JP2832580B2 - 照明用光拡散フィルターおよびその製造方法 - Google Patents

照明用光拡散フィルターおよびその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスタジオ等において用い
られる照明用ライトに於て、特にポリテトラフルオロエ
チレン繊維を利用した耐蝕性、光拡散特性に優れた光拡
散フィルターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】照明用光拡散フィルターは、照明用ライ
トの光を拡散させて、マイルドな光線として被射物の陰
影を柔和にさせるものであるので十分なる光拡散性が要
求され、また強烈なライトによる発熱量も大きいので、
これに耐えるような耐熱性のものが要求される。従来こ
の種光拡散フィルターに使用される材料としては、簡単
なものでは通常の紙、耐熱処理を施した紙、ガラス板、
表面処理を施したガラス板、ガラス繊維の不織布、ガラ
ス繊維のクロスなどが用いられ、高品質なものは、ガラ
ス繊維クロスにフッ素樹脂で表面をコーティングするか
或いはガラス繊維クロスにフッ素樹脂を含浸処理して光
を拡散するようにしたものが知られている。
【0003】これらの従来技術のうちトレーシングペー
パー等の通常の紙では耐熱性および耐燃性が不十分であ
り、又、耐熱処理を施した紙の場合は耐燃性の点で問題
を有するものであった。又、ガラス板では光拡散性が不
十分であるのみでなく、割れ易いので安全性に、又、フ
レキシビリティーが無いので加工性の点で問題を有する
ものであった。そしてガラス板が割れた時の飛散防止の
ためにガラスの表面にフッ素系のフィルムを張り合わせ
た表面処理のガラス板についても光拡散性が不十分であ
った。
【0004】又、ガラス繊維の不織布やクロスは、ハン
ドリングにおいて、ガラス繊維の離脱が起り易く、実用
に際して人体に触れたときに、ガラス繊維が皮膚に刺さ
り不快感を与えていた。又、このようなガラス繊維の離
脱を防止するために、耐熱性のあるフッ素樹脂を以て、
ガラス繊維のクロスを表面処理したものが用いられてい
たが、照明用光拡散フィルターに使用すると、光の拡散
性が不十分であるという問題が発生していた。更に又、
前記フッ素樹脂をコートしたガラス繊維のクロスに不足
し勝ちな色温度改善のため、酸化コバルトを含浸させて
色温度機能を向上させたものなどが上市され実用化され
ているが、依然として光の拡散性を満足するものではな
かった。以上のように、ガラス繊維を主材として用いた
光拡散用フィルターでは、比較的透明性が高く、光線の
屈折も小さく、直線遮光性が多く、被照射物表面におけ
る陰影がつきやすいものであった。
【0005】一方耐熱性繊維で白色に近いものとして、
いわゆるセラミック繊維や耐熱性高分子繊維が提案され
ている。しかしながらセラミック繊維の場合は抄造され
て得られたシートの強度が不十分で、繊維相互を接着す
るのに有効な接着剤も見出せないため満足すべきものが
得られていなかった。又、耐熱性高分子繊維も300℃
前後の温度に耐えるポリマーは、ポリテトラフルオロエ
チレン繊維以外には市場に見出せず、溶融紡糸可能な種
類の樹脂の場合、溶融紡糸に伴い繊維が延伸するため熱
収縮性があり、照明装置の熱で収縮することが避けられ
ず実用とすることができなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記に記載し
た従来の光拡散フィルターの欠点を補い一層光拡散性に
優れ、耐熱性もあるフィルターを提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するためになされたもので、その概要は、請求項1記
載の発明は、未延伸ポリテトラフルオロエチレン繊維
(以下PTFE繊維と略す)の単独もしくは該PTFE
繊維と無機質繊維との混抄によるシートからなる照明用
光拡散フィルターであり、請求項2記載の発明は、ビス
コースをマトリックスとしたPTFE繊維を単独又はこ
れと無機質繊維とを混合し、湿式抄造法により抄造し、
焼結することを特徴とする照明用光拡散フィルターの製
造方法であり、請求項3は湿式抄造し、焼結するにあた
り酸化コバルトを抄造工程もしくは焼結工程の前におい
て添加することを特徴とする照明用光拡散フィルターの
製造方法である。
【0008】本発明でいうPTFE繊維によるシートお
よびその製造方法は、特開平3−97993号に開示さ
れている方法に準ずる。具体的にはPTFEディスパー
ジョンとビスコースとを混合して紡糸原液とし、これを
無機酸や無機酸塩で構成される凝固浴水溶液中に繊維径
が100μm以下、好ましくは30μm以下になるよう
に紡出することによりまずPTFE繊維を得る。次に繊
維長が20mm以下好ましくは10mm以下になるよう
にカットして抄紙原料用の単繊維を形成する。次にPT
FEの未延伸糸の単繊維もしくは機械的粉砕処理により
フィブリル化したものを不規則方向に水に分散し、湿式
抄造法により紙状物とするものである。
【0009】上記において繊維長が20mmよりも長い
と地合がわるくなり、又、繊維径が100μmφより太
いとシートが粗いものとなるので好ましい性状のシート
を得難い。本発明では上記の如きPTFE繊維の短繊維
もしくは機械的処理によりフィブリル化したものを配合
したフッ素繊維原料を、通常の湿式抄造法により抄造し
て脱水乾燥して原料シートを得る。その際該原料シート
は、未延伸糸中に含まれる紡糸用の助剤の接着性の機能
により、ハンドリング可能な強度を有する原料シートと
なる。
【0010】本発明では抄紙に関して、湿式抄造法を用
いているが、抄紙機の種類は何等限定されるものではな
く、公知の湿式抄造法が使用できる。次に、湿式抄造の
手段によりシート化した原料シートはフッ素樹脂の融点
以上分解点未満に加熱して焼結し、交絡したフッ素繊維
同志を融着することにより本発明の照明用光拡散フィル
ターを形成する。この際更に製糸用助剤などの不純物を
除去するために、追加の加熱処理や薬品処理の工程を経
る場合もある。
【0011】本発明においては、PTFE繊維単独でも
その目的を十分達成することができるが、更に耐熱性を
向上し長時間の照明器からの発熱によっても劣化を防止
するためにガラス繊維、セラミック繊維、アルミナ繊
維、もしくはシリカ繊維等の無機繊維を混抄することが
できる。この場合の混抄率はPTFE繊維100重量部
に対して無機繊維3〜20重量部が好ましい。
【0012】なお、本発明のPTFE繊維を主体とする
フィルターにおいて、繊維径、坪量、密度等を検討する
と、繊維径は細い程光の拡散性が良好である。又、前記
の無機繊維の中で特にガラス繊維を使用する場合、特に
ビーズ状又は多角形状態のガラス繊維は、該ガラス繊維
の透明性と繊維径の曲面による光の屈折等が原因とな
り、良好な光拡散性を得るものである。なお、ガラスビ
ーズの球状体および多角形状体を本発明に使用してシー
ト化する場合、シートからの該ガラス材料の脱離、脱落
防止のためにPTFE繊維自体の内部に含有せしめるこ
とが有効である。更に又、本発明においてはフィルター
の色温度の低下を防止するために、抄造工程もしくは焼
結工程の前に含浸等の手段を使って酸化コバルトを添加
することが好ましい。
【0013】
【実施例】以下本発明の実施例を説明する。 実施例1 ビスコースをマトリックスとして、PTFEのディスバ
ージョンよりエマルジョン紡糸法により得たPTFE繊
維(東レファインケミカル社製 商品名:トヨフロン
繊維径15μm)を繊維長6mmにカットした原料繊維
を0.5%濃度で水中に攪拌分散し、抄造原料を得た。
他に界面活性剤(大和化学社製 商品名;デスグラン
B)の0.5%希釈液を作成し抄造原料に添加した。抄
造原料を傾斜ワイヤー短網抄紙機に適用し、米坪量20
0gになるよう抄造し、ヤンキードライヤーによって乾
燥し原料シートを得た。
【0014】この原料シートをベルト式熱処理炉で約3
50〜380℃の雰囲気で約5分間焼結した。この工程
においてPTFE繊維を構成する粒子は融点327℃を
超えることによって融着し、ビスコースは燃焼し、幅寸
法が原料シートに対して約20%収縮した黒褐色のシー
トが得られた。しかる後、黒褐色のビスコースの炭化物
を熱分解除去するため、更にこのシートを318℃の雰
囲気下で約48時間焼結させ本発明の照明用光拡散フィ
ルターを得た。
【0015】実施例2 原料繊維の構成がPTFE繊維を80%、ガラス繊維
(日東紡社製 6μm径、6mmカット繊維)を20%
の割合である他は、実施例1と同様にして抄造して原料
シートを得た。更に実施例1に準じて熱処理炉による焼
結工程を前記原料シートに対して実施し、本発明の照明
用光拡散フィルター(品番;GP−300)を得た。こ
のシートはガラス繊維が収縮しないため、収縮率は原料
シートに対して約10%であった。
【0016】実施例3 実施例1に準じて得た原料シートをベルト式熱処理炉で
焼結の際、別途酸化コバルトの1%懸濁液を調整してお
き、炉の入り口で原料シート1m2 に対し該懸濁液を約
50mlスプレー塗工させ、しかる後焼結炉で焼結を行
い、更に残留ビスコース炭化物を熱分解除去させるため
に318℃の雰囲気炉内で約48時間熱処理を行い、本
発明の照明用光拡散フィルターを得た。その結果外見上
純白であるが、淡いブルーのシートが得られた。
【0017】比較例1 厚さ80μm,質量76g/m2 ,織密度が縦方向42
本/25mm,横方向42本/25mmの平織からなる
ガラスクロス(三重織物社製,型式 YH−0801
H)を比較用光拡散フィルターとした。
【0018】実用評価は、2本のフィラメントを内蔵す
るRDS社製照明器 商品名:クオーツブロードライト
II(LQB−15N)に各実施例および比較例の各フィ
ルターを装着し、図1に示すとおりスクリーン1の直前
1mの位置に直径20mmのポールに一辺が100mm
十字板2を立て、さらに該ポールから2m離れた位置に
前記照明器3を置き点灯しカメラ4により十字板の本体
および陰影(実像)を撮影した。
【0019】比較例2 図1に示す照明器にフィルターを一切装置せず、フィラ
メントからの生の光を投影してポールと十字板の陰影を
観察した。
【0020】上記の実用評価によれば、本発明によるフ
ィルターを使用したものは、スクリーン上にぼやけた十
字板とそれを支持するポールが映し出されるが、比較例
のフィルターの無い場合は勿論光が拡散されないので、
スクリーン上に明瞭な輪郭の映像が見られ、また従来品
のフィルターを用いた場合は、スクリーン上の映像が濃
淡二重像として看取され、フィルターの光の拡散が不十
分であることが認識された。すなわち、図2、図3、図
4は上記実情を端的に理解するための同一条件による写
真で、図2は実施例2による光拡散フィルターを使
用、、図3は比較例1のガラスクロスフィルター使用、
図4は比較例2のフィルター不使用の場合で、いずれも
左側に十字板とこれを支持するポールの実像、右側にス
クリーン上に映し出された映像が示されている。これに
よれば、図2ではスクリーン上の映像が単一の周辺のぼ
やけたものとして映し出されているので、フィルターの
効果が十分であることがわかる。また、図3の従来のフ
ィルターでは、スクリーン上の映像が樹幹ぼやけた濃淡
2重像として観察され、フィルターの光の拡散作用が不
十分であることがわかる。更にまた、図4のフィルター
不使用の場合は、スクリーン上の映像は明確な二重像と
して観察された。なお、本発明の実施例1〜3の照明用
光拡散フィルターをTV局スタジオの照明器に適用し、
一回あたり連続16時間、述べ500時間使用したとこ
ろ、耐熱性、照明特性に何等問題がないことが確認され
た。
【0021】
【発明の効果】本発明の照明用光拡散フィルターは、主
材料がポリテトラフルオロエチレン繊維であるので、該
繊維の表面に存在する無数の微細孔により十分な光拡散
が生じ、かつ優れた耐熱性を保持する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実用評価試験の説明図である。
【図2】実施例2による映像を示す図面代用写真。
【図3】比較例1による映像を示す図面代用写真。
【図4】比較例2による映像を示す図面代用写真。
【符号の説明】 1 スクリーン 2 十字板 3 照明器 4 カメラ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−97993(JP,A) 特開 平3−78701(JP,A) 特開 昭54−145528(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G02B 5/02 G02F 1/1335 G09F 9/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 未延伸ポリテトラフルオロエチレン繊維
    が単独にもしくは無機質繊維と共に抄造されて形成され
    たシートからなることを特徴とする照明用光拡散フィル
    ター。
  2. 【請求項2】 ビスコースをマトリックスとしたポリテ
    トラフルオロエチレン繊維を単独もしくは無機質繊維と
    共に湿式抄造法により抄造し、焼結することを特徴とす
    る照明用光拡散フィルターの製造方法。
  3. 【請求項3】 ポリテトラフルオロエチレン繊維を単独
    もしくは無機質繊維と共に湿式抄造法により抄造し、焼
    結するにあたり、抄造前もしくは焼結前において酸化コ
    バルトを添加することを特徴とする請求項2記載の照明
    用光拡散フィルターの製造方法。
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