JP3008630B2 - 色信号処理装置 - Google Patents
色信号処理装置Info
- Publication number
- JP3008630B2 JP3008630B2 JP4008245A JP824592A JP3008630B2 JP 3008630 B2 JP3008630 B2 JP 3008630B2 JP 4008245 A JP4008245 A JP 4008245A JP 824592 A JP824592 A JP 824592A JP 3008630 B2 JP3008630 B2 JP 3008630B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- color signal
- burst
- low
- circuit
- converter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオテープレコーダ
ーの再生時に用いられる色信号処理装置に関するもので
ある。
ーの再生時に用いられる色信号処理装置に関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】近年、民生用のビデオテープレコーダー
（以下ＶＴＲと略す）は高画質化に対する要求が高まっ
ており、ディジタル信号処理技術を用いたものが増えて
いる。
（以下ＶＴＲと略す）は高画質化に対する要求が高まっ
ており、ディジタル信号処理技術を用いたものが増えて
いる。
【０００３】以下に、従来のＶＴＲの再生時の色信号処
理装置について説明する。図２は、従来の色信号処理装
置の一例を示すものである。
理装置について説明する。図２は、従来の色信号処理装
置の一例を示すものである。
【０００４】図２に示すように、ヘッド１、増幅回路
２、低域通過フィルタ３、Ａ／Ｄ変換器５、復調回路１
０、変調回路７、Ｄ／Ａ変換器９で構成されている。
２、低域通過フィルタ３、Ａ／Ｄ変換器５、復調回路１
０、変調回路７、Ｄ／Ａ変換器９で構成されている。
【０００５】以上のように構成された従来の色信号処理
回路について、以下図２を用いてその動作を説明する。
回路について、以下図２を用いてその動作を説明する。
【０００６】上記構成において、ヘッド１から出力され
た再生信号は、増幅回路２で増幅され、低域通過フィル
タ３で低域変換色信号が取り出される。前記低域変換色
信号はＡ／Ｄ変換器５に入力されディジタル信号に変換
される。ディジタル信号に変換された低域変換色信号
は、復調回路１０で２つの色差信号に復調される。この
復調回路には、ＡＣＣ、ＡＰＣ、各水平期間ごとの位相
の復元、クロストーク除去のためのくし形フィルタなど
再生色信号処理に必要な回路が含まれている。復調され
た２つの色差信号は、変調回路７で搬送色信号に変換さ
れる。前記搬送色信号は、Ｄ／Ａ変換器９でアナログ信
号に変換される。
た再生信号は、増幅回路２で増幅され、低域通過フィル
タ３で低域変換色信号が取り出される。前記低域変換色
信号はＡ／Ｄ変換器５に入力されディジタル信号に変換
される。ディジタル信号に変換された低域変換色信号
は、復調回路１０で２つの色差信号に復調される。この
復調回路には、ＡＣＣ、ＡＰＣ、各水平期間ごとの位相
の復元、クロストーク除去のためのくし形フィルタなど
再生色信号処理に必要な回路が含まれている。復調され
た２つの色差信号は、変調回路７で搬送色信号に変換さ
れる。前記搬送色信号は、Ｄ／Ａ変換器９でアナログ信
号に変換される。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来の構成では、次のような問題点があった。低域
変換色信号をＡ／Ｄ変換器でディジタル信号に変換する
際に量子化ノイズが生じる。この量子化ノイズを減らす
ためにＡ／Ｄ変換器をできるだけ有効に使う必要があ
る。特に、バースト信号の部分は、前記復調回路に含ま
れるＡＣＣやＡＰＣを行うための基準信号となるため重
要である。ＮＴＳＣ方式のＶＨＳの標準モードなどのよ
うにバースト信号だけを２倍にして記録している場合に
は、前記Ａ／Ｄ変換器のダイナミックレンジは比較的有
効に使われているが、ＰＡＬ方式のＶＨＳなどのように
バースト信号をそのまま記録している場合には、前記Ａ
／Ｄ変換器のダイナミックレンジは、有効に使われてい
なかった。
うな従来の構成では、次のような問題点があった。低域
変換色信号をＡ／Ｄ変換器でディジタル信号に変換する
際に量子化ノイズが生じる。この量子化ノイズを減らす
ためにＡ／Ｄ変換器をできるだけ有効に使う必要があ
る。特に、バースト信号の部分は、前記復調回路に含ま
れるＡＣＣやＡＰＣを行うための基準信号となるため重
要である。ＮＴＳＣ方式のＶＨＳの標準モードなどのよ
うにバースト信号だけを２倍にして記録している場合に
は、前記Ａ／Ｄ変換器のダイナミックレンジは比較的有
効に使われているが、ＰＡＬ方式のＶＨＳなどのように
バースト信号をそのまま記録している場合には、前記Ａ
／Ｄ変換器のダイナミックレンジは、有効に使われてい
なかった。
【０００８】本発明は、上記課題を解決するもので、Ａ
／Ｄ変換器のダイナミックレンジをより有効に使うこと
が可能な色信号処理装置を提供することを目的としてい
る。
／Ｄ変換器のダイナミックレンジをより有効に使うこと
が可能な色信号処理装置を提供することを目的としてい
る。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の色信号処理装置は、ヘッドから出力された再
生信号から低域変換色信号を出力させる低域通過フィル
タと、低域変換色信号のうちバースト部分だけを増幅す
るバーストアップ回路と、バーストアップ回路から出力
された低域変換色信号をディジタル信号に変換するＡ／
Ｄ変換器とを備えている。
に本発明の色信号処理装置は、ヘッドから出力された再
生信号から低域変換色信号を出力させる低域通過フィル
タと、低域変換色信号のうちバースト部分だけを増幅す
るバーストアップ回路と、バーストアップ回路から出力
された低域変換色信号をディジタル信号に変換するＡ／
Ｄ変換器とを備えている。
【００１０】
【作用】本発明は、上記した構成により、バースト信号
部だけを増幅してＡ／Ｄ変換器に入力することにより、
Ａ／Ｄ変換器のダイナミックレンジを有効に使うことが
できる。
部だけを増幅してＡ／Ｄ変換器に入力することにより、
Ａ／Ｄ変換器のダイナミックレンジを有効に使うことが
できる。
【００１１】
【実施例】以下本発明の一実施例について図面を参照し
ながら説明する。
ながら説明する。
【００１２】図１に示すように、ヘッド１、増幅回路
２、低域通過フィルタ３、バーストアップ回路４、Ａ／
Ｄ変換器５、復調回路６、変調回路７、バーストダウン
回路８、Ｄ／Ａ変換器９で構成されている。
２、低域通過フィルタ３、バーストアップ回路４、Ａ／
Ｄ変換器５、復調回路６、変調回路７、バーストダウン
回路８、Ｄ／Ａ変換器９で構成されている。
【００１３】以上のように構成され色信号処理装置につ
いて、図１を用いてその動作を説明する。
いて、図１を用いてその動作を説明する。
【００１４】上記構成において、ヘッド１から出力され
た再生信号は、増幅回路２で増幅され、低域通過フィル
タ３で低域変換色信号が取り出される。バーストアップ
回路４では、前記低域変換色信号のうちバースト部だけ
を２倍に増幅する。バーストアップ回路４から出力され
た低域変換色信号はＡ／Ｄ変換器５に入力されディジタ
ル信号に変換される。ディジタル信号に変換された低域
変換色信号は復調回路６で２つの色差信号に復調され
る。この復調回路には、ＡＣＣ、ＡＰＣ、各水平期間ご
との位相の復元、クロストーク除去のためのくし形フィ
ルタなど再生色信号処理に必要な回路が含まれている。
復調された２つの色差信号は、変調回路８で搬送色信号
に変換される。バーストダウン回路８では、前記搬送色
信号のうちバースト部だけを１／２にして、バースト部
とその他の信号部との比率を元に戻している。バースト
ダウン回路８から出力された搬送色信号は、Ｄ／Ａ変換
器９でアナログ信号に変換される。
た再生信号は、増幅回路２で増幅され、低域通過フィル
タ３で低域変換色信号が取り出される。バーストアップ
回路４では、前記低域変換色信号のうちバースト部だけ
を２倍に増幅する。バーストアップ回路４から出力され
た低域変換色信号はＡ／Ｄ変換器５に入力されディジタ
ル信号に変換される。ディジタル信号に変換された低域
変換色信号は復調回路６で２つの色差信号に復調され
る。この復調回路には、ＡＣＣ、ＡＰＣ、各水平期間ご
との位相の復元、クロストーク除去のためのくし形フィ
ルタなど再生色信号処理に必要な回路が含まれている。
復調された２つの色差信号は、変調回路８で搬送色信号
に変換される。バーストダウン回路８では、前記搬送色
信号のうちバースト部だけを１／２にして、バースト部
とその他の信号部との比率を元に戻している。バースト
ダウン回路８から出力された搬送色信号は、Ｄ／Ａ変換
器９でアナログ信号に変換される。
【００１５】このような構成により、バースト信号部だ
けを増幅してＡ／Ｄ変換器に入力することにより、バー
スト部の量子化ノイズの量を１ビット分減らすことがで
き、Ａ／Ｄ変換器のダイナミックレンジをバースト信号
部に対しても有効に使うことが可能となる。これにより
復調回路６でのＡＣＣやＡＰＣがより正確に行えるよう
になり再生色信号のＳ／Ｎが向上する。
けを増幅してＡ／Ｄ変換器に入力することにより、バー
スト部の量子化ノイズの量を１ビット分減らすことがで
き、Ａ／Ｄ変換器のダイナミックレンジをバースト信号
部に対しても有効に使うことが可能となる。これにより
復調回路６でのＡＣＣやＡＰＣがより正確に行えるよう
になり再生色信号のＳ／Ｎが向上する。
【００１６】なお本実施例では、バーストダウン回路は
Ｄ／Ａ変換器の手前に位置しているが、Ａ／Ｄ変換器で
の量子化精度が保たれるのであれば、Ａ／Ｄ変換器の直
後でもよいし、またＤ／Ａ変換器の後であってもよい。
Ｄ／Ａ変換器の手前に位置しているが、Ａ／Ｄ変換器で
の量子化精度が保たれるのであれば、Ａ／Ｄ変換器の直
後でもよいし、またＤ／Ａ変換器の後であってもよい。
【００１７】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によればバースト信号部だけを増幅してＡ／Ｄ変換器
に入力することにより、Ａ／Ｄ変換器のダイナミックレ
ンジをバースト信号部に対しても有効に使うことが可能
となる色信号処理装置を提供できる。
明によればバースト信号部だけを増幅してＡ／Ｄ変換器
に入力することにより、Ａ／Ｄ変換器のダイナミックレ
ンジをバースト信号部に対しても有効に使うことが可能
となる色信号処理装置を提供できる。
【図１】本発明の一実施例の色信号処理装置のブロック
図
図
【図２】従来の色信号処理装置のブロック図
１ ヘッド ２ 増幅回路 ３ 低域通過フィルタ ４ バーストアップ回路 ５ Ａ／Ｄ変換器 ６ 復調回路 ７ 変調回路 ８ バーストダウン回路 ９ Ｄ／Ａ変換器 １０ 復調回路
Claims (2)
- 【請求項１】輝度信号を周波数変調し、色信号を低域変
換して記録する複数のヘッドをもつヘリカルスキャンタ
イプのビデオテープレコーダーに備えている色信号処理
装置であってヘッドから出力された再生信号から低域変
換色信号を出力させる低域通過フィルタと、前記低域変
換色信号のうちバースト部分だけを増幅するバーストア
ップ回路と、前記バーストアップ回路から出力された低
域変換色信号をディジタル信号に変換するＡ／Ｄ変換器
とを備えたことを特徴とする色信号処理装置。 - 【請求項２】バーストアップ回路の増幅度が２倍に設定
されていることを特徴とする請求項１記載の色信号処理
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4008245A JP3008630B2 (ja) | 1992-01-21 | 1992-01-21 | 色信号処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4008245A JP3008630B2 (ja) | 1992-01-21 | 1992-01-21 | 色信号処理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05199542A JPH05199542A (ja) | 1993-08-06 |
| JP3008630B2 true JP3008630B2 (ja) | 2000-02-14 |
Family
ID=11687764
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4008245A Expired - Fee Related JP3008630B2 (ja) | 1992-01-21 | 1992-01-21 | 色信号処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3008630B2 (ja) |
-
1992
- 1992-01-21 JP JP4008245A patent/JP3008630B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05199542A (ja) | 1993-08-06 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH01243202A (ja) | 磁気記録装置及び磁気記録再生装置 | |
| JP3008630B2 (ja) | 色信号処理装置 | |
| JPH02301277A (ja) | 映像信号の記録処理回路 | |
| JPH0937296A (ja) | 記録再生装置、記録装置及び再生装置 | |
| JPH04227193A (ja) | 映像信号重畳及び広げ回路 | |
| JP2664324B2 (ja) | 映像信号記録および再生装置 | |
| JP3226112B2 (ja) | 磁気再生装置 | |
| JP2627967B2 (ja) | ビデオテープレコーダ | |
| JPH05199541A (ja) | 色信号処理装置 | |
| JPH05347770A (ja) | 色信号処理装置 | |
| JP3064394B2 (ja) | 磁気記録装置 | |
| JPS5851474B2 (ja) | カラ−テレビジョン信号の記録方式 | |
| JP2831670B2 (ja) | 記録装置 | |
| JP2527819B2 (ja) | 映像信号処理装置 | |
| JPS61289564A (ja) | 磁気記録再生装置 | |
| KR100218414B1 (ko) | 브이씨알의 편집 제어장치 | |
| KR100194931B1 (ko) | 간이형 디지탈 캠코더 | |
| JPH04335792A (ja) | 磁気記録および再生装置 | |
| JPH0134517B2 (ja) | ||
| JPH0442749B2 (ja) | ||
| JPS62144490A (ja) | 磁気記録再生方法 | |
| JPS58175389A (ja) | カメラ一体形映像信号記録装置 | |
| JPH0771306B2 (ja) | 映像信号のデイジタル磁気記録再生方法 | |
| JPS6022709A (ja) | 回転ヘツド型記録及び記録再生装置 | |
| JPH05153617A (ja) | 映像信号記録再生装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |