JP2835700B2 - 搬送装置の走行手段 - Google Patents

搬送装置の走行手段

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JP2835700B2 JP7045819A JP4581995A JP2835700B2 JP 2835700 B2 JP2835700 B2 JP 2835700B2 JP 7045819 A JP7045819 A JP 7045819A JP 4581995 A JP4581995 A JP 4581995A JP 2835700 B2 JP2835700 B2 JP 2835700B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は搬送装置の走行手段に係
り、特に物品が載置されたスラットやトレイ等を走行さ
せて物品を搬送する搬送装置の走行手段に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、物品を搬送すると共に仕分け
する搬送装置としてスラットコンベアが知られている。
図5に示すように、スラットコンベア10は複数のスラ
ット12,12…の両端部がそれぞれ無端チェーン1
4,14に連結されて搬送路を形成している。無端チェ
ーン14,14はそれぞれ一対のスプロケット(図示せ
ず)に張設され、無端チェーン14,14には走行ロー
ラ16,16…(図5、図6参照)が回動自在に支持さ
れている。走行ローラ16,16…は走行レール18,
18上に転動自在に支持されている。
【0003】従って、スラットコンベア10は一対のス
プロケットが回動することにより、無端チェーン14,
14が周回し、同時に走行ローラ16,16…が走行レ
ール18,18上を転動する。これにより、スラット1
2,12…が無端チェーン14,14の周回方向(矢印
方向)に移動して、スラット12,12…上の物品20
が搬送方向に搬送される。
【0004】また、スラット12,12…には物品押出
用シュー22,22…が幅方向に移動自在に支持されて
いる。この物品押出用シュー22,22…は、通常図5
上でスラット12,12…の上端側に配置され、図示し
ないシュー駆動手段でスラット12,12…の上端側か
ら下端側にスライド移動される。これにより、物品20
が物品押出用シュー22,22…でスラット12,12
…の下端側に移動され、搬送路から仕分け搬送路(図示
せず)に押し出される。
【0005】このスラットコンベアに使用された走行ロ
ーラ16は周面にウレタンゴム24(図6参照)が焼き
付けられ、これにより、走行ローラ16が走行レール1
8を転動する際の騒音を低減している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
スラットコンベア10は走行ローラ16の周面にウレタ
ンゴム24を焼き付けるのでコストが高くなるという問
題がある。また、走行ローラ16が走行レール18を転
動することによりウレタンゴム24が走行ローラ16の
周面から容易に剥がれるので、スラットコンベアの耐久
性及び信頼性が低いという問題がある。したがって、本
発明の目的は上記従来技術が有する問題を解消し、騒音
を低減すると共に低コストで耐久性及び信頼性の高い搬
送装置の走行手段を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る上記目的
は、搬送路を形成して物品(49)を搬送する搬送板
(47)に回動自在に支持された走行ローラ(35,5
6)と、該走行ローラを介して前記搬送板を支持する走
行レール(32,54)と、該走行レールに無継目状に
配設され、前記搬送板を移動するために前記走行ローラ
が表面上を転動する騒音防止材(34,50)と、前記
騒音防止部材(34,50)を弾性的に張設するための
引張手段(42,52)とを備えたことを特徴とする搬
送装置の走行手段により達成される。
【0008】
【作用】本発明によれば、引張手段により弾性的に張設
された騒音防止部材を走行レールに無継目状に配設し
、この騒音防止材上を走行ローラが転動するようにし
た。このように、走行ローラを騒音防止材の表面上で転
動させるので、走行ローラが転動する際に発生する騒音
が騒音防止材で低減する。また、騒音防止材を走行レー
ル側に配設したので、騒音防止材を走行ローラの周面に
焼き付けた場合と比較し騒音防止材の剥がれ等が発生す
る恐れが少なくなる。
【0009】
【実施例】以下、本発明による搬送装置の走行手段の一
実施例を図を参照して説明する。図1に示すように、搬
送装置の走行手段30は走行レール32、騒音防止材3
4及び走行ローラ35(図2参照)を備えている。図2
に示すように、走行レール32は表面が平面状に形成さ
れ、図示しない搬送装置のフレームに一体に形成されて
いる。また、走行レール32の外側部には走行レール3
2に沿って壁部33が形成されている。
【0010】走行レール32の表面には騒音防止材34
が設けられている。騒音防止材34はウレタンゴム3
6,36…及びスチールベルト38を備え、ウレタンゴ
ム36は一定の厚みで板状に形成されると共に両端部が
平面視テーパ状に形成されている。ウレタンゴム36の
搬送方向上流側端部(図1中、左端部)には取付孔36
aが形成され、取付孔36aには止めねじ40が嵌入さ
れる。この止めねじ40が走行レール32にねじ結合さ
れることにより(図2参照)、ウレタンゴム36が走行
レール32の表面に取り付けられる。
【0011】この場合、ウレタンゴム36は左端部が止
めねじ40で固定され、右端部が止めねじ40で固定さ
れていないので、ウレタンゴム36の右端部が走行レー
ル32の内側方向(図1上で矢印A方向)と外側方向
(図1上で矢印B方向)にずれる可能性がある。しかし
ながら、上述したように、ウレタンゴム36の両端部は
平面視テーパ状に形成されているので、ウレタンゴム3
6の右端部が内側方向(矢印A方向)にずれようとする
と、隣接するウレタンゴム36の左端部に当接して、ウ
レタンゴム36の右端部の内側方向へのずれが阻止され
る。また、ウレタンゴム36の右端部が外側方向(矢印
B方向)にずれようとすると、壁部33に当接して、ウ
レタンゴム36の右端部の外側方向へのずれが阻止され
る。
【0012】さらに、図1、図2に示すように、隣接す
るウレタンゴム36,36は一定の隙間sをおいて取り
付けられる。これにより、ウレタンゴム36,36…が
熱等で伸張した場合に、ウレタンゴム36,36…の伸
びを隙間sで吸収する。従って、ウレタンゴム36,3
6…が伸張した場合でも、ウレタンゴム36,36…の
表面を平面状に保つことができる。走行レール32に取
り付けられたウレタンゴム36,36…の表面にはスチ
ールベルト38が敷かれる。スチールベルト38は焼入
れされた硬質材で、ウレタンゴム36より幅狭の帯状に
形成されている。このスチールベルト38は、左端部3
8aが搬送装置のフレーム39に固定され、右端部38
bがスプリング42を介して搬送装置のフレーム39に
連結されている。これにより、スチールベルト38はス
プリング42の付勢力でウレタンゴム36,36…の表
面上に張設された状態で敷かれる。
【0013】このように、スチールベルト38をスプリ
ング42の付勢力で張設することにより、スチールベル
ト38が熱等により伸縮した場合に、スチールベルト3
8の伸縮をスプリング42で吸収する。従って、スチー
ルベルト38を常時緊張した状態に保つことができる。
これにより、ウレタンゴム36,36…はスチールベル
ト38で保護される。
【0014】そして、走行ローラ35はスチールベルト
38の表面上を転動するので、走行ローラ35はウレタ
ンゴム36,36…間の隙間sの影響を受けずにスムー
ズに転動する。これにより、走行ローラ35が転動する
際の騒音の発生が抑制される。また、スチールベルト3
8は硬質材で形成されているので走行ローラ35の走行
抵抗を小さくすることができる。さらに、スチールベル
ト38は焼入れされているので耐久性に優れている。ま
た、スチールベルト38は着脱容易に取り付けられてい
るのでスチールベルト38が摩耗した場合、新たなスチ
ールベルト38と容易に交換することができる。
【0015】前記の如く構成された本発明による搬送装
置の走行手段をスラットコンベアに使用した状態を図3
に示す。同図に示すように、スラットコンベア44は複
数のスラット(搬送板)47,47…の両端部がそれぞ
れ無端チェーン45に連結されて搬送路を形成する。無
端チェーン45はそれぞれ一対のスプロケット46,4
8に張設され、無端チェーン45には走行ローラ35,
35…が回動自在に支持されている。
【0016】従って、スプロケット46,48の上部側
と下部側とに上段の走行ローラ35,35…と下段の走
行ローラ35,35…とが平行に配置される。そして、
上段の走行ローラ35,35…及び下段の走行ローラ3
5,35…のそれぞれの下方にはフレームと一体の走行
レール32,32が走行ローラ35,35…と平行に配
設されている。
【0017】走行レール32の表面には止めねじ40,
40…(図1、図2参照)を介してウレタンゴム36,
36…が取り付けられている。さらに、ウレタンゴム3
6,36…の表面にはスチールベルト38が配設されて
いる。この場合、上段側に配設されたスチールベルト3
8は、左端部が搬送装置のフレーム39に固定され、右
端部がスプリング42を介して搬送装置のフレーム39
に連結されている。また、下段側に配設されたスチール
ベルト38は、右端部が搬送装置のフレーム39に固定
され、左端部がスプリング42を介して搬送装置のフレ
ーム39に連結されている。
【0018】これにより、上段側と下段側とに配設され
たスチールベルト38,38はそれぞれスプリング42
の付勢力でウレタンゴム36,36…の表面に張設され
た状態に敷かれる。これらのスチールベルト38,38
の表面には走行ローラ35,35…が転動自在に支持さ
れている。
【0019】従って、図3上で一対のスプロケット4
6,48が矢印C方向に回動することにより、無端チェ
ーン45が矢印D方向に周回し、同時に走行ローラ3
5,35…がスチールベルト38,38の表面上を転動
する。これにより、スラット47,47…が無端チェー
ン45の周回方向に移動して、スラット上の物品49が
搬送される。
【0020】前記実施例では騒音防止材34を複数のウ
レタンゴム36,36…及びスチールベルト38で構成
した場合について説明したが、これに限らず、図4に示
すように騒音防止材50として帯状に形成された樹脂ベ
ルト、ゴムベルト等を使用してもよい。この場合、帯状
に形成された騒音防止材50の左端部を搬送装置のフレ
ーム39に固定し、右端部をスプリング52を介してフ
レーム39に連結する。これにより、騒音防止材50は
走行レール54の表面に張設された状態で配設される。
従って、走行ローラ56が騒音防止材50上を転動する
ことにより発生する騒音が騒音防止材50で低減され
る。
【0021】前記実施例では本発明による搬送装置の走
行手段をスラットコンベアに使用した場合について説明
したが、これに限らず、搬送装置の走行手段をその他の
仕分け搬送装置に使用してもよい。例えば、その他の仕
分け搬送装置として、搬送路を形成する複数のトレイの
それぞれの中央に走行ローラを支持し、この走行ローラ
を走行レールに沿って転動すると共にトレイを進行方向
左右いずれか一方の斜め前方に傾斜させて、トレイに載
置された物品を仕分ける装置が知られている。本発明
は、この種のトレイ型仕分け装置にも適用可能である。
また、本発明は、レール上をローラを介して走行する台
車にも適用可能である。
【0022】
【効果】以上の説明から明らかなように、本発明による
搬送装置の走行手段によれば、搬送板に走行ローラを回
動自在に支持して、走行ローラを介して搬送板を走行レ
ールで支持した。また、引張手段により弾性的に張設し
た騒音防止材を走行レールに無継目状に配設して、この
騒音防止材の表面上を走行ローラが転動するようにし
た。このように、走行ローラを騒音防止材上で転動させ
ので、走行ローラが転動する際に発生する騒音が騒音
防止材で低減する。
【0023】この場合、騒音防止材は走行レールの表面
に沿って配設するので、騒音防止材を容易に配設するこ
とができる。従って、コスト低減を図ることができる。
また、騒音防止材を走行レール側に配設したので、騒音
防止材を走行ローラの周面に焼き付けた場合と比較し騒
音防止材の剥がれ等が発生する恐れが少なくなる。従っ
て、騒音防止材の耐久性及び信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による搬送装置の走行手段を示した平面
図である。
【図2】本発明による搬送装置の走行手段の要部を拡大
して示した要部拡大図である。
【図3】本発明による搬送装置の走行手段をスラットコ
ンベアに使用した状態を示す側面図である。
【図4】本発明による搬送装置の走行手段の他の実施例
を示す側面図である。
【図5】従来のスラットコンベアを示した平面図であ
る。
【図6】図5のE−E断面図である。
【符号の説明】
30 搬送装置の走行手段 32,54 走行レール 34,50 騒音防止材 35,56 走行ローラ 47 スラット(搬送板) 49 物品

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送路を形成して物品(49)を搬送す
    る搬送板(47)に回動自在に支持された走行ローラ
    (35,56)と、 該走行ローラを介して前記搬送板を支持する走行レール
    (32,54)と、 該走行レールに無継目状に配設され、前記搬送板を移動
    するために前記走行ローラが表面上を転動する騒音防止
    材(34,50)と、 前記騒音防止部材(34,50)を弾性的に張設するた
    めの引張手段(42,52)とを備えた ことを特徴とす
    る搬送装置の走行手段。
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