JPH0554636A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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Publication number
JPH0554636A
JPH0554636A JP3211278A JP21127891A JPH0554636A JP H0554636 A JPH0554636 A JP H0554636A JP 3211278 A JP3211278 A JP 3211278A JP 21127891 A JP21127891 A JP 21127891A JP H0554636 A JPH0554636 A JP H0554636A
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JP
Japan
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serial
data
address
signal
output
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3211278A
Other languages
English (en)
Inventor
Junko Matsumoto
淳子 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPH0554636A publication Critical patent/JPH0554636A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ダブルバッファセレクト機能を有するビデオ
RAM1において、上位側シリアルレジスタ16および
下位側シリアルレジスタ17を交互にアクセスした場合
でも、各シリアルレジスタにおいて連続する番地からデ
ータがシリアルに出力されることを可能にすることであ
る。 【構成】 上位側シリアルレジスタ16に対応する上位
側シリアルセレクタ25および下位側シリアルレジスタ
17に対応する下位側シリアルセレクタ26を設ける。
上位側シリアルセレクタ25にはシリアルクロック信号
SC1が与えられ、下位側シリアルセレクタ26にはシ
リアルクロック信号SC2が与えられる。ダブルバッフ
ァセレクト信号DBSに従ってシリアルクロック信号S
C1,SC2の一方が変化する。それにより、シリアル
セレクタ25,26の一方のみがインクリメントされ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は半導体記憶装置に関
し、特に、ランダムアクセスおよびシリアルアクセスが
可能なデュアルポートメモリに関する。
【0002】
【従来の技術】近年の画像処理技術の発展に従って、た
とえば、パーソナルコンピュータのCRT(Catho
d Ray Tube)上のカラー表示、CAD(Co
mputer Aided Design)システムに
おける三次元表示、画像の拡大および縮小、画面のマル
チウィンドウ化および解像度の向上のための技術開発が
急速に進んでいる。加えて、スーパーコンピュータによ
る数値計算結果を表示するためのコンピュータグラフィ
ックスなども注目されている。
【0003】このような状況の下で、デジタル画像信号
を記憶するための種々のビデオメモリ装置が開発されて
きた。画像データを記憶するために最適化されたランダ
ムアクセスメモリとして、ビデオRAM(Random
Access Memory)が知られている。この
ビデオRAMは、ランダムアクセスおよびシリアルアク
セスが可能なデュアルポートメモリからなる。
【0004】図9は、ビデオRAMの概要を示すブロッ
ク図である。このビデオRAM1は、画像データを記憶
するためのランダムアクセス可能なダイナミックメモリ
セルアレイ(以下、メモリセルアレイと呼ぶ)2、デー
タ転送バス3、およびシリアルアクセス用データレジス
タ(以下、データレジスタと呼ぶ)4を含む。データ転
送バス3は、メモリセルアレイ2から読出されたデータ
をデータレジスタ4に転送する。
【0005】メモリセルアレイ2は、ランダムアクセス
ポートを介して中央処理装置(以下、CPUと呼ぶ)5
に接続され、そのCPU5によりランダムにアクセスさ
れる。データレジスタ4は、外部から与えられるシリア
ルクロック信号SCに応答して、データ転送バス3を介
して転送された画像データをシリアルアクセスポートを
介してシリアルに出力する。出力されたシリアルデータ
はCRT制御器6に与えられ、CRT7上にそのデータ
に基づいた画像が表示される。
【0006】上記のように、一般のビデオRAMは、2
つの入出力部、すなわちランダムアクセスポートおよび
シリアルアクセスポートを有し、1つのシリアルクロッ
ク信号SCに応答してデータのシリアル出力動作を行な
う。そのため、画像または映像を表示するためのデータ
が高速に得られる。
【0007】図10は、従来のビデオRAM1の構成を
詳細に示すブロック図である。メモリセルアレイ2は、
複数行および複数列に配列された複数のメモリセルを含
む。また、メモリセルアレイ2は、複数のワード線およ
びそれらのワード線に交差するように配置された複数の
ビット線対を含む。各ワード線は対応する行のメモリセ
ルに接続される。各ビット線は対応する列のメモリセル
に接続される。
【0008】外部アドレス端子8には外部からアドレス
信号が与えられる。アドレスバッファ9は、外部アドレ
ス端子8からアドレス信号を受け、所定のタイミングで
行アドレス信号および列アドレス信号を発生する。行ア
ドレスデコーダ10は、行アドレス信号に応答してメモ
リセルアレイ2内の複数行のうち1行を選択するために
1つのワード線を選択する。列アドレスデコーダ11
は、列アドレス信号に応答してメモリセルアレイ2内の
ビット線対を選択する。センスアンプ15は、メモリセ
ルアレイ2内の選択された行から読出されたデータを増
幅する。
【0009】データの読出動作時には、センスアンプ1
5により増幅されたデータのうち列アドレスデコーダ1
1により選択されたデータがI/Oバス14およびデー
タ入出力バッファ13を介して外部データ入出力端子1
2に出力される。
【0010】データの書込動作時には、外部データ入出
力端子12に外部から与えられたデータが、データ入出
力バッファ13に与えられ、内部信号に変換される。そ
の内部信号はI/Oバス14を介してメモリセルアレイ
2に与えられ、行アドレスデコーダ10および列アドレ
スデコーダ11により選択されたメモリセルに書込まれ
る。
【0011】データレジスタ4は、上位側シリアルレジ
スタ16および下位側シリアルレジスタ17を含む。デ
ータレジスタ4は、メモリセルアレイ2の1行のメモリ
セルの数と同じ数のレジスタを含む。データ転送バス1
9は、メモリセルアレイ2において選択された行と上位
側シリアルレジスタ16との間で前半行分のデータを双
方向に転送する。データ転送バス20は、メモリセルア
レイ2において選択された行と下位側シリアルレジスタ
17との間で後半行分のデータを双方向に転送する。
【0012】シリアルセレクタ23は、データレジスタ
4に保持されたデータのうちいずれかを選択する。シリ
アル出力動作時には、データレジスタ4内の選択された
データがシリアルデータ入出力バッファ22を介して外
部シリアルデータ入出力端子21に出力される。シリア
ル入力動作時には、外部シリアルデータ入出力端子21
に外部から与えられたデータがシリアルデータ入出力バ
ッファ22に与えられ、内部信号に変換されてデータレ
ジスタ4に保持される。
【0013】タイミング発生部24は、ビデオRAM1
の各部分を制御するための各種制御信号を発生する。タ
イミング発生部24には、行アドレスストローブ信号/
RAS、列アドレスストローブ信号/CAS、データ転
送/出力イネーブル信号/DT;/OE、ライトパービ
ット/ライトイネーブル信号/WB;/WE、特殊機能
選択信号DSF1,DSF2、ダブルバッファセレクト
信号DBS、シリアルイネーブル信号/SE、およびシ
リアルクロック信号SCが与えられる。タイミング発生
部24は、これらの信号に応答して、ノーマルリードデ
ータ転送信号RT、スプリットデータ転送信号SRT、
内部シリアルクロック信号SC0、ダブルバッファセレ
クト信号DBS2,/DBS2のような内部制御信号を
発生する。信号発生回路35は、シリアルセレクタ23
の出力およびスプリットリードデータ転送信号SRTに
応答して転送信号SRT1,SRT2を発生する。
【0014】図11は、シリアルデータ入出力バッファ
(以下、入出力バッファと呼ぶ)22の詳細な構成を示
すブロック図である。
【0015】入出力バッファ22は、プリアンプ27,
30、ラッチ回路28,31、トランスミッションゲー
ト29,32およびメインアンプ33を含む。なお、図
11には、シリアル出力動作に関係する部分のみが示さ
れ、シリアル入力動作に関係する部分は示されていな
い。
【0016】図12にラッチ回路28,31およびトラ
ンスミッションゲート29,32の詳細な構成を示す。
ここでは、1つのデータがiビットからなるものとす
る。ラッチ回路28,31の各々はi個のラッチ回路L
1〜Liを含む。また、トランスミッションゲート2
9,32の各々はi個のトランスミッションゲートTG
1〜TGiを含む。
【0017】図11において、上位側シリアルレジスタ
16から読出されたデータはプリアンプ27により増幅
され、ラッチ回路28にラッチされる。下位側シリアル
レジスタ17から読出されたデータはプリアンプ30に
より増幅され、ラッチ回路31にラッチされる。
【0018】信号DBSbはダブルバッファセレクト信
号DBSと同位相の信号であり、信号/DBSbはダブ
ルバッファセレクト信号DBSと逆位相の信号である。
【0019】信号DBSbが“H”でありかつ信号/D
BSbが“L”であるときには、トランスミッションゲ
ート29がオンし、トランスミッションゲート32がオ
フする。それにより、ラッチ回路28にラッチされたデ
ータがメインアンプ33に与えられる。そのデータはメ
インアンプ33により増幅され、入出力端子21に出力
される。
【0020】また、信号DBSbが“L”でありかつ信
号/DBSbがH”であるときには、トランスミッショ
ンゲート29がオフし、トランスミッションゲート32
がオンする。それにより、ラッチ回路31にラッチされ
たデータがメインアンプ33に与えられる。そのデータ
はメインアンプ33により増幅され、入出力端子21に
出力される。
【0021】(ノーマルリードデータ転送機能)次に、
図13を参照しながら図10のビデオRAM1のノーマ
ルリードデータ転送機能を説明する。
【0022】ノーマルリードデータ転送は、信号/RA
Sの立下り時における信号/DT;/OE、信号/W
B;/WE、信号DSF1および信号DSF2のレベル
で決定される。図13に示すように、信号/RASの立
下り時に信号/DT;/OEが“L”、信号/WB;/
WEが“H”、信号DSF1,DSF2が“L”である
と、タイミング発生部24は信号RTを“H”に立上げ
る。それにより、ノーマルリードデータ転送サイクルが
開始される。
【0023】アドレスバッファ9は、信号/RASの立
下りに応答して、外部アドレス端子8に与えられるアド
レス信号を行アドレスAXとして行アドレスデコーダ1
0に与える。行アドレスデコーダ10は、行アドレスA
Xで指定されるメモリセルアレイ2内の1行を選択す
る。
【0024】また、アドレスバッファ9は、信号/CA
Sの立下りに応答して、外部アドレス端子8に与えられ
るアドレス信号を列アドレスAYとして列アドレスデコ
ーダ11に与える。列アドレスデコーダ11は、列アド
レスAYで指定されるメモリセルアレイ2内の1列を選
択する。
【0025】その結果、アドレスAX,AYにより指定
されたメモリセルから読出されたデータが、センスアン
プ15およびI/Oバス14を介して入出力バッファ2
2に与えられる。
【0026】一方、信号/CASの立下りまでに入力さ
れた最終のアドレスAYがシリアル出力動作のためのス
タートアドレスとしてアドレスバッファ9に保持され
る。このとき、シリアルセレクタ23には、アドレスA
Y+1がラッチされる。それにより、データレジスタ4
のAY+1番地が指定される。
【0027】タイミング発生部24が信号RTを“H”
に立上げると、行アドレスAXにより指定されたメモリ
セルアレイ2の1行のデータが、データ転送バス19,
20を介してデータレジスタ4に転送される。
【0028】その後、シリアルクロック信号SCの1つ
目のパルスに応答して、入出力バッファ22に保持され
たデータが入出力端子21に出力される。同時に、デー
タレジスタ4のAY+1番地から読出されたデータが入
出力バッファ22にラッチされる。また、シリアルセレ
クタ23から出力されるアドレスAY+1が1インクリ
メントされ、アドレスAY+2となる。それにより、デ
ータレジスタ4のAY+2番地が指定される。
【0029】次に、シリアルクロック信号SCの2つ目
のパルスに応答して、入出力バッファ22に保持された
データが入出力端子21に出力される。同時に、データ
レジスタ4のAY+2番地から読出されたデータが入出
力バッファ22にラッチされる。
【0030】以上のような動作により、シリアルクロッ
ク信号SCに同期してデータレジスタ4のAY+2番
地,AY+3番地,…から読出されたデータが順次入出
力端子21に出力される。
【0031】(スプリットリードデータ転送機能)次
に、図14を参照しながら図10のビデオRAM1のス
プリットリードデータ転送機能を説明する。
【0032】スプリットリードデータ転送は、上位側シ
リアルレジスタ16および下位側シリアルレジスタ17
のうち非活性状態のシリアルレジスタにメモリセルアレ
イ2の半行分のデータを転送する動作である。活性状態
のシリアルレジスタとは、シリアルクロック信号SCに
応答してシリアル出力動作またはシリアル入力動作が行
なわれているレジスタをいう。このスプリットリードデ
ータ転送はシリアル出力動作またはシリアル入力動作と
非同期に行なわれる。
【0033】上位側シリアルレジスタ16および下位側
シリアルレジスタ17のいずれかが活性状態でないと、
スプリットリードデータ転送は行なわれない。したがっ
て、スプリットリードデータ転送を行なう前には、ノー
マルリードデータ転送を一度行なう必要がある。
【0034】スプリットリードデータ転送は、信号/R
ASの立下り時における信号/DT;/OE、信号/W
B;/WE、信号DSF1および信号DSF2のレベル
で決定される。
【0035】図14に示すように、信号/RASの立下
り時に信号/DT;/OEが“L”、信号/WB;/W
Eが“H”、信号DSF1が“H”、信号DSF2が
“L”であると、タイミング発生部24が、信号SRT
を“H”に立上げる。その結果、スプリットリードデー
タ転送サイクルが開始される。
【0036】アドレスバッファ9は、信号/RASの立
下りに応答して、外部アドレス端子8に与えられるアド
レス信号を行アドレスAXとして行アドレスデコーダ1
0に与える。行アドレスデコーダ10は、行アドレスA
Xで指定されるメモリセルアレイ2内の1行を選択す
る。
【0037】信号/CASの立下りまでに入力された最
終のアドレスAYがシリアル出力動作のためのスタート
アドレスとしてアドレスバッファ9に保持される。ただ
し、スプリットリードデータ転送は、上位側シリアルレ
ジスタ16および下位側シリアルレジスタ17のうち非
活性状態のシリアルレジスタについて行なわれるので、
列アドレスの最上位ビットは無視される。このとき、シ
リアルセレクタ23はアドレスAYをラッチする。それ
により、上位側シリアルレジスタ16および下位側シリ
アルレジスタ17のAY番地が指定される。
【0038】今、上位側シリアルレジスタ16が活性状
態であるとする。タイミング発生部24が信号SRTを
“H”に立上げると、信号発生回路35は、信号SRT
1を“L”に保持し、信号SRT2を“H”にする。そ
の結果、行アドレスAXにより指定されたメモリセルア
レイ2の1行のデータのうち下位側の半分がデータ転送
バス20を介して下位側シリアルレジスタ17に転送さ
れる。
【0039】一方、上位側シリアルレジスタ16は、シ
リアルクロック信号SCに応答して、データを入出力バ
ッファ22を介して順次入出力端子21に出力してい
る。この動作は、スプリットリードデータ転送とは非同
期に行なわれる。
【0040】シリアルクロック信号SCに応答して上位
側シリアルレジスタ16の最終番地のデータが出力され
ると、下位側シリアルレジスタ17のAY番地から読出
されたデータが入出力バッファ22にラッチされる。ま
た、シリアルセレクタ23はアドレスAY+1をラッチ
する。それにより、下位側シリアルレジスタ17のAY
+1番地が指定される。
【0041】その後、シリアルクロック信号SCの1つ
目のパルスに応答して、入出力バッファ22に保持され
たデータが入出力端子21に出力される。同時に、下位
側シリアルレジスタ17のAY+1番地から読出された
データが入出力バッファ22にラッチされる。このと
き、シリアルセレクタ23はアドレスAY+2をラッチ
する。それにより、下位側シリアルレジスタ17のAY
+2番地が指定される。
【0042】次に、シリアルクロック信号SCの2つ目
のパルスに応答して、入出力バッファ22に保持された
データが入出力端子21に出力される。同時に、下位側
シリアルレジスタ17のAY+2番地から読出されたデ
ータが入出力バッファ22にラッチされる。
【0043】以上のような動作により、ノーマルリード
データ転送時と同様に、シリアルクロック信号SCに同
期して、下位側シリアルレジスタ17のAY+2番地,
AY+3番地,…から読出されたデータが順次入出力端
子21に出力される。
【0044】この間に、スプリットリードデータ転送を
行えば、非活性状態の上位側シリアルレジスタ16にメ
モリセルアレイ2内の指定された上位側半行のデータが
転送される。
【0045】(ダブルバッファセレクト機能)次に、図
15を参照しながら図10のビデオRAM1のダブルバ
ッファセレクト機能を説明する。
【0046】一般に、ダブルバッファセレクトは、スプ
リットリードデータ転送により上位側シリアルレジスタ
16および下位側シリアルレジスタ17にそれぞれメモ
リセルアレイ2内の半行のデータが転送された状態で行
なわれる。ここで、上位側シリアルレジスタ16をバッ
ファAとし、下位側シリアルレジスタ17をバッファB
とする。
【0047】このダブルバッファセレクトでは、信号D
SF2が“H”の状態で信号DBSが“L”ならばバッ
ファAが選択され、信号DSF2が“H”の状態で信号
DBSが“H”ならばバッファBが選択される。そし
て、シリアルクロック信号SCに応答して、信号DBS
により選択されたバッファからデータが出力される。
【0048】今、シリアルセレクタ23がアドレスN+
1をラッチしているものとする。それにより、上位側シ
リアルレジスタ16および下位側シリアルレジスタ17
のN+1番地が指定される。このとき、入出力バッファ
22のラッチ回路28(図11参照)には、上位側シリ
アルレジスタ16(バッファA)のN番地のデータが保
持され、入出力バッファ22のラッチ回路31(図11
参照)には、下位側シリアルレジスタ17(バッファ
B)のN番地のデータが保持されている。この状態でダ
ブルバッファセレクトが行なわれるとする。ダブルバッ
ファセレクトでは、バッファの選択は信号DBSにより
行なわれるので、アドレスの最上位ビットは無視され
る。
【0049】信号DBSが“L”であると、図11のト
ランスミッションゲート29がオンし、トランスミッシ
ョンゲート32がオフする。シリアルクロック信号SC
の1つ目のパルスに応答して、ラッチ回路28に保持さ
れたバッファAのN番地のデータがメインアンプ33を
介して入出力端子21に出力される。また、バッファA
のN+1番地のデータがプリアンプ27で増幅され、ラ
ッチ回路28に保持され、かつ、バッファBのN+1番
地のデータがプリアンプ30で増幅され、ラッチ回路3
1に保持される。さらに、シリアルセレクタ23から出
力されるアドレスN+1が1インクリメントされ、アド
レスN+2となる。
【0050】引続き信号DBSが“L”の状態でシリア
ルクロック信号SCの2つ目のパルスに応答して、ラッ
チ回路28に保持されたバッファAのN+1番地のデー
タが入出力端子21に出力される。また、バッファAの
N+2番地のデータがラッチ回路28に保持され、か
つ、バッファBのN+2番地のデータがラッチ回路31
に保持される。さらに、シリアルセレクタ23から出力
されるアドレスN+2が1インクリメントされ、アドレ
スN+3となる。
【0051】次に、信号DBSが“H”になると、トラ
ンスミッションゲート29がオフし、トランスミッショ
ンゲート32がオンする。シリアルクロック信号SCの
3つ目のパルスに応答して、ラッチ回路31に保持され
たバッファBのN+2番地のデータが入出力端子21に
出力される。また、バッファAのN+3番地のデータが
ラッチ回路28に保持され、かつ、バッファBのN+3
番地のデータがラッチ回路31に保持される。さらに、
シリアルセレクタ23から出力されるアドレスN+3が
1インクリメントされ、アドレスN+4となる。
【0052】引続き信号DBSが“H”の状態でシリア
ルクロック信号SCの4つ目のパルスに応答して、ラッ
チ回路31に保持されたバッファBのN+3番地のデー
タが入出力端子21に出力される。また、バッファAの
N+4番地のデータがラッチ回路28に保持され、か
つ、バッファBのN+4番地のデータがラッチ回路31
に保持される。さらに、シリアルセレクタ23から出力
されるアドレスN+4が1インクリメントされ、アドレ
スN+5となる。
【0053】このように、図15に示すようなタイミン
グでシリアルクロック信号SCおよび信号DBSが与え
られると、各バッファの出力は次のようになる。バッフ
ァAからは、N番地,N+1番地,N+4番地,N+5
番地,N+7番地,N+10番地のデータが出力され
る。また、バッファBからは、N+2番地,N+3番
地,N+6番地,N+8番地,N+9番地のデータが出
力される。
【0054】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、ダブル
バッファセレクト機能を有する従来のビデオRAMにお
いては、シリアルクロック信号SCを連続的に入力して
いる間にダブルバッファセレクト信号DBSを“H”お
よび“L”に交互に変化させると、各バッファにおいて
連続した番地からデータが出力されない。その結果、各
バッファから出力されるデータは連続していない。
【0055】この発明の目的は、ダブルバッファセレク
ト機能を有するデュアルポートメモリにおいて、各バッ
ファとも順次連続的にアクセスすることを可能にするこ
とである。
【0056】
【課題を解決するための手段】この発明に係る半導体記
憶装置は、第1の記憶手段、第2の記憶手段、転送手
段、選択手段、および読出手段を備える。
【0057】第1の記憶手段は、複数行および複数列に
配列された複数のメモリセルを含む。第2の記憶手段
は、第1の記憶手段の1行のメモリセルの数と同じ数の
データ保持手段を含む。転送手段は、第1の記憶手段の
任意の1行のメモリセルと第2の記憶手段との間でデー
タを転送する。選択手段は、外部から与えられるクロッ
ク信号に応答して、第2の記憶手段のデータ保持手段を
選択する。読出手段は、選択手段により選択されたデー
タ保持手段のデータを読出す。
【0058】第1の記憶手段の各行のメモリセルおよび
第2の記憶手段のデータ保持手段は、複数のグループに
区分されている。転送手段は、グループごとにデータの
転送を行なう機能を有する。選択手段は、グループを指
定する信号およびクロック信号に応答して、グループご
とに独立してデータ保持手段の選択を行なう機能を有す
る。
【0059】
【作用】この発明に係る半導体記憶装置においては、グ
ループごとにデータの転送が行なわれる。また、グルー
プを指定する信号およびクロック信号に応答してグルー
プごとに独立してデータ保持手段の選択が行なわれる。
【0060】したがって、複数のグループを交互に選択
した場合でも、各グループごとにデータ保持手段を連続
的に選択することができる。
【0061】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面を参照しな
がら詳細に説明する。
【0062】図1は、この発明によるビデオRAM1の
構成を示すブロック図である。図1のビデオRAM1が
図10のビデオRAM1と異なるのは次の点である。図
10に示されるシリアルセレクタ23の代りに、上位側
シリアルレジスタ16に対応する上位側シリアルセレク
タ25および下位側シリアルレジスタ17に対応する下
位側シリアルセレクタ26がそれぞれ独立して設けられ
ている。上位側シリアルセレクタ25にはクロック信号
発生回路34からシリアルクロック信号SC1が与えら
れる。下位側シリアルセレクタ26にはクロック信号発
生回路34からシリアルクロック信号SC2が与えられ
る。
【0063】上位側シリアルセレクタ25の出力信号は
トランスミッションゲート36に与えられる。下位側シ
リアルセレクタ26の出力信号はトランスミッションゲ
ート37に与えられる。トランスミッションゲート36
の出力信号は上位側シリアルレジスタ16およびトラン
スミッションゲート38に与えられる。トランスミッシ
ョンゲート37の出力信号およびトランスミッションゲ
ート38の出力信号は下位側シリアルレジスタ17に与
えられる。
【0064】ノーマルリードデータ転送時およびスプリ
ットリードデータ転送時には、トランスミッションゲー
ト36,38がオンし、トランスミッションゲート37
がオフする。それにより、上位側シリアルレジスタ16
および下位側シリアルレジスタ17のデータが上位側シ
リアルセレクタ25により選択される。一方、ダブルバ
ッファセレクト時には、トランスミッションゲート3
6,37の一方のみがオンする。それにより、上位側シ
リアルセレクタ25により上位側シリアルレジスタ16
のデータが選択されるかあるいは下位側シリアルセレク
タ26により下位側シリアルレジスタ17のデータが選
択される。
【0065】図2に、クロック信号発生回路34、シリ
アルセレクタ25,26およびシリアルレジスタが1
6,17を含む部分の詳細な構成を示し、図3に、シリ
アルデータ入出力バッファ22aの詳細な構成を示す。
【0066】以下の説明において、シリアルクロック信
号SC0はシリアルクロック信号SCと同位相の信号で
ある。また、信号DBSa,DBSbはダブルバッファ
セレクト信号DBSと同位相の信号であり、信号/DB
Sa,/DBSbはダブルバッファセレクト信号DBS
と逆位相の信号である。さらに、信号DSF1a,DS
F1bは特殊機能選択信号DSF1と同位相の信号であ
り、信号/DSF1a,/DSF1bは特殊機能選択信
号DSF1と逆位相の信号である。信号DSF2a,D
SF2bは特殊機能選択信号DSF2と同位相の信号で
あり、信号/DSF2a,/DSF2bは特殊機能選択
信号DSF2と逆位相の信号である。
【0067】まず、図2を参照する。クロック信号発生
回路34はORゲートG1,NANDゲートG2,G5
およびインバータG3,G4,G6,G7を含む。クロ
ック信号発生回路34は、シリアルクロック信号SC0
および信号DBSa,/DBSa,DSF2a,/DS
F2aを受け、シリアルクロック信号SC1,SC2を
発生する。
【0068】最上位ビット発生回路40は、上位側シリ
アルセレクタ25に与えられるアドレスの最上位ビット
MBを発生する。最上位ビット発生回路40は、図4に
示されるように、NORゲートG15、インバータG1
6,G17,G18およびトランスミッションゲートT
G11,TG12,TG13を含む。最上位ビット発生
回路40は、信号DSF1a,DSF2aにより制御さ
れる。
【0069】ノーマルリードデータ転送時には、トラン
スミッションゲートTG13がオンし、アドレスバッフ
ァ9(図1)から与えられるアドレスの最上位ビットA
jが最上位ビットMBとして出力される。スプリットリ
ードデータ転送時には、トランスミッションゲートTG
12がオンし、活性状態のシリアルレジスタを示す信号
SQjが最上位ビットMBとして出力される。ダブルバ
ッファセレクト時には、トランスミッションゲートTG
11がオンし、電源電位Vccが最上位ビットMBとし
て出力される。
【0070】再び図2を参照する。上位側シリアルレジ
スタ16および下位側シリアルレジスタ17の各々はm
個のレジスタを含む。各レジスタはiビットのデータを
保持する。上位側シリアルセレクタ25の出力信号は2
mビットからなる。その出力信号のmビットはトランス
ミッションゲート36を介して上位側シリアルレジスタ
16に与えられ、残りのmビットはトランスミッション
ゲート36,38を介して下位側シリアルレジスタ17
に与えられる。下位側シリアルセレクタ26の出力信号
はmビットからなる。その出力信号はトランスミッショ
ンゲート37を介して下位側シリアルレジスタ17に与
えられる。
【0071】一方、NANDゲートG8は信号DBS
b,DSF2aを受け、制御信号CN1を出力する。ま
た、NANDゲートG9は信号DBSb,DSF2aを
受け、インバータG10は制御信号CN2を出力する。
トランスミッションゲート36は制御信号CN1により
制御され、トランスミッションゲート37は制御信号C
N2により制御され、トランスミッションゲート38は
信号/DSF2aにより制御される。
【0072】トランスミッションゲート36は、図5に
示されるように、i個のトランスミッションゲートTG
1〜TGiを含む。トランスミッションゲート37,3
8の構成も図5に示される構成と同様である。
【0073】次に、図3を参照する。シリアルデータ入
出力バッファ22aは、プリアンプ27,30、ラッチ
回路28,31、トランスミッションゲート29,3
2、メインアンプ33および制御信号発生回路41を含
む。図3には、シリアル出力動作に関係する部分のみが
示され、シリアル入力動作に関係する部分は示されな
い。
【0074】制御信号発生回路41は、ANDゲートG
11,G12、NORゲートG13およびインバータG
14を含む。
【0075】制御信号発生回路41は、信号/DBS
b,/DSF2a,/DSF1a,Aja,DSF1
a,SQjaを受け、制御信号CN3,CN4を発生す
る。信号Ajaはアドレスの最上位ビットAjと同位相
の信号である。また、信号SQjaは信号SQjと同位
相の信号である。トランスミッションゲート29は制御
信号CN3により制御され、トランスミッションゲート
32は制御信号CN4により制御される。
【0076】ラッチ回路28は、図6に示すように、i
個のラッチ回路L1〜Liを含む。ラッチ回路31の構
成も図6に示される構成と同様である。
【0077】次に、図7を参照しながら図2の回路の動
作を説明する。
【0078】ノーマルリードデータ転送時には、特殊機
能選択信号DSF1,DSF2が“L”となる。それに
より、シリアルクロック信号SC0がシリアルクロック
信号SC1として上位側シリアルセレクタ25に与えら
れる。このとき、制御信号CN1が“H”となり、制御
信号CN2が“L”となる。また、信号/DSF2aが
“H”となる。それにより、トランスミッションゲート
36,38がオンし、トランスミッションゲート37が
オフする。その結果、上位側シリアルセレクタ25によ
り、上位側シリアルレジスタ16または下位側シリアル
レジスタ17のデータが選択される。
【0079】スプリットリードデータ転送時には、特殊
機能選択信号DSF1が“H”となり、特殊機能選択信
号DSF2が“L”となる。それにより、シリアルクロ
ック信号SC0がシリアルクロック信号SC1として上
位側シリアルセレクタ25に与えられる。このとき、制
御信号CN1が“H”となり、制御信号CN2が“L”
となる。また、信号/DSF2aが“H”となる。それ
により、トランスミッションゲート36,38がオン
し、トランスミッションゲート37がオフする。その結
果、上位側シリアルセレクタ25により、上位側シリア
ルレジスタ16または下位側シリアルレジスタ17のデ
ータが選択される。
【0080】ダブルバッファセレクト時には、特殊機能
選択信号DSF1が“L”となり、特殊機能選択信号D
SF2が“H”となる。
【0081】ダブルバッファセレクト信号DBSが
“L”であるときには、シリアルクロック信号SC0が
シリアルクロック信号SC1として上位側シリアルセレ
クタ25に与えられる。このとき、制御信号CN1が
“H”となり、制御信号CN2が“L”となる。また、
信号/DSF2aが“L”となる。それにより、トラン
スミッションゲート36がオンし、トランスミッション
ゲート37,38はオフする。その結果、上位側シリア
ルセレクタ25により上位側シリアルレジスタ16のデ
ータが選択される。
【0082】一方、ダブルバッファセレクト信号DBS
が“H”であれば、シリアルクロック信号SC0がシリ
アルクロック信号SC2として下位側シリアルセレクタ
26に与えられる。このとき、制御信号CN1が“L”
となり、制御信号CN2が“H”となる。また、信号/
DSF2aが“L”となる。それにより、トランスミッ
ションゲート36,38がオフし、トランスミッション
ゲート37がオンする。その結果、下位側シリアルセレ
クタ26により下位側シリアルレジスタ17のデータが
選択される。
【0083】次に、図3の回路の動作を説明する。ノー
マルリードデータ転送時には、信号Ajaに応答して制
御信号CN3,CN4の一方が“H”となり、かつ他方
が“L”となる。したがって、トランスミッションゲー
ト29,32のうち一方がオンし、かつ他方がオフす
る。
【0084】スプリットリードデータ転送時には、信号
SQjaに応答して制御信号CN3,CN4の一方が
“H”となり、かつ他方が“L”となる。したがって、
トランスミッションゲート29,32の一方がオンし、
かつ他方がオフする。
【0085】ダブルバッファセレクト時には、信号/D
BSbに応答して制御信号CN3,CN4の一方が
“H”となりかつ他方が“L”となる。したがって、ト
ランスミッションゲート29,32の一方がオンし、か
つ他方がオフする。
【0086】ノーマルリードデータ転送の詳細な動作お
よびスプリットリードデータ転送の詳細な動作は、図1
3および図14を用いて説明した動作と同様である。
【0087】次に、この実施例のビデオRAM1のダブ
ルバッファセレクトの詳細な動作を図8を参照しながら
説明する。
【0088】上述したように、ダブルバッファセレクト
は、スプリットリードデータ転送により上位側シリアル
レジスタ16および下位側シリアルレジスタ17にメモ
リセルアレイ2の任意の半行分のデータがそれぞれ保持
されている状態で行なわれる。
【0089】スプリットリードデータ転送時に、上位側
シリアルレジスタ16について最初にデータが出力され
る番地としてN番地が指定され、下位側シリアルレジス
タ17について最初にデータが出力される番地としてM
番地が指定されるものとする。このとき、上位側シリア
ルセレクタ25はアドレスN+1をラッチし、下位側シ
リアルセレクタ26はアドレスM+1をラッチしてい
る。また、図3に示されるラッチ回路28は上位側シリ
アルレジスタ16のN番地から読出されたデータを保持
し、ラッチ回路31は下位側シリアルレジスタ17のM
番地から読出されたデータを保持している。
【0090】まず、ダブルバッファセレクト信号DBS
が“L”であると、トランスミッションゲート36(図
2)およびトランスミッションゲート29(図3)がオ
ンし、トランスミッションゲート37(図2)およびト
ランスミッションゲート32(図3)がオフする。
【0091】シリアルクロック信号SCの1つ目のパル
スに応答して、ラッチ回路28に保持された上位側シリ
アルレジスタ16(以下、バッファAと呼ぶ)のN番地
のデータがメインアンプ33を介して入出力端子21に
出力される。また、バッファAのN+1番地のデータが
プリアンプ27で増幅され、ラッチ回路28に保持され
る。さらに、シリアルクロック信号SC1に応答して、
上位側シリアルセレクタ25にラッチされるアドレスN
+1が1インクリメントされ、アドレスN+2となる。
【0092】このとき、シリアルクロック信号SC2は
変化しないので、下位側シリアルセレクタ26は動作し
ない。したがって、下位側シリアルセレクタ26は、ア
ドレスM+1をラッチし続け、ラッチ回路31も下位側
シリアルレジスタ17(以下、バッファBと呼ぶ)のM
番地のデータを保持し続ける。
【0093】引続きダブルバッファセレクト信号DBS
が“L”の状態でシリアルクロック信号SCの2つ目の
パルスに応答して、ラッチ回路28に保持されたバッフ
ァAのN+1番地のデータが入出力端子21に出力され
る。また、バッファAのN+2番地のデータがラッチ回
路28に保持される。さらに、上位側シリアルセレクタ
25にラッチされるアドレスN+2が1インクリメント
され、アドレスN+3となる。
【0094】このとき、シリアルクロック信号SC2は
変化しないので、下位側シリアルセレクタ26はアドレ
スM+1をラッチし続け、ラッチ回路31もバッファB
のM番地のデータを保持し続ける。
【0095】次に、ダブルバッファセレクト信号DBS
が“H”になると、トランスミッションゲート36およ
びトランスミッションゲート29がオフし、トランスミ
ッションゲート37およびトランスミッションゲート3
2がオンする。
【0096】シリアルクロック信号SCの3つ目のパル
スに応答して、ラッチ回路31に保持されたバッファB
のM番地のデータがメインアンプ33を介して入出力端
子21に出力される。また、バッファBのM+1番地の
データがプリアンプ30で増幅され、ラッチ回路31に
保持される。さらに、シリアルクロック信号SC2に応
答して、下位側シリアルセレクタ26にラッチされるア
ドレスM+1が1インクリメントされ、アドレスM+2
となる。
【0097】このとき、シリアルクロック信号SC1は
変化しないので、上位側シリアルセレクタ25はアドレ
スN+3をラッチし続け、ラッチ回路28もバッファA
のN+2番地のデータを保持し続ける。
【0098】引続きダブルバッファセレクト信号DBS
が“H”の状態でシリアルクロック信号SCの4つ目の
パルスに応答して、ラッチ回路31に保持されたバッフ
ァBのM+1番地のデータが入出力端子21に出力され
る。また、バッファBのM+2番地のデータがラッチ回
路31に保持される。さらに、シリアルクロック信号S
C2に応答して、下位側シリアルセレクタ26にラッチ
されるアドレスM+2が1インクリメントされ、アドレ
スM+3となる。
【0099】このとき、シリアルクロック信号SC1は
変化しないので、上位側シリアルセレクタ25はアドレ
スN+3をラッチし続け、ラッチ回路28もバッファA
のN+2番地のデータを保持し続ける。
【0100】したがって、図8に示されるように、ダブ
ルバッファセレクト信号DBSおよびシリアルクロック
信号SCに応答して、バッファAからはN番地,N+1
番地,N+2番地,N+3番地,N+4番地,N+5番
地のデータが出力され、バッファBからはM番地,M+
1番地,M+2番地,M+3番地,M+4番地のデータ
が出力される。このように、バッファA,Bの各々につ
いて、連続した番地のデータが出力される。
【0101】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、選択手
段がグループごとに独立して第2の記憶手段のデータ保
持手段の選択を行なう機能を有するので、グループごと
に連続した番地からデータをシリアルに出力することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例によるビデオRAMの構成
を示すブロック図である。
【図2】図1のビデオRAMのクロック信号発生回路、
シリアルセレクタおよびシリアルレジスタに関連する部
分の詳細な構成を示す図である。
【図3】図1のビデオRAMのシリアルデータ入出力バ
ッファの構成を示すブロック図である。
【図4】図2に示される最上位ビット発生回路の構成を
示す回路図である。
【図5】図2に示されるトランスミッションゲートの構
成を示す回路図である。
【図6】図3に示されるラッチ回路の構成を示す回路図
である。
【図7】図2に示される回路の動作を説明するための図
である。
【図8】図1のビデオRAMにおけるダブルバッファセ
レクトを説明するためのタイミング図である。
【図9】一般的なビデオRAMの概略的な構成を示す図
である。
【図10】従来のビデオRAMの構成を示すブロック図
である。
【図11】図10に示されるシリアルデータ入出力バッ
ファの構成を示すブロック図である。
【図12】図11に示されるラッチ回路およびトランス
ミッションゲートの構成を示す回路図である。
【図13】ノーマルリードデータ転送を説明するための
タイミング図である。
【図14】スプリットリードデータ転送を説明するため
のタイミング図である。
【図15】従来のビデオRAMにおけるダブルバッファ
セレクトを説明するためのタイミング図である。
【符号の説明】
1 ビデオRAM 2 メモリセルアレイ 4 データレジスタ 8 外部アドレス端子 9 アドレスバッファ 10 行アドレスデコーダ 11 列アドレスデコーダ 16 上位側シリアルレジスタ 17 下位側シリアルレジスタ 19,20 データ転送バス 21 外部シリアルデータ入出力端子 22a シリアルデータ入出力バッファ 24 タイミング発生部 25 上位側シリアルセレクタ 26 下位側シリアルセレクタ 34 クロック信号発生回路 36,37,38 トランスミッションゲート なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数行および複数列に配列された複数の
    メモリセルを含む第1の記憶手段と、 前記第1の記憶手段の1行のメモリセルの数と同じ数の
    データ保持手段を含む第2の記憶手段と、 前記第1の記憶手段の任意の1行のメモリセルと前記第
    2の記憶手段との間でデータを転送する転送手段と、 外部から与えられるクロック信号に応答して前記第2の
    記憶手段のデータ保持手段を選択する選択手段と、 前記選択手段により選択されたデータ保持手段のデータ
    を読出す読出手段とを備え、 前記第1の記憶手段の各行のメモリセルおよび前記第2
    の記憶手段のデータ保持手段は複数のグループに区分さ
    れ、 前記転送手段は、グループごとにデータの転送を行なう
    機能を有し、 前記選択手段は、グループを指定する信号および前記ク
    ロック信号に応答して、グループごとに独立してデータ
    保持手段の選択を行なう機能を有する、半導体記憶装
    置。
JP3211278A 1991-08-23 1991-08-23 半導体記憶装置 Withdrawn JPH0554636A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08249877A (ja) * 1995-02-08 1996-09-27 Samsung Electron Co Ltd デュアルポートメモリ装置及びそのシリアルデータ出力方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08249877A (ja) * 1995-02-08 1996-09-27 Samsung Electron Co Ltd デュアルポートメモリ装置及びそのシリアルデータ出力方法

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