JP2835940B2 - 乳性蛋白質含有酸性飲料の製造方法 - Google Patents
乳性蛋白質含有酸性飲料の製造方法Info
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Description
性飲料の製造方法に関し、更に詳細には、pHを3.0
〜4.5に調整後の加熱殺菌処理時に、乳性蛋白質の可
溶化等に伴う乳白濁度の低下、並びに乳性蛋白質の凝集
沈澱が抑制され、外観、品質に優れた乳白濁色を示す乳
性蛋白質含有酸性飲料の製造方法に関する。
にあたり、通常加熱殺菌処理が施されている。蛋白質の
等電点以下の酸性pH領域にてこの加熱殺菌処理の温度
を高くすると、蛋白質の可溶化等に伴い乳白濁度が減少
し、特に100℃以上の超高温下における加熱殺菌処理
ではこのような現象が顕著であることが知られている
(特公昭56−1891号公報、特公昭56−9895
号公報)。この乳白濁度の減少は、乳性蛋白質含有酸性
飲料の風味及び外観の低下の要因にもなっている。即
ち、懸濁分散している乳性蛋白質粒子が可溶化し減少す
ると、舌ざわりが弱くなり、ボディ感、濃厚感およびこ
く味が不足すると共にえぐ味様の異味が発生し風味を低
下させ、また、外観も半透明状の石鹸水様に変化して不
良になる。このような現象は、100℃以上の超高温加
熱の場合だけでなく、通常のホットパック条件下(例え
ば95℃、数秒間)においても発生する。従って乳性蛋
白質含有酸性飲料の製造にあたっては、通常は100℃
以上の超高温加熱は行なわれておらず、80℃前後の加
熱処理が行なわれているのが現状である。
栄養源になり易く、従って、微生物汚染防止対策等のた
めに加熱殺菌条件を強化する場合には、乳性蛋白質含有
酸性飲料の商品特性を損なわない限界の温度及び時間の
制御等に苦慮しているのが実状である。また加熱殺菌処
理の他に微生物の汚染防止対策として、界面活性剤の添
加及び各種抗菌物質の添加等が提案されているが、食品
添加物使用基準及び風味に対する影響等から充分な効果
が得られていない。そこで、乳性蛋白質含有酸性飲料の
品質、即ち乳白濁度を維持し、乳性蛋白質の凝集沈澱等
を生じさせず、且つ食品添加物に頼らない効果的な微生
物対策等も望まれている。
グルタミナーゼを作用させて、蛋白質の改質を施す方法
が行われている。例えば複数種類の蛋白質及び/又はペ
プチド混合系にトランスグルタミナーゼを作用させるこ
とにより、酸性領域での蛋白質の溶解性が向上し、加熱
により凝集する蛋白質に対して、加熱しても溶解して蛋
白質の安定性が保持されることが知られている(特開平
4−91750号公報)。
系であって、該蛋白質等の安定化を溶解性向上により解
決する技術の場合、乳性蛋白質含有酸性飲料中の蛋白質
の凝集沈澱等を防止することは可能であっても、乳白濁
色の低下を防止することは困難であった。要するに、ト
ランスグルタミナーゼを作用させることにより、乳性蛋
白質の酸性下における加熱殺菌処理時に、乳白濁度の低
下の防止と乳性蛋白質の凝集沈澱の両方を解決しうるこ
とについては全く知られていない。
調整後の加熱殺菌処理時に、乳白濁色の低下を防止し、
かつ乳性蛋白質の凝集沈澱等を抑制することができ、充
分な加熱殺菌をも可能にした乳性蛋白質含有酸性飲料の
製造法を提供することにある。
白質含有酸性飲料を製造する方法において、加熱殺菌処
理時に、乳性蛋白質の可溶化を防止することによる乳白
濁度の低下、並びに乳性蛋白質の凝集沈澱が抑制された
乳白濁色を示す乳性蛋白質含有酸性飲料の製造方法であ
って、乳性蛋白質含有原液に、乳性蛋白質1g当たりト
ランスグルタミナーゼ(以下、TGaseと称す)を
0.1〜100ユニット作用させてトランスグルタミナ
ーゼ処理液(以下、TGase処理液と称す)を得、こ
のTGase処理液のpHを3.0〜4.5に調整した
後、85℃以上で加熱殺菌処理することを特徴とする乳
白濁色を示す乳性蛋白質含有酸性飲料の製造方法が提供
される。
製造にあたり、pH調整前に乳性蛋白質にTGaseを
作用させることにより、酸性下において、含有される乳
性蛋白質の加熱殺菌処理時における加熱耐性が良好とな
り、乳白濁度の低下や乳性蛋白質の沈澱等が抑制できる
ことを見い出し本発明を完成した。
の製造方法では、まず乳性蛋白質含有原液を調製する。
み、かつ後述するTGaseが乳性蛋白質が反応しうる
形態のものであれば、例えば乳性蛋白質が溶解及び懸濁
分散した状態等の液状物に限定されるものではなく、乳
性蛋白質粉末や乳性蛋白質含有物に水、緩衝液、塩類溶
液等を混合した練り状物等の溶液含有物であっても良
い。
質は、動物、植物の由来を問わず用いることができる。
例えば乳性蛋白質を含む乳としては、牛乳、山羊乳、羊
乳、馬乳等の獣乳;大豆等の植物乳が挙げられる。ま
た、原料乳の種類としては、全脂乳、脱脂乳、ホエー等
を使用することができ、更に、粉乳、濃縮乳から還元し
た乳を使用することもできる。
蛋白質含有酸性飲料の無脂乳固形分含有量は、0.1〜
5.0重量%(乳性蛋白質含有量0.03〜1.7重量
%)、好ましくは0.6〜3.0重量%(乳性蛋白質含
有量0.20〜1.0重量%)となるようにするのが望
ましい。0.1重量%未満では、乳性蛋白質含有酸性飲
料特有の風味が得られ難く、5.0重量%を超えると粘
度が上昇して清涼感に欠ける風味となり、また乳性蛋白
質の凝集沈澱を抑制することが困難になる恐れがあるの
で好ましくない。
白質含有原液にTGase作用させてTGase処理液
を調製する。
ン残基のε位アミノ酸がアシル基受容体として作用する
と乳性蛋白質等の蛋白質分子及び分子間にε−(γ−G
lu)Lysの架橋結合を形成するものであって、その
起源は特に限定されず、例えばストレプトベルチシウム
(Streptoverticillium)等に属する微生物由来、魚類及
び哺乳動物等の動物由来、バイオテクノロジー利用によ
る製造方法由来等を挙げることができる。具体的には、
特開平1−27471号公報、特公平1−50382号
公報、特開平6−225775号公報に記載されたTG
ase等を挙げることができる。
せてTGase処理液を調製するには、例えば乳性蛋白
質含有原液にTGaseを接触させて、反応温度と時間
を管理しながら酵素反応させる公知の方法等により行う
ことができる。
白質1g当たり0.1〜100ユニット、好ましくは1
〜50ユニットである。TGase作用量が0.1ユニ
ット未満では、後述する加熱殺菌時に所望の効果が得ら
れず、100ユニットを超えると酵素反応の制御が困難
になる。酵素反応条件は、通常pH4〜9、好ましくは
pH5〜8程度、反応温度は4〜80℃、好ましくは1
0〜60℃、反応時間は5分間〜48時間、好ましくは
10分間〜24時間が望ましい。反応終了後必要に応じ
て、加熱等によりTGaseを失活させることができ
る。
処理液には、糖類や糖アルコール等の甘味料等を含有さ
せることができる。具体的には例えば、ブドウ糖、ガラ
クトース、果糖等の単糖類;ショ糖、麦芽糖、乳糖等の
2糖類;ラフィノース等の3糖類;スタキオース等の4
糖類;ソルビトール、マンニトール、エリスリトール等
の糖アルコール;アスパルテーム、ステビア抽出物、グ
リチルリチン、アセスルファムK等の高甘味度甘味料等
を使用することができる。高甘味度甘味料を使用する場
合には、糖類や糖アルコールとの混合物として含有させ
るのが望ましい。甘味料の含有量は、TGase処理液
中に20重量%以下、好ましくは15重量%以下が風味
及び清涼感の点から望ましい。
性蛋白質含有酸性飲料に、独特の風味等を付与するため
に、pHを3.0〜4.5、好ましくは3.2〜4.0
に調整し、TGase処理液を酸性化する必要がある。
この酸性化は、有機酸類、無機酸類、果汁又はこれらの
混合物等を添加する方法、乳酸菌等の微生物を利用し、
発酵法によって有機酸を生成させる方法、あるいはこれ
らの併用による方法等により行うことができる。添加す
る有機酸類としては、乳酸、クエン酸、酒石酸、リンゴ
酸、グルコン酸、琥珀酸、フマール酸等が使用できる。
また無機酸類としては、燐酸等が使用できる。このpH
調整は、前記甘味料を含有させる場合には、甘味料を含
有させた後に行なうのが好ましい。
たTGase処理液を、所望の容器等に充填する際や、
その前後に、微生物汚染に対する保存性確保等のために
加熱殺菌処理を行う。この加熱殺菌処理の条件は、従来
乳性蛋白質含有酸性飲料を製造する場合に行われてい
る、容器充填後85℃未満、10分間程度の条件よりも
更に過酷な条件に設定することができ、微生物汚染に対
して充分な加熱殺菌を行なうことができる。例えば、耐
熱性有胞子微生物等を死滅させるために、容器充填後等
に、好ましくは85℃以上、更に好ましくは90℃以上
にて10分間以上の加熱条件で行うことができる。更
に、プレート殺菌機等で110℃程度の超高温殺菌を行
った後に、95℃程度で保持し、容器等に熱充填する方
法等を行なうことも可能である。
殺菌条件下においても、蛋白質分散粒子の平均粒径は、
1μm以下、好ましくは0.5μm以下に保持すること
ができ、加熱殺菌処理時における乳蛋白質の凝集沈澱を
抑制できると共に、乳白濁度の低下も防止することがで
きる。このpH調整後の加熱殺菌時における乳白濁度の
低下を防止することにより、得られる乳性蛋白質含有酸
性飲料に優れた外観を付与し、且つ風味等を向上させる
ことができる。この乳白濁度は、前記TGase処理液
中に含まれる蛋白質含量により多少異なるが、その測定
は、例えばカラーテスターによるL値の測定結果により
判断することができる。このL値の測定は通常色差の測
定に使用されるものであるが、L値と乳白濁度とは相関
関係があり、乳白濁度の目安とすることができる。好ま
しくはカラーテスター(型式「SC−2−SCH」、ス
ガ試験機(株)製)で測定した値が、40以上、好まし
くは45以上、特に好ましくは50以上を示すのが望ま
しい。
蛋白質含有酸性飲料には、香料、色素等の公知の飲料用
添加物等が含有されていても良く、添加時期は、特に限
定されるものではないが、好ましくは前記pH調整後が
望ましい。
質含有酸性飲料は、所定の容器等に充填され、常温下に
3か月以上、12か月程度まで保存した場合においても
乳白濁度が保持され、且つ乳性蛋白質の沈澱も抑制され
て良好な安定性が保持される。また、常温保存の他に、
10℃程度の冷蔵保存、55℃程度の加温保存等の場合
であっても、従来の加熱殺菌処理時における条件を乳性
蛋白質の沈澱凝集や乳白濁度の低下が少ない程度の緩和
な加熱殺菌処理条件で調製したものに比較して同程度、
更にはそれ以上の乳性蛋白質の保存安定性等が保持され
る。
して特定割合のTGaseを作用させたTGase処理
液を用いるので、乳性蛋白質の栄養価を損なうことな
く、充分な加熱殺菌処理が可能であり、この加熱殺菌処
理時における乳白濁度の低下や乳性蛋白質の凝集沈澱を
抑制することができる。従って、加熱殺菌処理を充分に
行なっても、外観及び嗜好性に優れ、更には保存安定性
にも優れた乳性蛋白質含有酸性飲料を容易に得ることが
できる。
明はこれらに限定されるものではない。
乳を調製した。この還元乳を90℃達温殺菌後50℃ま
で冷却し、トランスグルタミナーゼ製剤(商品名「アク
ティバTG」、味の素株式会社製、力価1000ユニッ
ト/g)0.15g(約10ユニット/g蛋白質)を添
加した。続いて緩やかに撹拌を行いながら、pH6.
8、50℃で1時間反応させ、80℃達温加熱後、室温
まで冷却して、TGase処理液を調製した。また上記
操作をTGaseを添加せずに同様に行ったTGase
未処理液を調製した。
490gを加え溶解後、撹拌を続けながら20%結晶ク
エン酸溶液45.6gを加え、pHを3.5に調整し
た。次いで、バニラ香料5gと水3.96kgとを加
え、酸性のTGase処理液5kgを得た。得られた酸
性のTGase処理液を缶容器(容量350ml)に充
填、巻締め後、内容液について95℃、10分間の加熱
殺菌処理を行った。その後冷却し、TGase処理乳性
蛋白質含有酸性飲料を得た。一方、TGase未処理液
を使用し、上記と同様に処理を行い、TGase未処理
乳性蛋白質含有酸性飲料を得た。尚、使用水は全て両イ
オン交換水を用いた。得られたTGase処理乳性蛋白
質含有酸性飲料およびTGase未処理乳性蛋白質含有
酸性飲料中の無脂乳固形分含有量は0.9重量%(乳性
蛋白質含有量0.31重量%)であった。
度、pH及び乳性蛋白質の平均粒径と、室温3か月保存
時の外観とを測定した。結果を表1に示す。尚、乳性蛋
白質の平均粒径は、レーザー回折式粒度分布計(商品名
「SALD−1100」、島津製作所製)を用いて行な
った。外観測定は、得られた飲料を容量550mlの瓶
容器に充填後、静置保存し目視で観察により以下の評価
に従って行なった。 −:沈澱が全くない ±:沈澱が僅かに見られる +:沈澱がかなり見られる ++:沈澱がかなり見られ、液上部に離水が発生してい
る 得られたTGase処理乳性蛋白質含有酸性飲料は、加
熱直後において平均粒径が微細でL値が大きい良好な外
観(白濁度)を有していたことから加熱殺菌時の乳性蛋
白質の凝集沈澱や乳白濁度の低下が抑制されていること
がわかる。
をパネル30人により行ったところ、23人がTGas
e処理品を有意に好み(危険率1%)、嗜好性の向上も
みられた。
ase処理液及び酸性のTGase未処理液をそれぞれ
5kg得た。処理液をそれぞれプレートヒーター(型式
NB02SS−094−6−HHWWW、株式会社イズ
ミフードマシナリ製)にて110℃、30秒間加熱殺菌
後、95℃以上で缶容器(容量350ml)に熱充填し
室温まで冷却した。得られたホットパックのTGase
処理乳性蛋白質含有酸性飲料及びTGase未処理乳性
蛋白質含有酸性飲料を得た。
測定を行なった。結果を表2に示す。TGase処理乳
性蛋白質含有酸性飲料は、加熱殺菌及び熱充填直後に平
均粒径が微細でL値が大きい良好な外観(白濁度)を有
していたことから加熱殺菌時の乳性蛋白質の凝集沈澱や
乳白濁度の低下が抑制されていることがわかる。また、
得られた各飲料に対して、官能検査をパネル30人によ
り行ったところ、21人がTGase処理品を有意に好
み(危険率5%)、嗜好性の向上もみられた。
Claims (2)
- 【請求項1】 乳性蛋白質含有酸性飲料を製造する方法
において、加熱殺菌処理時に、乳性蛋白質の可溶化を防
止することによる乳白濁度の低下、並びに乳性蛋白質の
凝集沈澱が抑制された乳白濁色を示す乳性蛋白質含有酸
性飲料の製造方法であって、 乳性蛋白質含有原液に、乳性蛋白質1g当たりトランス
グルタミナーゼを0.1〜100ユニット作用させてト
ランスグルタミナーゼ処理液を得、このトランスグルタ
ミナーゼ処理液のpHを3.0〜4.5に調整した後、
85℃以上で加熱殺菌処理することを特徴とする乳白濁
色を示す乳性蛋白質含有酸性飲料の製造方法。 - 【請求項2】 得られる乳性蛋白質含有酸性飲料中に含
まれる乳性蛋白質含有量が0.03〜1.7重量%であ
ることを特徴とする請求項1記載の乳性蛋白質含有酸性
飲料の製造方法。
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