JP2835417B2 - 地下構造物の築造方法 - Google Patents
地下構造物の築造方法Info
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- JP2835417B2 JP2835417B2 JP5090670A JP9067093A JP2835417B2 JP 2835417 B2 JP2835417 B2 JP 2835417B2 JP 5090670 A JP5090670 A JP 5090670A JP 9067093 A JP9067093 A JP 9067093A JP 2835417 B2 JP2835417 B2 JP 2835417B2
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- underground
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は鉄道線路下や道路下等の
地中に築造される地下構造物の築造方法に関するもので
ある。
地中に築造される地下構造物の築造方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えば道路下の地中に、該道
路に対して交差する方向に通路等を形成するための地下
構造物を築造するには、図12、13に示すように、鉄道線
路Aを挟んだ両側に立坑B、Cを掘削したのち、地盤と
接する面側に平板状のフリクションカット部材Dを配設
してなる多数本の鋼製角パイプEを両立坑B、C間の地
中における計画地下構造物の断面位置に相当する部分の
上半部に互いに並列状態で圧入する。
路に対して交差する方向に通路等を形成するための地下
構造物を築造するには、図12、13に示すように、鉄道線
路Aを挟んだ両側に立坑B、Cを掘削したのち、地盤と
接する面側に平板状のフリクションカット部材Dを配設
してなる多数本の鋼製角パイプEを両立坑B、C間の地
中における計画地下構造物の断面位置に相当する部分の
上半部に互いに並列状態で圧入する。
【0003】次いで、これらのパイプE群の後端面に、
前端側に掘削刃Hを装着している地下構造物Fの前端面
上半部を当接させると共に上記各フリクションカット部
材Dの後端を一方の立坑B側に固定したのち、地下構造
物Fの後端をジャッキGにより押し進めるか、或いは適
宜な牽引手段で牽引することにより、掘削刃Hで前方の
地盤を掘削しながらフリクションカット部材Dをガイド
して地下構造物Fを推進させてパイプE群と置換するこ
とにより築造している。
前端側に掘削刃Hを装着している地下構造物Fの前端面
上半部を当接させると共に上記各フリクションカット部
材Dの後端を一方の立坑B側に固定したのち、地下構造
物Fの後端をジャッキGにより押し進めるか、或いは適
宜な牽引手段で牽引することにより、掘削刃Hで前方の
地盤を掘削しながらフリクションカット部材Dをガイド
して地下構造物Fを推進させてパイプE群と置換するこ
とにより築造している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな地下構造物の築造方法では、地盤を掘削しつつパイ
プE群を一斉に押し進めながら地下構造物全体を前進さ
せるものであるから、地下構造物が大断面になればなる
程、さらに長尺になればなる程、大きな推進力或いは牽
引力を必要として設備費が高騰するばかりでなく、作業
能率が低下するという問題点があった。
うな地下構造物の築造方法では、地盤を掘削しつつパイ
プE群を一斉に押し進めながら地下構造物全体を前進さ
せるものであるから、地下構造物が大断面になればなる
程、さらに長尺になればなる程、大きな推進力或いは牽
引力を必要として設備費が高騰するばかりでなく、作業
能率が低下するという問題点があった。
【0005】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たもので、大断面の地下構造物であっても比較的小さい
推進力によって地中に円滑に埋設し得ると共に能率よく
築造し得る地下構造物の築造方法の提供を目的とするも
のである。
たもので、大断面の地下構造物であっても比較的小さい
推進力によって地中に円滑に埋設し得ると共に能率よく
築造し得る地下構造物の築造方法の提供を目的とするも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の地下構造物の築造方法は、地中の計画地下
構造物の断面位置に並設状態で埋設したパイプ群と、少
なくとも上下又は左右に地下構造物を分割した形状を有
し且つその分割端面に中空の囲い壁部材を全長に亘って
摺動自在に取付けてなる分割地下構造物部材とを置換す
るに際して、これらの分割地下構造物部材の囲い壁部材
に対応する上記パイプ群の一部分に互いに隣接した複数
本のパイプよりなるパイプ列を埋設しておき、分割地下
構造物部材の前端面をパイプ群の後端面に当接してこれ
らの地下構造物部材をパイプ群と置換し、次いで、両分
割地下構造物部材の両囲い壁部材と、一方端が一方の分
割地下構造物部材に摺接し他方端が他方の分割地下構造
物部材に摺接する大断面の囲い壁部材とを置換し、この
大断面囲い壁部材で分割地下構造物部材同士を一体化さ
せる作業空間を形成することを特徴とするものである。
に、本発明の地下構造物の築造方法は、地中の計画地下
構造物の断面位置に並設状態で埋設したパイプ群と、少
なくとも上下又は左右に地下構造物を分割した形状を有
し且つその分割端面に中空の囲い壁部材を全長に亘って
摺動自在に取付けてなる分割地下構造物部材とを置換す
るに際して、これらの分割地下構造物部材の囲い壁部材
に対応する上記パイプ群の一部分に互いに隣接した複数
本のパイプよりなるパイプ列を埋設しておき、分割地下
構造物部材の前端面をパイプ群の後端面に当接してこれ
らの地下構造物部材をパイプ群と置換し、次いで、両分
割地下構造物部材の両囲い壁部材と、一方端が一方の分
割地下構造物部材に摺接し他方端が他方の分割地下構造
物部材に摺接する大断面の囲い壁部材とを置換し、この
大断面囲い壁部材で分割地下構造物部材同士を一体化さ
せる作業空間を形成することを特徴とするものである。
【0007】
【作用】地下構造物は、少なくとも上下または左右に分
割された構造物部材からなるので、製作や運搬等の取扱
性が容易となるばかりでなく、これらの地下構造物部材
の分割端面には、中空の囲い壁部材が全長に亘って摺動
自在に取付けられているので、各地下構造物部材が互い
に摺接した囲い壁部材をガイドとして夫々長さ方向に単
独的に移動させることができる。
割された構造物部材からなるので、製作や運搬等の取扱
性が容易となるばかりでなく、これらの地下構造物部材
の分割端面には、中空の囲い壁部材が全長に亘って摺動
自在に取付けられているので、各地下構造物部材が互い
に摺接した囲い壁部材をガイドとして夫々長さ方向に単
独的に移動させることができる。
【0008】従って、地中の計画地下構造物の断面位置
に並設状態で埋設したパイプ群の後端面に中空囲い壁部
材を組み合わせてなる地下構造物の前端面を当接させ、
この状態から各地下構造物部材を単独的に順次推進させ
ると、地下構造物部材の前端面側のパイプ群のみが押し
進められる。
に並設状態で埋設したパイプ群の後端面に中空囲い壁部
材を組み合わせてなる地下構造物の前端面を当接させ、
この状態から各地下構造物部材を単独的に順次推進させ
ると、地下構造物部材の前端面側のパイプ群のみが押し
進められる。
【0009】こうしてパイプ群と各地下構造物部材とを
置換したのち、残置した上記パイプと地下構造物部材の
囲い壁部材とを大断面の囲い壁部材で置換し、この囲い
壁部材内を作業空間に利用して地下構造物部材の対向端
面間に対する配筋作業や型枠の組立作業等を行い、しか
るのち、コンクリートを打設して分割地下構造物部材同
士を一体化するものである。
置換したのち、残置した上記パイプと地下構造物部材の
囲い壁部材とを大断面の囲い壁部材で置換し、この囲い
壁部材内を作業空間に利用して地下構造物部材の対向端
面間に対する配筋作業や型枠の組立作業等を行い、しか
るのち、コンクリートを打設して分割地下構造物部材同
士を一体化するものである。
【0010】
【実施例】本発明の実施例を図面について説明すると、
図1は断面矩形条の地下構造物の築造方法を示し、図2
は築造された地下構造物を示すもので、この図2におい
て地下構造物は上部地下構造物部材1と下部地下構造物
部材2とから構成されてあり、上部地下構造物部材1は
天壁部1aの両側端に下方に向かって側壁上部1b、1bを一
体に設けてなる逆U字状に形成され、下部地下構造物部
材2は上記天壁部1aと同一幅を有する床壁部2aの両側端
に上方に向かって側壁下部2b、2bを一体に設けてなるU
字状に形成されてある。
図1は断面矩形条の地下構造物の築造方法を示し、図2
は築造された地下構造物を示すもので、この図2におい
て地下構造物は上部地下構造物部材1と下部地下構造物
部材2とから構成されてあり、上部地下構造物部材1は
天壁部1aの両側端に下方に向かって側壁上部1b、1bを一
体に設けてなる逆U字状に形成され、下部地下構造物部
材2は上記天壁部1aと同一幅を有する床壁部2aの両側端
に上方に向かって側壁下部2b、2bを一体に設けてなるU
字状に形成されてある。
【0011】さらに、これらの上下地下構造物部材1、
2の対向接合端面、即ち、側壁上部1b、1bと側壁下部2
b、2bとの対向端面には、予め、図5、6に示すように
中空横長矩形状の囲い壁部材3、4を全長に亘って夫々
摺動自在に設けてあり、地下構造物の築造時には後述す
るように、これらの囲い壁部材3、4の対向壁板部3a、
4aを互いに摺接させながら上下地下構造物部材1、2を
地中の所定位置まで埋設したのち囲い壁部材3、4を上
下地下構造物部材1、2にまたがる大断面囲い壁部材5
(図8、図9に示す)と置換し、該大断面囲い壁部材5
内を作業空間としてコンクリート6を打設することによ
り上下地下構造物部材1、2を一体化し、地下構造物を
築造しているものである。
2の対向接合端面、即ち、側壁上部1b、1bと側壁下部2
b、2bとの対向端面には、予め、図5、6に示すように
中空横長矩形状の囲い壁部材3、4を全長に亘って夫々
摺動自在に設けてあり、地下構造物の築造時には後述す
るように、これらの囲い壁部材3、4の対向壁板部3a、
4aを互いに摺接させながら上下地下構造物部材1、2を
地中の所定位置まで埋設したのち囲い壁部材3、4を上
下地下構造物部材1、2にまたがる大断面囲い壁部材5
(図8、図9に示す)と置換し、該大断面囲い壁部材5
内を作業空間としてコンクリート6を打設することによ
り上下地下構造物部材1、2を一体化し、地下構造物を
築造しているものである。
【0012】次に、上記のような構造を有する上下地下
構造物部材1、2を道路A等の下方の地中に埋設して地
下構造物を築造する方法について述べる。まず、地下構
造物を構築すべき長さ間隔を存して立坑B、Cを掘削し
たのち、多数本の鋼製角パイプ7を両立坑B、C間の地
中における計画地下構造物の断面位置に互いに並列状態
で水平に圧入する。パイプ7の幅は地下構造物の壁厚に
略等しく形成されていると共に、長さは築造すべき地下
構造物が長い場合にはその長さを複数分割した一定寸法
に形成されてあり、さらにパイプ同士の接合面には図1
0、11に示すように、互いに係合可能な断面L字状の係
合突条13、14を突設してある。また、地盤と接する面側
において、少なくとも地盤を移動させてはならない面側
には帯状鋼板よりなるフリクションカット部材8が載置
されている。
構造物部材1、2を道路A等の下方の地中に埋設して地
下構造物を築造する方法について述べる。まず、地下構
造物を構築すべき長さ間隔を存して立坑B、Cを掘削し
たのち、多数本の鋼製角パイプ7を両立坑B、C間の地
中における計画地下構造物の断面位置に互いに並列状態
で水平に圧入する。パイプ7の幅は地下構造物の壁厚に
略等しく形成されていると共に、長さは築造すべき地下
構造物が長い場合にはその長さを複数分割した一定寸法
に形成されてあり、さらにパイプ同士の接合面には図1
0、11に示すように、互いに係合可能な断面L字状の係
合突条13、14を突設してある。また、地盤と接する面側
において、少なくとも地盤を移動させてはならない面側
には帯状鋼板よりなるフリクションカット部材8が載置
されている。
【0013】一方の立坑Bから他方の立坑Cに向かって
パイプ7を地中に圧入するには、その内部にオーガー
(図示せず)を挿入して地盤を掘削しながら行われ、一
本のパイプ7の圧入後、該パイプ7に接続して次のパイ
プ7を圧入し、これを繰り返すことによって両立坑B、
C間に直状に連結したパイプ7を埋設する。この時、パ
イプ7にフリクションカット部材8が設けられている場
合には、最初に圧入するパイプ7のフリクションカット
部材8のみ、その先端部をパイプ7の先端部に溶接等に
よって一体に固着しておき、それ以後に圧入するパイプ
7は前後に隣接するフリクションカット部材8、8の対
向端面間を溶接等によって一体に連結するものである。
パイプ7を地中に圧入するには、その内部にオーガー
(図示せず)を挿入して地盤を掘削しながら行われ、一
本のパイプ7の圧入後、該パイプ7に接続して次のパイ
プ7を圧入し、これを繰り返すことによって両立坑B、
C間に直状に連結したパイプ7を埋設する。この時、パ
イプ7にフリクションカット部材8が設けられている場
合には、最初に圧入するパイプ7のフリクションカット
部材8のみ、その先端部をパイプ7の先端部に溶接等に
よって一体に固着しておき、それ以後に圧入するパイプ
7は前後に隣接するフリクションカット部材8、8の対
向端面間を溶接等によって一体に連結するものである。
【0014】さらに、既に埋設したパイプ7に隣接して
係合突条13、14同士を係合させながらパイプ7を上記同
様にして順次圧入、埋設し、この作業を繰り返して図3
に示すように、上記上部地下構造物部材1の天壁部1aと
略同幅の上側パイプ群71(その上面には上方地盤の移動
を防止するためのフリクションカット部材8が設けられ
ている)を形成すると共に、該上側パイプ群71の両端パ
イプ7、7の下面に接して下方にパイプ7を埋設するこ
とにより上部地下構造物部材1の側壁上部1b、1bの高さ
に等しい両側上半パイプ群72、72を形成する。又、この
両側上半パイプ群72、72の下面側に数本のパイプ(図に
おいては3本)を内側に向かって互いに横方向に並列し
た状態に圧入、埋設することにより上側パイプ列9、9
を形成する。なお、両側上半パイプ群72、72より突出す
るパイプ列9、9の上面にはフリクションカット部材8
が載置されている。
係合突条13、14同士を係合させながらパイプ7を上記同
様にして順次圧入、埋設し、この作業を繰り返して図3
に示すように、上記上部地下構造物部材1の天壁部1aと
略同幅の上側パイプ群71(その上面には上方地盤の移動
を防止するためのフリクションカット部材8が設けられ
ている)を形成すると共に、該上側パイプ群71の両端パ
イプ7、7の下面に接して下方にパイプ7を埋設するこ
とにより上部地下構造物部材1の側壁上部1b、1bの高さ
に等しい両側上半パイプ群72、72を形成する。又、この
両側上半パイプ群72、72の下面側に数本のパイプ(図に
おいては3本)を内側に向かって互いに横方向に並列し
た状態に圧入、埋設することにより上側パイプ列9、9
を形成する。なお、両側上半パイプ群72、72より突出す
るパイプ列9、9の上面にはフリクションカット部材8
が載置されている。
【0015】同様にして、この上側パイプ列9、9の下
面に接するようにして下側パイプ列10、10を形成すると
共に、該下側パイプ列10、10の外側パイプ下面に縦方向
に並列するようにして複数本のパイプ7を圧入、埋設す
ることにより両側下半パイプ群73、73を形成し、さら
に、この両側下半パイプ群73、73の下端間に横方向に並
列するように複数本のパイプ7を圧入、埋設して上記上
側パイプ群71と同一幅を有する下側パイプ群74を形成す
る。この下側パイプ群74を形成するパイプ7にはその上
面にフリクションカット部材8を配設したなるものが使
用される。
面に接するようにして下側パイプ列10、10を形成すると
共に、該下側パイプ列10、10の外側パイプ下面に縦方向
に並列するようにして複数本のパイプ7を圧入、埋設す
ることにより両側下半パイプ群73、73を形成し、さら
に、この両側下半パイプ群73、73の下端間に横方向に並
列するように複数本のパイプ7を圧入、埋設して上記上
側パイプ群71と同一幅を有する下側パイプ群74を形成す
る。この下側パイプ群74を形成するパイプ7にはその上
面にフリクションカット部材8を配設したなるものが使
用される。
【0016】こうして、両立坑B、C間に、計画地下構
造物と断面形状が略同一のパイプ列群を形成したのち、
一方の立坑Bに上記上下地下構造物部材1、2を、図5
に示すように、その両側の囲い壁部材3、4の対向面を
摺接させた積層状態にして配設する。囲い壁部材3、4
は図6に示すように、鋼板を角パイプ形状に屈曲して上
記パイプ列9、10における外側のパイプ9a、10a を除く
並列パイプの断面形状に等しく形成してある。
造物と断面形状が略同一のパイプ列群を形成したのち、
一方の立坑Bに上記上下地下構造物部材1、2を、図5
に示すように、その両側の囲い壁部材3、4の対向面を
摺接させた積層状態にして配設する。囲い壁部材3、4
は図6に示すように、鋼板を角パイプ形状に屈曲して上
記パイプ列9、10における外側のパイプ9a、10a を除く
並列パイプの断面形状に等しく形成してある。
【0017】即ち、その対向壁板部3a、4aの幅を外側パ
イプ9a、10a を除く並列パイプの横幅に夫々等しくして
いると共に両側壁部3b、4bの高さをパイプ高さに等しく
形成し、さらにこれらの両側壁部3b、3b及び4b、4bの上
端に上壁部3c、3dおよび4c、4dを屈曲形成してこれらの
該上壁部先端を、上下地下構造物部材1、2の側壁上部
1bと側壁下部2bの両側面下端部から適宜寸法だけ水平に
突設しているガイド片11、12の先端条溝11a 、12a に夫
々摺動自在に係合させてある。又、上下地下構造物部材
1、2の側壁上部1bと側壁下部2bとの対向端面には囲い
壁部材3、4内に向かって鉄筋20を突設させている。な
お、これらの囲い壁部材3、4は上記外側パイプ9a、10
a をも含む大きさにしてもよい。
イプ9a、10a を除く並列パイプの横幅に夫々等しくして
いると共に両側壁部3b、4bの高さをパイプ高さに等しく
形成し、さらにこれらの両側壁部3b、3b及び4b、4bの上
端に上壁部3c、3dおよび4c、4dを屈曲形成してこれらの
該上壁部先端を、上下地下構造物部材1、2の側壁上部
1bと側壁下部2bの両側面下端部から適宜寸法だけ水平に
突設しているガイド片11、12の先端条溝11a 、12a に夫
々摺動自在に係合させてある。又、上下地下構造物部材
1、2の側壁上部1bと側壁下部2bとの対向端面には囲い
壁部材3、4内に向かって鉄筋20を突設させている。な
お、これらの囲い壁部材3、4は上記外側パイプ9a、10
a をも含む大きさにしてもよい。
【0018】上下地下構造物部材1、2を上記のように
積み重ね状態に組み合わせると共に上下地下構造物部材
1、2の前端面を地中に埋設しているパイプ群の上下部
の後端面に夫々当接させた状態とする。即ち、上部地下
構造物部材1の天壁部1aの前端面を上側パイプ群71の後
端面に、側壁上部1b、1bの前端面を両側上半パイプ群7
2、72の後端面に、囲い壁部材3、3の前端面を外側パ
イプ9a、9aを除く上側パイプ列9、9の後端面に夫々当
接させ、同様に、下部地下構造物部材2の床壁部2a、側
壁下部2b、2bの前端面を夫々両側下半パイプ群73、73、
下側パイプ列74、74の後端面に、囲い壁部材4、4の前
端面を外側パイプ10a 、10a を除く下側パイプ列10、10
の後端面に夫々当接させる。
積み重ね状態に組み合わせると共に上下地下構造物部材
1、2の前端面を地中に埋設しているパイプ群の上下部
の後端面に夫々当接させた状態とする。即ち、上部地下
構造物部材1の天壁部1aの前端面を上側パイプ群71の後
端面に、側壁上部1b、1bの前端面を両側上半パイプ群7
2、72の後端面に、囲い壁部材3、3の前端面を外側パ
イプ9a、9aを除く上側パイプ列9、9の後端面に夫々当
接させ、同様に、下部地下構造物部材2の床壁部2a、側
壁下部2b、2bの前端面を夫々両側下半パイプ群73、73、
下側パイプ列74、74の後端面に、囲い壁部材4、4の前
端面を外側パイプ10a 、10a を除く下側パイプ列10、10
の後端面に夫々当接させる。
【0019】この状態にして立坑Bに設置した反力支持
部材15と上下地下構造物部材1、2の後端面間に介装し
ている複数本のジャッキ16、17(図1に示す)を伸長さ
せることにより、該上下地下構造物部材1、2を介して
一方の立坑C側に押し出されるパイプ群の跡に後続しな
がらこれらの上下地下構造物1、2を地中に圧入してい
く。この際、パイプ6に設けているフリクションカット
部材8の前端を最前端のパイプ体から切り離しておくと
共に後端を立坑Bの適所に固定しておき、該フリクショ
ンカット部材8を地中に残置させて地盤の移動を防止さ
せると共に該フリクションカット部材8をガイドとして
パイプ7が円滑に押し出される。
部材15と上下地下構造物部材1、2の後端面間に介装し
ている複数本のジャッキ16、17(図1に示す)を伸長さ
せることにより、該上下地下構造物部材1、2を介して
一方の立坑C側に押し出されるパイプ群の跡に後続しな
がらこれらの上下地下構造物1、2を地中に圧入してい
く。この際、パイプ6に設けているフリクションカット
部材8の前端を最前端のパイプ体から切り離しておくと
共に後端を立坑Bの適所に固定しておき、該フリクショ
ンカット部材8を地中に残置させて地盤の移動を防止さ
せると共に該フリクションカット部材8をガイドとして
パイプ7が円滑に押し出される。
【0020】また、ジャッキ16、17による上下地下構造
物部材1、2の推進は同時に行うのではなく、まず、一
方の地下構造物部材1を複数本のジャッキ16によって所
望長さだけ押し進めたのち、他方の地下構造物部材2を
複数本のジャッキ17によって同じく所望長さだけ押し進
め、これを繰り返して地中に埋入させていくものであ
る。従って、上部地下構造物部材1の推進時には、停止
している下部地下構造物部材2の囲い壁部材4の上壁板
部4aに該上部地下構造物部材1の囲い壁部材3の下壁板
部3aが摺動し、上側パイプ群71と両側上半パイプ群72、
72及び外側パイプ9a以外の上側パイプ列9とがその推進
長に応じて他方の立坑側に押し出されるものである。
物部材1、2の推進は同時に行うのではなく、まず、一
方の地下構造物部材1を複数本のジャッキ16によって所
望長さだけ押し進めたのち、他方の地下構造物部材2を
複数本のジャッキ17によって同じく所望長さだけ押し進
め、これを繰り返して地中に埋入させていくものであ
る。従って、上部地下構造物部材1の推進時には、停止
している下部地下構造物部材2の囲い壁部材4の上壁板
部4aに該上部地下構造物部材1の囲い壁部材3の下壁板
部3aが摺動し、上側パイプ群71と両側上半パイプ群72、
72及び外側パイプ9a以外の上側パイプ列9とがその推進
長に応じて他方の立坑側に押し出されるものである。
【0021】また、下部地下構造物部材2の推進時には
該下部地下構造物部材2が停止中の上部地下構造物部材
1の囲い壁部材3の下面に沿って前進して両側下半パイ
プ群73、73、下側パイプ群74、外側パイプ10a 以外の上
側パイプ列10がその推進長に応じて他方の立坑側に押し
出されるものである。押し出されたパイプは撤去され
る。なお、上下地下構造物部材1、2によって形成され
る地下構造物の全長が長い場合には、地下構造物を長さ
方向に分割してなる上下地下構造物部材1、2を順次後
続して埋設すればよい。又、上記では上下地下構造物部
材1、2を所望長交互に押し進めるようにしたが、一方
の全長を押し進めた後に他方を押し進めるようにしても
よい。
該下部地下構造物部材2が停止中の上部地下構造物部材
1の囲い壁部材3の下面に沿って前進して両側下半パイ
プ群73、73、下側パイプ群74、外側パイプ10a 以外の上
側パイプ列10がその推進長に応じて他方の立坑側に押し
出されるものである。押し出されたパイプは撤去され
る。なお、上下地下構造物部材1、2によって形成され
る地下構造物の全長が長い場合には、地下構造物を長さ
方向に分割してなる上下地下構造物部材1、2を順次後
続して埋設すればよい。又、上記では上下地下構造物部
材1、2を所望長交互に押し進めるようにしたが、一方
の全長を押し進めた後に他方を押し進めるようにしても
よい。
【0022】こうして他方の立坑側Cにパイプ群を押し
出して上下地下構造物部材1、2との置換が完了する
と、図5、図6に示すように、上下地下構造物部材1、
2の囲い壁部材3、4の内側に上記上下側パイプ列9、
10のパイプ9a、10a が並列状態に残置する。次に、図
7、図8に示すように、囲い壁部材3、4と残置パイプ
9a、10a とによって囲まれた横長断面形状と同一断面形
状を有する大断面囲い壁部材5を圧入埋設してこれらの
囲い壁部材3、4と残置パイプ9a、10a とを他方の立坑
側に押し出すことにより置換する。
出して上下地下構造物部材1、2との置換が完了する
と、図5、図6に示すように、上下地下構造物部材1、
2の囲い壁部材3、4の内側に上記上下側パイプ列9、
10のパイプ9a、10a が並列状態に残置する。次に、図
7、図8に示すように、囲い壁部材3、4と残置パイプ
9a、10a とによって囲まれた横長断面形状と同一断面形
状を有する大断面囲い壁部材5を圧入埋設してこれらの
囲い壁部材3、4と残置パイプ9a、10a とを他方の立坑
側に押し出すことにより置換する。
【0023】この大断面囲い壁部材5は、上下端部を僅
かに内側に屈曲5cさせてなる外側壁板部5aと、上下端部
に外側に向かって屈曲形成してなる幅広い上下壁板部5
d、5eを一体に設けた内側壁板部5bとからなり、外側壁
板部5aの上下屈曲部5cの先端を上下地下構造物部材1、
2の側壁上下部1b、2bの外側面に突設しているガイド片
11、12の先端条溝11a 、12a に係合させると共に、内側
壁板部5bの上下壁板部5d、5eの先端を側壁上下部1b、2b
の内側面に突設しているガイド片11、12の先端条溝11a
、12a に係合させて圧入、埋設するものである。な
お、この大断面囲い壁部材5の内外側壁板部5a、5bを図
8に示すようにさらに二分割して互いに係合可能な構造
にしておいてもよい。
かに内側に屈曲5cさせてなる外側壁板部5aと、上下端部
に外側に向かって屈曲形成してなる幅広い上下壁板部5
d、5eを一体に設けた内側壁板部5bとからなり、外側壁
板部5aの上下屈曲部5cの先端を上下地下構造物部材1、
2の側壁上下部1b、2bの外側面に突設しているガイド片
11、12の先端条溝11a 、12a に係合させると共に、内側
壁板部5bの上下壁板部5d、5eの先端を側壁上下部1b、2b
の内側面に突設しているガイド片11、12の先端条溝11a
、12a に係合させて圧入、埋設するものである。な
お、この大断面囲い壁部材5の内外側壁板部5a、5bを図
8に示すようにさらに二分割して互いに係合可能な構造
にしておいてもよい。
【0024】このように、上下地下構造物部材1、2の
上下側壁部1b、2b間に大断面囲い壁部材5を設けると、
該囲い壁部材5の内部に上下側壁部1b、2bの対向端部が
突出すると共に広い作業空間が形成される。そして、こ
の大断面囲い壁部材5内に作業員が入って側壁上下部1
b、2bの内側面下端部間に型枠19を取付けると共に、こ
れらの側壁上下部1b、2bの対向端面から突出している鉄
筋20、20に図9に示すように添筋21等の配筋を施したの
ち、外側壁板部5aと型枠19との間の空間部内にコンクリ
ート6を打設、充填して上下地下構造物部材1、2の側
壁上下部1b、2bを一体化させるものである。
上下側壁部1b、2b間に大断面囲い壁部材5を設けると、
該囲い壁部材5の内部に上下側壁部1b、2bの対向端部が
突出すると共に広い作業空間が形成される。そして、こ
の大断面囲い壁部材5内に作業員が入って側壁上下部1
b、2bの内側面下端部間に型枠19を取付けると共に、こ
れらの側壁上下部1b、2bの対向端面から突出している鉄
筋20、20に図9に示すように添筋21等の配筋を施したの
ち、外側壁板部5aと型枠19との間の空間部内にコンクリ
ート6を打設、充填して上下地下構造物部材1、2の側
壁上下部1b、2bを一体化させるものである。
【0025】こうして、上下地下構造物部材1、2を一
体化させて地下構造物を構築したのち、該地下構造物内
の土砂を掘削、排除し、通路を形成するものである。な
お、以上の実施例においては、地下構造物を上下に分割
した地下構造物部材1、2によって構成しているが、左
右に分割しておいてもよく、また、二分割に限らず複数
分割してその分割端面に囲い壁部材を互いに摺接させた
状態に取付け、各分割部分を上記同様にして順次単独的
に推進させるようにしてもよい。さらに、ジャッキによ
る押し進めに限らず、適宜な牽引手段によって地下構造
物部材1、2を牽引することにより推進させるようにし
てもよい。
体化させて地下構造物を構築したのち、該地下構造物内
の土砂を掘削、排除し、通路を形成するものである。な
お、以上の実施例においては、地下構造物を上下に分割
した地下構造物部材1、2によって構成しているが、左
右に分割しておいてもよく、また、二分割に限らず複数
分割してその分割端面に囲い壁部材を互いに摺接させた
状態に取付け、各分割部分を上記同様にして順次単独的
に推進させるようにしてもよい。さらに、ジャッキによ
る押し進めに限らず、適宜な牽引手段によって地下構造
物部材1、2を牽引することにより推進させるようにし
てもよい。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、地下構造
物を少なくとも上下又は左右に分割された複数の地下構
造物部材から形成しているので、各地下構造物部材の製
作や取扱いが容易となるばかりでなく、地中の計画地下
構造物の断面位置にパイプ群を並設状態で埋設したの
ち、この並設パイプ群の後端面に上記分割地下構造物部
材を組み合わせてなる地下構造物の前端面を当接させた
状態で、各分割地下構造物部材を単独的に押し進め又は
牽引等によって推進させることができると共に推進され
る地下構造物部材の前端面側のパイプ群のみを同時に前
方に移動させながら該パイプ群と地下構造物部材との置
換が円滑且つ能率よくに行えるものである。
物を少なくとも上下又は左右に分割された複数の地下構
造物部材から形成しているので、各地下構造物部材の製
作や取扱いが容易となるばかりでなく、地中の計画地下
構造物の断面位置にパイプ群を並設状態で埋設したの
ち、この並設パイプ群の後端面に上記分割地下構造物部
材を組み合わせてなる地下構造物の前端面を当接させた
状態で、各分割地下構造物部材を単独的に押し進め又は
牽引等によって推進させることができると共に推進され
る地下構造物部材の前端面側のパイプ群のみを同時に前
方に移動させながら該パイプ群と地下構造物部材との置
換が円滑且つ能率よくに行えるものである。
【0027】さらに、分割地下構造物部材を単独的に推
進させるものであるから、地下構造物全体を推進させる
従来方式に比べて小さな規模の推進手段によって施工す
ることができ、その際、地下構造物部材の分割面に互い
に摺接する中空の囲い壁部材を取付けているので、一方
の囲い壁部材をガイドとして他方の囲い部材を摺動させ
ながら円滑且つ正確に各地下構造物部材を推進させるこ
とができ、従って、長尺な或いは大断面の地下構造物で
あっても、容易に築造し得るものである。
進させるものであるから、地下構造物全体を推進させる
従来方式に比べて小さな規模の推進手段によって施工す
ることができ、その際、地下構造物部材の分割面に互い
に摺接する中空の囲い壁部材を取付けているので、一方
の囲い壁部材をガイドとして他方の囲い部材を摺動させ
ながら円滑且つ正確に各地下構造物部材を推進させるこ
とができ、従って、長尺な或いは大断面の地下構造物で
あっても、容易に築造し得るものである。
【0028】又、パイプ群の一部分に互いに隣接した複
数本のパイプよりなるパイプ列を埋設しておき、分割地
下構造物部材の前端面をパイプ群の後端面に当接してこ
れらの地下構造物部材をパイプ群と置換する時に上記パ
イプ列を大断面囲い壁部材と置換するので、この大断面
囲い壁部材内によって広い作業空間を形成することがで
き、従って、該パイプ体内で地下構造物部材の対向端面
間に対する配筋作業や型枠の組立作業等が円滑に行え、
型枠内にコンクリートを打設することによって地下構造
物の築造が能率良く行えるものである。
数本のパイプよりなるパイプ列を埋設しておき、分割地
下構造物部材の前端面をパイプ群の後端面に当接してこ
れらの地下構造物部材をパイプ群と置換する時に上記パ
イプ列を大断面囲い壁部材と置換するので、この大断面
囲い壁部材内によって広い作業空間を形成することがで
き、従って、該パイプ体内で地下構造物部材の対向端面
間に対する配筋作業や型枠の組立作業等が円滑に行え、
型枠内にコンクリートを打設することによって地下構造
物の築造が能率良く行えるものである。
【図1】地下構造物を築造中の簡略縦断側面図、
【図2】築造された地下構造物の縦断正面図、
【図3】地中に埋設したパイプ群の簡略縦断正面図、
【図4】その要部の拡大簡略図、
【図5】地中に埋設した上下地下構造物部材の簡略縦断
正面図、
正面図、
【図6】その囲い壁部材部分の拡大断面図、
【図7】大断面囲い壁部材と置換した状態の簡略断面
図、
図、
【図8】その拡大断面図、
【図9】上下地下構造物部材を一体化した状態の断面
図、
図、
【図10】パイプの縦断正面図、
【図11】その縦断側面図、
【図12】従来例を示す簡略縦断側面図、
【図13】そのパイプ列部分の簡略縦断正面図。
1 上部地下構造物部材 2 下部地下構造物部材 3、4 囲い壁部材 5 大断面囲い壁部材 6 コンクリート 7 パイプ 9、10 上下パイプ列
フロントページの続き (72)発明者 増岡 潔 大阪市阿倍野区松崎町2丁目2番2号 株式会社奥村組内 (56)参考文献 特開 昭52−75017(JP,A) 実開 平2−47287(JP,U) 特公 昭34−5794(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E21D 9/04
Claims (1)
- 【請求項1】 地中の計画地下構造物の断面位置に並設
状態で埋設したパイプ群と、少なくとも上下又は左右に
地下構造物を分割した形状を有し且つその分割端面に中
空の囲い壁部材を全長に亘って摺動自在に取付けてなる
分割地下構造物部材とを置換するに際して、これらの分
割地下構造物部材の囲い壁部材に対応する上記パイプ群
の一部分に互いに隣接した複数本のパイプよりなるパイ
プ列を埋設しておき、分割地下構造物部材の前端面をパ
イプ群の後端面に当接してこれらの地下構造物部材をパ
イプ群と置換し、次いで、両分割地下構造物部材の両囲
い壁部材と、一方端が一方の分割地下構造物部材に摺接
し他方端が他方の分割地下構造物部材に摺接する大断面
の囲い壁部材とを置換し、この大断面囲い壁部材で分割
地下構造物部材同士を一体化させる作業空間を形成する
ことを特徴とする地下構造物の築造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5090670A JP2835417B2 (ja) | 1993-03-24 | 1993-03-24 | 地下構造物の築造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5090670A JP2835417B2 (ja) | 1993-03-24 | 1993-03-24 | 地下構造物の築造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06272471A JPH06272471A (ja) | 1994-09-27 |
JP2835417B2 true JP2835417B2 (ja) | 1998-12-14 |
Family
ID=14004978
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5090670A Expired - Lifetime JP2835417B2 (ja) | 1993-03-24 | 1993-03-24 | 地下構造物の築造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2835417B2 (ja) |
-
1993
- 1993-03-24 JP JP5090670A patent/JP2835417B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06272471A (ja) | 1994-09-27 |
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