JP2831670B2 - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JP2831670B2 JP63331181A JP33118188A JP2831670B2 JP 2831670 B2 JP2831670 B2 JP 2831670B2 JP 63331181 A JP63331181 A JP 63331181A JP 33118188 A JP33118188 A JP 33118188A JP 2831670 B2 JP2831670 B2 JP 2831670B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はデジタル記録方式の画像記録装置および画像
再生装置に関し、例えば毎秒24コマの映像フィルム画像
と毎秒60フィールドのテレビジョン画像の切換え処理に
好適な装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、HDビデオシステムにより記録されたものをフィ
ルムに変換する場合は第5図に示す構成が用いられる。
すなわちHDカメラ51で撮影した映像はR,G,BもしくはY,B
−Y,R−Y,もしくはコンポジット信号の形でVTR52に記録
され、編集を繰り返した後、ビデオ映像(60フィールド
/秒)をフィルム画像(48フィールド/秒(24コマ/
秒))に変換するため、スローVTR53を介して信号処理
手段54(主にγ補正を行う)を通り、フィルム変換手段
(フィルム・レコーダー)55にてレーザー光もしくは電
子ビームによるフィルム焼き付けが行われていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来例にて製作されたフィルム
は、直接シネカメラにて撮影されたものと比較した場合
に比べてなにか黒ずんでしまったり、ビデオカメラを通
しただけの場合に比べて「抜け」の悪い画像になってし
まう。その理由は、ビデオ信号がR,G,Bの三原色光の加
色法であり、カラーフィルムはその補色であるシアン・
マゼンタ・イエローを三原色とする減色法であるからで
ある。ビデオ信号の加色法は明るい部分で飽和度の高い
鮮やかな色彩を再現するが、暗い部分では飽和度の高い
色を再現することができない。
逆にフィルムの減色法は暗い部分で飽和度の高い色再
現が可能であり、ビデオでは表現できないようなしっと
りと落ちついた鮮やかな色調を見ることができる反面、
ハイライト部ではビデオほどの鮮やかさを得られない。
このため加色法のビデオ信号を基礎としてカラーフィル
ムを作成すると、色再現は高輝度部ではビデオ信号の能
力により、また低輝度部ではフィルムの能力により色再
現が悪化する。これを第3図に示す。この画像再現性に
関しては、フィルム製作者達から不満の声がしばしば聞
かれる。
これまで説明したようにフィルムとブラウン管では色
再現に特長があるので、ビデオ信号からフィルムを作い
出す場合には信号処理系もフィルムに合ったものにしな
ければならない。
また第5図に示した従来例においては、60フィールド
を48フィールド(24コマ/秒)に変換する際、間引きに
て時間軸処理を行うため効率が悪く、ビデオの持つ情報
量を十分生かしきっているとはいい難い。ここで、第6
図にビデオ信号からフィルムを作るときの間引き例を示
す。このように、60Hzインターレース信号を24Hzノンイ
ンターレース信号に変換する際、省略される画面が存在
し、この情報量が欠落してしまうことになる。
よって本発明の目的は上述の点に鑑み、例えばビデオ
画像とフィルム画像との変換を行う際に、色再現性およ
び階調表現性に劣化が生じないようにした記録装置を提
供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、本発明に係る記録装置
は、毎秒nフレームの第1の画像信号と毎秒mフレーム
(m>n)の第2の画像信号とを記録可能な装置であっ
て、入力画像信号をデジタル信号に変換するA/D変換手
段と、回転ヘッドにより前記A/D変換手段より出力され
たデジタル画像信号をテープ状記録媒体上に記録する記
録手段と、前記A/D変換手段により前記第1の画像信号
をaビットで量子化し、所定の回転速度で前記回転ヘッ
ドを回転して前記A/D変換手段からの第1の画像信号を
記録する第1のモードと、前記A/D変換手段により前記
第2の画像信号をbビット(b<a)で量子化し、前記
所定の回転速度で前記回転ヘッドを回転して前記A/D変
換手段からの第2の画像信号を記録する第2のモードと
の間で前記装置のモードを切り換えるモード切り換え手
段とを備えたものである。
〔作 用〕
本発明によれば、デジタル方式の記録装置において、
例えば毎秒24フレームの順次走査信号と毎秒30フレーム
の信号(60Hzインターレース)の2種類の画像信号に対
してA/D変換の量子化ビット数を切り換えることで、階
調表現能力を向上させ且つテープフォーマット上の規格
変更をなくしたものである。
〔実施例〕
以下、実施例に基づいて本発明を詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図である。
まず、ビデオ信号が入力されるとフィルター手段101はA
/D変換時に生じる折り返し歪を除去するため帯域をカッ
トする。フィルター手段101を通った信号は、ノーマル
モード系では8ビットA/D変換器102でデジタル信号に変
換され、メモリ手段104にてメモリされ、信号処理手段1
06にて誤り訂正符号追加,セグメント分割,変調を行
い、モード切換スイッチ手段108に入る。
シネマモード系も同様に10ビットA/D変換器103でデジ
タル信号に変換され、メモリ手段105と信号処理手段107
にてノーマルモード系と同様な処理が施される。ただ
し、量子化ビット数が10ビットに増加したので、メモリ
手段105ではメモリ容量がメモリ手段104のそれよりも多
くなる。
モード切換スイッチ手段108にてどちらかのモードが
選択されると、信号は記録増幅器109〜112にて増幅さ
れ、ヘッド113〜116にて磁気テープ上に記録される。こ
のようにモードの選択はスイッチ手段108にて行なわれ
る。
また再生系では、ヘッド120〜123が磁気テープ上の信
号を検出すると、前置増幅器124〜127が所定のレベルま
で増幅したのち、ノーマルモード系ではメモリ手段128
と信号処理手段129にてデジタル信号として復調され
る。同様にシネマモード系では、メモリ手段131と信号
処理手段130を通り復調される。そして信号処理が施さ
れ、D/Aコンバータ132,133にてアナログ信号に変換され
る。ここでの各処理手段128,129,132及び131,130,133
は、記録系における各処理手段102,104,106及び103,10
5,107にそれぞれ対応した復調手段である。
次にスイッチ135により記録時と同じモードが選択さ
れ、フィルター手段136と復調手段137にてアナログのビ
デオ信号に復調される。
この記録方式を第4図に基づいて説明する。第4図に
示すように、ドラム上に8ヘッド(4ヘッド×2)が付
いている場合、ノーマルモードでは1フィールドを4ト
ラック(4つのヘッド)で書き、1フレームは8トラッ
クで構成され、1秒間は30画面,240トラックにて構成さ
れる。他方のシネマモードでは、単純に信号処理をノー
マルモードと同じにすると、1秒間に48フレームの余裕
ができる。そこで、A/D変換処理を8ビットから10ビッ
トに変換し、この余裕分を生かす。つまり、8ビットか
ら10ビットに情報量が増えたことから、シネマモードで
は1フレーム8トラックが10トラックになる。1秒間24
フレームなので1秒間のトラック数は240トラックにな
り、ノーマルモード時と同じである。
このようにノーマルモードから垂直周波数24Hzのシネ
マモードに変更しても、ドラム回転数,総ビットレー
ト,最短記録波長,トラックピッチ等の変更がまったく
ないのが本実施例のメリットである。また8ビットから
10ビットに変更することで、階調表現能力はノーマルモ
ード時の4倍にふえ、これによりフィルムの持っている
階調表現能力を損うことなく、ビデオ信号に変換できる
ようになる。
第2図に本発明の応用例を示す。図示したカメラ31
(垂直30Hz、1/2インターレースと24Hz,ノンインターレ
ースに対応)に第1図に示したVTRを接続し、カメラとV
TR両方でシネマモードもしくはノーマルモードの切り換
えを行う。このことにより、シネマモードとしてフィル
ムに変換する場合は、VTRの出力そのままが信号処理手
段33(主にγ補正を行う)を通り、フィルム変換手段34
において電子ビームもしくはレーザ光線にてフィルムに
焼き付けが行われる。
以上説明したように、デジタル方式の画像記録/再生
装置に従来の毎秒30フレーム1/2インターレース信号の
他に、毎秒24フレーム順次走査信号に対応してA/Dコン
バーターの量子化ビット数を切り換えることにより、最
短記録波長,総ビットレート,記録時間,ドラム回転,
トラックピッチの変更なしにフィルムの持つ階調表現能
力をより正確に記録・再生できるようになる。また総ビ
ットレート等が変わらないため、PLLの周波数引き込み
範囲,イコライザ定数,記録増幅器の周波数特性等をモ
ードにより切り換えなくてすむことになる。
〔発明の効果〕
以上説明したとおり本発明によれば、A/D変換の量子
化ビット数を切り換えることで、階調表現能力を向上さ
せ且つテープフォーマット上の規格変更をなくす構成と
してあるので、ローコストにて高品質の画像信号処理が
可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、 第2図は本発明の応用例を示す図、 第3図はフィルムとブラウン管との性能の差を示す図、 第4図はテープフォーマットを示す図、 第5図は従来技術を示す図、 第6図は通常の60Hzインターレス信号を間引きしてフィ
ルムに落とす方法を示す図である。 101……入力信号をA/D変化するために必要なフィルター
手段、 102,103……A/D変換手段、 104,105……画像メモリ手段、 106,107……エラー訂正,符号化装置等を含む信号処理
手段、 108……シネマモード,ノーマルモードを切り換えるス
イッチ手段、 109〜112……ヘッドドライブ用アンプ、 113〜116……ヘッド、 120〜123……ヘッド、 124〜127……プリアンプ、 128,131……メモリ手段、 129,130……信号処理手段、 132,133……D/Aコンバータ、 135……モード切り換えスイッチ、 136……フィルター手段、 137……復調手段。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】毎秒nフレームの第1の画像信号と毎秒m
    フレーム(m>n)の第2の画像信号とを記録可能な装
    置であって、 入力画像信号をデジタル信号に変換するA/D変換手段
    と、 回転ヘッドにより前記A/D変換手段より出力されたデジ
    タル画像信号をテープ状記録媒体上に記録する記録手段
    と、 前記A/D変換手段により前記第1の画像信号をaビット
    で量子化し、所定の回転速度で前記回転ヘッドを回転し
    て前記A/D変換手段からの第1の画像信号を記録する第
    1のモードと、前記A/D変換手段により前記第2の画像
    信号をbビット(b<a)で量子化し、前記所定の回転
    速度で前記回転ヘッドを回転して前記A/D変換手段から
    の第2の画像信号を記録する第2のモードとの間で前記
    装置のモードを切り換えるモード切り換え手段と を備えたことを特徴とする記録装置。
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