTAPのカラム
アドレスロード信号TALの発生後で且つ有効カラムア
ドレスデータがRDOとして現れた後にTAPデータを
取出す。そして、メモリセルアレイ11からデータレジ
スタ22へのデータ転送後に前記TAPデータを伝送し
て、TAPデータ出力のためのシリアルクロックSCの
第1上昇エッジで前記TAPデータを出力SDQiとす
るパイプライン動作を遂行する。
【0063】図17は、データ転送パルスDTP及びロ
ードエネーブル信号LDEN発生手段の一例を示した詳
細回路図である。即ち、データ転送パルスDTPと、シ
リアルカウンタ25に対する1増加カラムアドレスTA
P+1のロードをエネーブルさせるロードエネーブル信
号LDENとを生成する生成手段である。
【0064】ローアドレスストローブバーRASが“ロ
ウ”状態のアクティブになるとPIRが“ロウ”状態か
ら“ハイ”状態になり、ORゲート2734は“ロウ”
パルスを出力する。このパルス幅は、遅延器2733に
より決定される。ORゲート2734の出力によりPM
OSFET2735がオンすると、ノードNに“ハイ”
状態がチャージされ、このノードNの状態はラッチ部2
738,2739により維持される。転送サイクルにお
いては、ローアドレスストローブバーRASの立下エッ
ジで出力エネーブル信号バーDT/バーOEが“ロウ”
状態なので、PIRXは“ハイ”状態で発生しNMOS
FET2736がオンになる。そして、出力エネーブル
信号バーDT/バーOEがローアドレスストローブバー
RASの立下エッジから一定時間後に“ハイ”状態に変
わるとNMOSFET2737がオンするので、これに
よりノードNのチャージ状態がディスチャージされて
“ロウ”状態となる。
【0065】通常のビデオRAM転送サイクルアプリケ
ーションにおいて、出力エネーブル信号バーDT/バー
OEの上昇エッジは、カラムドレスストローブバーCA
Sの立下エッジを基準にして、それ以前でも以後にでも
することが可能である。カラムドレスストローブバーC
ASの立下エッジ前に出力エネーブル信号バーDT/バ
ーOEの立上エッジが発生する場合には、内部転送動作
は外部入力信号に非同期で遂行されることになり、カラ
ムドレスストローブバーCASの立下エッジ後に出力エ
ネーブル信号バーDT/バーOEの立上エッジが発生す
る場合には、内部転送動作は出力エネーブル信号バーD
T/バーOEの立上エッジとシリアルクロックSCの上
昇エッジとに同期して行われることになる。
【0066】この動作のために図17のANDゲート2
740は、出力エネーブル信号バーDT/バーOEによ
り制御されるノードNの反転出力と、カラムドレススト
ローブバーCASにより制御されるカラムアドレスロー
ド信号TALと、を入力して、これら2つの入力信号中
の遅く発生される方に従ってノードTを“ハイ”状態と
する。これに応じてロードエネーブル信号LDENとデ
ータ転送パルスDPTは、ANDゲート2743,27
44を通じてまず“ハイ”状態で発生され、そして遅延
器2741,2742により“ロウ”状態になるハイパ
ルスとなる。遅延器2741はロードエネーブル信号L
DENのパルス幅を決定し、遅延器2742はデータ転
送パルスDTPのパルス幅を決定する。
【0067】このようにしてロードエネーブル信号LD
EN及びDTPは、少なくともカラムアドレスロード信
号TALの“ハイ”発生以後に発生されることになり、
有効カラムアドレスのロードとメモリセルの十分なセン
シングの後におけるデータレジスタ22へのデータ転送
が得られる。
【0068】尚、図7、図8及び図17の回路はRAM
制御ロジック部19に属し、図9、図11、図12、及
び図14〜図16の回路はSAM制御ロジック部27に
属するものである。以下に、図5〜図17の構成と図1
8〜図20のタイミング図を参照して本実施形態のシリ
アル出力動作を整理する。
【0069】図18及び図19に示すのは転送サイクル
におけるタイミング図で、図中左端からの時間を両図で
ほぼ整合させてある。開始カラムアドレスTAPのデー
タRDO″はシリアルクロックSCの第1クロック(T
AP)より先に設定され、データ出力がより高速化され
ていることが分かる。
【0070】一方、TAPデータRDO″をSAMI/
Oバッファ26へ転送する間、シリアルカウンタ25に
は1増加カラムアドレスTAP+1がローディングさ
れ、データレジスタ22内の1増加カラムアドレスTA
P+1に貯蔵されたデータがSDOとして現れる。そし
て該データSDOは、シリアルクロックSCの下降エッ
ジにより発生されるPSOTのパルスに応じてSAMI
/Oバッファ26に貯蔵される(SD′)。このSAM
I/Oバッファ26に貯蔵されたデータSD′は、シリ
アルクロックSCの第2クロック(TAP+1)の上昇
エッジで発生されるSOTパルスに応じてSDQとして
出力される。これにより高速のシリアルアクセスが可能
になっている。即ち、図19に示すように、データレジ
スタ22に対するデータアクセスはシリアルクロックS
Cの上昇エッジより常時1・1/2サイクル前(1.5
サイクル前)に始まるので、高速シリアルアクセスが可
能になる。
【0071】図20は、本実施形態の応用転送サイクル
における動作タイミング図で、SAMI/Oバッファ2
6においてTAPデータRDOの貯蔵経路中に設けら
れ、ROTに制御されてRDO″を発生するDフリップ
フロップ264の必要性を表している。
【0072】即ち、RT及びRRTが連続的に遂行さ
れ、RTデータをシリアル読出するためのシリアルクロ
ックSCがRRTサイクルの出力エネーブル信号バーD
T/バーOEの立上エッジ前に入力される場合、SAM
I/Oバッファ26のDフリップフロップ264がなけ
れば、Dフリップフロップ263の出力RDO′はRR
TサイクルにおけるPROTにより新しいカラムアドレ
スTAPのデータ、つまりRRTのカラムアドレスTA
P2のデータに書き換えられてしまい、エラーが発生す
ることになる(SDQFail)。そこで、SAMI/Oバ
ッファ26にDフリップフロップ264をおいてDPT
に従い発生するROTで制御すれば、このエラーは防止
できる(SDQPass)。
【0073】本発明は上記実施形態に限定されるもので
はなく、本発明の技術的思想内では様々な変形が可能な
ことは当業者には明白である。例えば、上記実施形態の
構成はデュアルポートメモリ装置のすべての転送動作に
適用でき、一例としては、スプリット転送においても本
発明の技術思想を容易に応用できることは当業者には自
明である。
【0074】以上述べたように、本発明では開始カラム
アドレスのデータとしてRAMポートのデータをSAM
ポートに転用して出力するようにしたので、開始データ
の出力遅延を解消し、より高速のシリアルアクセスが可
能となる。更に、始めから1増加カラムアドレスをシリ
アルカウンタに提供することによってシリアルアクセス
を常時1・1/2サイクル前に始めることができるた
め、より高速のシリアルアクセスが可能である。また、
データレジスタと接続されるSAMI/Oラインの個数
を最小化できるので、メモリチップの全体面積を減少さ
せ得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般のデュアルポートメモリ装置の構成を示す
ブロック構成図。
【図2】図1中のシリアル入出力に関連する部分を詳細
に示す回路図。
【図3】図2の回路の主要信号の波形図。
【図4】図1及び図2の構成を有する従来のパイプライ
ンドデュアルポートメモリ装置における問題点を説明す
るためのタイミング図。
【図5】本発明に係るデュアルポートメモリ装置の実施
形態を示すブロック構成図。
【図6】図5中の1−アップ手段28の具体例を示す回
路図。
【図7】カラムアドレスラッチ制御信号CAL生成手段
の一例を示す回路図。
【図8】信号PIRX生成手段の一例を示す回路図。
【図9】カラムアドレスロード信号TAL生成手段の一
例を示す回路図。
【図10】図5中のシリアルカウンタ25の具体例を示
す回路図。
【図11】信号SRE及びPSOT生成手段の一例を示
す回路図。
【図12】シリアルカウンティングクロックSCC生成
手段の一例を示す回路図。
【図13】図5中のSAMI/Oバッファ26の具体例
を示す回路図。
【図14】SAMI/Oバッファ制御信号RSOT及び
SOT生成手段の一例を示す回路図。
【図15】SAMI/Oバッファ制御信号PROT生成
手段の一例を示す回路図。
【図16】SAMI/Oバッファ制御信号ROT生成手
段の一例を示す回路図。
【図17】データ転送パルスDPT及びロードエネーブ
ル信号LDEN生成手段の一例を示す回路図。
【図18】本発明の実施形態による転送サイクルにおけ
る主要信号の波形図。
【図19】本発明の実施形態による転送サイクルにおけ
る主要信号の波形図。
【図20】本発明の実施形態による応用転送サイクルに
おける主要信号の波形図。
【符号の説明】
1 RAMポート 2 SAMポート 11 メモリセルアレイ 12 ローデコーダ 13 センスアンプ 14 カラムデコーダ 15 RAMI/Oライン 16 ローアドレスラッチ部 17 カラムアドレスラッチ部 18 RAMI/Oバッファ 19 RAM制御ロジック部 21 データ転送ゲート 22 データレジスタ 23 SAMカラムデコーダ 25 シリアルカウンタ 26 SAMI/Oバッファ 27 SAM制御ロジック部 28 1−アップ手段 CAL カラムアドレスラッチ制御信号 RDEB RAMデータエネーブル信号 SC シリアルクロック SCC シリアルカウンティングクロック SSi シリアルアドレス(シリアルカウンタ25出
力) TAL カラムアドレスロード信号 TAP 開始カラムアドレス TAP+1 1増加カラムアドレス

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ランダムアクセス可能なメモリセルアレ
    イと、該メモリセルアレイをアクセスするためのロー及
    びカラムアドレスを指定する外部入力アドレスをラッチ
    するためのアドレスラッチ手段と、前記アドレスにより
    アクセスされるデータを一時的に貯蔵して外部との入出
    力を担当する第1データ入出力手段と、カラムアドレス
    ストローブの制御によって前記アドレスラッチ手段のカ
    ラムアドレスセットアップ及びホールディング時間を決
    定する遅延手段、及び転送サイクル動作におけるカラム
    アドレスストローブの最初の立下エッジ以外のカラムア
    ドレスストローブのトグルによる前記カラムアドレスス
    トローブのアドレスラッチ手段に対する制御を抑止する
    手段をもち、前記メモリセルアレイのデータアクセス動
    作を制御する各制御信号を生成出力する第1制御手段
    と、前記メモリセルアレイの1ロー分の転送データを少
    なくとも貯蔵可能とされ、印加されるアドレス値に従っ
    て貯蔵したデータをシリアル出力するデータ貯蔵手段
    と、前記アドレスラッチ手段からカラムアドレスを受け
    て1増加させ、これをカウント開始アドレス値として基
    準クロックに同期したカウント動作を遂行し、そのカウ
    ントによるアドレス値を前記データ貯蔵手段へ提供する
    シリアルカウント手段と、前記第1データ入出力手段の
    データ及び前記データ貯蔵手段の出力データを受け、前
    記第1データ入出力手段のデータを始めに出力し次いで
    前記データ貯蔵手段の出力データを出力する第2データ
    入出力手段と、前記第1制御手段による制御信号及び前
    記基準クロックに基づいて、前記第2データ入出力手段
    及び前記シリアルカウント手段を動作制御しシリアル出
    力を制御するための制御信号を生成出力する第2制御手
    段と、を備え、前記データ貯蔵手段と前記第2データ入
    出力手段とがパイプラインでデータを入出力することを
    特徴とするデュアルポートメモリ装置。
  2. 【請求項2】 第2データ入出力手段は、第1データ入
    出力手段のデータを貯蔵して出力するために、転送サイ
    クルで前記第1データ入出力手段のデータを貯蔵する第
    1ラッチ手段と、転送パルス発生の後に前記第1ラッチ
    手段のデータを貯蔵する第2ラッチ手段と、転送サイク
    ルの後に前記第2ラッチ手段のデータを出力するための
    第3ラッチ手段と、を有してなる請求項1記載のデュア
    ルポートメモリ装置。
  3. 【請求項3】 第2データ入出力手段は、データ貯蔵手
    段の出力データを貯蔵して出力するために、前記データ
    貯蔵手段の出力データを貯蔵する第1ラッチ手段と、転
    送パルス後の前記基準クロックの最初のクロック以外の
    クロックに従って前記第1ラッチ手段に貯蔵されたデー
    タを入力して出力する第2ラッチ手段と、を有してなる
    請求項1記載のデュアルポートメモリ装置。
  4. 【請求項4】 第2制御手段は、シリアルカウント手段
    に新しいカウント開始アドレス値が入れられるときに該
    シリアルカウント手段のカウント動作を停止させ、前記
    基準クロックの最初のクロック発生の後に前記シリアル
    カウント手段の前記カウント開始アドレス値のカウント
    動作を遂行するためのカウント開始信号を生成出力し、
    前記シリアルカウント手段の動作を制御するようにして
    ある請求項1記載のデュアルポートメモリ装置。
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