JP2833969B2 - 利用者障害監視制御方法 - Google Patents

利用者障害監視制御方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は利用者障害監視制御方法
に関し、特にパケット交換機を含んで構成されるネット
ワークと、このネットワークに接続した利用者端末なら
びにこれらネットワークと利用者端末を監視するネット
ワーク管理センタとを備えた大規模システムの利用者端
末に対する障害監視における冗長性を排除する制御を行
なう利用者障害監視制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の大規模システムには、例
えば銀行のキャッシュディスペンサシステムがある。利
用者は利用者端末としてのキャッシュディスペンサを利
用して入,出金処理等を行ない、パケット交換機を有す
るネットワークは各利用者端末の入出力をパケット処理
を利用して行なう。システム全体はネットワーク管理セ
ンタの制御のもとに置かれ利用者端末の障害監視がパケ
ット交換機による利用者障害監視状態の設定にもとづい
て行なわれる。
【0003】パケット交換機は利用者端末の障害を常時
監視し検出する機能を有している。しかしながらこの機
能は、利用者端末側で単に電源切断を行っても障害検出
とみなしてしまう。この種の障害を含む利用者端末の障
害は利用者障害通報としてネットワーク管理センタに通
知される。ネットワーク管理センタの保守者は、障害通
報の対象利用者端末に対しての対応をとることになって
いる。従って利用者端末の単なる電源投入/切断による
障害検出/回復検出を、その都度通報としてネットワー
ク管理センタに通知すれば保守者が対応しきれなくなっ
てしまう。このような背景から、利用者端末の障害通報
は、実際にその利用者端末が稼働してサービスを行なっ
ている時間帯にあるものについてのみ通知されるよう工
夫する必要が出てきた。
【0004】従来、利用者端末が稼働しサービスを行な
っている時間帯は利用者端末に対する通信パスが設定さ
れている時間帯であった。従って、パケット交換機で設
定する「利用者障害監視状態」は、通信パスが設定され
ている状態を「監視中」とし、通信パスが切断されてい
る状態が「非監視中」となるような制御を行なってい
る。この制御により、パケット交換機側で検出された障
害は、その時点で通信パスが設定されていれば無条件に
障害通報としてネットワーク管理センタに通知されるこ
とになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この従来の利用者障害
監視制御方法では、パケット交換機での通信パスの設定
状態の有無のみにもとづいて障害監視状態であるか否か
を決定していた。しかしながら実際の運用では、利用者
端末の電源投入が通信パスの設定時よりも後になる場合
がある。また、サービス終了時の利用者の電源切断が通
信パスを切断する前に行われる場合もある。従って、必
ずしも「通信パス設定時間=利用者の稼働時間」とはな
っていない。このため、障害監視状態を通信パスの設定
状態のみの条件で決定することは、監視不要な利用者の
障害通報を出力させてしまうことになってしまうという
問題点があった。
【0006】本発明の目的は上述した問題点を解決し、
監視不要な利用者の障害通報の出力を抑止する利用者障
害監視制御方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の方法は、パケッ
ト交換機を含んで構成されるネットワークと、前記ネッ
トワークに接続した利用者端末と、前記ネットワークお
よび前記利用者端末とを監視するネットワーク管理セン
タとを備え、前記利用者端末から入力する利用者の要求
に応答して所定のサービスを提供する大規模システムに
おける前記利用者端末の障害を監視する利用者障害監視
制御方法であって、前記利用者端末ごとに前記パケット
交換機で登録する稼働開始時刻と稼働終了時刻との間の
稼働時間外でかつ前記利用者端末が入力アクセス可能な
通信パス設定中であれば、前記パケット交換機が前記利
用者端末で発生する第1の障害を検出した場合に前記第
1の障害通報の発生を抑止し、前記利用者端末に対する
前記通信パスの設定および切断の契機と前記利用者端末
での電源の投入および切断の契機とのずれによって生ず
る第2の障害を前記パケット交換機が検出した場合に第
2の障害通報の発生を抑止し、前記稼働時間内でかつ前
記利用者端末が入力アクセス可能な通信パス設定中であ
れば、前記パケット交換機が前記第1の障害を検出した
場合に前記第1の障害通報の発生を前記ネットワーク管
理センタに通知することを特徴としている。
【0008】更に、前記稼働開始時刻および前記稼働終
了時刻と現在時刻とにもとづいて前記利用者端末の稼働
時間内と稼働時間外との2つの状態を前記パケット交換
機で前記利用者端末ごとに設定し、前記稼働時間内でか
つ前記通信パス設定中であれば監視中としそれ以外は停
止中として設定する利用者障害監視状態を、監視するこ
とにより前記第1または第2の障害通知の有無の判別を
行うことを特徴としている。
【0009】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0010】図1は本発明の一実施例の構成図である。
本実施例は大規模システムとして銀行のキャッシュディ
スペンサシステムを例とし、複数のキャッシュディスペ
ンサ11,12,…,1nを有する利用者端末1と、パ
ケット交換機22を含むネットワーク2と、ネットワー
ク管理センタ3とを備える。ネットワーク2は、利用者
端末1の各キャッシュディスペンサの障害を検出しネッ
トワーク管理センタ3に通知するパケット交換機22
と、利用者端末1とパケット交換機22とを接続する電
話網または専用回線網,本実施例にあっては電話網21
と、パケット交換機2でパケット処理したデータの処理
を行なうデータ処理部23とを備える。
【0011】図2は、図1の実施例の動作状態の説明図
である。以下、図2を併せ参照しつつ本実施例の動作に
ついて説明する。
【0012】利用者端末1をネットワーク2に対してア
クセス可能な状態とする通信パスの設定の有無を示す通
信パス状態101は、従来はそのまま利用者障害監視状
態103と対応させていた。つまり通信パス状態101
の設定ではパケット交換機22は利用者障害監視状態1
03を「監視中」とし、通信パス状態101が非設定で
は利用者障害監視状態103を「停止中」としていた。
利用者端末1は通常、稼働すべき時間帯の直前に電源投
入106を行ない、稼働すべき時間帯の直後に電源切断
109を行なう。一方、通信パス状態101も、稼働す
べき時間帯の直前に「設定」がなされ、直後に「非設
定」となされる。ここで問題となるのが利用者端末1で
の電源投入/切断と、通信パスの設定/切断とが必ずし
も同期がとれておらず、利用者端末1の電源投入106
が通信パス状態101の設定の契機より後になる場合が
あることである。また、利用者端末1の電源切断109
が通信パス状態101の非設定(切断)の契機より前に
なる場合もある。保守者から見ると、これら電源投入1
06/電源切断109による通報の出力は必要としな
い。保守者が必要とするのは、利用者が稼働すべき時間
帯の中での障害発生107および障害回復108に関す
る通報の出力である。従来の方式では、保守者が必要と
する通報のみを出力する制御ができず、障害発生10
7、障害回復108の他に、利用者端末1の電源投入1
06、電源切断109の場合も通報出力されてしまう。
本発明はこの不要な通報の冗長性を改善するものであ
る。
【0013】利用者端末1が稼働すべき時間帯は毎日あ
る定刻からある定刻までと厳密に特定される。利用者端
末1は、システムが運用を開始する前にネットワーク2
のパケット交換機22に利用者情報の登録を行う。この
利用者情報の登録は、キャッシュディスペンサごとの
「稼働開始時刻」と「稼働終了時刻」との情報の登録で
ある。パケット交換機は稼働時間内/外状態102を設
定する。この状態管理は「稼働開始時刻」と「稼働終了
時刻」との情報により制御する。毎日利用者端末1の開
始時刻に「稼働時間外」→「稼働時間内」、稼働終了時
刻に「稼働時間内」→「稼働時間外」というようにパケ
ット交換機22で自律的に状態遷移させる制御を行う。
障害検出時には、稼働時間内/外状態102の判定を行
う。ここで稼働時間外であれば、障害通報の出力は行わ
ない。稼働時間内であれば通信パス状態101の判定を
行う。この判定で設定の場合のみ利用者障害通報の出力
を行う。つまり利用者障害監視状態103が「監視中」
となるのは、通信パス状態101が「設定」でかつ稼働
時間内/外状態102が「稼働時間内」のときのみであ
り、これ以外の状態は全て「停止中」である。このよう
にすれば、前述した電源投入106の時点での利用者障
害監視状態103は「停止中」となり、通報出力はされ
ない。また、電源切断109の時点でも同様に「停止
中」となり通報出力はされない。通報出力されるのは障
害発生107、障害回復108の場合のみとなる。従っ
て、稼働すべき時間帯内で発生する本来の障害/障害回
復のみを監視することができ、冗長通報を排除すること
ができる。
【0014】図3は、本発明の動作のフローチャートで
ある。利用者端末1の不具合を示す利用者障害検出が行
なわれると(ステップ201)、障害検出が稼働時間内
であるか否かを判断し(ステップ202)、YESであ
れば通信パス状態101が設定か非設定かを判断し(ス
テップ203)、NOであれば障害通報の出力は行なわ
ない(ステップ204)。ステップ203での判断がY
ESであるば障害通報出力が出され(ステップ20
5)、NOであれば障害通報出力はなされない(ステッ
プ206)。障害通報の出力,非出力の判定はパケット
交換機22で行ない、出力の場合はネットワーク管理セ
ンタ3に送出される。
【0015】このようにして、不要な障害通知を根本的
に抑止することができる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、パケット
交換機を含んで構成されるネットワークと、ネットワー
クに接続した利用者端末と、全体を監視するネットワー
ク管理センタとを備えて利用者端末から入力する利用者
の要求に応答してサービスを提供する大規模システムで
の利用者端末の障害を検出しネットワーク側からネット
ワーク管理センタに通知する場合に、実際に利用者端末
が稼働すべき時間帯に合わせて「稼働時間内」と「稼働
時間外」との二つの状態を設定して「稼働時間内」のみ
利用者障害監視制御を行なうことにより、必要な障害通
報のみが出力され障害監視不要な障害通報を抑止して保
守者の対応作業を著しく軽減できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成図である。
【図2】図1の実施例の動作状態の説明図である。
【図3】図1の実施例のフローチャートである。
【符号の説明】
1 利用者端末 2 ネットワーク 3 ネットワーク管理センタ 11〜1n キャッシュディスペンサ 21 電話網 22 パケット交換機 23 データ処理部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パケット交換機を含んで構成されるネッ
    トワークと、前記ネットワークに接続した利用者端末
    と、前記ネットワークおよび前記利用者端末とを監視す
    るネットワーク管理センタとを備え、前記利用者端末か
    ら入力する利用者の要求に応答して所定のサービスを提
    供する大規模システムにおける前記利用者端末の障害を
    監視する利用者障害監視制御方法であって、前記利用者端末ごとに前記パケット交換機で登録する稼
    働開始時刻と稼働終了時刻との間の稼働時間外でかつ前
    記利用者端末が入力アクセス可能な通信パス設定中であ
    れば、前記パケット交換機が前記利用者端末で発生する
    第1の障害を検出した場合に前記第1の障害通報の発生
    を抑止し、 前記利用者端末に対する前記通信パスの設定および切断
    の契機と前記利用者端末での電源の投入および切断の契
    機とのずれによって生ずる第2の障害を前記パケット交
    換機が検出した場合に第2の障害通報の発生を抑止し、 前記稼働時間内でかつ前記利用者端末が入力アクセス可
    能な通信パス設定中であれば、前記パケット交換機が前
    記第1の障害を検出した場合に前記第1の障害通報の発
    生を前記ネットワーク管理センタに通知することを 特徴
    とする利用者障害監視制御方法。
  2. 【請求項2】 前記稼働開始時刻および前記稼働終了時
    刻と現在時刻とにもとづいて前記利用者端末の稼働時間
    内と稼働時間外との2つの状態を前記パケット交換機で
    前記利用者端末ごとに設定し、前記稼働時間内でかつ前記通信パス設定中であれば監視
    中としそれ以外は停止中として設定する利用者障害監視
    状態を、 監視することにより前記第1または第2の障害通知の有
    無の判別を行うことを 特徴とする請求項1記載の利用者
    障害監視制御方法
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JP5083043B2 (ja) 2008-06-02 2012-11-28 富士通株式会社 接続監視方法、接続監視装置、及び接続監視システム
JP2010231293A (ja) * 2009-03-26 2010-10-14 Nomura Research Institute Ltd 監視装置
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