JP2830324B2 - 樹脂製バンパビームの製造方法 - Google Patents

樹脂製バンパビームの製造方法

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JP2830324B2
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    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C33/00Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor
    • B29C33/44Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor with means for, or specially constructed to facilitate, the removal of articles, e.g. of undercut articles
    • B29C33/52Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor with means for, or specially constructed to facilitate, the removal of articles, e.g. of undercut articles soluble or fusible
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  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、自動車の樹脂製バンパビームの製造方法に
関する。
従来の技術 従来の樹脂製バンパビームには、第8図及び第9図に
示すように、断面形が後方に向かって開口するほぼコ字
状をなす基体aの開口縁部に、上下方向を向く外向きフ
ランジ部bを設けたものや、第10図に示すように、第9
図に示すものと同様の基体aの開口縁部に、上下方向を
向く内向きフランジ部cを設けたもの等がある。
発明が解決しようとする課題 この種のバンパビームにあっては、強度や剛性を向上
させる上で、第9図及び第10図に示すように、後方に向
かって開口する開断面構造とするよりも、後面が閉塞さ
れた閉断面構造とすることが好ましいが、樹脂成形時の
型抜きが困難又は不可能であるため、一体成形によりこ
のような閉断面構造とすることは実現できなかったのが
現状である。
本発明は、従来の技術が有するこのような問題点に鑑
み、閉断面構造の型抜きを可能とすることにより、一体
成形による閉断面構造の樹脂製バンパビームの製造を可
能とした樹脂製バンパビームの製造方法を提供すること
を目的としている。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するため、本発明の樹脂製バンパビー
ムの製造方法は、互いに閉じ合わせた下型と上型との間
に形成されるキャビティ内に、熱溶融性又は水溶性材料
よりなる中子を支持させた状態で、前記キャビティ内に
溶融樹脂を導入し、該溶融樹脂の硬化後、上型を下型よ
り開き、前記溶融樹脂の硬化により形成されたバンパビ
ームを下型より取出し、バンパビームに形成された孔よ
り加熱手段又は水を中子内に導入し、前記中子を溶融さ
せて前記孔より流出させることにより、適所に閉断面部
分を有するバンパビームを形成することを特徴としてい
る。
作用 下型又は上型に中子を支持させた状態で、上型を下型
上に密接し、それらの間に形成されるキャビティ内に中
子を位置させる。
次に、キャビティ内に溶融樹脂を導入すると、溶融樹
脂は、キャビティ内において、中子を取り巻くように充
満する。
溶融樹脂が硬化すると、閉断面構造を有する樹脂製バ
ンパビームが形成される。
溶融樹脂の硬化後、上型を下型より開き、バンパビー
ムを下型より取出す。
次にバンパビームに形成された孔より、加熱手段又は
水を中子内に導入すると、中子はそれらによって溶融さ
せられ、前記孔から流出する。
その結果、適所に閉断面部分を有するバンパビームが
形成される。
実施例 第1図から第3図は、本発明の方法により製造しよう
とする樹脂製バンパビームの一例を示す。
1はバンパビームで、これは、第8図及び第9図に示
す従来のものとほぼ同様に、後方に向かって開口するほ
ぼコ字状の縦断面形状をなす横長箱状の基体2と、基体
2の開口縁部に連設され、上下左右の外方に向かって延
出する外向きフランジ部3と、基体2内に設けられ、基
体2内の空間を左右方向に仕切る複数対の仕切り片4
と、各対の仕切り片4と基体2とに囲まれたほぼ矩形の
空間Sの後端部を閉塞する後片5とからなっている。
各後片5には、前後方向を向く上下1対の孔6を穿設
してある。
このような構成のバンパビーム1においては、基体2
の一部と後片5とにより閉断面部分Aを形成し、このよ
うな閉断面部分Aを基体2の長手方向に3個所設けてあ
るので、従来の開断面構造のものに比して、強度及び剛
性が著しく大である。
次に、本発明によるバンパビーム1の製造方法の一実
施要領を、第4図から第7図を参照して説明する。
第4図において、7は、バンパビーム1の後面の形状
と補形をなす成形面8を上面に形成した下型、8aは、バ
ンパビーム1における各閉断面部分Aに対応するように
下型7の成形面8に形成した凹部、9は、バンパビーム
1の前面の形状と補形をなす成形面10を下面に形成した
上型、11は、バンパビーム1における各空間Sとほぼ同
一形状をなし、かつ熱溶融性材料である低融点金属より
なる中子で、この中子11は、下型7の成形面8における
各凹部8aの底面に突設した、バンパビーム1における孔
6の内径とほぼ等しい外径の1対の中子支持杆12をもっ
て、成形面8の凹部8aの中央に位置するように支持して
ある。
中子支持杆12は、下型7に固嵌しておいてもよいが、
下型7より抜き出し可能としておいてもよい。
まず、第4図示のように、下型7上における成形面8
の各凹部8aに、中子11を中子支持杆12を持って上述した
ように支持させた後、上型9を下型7上に密接して上下
型9,7を閉じ合わせ、それらの成形面8,10により形成さ
れるキャビティC内に各中子11を位置させる。
次に、第5図に示すように、キャビティC内に溶融樹
脂13を導入すると(樹脂注入口、空気抜き孔等の公知の
構成については図示を省略する)、溶融樹脂13は、キャ
ビティC内において中子11を取り巻くように充満する。
溶融樹脂13が硬化すると、閉断面部分Aを有する第1
図から第3図に示すのと同様の樹脂製のバンパビーム1
が形成される。
溶融樹脂13の硬化後、上型9を下型9より上方に開
き、成形されたバンパビーム1を、ノックピン(図示
略)等により上方に押し出して、下型7より取出す。
このとき、中子支持杆12を下型7に固嵌している場合
は、バンパビーム1の取出しと同時に、中子支持杆12は
中子11及びバンパビーム1から抜け出し、その後の中子
11には孔14が、またバンパビーム1における後片5に
は、孔6が形成される。
中子支持杆12を下型7に抜き出し自在に嵌合している
場合は、下型7からのバンパビーム1の取出し時に、中
子支持杆12はバンパビーム1と一体となって下型7から
離れる。この場合は、バンパビーム1の取出し後に、バ
ンパビーム1から各中子支持杆12を引き抜くことによ
り、その後に上述したのと同様の孔14及び孔6が形成さ
れる。
次に、第6図に示すように、バンパビーム1における
後片5の孔6より、中子11の孔14に向かって、中子11の
溶融温度より高く、かつ硬化した溶融樹脂13の再溶融温
度より低い加熱手段15、例えば熱風、蒸気、熱水等を導
入すると、中子11は加熱溶融され、孔6より流出する。
この場合に、第7図に示すように、各後片5における
上方の孔6より加熱手段15を導入し、下方の孔6より溶
融した中子11を排出するのがよい。
中子11がすべて孔6より排出されると、その後に空間
Sが形成され、閉断面部分Aを有するバンパビーム1が
完成する。
上述の実施例においては、中子11を熱溶融性材料をも
って形成し、バンパビーム1の成形後に、これを加熱手
段15により加熱溶融させて空間Sより排出させたが、中
子11を水溶性材料により形成し、バンパビーム1の成形
後に、孔6より水を中子11の孔14内に導入し、中子11を
溶融させて、孔6より排出し、空間Sを形成してもよ
い。
発明の効果 以上から明らかなように、本発明の方法によると、閉
断面部分を有する樹脂製バンパビームを一体成形するこ
とができ、しかも孔から加熱手段や水を導入するだけで
中子を閉断面部分から排出させることができるので、閉
断面部分の型抜き作業も容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法により製造しようとする樹脂製の
バンパビームの一例を示す斜視図、第2図は第1図のII
−II線断面図、第3図は第1図のIII−III線断面図、第
4図は本発明の方法の一実施状態を示す金型の縦断面
図、第5図は別の状態を示す第4図と同様の縦断面図、
第6図はさらに別の状態を示す縦断面図、第7図は第6
図のVII−VII線断面図、第8図は従来の樹脂製バンパビ
ームの一例を示す斜視図、第9図は第8図のIX−IX線断
面図、第10図は従来の樹脂製バンパビームの別の例を示
す第9図と同様の断面図である。 1……バンパビーム、2……基体、3……フランジ部、
4……仕切り片、5……後片、6……孔、7……下型、
8……成形面、8a……凹部、9……上型、10……成形
面、11……中子、12……中子支持杆、13……溶融樹脂、
14……孔、15……加熱手段、A……閉断面部分、C……
キャビティ、S……空間。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに閉じ合わせた下型と上型との間に形
    成されるキャビティ内に、熱溶融性又は水溶性材料より
    なる中子を支持させた状態で、前記キャビティ内に溶融
    樹脂を導入し、該溶融樹脂の硬化後、上型を下型より開
    き、前記溶融樹脂の硬化により形成されたバンパビーム
    を下型より取出し、バンパビームに形成された孔より加
    熱手段又は水を中子内に導入し、前記中子を溶融させて
    前記孔より流出させることにより、適所に閉断面部分を
    有するバンパビームを形成することを特徴とする樹脂製
    バンパビームの製造方法。
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