JP3287874B2 - ディスクセンタリング機構 - Google Patents

ディスクセンタリング機構

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  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディスクドライブのディ
スクセンタリング機構に関し、特にセンタリング時にお
けるセンタリング部材(芯出し部材)の上下動ストロー
クをディスクテーブルの肉厚及びディスクテーブルとこ
れを取付けているスピンドルモータとの間の間隙で吸収
することにより、装置の薄形化、小型化を図ることがで
きるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】ディスクドライブのディスクセンタリン
グ機構として、図5に示したように、ディスク101を
載置するディスクテーブル102上に、軸部103とス
プリング104によりセンタリング部材105を上下動
可能に取付け、ディスク101をディスクテーブル10
2上に載置する際に、上記ディスク101に設けた中心
106の周縁に、上記センタリング部材105の周縁
の傾斜状の外周面(芯出し面)107が接触し、該外周
107乃至センタリング部材105を上記スプリング
104の付勢力に抗して下動させながらディスク101
のセンタリング(芯出し)を行うようにしたものが知ら
れている。
【0003】なお、108はクランパ、109はクラン
パに取付けられたマグネットであり、該マグネット10
9によりクランパ108は軸部103側に吸着されてデ
ィスク101をディスクテーブル102上にクランプす
る。110はディスクテーブル102を回転させるスピ
ンドルモータ、111はピックアップである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
ディスクセンタリング機構においては、センタリング
材105のストローク量は、外周面107の下端とディ
スクテーブル102の上面との間のギャップGにより規
定され、外周面107の先端がディスクテーブル102
の上面に接触すると、それ以上、センタリング部材10
5を下動させることができなかったために次に述べるよ
うな問題点があった。
【0005】(1)上記ディスクセンタリング機構にお
いては、ディスク101の中心孔106の孔径のバラツ
キを上記センタリング部材105の上下動によって吸収
しているのであるが、孔径のバラツキが大きいと、外周
面107の先端(下端)がディスクテーブル102の上
面に当接し、それ以上、下降しなくなる場合が発生し、
ディスク101のセンタリングを行うことができない虞
がある。
【0006】(2)上記虞を無くすためには、センタリ
ング部材105の取付け位置を上げて、外周面107の
下端とディスクテーブル102の上面の間のギャップG
を大きくすればよいのであるが、このようにすると、デ
ィスククランプ機構101の背が高くなり、そのぶんデ
ィスクドライブも厚く、大型になる。
【0007】本発明は上記従来の問題点を解決し、ディ
スククランパ機構の背を高くし、ディスクドライブを厚
く、大型にしないでもセンタリング部材のストローク量
を大きくとることができるディスクセンタリング機構を
提供することを目的として為されたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のディスクセンタ
リング機構は、モータ駆動により回動される回動軸の先
端側に設けられ、ディスクが載置されると共に上記回動
に伴い上記ディスクと共に回動するディスクテーブル
と、上記ディスクテーブルの中央部より上記載置される
ディスク側に突出するように設けられる軸部と、上記軸
部に嵌合されるリング部と、当該リング部の外周から上
記ディスクテーブル側に放射状に突出される複数の脚部
とを有し、上記ディスクの中心孔が上記複数の脚部の外
周面に当接されることにより上記ディスクをセンタリン
グするセンタリング部材と、上記ディスクテーブルと上
記センタリング部材との間に設けられ、上記センタリン
グ部材を上記軸部の先端側に付勢するバネ部材と、上記
軸部の先端側に設けられ、上記バネ部材により付勢され
る上記センタリング部材の、当該付勢方向への移動を規
制する規制部と、上記ディスクが上記ディスクテーブル
に装着される際、上記ディスクの中心孔が上記複数の脚
部の外周面に当接されることにより、上記付勢力に反し
て上記ディスクテーブル側に移動されるセンタリング部
材の上記脚部の先端が侵入可能に設けられた、上記ディ
スクテーブルに形成される切欠部と、を備え、上記ディ
スクテーブル側に移動される上記センタリング部材の上
記脚部の先端は、上記バネ部材により付勢されて上記デ
ィスクテーブルの上面の上方に位置していて、センタリ
ング時に上記脚部の先端は、上記切欠部を通過し上記デ
ィスクテーブルの下面から突出する位置まで移動可能に
なっている。
【0009】
【作用】ディスクテーブルに設けた切欠部により、上記
脚部の先端はディスクテーブルを貫通し、ディスクテー
ブルの下面側まで移動することができる。
【0010】従って、先ず、上記センタリング部材の脚
部の先端が上記ディスクテーブルの上面の上方に位置し
ている状態でセンタリングを行い、上記ディスクテーブ
ルの上面の上方でセンタリングが終了しないときには、
上記脚部の先端が上記切欠部に侵入してセンタリングを
行い、それでもまだセンタリングが終了しないときに
は、更に、上記脚部の先端が上記切欠部を通過し上記デ
ィスクテーブルの下面から突出する位置まで移動してセ
ンタリングを行う。
【0011】
【実施例】次に本発明を図1〜図4を参照して説明す
る。図1〜図3は本発明の第1実施例のディスクセンタ
リング機構を示す。
【0012】上記ディスクセンタリング機構1はディス
ク2を載置するディスクテーブル3上に、軸部4とスプ
リング(以下、バネ部材という)5によりセンタリング
部材(以下、芯出し部材という)6を上下動可能に取付
け、ディスク2をディスクテーブル3上に載置するべ
く、ディスク2が下降してくると、該ディスク2に設け
中心孔7の周縁に、上記芯出し部材6の周縁の傾斜状
外周面(以下、芯出し面という)8が接触し、芯出し
部材6を上記バネ部材5の付勢力に抗して下降させなが
ら、ディスク2のセンタリングを行うようになってい
る。
【0013】そして、上記ディスクテーブル3には上記
芯出し部材6の複数の放射状の脚部6b,6c,6dの
先端が侵入する切欠部9が設けられている。
【0014】上記ディスクテーブル3はシャーシ11に
取付けたスピンドルモータ12の回転軸13の先端に取
付けられていて、上記シャーシ11上において、該シャ
ーシ11と所定の間隔をもった位置で回転するようにな
っている。
【0015】また、上記軸部4は上記ディスクテーブル
3の上面の中央部に、上記ディスクテーブル3に載置さ
れるディスク側に突出するように設けられている。上記
軸部4は大径のフランジ部4aと小径の軸部4bを有す
る所謂異径軸状に鉄等の磁性体で作られていて、上記小
径の軸部4bの外周に芯出し部材6が上下動可能に取付
けられている。また、上記フランジ部4aは上記芯出し
部材6の上記バネ部材5による付勢方向への移動を規制
する規制部になっていると共に、その上面にクランパ1
08を吸着するようになっている。
【0016】上記芯出し部材6は、図3に示したよう
に、上記軸部4の小径の軸部4bの外周に嵌合され、該
軸部4bに沿って上下動するリング部6aと、該リング
部6aの外周部に等間隔(等角度)をもって形成された
3本の脚部6b,6c,6dとを備えていて、これら脚
部6b,6c,6dの外周面がそれぞれ傾斜状の芯出し
面8になっている。
【0017】そして、バネ部材5としてのコイルスプリ
ングの付勢力でリング部6aを上記軸部4のフランジ部
4aに押付けて、芯出し部材6を最も上昇させた位置に
おいて、上記芯出し面8…8の下端つまり、脚部6b,
6c,6dの先端は上記ディスクテーブル3よりもやや
上方に位置するようになっている。
【0018】また、上記切欠部9は、上記放射状の脚部
6b,6c,6dの先端に対応する位置に部分的に形成
されている。なお図1において、14はピックアップで
ある。
【0019】次に作用について述べる。
【0020】ディスクローディング時に、ディスク2が
ディスクテーブル3に向かって下降してくると、ディス
ク2の中心孔7の周縁が芯出し部材6の芯出し面8…8
が接触し、芯出し部材6をコイルスプリング5の付勢
に抗して下動させながら、ディスク2のセンタリングを
行う。
【0021】そして、上記芯出し部材6が下動し、芯出
し面8…8の下端がディスクテーブル3の上面に来て
も、まだセンタリングが終了しない場合には、上記芯出
し面8…8はディスクテーブル3に設けた切欠部9…9
に侵入し、それでもセンタリングが終了しない場合に
は、更にこれら切欠部9…9を通過して、シャーシ11
の上面に至るまで継続的にセンタリングが行われるので
ある。
【0022】図4は本発明の第2実施例を示す。この実
施例においては、ディスクテーブル3上に筒状のガイド
部材21を設け、該ガイド部材21で芯出し部材6の上
下動をガイドするようになっている。また、上記芯出し
部材6を上方に押付けているバネ部材5に板バネを使用
している。
【0023】そして、上記板バネの一端側を上記筒状の
ガイド部材21内において、ディスクテーブル3に取付
け、他端側を上記ガイド部材21に設けた切欠部(図示
省略)を介して、ガイド部材21の外周側に突出させ、
上記他端側で芯出し部材6を押上げるようになってい
る。
【0024】なお、上記軸部4の小径の軸部4bは下端
側に行くに従って縮径する傾斜面になっていて、上記
イルスプリングの撓み代を大きくとれるようになってい
る。
【0025】第2実施例はバネ部材5に板バネを使用す
ることにより、芯出し部材6のリング部6aとディスク
テーブル3との間においてバネ部材5の肉厚が占める割
合を少なくし、芯出し部材6の上下動のストローク量を
コイルスプリングを使用する場合よりも、より大きくで
きるようにしている。
【0026】他の構成部分は第1実施例の場合と同様で
あるので、同一構成部分には同一符号を付して重複する
説明を省略する。
【0027】
【発明の効果】本発明のディスクセンタリング機構は以
上説明したような構成であって、ディスクテーブルに、
芯出し部材の複数の脚部の先端側が侵入する切欠部を設
けたので、従来のようにディスクセンタリング機構乃至
ディスクドライブを厚型化、大型化することなく、芯出
し部材の上下動ストロークを増大させ、これにより、デ
ィスクの中心孔の孔径のバラツキが大きい場合でも確実
にセンタリングを行うことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のアンクランプ状態の断面図。
【図2】第1実施例のクランプ状態の断面図。
【図3】芯出し部材の斜視図。
【図4】第2実施例の断面図。
【図5】従来例の断面図。
【符号の説明】
1…ディスクセンタリング機構 2…ディスク 3…ディスクテーブル 4…軸部 5…バネ部材 6…センタリング部材(芯出し部材) 7…中心孔 8…外周面(芯出し面) 9…切欠部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−165462(JP,A) 実開 昭62−61044(JP,U) 実開 昭58−39789(JP,U) 実開 昭61−126447(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 17/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータ駆動により回動される回動軸の先
    端側に設けられ、ディスクが載置されると共に上記回動
    に伴い上記ディスクと共に回動するディスクテーブル
    と、 上記ディスクテーブルの中央部より上記載置されるディ
    スク側に突出するように設けられる軸部と、 上記軸部に嵌合されるリング部と、当該リング部の外周
    から上記ディスクテーブル側に放射状に突出される複数
    の脚部とを有し、上記ディスクの中心孔が上記複数の脚
    部の外周面に当接されることにより上記ディスクをセン
    タリングするセンタリング部材と、 上記ディスクテーブルと上記センタリング部材との間に
    設けられ、上記センタリング部材を上記軸部の先端側に
    付勢するバネ部材と、 上記軸部の先端側に設けられ、上記バネ部材により付勢
    される上記センタリング部材の、当該付勢方向への移動
    を規制する規制部と、 上記ディスクが上記ディスクテーブルに装着される際、
    上記ディスクの中心孔が上記複数の脚部の外周面に当接
    されることにより、上記付勢力に反して上記ディスクテ
    ーブル側に移動されるセンタリング部材の上記脚部の先
    端が侵入可能に設けられる、上記ディスクテーブルに形
    成される切欠部と、を備え、上記ディスクテーブル側に移動される上記センタリング
    部材の上記脚部の先端は、上記バネ部材により付勢され
    て上記ディスクテーブルの上面の上方に位置していて、
    センタリング時に上記脚部の先端は、上記切欠部を通過
    し上記ディスクテーブルの下面から突出する位置まで移
    動可能になっている ことを特徴とするディスクセンタリ
    ング機構。
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JP2008210421A (ja) 2007-02-23 2008-09-11 Nippon Densan Corp チャッキング装置を備えたモータ、およびこのモータを搭載したディスク駆動装置
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JP5767562B2 (ja) * 2011-10-31 2015-08-19 ミネベア株式会社 ディスククランプ装置
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