JP2004364170A - ケーブルモデムモジュール装置及び送受信装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】高周波信号を送受信するアナログ信号処理部を有するチューナ部19と、このチューナ部19に対して入出力する信号をデジタル処理するデジタル信号処理部20〜23,25〜30とをシールドケース36に収納した状態で、一端部がデジタル信号処理部20〜23,25〜30に接続され、他端部がシールドケース36を挿通して外方に突出されるもので、デジタル信号処理部20〜23,25〜30に対してデジタル信号を入出力する貫通コンデンサでなる端子37とを備えている。
【選択図】 図3
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えばCATV(Cable Television)回線を用いたネットワークとのインターフェースとなるケーブルモデムモジュール装置に関する。また、この発明は、上記したケーブルモデムモジュール装置を介してネットワークとデータ通信を行なう送受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
周知のように、例えばCATV回線を用いたネットワークに、ユーザの所有する例えばPC(Personal Computer)等の送受信装置を接続するためのインターフェースとして、ケーブルモデム装置が開発されている。そして、このケーブルモデム装置は、現在、ユーザが直接取り扱うことができる独立した機器として、送受信装置とは別個に製品化されている。
【0003】
一般に、ケーブルモデム装置は、その背面にCATV幹線と接続するためのRF(Radio Frequency)同軸コネクタ、PC等と接続するためのイーサネット(Ethernet)コネクタまたはジャックとUSB(Universal Serial Bus)コネクタまたはジャック、装置を初期設定に戻すためのリセットスイッチ、電源電力の供給を受けるための電源コネクタ等を装備している。
【0004】
また、このケーブルモデム装置の前面には、電源電力の供給状態、CATVセンター局との接続状態、PCとの接続状態、その他の機能の状態を表示するためのLED(Light Emitting Diode)または液晶等でなる表示部、装置に対して電源を投入または遮断するための電源スイッチ等が装備されている。
【0005】
そして、このケーブルモデム装置は、合成樹脂材料で形成された筐体に収納されており、PCの近傍に置かれたり、壁に掛けたりすることを前提として、その形状が設定されている。
【0006】
ところで、現在では、高集積化、部品の高性能化、実装技術が向上していることから、ケーブルモデム装置としも大幅なコストダウンや小型軽量化が促進されている。これにより、サイズの上では、ケーブルモデム装置を送受信装置に内蔵してしまうことが可能になっている。
【0007】
しかしながら、ケーブルモデム装置は、元々、送受信装置と別体に構成されているため、送受信装置に内蔵するには、種々の点で改良を施す必要が生じることになる。
【0008】
特許文献1には、受信系ブロックと送信系ブロックとを1つの筐体内に形成した送受信一体型高周波装置が開示されている。しかしながら、この特許文献1では、受信系ブロックと送信系ブロックとが形成された筐体を、送受信装置に内蔵することについては何らの記載もなされていないものである。
【0009】
【特許文献1】
特開2002−16524号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、この発明は上記事情を考慮してなされたもので、所定の装置や機器への内蔵に適する構成としたケーブルモデムモジュール装置を提供することを目的とする。また、この発明は、上記したケーブルモデムモジュール装置を内蔵した送受信装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るケーブルモデムモジュール装置は、高周波信号を送受信するアナログ信号処理部を有するチューナ部と、このチューナ部に対して入出力する信号をデジタル処理するデジタル信号処理部と、このデジタル信号処理部及びチューナ部を内部に収納するシールドケースと、一端部がデジタル信号処理部に接続され、他端部がシールドケースを挿通して外方に突出されるもので、デジタル信号処理部に対してデジタル信号を入出力する貫通コンデンサでなる端子とを備えるようにしたものである。
【0012】
また、この発明に係る送受信装置は、高周波信号を送受信するアナログ信号処理部を有するチューナ部と、このチューナ部に対して入出力する信号をデジタル処理するデジタル信号処理部と、このデジタル信号処理部及びチューナ部を収納するシールドケースと、一端部がデジタル信号処理部に接続され他端部がシールドケースを挿通して外方に突出されるもので、デジタル信号処理部に対してデジタル信号を入出力する貫通コンデンサでなる端子とを備えたケーブルモデムモジュール装置と;ケーブルモデムモジュール装置に電力を供給する電源部とを備え、電源部から供給される電力を用いてケーブルモデムモジュール装置が動作し、外部に対してデジタル信号の送受信を行なうようにしたものである。
【0013】
上記のような構成によれば、高周波信号を送受信するアナログ信号処理部を有するチューナ部と、このチューナ部に対して入出力する信号をデジタル処理するデジタル信号処理部とをシールドケースに収納した状態で、一端部がデジタル信号処理部に接続され、他端部がシールドケースを挿通して外方に突出されるもので、デジタル信号処理部に対してデジタル信号を入出力する貫通コンデンサでなる端子を備えるようにしたので、所定の装置や機器への内蔵に適する構成とすることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の第1の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は、この第1の実施の形態で説明するCATV端末装置11を示している。このCATV端末装置11は、CATV回線を用いたネットワークに接続され、予め契約された加入者に対して、ネットワークから映像プログラム、音楽プログラムまたは文字データ等を受信して供給する機能を有する。
【0015】
また、このCATV端末装置11は、加入者から入力された情報を、送信元であるCATVセンター局に伝送する機能を有している。
【0016】
なお、CATVセンター局からCATV端末装置11には、例えば90〜860MHz程度の高周波の下り信号で映像プログラム、音声プログラムまたは文字データ等が配信される。また、CATV端末装置11からCATVセンター局には、例えば5〜65MHz程度の高周波の上り信号で情報が伝送される。
【0017】
このCATV端末装置11は、図1に示すように、外装ケース12、主回路基板13、電源回路基板14、ケーブルモデムモジュール装置15、フロントパネル16及びリアパネル17等から構成されている。
【0018】
このうち、主回路基板13には、ケーブルモデムモジュール装置15が実装されている。また、この主回路基板13には、ケーブルモデムモジュール装置15の出力から映像信号及び音声信号や文字データ等を生成する信号処理用チップIC1が実装されている。
【0019】
さらに、フロントパネル16には、例えば受信チャンネルやCATVセンター局からのメール等の着信の有無を表示する表示装置、電源スイッチ、音声出力用のフォノジャックあるいはリモートコントローラからの操作情報を受信する受光部等が配置されている。
【0020】
また、リアパネル17には、例えばCRT(Cathode Ray Tube)等のディスプレイ装置に映像信号を出力する映像出力端子VO、テレビジョンモニタ装置や音声増幅装置に音声信号を出力する音声出力端子群AO、電源回路基板14に商用電源を供給可能なAC(Alternating Current)ライン、ケーブルモデムモジュール装置15に設けられたRF同軸コネクタ32等が配置されている。
【0021】
ここで、上記ケーブルモデムモジュール装置15は、CATVセンター局との通信の制御、CATVセンター局に送信する上り信号の生成、CATVセンター局から送信された下り信号の復調、ケーブルモデムモジュール装置15に接続されている外部装置とのデータ通信の制御、電源回路等の機能を有している。
【0022】
図2は、ケーブルモデムモジュール装置15の信号処理系を示している。このケーブルモデムモジュール装置15は、CATVセンター局18と上記RF同軸コネクタ32を介して信号を送受信する高周波信号を扱うチューナ部19と、このチューナ部19に対して入出力する信号をデジタル処理するデジタル信号処理部DPとを備えている。
【0023】
このデジタル信号処理部DPは、チューナ部19で周波数変換されて出力される下り信号をデジタル信号に変換するA/D(Analog/Digital)コンバータ20、デジタル信号に変換された下り信号を復調してデータ化する復調部21を備え、データ化された下り信号はMAC(Media Access Control)部22に供給される。
【0024】
さらに、MAC部22で生成されたデジタルの上り信号は、D/A(Digital/Analog)コンバータ23でアナログ信号に変換され、チューナ部19を介してCATVセンター局18に送信される。
【0025】
また、MAC部22は、CATVセンター局18と送受信したデータを、ケーブルモデムモジュール装置15に接続されている外部装置24と通信する機能を有している。
【0026】
すなわち、MAC部22の下り側データ入出力端子には、MII(Media Independent Interface)25が準備され、MII25は、ケーブルモデムモジュール装置15に対して直接入出力できるように選択器26に接続されている。
【0027】
また、MII25は、イーサネットインターフェース部27とも接続され、イーサネットインターフェース部27の下り側データ入出力端子は、イーサネットでIEEE802.3等の規格の形式に変換されて、上記選択器26に接続されている。
【0028】
さらに、MAC部22は、USBインターフェース部28とも接続されて、上記選択器26に接続されている。
【0029】
この選択器26は、MII25、イーサネットインターフェース部27またはUSBインターフェース部28のいずれかの通信機能を選択して、外部装置24とデータの通信を行なわせる。
【0030】
また、このケーブルモデムモジュール装置15は、チューナ部19を含めた各回路部の動作を統括的に制御する、マイクロコンピュータ等を内蔵した主制御部29と、ICメモリ30とを備えている。この主制御部29及びICメモリ30は、MAC部22に接続されている。
【0031】
さらに、チューナ部19を含めた各回路部に対して、ケーブルモデムモジュール装置15の外部から電源電力が供給されるようになっている。
【0032】
図3は、ケーブルモデムモジュール装置15の構造を示している。図3において、符号31は回路基板である。この回路基板31は、図2に示したチューナ部19及びデジタル信号処理部DPが実装されている。
【0033】
チューナ部19には、CATV幹線と接続するためのRF同軸コネクタ32が備えられている。このRF同軸コネクタ32は、回路基板31に実装されたチューナ部19に接続されている。
【0034】
デジタル信号処理部DPは、上記A/Dコンバータ20、復調部21、MAC部22、D/Aコンバータ23、MII25、イーサネットインターフェース部27及び主制御部29等をIC化した半導体チップIC2と、それぞれICチップ化されたUSBインターフェース部28及びICメモリ30とを、回路基板31に実装することで構成されている。
【0035】
ここで、ケーブルモデムモジュール装置15は、回路基板31の面方向と直交する周囲4面を覆うとともに、外部からの電磁波をシールドする金属ケース33と、この4面体の金属ケース33の一方の開口を覆うとともに、外部からの電磁波をシールドする第1のカバー34と、金属ケース33の他方の開口を覆うとともに、外部からの電磁波をシールドする第2のカバー35とから形成された6面体のシールドケース36、もしくは、それに類似した形状の筐体からなる。
【0036】
金属ケース33は、このケーブルモデムモジュール装置15のデジタル信号処理部DPと通信するためや、電源を供給するための電気的接続を目的とする端子群37を備えている。この端子群37には、貫通コンデンサ等の、他の外部回路基板(この場合、主回路基板13)に直接はんだ付けすることができる端子や、簡易な構造のコネクタで接続することができる端子を用いている。この端子群37を構成する端子は、その一端部が回路基板31に接続され、他端部が金属ケース33を挿通して外方に突出されている。
【0037】
また、この端子群37には、MII25、イーサネットインターフェース部27またはUSBインターフェース部28のいずれかの通信信号が選択器26で選択され、外部装置24と通信を行なうための端子を備えている。
【0038】
このように、回路基板31を金属ケース33と第1及び第2のカバー34,35との中に収納して略6面を覆うような構成とし、貫通コンデンサ等の主回路基板13に直接はんだ付けすることができる端子群37に、MII25、イーサネットインターフェース部27またはUSBインターフェース部28のいずれかの通信機能を持たせることにより、主回路基板13と端子群37を介してケーブルモデムモジュール装置15が通信可能となり、ケーブルモデムモジュール装置15を主回路基板13に実装することが可能となる。
【0039】
また、端子群37が貫通コンデンサであれば、イーサネットコネクタまたはジャック、USBコネクタまたはジャック等を用いるのに比して、非常に安価に構成することができる。
【0040】
さらに、端子群37を貫通コンデンサで構成し、主回路基板13に直接はんだ付けする構成とすれば、一般的なイーサネットケーブルまたはUSBケーブル等の高価なケーブルを必要としなくて済むことになる。また、長いケーブルを持つことによって、他のPC等からの不要輻射を受けることも少なく、良好な通信品質を確保することができる。さらに、このケーブルモデムモジュール装置15を含む周辺トータルコストを安価にすることもできる。
【0041】
また、貫通コンデンサであることから、高周波特性も十分に考慮した設計が可能であり、不要信号の重畳を低減することもできる。
【0042】
さらに、選択器26で通信機能を選択することにより、端子群37に各通信機能毎の端子を全て設ける必要がなくなり、端子数を削減することができ、小型化及び低コスト化に貢献することができる。
【0043】
なお、選択器26としては、トランジスタまたはFET等からなる電子式スイッチ、リレー等を用いる機械式スイッチ、または、製造時に接続を選択することができるような部品が実装されているか非実装かで選択できるような手段が考えられる。
【0044】
また、回路基板31には、MII25、イーサネットインターフェース部27またはUSBインターフェース部28の部品を実装することを可能にしておきながら、製造時に、MII25、イーサネットインターフェース部27またはUSBインターフェース部28のいずれかの必要とするインターフェース回路を選択的に実装して、端子群37に接続するようにすることも考えられる。
【0045】
このようにすれば、必要としない通信方法の部品を実装せずに済み、選択器26も不要となり、また、いずれの通信方法を選択しても回路基板31を共通化できるため、安価なケーブルモデムモジュール装置15を提供することができる。
【0046】
次に、この発明の第2の実施の形態について説明する。図4において、図3と同一部分には同一符号を付して説明する。すなわち、前記チューナ部19は、チューナ回路基板38上に回路を形成し、このチューナ回路基板38を金属等の電磁波の不要輻射を遮蔽する効果のある素材で形成されたシールドケース39内に収納した構成となっている。
【0047】
そして、このチューナ部19は、一端部がチューナ回路基板38に接続され、他端部がシールドケース39を挿通して外方に突出される、アナログ信号入出力用の端子群40を備えている。このチューナ部19は、端子群40の他端部を回路基板31に接続することにより、回路基板31に実装されデジタル信号処理部DPと接続されている。
【0048】
ここで、チューナ部19の端子群40と、金属ケース33の端子群37とは、回路基板31上で概ね対極する位置に実装されており、両端子群37,40間の距離をできるかぎり長くとるようにしている。
【0049】
一般に、チューナ部19内、及び端子群40で扱われる信号は、微弱なアナログ信号であることが多く、またアナログ信号であるために不要な信号の重畳は通信品質を劣化させるおそれがある。
【0050】
これに対し、金属ケース33の端子群37で扱われる通信形式は、イーサネット、USBまたはMII等により、ケーブルモデムモジュール装置15の内外を高速なデジタル信号が入出力するものである。つまり、このデジタル信号の基本動作周波数信号成分及びその高調波信号成分は、端子群40で扱われる信号に対しては、まさにノイズ及び不要信号源となる。
【0051】
また、デジタル信号は、端子群40で扱われる信号振幅に対しても、非常に大きい振幅であることが多く、その振幅差のために、端子群40に不要輻射によるノイズ及び不要信号として重畳された場合、通信品質の劣化が大きくなる。
【0052】
特に、D/Aコンバータ23から出力され端子群40を介してチューナ部19に入力される信号、また、チューナ部19で受信し端子群40を介してA/Dコンバータ20に供給される信号は、端子群37で扱われる信号の不要輻射による不要信号の重畳により、ケーブルモデムモジュール装置15の標準規格の性能を満たせなかったり、受信性能の劣化を招くおそれがある。
【0053】
図4に示した第2の実施の形態によれば、端子群37と端子群40とを、回路基板31の上でできるだけ遠ざけることにより、不要輻射によるノイズ及び不要信号として重畳する振幅を最小限に抑え、その影響を少なくすることができる。その結果、端子群40で扱われる信号の品質を良好に保つことができ、これにより、チューナ部19は、CATVセンター局18との高品位な送受信を可能とすることができる。
【0054】
なお、端子群37は、貫通コンデンサ等のノイズや不要信号を低減する、フィルタ機能を備えた端子で構成されているが、図5に示すように、外部とのデジタル通信には、イーサネットやUSB規格の標準インターフェースコネクタ41を使用することもできる。この場合、端子群40と標準インターフェースコネクタ41とを、回路基板31上で概ね対極する位置に実装することになる。
【0055】
次に、この発明の第3の実施の形態について説明する。すなわち、図6及び図7において、図4と同一部分には同一符号を付して説明すると、回路基板31上の一方の辺に近い位置にチューナ部19の端子群40を配置し、この辺と反対側の回路基板31上の辺(対辺)に近い位置、つまり対辺近傍に、前記ICメモリ30を配置している。
【0056】
つまり、端子群40とICメモリ30と間の距離をできるかぎり長くとるようにしている。要するに、ICメモリ30においても、デジタル通信の端子群37と同様に、高速なデジタル信号の入出力が行なわれており、このデジタル信号が端子群37で扱われるデジタル信号と同様に、チューナ部19の端子群40で扱われる信号に悪影響を及ぼすことになる。
【0057】
図6に示した第3の実施の形態によれば、ICメモリ30と端子群40とを回路基板31上でできるだけ遠ざけることにより、不要輻射によるノイズ及び不要信号として重畳する振幅を最小限に抑え、その影響を少なくすることができる。その結果、端子群40で扱われる信号の品質を良好に保つことができ、これにより、チューナ部19は、CATVセンター局18との高品位な送受信を可能とすることができる。
【0058】
なお、ICメモリ30と端子群40とは、回路基板31上の対辺に限らず対極に設置することも考えられる。さらに、ICメモリ30と端子群40とは、回路基板31上でチューナ部19のシールドケース39を挟む位置に設置することもできる。
【0059】
また、ICメモリ30に限らず、デジタル信号を扱う部品、つまり、MII25、イーサネットインターフェース部27及びUSBインターフェース部28等のデジタル信号処理部を、端子群40から遠ざけることにより、チューナ部19で扱うアナログ信号に対する悪影響を低減することが可能となる。
【0060】
次に、この発明の第4の実施の形態について説明する。すなわち、図8及び図9において、図2及び図3と同一部分には同一符号を付して説明すると、主制御部29には、JTAG(Joint Action Test Group)規格に適合するJTAGプロトコル(IEEE1149.1)に対応するJTAGまたはEJTAG(Enhanced JTAG)インターフェース用端子42が接続されている。
【0061】
この端子42は、ケーブルモデムモジュール装置15のソフトウェアのデバッグ、設定、確認等のテストを行なうためにPCと接続するもので、PCと主制御部29のマイクロコンピュータとの通信を行なわせるためのものである。この端子42は、ケーブルモデムモジュール装置15の製造時に使用されるもので、製造後は、ユーザに使用されないことを前提としている。
【0062】
そして、この端子42は、図9に示すように、金属ケース33に備えられた端子群37に含まれている。このため、端子群37の中の端子42に対応する端子にPCを接続して、主制御部29のマイクロコンピュータと通信を行なうことにより、ケーブルモデムモジュール装置15のソフトウェアのデバッグ、設定、確認等を行なうことが可能となる。
【0063】
この場合、端子群37は、ケーブルモデムモジュール装置15の外部に露出されることになるが、製品出荷時には、このケーブルモデムモジュール装置15自体が、図1に示したようにCATV端末装置11の外装ケース12内に内蔵されるので、ユーザが端子群37を介して主制御部29のマイクロコンピュータにアクセスすることは防止される。
【0064】
このように、端子群37にJTAGまたはEJTAGインターフェース用端子42を含ませるようにすることにより、ケーブルモデムモジュール装置15をCATV端末装置11に組み込んでからも、外装ケース12が固定される前であれば、端子42を介して主制御部29のマイクロコンピュータにアクセスすることができるので、CATV端末装置11の製造過程でも、ケーブルモデムモジュール装置15のソフトウェアのデバッグ、設定、確認等を行なうことができる。
【0065】
また、CATV端末装置11の完成後も、サービス、修理またはメンテナンス時等に、正規のサービスマンや技術者が外装ケース12を取り外すことにより、ケーブルモデムモジュール装置15のソフトウェアのデバッグ、設定、確認等を行なうことができる。
【0066】
図10は、図8に示した第4の実施の形態の変形例を示している。すなわち、主制御部29は、JTAG及びEJTAGの両方のインターフェース機能を有している。そして、主制御部29のJTAG及びEJTAGの両方のインターフェースは、選択器43を介してインターフェース用端子42に接続される。
【0067】
このような選択器43を備えることで、JTAG及びEJTAGのインターフェースを自由に選択することが可能となる。また、1種類の回路基板31でどちらのインターフェースも選択できるため、安価で取り扱いの便利なケーブルモデムモジュール装置15を提供することができる。
【0068】
なお、ケーブルモデムモジュール装置15のソフトウェアのデバッグ、設定、確認等を行なうためにPCと接続するインターフェースとしては、JTAG及びEJTAGに限らず、例えばUART(Universal Asynchronous Receiver Transmitter)等を使用しても良く、これらの3者を任意に選択することができるようにしても良いものである。
【0069】
次に、この発明の第5の実施の形態について説明する。すなわち、図11に示すように、ケーブルモデムモジュール装置15は、そのシールドケース36に突設されたRF同軸コネクタ32を、外装ケース12のリアパネル17に形成された透孔17aを挿通させて、外装ケース12の外部に突出させている。
【0070】
ここで、ケーブルモデムモジュール装置15には、そのRF同軸コネクタ32が突設されている面と同じ面に、ケーブルモデムモジュール装置15の設定状態や動作状態等、例えばCATVセンター局18とのリンク状態等、つまり、回路基板31上における信号処理状態を表示するための、LED等でなる表示器44が設置されており、シールドケース36にはケーブルモデムモジュール装置15の外部から表示器44を認識できることのできる窓が形成されている。
【0071】
そして、外装ケース12のリアパネル17には、ケーブルモデムモジュール装置15のRF同軸コネクタ32が挿通される開口17aと、RF同軸コネクタ32を開口17aに挿通させた状態で、表示器44に対応する位置に、窓17bが形成されている。ユーザは、この窓17bを介して、表示器44の表示状態を認識することができる。
【0072】
図11に示した第5の実施の形態によれば、ケーブルモデムモジュール装置15のシールドケース36に、そのRF同軸コネクタ32が突設されている面と同じ面に表示器44を設置するようにしたので、RF同軸コネクタ32をリアパネル17から外方に突出させるように設置した状態で、表示器44は必然的にリアパネル17側を向くことになる。
【0073】
このため、リアパネル17の表示器44に対応する位置に窓17bを形成するだけ、つまり、ケーブルモデムモジュール装置15に関しての加工面をリアパネル17のみにでき、製造上効果的である。
【0074】
なお、シールドケース36に形成される窓、及び、リアパネル17に形成される窓17bは、開口であったり、開口に透明な樹脂を充填することによって形成することができる。
【0075】
次に、この発明の第6の実施の形態について説明する。すなわち、図12に示すように、ケーブルモデムモジュール装置15のシールドケース36には、そのRF同軸コネクタ32が突設されている面と同じ面に、MACアドレスを表示したラベル45が貼付されている。
【0076】
このMACアドレスは、CATVセンター局18とケーブルモデムモジュール装置15との間の通信制御のため、ネットワークでホストを識別するために各ケーブルモデムモジュール装置15にそれぞれ固有に設定されるもので、世界中に1つしかないユニークハードウェアアドレスである。ラベル45には、番号あるいはバーコード等で表示されている。
【0077】
そして、外装ケース12のリアパネル17には、ケーブルモデムモジュール装置15のRF同軸コネクタ32を透孔17aに挿通させた状態で、ラベル45に対応する位置に、窓17cが形成されている。これにより、この窓17cを介して、CATV端末装置11の外部からMACアドレスを認識することができる。
【0078】
図12に示した第6の実施の形態によっても、リアパネル17のラベル45に対応する位置に窓17cを形成するだけ、つまり、ケーブルモデムモジュール装置15に関しての加工面をリアパネル17のみにでき、製造上効果的である。なお、この窓17cも、開口であったり、開口に透明な樹脂を充填することによって形成することができる。
【0079】
以上に説明した各実施の形態では、ケーブルモデムモジュール装置15が内蔵される送受信装置としてCATV端末装置11を例に説明したが、送受信装置としては、例えばゲーム機器等であっても適用することができる。
【0080】
例えば、図13に示すようなゲーム機器46は、外装ケース47、主回路基板48、電源回路基板49、ケーブルモデムモジュール装置50、フロントパネル51及びリアパネル52等からなる。なお、フロントパネル51には、コントローラ59が接続可能である。
【0081】
このゲーム機器46は、例えばセンター局からダウンロード可能なゲームソフトやバージョンアップデータまたはハイスコアデータ等を記憶可能なHDD(Hard Disk Drive)53や、対戦型ゲームにおいてセンター局にエントリされている任意の対戦相手との通信を確保/切断可能な通信ユニット等が設けられている。
【0082】
なお、ゲーム用ソフトウェアの主要な部分が、例えばDVD(Digital Versatile Disk)規格のディスク媒体や、特定の規格の記憶媒体(カートリッジあるいはカード)を介して供給される場合に備えて、ディスクドライブ装置やカード(カートリッジ)スロットが一体に組み込まれていてもよい。
【0083】
なお、詳細な説明を省略するが、主回路基板48の所定の位置には、図3または図4を用いて前に説明したのと同様に、例えばRF同軸コネクタ54が回路基板55に取り付けられたケーブルモデムモジュール装置50が固定されている。
【0084】
また、ケーブルモデムモジュール装置50は、金属ケース56、上カバー57及び下カバー58により、シールドされているので、外来の不要輻射が回路基板55に入力され、または回路基板55からの不要輻射がケーブルモデムモジュール装置50の外部へ出力されることが低減される。
【0085】
したがって、上述したケーブルモデムモジュール装置(シールド機構)を用いることにより、高品位な信号の送受信が可能となる。
【0086】
なお、この発明は上記した実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を種々変形して具体化することができる。
【0087】
また、上記した実施の形態に開示されている複数の構成要素を適宜に組み合わせることにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除しても良いものである。さらに、異なる実施の形態に係る構成要素を適宜組み合わせても良いものである。
【0088】
【発明の効果】
以上詳述したようにこの発明によれば、所定の装置や機器への内蔵に適する構成としたケーブルモデムモジュール装置を提供することができる。また、この発明によれば、上記したケーブルモデムモジュール装置を内蔵した送受信装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態を示すもので、CATV端末装置を説明するために示す斜視図。
【図2】同CATV端末装置におけるケーブルモデムモジュール装置の信号処理系を説明するために示すブロック構成図。
【図3】同ケーブルモデムモジュール装置の構造を説明するために示す分解斜視図。
【図4】この発明の第2の実施の形態を示すもので、ケーブルモデムモジュール装置の構造を説明するために示す分解斜視図。
【図5】同第2の実施の形態におけるケーブルモデムモジュール装置の変形例を説明するために示す分解斜視図。
【図6】この発明の第3の実施の形態を示すもので、ケーブルモデムモジュール装置の構造を説明するために示す分解斜視図。
【図7】同第3の実施の形態におけるケーブルモデムモジュール装置の構造を説明するために示す側断面図。
【図8】この発明の第4の実施の形態を示すもので、ケーブルモデムモジュール装置の信号処理系を説明するために示すブロック構成図。
【図9】同第4の実施の形態におけるケーブルモデムモジュール装置の構造を説明するために示す分解斜視図。
【図10】同第4の実施の形態におけるケーブルモデムモジュール装置の変形例を説明するために示すブロック構成図。
【図11】この発明の第5の実施の形態を示すもので、CATV端末装置とケーブルモデムモジュール装置との関係を説明するために示す斜視図。
【図12】この発明の第6の実施の形態を示すもので、CATV端末装置とケーブルモデムモジュール装置との関係を説明するために示す斜視図。
【図13】各実施の形態におけるケーブルモデムモジュール装置が内蔵される送受信装置の他の例を説明するために示す図。
【符号の説明】
11…CATV端末装置、12…外装ケース、13…主回路基板、14…電源回路基板、15…ケーブルモデムモジュール装置、16…フロントパネル、17…リアパネル、18…CATVセンター局、19…チューナ部、20…A/Dコンバータ、21…復調部、22…MAC部、23…D/Aコンバータ、24…外部装置、25…MII、26…選択器、27…イーサネットインターフェース部、28…USBインターフェース部、29…主制御部、30…ICメモリ、31回路基板、32…RF同軸コネクタ、33…金属ケース、34…第1のカバー、35…第2のカバー、36…シールドケース、37…端子群、38…チューナ回路基板、39…シールドケース、40…端子群、41…標準インターフェースコネクタ、42…インターフェース用端子、43…選択器、44…表示器、45…ラベル、46…ゲーム機器、47…外装ケース、48…主回路基板、49…電源回路基板、50…ケーブルモデムモジュール装置、51…フロントパネル、52…リアパネル、53…HDD、54…RF同軸コネクタ、55…回路基板、56…金属ケース、57…上カバー、58…下カバー、59…コントローラ。
Claims (19)
- 高周波信号を送受信するアナログ信号処理部を有するチューナ部と、
このチューナ部に対して入出力する信号をデジタル処理するデジタル信号処理部と、
このデジタル信号処理部及び前記チューナ部を収納するシールドケースと、
一端部が前記デジタル信号処理部に接続され、他端部が前記シールドケースを挿通して外方に突出されるもので、前記デジタル信号処理部に対してデジタル信号を入出力する貫通コンデンサでなる端子とを具備したことを特徴とするケーブルモデムモジュール装置。 - 前記端子は、デジタル通信を行なうための送受信端子であることを特徴とする請求項1記載のケーブルモデムモジュール装置。
- 前記デジタル通信は、MII、イーサネット及びUSBのいずれかの通信機能によって行なわれることを特徴とする請求項2記載のケーブルモデムモジュール装置。
- 前記MII、イーサネット及びUSBの通信機能に対応する複数のインターフェースと、
この複数のインターフェースを選択的に前記送受信端子に接続する選択手段とを備えたことを特徴とする請求項3記載のケーブルモデムモジュール装置。 - 高周波信号を送受信するアナログ信号処理部を有するチューナ部と、
このチューナ部を収納する第1のシールドケースと、
一端部が前記チューナ部に接続され、他端部が前記第1のシールドケースを挿通して外方に突出されるアナログ信号入出力用の端子と、
この端子の他端部が接続され、前記チューナ部に対して入出力する信号をデジタル処理するデジタル信号処理部が形成された回路基板と、
この回路基板を前記第1のシールドケースを含めて収納する第2のシールドケースと、
前記回路基板に接続され、前記第2のシールドケースを挿通してデジタル信号の入出力を行なう接続部とを具備し、
前記端子と前記接続部とを、前記回路基板上で対極となる位置に配置することを特徴とするケーブルモデムモジュール装置。 - 前記接続部は、一端部が前記回路基板に接続され、他端部が前記第2のシールドケースを挿通して外方に突出される端子と、デジタルインターフェース用のコネクタとの両方を備えることを特徴とする請求項5記載のケーブルモデムモジュール装置。
- 高周波信号を送受信するアナログ信号処理部を有するチューナ部と、
このチューナ部を収納する第1のシールドケースと、
一端部が前記チューナ部に接続され、他端部が前記第1のシールドケースを挿通して外方に突出されるアナログ信号入出力用の第1の端子と、
この第1の端子の他端部が接続され、前記チューナ部に対して入出力する信号をデジタル処理するもので、デジタルデータが入出力されるメモリを含むデジタル信号処理部が形成された回路基板と、
この回路基板を前記第1のシールドケースを含めて収納する第2のシールドケースと、
一端部が前記回路基板に接続され、他端部が前記第2のシールドケースを挿通して外方に突出されるデジタル信号入出力用の第2の端子とを具備し、
前記第1の端子と前記メモリとを、前記回路基板上で対辺近傍となる位置に配置することを特徴とするケーブルモデムモジュール装置。 - 高周波信号を送受信するアナログ信号処理部を有するチューナ部と、
このチューナ部に対して入出力する信号をデジタル処理するデジタル信号処理部と、
このデジタル信号処理部及び前記チューナ部を収納するシールドケースと、
一端部が前記デジタル信号処理部に接続され、他端部が前記シールドケースを挿通して外方に突出されるもので、前記デジタル信号処理部に対してデジタル信号を入出力する端子群とを具備し、
前記端子群の一部は、前記デジタル信号処理部を前記シールドケースの外方からテストするための端子であることを特徴とするケーブルモデムモジュール装置。 - 高周波信号を送受信するアナログ信号処理部を有するチューナ部と、
このチューナ部に対して入出力する信号をデジタル処理するデジタル信号処理部と、
このデジタル信号処理部及び前記チューナ部を収納するシールドケースと、
一端部が前記デジタル信号処理部に接続され、他端部が前記シールドケースを挿通して外方に突出されるもので、前記デジタル信号処理部を前記シールドケースの外方からテストするための端子を一部に含む端子群とを具備したことを特徴とするケーブルモデムモジュール装置。 - 前記デジタル信号処理部は、
テスト用の複数のインターフェースと、
この複数のインターフェースを選択的に前記テスト用の端子に接続する選択手段とを備えることを特徴とする請求項8または9記載のケーブルモデムモジュール装置。 - 同軸コネクタを介して高周波信号を送受信するアナログ信号処理部を有するチューナ部と、
このチューナ部に対して入出力する信号をデジタル処理するデジタル信号処理部が形成された回路基板と、
この回路基板を前記チューナ部を含めて収納するもので、前記同軸コネクタを1つの面から外方に突出させる6面体のシールドケースと、
一端部が前記回路基板に接続され、他端部が前記シールドケースを挿通して外方に突出されるもので、前記デジタル信号処理部に対してデジタル信号を入出力する端子と、
前記回路基板上における信号処理状態を表示する表示手段とを具備し、
前記表示手段を、前記シールドケースの前記同軸コネクタを突出している面と同じ面に設置することを特徴とするケーブルモデムモジュール装置。 - 同軸コネクタを介して高周波信号を送受信するアナログ信号処理部を有するチューナ部と、
このチューナ部に対して入出力する信号をデジタル処理するデジタル信号処理部が形成された回路基板と、
この回路基板を前記チューナ部を含めて収納するもので、前記同軸コネクタを1つの面から外方に突出させる6面体のシールドケースと、
一端部が前記回路基板に接続され、他端部が前記シールドケースを挿通して外方に突出されるもので、前記デジタル信号処理部に対してデジタル信号を入出力する端子と、
ケーブルモデムモジュール装置に固有の識別アドレスを表示する表示手段とを具備し、
前記表示手段を、前記シールドケースの前記同軸コネクタを突出している面と同じ面に設置することを特徴とするケーブルモデムモジュール装置。 - 高周波信号を送受信するアナログ信号処理部を有するチューナ部と、このチューナ部に対して入出力する信号をデジタル処理するデジタル信号処理部と、このデジタル信号処理部及び前記チューナ部を収納するシールドケースと、一端部が前記デジタル信号処理部に接続され他端部が前記シールドケースを挿通して外方に突出されるもので、前記デジタル信号処理部に対してデジタル信号を入出力する貫通コンデンサでなる端子とを備えたケーブルモデムモジュール装置と、
前記ケーブルモデムモジュール装置に電力を供給する電源部とを備え、前記電源部から供給される電力を用いて前記ケーブルモデムモジュール装置が動作し、外部に対してデジタル信号の送受信を行なうことを特徴とする送受信装置。 - 高周波信号を送受信するアナログ信号処理部を有するチューナ部と、このチューナ部を収納する第1のシールドケースと、一端部が前記チューナ部に接続され、他端部が前記第1のシールドケースを挿通して外方に突出されるアナログ信号入出力用の端子と、この端子の他端部が接続され、前記チューナ部に対して入出力する信号をデジタル処理するデジタル信号処理部が形成された回路基板と、この回路基板を前記第1のシールドケースを含めて収納する第2のシールドケースと、前記回路基板に接続され、前記第2のシールドケースを挿通してデジタル信号の入出力を行なう接続部とを備え、前記端子と前記接続部とを前記回路基板上で対極となる位置に配置したケーブルモデムモジュール装置と、
前記ケーブルモデムモジュール装置に電力を供給する電源部とを備え、前記電源部から供給される電力を用いて前記ケーブルモデムモジュール装置が動作し、外部に対してデジタル信号の送受信を行なうことを特徴とする送受信装置。 - 高周波信号を送受信するアナログ信号処理部を有するチューナ部と、このチューナ部を収納する第1のシールドケースと、一端部が前記チューナ部に接続され、他端部が前記第1のシールドケースを挿通して外方に突出されるアナログ信号入出力用の第1の端子と、この第1の端子の他端部が接続され、前記チューナ部に対して入出力する信号をデジタル処理するもので、デジタルデータが入出力されるメモリを含むデジタル信号処理部が形成された回路基板と、この回路基板を前記第1のシールドケースを含めて収納する第2のシールドケースと、一端部が前記回路基板に接続され、他端部が前記第2のシールドケースを挿通して外方に突出されるデジタル信号入出力用の第2の端子とを備え、前記第1の端子と前記メモリとを、前記回路基板上で対辺近傍となる位置に配置したケーブルモデムモジュール装置と、
前記ケーブルモデムモジュール装置に電力を供給する電源部とを備え、前記電源部から供給される電力を用いて前記ケーブルモデムモジュール装置が動作し、外部に対してデジタル信号の送受信を行なうことを特徴とする送受信装置。 - 高周波信号を送受信するアナログ信号処理部を有するチューナ部と、このチューナ部に対して入出力する信号をデジタル処理するデジタル信号処理部と、このデジタル信号処理部及び前記チューナ部を収納するシールドケースと、一端部が前記デジタル信号処理部に接続され、他端部が前記シールドケースを挿通して外方に突出されるもので、前記デジタル信号処理部に対してデジタル信号を入出力する端子群とを備え、前記端子群の一部は、前記デジタル信号処理部を前記シールドケースの外方からテストするための端子であるケーブルモデムモジュール装置と、
前記ケーブルモデムモジュール装置に電力を供給する電源部とを備え、前記電源部から供給される電力を用いて前記ケーブルモデムモジュール装置が動作し、外部に対してデジタル信号の送受信を行なうことを特徴とする送受信装置。 - 高周波信号を送受信するアナログ信号処理部を有するチューナ部と、このチューナ部に対して入出力する信号をデジタル処理するデジタル信号処理部と、このデジタル信号処理部及び前記チューナ部を収納するシールドケースと、一端部が前記デジタル信号処理部に接続され、他端部が前記シールドケースを挿通して外方に突出されるもので、前記デジタル信号処理部を前記シールドケースの外方からテストするための端子を一部に含む端子群とを備えたケーブルモデムモジュール装置と、
前記ケーブルモデムモジュール装置に電力を供給する電源部とを備え、前記電源部から供給される電力を用いて前記ケーブルモデムモジュール装置が動作し、外部に対してデジタル信号の送受信を行なうことを特徴とする送受信装置。 - 同軸コネクタを介して高周波信号を送受信するアナログ信号処理部を有するチューナ部と、このチューナ部に対して入出力する信号をデジタル処理するデジタル信号処理部が形成された回路基板と、この回路基板を前記チューナ部を含めて収納するもので、前記同軸コネクタを1つの面から外方に突出させる6面体のシールドケースと、一端部が前記回路基板に接続され、他端部が前記シールドケースを挿通して外方に突出されるもので、前記デジタル信号処理部に対してデジタル信号を入出力する端子と、前記回路基板上における信号処理状態を表示する表示手段とを備え、前記表示手段を、前記シールドケースの前記同軸コネクタを突出している面と同じ面に設置したケーブルモデムモジュール装置と、
前記ケーブルモデムモジュール装置に電力を供給する電源部と、
前記同軸コネクタが挿通される開口と、この開口に前記同軸コネクタが挿通された状態で前記表示手段に対応する位置に形成される窓とを有するパネルとを具備したことを特徴とする送受信装置。 - 同軸コネクタを介して高周波信号を送受信するアナログ信号処理部を有するチューナ部と、このチューナ部に対して入出力する信号をデジタル処理するデジタル信号処理部が形成された回路基板と、この回路基板を前記チューナ部を含めて収納するもので、前記同軸コネクタを1つの面から外方に突出させる6面体のシールドケースと、一端部が前記回路基板に接続され、他端部が前記シールドケースを挿通して外方に突出されるもので、前記デジタル信号処理部に対してデジタル信号を入出力する端子と、ケーブルモデムモジュール装置に固有の識別アドレスを表示する表示手段とを備え、前記表示手段を、前記シールドケースの前記同軸コネクタを突出している面と同じ面に設置したケーブルモデムモジュール装置と、
このケーブルモデムモジュール装置に電力を供給する電源部と、
前記同軸コネクタが挿通される開口と、この開口に前記同軸コネクタが挿通された状態で前記表示手段に対応する位置に形成される窓とを有するパネルとを具備したことを特徴とする送受信装置。
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