JP2830832B2 - パルス変調器 - Google Patents
パルス変調器Info
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Description
し、特に、コード化された短パルス幅変調パルスを任意
の振幅に一定化し、消費電力の低減化を図ったパルス変
調器に関する。
変調を供給するパルス変調器には、ラインタイプ変調方
式が用いられる。近年、本変調方式を用いて短パルス幅
で所定の数N個のパルスを供給するコード化パルス変調
の必要性が増している。なお、以下においては上記の所
定数Nを3個と仮定して説明する。
として、従来例1を図3に、また従来例2を図4に示
す。これらの従来例1および従来例2のラインタイプ変
調器は、高圧直流電源1、チャージングチョーク2、ホ
ールドオフダイオード3、スイッチング素子5、パルス
成形回路7、パルストランス9、負荷10、高圧抵抗器
13、高圧コンデンサ14を有して構成される。
インタイプ変調方式の回路構成例の動作例を表わすタイ
ミング図であり、図5が従来例1に、図6が従来例2
に、それぞれ対応している。図3に示した従来例1のラ
インタイプ変調器は、全コード化パルスのタイミングを
包括するエネルギーを有するパルス成形回路7を用いて
短パルスを供給し、最終的に本パルス成形回路7のエネ
ルギーを全部放出して再度充電を行う方式を用いてい
る。また、図4に示した従来例2のラインタイプ変調器
では、従来例1で用いたパルス成形回路7の代替えとし
て、高圧コンデンサ14を用いている。
例として、充電回路と放電回路とを分離して出力パルス
に現れる充電動作の影響をなくした特開平2−8781
5号公報の「パルス発生器」がある。
従来例1のラインタイプ変調方式では、コード化パルス
の期間のエネルギーを有していながら、真に必要とする
変調パルスはコード用短パルスτのみであり、エネルギ
ーの損失が大きい問題点を有する。
は、最初と最後のコード化パルスの振幅差ΔE0 が大き
くなる問題点を有する。この問題点を解消するために、
高圧コンデンサ14の容量を大きくする方法がある。し
かし、本策は実装スペースおよび初期の充電エネルギー
の増大化等の新たな問題点を生じさせる。
と以下となる。 1)コード化パルスには短パルスが必要であり、そのパ
ルスのみのエネルギーの供給しか必要としない。しか
し、従来のラインタイプ変調方式においては、最大の充
電電圧に充電するために、パルス成形回路のエネルギー
をコード化パルス毎に放出する必要が有り、損失が多
い。よって、パルス変調器に使用する消費エネルギーを
低減することが問題点となる。 2)変調パルスの振幅差により負荷の動作レベルが変動
し、一定の出力電力が得られない問題点を有する。本問
題点に対して、コード化パルスの変調パルスの振幅差を
なくし、さらに、任意の振幅に設定を可能とすることが
求められる。
の各パルス振幅を任意でかつ一定値に調節を可能とした
パルス変調器を提供することを目的とする。
め、本発明のパルス変調器は、高圧直流電源を供給する
高圧直流電源手段と、コード化された短パルス幅変調パ
ルスを発生するパルス成形手段と、高圧直流電源手段か
らパルス成形手段へ供給する高圧直流電源電圧をモニタ
する充電電圧モニタ手段と、供給される高圧直流電源電
圧値をモニタにより予め設定された所定値に調整する出
力調整手段と、高圧直流電源手段が出力する高圧直流電
源とグランド間とに直列接続されたチャージングチョー
クおよびホールドオフダイオードと負荷とを有し、チャ
ージングチョークとホールドオフダイオード間の接続点
からパルス成形手段への高圧直流電源が供給され、パル
ス成形手段への供給電源電圧の調整によりパルス出力電
圧を所定値に制御することを特徴としている。
荷とホールドオフダイオードとの間にコンデンサを直列
に接続して構成するとよい。
よるパルス変調器の実施の形態を詳細に説明する。図1
および図2を参照すると、本発明のパルス変調器の一実
施形態が示されている。
1、チャージングチョーク2、ホールドオフダイオード
3、スイッチング素子4および5、小容量コンデンサ
6、パルス成形回路7、抵抗負荷8、パルストランス
9、負荷10、高圧直流電源の出力調整回路11、充電
電圧モニタ回路12を有して構成される。なお、従来例
と同一機能部は同一番号を付している。
プ変調器の機能を有している。図2は、タイミングパル
ス例を示している。本図に示した各タイミングパルス
は、図1の下記の各構成部におけるパルス例である。
器の動作例は、以下となる。高圧直流電源1により電源
電圧E0 が供給されると、チャージングチョーク2とパ
ルス成形回路7とが共振し、パルス成形回路7のコンデ
ンサ部位に2倍のE0 の電圧が充電される。その状態の
電圧レベルは、ホールドオフダイオード3によりホール
ドされる。
チング素子5へ供給し、オンオフし、その間のみパルス
成形回路7のエネルギーを放出する。本パルス成形回路
7は、全コード化パルス同期Toのパルスを供給できる
能力を有するものであり、短パルス幅τのコードパルス
を一定振幅で供給できる。
成形回路7から放出され、コード化パルスを供給した後
は、充電電圧は2E0 よりE1 分だけ降下しE2 とな
る。この値で次のコードを打つと徐々に変調パルスの振
幅が低下してしまう。
圧を充電電圧モニタ回路12で検出し、高圧直流電源の
出力調整回路で2E0 の電圧になるように電力電圧を設
定し、トリガ(1)をスイッチング素子4に供給し、小
容量コンデンサ6の電荷を抵抗負荷8に供給し、高圧直
流電源1の出力電圧の2倍の電圧に小容量コンデンサ6
を充電する。
との充電電圧の差分だけパルス成形回路7に充電し、予
測された振幅の短パルス幅変調パルスをパルストランス
9を介して負荷10に供給する。これらの回路を具備す
ることにより、コード化パルスの振幅差を一定に保持で
き、各周期毎にも任意の振幅に設定が可能となる。
全て放出することなく、コード化パルス分だけエネルギ
ーを補充することにより、消費電力を低減化できる。そ
の理由は、パルス成形回路7にコード化パルス周期分の
エネルギーを放出できる機能があり、そのエネルギーを
コード化パルス分のみ使用し、その低下分だけをモニタ
し、最適電圧になるように付属のカニラインタイプ変調
器で、補充充電するからである。更には、パルス成形回
路7のエネルギーを全て放出しないため、電力の低減化
ができる。それは、コード化パルスの短パルス幅のパル
ス分の補充で対応するため、無駄なロスを生じさせない
からである。
施の一例ではあるがこれに限定されるものではなく、本
発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能
である。
のパルス変調器は、高圧直流電源を供給し、コード化さ
れた短パルス幅変調パルスを発生し、高圧直流電源電圧
をモニタする。このモニタにより、供給される高圧直流
電源電圧値を予め設定された所定値に調整する。よっ
て、供給電源電圧の調整により徐々に低下傾向を示すパ
ルス出力電圧を、所定値に保持・制御することが可能と
なる。また、低下分の電圧の補充により電力ロスの削減
が可能となる。
図である。
である。
である。
チャートである。
チャートである。
Claims (2)
- 【請求項1】 高圧直流電源を供給する高圧直流電源手
段と、 コード化された短パルス幅変調パルスを発生するパルス
成形手段と、 前記高圧直流電源手段から前記パルス成形手段へ供給す
る高圧直流電源電圧をモニタする充電電圧モニタ手段
と、 前記供給される高圧直流電源電圧値を前記モニタにより
予め設定された所定値に調整する出力調整手段と、 前記高圧直流電源手段が出力する高圧直流電源とグラン
ド間とに直列接続されたチャージングチョークおよびホ
ールドオフダイオードと負荷と を有し、前記チャージングチョークとホールドオフダイオード間
の接続点から前記パルス成形手段への高圧直流電源が供
給され、 前記パルス成形手段への供給電源電圧の調整に
よりパルス出力電圧を所定値に制御することを特徴とす
るパルス変調器。 - 【請求項2】 前記負荷は抵抗負荷であり、該抵抗負荷
と前記ホールドオフダイオードとの間にコンデンサが直
列に接続されて構成されたことを特徴とする請求項1記
載のパルス変調器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8106761A JP2830832B2 (ja) | 1996-04-26 | 1996-04-26 | パルス変調器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8106761A JP2830832B2 (ja) | 1996-04-26 | 1996-04-26 | パルス変調器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09294382A JPH09294382A (ja) | 1997-11-11 |
JP2830832B2 true JP2830832B2 (ja) | 1998-12-02 |
Family
ID=14441899
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8106761A Expired - Fee Related JP2830832B2 (ja) | 1996-04-26 | 1996-04-26 | パルス変調器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2830832B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4679176B2 (ja) * | 2005-02-25 | 2011-04-27 | Necネットワーク・センサ株式会社 | パルス変調回路 |
-
1996
- 1996-04-26 JP JP8106761A patent/JP2830832B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09294382A (ja) | 1997-11-11 |
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