JP2833879B2 - 帯域内一周波信号検出方法および装置 - Google Patents

帯域内一周波信号検出方法および装置

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JP2833879B2
JP2833879B2 JP16055491A JP16055491A JP2833879B2 JP 2833879 B2 JP2833879 B2 JP 2833879B2 JP 16055491 A JP16055491 A JP 16055491A JP 16055491 A JP16055491 A JP 16055491A JP 2833879 B2 JP2833879 B2 JP 2833879B2
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真也 中村
克彦 若生
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NEC Corp
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MYAGI NIPPON DENKI KK
Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、周波数分割多重信号と
時分割多重信号とをそれぞれ音声帯域信号に戻すことな
く直接多重段階で相互変換するトランスマルチプレクサ
における帯域内一周波信号検出方法および装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の帯域内信号(北米に代表される2
600Hz信号)の検出は、信号としてダイアルパルスや
高、低2つのレベルも扱われているため、そのパルスを
入力レベルの変動による歪のない状態で検出しなければ
ならない。そのため、一周波帯域通過型ディジタルフィ
ルターや一周波帯域除去型ディジタルフィルター、積分
回路、そして、多くの時間保護回路を設けていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の帯域内
一周波信号検出回路は、ダイアルパルスやレベル変動を
吸収出来る回路で、積分回路や多くの時間保護回路を設
けているため回路構成が複雑であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、周波数
分割多重信号と時分割多重信号とをそれぞれ音声帯域信
号に戻すことなく直接多重段階で相互変換するトランス
マルチプレクサにおいて、線形PCM音声信号を入力
し、この入力から予め定められた周波数帯域の第1の信
号成分を抽出すると共に該入力から前記第1の信号成分
のみ除去した第2の信号成分を抽出し、該抽出した2つ
の信号成分のレベルを比較してその差が設定された比較
値より大きいか小さいかに従って前記第1の信号成分の
存在の有無を判定し、存在すると判定したときは第1
のディジタル符号を信号の認識に必要な時間発し、この
第1のディジタル符号により、装置のメインバス信号と
して前記線形PCM音声信号が入力されているときは該
線形PCM音声信号を選択的に出力すると共に第1およ
び第2の信号成分の比較を停止させ、存在しないと判
定したときは第2のディジタル信号を発し、前記メイン
バス信号として前記抽出した第2の信号成分を選択的に
出力するようにした事を特徴とする、トランスマルチプ
レクサにおける帯域内一周波信号検出方法がられる。
【0005】また本発明によれば、周波数分割多重信号
と時分割多重信号とをそれぞれ音声帯域信号に戻すこと
なく直接多重段階で相互変換するトランスマルチプレク
サにおいて、入力した線形PCM音声信号から予め定ら
めれた周波数帯域の第1の信号成分のみ抽出する一周波
帯域通過型ディジタルフィルターと、前記入力した線形
PCM音声信号から前記予め定らめれた周波数帯域の第
1の信号成分のみ除去した第2の信号成分を抽出する一
周波帯域除去型ディジタルフィルターと、前記第1の信
号成分のレベルと前記第2の信号成分のレベルの比較を
行う比較回路と、前記第1および第2の信号成分のレベ
ルの差が設定された比較値より大きいか小さいかに従っ
て前記第1の信号成分の存在の有無を判定し、存在する
と判定したときは第1のディジタル符号を出力し、存在
しないと判定したときは第2のディジタル符号を出力す
る判定回路と、前記第1のディジタル符号が出力された
ときは該出力を信号の認識に必要な時間分のみ保持し出
力するが、前記第2のディジタル符号が出力されたとき
はそのまま通過させる時間保護回路と、この時間保護回
路で保持出力された第1のディジタル符号を受けると前
記比較回路に比較の為に入力される第1の信号成分およ
び第2の信号成分の少なくとも一方を抑圧して比較を停
止させる抑圧回路と、前記時間保護回路で保持出力され
た第1のディジタル符号を受けると前記線形PCM音声
信号を装置のメインバス信号として選択的に出力し、前
記時間保護回路を介して前記第2のディジタル符号を受
けると前記第2の信号成分を前記装置のメインバス信号
として選択的に出力する選択回路とを備えていることを
特徴とする帯域内一周波信号検出装置が得られる。
【0006】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0007】図1は本発明の帯域内一周波信号検出回路
の実施例を示すブロック図である。入力端子1から入力
される線形PCM信号10は、一周波帯域通過型ディジ
タルフィルター(BPF)2に入力して第1の信号成分
のみが抽出され、一周波帯域除去型ディジタルフィルタ
ー(BEF)3に入力して第1の信号成分のみ除去した
第2の信号成分が抽出される。抽出された2つの信号成
分のレベルは比較回路5で比較され、両レベルの差が設
定された比較値より大きいか小さいかが出力される。判
定回路6では、2つの信号のレベル差が設定された比較
値よりも大きいことを示す信号を受けたときは第1の信
号成分が存在すると判定して第1のデジタル符号を出力
し、レベル差が設定された比較値より小さいことを示す
信号を受けたときは第1の信号成分が存在しないと判定
して第2のディジタル符号を出力する。
【0008】判定回路6で第1の信号成分が存在すると
判定されて第1のディジタル符号が出力されると、この
信号は時間保護回路7に入り、帯域内一周波成分と音声
信号に含まれる同周波成分の信号の認識に必要な時間保
持されて出力される。この保持時間はまた音声チャンネ
ルに重畳される外部雑音による誤動作の防止に役立つも
のである。時間保護回路7からの出力信号は、一方では
バンドストップ信号12として選択回路4のセレクト入
力に入り、線形PCM音声信号10が来ている時はその
音声信号をそのまま出力端子9にメインバス信号として
送出させ、他方では抑圧信号13としてBEF3の出力
の抑圧を行なう抑圧回路8に与えられ、BEF3からの
第2の信号成分を抑圧し比較回路5には入力させない。
なおこの回路はBPF2と比較回路5の間に設けても良
い。いずれにしても比較が行われない。
【0009】判定回路6で第1の信号成分が存在しない
と判定されて第2のディジタル符号が出力されると、選
択回路4に入力してBEF3からの第2の信号成分を選
択しメインバス信号として出力端子9に送らせる。
【0010】
【発明の効果】以上で説明したように本発明は、帯域内
一周波信号検出回路において、2つのフィルター、1つ
の比較回路、判定回路、時間保護回路とその出力信号を
利用して抑圧信号やバンドストップ信号の機能を設ける
といった比較的シンプルな回路構成により、帯域内一周
波成分と音声信号に含まれる同周波成分とを誤認識せず
また外部雑音による誤動作することなく信号検出が行え
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の帯域内一周波信号検出回路のブ
ロック図である。
【符号の説明】
1 入力端子 2 BPF(一周波帯域通過型ディジタルフィルタ
ー) 3 BEF(一周波帯域除去型ディジタルフィルタ
ー) 4 選択回路 5 比較回路 6 判定回路 7 時間保護回路 8 抑圧回路 9 出力端子 10 線形PCM音声信号 11 メインバス信号 12 バンドストップ信号 13 抑圧信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−73733(JP,A) 特開 平2−105670(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04J 4/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周波数分割多重信号と時分割多重信号と
    をそれぞれ音声帯域信号に戻すことなく直接多重段階で
    相互変換するトランスマルチプレクサにおいて、 線形PCM音声信号を入力し、この入力から予め定めら
    れた周波数帯域の第1の信号成分を抽出すると共に該入
    力から前記第1の信号成分のみ除去した第2の信号成分
    を抽出し、該抽出した2つの信号成分のレベルを比較し
    てその差が設定された比較値より大きいか小さいかに従
    って前記第1の信号成分の存在の有無を判定し、存在す
    ると判定したときは第1のディジタル符号を信号の認識
    に必要な時間発し、この第1のディジタル符号により装
    置のメインバス信号として前記線形PCM音声信号が入
    力されているときは該線形PCM音声信号を選択的に出
    力すると共に第1および第2の信号成分の比較を停止さ
    せ、存在しないと判定したときは第2のディジタル信号
    を発し、前記メインバス信号として前記抽出した第2の
    信号成分を選択的に出力するようにした事を特徴とする
    帯域内一周波信号検出方法。
  2. 【請求項2】 周波数分割多重信号と時分割多重信号と
    をそれぞれ音声帯域信号に戻すことなく直接多重段階で
    相互変換するトランスマルチプレクサにおいて、 入力した線形PCM音声信号から予め定らめれた周波数
    帯域の第1の信号成分のみ抽出する一周波帯域通過型デ
    ィジタルフィルターと、前記入力した線形PCM音声信
    号から前記予め定らめれた周波数帯域の第1の信号成分
    のみ除去した第2の信号成分を抽出する一周波帯域除去
    型ディジタルフィルターと、前記第1の信号成分のレベ
    ルと前記第2の信号成分のレベルの比較を行う比較回路
    と、前記第1および第2の信号成分のレベルの差が設定
    された比較値より大きいか小さいかに従って前記第1の
    信号成分の存在の有無を判定し、存在すると判定したと
    きは第1のディジタル符号を出力し、存在しないと判定
    したときは第2のディジタル符号を出力する判定回路
    と、前記第1のディジタル符号が出力されたときは該出
    力を信号の認識に必要な時間分のみ保持し出力するが、
    前記第2のディジタル符号が出力されたときはそのまま
    通過させる時間保護回路と、この時間保護回路で保持出
    力された第1のディジタル符号を受けると前記比較回路
    に比較の為に入力される第1の信号成分および第2の信
    号成分の少なくとも一方を抑圧して比較を停止させる抑
    圧回路と、前記時間保護回路で保持出力された第1のデ
    ィジタル符号を受けると前記線形PCM音声信号を装置
    のメインバス信号として選択的に出力し、前記時間保護
    回路を介して前記第2のディジタル符号を受けると前記
    第2の信号成分を前記装置のメインバス信号として選択
    的に出力する選択回路とを備えていることを特徴とする
    帯域内一周波信号検出装置。
JP16055491A 1991-07-01 1991-07-01 帯域内一周波信号検出方法および装置 Expired - Lifetime JP2833879B2 (ja)

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