JP2833502B2 - 書式オーバレイデータ生成・制御装置 - Google Patents

書式オーバレイデータ生成・制御装置

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JP2833502B2
JP2833502B2 JP7021023A JP2102395A JP2833502B2 JP 2833502 B2 JP2833502 B2 JP 2833502B2 JP 7021023 A JP7021023 A JP 7021023A JP 2102395 A JP2102395 A JP 2102395A JP 2833502 B2 JP2833502 B2 JP 2833502B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、書式オーバレイ機能を
有する複数台のプリンタ装置を備えたシステムに関し、
特に、各型式のプリンタ装置毎に書式オーバレイデータ
を予め生成しておかなくとも、書式オーバレイデータを
プリンタ装置に出力することが必要になった際、出力先
のプリンタ装置の型式に合った書式オーバレイデータを
生成して出力することができる書式オーバレイデータ生
成・制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、帳票を出力する際、帳票の固定部
分が印刷されている用紙を使用するのではなく、帳票出
力時に帳票の固定部分も同時に印刷するという書式オー
バレイ方式が広く採用されるようになってきている。
【0003】ところで、書式オーバレイ方式に於いて
は、帳票の固定部分を印字するための書式オーバレイデ
ータが必要になる。この書式オーバレイデータは、出力
先となるプリンタ装置の機能に合ったものにすることが
必要になるため、型式が異なる複数台のプリンタ装置が
接続された従来の書式オーバレイ出力システムでは、出
力先となるプリンタ装置毎の書式オーバレイデータを予
め生成して保存しておき、必要に応じて出力先のプリン
タ装置に対応する書式オーバレイデータを出力するよう
にしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、書式
オーバレイ機能を有する複数台のプリンタ装置を備えた
従来のシステム(計算機システム)に於いては、各プリ
ンタ装置毎の書式オーバレイデータを予め生成しておく
必要があるため、その生成に多くの工数が費やされると
いう問題があった。また、帳票の固定部分のレイアウト
に変更が生じた場合は、各プリンタ装置毎の書式オーバ
レイデータを全て修正する必要があり、保守に多くの工
数がかかるという問題があった。
【0005】そこで、本発明の目的は、書式オーバレイ
機能を有する複数台のプリンタ装置を備えたシステムに
於いて、出力先となるプリンタ装置毎に予め書式オーバ
レイデータを生成しておかずとも、実際にプリンタ装置
に書式オーバレイデータを出力することが必要になった
時、出力先のプリンタ装置に合った形式の書式オーバレ
イデータを自動的に生成して出力することができる書式
オーバレイデータ生成・制御装置を提供することにあ
る。
【0006】尚、特開平4−342015号公報には、
汎用の日本語プリンタ用書式情報から接続先の日本語プ
リンタ用の書式情報を生成し、接続先の日本語プリンタ
に配信する技術が記載されているが、書式オーバレイデ
ータについては全く記載されていない。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、書式オーバレイ機能を有する複数台のプリン
タ装置を備えたシステムに於いて、書式オーバレイソー
スデータの内、少なくともプリンタ装置に出力するとき
の形式である最終形式が前記各プリンタ装置で同一とな
る部分を最終形式に変換した、中間形式の書式オーバレ
イ中間データを生成する書式オーバレイ中間データ生成
手段と、該書式オーバレイ中間データ生成手段で生成さ
れた書式オーバレイ中間データが格納される記憶装置
と、該記憶装置に格納されている書式オーバレイ中間デ
ータに基づいて出力先のプリンタ装置に合った形式の書
式オーバレイデータを生成し、前記出力先のプリンタ装
置に出力する書式オーバレイデータ生成手段とを備えた
ものである。
【0008】また、本発明は、一度生成した書式オーバ
レイデータを再利用可能にするという目的を達成するた
め、書式オーバレイデータ保存部と、前記書式オーバレ
イデータ生成手段で生成された書式オーバレイデータを
前記書式オーバレイデータ保存部に登録する登録・読み
出し手段と、出力先のプリンタ装置で必要な書式オーバ
レイデータを前記書式オーバレイデータ保存部から検索
する書式オーバレイデータ検索手段とを備え、該書式オ
ーバレイデータ検索手段で該当する書式オーバレイデー
タが検索されたときはその書式オーバレイデータを出力
先のプリンタ装置に出力し、検索されなかったときは前
記書式オーバレイデータ生成手段で生成した書式オーバ
レイデータを出力先のプリンタ装置に出力すると共に前
記登録・読み出し手段によって前記書式オーバレイデー
タ保存部に保存するようにしたものである。
【0009】更に、本発明は、帳票の固定部分のイメー
ジを容易に確認できるようにするという目的を達成する
ため、表示装置と、前記記憶装置に格納されている書式
オーバレイ中間データによって示される書式イメージを
前記表示装置に表示する書式オーバレイデータ表示手段
とを備えたものである。
【0010】
【作用】書式オーバレイ中間データ生成手段は、書式オ
ーバレイソースデータの内、少なくともプリンタ装置に
出力するときの形式である最終形式が各プリンタ装置で
同一となる部分を最終形式に変換した、中間形式の書式
オーバレイ中間データを生成する。この書式オーバレイ
中間データは、記憶装置に格納される。書式オーバレイ
データ生成手段では、記憶装置に格納されている書式オ
ーバレイ中間データに基づいて出力先のプリンタ装置に
型式に合った書式オーバレイデータを生成し、出力先の
プリンタ装置に出力する。
【0011】また、書式オーバレイデータ生成手段によ
って生成された書式オーバレイデータは、登録・読み出
し手段によって書式オーバレイデータ保存部に登録され
る。書式オーバレイデータ検索手段は、書式オーバレイ
データ保存部を検索して出力先のプリンタ装置で必要に
なる書式オーバレイデータを探し出す。そして、書式オ
ーバレイデータ検索手段によって出力先のプリンタ装置
に対応する書式オーバレイデータが検索されたときは、
その書式オーバレイデータを出力先のプリンタ装置に出
力する。また、検索されなかったときは、書式オーバレ
イデータ生成手段で生成した書式オーバレイデータを出
力先のプリンタ装置に出力すると共に、登録・読み出し
手段によって書式オーバレイデータ保存部に保存する。
【0012】また、記憶装置に格納されている書式オー
バレイ中間データによって示される書式イメージが書式
オーバレイデータ表示手段によって表示装置に表示され
る。
【0013】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
詳細に説明する。
【0014】図1は本発明の実施例のブロック図であ
り、型式が異なる複数台のプリンタ装置1−1〜1−N
と、入力装置2と、表示装置3と、テキストエディタ4
と、書式オーバレイソースデータ51及び書式オーバレ
イ中間データ52が格納される磁気ディスク装置等の記
憶装置5と、書式オーバレイ中間データ生成手段6と、
書式オーバレイデータ表示手段7と、書式オーバレイデ
ータ生成制御手段8と、各プリンタ装置1−1〜1−N
に対応して設けられた書式オーバレイデータ生成手段9
−1〜9−Nと、RAM等から構成される書式オーバレ
イデータ保存部10と、書式オーバレイデータ検索手段
11と、登録・読み出し手段12と、アプリケーション
プログラム13とから構成されている。
【0015】テキストエディタ4は、書式設計者の操作
に従って帳票の固定部分のレイアウトを示す書式オーバ
レイソースデータ51を生成して記憶装置5に格納する
機能を有する。書式オーバレイソースデータ51は、書
式設計者が理解できる帳票設計言語で記述されたソース
データである。
【0016】書式オーバレイ中間データ生成手段6は、
記憶装置5に格納されている書式オーバレイソースデー
タ51を読み込み、それに基づいてプリンタ装置の型式
に依存しない中間形式の書式オーバレイ中間データ52
を生成する機能を有する。
【0017】図2は書式オーバレイ中間データ生成手段
6によって生成された書式オーバレイ中間データ52の
構成例を示す図であり、汎用データ521と記号化デー
タ522とから構成される。
【0018】汎用データ521は、そのままの形で各プ
リンタ装置1−1〜1−Nが直接処理できるデータ、即
ち最終形式のデータであり、記号化データ522は、そ
のままの形では各プリンタ装置1−1〜1−Nが処理で
きない記号化されたデータである。
【0019】汎用データ521は、書式オーバレイソー
スデータ51の内、最終形式が各プリンタ装置1−1〜
1−Nで同一となる部分を、書式オーバレイ中間データ
生成手段6が各プリンタ装置1−1〜1−Nで直接処理
できる最終形式のデータに変換することにより生成され
る。また、記号化データ522は、書式オーバレイソー
スデータ51の内、最終形式が各プリンタ装置1−1〜
1−N毎に異なる部分をそのまま出力することにより、
或いは何らかの変換を行うことにより生成される。
【0020】書式オーバレイデータ表示手段7は、書式
オーバレイ中間データ52によって示される帳票の固定
部分の書式イメージを表示装置3に表示する機能を有す
る。
【0021】書式オーバレイデータ生成制御手段8は、
以下のa〜cの機能を有する。
【0022】a.帳票出力に使用する書式オーバレイデ
ータが書式オーバレイデータ保存部10に格納されてい
るか否かを書式オーバレイデータ検索手段11を利用し
て判断する機能
【0023】b.帳票出力に使用する書式オーバレイデ
ータが書式オーバレイデータ保存部10に格納されてい
ると判断した場合は、登録・読み出し手段12を利用し
て帳票出力に使用する書式オーバレイデータを書式オー
バレイデータ保存部10から読み出し、更に、登録・読
み出し手段12を利用して読み出した書式オーバレイデ
ータを出力先のプリンタ装置に出力する機能
【0024】c.帳票出力に使用する書式オーバレイデ
ータが書式オーバレイデータ保存部10に格納されてい
ないと判断した場合は、書式オーバレイデータ生成手段
9−1〜9−Nの中から出力先のプリンタ装置に対応す
る書式オーバレイデータ生成手段を選択し、選択した書
式オーバレイデータ生成手段に帳票出力に使用する書式
オーバレイデータに対応する書式オーバレイ中間データ
の名前を渡す機能
【0025】各プリンタ装置1−1〜1−N毎に設けら
れている書式オーバレイデータ生成手段9−1〜9−N
は、書式オーバレイデータ生成制御手段8から渡された
中間形式の書式オーバレイ中間データに基づいて最終形
式の書式オーバレイデータを生成して対応するプリンタ
装置に出力する機能と、生成した書式オーバレイデータ
を登録・読み出し手段12を利用して書式オーバレイデ
ータ保存部10に格納する機能とを有する。
【0026】書式オーバレイデータ検索手段11は、書
式オーバレイデータ保存部10を検索することにより、
出力先のプリンタ装置に出力すべき書式オーバレイデー
タが書式オーバレイデータ保存部10に格納されている
か否かを確認し、確認結果を書式オーバレイデータ生成
制御手段8に通知する機能を有する。
【0027】登録・読み出し手段12は、書式オーバレ
イデータ生成制御手段8によって指示された書式オーバ
レイデータを書式オーバレイデータ保存部10から読み
出して書式オーバレイデータ生成制御手段8に渡す機能
と、書式オーバレイデータ生成手段9−1〜9−Nから
渡された書式オーバレイデータを書式オーバレイデータ
保存部10に格納する機能とを有する。
【0028】アプリケーションプログラム13は、ファ
イルオープン要求時に、書式オーバレイデータ生成制御
手段8に対して帳票の出力先のプリンタ装置の名前及び
帳票出力に使用する書式オーバレイデータに対応する書
式オーバレイ中間データの名前を通知する機能,帳票の
固定部分のデータをプリンタ装置に出力する機能等を有
する。ここで、使用する書式オーバレイデータに対応す
る書式オーバレイ中間データの名前及び出力先のプリン
タ装置の名前は、例えば、アプリケーションプログラム
13中の、プリンタ装置へ出力するデータを格納するフ
ァイルを定義する部分に組み込んでおき、ファイルオー
プン要求時に、アプリケーションプログラム13は上記
組み込まれている書式オーバレイ中間データの名前及び
プリンタ装置の名前を書式オーバレイデータ生成制御手
段8に通知する。
【0029】図3,図4は本実施例の処理例を示す流れ
図であり、以下各図を参照して本実施例の動作を説明す
る。
【0030】利用者は、テキストエディタ4を利用して
作成した帳票設計言語による書式オーバレイソースデー
タ51を記憶装置5に格納すると、入力装置2を用いて
書式オーバレイ中間データ生成手段6に対し、書式オー
バレイソースデータ51を中間形式の書式オーバレイ中
間データに変換することを指示する。これにより、書式
オーバレイ中間データ生成手段6は、書式オーバレイソ
ースデータ51を記憶装置5から読み込み、読み込んだ
書式オーバレイソースデータ51に基づいて中間形式の
書式オーバレイ中間データ52を生成して記憶装置5に
格納する。即ち、書式オーバレイ中間データ生成手段6
は、書式オーバレイソースデータ51の内の、最終形式
が全てのプリンタ装置1−1〜1−Nで同一となる部分
は最終形式に変換し、最終形式が各プリンタ装置1−1
〜1−Nで同一とならない部分はそのまま、或いは所定
の変換を行うことにより、汎用データ521と記号化デ
ータ522とから構成される図2に示すような書式オー
バレイ中間データ52を生成する。
【0031】また、利用者は、書式オーバレイ中間デー
タ生成手段6を用いて生成した書式オーバレイ中間デー
タ52による書式イメージを確認したい場合は、入力装
置2を用いて書式オーバレイデータ表示手段7を起動
し、書式オーバレイ中間データ52の名前を書式オーバ
レイデータ表示手段7に入力する。これにより、書式オ
ーバレイデータ表示手段7は、記憶装置5から書式オー
バレイ中間データ52を読み込み、その書式イメージを
表示装置3に表示する。
【0032】また、利用者は、帳票を出力する場合に
は、アプリケーションプログラム13を起動する。帳票
の出力を行うアプリケーションプログラム13は、起動
されると、図3の流れ図に示すように、処理中扱うファ
イルのオープン要求を行い (ステップS1)、更に、書
式オーバレイデータ生成制御手段8に制御を渡し、使用
する書式オーバレイデータに対応する書式オーバレイ中
間データの名前及び出力先のプリンタ装置の名前(この
例では、プリンタ装置1−Nの名前とする)を通知する
(ステップS1,S2)。
【0033】書式オーバレイデータ生成制御手段8は、
アプリケーションプログラム13から制御が渡される
と、図4の流れ図に示すように、アプリケーションプロ
グラム13から送られてくる帳票出力に使用する書式オ
ーバレイデータに対応する書式オーバレイ中間データの
名前及び出力先のプリンタ装置1−Nの名前を受信する
(ステップS11)。その後、書式オーバレイデータ生
成制御手段8は、受信した名前によって示される出力先
のプリンタ装置1−Nに対する最終形式の書式オーバレ
イデータが書式オーバレイデータ保存部10に格納され
ているか否かを書式オーバレイデータ検索手段11を利
用して確認する (ステップS12)。このステップS1
2の処理を詳しく説明すると、書式オーバレイデータ生
成制御手段8は、使用する書式オーバレイデータに対応
する書式オーバレイ中間データの名前及び出力先のプリ
ンタ装置1−Nの名前を渡して書式オーバレイデータ検
索手段11を起動する。書式オーバレイデータ検索手段
11では、上記書式オーバレイ中間データ,プリンタ装
置1−Nの名前に対応する書式オーバレイデータが書式
オーバレイデータ保存部10に存在するか否かを検索
し、検索結果を書式オーバレイデータ生成制御手段8に
通知し、書式オーバレイデータ生成制御手段8では、こ
の通知に基づいて出力先のプリンタ装置1−Nに対応す
る最終形式の書式オーバレイデータが書式オーバレイデ
ータ保存部10に存在しているか否かを確認する。
【0034】そして、出力先のプリンタ装置1−Nに対
応する最終形式の書式オーバレイデータが書式オーバレ
イデータ保存部10に存在していると判断した場合 (ス
テップS13がYES)は、書式オーバレイデータ生成
制御手段8は、登録・読み出し手段12を利用して、そ
の書式オーバレイデータを書式オーバレイデータ保存部
10から読み出し (ステップS18)、更に読み出した
書式オーバレイデータを帳票の出力先のプリンタ装置1
−Nに出力し、その後、制御をアプリケーションプログ
ラム13に戻す (ステップS17)。出力先のプリンタ
装置1−Nでは、書式オーバレイデータ生成制御手段8
から渡された書式オーバレイデータを内部に登録してお
き、出力データがアプリケーションプログラム13から
渡された時、出力データと書式オーバレイデータとを合
成して印字する。
【0035】また、出力先のプリンタ装置1−Nに対応
する最終形式の書式オーバレイデータが書式オーバレイ
データ保存部10に存在していないと判断した場合 (ス
テップS13がNO)は、新たに出力先のプリンタ装置
1−Nに対する最終形式の書式オーバレイデータを生成
する必要があるため、書式オーバレイデータ生成制御手
段8は、書式オーバレイデータ生成手段9−1〜9−N
の中から出力先のプリンタ装置1−Nに対応する書式オ
ーバレイデータ生成手段9−Nに帳票出力に使用する書
式オーバレイデータに対応する書式オーバレイ中間デー
タの名前を渡して書式オーバレイデータ生成手段9−N
に制御を渡す (ステップS14)。
【0036】これにより、書式オーバレイデータ生成手
段9−Nは、記憶装置5から上記名前の書式オーバレイ
中間データ(書式オーバレイ中間データ52とする)を
読み込み、読み込んだ書式オーバレイ中間データ52に
基づいて出力先のプリンタ装置1−Nに合った最終形式
の書式オーバレイデータを生成する (ステップS1
5)。
【0037】その後、書式オーバレイデータ生成手段9
−Nは、生成した書式オーバレイデータを登録・読み出
し手段12を利用して書式オーバレイデータ保存部10
に登録すると共に、出力先のプリンタ装置1−Nにも登
録し、制御を書式オーバレイデータ生成制御手段8に戻
し、書式オーバレイデータ生成制御手段8は制御をアプ
リケーションプログラム13に戻す (ステップS16,
S17)。尚、書式オーバレイデータ保存部10に新た
に生成した書式オーバレイデータを登録する際、書式オ
ーバレイデータ生成手段9−Nは、その書式オーバレイ
データが、どのプリンタ装置に対する、どのような名前
の書式オーバレイ中間データに対応する書式オーバレイ
データなのかを示す識別子も併せて登録しておく。
【0038】アプリケーションプログラム13は、書式
オーバレイデータ生成制御手段8から制御が戻される
と、オープン要求を行ったファイルに対してデータを書
き込む等のアプリケーション処理,上記ファイルに書き
込んだデータをプリンタ装置に出力する出力データの印
字処理を行う (ステップS3,S4)。上記した処理が
終了すると、アプリケーションプログラム13は、処理
中扱ったファイルのクローズ要求を行った後 (ステップ
S5)、その処理を終了する。
【0039】次に、図5〜図7を用いて中間形式の書式
オーバレイ中間データに基づいて最終形式の書式オーバ
レイデータを生成する処理について詳しく説明する。
【0040】図5は汎用データ521と記号化データ5
22とから構成される中間形式の書式オーバレイ中間デ
ータ52の内容例を示した図である。既に述べたよう
に、汎用データ521は、そのままの形で全てのプリン
タ装置1−1〜1−Nが処理できるデータであり、記号
化データ522はそのままの形ではプリンタ装置が処理
できない記号化されたデータである。この図5の例は、
汎用データ521として文字の大きさと文字コードとを
挙げ、記号化データ522として属性,種類,行開始位
置,欄開始位置,大きさから構成され、縦罫線を第1
行,第1欄から第10行目まで引くことを示す罫線デー
タ「line,v,1,1,10」を挙げている。
【0041】今、プリンタ装置1−1が罫線を印字する
ための罫線印字機能を持っており、プリンタ装置1−2
が罫線印字機能を持っていないとする。
【0042】このような場合、プリンタ装置1−1に対
応する書式オーバレイデータ生成手段9−1では、図5
に示す書式オーバレイ中間データ52に基づいて図6に
示すような最終形式の書式オーバレイデータ52aを生
成し、プリンタ装置1−2に対応する書式オーバレイデ
ータ生成手段9−2では、図5に示す書式オーバレイ中
間データ52に基づいて図7に示すような最終形式の書
式オーバレイデータ52bを生成する。
【0043】即ち、プリンタ装置1−1に対応する書式
オーバレイデータ生成手段9−1では、汎用データ52
1と、データ522aとから構成される書式オーバレイ
データ52aを生成する。ここで、データ522aは、
縦罫線印字,行開始位置,欄開始位置,大きさから構成
され、プリンタ装置1−1の仕様に合致するものであ
る。
【0044】また、プリンタ装置1−2に対応する書式
オーバレイデータ生成手段9−2では、汎用データ52
1と、データ522b−1〜データ522b−10とか
ら構成される書式オーバレイデータ52bを生成する。
データ522b−1〜522b−10は、罫線文字を印
字させるためのデータである。即ち、プリンタ装置1−
2は、罫線印字機能を備えていないため、書式オーバレ
イデータ生成手段9−2は罫線文字を利用して縦罫線を
引くデータ522b−1〜522b−10を生成する。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、書式オー
バレイ中間データ生成手段によって生成した中間形式の
書式オーバレイ中間データを記憶装置に格納しておき、
プリンタ装置に書式オーバレイデータを出力することが
必要になった場合は、書式オーバレイデータ生成手段が
記憶装置に格納されている書式オーバレイ中間データに
基づいて出力先のプリンタ装置に合った書式オーバレイ
データを生成して出力先のプリンタ装置に出力するもの
であるので、各プリンタ装置毎に書式オーバレイデータ
を予め生成しておく必要がなくなる効果がある。また、
書式オーバレイデータを予め生成しておく必要がないの
で、帳票の固定部分の変更にも容易に対処することが可
能になる。更に、中間形式の書式オーバレイ中間データ
に基づいて出力先のプリンタ装置の合った形式の書式オ
ーバレイデータを生成するようにしているので、書式オ
ーバレイソースデータから書式オーバレイデータを生成
する場合に比較して、書式オーバレイデータを短時間で
生成できる効果もある。
【0046】また、本発明は、書式オーバレイデータ生
成手段が生成した書式オーバレイデータを書式オーバレ
イデータ保存部に保存しておき、プリンタ装置に書式オ
ーバレイデータを出力する際、書式オーバレイデータ保
存部に出力先のプリンタ装置に対応する書式オーバレイ
データが保存されている場合は、その書式オーバレイデ
ータを出力先のプリンタ装置に出力するので、書式オー
バレイデータを出力先のプリンタ装置に高速に出力する
ことができる効果がある。
【0047】更に、本発明は、記憶装置に格納されてい
る書式オーバレイ中間データによって示される書式イメ
ージを表示装置に表示する書式オーバレイデータ表示手
段を備えているので、書式イメージを容易に確認するこ
とができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のブロック図である。
【図2】書式オーバレイ中間データ52の構成例を示す
図である。
【図3】実施例の処理例を示す流れ図である。
【図4】実施例の処理例を示す流れ図である。
【図5】書式オーバレイ中間データ52の内容例を示す
図である。
【図6】書式オーバレイ中間データ52に基づいて生成
される、罫線印字機能を備えているプリンタ装置に対応
する書式オーバレイデータ52aの内容例を示す図であ
る。
【図7】書式オーバレイ中間データ52に基づいて生成
される、罫線印字機能を備えていないプリンタ装置に対
応する書式オーバレイデータ52bの内容例を示す図で
ある。
【符号の説明】
1−1〜1−N…プリンタ装置 2…入力装置 3…表示装置 4…テキストエディタ 5…記憶装置 51…書式オーバレイソースデータ 52…書式オーバレイ中間データ 6…書式オーバレイ中間データ生成手段 7…書式オーバレイデータ表示手段 8…書式オーバレイデータ生成制御手段 9−1〜9−N…書式オーバレイデータ生成手段 10…書式オーバレイデータ保存部 11…書式オーバレイデータ検索手段 12…登録・読み出し手段 13…アプリケーションプログラム

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 書式オーバレイ機能を有する複数台のプ
    リンタ装置を備えたシステムに於いて、 書式オーバレイソースデータの内、少なくともプリンタ
    装置に出力するときの形式である最終形式が前記各プリ
    ンタ装置で同一となる部分を最終形式に変換した、中間
    形式の書式オーバレイ中間データを生成する書式オーバ
    レイ中間データ生成手段と、 該書式オーバレイ中間データ生成手段で生成された書式
    オーバレイ中間データが格納される記憶装置と、 該記憶装置に格納されている書式オーバレイ中間データ
    に基づいて出力先のプリンタ装置に合った形式の書式オ
    ーバレイデータを生成し、前記出力先のプリンタ装置に
    出力する書式オーバレイデータ生成手段とを備えたこと
    を特徴とする書式オーバレイデータ生成・制御装置。
  2. 【請求項2】 書式オーバレイデータ保存部と、 前記書式オーバレイデータ生成手段で生成された書式オ
    ーバレイデータを前記書式オーバレイデータ保存部に登
    録する登録・読み出し手段と、 出力先のプリンタ装置で必要な書式オーバレイデータを
    前記書式オーバレイデータ保存部から検索する書式オー
    バレイデータ検索手段とを備え、 該書式オーバレイデータ検索手段で該当する書式オーバ
    レイデータが検索されたときはその書式オーバレイデー
    タを出力先のプリンタ装置に出力し、検索されなかった
    ときは前記書式オーバレイデータ生成手段で生成した書
    式オーバレイデータを出力先のプリンタ装置に出力する
    と共に前記登録・読み出し手段によって前記書式オーバ
    レイデータ保存部に保存することを特徴とする請求項1
    記載の書式オーバレイデータ生成・制御装置。
  3. 【請求項3】 表示装置と、 前記記憶装置に格納されている書式オーバレイ中間デー
    タによって示される書式イメージを前記表示装置に表示
    する書式オーバレイデータ表示手段とを備えたことを特
    徴とする請求項2記載の書式オーバレイデータ生成・制
    御装置。
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JPH03248223A (ja) * 1990-02-27 1991-11-06 Oki Electric Ind Co Ltd 帳票プリントシステム
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