JPS6122606Y2 - - Google Patents

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JPS6122606Y2
JPS6122606Y2 JP5922881U JP5922881U JPS6122606Y2 JP S6122606 Y2 JPS6122606 Y2 JP S6122606Y2 JP 5922881 U JP5922881 U JP 5922881U JP 5922881 U JP5922881 U JP 5922881U JP S6122606 Y2 JPS6122606 Y2 JP S6122606Y2
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JP
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output
circuit
transformer
output capacitor
time
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【考案の詳細な説明】 本考案は、低周波パルス発生源からの低周波パ
ルスに応じて電気刺激信号を出力する低周波治療
器に関するものである。
一般に小型の低周波治療器は、電源として乾電
池等の小電流容量の電池を用いているが、従来、
その電池の特有の性質即ち、負荷に比較的大きな
電流を供給すると消耗が著しく耐用時間が短くな
るという性質を考慮せずに治療器本体を駆動する
構成のものである為、電池の耐用時間を短くして
いた。
本考案は電池の耐用時間を長くし得る構成の低
周波治療器を提供することを目的とする。以下図
面に基づいて実施例を詳細に説明する。
第1図は本考案の一実施例の要部を表わす回路
図であり、1は発振回路、2はトランジスタQ1
を用いたドライバ回路、3は昇圧トランス、4は
ダイオード、5は出力コンデンサ、6はトランジ
スタQ2を用いたスイツチング回路、7は調整回
路、8は入力端子、9は出力端子である。
入力端子8に低周波パルス発生源(図示せず)
からの低周波パルスが加わると、そのパルスの立
上りでスイツチング回路6はオンとなる。その
際、出力端子9間に人体負荷(図示せず)が接続
されていると、出力コンデンサ5の充電電荷の放
電開始となり、人体負荷に電気刺激信号が加わ
る。スイツチング回路6が低周波パルスの立下り
でオフしたとき、同時に調整回路7の指令で発振
回路1に例えば数KHz〜数百KHzの発振周波数の
出力が生じる。この出力がドライバ回路2に加わ
ると、ドライバ回路2の駆動により昇圧トランス
3に電源電圧Vccが印加されて、その1次側が励
磁され、その2次側に出力が生じる。そしてその
昇圧トランス3の出力がダイオード4を介して出
力コンデンサ5に充電される。なお、必要に応じ
て昇圧トランス3とダイオード4との間にインダ
クタンス素子を挿入することもできる。
このようにして出力コンデンサ5が充電された
後、スイツチング回路6が上記のようにオンとな
るので、出端端子9間の人体負荷にパルス状の電
気刺激信号を連続的に加えることができる。ま
た、第1図の回路構成の場合、電源電圧Vccを変
化させて、放電前に於ける出力コンデンサ5の端
子電圧を設定することができる。換言すれば、出
力コンデンサ5の端子電圧は電源電圧Vccの変化
に対応した大きさとなる。
上述した第1図の各部分の波形の概要をタイム
チヤートで示すと、第2図a〜fの通りとなり、
第2図aは時間t−電圧Vinで表わした低周波パ
ルスの波形、第2図bは時間t−電圧VLprdで表
わした電気刺激信号の波形、第2図cは時間t−
電圧Vcで表わした出力コンデンサの充放電特性
曲線、第2図dは時間t−電圧Vcontで表わした
調整回路の指令信号の波形、第2図eは時間t−
電圧Vfで表わした発振回路の出力波形、第2図
fは時間t−電流iで表わした昇圧トランスへ供
給する電流の波形である。
前述の如く、スイツチング回路6がオフの時間
中に昇圧トランス3の出力を出力コンデンサ5に
充電した後、スイツチング回路6がオンとなつた
とき、出力コンデンサ5の充電電荷を放電するの
で、電源電圧Vccを加える端子に接続された電池
(図示せず)からは、短時間に比較的大きな電流
即ち、第2図fの場合の電流よりも大きな電流
を昇圧トランス3に供給しなくてもよいものであ
る。換言すれば、昇圧トランス3の出力が直接的
に電気刺激信号として出力されるのであれば、昇
圧トランス3の時間当りの出力エネルギーは比較
的大きくなければならないが、第1図の本考案の
場合、その単位時間当りの出力エネルギーが比較
的小さくても、電気刺激信号として必要なエネル
ギーを時間経過で出力コンデンサ5に蓄えること
ができる。しかも、出力コンデンサ5の放電時に
はドライバ回路2を駆動停止にする。その結果、
電池の消耗する割合が少ないものとなる。
第3図は本考案の他実施例の要部を表わす回路
図であり、第1図と同一符号はその部分に対応し
た部分を示す。
第3図の実施例は、スイツチング回路6がオフ
の時間中にドライバ回路2を間欠的に駆動させて
昇圧トランス3の出力を出力コンデンサ5に充電
した後、スイツチング回路6がオンとなつたと
き、出力コンデンサ5の充電電荷を放電する場合
である。この場合、調整回路17としては、例え
ば入力端子8に加わる低周波パルスの立下り毎に
カウンタ10をリセツトし、このカウンタ10に
よつて発振回路1の発振回数が予め定めた回数に
なつたことを検出する毎に発振回路1の発振を瞬
時停止させると共に、この停止時間を調整可能な
ものを用いる。また、第1図の実施例に準じてダ
イオード4、出力端子9を設けているので、出力
コンデンサ5を充電する以外の回路動作は第1図
の動作説明と同様である。
上述した第3図各部分の波形の概要をタイムチ
ヤートで示すと、第4図a〜eの通りとなり、第
4図aは時間t−電圧Vinで表わした低周波パル
スの波形、第4図bは時間t−電圧VLprdで表わ
した電気刺激信号の波形、第4図cは時間t−電
圧Vcで表わした出力コンデンサの充放電特性曲
線、第4図dは時間t−電圧Vcontで表わした調
整回路の指令信号の波形、第4図eは時間t−電
圧Vfで表わした発振回路の出力波形、第4図f
は時間t−電圧で表わした昇圧トランスへ供給
する電流の波形である。
前述の如く、第3図の実施例の場合、第1図の
実施例の場合に準じてスイツチング回路6がオフ
の時間中に出力コンデンサ5が充電されるように
構成しているので、電池の消耗する割合が少ない
ものである。しかも、調整回路17によつてドラ
イバ回路2を間欠駆動させて出力コンデンサ5を
充電しているので、ドライバ回路2の駆動回数と
いうデイジタル量で出力コンデンサ5の端子電圧
をステツプ上昇させることになり、マイクロコン
ピユータ等を使用する場合に適している。なお、
出力コンデンサ5の端子電圧を連続上昇させるよ
うに調整回路17を構成することもできる。
第5図は本考案の他実施例の要部を表わす回路
図であり、第1図と同一符号はその部分に対応し
た部分を示す。
第5図の実施例は、スイツチング回路6がオフ
の時間中、ドライバ回路2を駆動させると共に、
出力コンデンサ5の端子電圧が予め定めた設定値
に達したことを調整回路27が検出したとき、調
整回路27の指令で発振回路1を発振停止させ又
は出力停止にさせてドライバ回路2を駆動停止に
する期制を行い、しかる後スイツチング回路6が
オンとなつたとき、出力コンデンサ5の充電電荷
を放電する場合である。この場合、調整回路27
は例えば第6図に示すように比較器71と抵抗
R1〜R3と可変抵抗R4とを接続して構成し、可変
抵抗R4の調整で基準電圧Vthを設定し、この設
定した基準電圧Vthよりも、R2/(R1+R
2)比の電圧又はR2/(R1+R2)比の電圧
に低周波パルスの電圧を加えた電圧が大きいとき
に出力生じるものを用いる。この出力が調整回路
27の指令信号となる。なお、第6図に於いて
Vcは出力コンデンサ5の端子電圧、Vccは電源電
圧、INは入力端子8から低周波パルスが加わる
端子、OUTは発振回路1へ指令信号1を加える
端子である。また、第1図の実施例に準じてダイ
オード4、出力端子9を設けているので、出力コ
ンデンサ5を充電する以外の回路動作は第1図の
動作説明と同様である。
上述した第5図各部分の波形の概要をタイムチ
ヤートで示すと、第7図a〜fの通りとなり、第
7図aは時間t−電圧Vinで表わした低周波パル
スの波形、第7図bは時間t−電圧VLprdで表わ
した電気刺激信号の波形、第7図eは時間t−電
圧Veで表わした出力コンデンサの充放電特性曲
線、第7図dは時間t−電圧Vcont.で表わした調
整回路の指令信号の波形、第7図eは時間t−電
圧Vfで表わした発振回路の出力波形、第7図f
は時間t−電圧で表わした昇圧トランスへ供給
する電流の波形である。
前述の如く、第5図の実施例の場合、第1図の
実施例の場合に準じてスイツチング回路6がオフ
の時間中に出力コンデンサ5が充電されるように
しており、更に出力コンデンサ5の端子電圧が設
定値に達した時点でドライバ回路2を駆動停止に
するものであるから、電池の消耗する割合が極め
て少ないものである。
以上説明した本考案の低周波治療器は、発振回
路1の出力で駆動させるドライバ回路2と、該ド
ライバ回路2の駆動により出力する昇圧トランス
3と、該昇圧トランス3の出力が充電されるよう
に接続した出力コンデンサ5と、該出力コンデン
サ5に昇圧トランス3の出力が低周波パルスのパ
ルス間で充電され且つその充電による電荷が低周
波パルスの通電時間幅の間に放電されるようにス
イツチングするスイツチング回路6と、ドライバ
回路2の駆動時間を規制する調整回路7,17,
27とを有しているので、電池からは比較的大き
な電流を短時間に供給しなくてもよく、しかもド
ライバ回路2の駆動停止規制で無駄を極力抑えて
いる。
このようなことから、本考案によれば従来に比
較して電池の耐用時間を可及的に長くし得る利点
が生じる。更に本考案は、上記のようにコンデン
サに電荷を蓄積した後、人体負荷にその電荷を出
力として加える回路構成であるから、昇圧トラン
ス及びスイツチング回路の出力トランジスタ等の
性能が高性能でなくても、所望の出力を容易に得
ることができるなど実用上多大なる効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の要部を表わす回路
図、第2図は第1図各部分の波形の概要を表わす
タイムチヤート図、第3図は本考案の他実施例の
要部を表わす回路図、第4図は第3図各部分の波
形の概要を表わすタイムチヤート図、第5図は本
考案の他実施例の要部を表わす回路図、第6図は
第5図の調整回路の一例図、第7図は第5図の各
部分の波形の概要を表わすタイムチヤート図であ
る。 1は発振回路、2はドライバ回路、3は昇圧ト
ランス、5は出力コンデンサ、6はスイツチング
回路、7,17,27は調整回路である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 低周波パルス発生源からの低周波パルスに応じ
    て電気刺激信号を出力する低周波治療器に於い
    て、発振回路の出力で駆動させるドライバ回路
    と、該ドライバ回路の駆動により出力する昇圧ト
    ランスと、該昇圧トランスの出力が充電されるよ
    うに接続した出力コンデンサと、該出力コンデン
    サに前記昇圧トランスの出力が前記低周波パルス
    のパルス間で充電され且つその充電による電荷が
    前記低周波パルスの通電時間幅の間に放電される
    ようにスイツチングするスイツチング回路と、前
    記ドライバ回路の駆動時間を規制する調整回路と
    を有することを特徴とする低周波治療器。
JP5922881U 1981-04-25 1981-04-25 Expired JPS6122606Y2 (ja)

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JP5922881U JPS6122606Y2 (ja) 1981-04-25 1981-04-25

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JPS57173755U JPS57173755U (ja) 1982-11-02
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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58116375A (ja) * 1981-12-29 1983-07-11 協業組合 青森スキ−製作所 スキ−製造方法
WO1987003497A1 (fr) * 1985-12-04 1987-06-18 Kabushiki Kaisya Advance Dispositif therapeutique compact de basse frequence
JPH0659322B2 (ja) * 1992-04-04 1994-08-10 久光製薬株式会社 皮膚貼着型低周波治療器

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JPS57173755U (ja) 1982-11-02

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