JP2832188B2 - 無線通信システム - Google Patents

無線通信システム

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JP2832188B2 JP22859097A JP22859097A JP2832188B2 JP 2832188 B2 JP2832188 B2 JP 2832188B2 JP 22859097 A JP22859097 A JP 22859097A JP 22859097 A JP22859097 A JP 22859097A JP 2832188 B2 JP2832188 B2 JP 2832188B2
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    • H04B2001/71365Arrangements for generation of hop frequencies, e.g. using a bank of frequency sources, using continuous tuning or using a transform using continuous tuning of a single frequency source

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は無線通信システムに
係り、特にFM方式の無線通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般的な無線通信システムは通信時に固
定搬送波を用いて通信を行う。すなわち、周波数設定器
で決定された送受信周波数は、一旦設定されると通話終
了時までその周波数で維持される。
【0003】図1に、無線通信システムの一種のFM
(周波数変調)方式を使用した無線通信システムのブロ
ック図を示す。この無線通信システムにおいて、データ
ソース10から生じたデータはロウパスフィルタ(LP
F)12に入力されて濾波される。周波数設定器16
は、予め設定された送信周波数でデータを変換するため
に送信周波数合成器18を制御する。送信周波数合成器
18は、周波数設定器16の制御に応じて送信周波数を
FM変調器14に入力する。そしてFM変調器14で、
濾波後のデータが送信周波数によって周波数変調され、
送信データとなる。送信データはバンドパスフィルタ
(BPF)20を経て電力増幅器22へ入力され、増幅
が行われる。増幅後の送信データは再びBPF24へ入
力された後、デュプレクサ(duplexer)26を通してアン
テナ28から送信される。
【0004】一方、アンテナ28から受信される受信デ
ータは、デュプレクサ26を介してチューナ30に入力
される。このチューナ30のチューニング周波数には、
周波数設定器16により予め設定される受信周波数が提
供される。チューナ30の出力は低雑音増幅器(LN
A)32に入力されて増幅後にミクサ34へ送られ、周
波数設定器16による受信周波数との混合でダウンコン
バージョン(down conversion) が実施される。ミクサ3
4の出力がBPF36を通ることで中間周波数の受信デ
ータが生成され、そしてもう一度ミクサ38に入力され
て中間周波数Fifと混合される。混合後の受信データ
はFM復調器40に入力されてベースバンド信号が出力
され、LPF42を介してデータソース10へ入力され
る。
【0005】このように例えばFM方式の無線通信シス
テムでは、通信時に用いられる送受信周波数を固定して
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】無線通信システムで送
受信周波数を固定してあると、ジャミング(jamming) に
より干渉しやすく、場合によっては意図的な通信妨害が
容易であるし、第3者の盗聴も容易である。
【0007】また、上記のようにデュプレクシング方式
としてはFDD(Frequency Division Duplexing)方式が
一般的で、送信と受信の周波数バンドを明確に区分して
使用している。この場合、送信周波数バンドと受信周波
数バンドの間にガードバンド(Guard Band)を置いて送受
信周波数間の干渉を減らさなければならない。このた
め、限定された電波資源下の周波数利用効率が低いとい
う問題がある。さらに、デュプレクサで送受信切換を行
わなければならず、コスト高の一要因となっている。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような課題に着目し
て本発明では、TDD(Time Division Duplexing) /F
H(Frequency Hopping) 方式の無線通信システムを提供
する。この時分割デュプレクシング/周波数ホッピング
方式によれば、一定時間ごとに所定のパターンで変化す
る搬送波を用いてデータ変調した通信方法を提供でき
る。
【0009】具体的には、本発明による時分割デュプレ
クシング/周波数ホッピング方式の無線通信システム
は、一定時間ごとに所定パターンで変化するホッピング
周波数を生成するホッピング周波数生成手段と、前記ホ
ッピング周波数による送信周波数で送信データを周波数
変調する周波数変調手段と、該周波数変調手段の出力を
増幅する増幅手段と、前記ホッピング周波数に同調して
受信データを濾波するバンドパスフィルタと、送信時に
は前記増幅手段をアンテナへ接続し、受信時には前記バ
ンドパスフィルタをアンテナへ接続する送受信選択スイ
ッチと、前記バンドパスフィルタの出力を前記ホッピン
グ周波数による受信周波数と混合する受信周波数ミクサ
と、該受信周波数ミクサの出力を中間周波数と混合する
中間周波数ミクサと、該中間周波数ミクサの出力を復調
する周波数復調手段と、備える。
【0010】そして、送信データをパケット構成して周
波数変調手段へ入力するフレーム発生手段と、周波数復
調手段の出力をフレーム再生するフレーム再生手段と、
をさらに備えることができる。また、送信データにスク
ランブルをかけてフレーム発生成手段へ入力するスクラ
ンブラと、フレーム再生手段の出力からスクランブルを
解くデスクランブラと、をさらに備えることができる。
【0011】さらに、変調対象の送信データを発生し、
復調後の受信データを受けるデータソースとして、シグ
ナリングデータのためのシグナリングデータソースと、
ボイスデータ及びデータ通信用データのためのデータソ
ースと、をもつことが可能で、この場合、シグナリング
データソースから送信対象のシグナリングデータを受け
てBCHエンコードするBCHエンコーダと、該BCH
エンコーダの出力をエラー訂正のために反復伝送する反
復伝送手段と、復調後のシグナリングデータをマジョリ
ティボートするマジョリティボート手段と、該マジョリ
ティボート手段の出力をBCHデコードして前記シグナ
リングデータソースへ入力するBCHデコーダと、をさ
らに備え、シグナリングデータソースから送信データを
受けて順次出力する送信先入先出バッファと、BCHデ
コーダから受信データを受けて順次出力する受信先入先
出バッファと、をさらに備えることができる。あるい
は、データソースからデータ通信用データを受けてイン
ターリーブするインターリーバと、復調後のデータ通信
用データをデインターリーブして前記データソースへ入
力するデインターリーバと、をさらに備え、データソー
スからボイスデータ及びデータ通信用データを受けて順
次出力する送信先入先出バッファと、復調後のボイスデ
ータ及びデインターリーバからのデータ通信用データを
受けて順次出力する受信先入先出バッファと、をさらに
備えることができる。
【0012】ホッピング周波数生成手段としては、時間
情報を出力するTODと、前記時間情報に従いホップパ
ターンを生成するホップパターン生成手段と、前記ホッ
プパターンに従い周波数マッピングを行うホッピング周
波数マッパーと、TDD状態信号を発生する時分割デュ
プレクシングコントローラと、前記TDD状態信号が送
信を示すと前記ホッピング周波数マッパーによる周波数
に従い送信周波数を合成する送信周波数合成手段と、前
記TDD状態信号が受信を示すと前記ホッピング周波数
マッパーによる周波数に従い受信周波数を合成する受信
周波数合成部と、を備えることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につき添
付図面を参照して詳細に説明する。
【0014】図2及び図3には、TDD/FH方式を採
用した無線通信システムをブロック図で示してある。な
お、図2と図3は点線部分でつながった1システムを示
したものである。
【0015】本例では、ソースデータレートが16ks
psで、TDDのバーストタイムは5msである。した
がって、TDDレートは200Hzである。つまり、5
msの間で送信を行い、5msの間で受信を行う。そし
て、バンドスプレッド(BandSpread) 通信方式のFH方
式を採用し、搬送波ホッピング周波数は各5msで変わ
るように設定してある。その使用周波数バンドは230
〜290MHzである。採用した変調方式はGFSK(G
aussian Filtered Minimum Shift Keying)方式であり、
BTは0. 5である。TDDデータのシンボルレートは
40ksps、BTは0. 5でフィルタリングする。こ
れにより、変調信号のバンド幅は40KHzとなる。
【0016】変調信号の占めるバンド幅は40KHz、
使用する総バンド幅は60MHzなので、総バンド幅内
に1500のトーンが存在する。そして、TDD方式に
より5msごとに送受信が交代し、FH方式により各5
msで搬送波周波数が変わる。その搬送波周波数は23
0〜290MHzのホップパターン(Hop Pattern) によ
って決定され、このときのホップパターンの決定は計1
500の周波数からランダムに選択される。
【0017】本通信システムにおける通信データは、通
信に必要なシグナリング(Signalling)やコントロールの
ためのシグナリングデータと、データ通信のデータトラ
フィック(Data Traffic)と、音声通信のボイストラフィ
ック(Voice Traffic) に区分される。
【0018】シグナリングデータはシグナリングデータ
ソース130から提供され、第1FIFO44へ入れら
れる。第1FIFO44は、入力されたシグナリングデ
ータを順にBCHエンコーダ46へ入力していく。BC
Hエンコーダ46ではシグナリングデータのBCHエン
コードが行われ、そして反復伝送器48を経てデータソ
ース選択器56へ反復伝送される。このときの経路が図
2の経路Sである。
【0019】一方、ボイスデータのボイストラフィック
やデータ通信用データのデータトラフィックはデータソ
ース50から提供され、第2FIFO52へ入れられ
る。第2FIFO52は、入力されたボイストラフィッ
クやデータトラフィックを順に出力していく。そして、
第2FIFO52の出力がボイストラフィックの場合に
はデータソース選択器56へ直接入力され、このときの
経路が図2の経路Vである。また、第2FIFO52の
出力がデータトラフィックの場合には、インターリーバ
54に入力されてインタリーブが行われてからデータソ
ース選択器56へ送られる。このときの経路が図2の経
路Dである。
【0020】上記のBCHエンコーダ46、反復伝送器
48、インターリーバ54はデータの信頼性を高めるた
めに用いられているもので、BCHエンコーダ46及び
反復伝送器48はエラー訂正機能を備え、インターリー
バ54はエラーランダム化機能を備える。
【0021】データソース選択器56は、シグナリング
データ、データトラフィック、ボイストラフィックのう
ちいずれかを選択し、選択データを16kspsの伝送
速度で出力する。その出力はスクランブラ58へ入力さ
れてスクランブルをかけられ、これにより第3者による
データの解読が防止される。またスクランブルにより、
データ列に1又は0が続けて発生する場合を防止して送
信端におけるデータ変調が容易にされ、そして、受信端
ではデータ及びクロックの復原が容易にされる。
【0022】スクランブラ58の出力は送信バッファ6
0に入力される。この送信バッファ60は、16ksp
sのスクランブラ58の出力をTDD通信のためにバッ
ファリングする。すなわち、本例のデータ送信時には3
2kspsのデータを伝送しなければならないので、デ
ータレート変換に応じた必要な緩衝機能をもち、これに
より送信バッファ60の出力データは32kspsにな
る。この送信バッファ60は、TDDコントローラ76
が送信状態にあれば32kspsのデータを出力し、T
DDコントローラ76が受信状態にあればデータ出力し
ないようにしてある。したがって送信バッファ60は、
5msの間に入力される信号を出力し、次の5msの間
は信号を出力しないようになっている。
【0023】このようにしてTDDコントローラ76に
従い5msのバーストごとに発生する32kspsデー
タは、フレーム発生器62に入力される。このフレーム
発生器62は入力データをTDDパケットの構造に変換
し、40kspsのデータ列を出力する。
【0024】図4及び図5にTDDパケットの例を示
す。
【0025】図4はコントロールシグナリングパケット
を示したもので、1つのパケットは200シンボルから
構成される。図示のように、RZ(Ramp Zone) は4シン
ボルでパケット間の緩衝の役割をもち、PA(Pre-Ample
Pattern) は26シンボルで、32シンボルのFSP(F
rame Synch Pattern) と共にパケットの同期を確立する
のに必要な領域である。そして、CIF(Control Infor
mation Field) ,SIF(Signalling Information Fiel
d)は127シンボルで実際のシグナリングデータフィー
ルド、TB(Tail Bit)は3シンボルのテールビットであ
る。最後のNZ(Null Zone) は8シンボルのヌルゾーン
であり、システム間の信号の電波遅延と関係するラウン
ドトリップ遅延を考慮した領域である。
【0026】図5はデータ及びボイストラフィックパケ
ットを示すもので、1パケットは200シンボルから構
成される。図示のRZ,PA,TB,NZは図4同様の
もので、ただしTBは2シンボルである。TIF(Traff
ic Information Field) は160シンボルで、実際のボ
イストラフィックフィールドやデータトラフィックフィ
ールドに該当する。
【0027】このようなフレームが40kspsの伝送
速度でバースト出力され(5ms出力、5ms休み)、
ガウスフィルタ(Gaussian filter) 64へ入力される。
ガウスフィルタ64は入力されるフレームを0. 5のB
Tでフィルタリングし、このガウスフィルタリング方式
によりフレームはパルス整形(pulse shaping) される。
つまり、フレームはGFSK方式で変調される。ガウス
フィルタ64の出力はFM変調器66で送信搬送波を用
いてFM変調される。このときの送信搬送波周波数はホ
ップごとに変換されるので、FM変調器66の出力周波
数は固定されておらず、ホップごとにランダムに変わる
ようになっている。
【0028】周波数がホップごとにランダムに変換され
る過程は次の通りである。
【0029】まず、TOD68が時間情報(TOD情
報)を出力し、HPG70へ提供する。このTOD情報
を受けるHPG70がホップパターン生成手段で、ホッ
プパターンを生成する。例えば、TOD=1,TOD=
2,TOD=3,……,TOD=Tの場合、HPG70
はそれぞれ次式1のようなホップパターンを生成する。
【数1】
【0030】式中の添え字Nはホップパターンの長さを
示すもので、例えばNが1500の場合にホップパター
ンの周期は1500であり、よって1500のホッピン
グ周波数が変化しながら通信が行われる。
【0031】HPG70から生じたホップパターンはH
FM72へ提供され、これに従いホッピング周波数マッ
パーのHFM72が実周波数のマッピングを行う。この
実周波数マッピング過程は次の各数式に従い実行され
る。
【0032】ホップパターンは次式2で与えられる。
【数2】H=h1 ,h2 ,h3 ……hN
【0033】この数式2でh1 =4,h2 =1000,
3 =1123,hN N=5と仮定した場合、該ホップ
パターンによって決定されるホッピング周波数は次式3
のようになる。
【数3】F=F4 ,F1000,F1123……F5
【0034】HFM72の出力は、送信状態か受信状態
かに従い送受信選択スイッチ74により振り分けられ、
送信周波数合成器78又は受信周波数合成器80に入力
される。すなわち、TDDの状態が送信か受信かを示す
TDD状態信号がTDDコントローラ76(時分割デュ
プレクシングコントローラ)から出力され、このTDD
状態信号が送信状態を示す場合には送受信選択スイッチ
74が受信周波数合成器80の方へ連結され、したがっ
て受信周波数合成器80で次の送信周波数を合成するよ
うに制御される。一方、TDD状態信号が受信状態を示
す場合には送受信選択スイッチ74が送信周波数合成器
78の方へに連結され、したがって送信周波数合成器7
8で次の送信周波数を合成するように制御される。
【0035】送信周波数合成器78と受信周波数合成器
80は、上記数式3のようにホッピングする周波数の合
成を実行する。このとき、受信及び送信のホップパター
ンは同じにならないようにしておくのがよい。これら送
信周波数合成器78と受信周波数合成器80によりホッ
プごとにホップパターンに従いホッピングする周波数が
生成されると、これが搬送波として用いられる。つま
り、通信時に搬送波は固定されず、ホップごとに変わる
周波数でホッピングしながら通信が行われる。
【0036】FM変調器66は、ガウスフィルタ64か
らの出力を送信周波数合成器78による周波数で変調す
るので、FM変調器66の出力周波数もホッピングする
ものとなる。そして、FM変調器66の出力はBPF8
2を通してから電力増幅器84に入力される。電力増幅
器84による増幅後に再度BPF86を通した送信デー
タは送受信選択スイッチ88に入力され、TDD状態信
号が送信状態であればアンテナ90から送信される。
【0037】TDD状態信号が受信状態の場合、送受信
選択スイッチ88はBPF92の方へ連結され、したが
ってアンテナ90からの受信データはBPF92に入力
される。受信側にあるBPF92,96は同調可能(tun
able) BPFであり、周波数チューニングはホップパタ
ーンによって制御される。すなわち、HPG70から発
生したホップパターンに従いHFM72で周波数マッピ
ングされるホップ周波数は、送受信選択スイッチ74を
介してBPF92,96に入力され、これに従いBPF
92,96のバンドが各ホップで調整される。
【0038】BPF92を経た受信データはLNA94
を通してBPF96に入力された後、ミクサ98へ送ら
れる。ミクサ98は、受信周波数合成器80による周波
数を混合してダウンコンバージョンを行う。このときの
受信周波数合成器80による周波数もホップごとにホッ
プパターンに従い変わるものである。
【0039】ミクサ98の出力は、BPF100を経た
後にミクサ102で中間周波数Fifを混合される。そ
して、BPF104を通してからFM復調器106に入
力される。FM復調器106は受信データを復調してベ
ースバンド信号を生成し、これを受信データ再生器10
8がバースト復調する。このときの復調は40ksps
で行われる。
【0040】復調された受信データはフレーム再生器1
10でデフレーミング(deframing)される。このフレー
ム再生器110はフレーム発生器62の相対的なもの
で、図4や図5のTDDパケットで、PA,FSPを用
いてTDDパケットの開始点及び終点を認知し、CI
F,SIF,TIFの実情報フィールドのみを検出して
32kspsの速度でバースト出力する。フレーム再生
器110による32kspsのバースト出力は受信バッ
ファ112に入力される。この受信バッファ112は送
信バッファ60の相対的なもので、入力される32ks
psのバーストデータを連続的な16kspsのデータ
にして出力し、全体的にデータレシオの変化に必要な緩
衝作用を行う。
【0041】受信バッファ112の出力はデスクランブ
ラ114に入力される。このデスクランブラ114はス
クランブラ58の相対的なもので、データのスクランブ
ルを解くものである。デスクランブラ114の出力はデ
ータ選択器116に入力され、当該受信データがシグナ
リングデータか、ボイストラフィックか、データトラフ
ィックかによって対応する経路S,V,Dへ送り出され
る。
【0042】受信データがシグナリングデータであれ
ば、マジョリティボート(majority voting) 器120に
入力される。このマジョリティボート器120は反復伝
送器48に対応し、入力されるシグナリングデータをマ
ジョリティボート(多数決)してエラー訂正する。マジ
ョリティボート器120の出力はBCHデコーダ124
でBCHデコードされ、そして第3FIFO126へ入
力される。第3FIFO126は、入力されるシグナリ
ングデータを順にシグナリングデータソース130へ送
り出す。
【0043】受信データがボイストラフィックであれ
ば、そのまま第4FIFO128を介してデータソース
50へ入力される。また、受信データがデータトラフィ
ックであれば、デインターリーバ118でデインタリー
ブされた後に第4FIFO128を介してデータソース
50へ入力される。
【0044】
【発明の効果】本発明のTDD/FH方式を採用した無
線通信システムは、FH方式と共にTDD方式を用いて
広帯域周波数ホッピングを可能にている。そして、TD
D方式の通信のためのTDDパケット方式を導入して強
力なエラー訂正が行われるようにし、コントロールデー
タの信頼度を向上させている。さらに、データトラフィ
ックの場合にはインタリーブを行ってビットエラーのラ
ンダム化(randomizing)を行っているので、エラー訂正
器を追加した場合のエラー訂正が容易である。
【0045】また、本発明によるTDD/FH方式を採
用した無線通信システムは、シグナリング、ボイストラ
フィック、データトラフィックによってデータソースの
処理方式を異ならせ、スクランブル技法を導入して第3
者による盗聴を難しくしている。またさらに、データ1
又は0が連続して発生する場合にはビットパターンをラ
ンダム化するので、安定した変調と受信端でのデータ及
びクロック復原を容易にする。
【0046】また、本発明によるTDD/FH方式を採
用した無線通信システムは、GFSK方式の変調方式を
採用して周波数の使用効率を高くしてあり、さらに、T
DD通信方式を採用することにより、従来のFDD方式
に比べて周波数使用効率が増加している。そして、従来
のFDD方式に必要なデュプレクシングが不要であり、
その代わりにTDDスイッチを使用するので、低価格
化、低電力化、小型軽量化の利点がある。さらに、周波
数ホッピング方式の通信方式を採用することにより、既
存の固定周波数通信方式に比べて第3者による盗聴が難
く、ジャミングによる干渉を受けても通信可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】FM方式の無線通信システムのブロック図。
【図2】TDD/FH方式を採用した本発明の無線通信
システムのブロック図。
【図3】図2に続くブロック図。
【図4】TDDパケットの説明図。
【図5】TDDパケットの説明図。
フロントページの続き (56)参考文献 特表 平8−510627(JP,A) 特開 平5−218937(JP,A) 特開 平8−130765(JP,A) 特開 平9−172427(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04B 1/713

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定時間ごとに所定パターンで変化する
    ホッピング周波数を生成するホッピング周波数生成手段
    と、前記ホッピング周波数による送信周波数で送信デー
    タを周波数変調する周波数変調手段と、該周波数変調手
    段の出力を増幅する増幅手段と、前記ホッピング周波数
    に同調して受信データを濾波するバンドパスフィルタ
    と、送信時には前記増幅手段をアンテナへ接続し、受信
    時には前記バンドパスフィルタをアンテナへ接続する送
    受信選択スイッチと、前記バンドパスフィルタの出力を
    前記ホッピング周波数による受信周波数と混合する受信
    周波数ミクサと、該受信周波数ミクサの出力を中間周波
    数と混合する中間周波数ミクサと、該中間周波数ミクサ
    の出力を復調する周波数復調手段と、備える時分割デュ
    プレクシング/周波数ホッピング方式の無線通信システ
    ム。
  2. 【請求項2】 送信データをパケット構成して周波数変
    調手段へ入力するフレーム発生手段と、周波数復調手段
    の出力をフレーム再生するフレーム再生手段と、をさら
    に備える請求項1記載の無線通信システム。
  3. 【請求項3】 送信データにスクランブルをかけてフレ
    ーム発生成手段へ入力するスクランブラと、フレーム再
    生手段の出力からスクランブルを解くデスクランブラ
    と、をさらに備える請求項2記載の無線通信システム。
  4. 【請求項4】 変調対象の送信データを発生し、復調後
    の受信データを受けるデータソースとして、シグナリン
    グデータのためのシグナリングデータソースと、ボイス
    データ及びデータ通信用データのためのデータソース
    と、をもつ請求項1〜3のいずれか1項に記載の無線通
    信システム。
  5. 【請求項5】 シグナリングデータソースから送信対象
    のシグナリングデータを受けてBCHエンコードするB
    CHエンコーダと、該BCHエンコーダの出力をエラー
    訂正のために反復伝送する反復伝送手段と、復調後のシ
    グナリングデータをマジョリティボートするマジョリテ
    ィボート手段と、該マジョリティボート手段の出力をB
    CHデコードして前記シグナリングデータソースへ入力
    するBCHデコーダと、をさらに備える請求項4記載の
    無線通信システム。
  6. 【請求項6】 シグナリングデータソースから送信デー
    タを受けて順次出力する送信先入先出バッファと、BC
    Hデコーダから受信データを受けて順次出力する受信先
    入先出バッファと、をさらに備える請求項5記載の無線
    通信システム。
  7. 【請求項7】 データソースからデータ通信用データを
    受けてインターリーブするインターリーバと、復調後の
    データ通信用データをデインターリーブして前記データ
    ソースへ入力するデインターリーバと、をさらに備える
    請求項4〜6のいずれか1項に記載の無線通信システ
    ム。
  8. 【請求項8】 データソースからボイスデータ及びデー
    タ通信用データを受けて順次出力する送信先入先出バッ
    ファと、復調後のボイスデータ及びデインターリーバか
    らのデータ通信用データを受けて順次出力する受信先入
    先出バッファと、をさらに備える請求項7記載の無線通
    信システム。
  9. 【請求項9】 ホッピング周波数生成手段として、時間
    情報を出力するTODと、前記時間情報に従いホップパ
    ターンを生成するホップパターン生成手段と、前記ホッ
    プパターンに従い周波数マッピングを行うホッピング周
    波数マッパーと、TDD状態信号を発生する時分割デュ
    プレクシングコントローラと、前記TDD状態信号が送
    信を示すと前記ホッピング周波数マッパーによる周波数
    に従い送信周波数を合成する送信周波数合成手段と、前
    記TDD状態信号が受信を示すと前記ホッピング周波数
    マッパーによる周波数に従い受信周波数を合成する受信
    周波数合成部と、を備える請求項1〜9のいずれか1項
    に記載の無線通信システム。
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