JP3362862B2 - コピー回数記録方法 - Google Patents
コピー回数記録方法Info
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- JP3362862B2 JP3362862B2 JP28552191A JP28552191A JP3362862B2 JP 3362862 B2 JP3362862 B2 JP 3362862B2 JP 28552191 A JP28552191 A JP 28552191A JP 28552191 A JP28552191 A JP 28552191A JP 3362862 B2 JP3362862 B2 JP 3362862B2
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- Japan
- Prior art keywords
- signal
- copies
- recording
- video signal
- recorded
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオテープレコーダ
(以下、VTRという。)で記録する際に、何世代目の
コピーであるかを示す識別信号をテープに記録し信号処
理を自動的に選択する方法に関する。 【0002】 【従来の技術】従来のVTRでは、録画する際のソース
に関する情報がなく、コピーをして画質が低下したとき
のそれに適した信号処理を自動的に選択することができ
なかった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、VTRで記
録したテープのコピー回数を検出し、コピーをして画質
が低下した時のそれに適した信号処理を自動的に選択す
ることを目的とするものである。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明は、記録する際に
マスタテープから数えて何回目のコピーであるかそのコ
ピー回数を示す識別信号をテープ上に同時に記録し、コ
ピー回数に応じて再生系映像信号処理を変えることを特
徴とするものである。 【0005】 【実施例】本発明を説明するにあたり一般的な民生用ア
ナログHD−VTRの構成を説明する。図5は、前記ア
ナログHD−VTRのブロック回路図を示している。同
図において、輝度信号Y、青の色差信号PB 、赤の色差
信号PR 、からなる映像信号をA/Dコンバータ1に入
力してディジタル信号に変換し、垂直ノンリニアエンフ
ァシス回路2に入力する。このエンファシスされた信号
は、フレームメモリ3でTDM信号にエンコードされる
とともにシャフリング処理がなされる。フレームメモリ
3の出力は、水平ノンリニアエンファシス回路4でエン
ファシスされ、D/A変換回路5でアナログ信号に変換
される。このアナログ映像信号はメインエンファシス回
路6でエンファシスされ、周波数変調回路7で変調され
て記録増幅器8で増幅され磁気テープ9に記録される。 【0006】一方、前記磁気テープ9に記録された映像
信号の再生は、同図において、ヘッドで読み出された信
号は、再生増幅器10で増幅されFM復調器11で復調
された後、メインディエンファシス回路12でディエン
ファシスされ、A/D変換回路13でディジタル信号に
変換される。このディジタル信号は、水平ノンリニアデ
ィエンファシス回路14でディエンファシスされ、フレ
ームメモリ15でデシャフリング処理およびTDM信号
のデコードがなされ、垂直ノンリニアディエンファシス
回路16でディエンファシスされて後、D/A変換回路
17でアナログ信号に変換されて輝度信号および色差信
号が再生出力される。 【0007】本発明は、前記アナログHD−VTRにお
いて、記録する際に何回目(何世代目)のコピーである
かを示す識別信号をテープ上に同時に記録し、コピーを
して画質が低下した時のそれに適した信号処理を自動的
に選択しようとする点にあり、以下にその態様について
説明する。 【0008】図2は、民生用アナログHD−VTRのテ
ープパターンおよびインデックスエリアのフォーマット
を示している。図2の(A)において、各セグメントS
Gのビデオ信号Vとオーディオ信号Aのエリアの間にイ
ンデックスエリアIがあり、このインデックスエリアI
に各種の信号が記録される。前記インデックスエリアI
のデータ領域の一部、例えば図2の(C)に示すような
データエリアを構成するPACK1〜5のいずれかの一
部にマスターテープから数えて何回目のコピーであるか
を3ビット(8回)又は4ビットで記録する。 【0009】本発明は前記のように記録されたコピー回
数を検出し、信号処理の自動的な選択を行うものであ
る。以下に信号処理について説明する。図1は、前記テ
ープのインデックスエリアに記録されたコピー回数を再
生時に読み出し、コピー回数によってこれに適した信号
処理を行うためのブロック回路の一例を示している。同
図において、再生時に読み出されたインデックス信号を
インデックス信号処理回路18で信号処理がなされ、イ
ンデックスエリアIに記録されたコピー回数情報を検出
し、このコピー回数に適した信号処理をするように、各
信号処理定数を記録したROM19から最適値を読み出
し、再生系映像信号処理回路20を制御する。前記信号
処理回路20で、フレーム間相関を利用したノイズリデ
ューサを構成するリミッタの閾値の調整、f得の調整、
エッジの強調の調整等の再生の処理がなされ、コピーの
繰り返しによるS/Nの劣化を防止し、鑑賞に適した画
像を自動的に再生する。 【0010】前記コピー回数をカウントし、記録する手
段としては、前記インデックス信号の情報を送る伝送路
を構成し、VTR同士を結線して、その中でコピーの回
数の情報をやり取りする方法、映像信号の垂直ブランキ
ング期間にコードをのせて伝送する等必要に応じて設計
することができる。 【0011】次にコピー回数を記録する他の例として、
コントロールトラック(CTLトラック)にコピーの回
数を記録することもできる。例えば、図3の(A)に示
すように、CTLトラックに頭出し用インデックスデー
タやアドレスインデックスデータを記録するシステムと
同様にデューティ比を変えて記録することもできる。即
ち、コピー回数に合わせてデューティ比を変え、図3の
(B)に示すようにCTLトラックのヘッダ(11ビッ
ト)の次にコピー回数データを4ビットで記録する。こ
の記録は数回繰り返し行いエラーを防止する。コピー回
数の読み出し等は、前記図1に示す回路で処理すること
ができる。 【0012】さらに、コピー回数を記録する領域とし
て、TDM(時分割多重)信号のリザーブエリアに記録
することもできる。図4は、アナログHD−VTRのT
DM信号の波形図を示しており、この波形図において、
レベル補正基準ランプの後にあるH/3程のリザーブエ
リアEにコピー回数を記録することもできる。この場合
全セグメントに書かれている必要はなく、少なくとも1
セグメントにあれば十分である。 【0013】 【発明の効果】コピー回数がわかることによって、画質
の劣化の程度を推測することができ、見易い画面にする
ための信号処理をすることができる。また、コピーの回
数を伝送することにより簡易的なコピーガードとしても
利用できる。
(以下、VTRという。)で記録する際に、何世代目の
コピーであるかを示す識別信号をテープに記録し信号処
理を自動的に選択する方法に関する。 【0002】 【従来の技術】従来のVTRでは、録画する際のソース
に関する情報がなく、コピーをして画質が低下したとき
のそれに適した信号処理を自動的に選択することができ
なかった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、VTRで記
録したテープのコピー回数を検出し、コピーをして画質
が低下した時のそれに適した信号処理を自動的に選択す
ることを目的とするものである。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明は、記録する際に
マスタテープから数えて何回目のコピーであるかそのコ
ピー回数を示す識別信号をテープ上に同時に記録し、コ
ピー回数に応じて再生系映像信号処理を変えることを特
徴とするものである。 【0005】 【実施例】本発明を説明するにあたり一般的な民生用ア
ナログHD−VTRの構成を説明する。図5は、前記ア
ナログHD−VTRのブロック回路図を示している。同
図において、輝度信号Y、青の色差信号PB 、赤の色差
信号PR 、からなる映像信号をA/Dコンバータ1に入
力してディジタル信号に変換し、垂直ノンリニアエンフ
ァシス回路2に入力する。このエンファシスされた信号
は、フレームメモリ3でTDM信号にエンコードされる
とともにシャフリング処理がなされる。フレームメモリ
3の出力は、水平ノンリニアエンファシス回路4でエン
ファシスされ、D/A変換回路5でアナログ信号に変換
される。このアナログ映像信号はメインエンファシス回
路6でエンファシスされ、周波数変調回路7で変調され
て記録増幅器8で増幅され磁気テープ9に記録される。 【0006】一方、前記磁気テープ9に記録された映像
信号の再生は、同図において、ヘッドで読み出された信
号は、再生増幅器10で増幅されFM復調器11で復調
された後、メインディエンファシス回路12でディエン
ファシスされ、A/D変換回路13でディジタル信号に
変換される。このディジタル信号は、水平ノンリニアデ
ィエンファシス回路14でディエンファシスされ、フレ
ームメモリ15でデシャフリング処理およびTDM信号
のデコードがなされ、垂直ノンリニアディエンファシス
回路16でディエンファシスされて後、D/A変換回路
17でアナログ信号に変換されて輝度信号および色差信
号が再生出力される。 【0007】本発明は、前記アナログHD−VTRにお
いて、記録する際に何回目(何世代目)のコピーである
かを示す識別信号をテープ上に同時に記録し、コピーを
して画質が低下した時のそれに適した信号処理を自動的
に選択しようとする点にあり、以下にその態様について
説明する。 【0008】図2は、民生用アナログHD−VTRのテ
ープパターンおよびインデックスエリアのフォーマット
を示している。図2の(A)において、各セグメントS
Gのビデオ信号Vとオーディオ信号Aのエリアの間にイ
ンデックスエリアIがあり、このインデックスエリアI
に各種の信号が記録される。前記インデックスエリアI
のデータ領域の一部、例えば図2の(C)に示すような
データエリアを構成するPACK1〜5のいずれかの一
部にマスターテープから数えて何回目のコピーであるか
を3ビット(8回)又は4ビットで記録する。 【0009】本発明は前記のように記録されたコピー回
数を検出し、信号処理の自動的な選択を行うものであ
る。以下に信号処理について説明する。図1は、前記テ
ープのインデックスエリアに記録されたコピー回数を再
生時に読み出し、コピー回数によってこれに適した信号
処理を行うためのブロック回路の一例を示している。同
図において、再生時に読み出されたインデックス信号を
インデックス信号処理回路18で信号処理がなされ、イ
ンデックスエリアIに記録されたコピー回数情報を検出
し、このコピー回数に適した信号処理をするように、各
信号処理定数を記録したROM19から最適値を読み出
し、再生系映像信号処理回路20を制御する。前記信号
処理回路20で、フレーム間相関を利用したノイズリデ
ューサを構成するリミッタの閾値の調整、f得の調整、
エッジの強調の調整等の再生の処理がなされ、コピーの
繰り返しによるS/Nの劣化を防止し、鑑賞に適した画
像を自動的に再生する。 【0010】前記コピー回数をカウントし、記録する手
段としては、前記インデックス信号の情報を送る伝送路
を構成し、VTR同士を結線して、その中でコピーの回
数の情報をやり取りする方法、映像信号の垂直ブランキ
ング期間にコードをのせて伝送する等必要に応じて設計
することができる。 【0011】次にコピー回数を記録する他の例として、
コントロールトラック(CTLトラック)にコピーの回
数を記録することもできる。例えば、図3の(A)に示
すように、CTLトラックに頭出し用インデックスデー
タやアドレスインデックスデータを記録するシステムと
同様にデューティ比を変えて記録することもできる。即
ち、コピー回数に合わせてデューティ比を変え、図3の
(B)に示すようにCTLトラックのヘッダ(11ビッ
ト)の次にコピー回数データを4ビットで記録する。こ
の記録は数回繰り返し行いエラーを防止する。コピー回
数の読み出し等は、前記図1に示す回路で処理すること
ができる。 【0012】さらに、コピー回数を記録する領域とし
て、TDM(時分割多重)信号のリザーブエリアに記録
することもできる。図4は、アナログHD−VTRのT
DM信号の波形図を示しており、この波形図において、
レベル補正基準ランプの後にあるH/3程のリザーブエ
リアEにコピー回数を記録することもできる。この場合
全セグメントに書かれている必要はなく、少なくとも1
セグメントにあれば十分である。 【0013】 【発明の効果】コピー回数がわかることによって、画質
の劣化の程度を推測することができ、見易い画面にする
ための信号処理をすることができる。また、コピーの回
数を伝送することにより簡易的なコピーガードとしても
利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例のブロック回路図である。
【図2】インデックスエリアにコピー回数を記録する説
明図である。 【図3】CTLトラックにコピー回数を記録する説明図
である。 【図4】TDM信号の波形図である。 【図5】民生用アナログHD−VTRのブロック回路図
である。 【符号の説明】 18・・インデックス処理回路 19・・各信号処理定
数を記録したROM 20・・再生系映像信号処理回路
明図である。 【図3】CTLトラックにコピー回数を記録する説明図
である。 【図4】TDM信号の波形図である。 【図5】民生用アナログHD−VTRのブロック回路図
である。 【符号の説明】 18・・インデックス処理回路 19・・各信号処理定
数を記録したROM 20・・再生系映像信号処理回路
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】映像信号の垂直ブランキング期間に、マス
ターテープから数えて何回目のコピーであるかを示す識
別信号が載せられた映像信号を受け、 前記識別信号が載せられた映像信号をビデオテープレコ
ーダで記録する際に、前記識別信号を前記映像信号と異
なる位置に記録し、 コピー回数に応じて再生系映像信号
処理を変えることを特徴とするコピー回数記録方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28552191A JP3362862B2 (ja) | 1991-10-07 | 1991-10-07 | コピー回数記録方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28552191A JP3362862B2 (ja) | 1991-10-07 | 1991-10-07 | コピー回数記録方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05101305A JPH05101305A (ja) | 1993-04-23 |
JP3362862B2 true JP3362862B2 (ja) | 2003-01-07 |
Family
ID=17692610
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28552191A Expired - Fee Related JP3362862B2 (ja) | 1991-10-07 | 1991-10-07 | コピー回数記録方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3362862B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06333156A (ja) * | 1993-05-20 | 1994-12-02 | Sony Corp | 情報自動販売装置 |
-
1991
- 1991-10-07 JP JP28552191A patent/JP3362862B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05101305A (ja) | 1993-04-23 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |