JP2833892B2 - 硬貨選別処理装置 - Google Patents
硬貨選別処理装置Info
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- JP2833892B2 JP2833892B2 JP3295918A JP29591891A JP2833892B2 JP 2833892 B2 JP2833892 B2 JP 2833892B2 JP 3295918 A JP3295918 A JP 3295918A JP 29591891 A JP29591891 A JP 29591891A JP 2833892 B2 JP2833892 B2 JP 2833892B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば公衆電話機やピ
ンク電話機のように使用料金を硬貨で徴収する装置内に
組込まれた硬貨選別処理装置に係わり、特にハンドセッ
トのオンフック操作等で代表される硬貨返却操作に連動
する蓄積軌道の開放機構を改良した硬貨選別処理装置に
関する。
ンク電話機のように使用料金を硬貨で徴収する装置内に
組込まれた硬貨選別処理装置に係わり、特にハンドセッ
トのオンフック操作等で代表される硬貨返却操作に連動
する蓄積軌道の開放機構を改良した硬貨選別処理装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】例えばピンク電話機においては、図5に
示すように、電話機筐体1の前面にダイヤルキー2,硬
貨返却口3が設けられ、上面に硬貨投入口4か設けられ
ている。そして側方にハンドセット5を置くためのフッ
ク台6が形成されている。
示すように、電話機筐体1の前面にダイヤルキー2,硬
貨返却口3が設けられ、上面に硬貨投入口4か設けられ
ている。そして側方にハンドセット5を置くためのフッ
ク台6が形成されている。
【0003】このようなピンク電話機の電話機筐体1内
には図6(a)(b)に示すような硬貨選別処理装置が
組込まれている。図6(a)に基板7の表面7aに形成
された各硬貨軌道を模式的に示し、図6(b)に裏面7
bに形成された各硬貨軌道を模式的に示す。
には図6(a)(b)に示すような硬貨選別処理装置が
組込まれている。図6(a)に基板7の表面7aに形成
された各硬貨軌道を模式的に示し、図6(b)に裏面7
bに形成された各硬貨軌道を模式的に示す。
【0004】基板7の表面7aに電話機筐体1の硬貨投
入口4に連通する選別軌道8が形成されている。選別軌
道8内にはこの選別軌道8に沿って第1の選別機構9a
および第2の選別機構9bが設けられている。第1の選
別機構9aは投入された硬貨のうち直径が100円硬貨
より小さい5円,50円,1円の硬貨を選別して、下方
の返却ダクト12aへ排出する。第2の選別機構9bは
第1の選別機構9aを通過した硬貨のうち直径が10円
硬貨より小さい硬貨、すなわち100円硬貨を選別して
して下方の100円専用の蓄積軌道13aへ導く。
入口4に連通する選別軌道8が形成されている。選別軌
道8内にはこの選別軌道8に沿って第1の選別機構9a
および第2の選別機構9bが設けられている。第1の選
別機構9aは投入された硬貨のうち直径が100円硬貨
より小さい5円,50円,1円の硬貨を選別して、下方
の返却ダクト12aへ排出する。第2の選別機構9bは
第1の選別機構9aを通過した硬貨のうち直径が10円
硬貨より小さい硬貨、すなわち100円硬貨を選別して
して下方の100円専用の蓄積軌道13aへ導く。
【0005】返却ダクト12aの下端14aは硬貨返却
口3に開口している。また、100円専用の蓄積軌道1
3aの終端には硬貨を蓄積するためのシャッタ15aが
設けられ、蓄積軌道13aの下端には蓄積された硬貨を
電話機筐体1の底部に配設された硬貨収納容器へ収納す
るためのレバー16aが設けられている。
口3に開口している。また、100円専用の蓄積軌道1
3aの終端には硬貨を蓄積するためのシャッタ15aが
設けられ、蓄積軌道13aの下端には蓄積された硬貨を
電話機筐体1の底部に配設された硬貨収納容器へ収納す
るためのレバー16aが設けられている。
【0006】第2の選別機構9bを通過した硬貨は軸1
7aに枢支された軽量レバー17に当接する。軽量レバ
ー17の上端は永久磁石17bに吸着している。そし
て、軽量レバー17に当接した硬貨の重量が10円硬貨
の重量に基づいて設定された規定重量より軽い場合は、
この軽量レバー17は回動しない。そして、この軽い硬
貨は擬似硬貨と見なされて、基板7に穿設された窓18
を介して図6(b)に示す裏面7bに形成された返却ダ
クト12bへ排出される。また、軽量レバー17に当接
した硬貨が規定重量以上であれば、軽量レバー17は図
6(b)の点線に示すように回動して、10円の正規硬
貨は裏面7bに形成された10円専用の蓄積軌道13b
へ導かれる。
7aに枢支された軽量レバー17に当接する。軽量レバ
ー17の上端は永久磁石17bに吸着している。そし
て、軽量レバー17に当接した硬貨の重量が10円硬貨
の重量に基づいて設定された規定重量より軽い場合は、
この軽量レバー17は回動しない。そして、この軽い硬
貨は擬似硬貨と見なされて、基板7に穿設された窓18
を介して図6(b)に示す裏面7bに形成された返却ダ
クト12bへ排出される。また、軽量レバー17に当接
した硬貨が規定重量以上であれば、軽量レバー17は図
6(b)の点線に示すように回動して、10円の正規硬
貨は裏面7bに形成された10円専用の蓄積軌道13b
へ導かれる。
【0007】裏面7bにおける返却ダクト12bの下端
14bは硬貨返却口3に開口している。また、10円専
用の蓄積軌道13aの終端には硬貨を蓄積するためのシ
ャッタ15bが設けられ、蓄積軌道13bの下端には蓄
積された硬貨を電話機筐体1の底部に配設された硬貨収
納容器へ収納するためのレバー16bが設けられてい
る。
14bは硬貨返却口3に開口している。また、10円専
用の蓄積軌道13aの終端には硬貨を蓄積するためのシ
ャッタ15bが設けられ、蓄積軌道13bの下端には蓄
積された硬貨を電話機筐体1の底部に配設された硬貨収
納容器へ収納するためのレバー16bが設けられてい
る。
【0008】そして、各蓄積軌道13a,13bの終端
に設けられたシャッタ機構は例えば図7(a)に示すよ
うに構成されている。すなわち、基板7の各蓄積軌道1
3a,13bに対向する位置に窓19が形成されてい
る。そして、前述した各シャッタ15a,15bは、実
際の硬貨選別処理装置において、1枚のシャッタ板15
で形成されている。そして、このシャッタ板15は回動
軸20にて各蓄積軌道13a,13bに対して直交方向
に回動する。通常はハンドセット5の重量によって、矢
印で示す時計方向に付勢されている。よって、この状態
においては、各蓄積軌道13a,13bは返却ダクト1
2a,12bの各下端14a,14bに開口してる。シ
ャッタ板15を反時計方向に回動すると、図7(a)に
示すように、各蓄積軌道13a,13bが遮蔽される。
に設けられたシャッタ機構は例えば図7(a)に示すよ
うに構成されている。すなわち、基板7の各蓄積軌道1
3a,13bに対向する位置に窓19が形成されてい
る。そして、前述した各シャッタ15a,15bは、実
際の硬貨選別処理装置において、1枚のシャッタ板15
で形成されている。そして、このシャッタ板15は回動
軸20にて各蓄積軌道13a,13bに対して直交方向
に回動する。通常はハンドセット5の重量によって、矢
印で示す時計方向に付勢されている。よって、この状態
においては、各蓄積軌道13a,13bは返却ダクト1
2a,12bの各下端14a,14bに開口してる。シ
ャッタ板15を反時計方向に回動すると、図7(a)に
示すように、各蓄積軌道13a,13bが遮蔽される。
【0009】このように構成された硬貨選別処理装置に
よれば、ハンドセット5を置いた状態においては、ハン
ドセット5の重量によって、図7(a)のシャッタ板1
5は時計方向に付勢されているので、この状態でたとえ
正しい硬貨を投入しても、蓄積されることなく、硬貨返
却口3へ排出される。
よれば、ハンドセット5を置いた状態においては、ハン
ドセット5の重量によって、図7(a)のシャッタ板1
5は時計方向に付勢されているので、この状態でたとえ
正しい硬貨を投入しても、蓄積されることなく、硬貨返
却口3へ排出される。
【0010】そして、ハンドセット5を取上げると、シ
ャッタ板15は自身の重量によって反時計方向に回動し
て、図7(a)に示すように各蓄積軌道13a,13b
は遮蔽される。この状態で硬貨投入口4へ投入された硬
貨は選別軌道8を通過する過程で第1,第2の選別機構
9a,9bによって、硬貨の種類毎に選別される。そし
て、最終的に100円硬貨および10円硬貨のみがそれ
ぞれ専用の蓄積軌道13a,13bに蓄積される。そし
て、5円,50円,1円等の異なる種類の硬貨および擬
似硬貨は返却ダクト12a,12b内を通過して、硬貨
返却口3へ排出される。
ャッタ板15は自身の重量によって反時計方向に回動し
て、図7(a)に示すように各蓄積軌道13a,13b
は遮蔽される。この状態で硬貨投入口4へ投入された硬
貨は選別軌道8を通過する過程で第1,第2の選別機構
9a,9bによって、硬貨の種類毎に選別される。そし
て、最終的に100円硬貨および10円硬貨のみがそれ
ぞれ専用の蓄積軌道13a,13bに蓄積される。そし
て、5円,50円,1円等の異なる種類の硬貨および擬
似硬貨は返却ダクト12a,12b内を通過して、硬貨
返却口3へ排出される。
【0011】そして、通話が開始されると、課金信号入
力に応動して、各蓄積軌道13a,13bの各レバー1
6a,16bが動作して、通話料金に対応する硬貨を硬
貨収納容器に収納する。
力に応動して、各蓄積軌道13a,13bの各レバー1
6a,16bが動作して、通話料金に対応する硬貨を硬
貨収納容器に収納する。
【0012】通話が終了してハンドセット5がフック台
6に置かれると、ハンドセット5の自重によってシャッ
タ板15は時計方向に回動して、この時点でまだ使用さ
れずに各蓄積軌道13a,13bに蓄積されている各硬
貨は硬貨返却口3へ返却される。
6に置かれると、ハンドセット5の自重によってシャッ
タ板15は時計方向に回動して、この時点でまだ使用さ
れずに各蓄積軌道13a,13bに蓄積されている各硬
貨は硬貨返却口3へ返却される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図7
(a)に示すようなシャッタ機構を有した硬貨選別処理
装置においてもまだ次のような課題があった。
(a)に示すようなシャッタ機構を有した硬貨選別処理
装置においてもまだ次のような課題があった。
【0014】すなわち、2つの蓄積軌道13a,13b
を、1枚のシャッタ板15でもって、遮蔽および開放す
るので、開放状態においては、シャッタ板15が基板7
の側方に大きく突出する。その結果、基板7の側方に大
きな移動空間を確保しておく必要がある。したがって、
電話機筐体1の体積が大きくなる。
を、1枚のシャッタ板15でもって、遮蔽および開放す
るので、開放状態においては、シャッタ板15が基板7
の側方に大きく突出する。その結果、基板7の側方に大
きな移動空間を確保しておく必要がある。したがって、
電話機筐体1の体積が大きくなる。
【0015】また、この電話機を使用していない状態に
おいては、シャッタ板15を、このシャッタ板15の重
力に抗して時計方向に付勢しておく必要がある。この付
勢力は一般にハンドセット5の重力によって得ている。
よって、ハンドセット5の重量を軽くすることに一定の
制限が生じる。
おいては、シャッタ板15を、このシャッタ板15の重
力に抗して時計方向に付勢しておく必要がある。この付
勢力は一般にハンドセット5の重力によって得ている。
よって、ハンドセット5の重量を軽くすることに一定の
制限が生じる。
【0016】以上説明したように、図7(a)に示すシ
ャッタ機構においては、電話機筐体1の体積が大きくな
ったり、また、ハンドセット5の重量が一定以上必要で
あったりして、電話機筐体を小型化したり、ハンドセッ
トを通常の加入者電話機のハンドセットのように小型軽
量に構成できない。よって、電話機全体のデザイン設計
上の自由度が大幅に制限される。また、製造費用も大幅
に低減することは困難であった。
ャッタ機構においては、電話機筐体1の体積が大きくな
ったり、また、ハンドセット5の重量が一定以上必要で
あったりして、電話機筐体を小型化したり、ハンドセッ
トを通常の加入者電話機のハンドセットのように小型軽
量に構成できない。よって、電話機全体のデザイン設計
上の自由度が大幅に制限される。また、製造費用も大幅
に低減することは困難であった。
【0017】このような不都合を解消するために、図7
(b)に示すシャッタ機構が考えられる。すなわち、各
蓄積軌道13a,13b毎に小型のシャッタ15a,1
5bを設けて、それぞれ軸20a,20bを中心に回動
可能に支持する。そして、中央のレバー21を押すこと
によって、各シャッタ15a,15bを同時に動作させ
る。
(b)に示すシャッタ機構が考えられる。すなわち、各
蓄積軌道13a,13b毎に小型のシャッタ15a,1
5bを設けて、それぞれ軸20a,20bを中心に回動
可能に支持する。そして、中央のレバー21を押すこと
によって、各シャッタ15a,15bを同時に動作させ
る。
【0018】このように構成すれば、各シャッタ15
a,15bの回動角度は図7(a)に示すシャッタ板1
5の回動角度に比較して大幅に小さくなるので、基板7
の側方に確保すべき移動空間を小さくできる。また、各
シャッタ15a,15bに対する回動力も小さく設定で
きる。
a,15bの回動角度は図7(a)に示すシャッタ板1
5の回動角度に比較して大幅に小さくなるので、基板7
の側方に確保すべき移動空間を小さくできる。また、各
シャッタ15a,15bに対する回動力も小さく設定で
きる。
【0019】しかしながら、シャッタ機構を2台設ける
必要があるので、構造が複雑化し、製造費が大幅に上昇
する懸念がある。
必要があるので、構造が複雑化し、製造費が大幅に上昇
する懸念がある。
【0020】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、1枚のシャッタ板でもって、かつ小さい回
動角度でもって、各蓄積軌道に対する遮蔽,開放動作を
実施でき、この装置が組込まれた電話機等の装置全体を
小型、軽量に構成でき、かつデザイン設計等における大
きな自由度を確保できる硬貨選別処理装置を提供するこ
とを目的とする。
ものであり、1枚のシャッタ板でもって、かつ小さい回
動角度でもって、各蓄積軌道に対する遮蔽,開放動作を
実施でき、この装置が組込まれた電話機等の装置全体を
小型、軽量に構成でき、かつデザイン設計等における大
きな自由度を確保できる硬貨選別処理装置を提供するこ
とを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記課題を解消するため
に本発明は、硬貨投入口から投入された硬貨を基板面に
沿って転動させ、投入された硬貨のうち複数の特定種類
硬貨を選別してほぼ同一高さ位置に配設された各硬貨種
類毎の蓄積軌道へ蓄積し、この各蓄積軌道に蓄積された
硬貨を外部から入力された硬貨収納指令に応動してそれ
ぞれ硬貨収納容器へ収納すると共に、硬貨返却操作に連
動して各蓄積軌道に蓄積された各硬貨を一斉に硬貨返却
口へ排出する硬貨選別処理装置において、各蓄積軌道に
対して直角方向に回動自在に支持され、この各蓄積軌道
を共通に遮蔽するシャッタ板と、このシャッタ板におけ
る自己が各蓄積軌道を遮蔽した状態において隣接する蓄
積軌道相互間に対向する位置に穿設され硬貨が通過する
大きさを有した窓と、硬貨返却操作に連動して、回動自
在に支持されたシャッタ板を回動させることによって、
窓を蓄積軌道に対向させて蓄積軌道に蓄積された各硬貨
を硬貨返却口へ排出させる回動レバー機構とを備えたも
のである。
に本発明は、硬貨投入口から投入された硬貨を基板面に
沿って転動させ、投入された硬貨のうち複数の特定種類
硬貨を選別してほぼ同一高さ位置に配設された各硬貨種
類毎の蓄積軌道へ蓄積し、この各蓄積軌道に蓄積された
硬貨を外部から入力された硬貨収納指令に応動してそれ
ぞれ硬貨収納容器へ収納すると共に、硬貨返却操作に連
動して各蓄積軌道に蓄積された各硬貨を一斉に硬貨返却
口へ排出する硬貨選別処理装置において、各蓄積軌道に
対して直角方向に回動自在に支持され、この各蓄積軌道
を共通に遮蔽するシャッタ板と、このシャッタ板におけ
る自己が各蓄積軌道を遮蔽した状態において隣接する蓄
積軌道相互間に対向する位置に穿設され硬貨が通過する
大きさを有した窓と、硬貨返却操作に連動して、回動自
在に支持されたシャッタ板を回動させることによって、
窓を蓄積軌道に対向させて蓄積軌道に蓄積された各硬貨
を硬貨返却口へ排出させる回動レバー機構とを備えたも
のである。
【0022】
【作用】このように構成された硬貨選別処理装置であれ
ば、シャッタ板に硬貨が通過する大きさの窓が穿設され
ている。そして、硬貨返却操作が実行されない状態にお
いては、シャッタ板でもって各蓄積軌道は遮蔽されてい
る。なお、この状態においては、シャッタ板に穿設され
た窓は各蓄積軌相互間に位置している。よって、窓から
硬貨が排出されることはない。
ば、シャッタ板に硬貨が通過する大きさの窓が穿設され
ている。そして、硬貨返却操作が実行されない状態にお
いては、シャッタ板でもって各蓄積軌道は遮蔽されてい
る。なお、この状態においては、シャッタ板に穿設され
た窓は各蓄積軌相互間に位置している。よって、窓から
硬貨が排出されることはない。
【0023】次にこの状態で、硬貨返却操作が実行され
ると、回動レバー機構が動作して、シャッタ板を回動さ
せる。その結果、各蓄積軌道相互間に対向していた窓が
蓄積軌道に対向する位置へ移動する。よって、蓄積軌道
に蓄積されている硬貨が窓を介して返却口へ排出され
る。
ると、回動レバー機構が動作して、シャッタ板を回動さ
せる。その結果、各蓄積軌道相互間に対向していた窓が
蓄積軌道に対向する位置へ移動する。よって、蓄積軌道
に蓄積されている硬貨が窓を介して返却口へ排出され
る。
【0024】このような構成においては、シャッタ板の
回動角度は、隣接する蓄積軌道相互間に対向する位置に
穿設された窓が隣の蓄積軌道に対向する位置まで回動す
る角度のみでよい。よって、少ない回動角度でもって、
複数の蓄積軌道が一斉に遮蔽,開放される。
回動角度は、隣接する蓄積軌道相互間に対向する位置に
穿設された窓が隣の蓄積軌道に対向する位置まで回動す
る角度のみでよい。よって、少ない回動角度でもって、
複数の蓄積軌道が一斉に遮蔽,開放される。
【0025】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面を用いて説明す
る。
る。
【0026】図1は実施例の硬貨選別処理装置の裏面を
示す斜視図であり、図2は同実施例装置の表面を示す斜
視図である。なお、この実施例装置はピンク電話機に組
込まれている。そして、ピンク電話機の外観図は図5に
示した外観図と同じである。また、図6と同一部分には
同一符号が付してある。
示す斜視図であり、図2は同実施例装置の表面を示す斜
視図である。なお、この実施例装置はピンク電話機に組
込まれている。そして、ピンク電話機の外観図は図5に
示した外観図と同じである。また、図6と同一部分には
同一符号が付してある。
【0027】図2において、基板7の表面7aに電話機
筐体1の硬貨投入口4に連通する選別軌道8が形成され
ている。選別軌道8内にはこの選別軌道8に沿って第1
の選別機構9aおよび第2の選別機構9bが設けられて
いる。そして、第1,第2の選別機構9a,9bは共通
にフラッパ30に覆われている。このフラッパ30は固
定軸31に回動自在に支持されており、通常はコイルば
ね32によって、選別軌道8方向へ付勢されている。そ
して、レバー33を矢印方向に押すと、フラッパ30が
回動して、選別軌道8内に詰まっている硬貨が外部へ一
斉に排出される。
筐体1の硬貨投入口4に連通する選別軌道8が形成され
ている。選別軌道8内にはこの選別軌道8に沿って第1
の選別機構9aおよび第2の選別機構9bが設けられて
いる。そして、第1,第2の選別機構9a,9bは共通
にフラッパ30に覆われている。このフラッパ30は固
定軸31に回動自在に支持されており、通常はコイルば
ね32によって、選別軌道8方向へ付勢されている。そ
して、レバー33を矢印方向に押すと、フラッパ30が
回動して、選別軌道8内に詰まっている硬貨が外部へ一
斉に排出される。
【0028】第1の選別機構9aは投入された硬貨のう
ち直径が100円硬貨より小さい5円,50円,1円の
硬貨を選別して、下方の返却ダクト12aへ排出する。
第2の選別機構9bは100円硬貨を選別してして下方
の100円専用の蓄積軌道13aへ導く。
ち直径が100円硬貨より小さい5円,50円,1円の
硬貨を選別して、下方の返却ダクト12aへ排出する。
第2の選別機構9bは100円硬貨を選別してして下方
の100円専用の蓄積軌道13aへ導く。
【0029】返却ダクト12aの下端14aは硬貨返却
口3に開口している。また、蓄積軌道13aの外側には
ソレノイドコイル34aが取付けられている。ソレノイ
ドコイル34aは蓄積軌道13aから電話機筐体1の底
部に取付けられた硬貨収納容器に連通する開口を開閉す
るレバー16aを作動させる。
口3に開口している。また、蓄積軌道13aの外側には
ソレノイドコイル34aが取付けられている。ソレノイ
ドコイル34aは蓄積軌道13aから電話機筐体1の底
部に取付けられた硬貨収納容器に連通する開口を開閉す
るレバー16aを作動させる。
【0030】第2の選別機構9bを通過した硬貨は軸1
7aに枢支された軽量レバー17に当接する。軽量レバ
ー17は、この軽量レバー17に当接した硬貨を10円
硬貨とこの10円硬貨より軽い擬似硬貨とに選別する。
10円硬貨より軽い擬似硬貨は、窓18を介して図1に
示す裏面7bの上段に形成された返却ダクト12bへ排
出される。また、10円硬貨は裏面7bの下段に形成さ
れた10円専用の蓄積軌道13bへ導かれる。裏面7b
の蓄積軌道13bの外側にはソレノイドコイル34bが
取付けられている。ソレノイドコイル34bは蓄積軌道
13bから電話機筐体1の底部に取付けられた硬貨収納
容器に連通する開口を開閉するレバー16bを作動させ
る。
7aに枢支された軽量レバー17に当接する。軽量レバ
ー17は、この軽量レバー17に当接した硬貨を10円
硬貨とこの10円硬貨より軽い擬似硬貨とに選別する。
10円硬貨より軽い擬似硬貨は、窓18を介して図1に
示す裏面7bの上段に形成された返却ダクト12bへ排
出される。また、10円硬貨は裏面7bの下段に形成さ
れた10円専用の蓄積軌道13bへ導かれる。裏面7b
の蓄積軌道13bの外側にはソレノイドコイル34bが
取付けられている。ソレノイドコイル34bは蓄積軌道
13bから電話機筐体1の底部に取付けられた硬貨収納
容器に連通する開口を開閉するレバー16bを作動させ
る。
【0031】裏面7bの上部位置に固定された軸36に
フック連動レバー35が枢支されている。フック連動レ
バー35はコイルばね37にて常時反時時計方向に付勢
されている。このフック連動レバー35の先端はハンド
セット5のフック台6の動作に連動する。すなわち、ハ
ンドセット5をフック台6に置くと、フック連動レバー
35が矢印方向に回動する。フック連動レバー35の下
端は同じく裏面7に一体成型された支持部材7cに取付
けられた軸39に枢支されている回動アーム38の上端
に連結されている。
フック連動レバー35が枢支されている。フック連動レ
バー35はコイルばね37にて常時反時時計方向に付勢
されている。このフック連動レバー35の先端はハンド
セット5のフック台6の動作に連動する。すなわち、ハ
ンドセット5をフック台6に置くと、フック連動レバー
35が矢印方向に回動する。フック連動レバー35の下
端は同じく裏面7に一体成型された支持部材7cに取付
けられた軸39に枢支されている回動アーム38の上端
に連結されている。
【0032】基板7の枠板7dと支持部材7cとの間に
はシャッタ部材40の上端に形成された図3に示す突起
40a,40bが枢支されている。シャッタ部材40の
上端に形成された水平部40cの先端には係止穴40d
が刻設されている。そして、この係止穴40dに前記回
動アーム38の下端38aが当接している。
はシャッタ部材40の上端に形成された図3に示す突起
40a,40bが枢支されている。シャッタ部材40の
上端に形成された水平部40cの先端には係止穴40d
が刻設されている。そして、この係止穴40dに前記回
動アーム38の下端38aが当接している。
【0033】シャッタ部材40の下端には、上端に形成
された水平部40cと同一方向を向くシャッタ板40e
が形成されている。そして、このシャッタ板40eのほ
ぼ中心板に縦長の窓40fが穿設されている。この窓4
0fは各蓄積軌道13a,13bに蓄積される硬貨の大
きさより若干大きい形状に形成されている。
された水平部40cと同一方向を向くシャッタ板40e
が形成されている。そして、このシャッタ板40eのほ
ぼ中心板に縦長の窓40fが穿設されている。この窓4
0fは各蓄積軌道13a,13bに蓄積される硬貨の大
きさより若干大きい形状に形成されている。
【0034】なお、このシャッタ部材40,回動アーム
38およびフック連動レバー35は、それぞれ、例えば
プラスチック材料でもって一体成型されている。
38およびフック連動レバー35は、それぞれ、例えば
プラスチック材料でもって一体成型されている。
【0035】そして、各蓄積軌道13a,13bには前
記シャッタ板40eが裏面7bの蓄積軌道13b側から
直角方向に挿入される挿入窓41bが穿設されている。
当然中心の基板7にも挿入窓が穿設されている。
記シャッタ板40eが裏面7bの蓄積軌道13b側から
直角方向に挿入される挿入窓41bが穿設されている。
当然中心の基板7にも挿入窓が穿設されている。
【0036】図4(a)はシャッタ部材40の突起40
a,40bを枠板7dと支持部材7cとの間に嵌入した
常態で、シャッタ板40eを各蓄積軌道13a,13b
に正常位置まで挿入した常態を示す模式図である。正常
位置まで挿入された常態においては、窓40fは、各蓄
積軌道13a,13b間の中心位置、すなわち、基板7
に対向している。よって、この常態においては、蓄積軌
道13a,13bは遮蔽されており、蓄積軌道13a,
13bに存在する硬貨42は返却ダクト12a,12b
方向へ転がり落ちることはない。
a,40bを枠板7dと支持部材7cとの間に嵌入した
常態で、シャッタ板40eを各蓄積軌道13a,13b
に正常位置まで挿入した常態を示す模式図である。正常
位置まで挿入された常態においては、窓40fは、各蓄
積軌道13a,13b間の中心位置、すなわち、基板7
に対向している。よって、この常態においては、蓄積軌
道13a,13bは遮蔽されており、蓄積軌道13a,
13bに存在する硬貨42は返却ダクト12a,12b
方向へ転がり落ちることはない。
【0037】そして、シャッタ部材40を突起40a,
40bを中心に矢印で示す時計方向に回動させると、図
4(b)に示すように、窓40fが裏面7b側の蓄積軌
道13bに対向し、シャッタ板40eの先端が表面7a
側の蓄積軌道13aの対向位置から外れる。したがっ
て、両方の蓄積軌道13a,13bが開放され、各蓄積
軌道13a,13bに存在する各硬貨42は返却ダクト
12a,12b方向へ転がり落ちる。
40bを中心に矢印で示す時計方向に回動させると、図
4(b)に示すように、窓40fが裏面7b側の蓄積軌
道13bに対向し、シャッタ板40eの先端が表面7a
側の蓄積軌道13aの対向位置から外れる。したがっ
て、両方の蓄積軌道13a,13bが開放され、各蓄積
軌道13a,13bに存在する各硬貨42は返却ダクト
12a,12b方向へ転がり落ちる。
【0038】ここで、前記フック連動レバー35,回動
アーム38,各軸36,39はシャッタ板40eを回動
させる回動レバー機構を構成する。
アーム38,各軸36,39はシャッタ板40eを回動
させる回動レバー機構を構成する。
【0039】このように構成された硬貨選別処理装置に
おいて、ハンドセット5をフック台6に載せた状態にお
いては、フック連動レバー35が矢印で示す時計方向に
回動する。その結果、回動アーム38が反時計方向に回
動する。回動アーム38が時計方向に回動すると、回動
アーム38の下端38aが下方に移動し、シャッタ部材
40の水平部40cの係止穴40dが下方に移動する。
よって、シャッタ部材40が突起40a,40bを中心
に時計方向に回動する。その結果、図4(b)に示すよ
うに、シャッタ板40eが時計方向に回動して、窓40
fが蓄積軌道13bに対向し、シャッタ板40eが蓄積
軌道13aの対向位置から外れる。
おいて、ハンドセット5をフック台6に載せた状態にお
いては、フック連動レバー35が矢印で示す時計方向に
回動する。その結果、回動アーム38が反時計方向に回
動する。回動アーム38が時計方向に回動すると、回動
アーム38の下端38aが下方に移動し、シャッタ部材
40の水平部40cの係止穴40dが下方に移動する。
よって、シャッタ部材40が突起40a,40bを中心
に時計方向に回動する。その結果、図4(b)に示すよ
うに、シャッタ板40eが時計方向に回動して、窓40
fが蓄積軌道13bに対向し、シャッタ板40eが蓄積
軌道13aの対向位置から外れる。
【0040】よって、この状態で硬貨投入口4に正しい
硬貨42を投入すると、この硬貨42は該当する蓄積軌
道13a,13bを介してそのまま硬貨返却口3へ返却
される。
硬貨42を投入すると、この硬貨42は該当する蓄積軌
道13a,13bを介してそのまま硬貨返却口3へ返却
される。
【0041】そして、ハンドセット5を取上げると、フ
ック連動レバー35がコイルばね37の弾性力によっ
て、反時計方向に付勢される。その結果、回動アーム3
8が時計方向に回動し、シャッタ部材40が反時計方向
に回動して、図4(a)に示すように、各蓄積軌道13
a,13bはシャッタ板40eにて遮蔽される。よっ
て、この状態で投入された正しい硬貨42はそれぞれ対
応した蓄積軌道13a,13bに蓄積される。
ック連動レバー35がコイルばね37の弾性力によっ
て、反時計方向に付勢される。その結果、回動アーム3
8が時計方向に回動し、シャッタ部材40が反時計方向
に回動して、図4(a)に示すように、各蓄積軌道13
a,13bはシャッタ板40eにて遮蔽される。よっ
て、この状態で投入された正しい硬貨42はそれぞれ対
応した蓄積軌道13a,13bに蓄積される。
【0042】次に、通話が終了して、ハンドセット5を
置くと、フック連動レバー35が再度時計方向に回動す
るので、シャッタ板40eは時計方向に回動して、各蓄
積軌道13a,13bは開放される。よって、現時点で
使用されなかった各硬貨42は硬貨返却口3へ返却され
る。
置くと、フック連動レバー35が再度時計方向に回動す
るので、シャッタ板40eは時計方向に回動して、各蓄
積軌道13a,13bは開放される。よって、現時点で
使用されなかった各硬貨42は硬貨返却口3へ返却され
る。
【0043】このような硬貨選別処理装置において、各
蓄積軌道13a,13bがシャッタ板40eによって遮
蔽されている図4(a)に示す状態と、各蓄積軌道13
a,13bが開放された図4(b)に示す状態とを比較
すると、シャッタ板40eの回動角度位置が若干異なる
のみである。このシャッタ板40eの回動角度は、図7
(a)に示す従来装置におけるシャッタ板15の回動角
度に比較すれば格段に小さい値である。よって、シャッ
タ板40eの回動動作に伴って、基板7の裏面7aの側
方に突出する量は殆ど無視できる値である。その結果、
基板7の側方に余分な移動空間を確保しておく必要がな
い。したがって、電話機筐体1を小型に形成できる。
蓄積軌道13a,13bがシャッタ板40eによって遮
蔽されている図4(a)に示す状態と、各蓄積軌道13
a,13bが開放された図4(b)に示す状態とを比較
すると、シャッタ板40eの回動角度位置が若干異なる
のみである。このシャッタ板40eの回動角度は、図7
(a)に示す従来装置におけるシャッタ板15の回動角
度に比較すれば格段に小さい値である。よって、シャッ
タ板40eの回動動作に伴って、基板7の裏面7aの側
方に突出する量は殆ど無視できる値である。その結果、
基板7の側方に余分な移動空間を確保しておく必要がな
い。したがって、電話機筐体1を小型に形成できる。
【0044】また、コイルばね37の付勢力に抗してシ
ャッタ板40eを回動させている。よって、実施例によ
ればシャッタ板40eの必要とする回動角度が少ないの
で、少ない力でもって、シャッタ板40eを駆動させる
ことが可能となる。したがって、ハンドセット5を一般
の加入者電話機のハンドセットのように小型軽量に構成
しても、確実に各蓄積軌道13a,13bの遮蔽,開放
動作を実行できる。
ャッタ板40eを回動させている。よって、実施例によ
ればシャッタ板40eの必要とする回動角度が少ないの
で、少ない力でもって、シャッタ板40eを駆動させる
ことが可能となる。したがって、ハンドセット5を一般
の加入者電話機のハンドセットのように小型軽量に構成
しても、確実に各蓄積軌道13a,13bの遮蔽,開放
動作を実行できる。
【0045】また、図7(a)(b)に示す各従来装置
に比較して構造が複雑になることはない。
に比較して構造が複雑になることはない。
【0046】このように、電話機筐体1およびハンドセ
ット5を小型軽量に構成することが可能であるので、デ
ザイン設計上における自由度を拡大することが可能であ
る。
ット5を小型軽量に構成することが可能であるので、デ
ザイン設計上における自由度を拡大することが可能であ
る。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の硬貨選別
処理装置によれば、シャッタ板に予め窓を穿設してお
き、シャッタ板を回動させて、この窓を選択的に蓄積軌
道に対向させるるようにしている。したがって、1枚の
シャッタ板でもって、かつ小さい回動角度でもって、各
蓄積軌道に対する遮蔽,開放動作を実施できる。その結
果、この硬貨選別処理装置が組込まれた電話機等の装置
全体を小型、軽量に構成でき、かつデザイン設計等にお
ける大きな自由度を確保できる。
処理装置によれば、シャッタ板に予め窓を穿設してお
き、シャッタ板を回動させて、この窓を選択的に蓄積軌
道に対向させるるようにしている。したがって、1枚の
シャッタ板でもって、かつ小さい回動角度でもって、各
蓄積軌道に対する遮蔽,開放動作を実施できる。その結
果、この硬貨選別処理装置が組込まれた電話機等の装置
全体を小型、軽量に構成でき、かつデザイン設計等にお
ける大きな自由度を確保できる。
【図1】 本発明の一実施例に係わる硬貨選別処理装置
の裏面を示す斜視図、
の裏面を示す斜視図、
【図2】 同実施例装置の表面を示す斜視図、
【図3】 同実施例装置のシャッタ部材を取出して示す
斜視図、
斜視図、
【図4】 同じく実施例装置のシャッタ板の動作を示す
模式図、
模式図、
【図5】 一般的なピンク電話機を示す外観図、
【図6】 同電話機に組込まれた硬貨選別処理装置を示
す模式図、
す模式図、
【図7】 従来装置のシャッタ機構を示す断面図。
3…硬貨返却口、4…硬貨投入口、7…基板、8…選別
軌道、9a…第1の選別機構、9b…第2の選別機構、
12a,12b…返却ダクト、13a,13b…蓄積軌
道、17…軽量レバー、30…フラッパ、35…フック
連動レバー、38…回動アーム、40…シャッタ部材、
40e…シャッタ板、40f…窓、42…硬貨。
軌道、9a…第1の選別機構、9b…第2の選別機構、
12a,12b…返却ダクト、13a,13b…蓄積軌
道、17…軽量レバー、30…フラッパ、35…フック
連動レバー、38…回動アーム、40…シャッタ部材、
40e…シャッタ板、40f…窓、42…硬貨。
Claims (1)
- 【請求項1】 硬貨投入口(4) から投入された硬貨を基
板面に沿って転動させ、前記投入された硬貨のうち複数
の特定種類硬貨を選別してほぼ同一高さ位置に配設され
た各硬貨種類毎の蓄積軌道(13a,13b) へ蓄積し、この各
蓄積軌道に蓄積された硬貨を外部から入力された硬貨収
納指令に応動してそれぞれ硬貨収納容器へ収納すると共
に、硬貨返却操作に連動して前記各蓄積軌道に蓄積され
た各硬貨(42)を一斉に硬貨返却口(3) へ排出する硬貨選
別処理装置において、 前記各蓄積軌道に対して直角方向に回動自在に支持さ
れ、この各蓄積軌道を共通に遮蔽するシャッタ板(40e)
と、このシャッタ板における自己が前記各蓄積軌道を遮
蔽した状態において隣接する蓄積軌道相互間に対向する
位置に穿設され前記硬貨が通過する大きさを有した窓(4
0f) と、前記硬貨返却操作に連動して、前記回動自在に
支持されたシャッタ板を回動させることによって、前記
窓を前記蓄積軌道に対向させて前記蓄積軌道に蓄積され
た各硬貨を前記硬貨返却口へ排出させる回動レバー機構
(35,36,38,39) とを備えた硬貨選別処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3295918A JP2833892B2 (ja) | 1991-11-12 | 1991-11-12 | 硬貨選別処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3295918A JP2833892B2 (ja) | 1991-11-12 | 1991-11-12 | 硬貨選別処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05136912A JPH05136912A (ja) | 1993-06-01 |
JP2833892B2 true JP2833892B2 (ja) | 1998-12-09 |
Family
ID=17826824
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3295918A Expired - Fee Related JP2833892B2 (ja) | 1991-11-12 | 1991-11-12 | 硬貨選別処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2833892B2 (ja) |
-
1991
- 1991-11-12 JP JP3295918A patent/JP2833892B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05136912A (ja) | 1993-06-01 |
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Legal Events
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|
R350 | Written notification of registration of transfer |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |