JP2831651B2 - 液体噴射記録装置 - Google Patents

液体噴射記録装置

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JP2831651B2 JP63120679A JP12067988A JP2831651B2 JP 2831651 B2 JP2831651 B2 JP 2831651B2 JP 63120679 A JP63120679 A JP 63120679A JP 12067988 A JP12067988 A JP 12067988A JP 2831651 B2 JP2831651 B2 JP 2831651B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、液体噴射記録装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、記録紙,OHP用フィルムシート等の記録媒体にイ
ンク等の記録用液滴を噴射して記録を行なう液体噴射記
録装置においては、特定のコート紙以外の普通紙に記録
用液滴が定着する時間を短縮するために、記録後の記録
紙を加熱して記録用液滴中の水分を蒸発させるヒータ等
の定着促進手段を装着する場合が多い。この場合、ヒー
タにはサーミスタ等の温度検出手段を設けておき、装置
の電源投入後、周囲環境および記録紙の種類に関係なく
常にヒータ温度を一定値に保つように制御して、記録紙
を一定の速度でヒータ上を移動させて記録用液滴中の水
分を蒸発させるのが普通であった。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら上記従来例では、搬送手段により搬送さ
れる記録紙の移動速度が一定であるために、紙の厚さ,
表面状態等による記録紙の定着性の差異や周囲環境に拘
りなく記録紙のヒータ上での加熱時間が一定となり、各
記録紙毎に最適な定着時間を設定することができないと
いう問題があった。特に、周囲環境が高湿でかつ記録紙
が薄い場合には、水分を多量に含んで延びている状態の
記録紙がヒータ上で急激に加熱されてその水分が蒸発す
ることにより収縮するために変形が大きく、行方向(主
走査方向)等に印字ずれが発生したり、更には紙ジャム
等紙送り不良につながるという虞れがあった。
本発明の目的は、記録紙の定着性の違いや周囲環境に
応じて記録紙への記録用液滴の定着が最適になるような
定着時間を設定することができ、定着促進手段による記
録紙の変形,変色を最小限にすることができる簡易な構
成で廉価な液体噴射記録装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 以上の目的を達成するために本発明では、記録媒体を
搬送する搬送手段と、前記記録媒体に付着した記録用液
滴の定着を促進させる定着促進手段と、を有する液体噴
射記録装置において、前記記録用液滴が付着した後の前
記記録媒体を前記定着促進手段からの定着促進作用を受
けつつ搬送する際に、前記搬送手段による前記記録媒体
搬送速度を変化させる搬送速度制御手段を備えたことを
特徴とする。
[作用] 以上の構成によれば、記録液付着後の記録媒体が定着
促進作用を受けつつ搬送される場合に、その搬送速度を
変化させることができるので、用いられる記録媒体の定
着性の違いや温度等の周囲環境に応じて最適な定着時間
を設定することが可能となる。
[実施例] 以下、図面に基づき本発明の実施例を詳細に説明す
る。
第5図は本発明に係るインクジェット記録装置の外部
構成を示した斜視図で、1はインクを吐出するヘッド、
2はヘッド1を乗せて記録行方向(主走査方向)に移動
するキャリッジである。キャリッジ2はガイド軸3,4に
よって摺動可能に支持されており、タイミングベルト8
に係合していて記録行方向に往復運動する。そして、プ
ーリ6,7に係合しているタイミングベルト8は、プーリ
7を介してキャリッジモータ5によって駆動される。
記録紙9は、ペーパーパン10によってガイドされ、ピ
ンチローラで圧接させられている図示しない紙送りロー
ラーによって搬送される。この搬送は紙送りモータ16を
駆動源として行なわれる。搬送された記録紙9は、排紙
ローラ13と拍車14とによりテンションを加えられてい
て、弾性部材で形成される紙押え板12によってヒータ11
に圧接させられているため、ヒータ11に密着させられな
がら搬送される。ヘッド1により噴射されたインクが付
着した記録紙9は、ヒータ11によって温められ、付着し
たインクはその水分が蒸発して記録紙9に定着する。そ
して、このヒータ11は装置電源投入後、常に一定温度に
保たれるように制御されている。
15は回復系と呼ばれるユニットで、ヘッド1のノズル
(図示せず)にインクを供給したり、ノズルに付着した
異物や粘度の高くなったインクを除去することにより、
吐出特性を正規の状態に維持するものである。なお、図
示してないが、この記録装置の外装に設けられているキ
ーパネル上には、後述する紙送りスピード切換えスイッ
チ31が設けられている。
第1図は、第5図に示した装置における制御系のブロ
ック図である。図において、21はインクジェット記録装
置全体の動作を制御するマイクロプロセッサ素子などか
ら構成される中央処理装置(CPU)である。記録すべき
データおよび記録装置の動作を制御するコマンドは、パ
ラレルインターフェースまたはシリアルインターフェー
スなどの公知のインターフェース回路から構成される記
録データ受信部22を介して、コンピュータシステムなど
のホスト装置20からCPU21に転送される。転送されたデ
ータに基づいてCPU21は、ヘッド制御部23およびヘッド
駆動部24を介してヘッド1を制御する。ヘッド1の駆動
タイミングは、タイマ25を用いることによって所定値に
制御される。またタイマ25は後述する紙送りモータ16の
紙送りスピードを決定するためにも用いられる。
ホスト装置20から転送される記録データが文字,記号
の場合には、データは文字コードの形で転送されるた
め、ドットマトリックス方式の記録ヘッド1で記録でき
るように記録装置側でドットイメージデータに変換され
る。この変換のために、キャラクタジェネレータROM(C
GROM)26が設けられている。またCPU21が処理すべき制
御プログラムは、コントロールROM27に格納されてい
る。さらに、転送された記録データのバッファエリアな
いしCPU21のワークエリアとして用いるためにRAM28が設
けられている。
その他、各種スイッチ,センサー等の検出用にフリッ
プフロップ素子等で構成された入力ポート29が、キャリ
ッジモータ5などメカ機構の制御信号の出力として出力
ポート30がそれぞれ設けられている。この入力ポート29
には記録装置外装のキーパネル上に設けられた紙送りス
ピード切換えスイッチ31の出力信号が入力しており、ま
た出力ポート30からは後述する紙送りモータ制御信号が
トランジスタ等で構成された公知の紙送りモータ駆動回
路32に出力される。この紙送りモータ制御信号に基づい
て紙送りモータ16は駆動される。
この紙送りモータ16としてはステップモータが広く用
いられている。第2図は、その一例としてA相,相,B
相,相からなる4相ステップモータを2相励磁で駆動
する場合の紙送りモータ制御信号を示したものである。
図中↓印は各相の切換えタイミングを示しており、周期
Tを定めることにより紙送りモータ16のスピードは決定
される。この周期Tは、紙送りスピード切換えスイッチ
31の出力に従ってCPU21がタイマ25にセットすることが
できる。そして、その周期Tに従った各相切換えタイミ
ングはタイマ25の出力信号によって決定され、出力ポー
ト30から紙送りモータ駆動回路32に出力される。
第3図は、本実施例の制御手順を示すフローチャート
であり、以下この図に基づいて本実施例の動作を説明す
る。
先ず、装置の電源投入後、ステップS101でRAM28に設
けられた紙送りスピードフラグXを“1"にして通常の高
速紙送りモードに設定する。次にステップS102で記録装
置がオフライン状態か否かを判断し、オンライン状態の
時には、ステップS103でホスト装置20からのデータを入
力して、記録動作を行なう。
記録動作後、ステップS104で紙送り指令の有無を判断
し、紙送り指定が無い場合には、ステップS102にジャン
プする。そして、紙送り指令が有る場合には、ステップ
S105で紙送りスピードフラグXを見て、X=1の時には
ステップS106で高速で紙送りを行なう。ステップS105で
紙送るスピードフラグXがX=0の時には、ステップS1
07で低速で紙送りを行なってヒータ上における記録紙の
定着時間を長くする。そして、ステップS106またはステ
ップS107での紙送り実行後、再びステップS102にジャン
プする。
ステップS102でオンライン状態の時には、ステップS1
08で紙送りスピード切換えスイッチ31の出力を検出し
て、スイッチが押されたときにはステップS109で紙送り
スピードフラグXをに反転して、ステップS102にジャ
ンプする。このようにして、紙送りスピード切換えスイ
ッチ31が押される度毎に、紙送りスピードフラグXは、
“1"→“0"→“1"→“0"と反転していく。紙送りスピー
ド切換えスイッチ31により設定された紙送りスピードフ
ラグXに従って、以後ステップS104で紙送り指令がある
時の紙送りのスピードが決定される。
以上の制御を行なうことにより、インクの定着を促進
するためのヒータを有するインクジェット記録装置にお
いて、装置外装に設けられた紙送りスピード切換えスイ
ッチを押すたびに紙送りスピードを高速→低速→高速
と、装置の周囲環境や記録紙の種類に合わせて適宜切り
換えることが可能となる。なお、以上の説明では紙送り
スピードの切換えは高速,低速の2モードであるが、こ
のモードを3モード以上にすることが可能なことは明ら
かである。
第4図は、紙送りスピードの切換えをホスト装置から
の切換えコマンドによって行なう実施例の制御手順を示
すフローチャートである。
装置の電源投入後、ステップS201でRAM28に設けられ
た紙送りスピードフラグXを“1"の通常の高速モードに
設定する。次に、ステップS202でオンライン状態になる
のを待って、ホスト装置からデータを入力する(ステッ
プS203)。
ホスト装置からの入力データ内に高速紙送りコマンド
が有るか否かをステップS204で判断し、それが入力した
時にはステップS205に進んで紙送りスピードフラグXを
“1"にする。また低速紙送りコマンドの有無はステップ
S206で判断され、低速紙送りコマンドが入力した時に
は、ステップS207で紙送りスピードフラグXを“0"にす
る。以後ステップS208で記録動作を行ない、ステップS2
09で紙送り指令の有無を判定して、紙送り指令があった
ときには紙送りスピードフラグXを参照し(ステップS2
10)、X=1の時には高速で紙送りを実行し(ステップ
S211)、X=0の時には低速で紙送りを実行する(ステ
ップS212)。紙送り終了後再びステップS202にジャンプ
する。そして、ステップS209で紙送り指令が入力しなか
った場合にもステップS202にジャンプする。以後、この
ような動作を繰返す。
以上の制御を行なうことにより、ホスト装置からの紙
送りスピード切換えコマンドにより紙送りスピードを高
速,低速の2モードに切換えることが可能となる。な
お、コマンドの種類あるいはパラメータを増やすことに
より、3モード以上の紙送りスピードを設定することが
可能である。
従って、本実施例にカットシートフィーダを装備する
ような場合、セットされた紙の種類が途中で変わるよう
なときには、紙の種類を検出して自動的に紙送りスピー
ド即ち定着時間を変更するように構成することができ
る。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば記録液付着後の
記録媒体が定着促進作用を受けつつ搬送される場合に、
その搬送速度を変化させることができるので、用いられ
る記録媒体の定着性の違いや温度等の周囲環境に応じて
最適な定着時間を設定することが可能となる。
この結果、ヒーター等の定着促進手段による記録紙の
変形,変色を最小限にすることが簡易な構成で廉価に実
現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成を示すブロック図、 第2図は紙送りモータの制御信号の例を示す波形図、 第3図は本発明の一実施例の制御手順を示すフローチャ
ート、 第4図は本発明の他の実施例の制御手順を示すフローチ
ャート、 第5図は本発明に係るインクジェット記録装置の外部構
成を示した斜視図である。 1…記録ヘッド、9…記録紙、11…ヒータ、16…紙送り
モータ、21…CPU、25…タイマ、31…紙送りスピード切
換えスイッチ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体を搬送する搬送手段と、前記記録
    媒体に付着した記録用液滴の定着を促進させる定着促進
    手段と、を有する液体噴射記録装置において、 前記記録用液滴が付着した後の前記記録媒体を前記定着
    促進手段からの定着促進作用を受けつつ搬送する際に、
    前記搬送手段による前記記録媒体搬送速度を変化させる
    搬送速度制御手段を備えたことを特徴とする液体噴射記
    録装置。
JP63120679A 1988-05-19 1988-05-19 液体噴射記録装置 Expired - Lifetime JP2831651B2 (ja)

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JP2016147381A (ja) * 2015-02-10 2016-08-18 セイコーエプソン株式会社 記録装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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