JP2836258B2 - 演奏データ記録装置 - Google Patents

演奏データ記録装置

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JP2836258B2
JP2836258B2 JP3002129A JP212991A JP2836258B2 JP 2836258 B2 JP2836258 B2 JP 2836258B2 JP 3002129 A JP3002129 A JP 3002129A JP 212991 A JP212991 A JP 212991A JP 2836258 B2 JP2836258 B2 JP 2836258B2
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    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H1/00Details of electrophonic musical instruments
    • G10H1/0033Recording/reproducing or transmission of music for electrophonic musical instruments
    • G10H1/0041Recording/reproducing or transmission of music for electrophonic musical instruments in coded form
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H2240/00Data organisation or data communication aspects, specifically adapted for electrophonic musical tools or instruments
    • G10H2240/011Files or data streams containing coded musical information, e.g. for transmission
    • G10H2240/016File editing, i.e. modifying musical data files or streams as such

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、演奏データを時系列
に記録する演奏データ記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より演奏データを時系列に記録する
装置(シーケンサ)が実用化されている。シーケンサ
は、演奏データを発生順にトラックに書き込んで行き、
再生時にはトラックの先頭から演奏データを再生する装
置である。
【0003】また、電子楽器には、デュアルモードやス
プリットモードなどの発音モードを備えたものがある。
デュアルモードとは、1つの演奏データ(発音データ)
に基づいて2つの音色の楽音を発音するモードであり、
スプリットモードとは、音域(鍵盤楽器の場合には鍵
域)を複数に分割してそれぞれの音域に異なる音色を割
り当て、発音データが発生したとき、その音域に割当ら
れている音色で楽音を発音するモードである。
【0004】従来のシーケンサは、録音時に発音モード
としてデュアルモードやスプリットモードが指定された
とき、そのモード指定データを1トラックに書き込んだ
のち、その後の演奏データを同一の1トラックに記録し
ていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このようにデュアルモ
ード,スプリットモードであっても、従来は1トラック
に記録されているのみであった。このため、デュアルモ
ードの場合、一方の音色のみ一部変更しようとしても出
来ない欠点があった。また、スプリットモードの場合、
1トラックに複数の音色の演奏データが混在しているた
め、一方の音色のみの発音/消音切り換えができない欠
点があり、一方の音色のみのコピーが出来ない欠点があ
った。このため、従来、デュアルモード,スプリットモ
ードの演奏データを音色毎に編集することは極めて不便
であった。
【0006】この発明は、デュアルモードやスプリット
モードの演奏データが記録される場合にはそれぞれの音
色毎に1トラックに記録することにより上記課題を解決
した演奏データ記録装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この出願の請求項1の発
明は、第1の音色と第2の音色を指定する音色指定手段
と、演奏データを順次発生する演奏データ発生手段と、
複数の記録トラックを備えた記録手段であって、各記録
トラックは、該記録トラックに割り当てられた音色を指
定するデータ、及び該音色で発音される一連の演奏デー
タを記録するものと、前記複数の記録トラックのうち
任意の1つ又は2つのトラックを選択するトラック選
択手段と、(i)前記トラック選択手段で選択した記録
トラックが1つのときは、前記第1の音色を該記録トラ
ックに割り当て、該記録トラックに該第1の音色を指定
するデータを書き込み、(ii)前記トラック選択手段
で選択した記録トラックが2つのときは、前記第1及び
第2の音色をそれぞれ該2つの記録トラックに別々に割
り当て、該2つの記録トラックに該第1の音色を指定す
るデータと該第2の音色を指定するデータとをそれぞれ
書き込む音色割当手段と、(i)前記トラック選択手段
で1つの記録トラックが選択されていた場合は、前記演
奏データ発生手段により順次発生した演奏データを該1
つの記録トラックに順次書き込み、(ii)前記トラッ
ク選択手段で2つの記録トラックが選択されていた場合
は、前記演奏データ発生手段により順次発生した演奏デ
ータを該2つの記録トラックに順次それぞれ書き込む演
奏データ書込手段と、を備えたことを特徴とする。
【0008】この出願の請求項2の発明は、演奏データ
を順次発生する演奏データ発生手段と、複数の記録トラ
ックを備えた記録手段であって、各記録トラックは、該
記録トラックに割り当てられた音色を指定するデータ、
及び該音色で発音される一連の演奏データを記録するも
のと、前記複数の記録トラックのうちから任意の1つ又
は2つのトラックを選択するトラック選択手段と、前記
演奏データ発生手段が発生する演奏データの音域を第1
の音域及び第2の音域の2つに分割するとともに、該第
1の音域に対応する第1の音色と該第2の音域に対応す
る第2の音色とを指定する音域分割手段と、(i)前記
トラック選択手段で選択した記録トラックが1つのとき
は、前記第1の音色を該記録トラックに割り当て、該記
録トラックに該第1の音色を指定するデータを書き込
み、(ii)前記トラック選択手段で選択した記録トラ
ックが2つのときは、前記第1及び第2の音色をそれぞ
れ該2つの記録トラックに別々に割り当て、該2つの記
録トラックに該第1の音色を指定するデータと該第2の
音色を指定するデータとをそれぞれ書き込む音色割当手
段と、(i)前記トラック選択手段で1つの記録トラッ
クが選択されていた場合は、前記演奏データ発生手段に
より順次発生した演奏データを該1つの記録トラックに
順次書き込み、(ii)前記トラック選択手段で2つの
記録トラックが選択されていた場合は、前記演奏データ
発生手段により順次発生した演奏データを前記第1の音
域又は第2の音域の何れに属するかを判定し、該演奏デ
ータが属する音域に対応する音色が割り当てられている
記録トラックに該演奏データを書き込む演奏データ書込
手段と、を備えたことを特徴とする。また請求項3の発
明は、請求項1又は2において、さらに、前記各記録ト
ラック毎の記録時の音量を指定する音量指定手段を備
え、演奏データの記録時には、各記録トラックに前記音
量指定手段の指定に基づく音量データを記録することを
特徴とする。
【0009】
【作用】この発明の演奏データ記録装置は、デュアルモ
ードの演奏データを記録する際、指定された複数の音色
毎に別の記録トラックに記録する。また、スプリットモ
ードの演奏データを記録する際には、その演奏データを
音域で区別し、その音域に指定された記録トラックに記
録する。このようにすることにより、各音色毎に別々の
記録トラックが形成され、その後の編集,コピーなどの
作業が極めて容易になる。
【0010】
【実施例】図面を参照してこの発明の実施例である自動
演奏機能付の電子楽器について説明する。この電子楽器
は鍵盤を備えた鍵盤型電子楽器であり、さらに、自動演
奏のためのシーケンスデータ(演奏データ)記憶エリア
を有し、自動演奏データの記録およびその再生が可能で
ある。
【0011】図1は同電子楽器のブロック図である。こ
の電子楽器はCPU10によって制御される。CPU1
0にはバス11およびタイマ14が接続されている。タ
イマ14は自動演奏時に一定時間毎にCPU10に対し
て割り込みをかける回路である。バス11にはROM1
2,RAM13,押鍵検出回路15,スイッチ検出回路
17,表示回路19および音源20が接続されている。
押鍵検出回路には鍵盤16が接続され、スイッチ検出回
路17にはパネルスイッチ18が接続されている。RO
M12には後述のフローチャートで示すプログラムが記
録されており、RAM13には図3に示すようなシーケ
ンスデータ記憶エリアが設定されている。鍵盤16は5
オクタープ程度の音域を有する通常の鍵盤である。押鍵
検出回路15は鍵盤16の各キーのオン/オフ状態や押
鍵時の強度など検出する。鍵盤16は、通常の演奏時に
用いられるとともに、演奏データ記録時の音高入力用に
も用いられる。パネルスイッチ18および表示回路19
は図2に示すような構成になっている。
【0012】図2において、操作パネル面には図示のよ
うなスイッチ類が設けられている。
【0013】30はパワースイッチであり、この電子楽
器の電源をオン/オフするものである。31〜33はボ
リュームである。31はマスタボリュームであり、3
2,33は音色1(ORCH1),音色2(ORCH
2)のそれぞれの出力レベルおよび記録時のレベルを調
整するボリュームである。34は自動演奏または演奏デ
ータを記録するトラックを指定するトラックスイッチで
ある。図示のようにこの電子楽器には1〜8の8トラッ
クのシーケンストラックが設けられている。各トラック
指定スイッチに対応してLED35が設けられている。
LED35はそのトラックが指定されているとき点灯す
る。36はEXITスイッチである。EXITスイッチ
はシーケンスモードから抜けるときオンするスイッチで
ある。ここで、シーケンスモードとは、シーケンスデー
タの記録/再生を行うモードである。37〜40はシー
ケンスモード時に使用されるスイッチであり、37はレ
コードスイッチ,38はプレイスイッチ,39はストッ
プスイッチである。40は演奏データの編集をするとき
にオンされるエディットスイッチである。トラック指定
スイッチ34をオンしたのちエディットスイッチ40を
オンするとそのトラックに記録されている自動演奏デー
タが表示器19に表示される。41はカーソルキーであ
る。カーソルキーは表示器19に表示されるカーソルを
移動させるためのキーである。42は+/−キーであ
る。+/−キー42はカーソルキー41で指定された内
容を増減するときに使用される。また、43〜45は発
音モード指定スイッチである。発音モードはノーマルモ
ード,デュアルモード,スプリットモードがあり、43
〜45がそれぞれのモードに対応している。さらに、そ
れぞれのキーに対応してLED46〜48が設けられて
いる。49は音色選択スイッチである。
【0014】図3がRAM13に設定されるシーケンス
トラックの構成を示す図である。シーケンストラックは
1〜8の8トラック設けられており、各トラックにはそ
れぞれ独立して自動演奏データが記録される。ただし、
同時に記録/再生されるときには、そのクロックは同期
する。各トラックの先頭にはそのトラックの演奏データ
によって発音されるべき音色が書き込まれ、各自動演奏
データはエンドデータで終了する。また、発音データで
あるノートデータは、タイミングデータ,ノートナン
バ,ベロシティデータおよびゲートタイムからなってい
る。また、ボリュームデータはタイミングデータおよび
ボリューム値からなっている。
【0015】図4〜図9は同電子楽器の動作を示すフロ
ーチャートである。また、図10は前記RAM13に設
定されるレジスタの一部を示す図である。これらの図を
参照して同電子楽器の動作を説明する。
【0016】図4はメインルーチンを示している。電子
楽器の電源がオンされると先ずイニシャライズ動作(n
1)を実行する。イニシャライズとは各種のレジスタ等
の初期設定動作である。これによって電子楽器は演奏可
能な状態になる。こののち、押鍵処理(n2)、自動演
奏処理(n3)、エディット処理(n4)、音色選択処
理(n5)およびその他の処理(n6)を繰り返し実行
する。押鍵処理(n2)は、通常の演奏モードにおける
鍵盤16の操作に基づく発音/消音処理である。自動演
奏処理(n3)はシーケンストラックに演奏データを記
録したり、記録されている自動演奏データを再生して発
音する動作である。エディット処理(n4)はシーケン
ストラックに書き込まれたデータを編集する動作であ
る。音色選択処理(n5)は音色選択スイッチ49によ
る音色の選択動作である。その他の処理(n6)はボリ
ュームスライダに基づく音量制御動作などである。
【0017】図5および図6は自動演奏処理動作を示す
フローチャートである。この動作においては、トラック
スイッチ34,レコードスイッチ37,プレイスイッチ
38,ストップスイッチ39,EXITスイッチ36が
オンされたか否かを判断する(n10,n11,n2
0,n26,n29,n33)。
【0018】ここで、シーケンスモードにおけるキーオ
ン手順は、トラックスイッチ34をオンして再生するト
ラックを指定する。記録するトラックを指定する場合に
はトラックスイッチ34と同時にレコードスイッチ37
をオンする。こののち、プレイスイッチ38がオンされ
たとき、指定されたトラックの記録,再生を開始する。
再生が指定されたトラックと記録が指定されたトラック
とがある場合には、プレイスイッチ38のオンによって
並行して記録,再生が行われる。ストップスイッチ39
がオンされたとき再生も記録も停止するが、この状態で
はまだシーケンスモードが保持されおり、再度プレイス
イッチ38がオンされれば記録/再生が再開する。スト
ップののちEXITスイッチ36がオンされれば、トラ
ックの指定が解除されるとともに、シーケンスモードが
解除され、通常の演奏モードにもどる。なお、記録トラ
ック指定時に2トラックが同時にオンされた場合には、
デュアルモードまたはスプリットモードの演奏データの
記録である。
【0019】n10においてトラックスイッチ34がオ
ンされた場合には、レコードスイッチ37も同時にオン
されているか否かを判断する(n11)。レコードスイ
ッチ37がオンされている場合には記録モードである。
また、レコードスイッチ37がオンされていない場合に
は再生動作である。レコードスイッチ37が同時オンさ
れていない場合には、オンされたトラックのPLAYフ
ラグを反転し、RECフラグをリセットする(n1
7)。さらに、PLAYフラグがセットしているトラッ
クのLEDを点灯し、リセットしているトラックのLE
Dを消灯する(n18)。この後n16に進む。さら
に、レコードスイッチ37が同時オンしており、発音モ
ードフラグTCMODEが0の場合にはノーマルモード
である。ノーマルモードの場合にはそのトラックにOR
CH1で指定されている音色を書込み(n13)、ボリ
ュームスライダORCH1の値をマスターボリューム値
として書込む(n14)。さらに、オンされたトラック
の赤色のLEDを点灯し、RECフラグをセットすると
ともにPLAYフラグをリセットする。また、このとき
他のトラックの赤色のLEDは消灯され、RECフラグ
もリセットされる(n15)。また、TCMODEが0
でなくトラックスイッチ34が同時に2つオンされてい
る場合には、同時にオンされていた2個のトラックのう
ち番号の小さいトラックにORCH1,他方のトラック
にORCH2を書き込む(n21)。さらに、ボリュー
ムスライダORCH1,ORCH2の値を双方のトラッ
クに書き込む(n22)。こののち、n15に進む。一
方、TCMODEが0でないにも拘わらずトラックスイ
ッチが1個しかオンされていない場合には、n20から
n12に進み、オンされたトラックにORCH1で指定
された音色を書き込む(n13)。n16ではシーケン
スモードフラグSEQをセットし(n16)、n25で
シーケンスモードフラグSEQを判断する。セットして
いなければそのままリターンする。すなわち、トラック
の指定が行われたときシーケンスモードに入り、シーケ
ンスモードでなければプレイスイッチ38,ストップス
イッチ39,EXITスイッチ36のオンを判断しな
い。
【0020】シーケンスモードフラグSEQがセットし
ている場合にはプレイスイッチ38,ストップスイッチ
39,EXITスイッチ36の何れかのオンがあるか否
かを判断する(n26,n29,n33)。プレイスイ
ッチ38がオンされた場合にはシーケンスプレイフラグ
SEQPLAYをセットし(n27)、テンポクロック
レジスタTCをクリアする(n28)。また、ストップ
スイッチがオンされた場合にはRECフラグが1のトラ
ックにエンドデータを書込み(n30)、シーケンスプ
レイフラグSEQPLAYをリセットする(n31)。
EXITスイッチがオンされた場合には、シーケンスモ
ードフラグSEQ,シーケンスプレイフラグSEQPL
AYを共にリセットし、全てのトラックに対してのPL
AY,RECフラグをリセットし、LEDを消灯する
(n34)。
【0021】また、この処理動作中において、テンポク
ロックTCに基づきRECフラグが1のトラックに演奏
データを書き込むとともに、PLAYフラグが1のトラ
ックから演奏データを読み出して音源へ出力する(n3
2)。なお、この場合において、デュアルモードやスプ
リットモードなどのトラックを同時に録音するモードの
場合には以下のような動作を行う。デュアルモードの場
合には発生した演奏データを2個のトラックに同時に書
き込む。スプリットモードの場合には押鍵データに関し
てはその押鍵がスプリットポイントより上であるか下で
あるかを判断し、それぞれ割当てのトラックに書き込
む。ただし、プレイスイッチ38がオンされたとき、テ
ンポクロックTCがリセットされるため、この動作はプ
レイスイッチ38のオン以後、すなわち、SEQPLA
Y波1のとき有効となる。
【0022】図7はエディット処理動作を示すフローチ
ャートである。この動作はシーケンスモードのときのみ
実行されるため、まずシーケンスモードフラグSEQが
セットしているか否かを判断する(n40)。セットし
ていない場合にはそのままリターンする。セットしてい
る場合にはエディットスイッチ40がオンされれば、エ
ディットモードフラグEDITをセットする(n41,
n42)。次に、エディットモードフラグEDITがセ
ットしている場合にはシーケンスデータのエディット処
理を実行する(n44)。エディット処理とは、各トラ
ック毎にデータの修正や消去,コピーなどの処理であ
る。これらの処理はLCD19に表示されている内容を
カーソルキー41で指定し+/−キー42などでそのデ
ータを修正することによって行われる。また、EXIT
スイッチ36がオンされた場合にはエディットモードフ
ラグEDITをリセットして(n46)リターンする。
【0023】図8はタイマインラタプト動作である。タ
イマ14の一定時間毎の割込によってこの動作が実行さ
れる。この動作においてはテンポクロックTCが1加算
される(n48)。
【0024】図9は音色選択処理を示すフローチャート
である。発音モードスイッチ43〜45または音色スイ
ッチ49のオンがあるか否かをn50,n53で判断す
る。
【0025】発音モードスイッチのオンがあった場合に
はオンされたスイッチの番号(ノーマルモードスイッチ
43=0、デュアルモードスイッチ44=1、スプリッ
トモードスイッチ45=2)を発音モードフラグTCM
ODEにセットし(n51)、そのスイッチに対応する
LEDのみを点灯する(n52)。また、音色スイッチ
49のオンがあった場合には発音モードフラグTCMO
DEを判断し、0の場合にはノーマルモードであるた
め、音色スイッチによって指定された音色番号をORC
H1にセットする(n56)。一方、音色モードが1ま
たは2の場合にはそのときカーソルのある方(ORCH
1またはORCH2)の音色を指定された音色に書き換
える(n55〜n57)。
【0026】以上の動作によりデュアルモード,スプリ
ットモードの記録において2音色の演奏データを別々の
トラックに記録することができるため、その後のエディ
ットは各音色毎に行うことができる。なお、上記実施例
ではデュアルモード,スプリットモードが2音色の例を
示しているが、3色以上の場合にも同様に適用すること
ができる。また、トラックの割当てはトラック番号順に
指定する方式以外にも指定順に割り当てる方式など種々
適用することができる。
【0027】
【発明の効果】以上のようにこの発明の演奏データ記録
装置によれば所謂、デュアルモード,スプリットモード
の場合でもそれぞれ音色毎に別トラックに記録されるた
め、その後のエディットやコピーなどが容易になる利点
が生じる。
【図面の簡単な説明】
【図1】はこの発明の実施例である電子楽器のブロック
【図2】は同電子楽器の操作パネルを示す図
【図3】は同電子楽器のシーケンストラックの構成を示
す図
【図4】は同電子楽器の動作を示すフローチャート
【図5】は同電子楽器の動作を示すフローチャート
【図6】は同電子楽器の動作を示すフローチャート
【図7】は同電子楽器の動作を示すフローチャート
【図8】は同電子楽器の動作を示すフローチャート
【図9】は同電子楽器の動作を示すフローチャート
【図10】は同電子楽器に設定されるレジスタを示す図
である。
【符号の説明】
34−トラックスイッチ、43〜45−発音モードスイ
ッチ。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の音色と第2の音色を指定する音色指
    定手段と、 演奏データを順次発生する演奏データ発生手段と、 複数の記録トラックを備えた記録手段であって、各記録
    トラックは、該記トラックに割り当てられた音色を指定
    するデータ、及び該音色で発音される一連の演奏データ
    を記録するものと、 前記複数の記録トラックのうちから任意の1つ又は2つ
    のトラックを選択するトラック選択手段と、 (i)前記トラック選択手段で選択した記録トラックが
    1つのときは、前記第1の音色を該記録トラックに割り
    当て、該記録トラックに該第1の音色を指定するデータ
    を書き込み、(ii)前記トラック選択手段で選択した
    記録トラックが2つのときは、前記第1及び第2の音色
    をそれぞれ該2つの記録トラックに別々に割り当て、該
    2つの記録トラックに該第1の音色を指定するデータと
    該第2の音色を指定するデータとをそれぞれ書き込む音
    色割当手段と、 (i)前記トラック選択手段で1つの記録トラックが選
    択されていた場合は、前記演奏データ発生手段により順
    次発生した演奏データを該1つの記録トラックに順次書
    き込み、(ii)前記トラック選択手段で2つの記録ト
    ラックが選択されていた場合は、前記演奏データ発生手
    段により順次発生した演奏データを該2つの記録トラッ
    クに順次それぞれ書き込む演奏データ書込手段と、 を備えたことを特徴とする演奏データ記録装置。
  2. 【請求項2】演奏データを順次発生する演奏データ発生
    手段と、 複数の記録トラックを備えた記録手段であって、各記録
    トラックは、該記録トラックに割り当てられた音色を指
    定するデータ、及び該音色で発音される一連の演奏デー
    タを記録するものと、 前記複数の記録トラックのうちから任意の1つ又は2つ
    のトラックを選択するトラック選択手段と、 前記演奏データ発生手段が発生する演奏データの音域を
    第1の音域及び第2の音域の2つに分割するとともに、
    該第1の音域に対応する第1の音色と該第2の音域に対
    応する第2の音色とを指定する音域分割手段と、 (i)前記トラック選択手段で選択した記録トラックが
    1つのときは、前記第1の音色を該記録トラックに割り
    当て、該記録トラックに該第1の音色を指定するデータ
    を書き込み、(ii)前記トラック選択手段で選択した
    記録トラックが2つのときは、前記第1及び第2の音色
    をそれぞれ該2つの記録トラックに別々に割り当て、該
    2つの記録トラックに該第1の音色を指定するデータと
    該第2の音色を指定するデータとをそれぞれ書き込む音
    色割当手段と、 (i)前記トラック選択手段で1つの記録トラックが選
    択されていた場合は、前記演奏データ発生手段により順
    次発生した演奏データを該1つの記録トラックに順次書
    き込み、(ii)前記トラック選択手段で2つの記録ト
    ラックが選択されていた場合は、前記演奏データ発生手
    段により順次発生した演奏データを前記第1の音域又は
    第2の音域の何れに属するかを判定し、該演奏データが
    属する音域に対応する音色が割り当てられている記録ト
    ラックに該演奏データを書き込む演奏データ書込手段
    と、 を備えたことを特徴とする演奏データ記録装置。
  3. 【請求項3】さらに、前記各記録トラック毎の記録時の
    音量を指定する音量指定手段を備え、演奏データの記録
    時には、各記録トラックに前記音量指定手段の指定に基
    づく音量データを記録することを特徴とする請求項1又
    は2の何れか1つに記載の演奏データ記録装置。
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