JP2832945B2 - 偏平型電池 - Google Patents
偏平型電池Info
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- JP2832945B2 JP2832945B2 JP63165095A JP16509588A JP2832945B2 JP 2832945 B2 JP2832945 B2 JP 2832945B2 JP 63165095 A JP63165095 A JP 63165095A JP 16509588 A JP16509588 A JP 16509588A JP 2832945 B2 JP2832945 B2 JP 2832945B2
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- JP
- Japan
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- electrode plate
- battery
- plastic sheet
- card
- flat
- Prior art date
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M6/00—Primary cells; Manufacture thereof
- H01M6/04—Cells with aqueous electrolyte
- H01M6/06—Dry cells, i.e. cells wherein the electrolyte is rendered non-fluid
- H01M6/12—Dry cells, i.e. cells wherein the electrolyte is rendered non-fluid with flat electrodes
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ICカードや，社員証カード，又は識別カ
ード（Tag）等に封入して使用する際に好適な超薄型の
偏平型電池に関するものである。
ード（Tag）等に封入して使用する際に好適な超薄型の
偏平型電池に関するものである。
本発明の偏平型電池は、電圧を取り出すための電極に
リード電極部を設け、このリード電極部が電池の外形よ
り異なる方向に突出するように構成されている。そのた
め、例えば、ICカード，又はメモリカード等のIC回路に
電圧を供給する際に、該IC回路を実装しているプリント
基板の配線パターンに直接接続することができる。
リード電極部を設け、このリード電極部が電池の外形よ
り異なる方向に突出するように構成されている。そのた
め、例えば、ICカード，又はメモリカード等のIC回路に
電圧を供給する際に、該IC回路を実装しているプリント
基板の配線パターンに直接接続することができる。
磁気ストライプに個人の識別情報等を記録している磁
気カードに対して、より大容量の情報を記録し、又は、
その記録情報が書き換えられるようにしたIC回路が内蔵
されている各種のカードが例えば、特開昭62−26592号
公報，又は特開昭59−112376号公報にみられるように実
用化されている。
気カードに対して、より大容量の情報を記録し、又は、
その記録情報が書き換えられるようにしたIC回路が内蔵
されている各種のカードが例えば、特開昭62−26592号
公報，又は特開昭59−112376号公報にみられるように実
用化されている。
IC回路が内蔵されている各種のカードとしては、銀行
口座から金銭を受け取るようなキャッシュカード，特定
の人間を識別するための社員証カード，物品を購入する
ことがクレジットカード，特定の荷物に取り付け、その
行き先等を指定するタグカード等が開発されているが、
これらのカードは少なくとも内部に情報を書き込み、又
は記憶しているICメモリ（RAM）が必要とされる。
口座から金銭を受け取るようなキャッシュカード，特定
の人間を識別するための社員証カード，物品を購入する
ことがクレジットカード，特定の荷物に取り付け、その
行き先等を指定するタグカード等が開発されているが、
これらのカードは少なくとも内部に情報を書き込み、又
は記憶しているICメモリ（RAM）が必要とされる。
そのため、ICメモリを制御するための電源，又は、IC
メモリのバックアップ電源が必要になる。
メモリのバックアップ電源が必要になる。
電源はICカードの使用時に外部から供給することも可
能であるが、特にICメモリの記憶情報を保持するために
は、ICカード内に超薄型の電池を設ける必要がある。
能であるが、特にICメモリの記憶情報を保持するために
は、ICカード内に超薄型の電池を設ける必要がある。
このような電池としては、一般に、偏平な水銀電池を
使用することが考えられるが、カードの厚みが1mm以下
にするためには、通常、ペーパー電池と呼ばれる超薄型
の電池が使用されることになる。
使用することが考えられるが、カードの厚みが1mm以下
にするためには、通常、ペーパー電池と呼ばれる超薄型
の電池が使用されることになる。
第４図はかかる超薄型の電池の外形を示したもので、
１は薄い金属板で形成されている＋側の電極板、２はセ
パレータ、３は＋側の電極板１とセパレータ２を介して
対接している−側の電極板である。
１は薄い金属板で形成されている＋側の電極板、２はセ
パレータ、３は＋側の電極板１とセパレータ２を介して
対接している−側の電極板である。
このような電池は、超薄型とすることが可能であり、
ICカード等に内蔵する際に好適であるが電極面が平板の
表側，及び裏側に形成されているため、IC回路基板にセ
ットし、電源パターンに接続する際に配線作業が困難で
あり、かつ組立て作業が煩雑になるという問題があっ
た。
ICカード等に内蔵する際に好適であるが電極面が平板の
表側，及び裏側に形成されているため、IC回路基板にセ
ットし、電源パターンに接続する際に配線作業が困難で
あり、かつ組立て作業が煩雑になるという問題があっ
た。
本発明の扁平型電池はかかる問題点に鑑みてなされた
もので、プラスチックシートの表面に正の電極板と負の
電極板とがスクリーン印刷又は金属箔によって形成され
ており、上記正の電極板と、負の電極板の表面にそれぞ
れ電池活性剤を塗布した後、上記正の電極板と負の電極
板とが、間に電解液を浸透したセパレータを挟んで対向
するように上記プラスチックシートを折り曲げ、このと
きに上記正の電極板、及び負の電極板の一部を上記プラ
スチックシートの外形から重ならないように突出して電
極を構成したものである。
もので、プラスチックシートの表面に正の電極板と負の
電極板とがスクリーン印刷又は金属箔によって形成され
ており、上記正の電極板と、負の電極板の表面にそれぞ
れ電池活性剤を塗布した後、上記正の電極板と負の電極
板とが、間に電解液を浸透したセパレータを挟んで対向
するように上記プラスチックシートを折り曲げ、このと
きに上記正の電極板、及び負の電極板の一部を上記プラ
スチックシートの外形から重ならないように突出して電
極を構成したものである。
プラスチックシート等に電池の電極板をスクリーン印
刷その他によって形成し、この電極板に適当な活性剤を
塗布したのち、セパレータを介して折り曲げることによ
り電池を形成しているため、量産性に優れた偏平型の電
池が形成できる。
刷その他によって形成し、この電極板に適当な活性剤を
塗布したのち、セパレータを介して折り曲げることによ
り電池を形成しているため、量産性に優れた偏平型の電
池が形成できる。
又、電極板の一部が電池の外形より突出しているた
め、このリード電極部をプリント配線基板等に、直接半
田付け等によって接続することが可能になる。
め、このリード電極部をプリント配線基板等に、直接半
田付け等によって接続することが可能になる。
第１図は本発明の偏平型電池の一実施例を断面図とし
たもので、10は電池の外面となるプラスチックシート、
11,12は前記プラスチックシート10の内面に形成されて
いる（＋）電極板と（−）電極板、13は電解液を含浸し
たセパレータである。
たもので、10は電池の外面となるプラスチックシート、
11,12は前記プラスチックシート10の内面に形成されて
いる（＋）電極板と（−）電極板、13は電解液を含浸し
たセパレータである。
14,15は前記セパレータ13と（＋）電極板11及び
（−）電極板12の中間に充填されている合剤（MnO2）
と、ゲル状の亜鉛電極を示す。
（−）電極板12の中間に充填されている合剤（MnO2）
と、ゲル状の亜鉛電極を示す。
なお、11Aと12Aは（＋）電極板11,及び（−）電極板1
2の一部を突出して形成したリード電極部を示し、この
リード電極部11A,12Aは後述するように相互に重なるこ
とがないような位置に引き出されている。
2の一部を突出して形成したリード電極部を示し、この
リード電極部11A,12Aは後述するように相互に重なるこ
とがないような位置に引き出されている。
第２図は前記第１図に示した偏平型電池の展開図を示
したもので、プラスチックシート10の内面には（＋）電
極板11と、（−）電極板12が金属箔の貼り付け又は導電
性材料の印刷等で形成されている。
したもので、プラスチックシート10の内面には（＋）電
極板11と、（−）電極板12が金属箔の貼り付け又は導電
性材料の印刷等で形成されている。
そして、この（＋）電極面，及び（−）電極面に電池
活性物質であるゲル状のMnO2，及びZnをスクリーン印刷
等によって塗布し、Znc12等が含侵されセパレータ13を
挟んで、Ａ−Ｂ線で矢印方向に折り曲げることにより超
薄型の電池が形成される。
活性物質であるゲル状のMnO2，及びZnをスクリーン印刷
等によって塗布し、Znc12等が含侵されセパレータ13を
挟んで、Ａ−Ｂ線で矢印方向に折り曲げることにより超
薄型の電池が形成される。
この偏平型の電池は厚さが0.5mm程度とすることがで
き、例えば、IC回路等が実装されているプリント配線基
板上に載せて、直接リード電極部11A,12Aを配線パター
ンに接続することが可能である。
き、例えば、IC回路等が実装されているプリント配線基
板上に載せて、直接リード電極部11A,12Aを配線パター
ンに接続することが可能である。
第３図はかかる偏平型電池をICカードの基板20に装着
したときの一例を斜視図としたもので、偏平型の電池21
の（＋）側リード電極21A及び（−）側リード電極21Bは
基板20の配線パターン22A,22Bのランドに合致するよう
に形成されており、直接半田付け又は導電性のボンドで
接続されている。
したときの一例を斜視図としたもので、偏平型の電池21
の（＋）側リード電極21A及び（−）側リード電極21Bは
基板20の配線パターン22A,22Bのランドに合致するよう
に形成されており、直接半田付け又は導電性のボンドで
接続されている。
23はIC回路を示し、24は電磁波を送受することができ
るアンテナパターンを示している。
るアンテナパターンを示している。
なお、偏平型の電池21は（＋）側リード電極21A,及び
（−）側のリード電極21Bは外形の異なる辺に位置する
ように形成することも可能であり、又、リード電極の双
方の形状を異ならせることによって電池の極性が簡単に
識別できるようにすることが好ましい。
（−）側のリード電極21Bは外形の異なる辺に位置する
ように形成することも可能であり、又、リード電極の双
方の形状を異ならせることによって電池の極性が簡単に
識別できるようにすることが好ましい。
さらに、電池を構成する電解液や物質は実施例のもの
に限定されることなく他の導電材料及び活性剤を使用し
てもよい。
に限定されることなく他の導電材料及び活性剤を使用し
てもよい。
以上の実施例では、ICカードに使用する場合について
説明したが、偏平型の電子機器であれば本願発明の電池
が有用であることはいうまでもない。
説明したが、偏平型の電子機器であれば本願発明の電池
が有用であることはいうまでもない。
以上説明したように、本発明の偏平型電池は、電圧を
取り出すためのリード電極が電池の外形から平面方向に
突出し、かつ、互いに重ならない位置とされているか
ら、特に、プリント配線基板等に簡単に装着して薄型の
電子機器を構成する際にきわめて実益が高いものにな
る。
取り出すためのリード電極が電池の外形から平面方向に
突出し、かつ、互いに重ならない位置とされているか
ら、特に、プリント配線基板等に簡単に装着して薄型の
電子機器を構成する際にきわめて実益が高いものにな
る。
又、プラスチックのシート状を折り曲げることによっ
て簡単に構成できるため量産性に富み、コストダウンを
はかることができる等の効果を奏する。
て簡単に構成できるため量産性に富み、コストダウンを
はかることができる等の効果を奏する。
第１図は本発明の偏平型電池の一実施例を示す断面図、
第２図は第１図の展開図、第３図は偏平型電池をICカー
ドに利用したときの概要図、第４図は従来のペーパー電
池の概要図である。 図中、10はプラスチックシート、11,12は電極板、11A,1
2Aはリード電極部、13はセパレータを示す。
第２図は第１図の展開図、第３図は偏平型電池をICカー
ドに利用したときの概要図、第４図は従来のペーパー電
池の概要図である。 図中、10はプラスチックシート、11,12は電極板、11A,1
2Aはリード電極部、13はセパレータを示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) H01M 6/12 B42D 15/10 521 G06K 19/00
Claims (1)
- 【請求項１】プラスチックシートの表面に正の電極板と
負の電極板とがスクリーン印刷又は金属箔によって形成
されており、 上記正の電極板と、負の電極板の表面にそれぞれ電池活
性剤を塗布した後、上記正の電極板と、負の電極板と
が、間に電解液を浸透したセパレータを挟んで対向する
ように上記プラスチックシートを折り曲げ、このとき
に、上記正の電極板、及び負の電極板の一部を上記プラ
スチックシートの外形から重ならないように突出して電
極を構成することを特徴とする偏平型電池。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63165095A JP2832945B2 (ja) | 1988-07-04 | 1988-07-04 | 偏平型電池 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63165095A JP2832945B2 (ja) | 1988-07-04 | 1988-07-04 | 偏平型電池 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0215565A JPH0215565A (ja) | 1990-01-19 |
| JP2832945B2 true JP2832945B2 (ja) | 1998-12-09 |
Family
ID=15805791
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63165095A Expired - Fee Related JP2832945B2 (ja) | 1988-07-04 | 1988-07-04 | 偏平型電池 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2832945B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62226575A (ja) * | 1986-03-27 | 1987-10-05 | Toshiba Battery Co Ltd | 扁平形電池 |
-
1988
- 1988-07-04 JP JP63165095A patent/JP2832945B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0215565A (ja) | 1990-01-19 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |