JP2832935B2 - 内燃機関用点火コイル - Google Patents

内燃機関用点火コイル

Info

Publication number
JP2832935B2
JP2832935B2 JP62229277A JP22927787A JP2832935B2 JP 2832935 B2 JP2832935 B2 JP 2832935B2 JP 62229277 A JP62229277 A JP 62229277A JP 22927787 A JP22927787 A JP 22927787A JP 2832935 B2 JP2832935 B2 JP 2832935B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insulating case
capacitor
coil
ignition coil
noise
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62229277A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6472515A (en
Inventor
政美 小島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP62229277A priority Critical patent/JP2832935B2/ja
Publication of JPS6472515A publication Critical patent/JPS6472515A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2832935B2 publication Critical patent/JP2832935B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 (産業上の利用分野) この発明は内燃機関用点火コイルに係り、詳しくは電
源側のノイズを吸収する雑音防止用コンデンサを設けた
点火コイルに関するものである。 (従来の技術) 従来、第3図に示すように、例えば絶縁ケース22内に
一次コイル及び二次コイル(図示略)を備えた内燃機関
用点火コイル21を自動車に装着する場合には、絶縁ケー
ス22の外側に電源のノイズを吸収するための雑音防止用
コンデンサ23がボルト24により取付けられるようになっ
ている。又、一般に前記点火コイル21の一次コイルは結
線の信頼性を向上するためにコネクタ化されているた
め、前記コンデンサ23は露出した配線25により点火コイ
ルの電源端子に接続されている。 (発明が解決しようとする問題点) ところが、上記したように従来の内燃機関用点火コイ
ル21では自動車への装着時にコンデンサ23を同時に組付
けることにより工数が増加し、作業能率が低下するとと
もに、コンデンサ23を電源に結線するための配線25が露
出するという問題点がある。 この発明は上記問題点を解決するためになされたもの
であって、その目的は一次コイルと二次コイルとを配設
した絶縁ケース内に隔壁により収容室を形成し、その収
容室に雑音防止用コンデンサを配設して、自動車への装
着時における工数を低減して作業能率を向上できるとと
もに、配線を外部に露出させることのない内燃機関用点
火コイルを提供するにある。 発明の構成 (問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、本発明の内燃機関用点
火コイルは、電源に接続される低圧側の一次コイルと高
電圧を発生する二次コイルとを配設した絶縁ケース内に
対して隔壁により同絶縁ケースと同方向に開口する収容
室を形成し、その収容室に電源側のノイズを吸収するた
めの雑音防止用コンデンサを配設し、絶縁ケースの周壁
には絶縁ケースを他の部材に取り付けるための取付孔を
設け、同取付孔と前記収容室間における絶縁ケース内に
はアース線を埋設し、同アース線の一端を前記取付孔側
に露出配置するとともに、他端を前記雑音防止用コンデ
ンサに接続したことをその要旨としている。 (作用及び効果) 点火コイル内に雑音防止用コンデンサを配設してある
ので、この点火コイルの自動車への装着時におけるコン
デンサ取付工程を省略して作業能率を向上できるととも
に、コンデンサの電源側への結線を絶縁ケース内におい
て一次コイル用の端子に施せばよいため、点火コイルの
外部に露出した配線をなくすことができる。又、絶縁ケ
ース内に隔壁により形成した収容室に雑音防止用コンデ
ンサを配設したので、高電圧を発生する二次コイルとの
絶縁を確実にとることができる。 又、収容室は絶縁ケースと同方向に開口しているた
め、雑音防止用コンデンサを収納している収容室と、点
火コイルを収納している絶縁ケース内空間に対して1回
で充填材を注入して固化することにより、点火コイル
と、雑音防止用コンデンサの絶縁及び固定を完了するこ
とができる。 又、雑音防止用コンデンサの端子を、絶縁ケース内に
埋設され、取付孔側に一端が露出したアース線に接続し
ているため、この取付孔に対してボルト等の取付け部材
を挿通することにより、絶縁ケースを他の部材に取り付
ければ、アース線は電気的に他の部材に接続することが
できる。 (実施例) 以下、この発明を具体化した一実施例を第1,2図に基
づいて説明する。 第1図に示すように、上面を開放した合成樹脂製の絶
縁ケース1は、底壁2と、同底壁2の外周寄りに設けら
れた周壁3とからなり、底壁2の4つの角部には車体へ
の取付け用の取付孔としてのボルト挿通孔2bを有する脚
部2aが設けられ、周壁3の一側には切欠部3aが形成され
ている。 前記周壁の切欠部33aには1つの電源端子(プラス側
端子)4aと3つのマイナス側端子4b〜4dを備えた合成樹
脂製のコネクタ4が装着されている。このコネクタ4に
は各端子4a〜4dに接続された導電板4e〜4hが一体に設け
られている。 前記絶縁ケース1内には電源に接続される一次コイル
5と、同一次コイル5を挿入組付けした高電圧を発生す
る二次コイル6とからなる3組のコイルユニット7が収
容されており、各一次コイル5の一方の電極5aは前記コ
ネクタ4の導電板4eに接続されるとともに、他方の電極
5bはそれぞれ前記コネクタ4の各導電板4f〜4hに接続さ
れている。又、各二次コイル6の両電極6a,6bには高圧
端子8が装着されるようになっている。 前記絶縁ケース1内には周壁3の一部を延設した隔壁
9により収容室10が形成され、この収容室10内には電源
側のノイズを吸収するための雑音防止用コンデンサ11が
配設されている。そして、この雑音防止用コンデンサ11
の一方の端子11aは前記コネクタ4の導電板4eに接続さ
れ、他方の端子11bは前記底壁2に埋設され、かつ前記
脚部2aまで延びるアース線12に接続されている。このア
ース線12の端部は取付孔としてのボルト挿通孔2bの開口
部周縁に延出されて絶縁ケース1の表面に露出されると
ともに前記ボルト挿通孔2bと対応する位置にボルト挿通
孔12aが設けられている。 そして、上記のように絶縁ケース1にコネクタ4、3
つのコイルユニット7及び雑音防止用コンデンサ11を組
付けた後、第2図に示すように収容室10を含む周壁3内
にエポキシ樹脂等の充填材13を注入して熱硬化させる
と、本発明の点火コイルが完成する。 さて、本実施例では一次コイル5及び二次コイル6よ
りなるコイルユニット7を配設した絶縁ケース1内に隔
壁9により収容室10を形成し、この収容室10内に雑音防
止用コンデ11を配設してあるので、この点火コイルの自
動車への装着時におけるコンデンサ取付工程を省略して
作業能率を向上できるとともに、高電圧を発生する二次
コイル6との絶縁を隔壁9により確実にとることができ
る。 又、本実施例では雑音防止用コンデンサ11の端子11a
を絶縁ケース1内において電源端子4aに接続された導電
板4eに結線するようにしているので、点火コイルの外部
に露出した配線をなくすことができる。又、雑音防止用
コンデンサ11の端子11bを、絶縁ケース1に埋設され、
かつ、脚部2aまで延びるボルト挿通孔12aを備えたアー
ス線12に接続しているので、この点火コイルをボルトに
より車両側へ締付けることにより、アース線12は電気的
に接続されたことになり、コンデンサ11のアース側にお
いても点火コイルの外部に露出した配線をなくすことが
できる。 さらに、本実施例では雑音防止用コンデンサ11を隔壁
9により形成した収容室10に配設したので、隔壁9によ
りコイルユニット7を配設した部分の充填材13の熱収縮
による応力を雑音防止用コンデンサ11に作用させず、雑
音防止用コンデンサ11に作用する応力を収容室10内の充
填材13の熱収縮による応力のみとすることができ、雑音
防止用コンデンサ11を保護することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの発明を具体化した一実施例を示すものであ
って、充填材を充填する前の状態を示す平面図、第2図
は充填材を充填した後の部分破断平面図、第3図は従来
の内燃機関用点火コイルを示す部分正面図である。 図中、1は絶縁ケース、5は一次コイル、6は二次コイ
ル、9は隔壁、10は収容室、11は雑音防止用コンデンサ
である。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.電源に接続される低圧側の一次コイルと高電圧を発
    生する二次コイルとを配設した絶縁ケース内に対して隔
    壁により同絶縁ケースと同方向に開口する収容室を形成
    し、その収容室に電源側のノイズを吸収するための雑音
    防止用コンデンサを配設し、絶縁ケースの周壁には絶縁
    ケースを他の部材に取り付けるための取付孔を設け、同
    取付孔と前記収容室間における絶縁ケース内にはアース
    線を埋設し、同アース線の一端を前記取付孔側に露出配
    置するとともに、他端を前記雑音防止用コンデンサに接
    続したことを特徴とする内燃機関用点火コイル。
JP62229277A 1987-09-11 1987-09-11 内燃機関用点火コイル Expired - Lifetime JP2832935B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62229277A JP2832935B2 (ja) 1987-09-11 1987-09-11 内燃機関用点火コイル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62229277A JP2832935B2 (ja) 1987-09-11 1987-09-11 内燃機関用点火コイル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6472515A JPS6472515A (en) 1989-03-17
JP2832935B2 true JP2832935B2 (ja) 1998-12-09

Family

ID=16889591

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62229277A Expired - Lifetime JP2832935B2 (ja) 1987-09-11 1987-09-11 内燃機関用点火コイル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2832935B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014051926A (ja) * 2012-09-07 2014-03-20 Denso Corp 内燃機関用の点火コイル

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0810173Y2 (ja) * 1990-04-28 1996-03-27 東洋電装株式会社 エンジンの点火コイル装置
JP4501673B2 (ja) * 2004-12-16 2010-07-14 株式会社デンソー 点火コイル

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5053824A (ja) * 1973-09-14 1975-05-13
JPS5738904Y2 (ja) * 1977-06-20 1982-08-27
JPS5877168A (ja) * 1981-11-02 1983-05-10 Hitachi Ltd 6気筒用電子配電点火装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014051926A (ja) * 2012-09-07 2014-03-20 Denso Corp 内燃機関用の点火コイル

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6472515A (en) 1989-03-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5416459A (en) Ignition coil device for engine
KR100199300B1 (ko) 내연기관용 점화 코일 유닛
US5359982A (en) Ignitor for an internal combustion engine
JP2000199470A (ja) 内燃機関の点火装置
JP2832935B2 (ja) 内燃機関用点火コイル
US6348797B1 (en) Combustion state detecting apparatus for internal combustion engine
JPH0350625Y2 (ja)
JPH0810173Y2 (ja) エンジンの点火コイル装置
US20020171523A1 (en) Ignition oil
US7004155B2 (en) Ignition apparatus for internal combustion engine
JPH07272941A (ja) ノイズフィルタ
JP2827203B2 (ja) 内燃機関用点火装置
CN108630417B (zh) 内燃机用点火线圈
KR20210101517A (ko) 커넥터
JPH0612639Y2 (ja) 内燃機関用ノッキングセンサ
JP3508117B2 (ja) 内燃機関用点火コイル装置
JPH09126111A (ja) 内燃機関用点火装置
JPH0441254Y2 (ja)
JP2871155B2 (ja) 内燃機関用点火装置
US10995724B2 (en) Igniter assembly and igniter unit
JP3039423U (ja) 内燃機関用点火コイル
JPH0616997Y2 (ja) エンジンの点火装置
JP2021034671A (ja) 内燃機関用点火コイル
JP3074854B2 (ja) 内燃機関用点火装置の製造方法
JP3079730B2 (ja) 内燃機関用点火装置