JP2832751B2 - ディスクチャック機構の駆動機構 - Google Patents

ディスクチャック機構の駆動機構

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JP2832751B2
JP2832751B2 JP2326506A JP32650690A JP2832751B2 JP 2832751 B2 JP2832751 B2 JP 2832751B2 JP 2326506 A JP2326506 A JP 2326506A JP 32650690 A JP32650690 A JP 32650690A JP 2832751 B2 JP2832751 B2 JP 2832751B2
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magnetic disk
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chuck
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誠章 木村
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Hitachi Electronics Engineering Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、磁気ディスクなどのディスクチャック機
構のチャック動作に対する駆動機構に関する。
[従来の技術] 磁気ディスクは製造過程において検査装置により検査
される。最近においては磁気ディスクは小型化がますま
す進展し、これに対応して検査装置も小型化が必要とさ
れている。
第2図(a),(b)は、小型化された磁気ディスク
検査装置の側面図と、これに使用されているチャック機
構の1例の垂直断面図を示す。図(a)の検査装置の筐
体1は、内部が装着位置[A]と検査位置[B]とに区
分され、検査位置に検査部5が配設されている。これに
対してチャック機構2は移動可能とされ、装着位置にお
いて、筐体の上面に設けられた扉11より磁気ディスク3
が挿入されてチャック機構2にチャックされる。図
(b)はチャック機構の垂直断面図を示すもので、載置
シリンダ21と駆動モータ22の内部を中心軸23が貫通し、
中心軸は第1のスプリング24により下方に付勢されてい
る。中心軸の上端に押圧ヘッド251とチャック爪252より
なる押圧部25が固定され、エアシリンダ4の押圧により
中心軸、従って押圧部を上昇して載置シリンダに磁気デ
ィスク3を載置する。エアシリンダの押圧力を解放する
と、第1のスプリングにより押圧ヘッドが下降し、チャ
ック爪が矢印Cの方向に回転して磁気ディスクがチャッ
クされる。次に、チャック機構に対する移動機構6は、
図(a)に示すように筐体1の側板12と隔離板13の間に
駆動モータ63に直結したねじ棒61を設け、これにチャッ
ク機構に固定された移動子62が噛合する。駆動モータ63
の回転によりチャック機構は装着位置と検査位置の間を
移動する。移動機構により検査位置まで移動した磁気デ
ィスクは、駆動モータ22により回転して検査部5により
検査される。
以上により、上記の検査装置は検査部5とチャック機
構2とが同一の筐体1に収容されて装置全体が小型化さ
れるとともに、検査部に対して外光が遮断されて検査信
号のS/Nが向上し、塵埃の侵入が排除されて磁気ディス
クの汚染が防止されている。
[解決しようとする課題] 上記のチャック機構2においては、その中心軸23を押
圧するためにエアシリンダ4が使用されている。しか
し、エアシリンダの使用により筐体1はその分だけ高さ
が増す。また、検査装置を使用する場所にたまたま、エ
アシリンダに対するエア供給装置が設けられていない場
合がある。なお、上記チャック機構2は1例であって、
載置部と押圧部の構造がこれと異なるものもあるが、中
心軸を下降して押圧部により磁気ディスクを載置部にチ
ャックするものである限り、同様の問題がある。以上の
問題に対して、エアシリンダを使用せずに中心軸を押圧
し、または解放するチャック動作を行う駆動機構が望ま
しい。
この発明は、チャック機構が装着位置より検査位置に
移動する際の移動力に着目し、これを利用してチャック
機構のチャック動作を行う駆動機構を提供することを目
的とするものである。
[課題を解決するための手段] この発明は、筐体内を磁気ディスクを装着する装着位
置と、磁気ディスクに対する検査部が設けられた検査位
置とに区分し、磁気ディスクを載置して駆動モータによ
り回転する載置部と、スプリングにより下方に付勢され
た中心軸と、その上端に固定され、中心軸の下降によ
り、載置部に載置された磁気ディスクをチャックする押
圧部とよりなるチャック機構、およびチャック機構を装
着位置と検査位置との間に移動する移動機構とを設けて
構成された磁気ディスク検査装置における、チャック機
構の駆動機構である。筐体とチャック機構のそれぞれ
に、底面に斜面を有する作動具と取り付け板とを固定す
る。取り付け板に作動アームの中心を軸支してスプリン
グにより付勢し、作動アームの両端に、装着位置におい
て、それぞれ中心軸の下端を上方に押圧する押圧ローラ
ーと、作動具の斜面に接触する接触ローラーを軸支して
構成される。
[作用] 以上の構成による駆動機構の作用を説明すると、作動
アームの接触ローラーは、装置位置において、スプリン
グにより作動具の平面に接触する。装着位置で載置部に
磁気ディスクが載置され、チャック機構が移動機構によ
り装着位置から検査位置に移動すると、接触ローラーは
作動具の斜面に沿って上昇し、この反対に作動アームの
他端の押圧ローラーが下降して中心軸に対する押圧が解
放される。押圧が解放された中心軸は、これを下方に付
勢するスプリングにより下降し、その上端に固定された
押圧部が載置部に載置された磁気ディスクを押圧してチ
ャックする。このように、チャック機構に対する移動力
がチャック動作の駆動源とされ、エアシリンダなどの別
個の駆動源を必要とせず、筐体の高さを低くすることが
できる。
[実施例] 第1図(a),(b)は、この発明によるチャック機
構の駆動機構を適用した磁気ディスク検査装置の実施例
における側面図と駆動機構の斜視外観図を示す。図
(a)において、検査装置の筐体1は前記した第2図
(a),(b)のものと同様に、内部が装着位置[A]
と検査位置[B]に区分され、装着位置において被検査
の磁気ディスク3が装着されたチャック機構2は、移動
機構6により検査位置まで移動して検査部5により検査
される。チャック機構については第2図(b)により詳
述したが、チャック動作を要約すると、中心軸23の下端
を上方に押圧している押圧力の解放により、第1のスプ
リング24の付勢力により中心軸が下降し、その上端に固
定されている押圧部25により、載置シリンダ21に載置さ
れた磁気ディスク3がチャックされる。この発明におい
ては、チャック機構2の下部に中心軸23のチャック動作
を行う駆動機構7を設ける。図(b)は駆動機構の詳細
図を示す。図(a),(b)において、チャック機構の
ハウジング221に取り付け板71を固定し、これに作動ア
ーム72の中心点73を軸支して第2のスプリング76により
反時計方向に付勢する。作動アームの一端に押圧ローラ
ー74を軸支し、他端に接触ローラー75を軸支する。接触
ローラーに対応して筐体の側板12に、底面が平面771に
続いて斜面771をなす作動具77を固定する。装着位置
[A]において第2のスプリングにより接触ローラーが
平面771に接触したとき、押圧ローラーが中心軸の下端
に固定された回転輪26を上方に押圧するように、回転輪
または平面の高さを調整する。また、押圧ローラー74は
2個のローラーを1組とし、回転する回転輪に接触した
とき2個のローラーが互いに反対方向に回転して中心軸
の回転に支障しないようにする。次に、図(a)の移動
機構6は第2図(a)とほぼ同様に、筐体の側板12と隔
離板13の間に設けられたねじ棒61と、ハウジング221に
固定された移動子62とが噛合し、駆動モータ63の回転に
よりチャック機構2が装着位置[A]と検査位置[B]
の間を移動する。駆動機構7のチャック動作を述べる
と、装着位置において作動具の平面771に接触している
接触ローラーは、チャック機構の移動により斜面772に
沿って上昇し、その反対に押圧ローラーは下降して回転
輪26に対する押圧力が解放され、これにより第1のスプ
リング24により中心軸23が下降し、前記した動作に従っ
て磁気ディスク3がチャックされる。このチャック動作
はチャック機構の移動中に終了し、検査位置に移動した
磁気ディスク3は駆動モータ22により回転されて検査部
5により検査される。検査が終了するとチャック機構は
装着位置に戻って磁気ディスクが交換され、再び上記の
動作が繰り返される。
[発明の効果] 以上の説明により明らかなように、この発明による駆
動機構においては、チャック機構が装着位置から検査位
置に移動するとき、作動アームの一端の接触ローラーが
スプリングにより作動具の斜面に沿って上昇し、これと
反対に他端の押圧ローラーが下降することにより中心軸
に対する押圧が解放され、中心軸はスプリングの付勢力
により下降し、その上端に固定された押圧部が載置部に
載置された磁気ディスクをチャックするもので、チャッ
ク機構に対する移動力がチャック動作の駆動源とされて
エアシリンダを必要としないので、筐体の高さがかなり
低くできて検査装置の小型化に寄与するとともに、これ
をエア供給装置のない任意の場所で使用できる効果には
大きいものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)および(b)は、この発明によるチャック
機構の駆動機構を適用した磁気ディスク検査装置の実施
例における側面図と駆動機構の斜視外観図、第2図
(a)および(b)は、この発明が対象とする小型化さ
れた磁気ディスク検査装置の側面図およびチャック機構
の1例の垂直断面図である。 1…磁気ディスク検査装置の筐体、11…扉、12…側板、
13…隔離板、2…チャック機構、21……載置シリンダ、
22…駆動モータ、221…ハウジング、23…中心軸、24…
第1のスプリング、25…押圧部、251…押圧ヘッド、252
…チャック爪、26…回転輪、3…磁気ディスク、4…エ
アシリンダ、5…検査部、6…移動機構、61…ねじ棒、
62…移動子、63…駆動モータ、7…駆動機構、71…取り
付け板、72…作動アーム、73…作動アームの中心点、74
…押圧ローラー、75…接触ローラー、76…第2のスプリ
ング、77…作動具、771…平面、772…斜面、[A]…装
着位置、[B]…検査位置。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筐体内を磁気ディスクを装着する装着位置
    と、該磁気ディスクに対する検査部が設けられた検査位
    置とに区分し、磁気ディスクを載置して駆動モータによ
    り回転する載置部、スプリングにより下方に付勢された
    中心軸と、該中心軸の上端に固定され、該中心軸の下降
    により、該載置部に載置された磁気ディスクをチャック
    する押圧部とよりなるチャック機構、および該チャック
    機構を前記装着位置と検査位置との間で移動する移動機
    構を設けて構成された磁気ディスク検査装置において、
    前記筐体とチャック機構のそれぞれに、底面に斜面を有
    する作動具と取り付け板を固定し、該取り付け板に作動
    アームの中心を軸支してスプリングにより付勢し、該作
    動アームの両端に、前記装着位置において、それぞれ前
    記中心軸の下端を上方に押圧する押圧ローラーと、前記
    作動具の斜面に接触する接触ローラーを軸支して構成さ
    れたことを特徴とする、ディスクチャック機構の駆動機
    構。
JP2326506A 1990-11-28 1990-11-28 ディスクチャック機構の駆動機構 Expired - Lifetime JP2832751B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6660089B2 (en) 2000-01-31 2003-12-09 Anelva Corporation Substrate support mechanism and substrate rotation device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6660089B2 (en) 2000-01-31 2003-12-09 Anelva Corporation Substrate support mechanism and substrate rotation device

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