JP2829196B2 - ロッドレスシリンダおよびそのシール部材用セパレータ - Google Patents

ロッドレスシリンダおよびそのシール部材用セパレータ

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JP2829196B2
JP2829196B2 JP19428792A JP19428792A JP2829196B2 JP 2829196 B2 JP2829196 B2 JP 2829196B2 JP 19428792 A JP19428792 A JP 19428792A JP 19428792 A JP19428792 A JP 19428792A JP 2829196 B2 JP2829196 B2 JP 2829196B2
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道和 宮本
秀穂 小山
直樹 星
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シリンダチューブ内を
往復移動するピストンと、該シリンダチューブの外部に
露呈して前記ピストンと一体的に往復移動するスライド
テーブルとを備えたロッドレスシリンダおよびそのシー
ル部材用セパレータに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ロッドレスシリンダが、工場内等
でワークの搬送装置として種々採用されるに至ってい
る。
【0003】ロッドレスシリンダは、ロッドのあるシリ
ンダに比べてそのストローク長を短くすることができる
ため、占有面積が小さく、取り扱いに簡便であり、しか
もロッドのあるシリンダに比べてシリンダ内に塵埃等の
侵入を防ぐことができる。その結果、高度な位置決め動
作等を行うことが可能である。
【0004】この種のロッドレスシリンダは、シリンダ
とスライドテーブルとを備えており、シリンダチューブ
内に画成されたボア内を往復移動するピストンに前記ス
ライドテーブルが装着されるとともに、前記シリンダチ
ューブに形成されたスリットが、該ピストンに係合する
第1シール部材と前記スライドテーブルに係合する第2
シール部材とによって閉塞されるよう構成されている。
この場合、第1および第2シール部材をそれぞれピスト
ン側とスライドテーブル側とに分離させるために、樹脂
製のセパレータが使用されており、このセパレータは、
前記ピストンの両端部に装着されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記ロッド
レスシリンダでは、シリンダチューブのボア内を往復移
動するピストンとこのシリンダチューブの外部に配置さ
れるスライドテーブルとの連結部位が、前記シリンダチ
ューブに設けられたスリットを介して前記ボア内と外部
とに一体的に配設されている。このため、ピストンとス
ライドテーブルとが一体的に往復移動する際に、外力等
の作用により前記スライドテーブルが傾動してしまい、
シリンダチューブの内壁面と連結部位とが接触するおそ
れがある。このシリンダチューブおよび連結部位は、ア
ルミニウム等の金属材料で形成されており、該シリンダ
チューブの内壁面と連結部位とが接触して互いに摺動す
ると、摩耗粉や焼付け等が惹起され易く、スライドテー
ブルの円滑な往復移動が阻止されるという問題が指摘さ
れている。
【0006】本発明はこの種の問題に鑑みなされたもの
であり、簡単な構成でピストンおよびスライドテーブル
の連結部位とシリンダチューブの内壁面とが接触するこ
とを確実に阻止することができ、前記スライドテーブル
を円滑に往復動作させることが可能なロッドレスシリン
ダおよびそのシール部材用セパレータを提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、ピストンと、前記ピストンを往復自在
に配設するボアを有するとともに、その長手方向に延在
して外部と前記ボアとを連通させるスリットが形成され
たシリンダチューブと、前記ピストンと一体的に往復移
動するスライドテーブルと、前記ピストンに係合する第
1シール部材および前記スライドテーブルに係合する第
2シール部材とによって前記スリットを閉塞するシール
機構と、前記ピストンと前記スライドテーブルとの連結
部位に設けられ、前記ピストン側に向かって湾曲し前記
第1シール部材に摺接する第1円弧状摺動面と、前記ス
ライドテーブル側に向かって湾曲し前記第2シール部材
に摺接する第2円弧状摺動面とが形成されたシール部材
用セパレータと、を備え、前記シール部材用セパレータ
は、前記ボアを形成するシリンダチューブの内壁面側に
突出する膨出部を前記第1円弧状摺動面と第2円弧状摺
動面との間に設けるとともに、前記膨出部と前記シリン
ダチューブの内壁面との離間距離が、前記ピストンから
スライドテーブルに連なる金属表面部と該シリンダチュ
ーブの内壁面との最短離間距離よりも小さく設定される
ことを特徴とする。
【0008】さらに、本発明は、シリンダチューブに設
けられたボアにピストンを往復自在に配設し、その長手
方向に延在して外部と前記ボアとを連通させるスリット
を介して前記ピストンとスライドテーブルとの連結部位
を外部に露呈させるとともに、前記ピストンに係合する
第1シール部材および前記スライドテーブルに係合する
第2シール部材とによって前記スリットを閉塞するよう
構成されるロッドレスシリンダに用いられ、前記ピスト
と前記スライドテーブルとの連結部位に装着されて前
記第1および第2シール部材を分離させるシール部材用
セパレータであって、前記シール部材用セパレータは、
前記ピストン側に向かって湾曲し第1シール部材に摺接
する第1円弧状摺動面と、前記スライドテーブル側に向
かって湾曲し第2シール部材に摺接する第2円弧状摺動
面とを有し、前記ボアを形成するシリンダチューブの内
壁面側に突出する膨出部を前記第1円弧状摺動面と第2
円弧状摺動面との間に設けるとともに、前記膨出部と前
記シリンダチューブの内壁面との離間距離が、前記連結
部位の金属表面部と該シリンダチューブの内壁面との最
短離間距離よりも小さく設定されることを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明のロッドレスシリンダおよびそのシール
部材用セパレータによれば、シリンダチューブのボア内
をピストンが往復移動すると、このピストンに設けられ
ているセパレータが第1および第2シール部材を前記ピ
ストン側およびスライドテーブル側にそれぞれ分離させ
ることにより、該ピストンおよびスライドテーブルを円
滑に往復移動させることができる。そして、この往復移
動時に、外力等の作用によりスライドテーブルがシリン
ダチューブに対して傾動しようとする場合がある。その
際、セパレータの膨出部とシリンダチューブの内壁面と
が接触してこのシリンダチューブの内壁面と金属表面部
位とが接触することを阻止できる。これにより、摩耗粉
や焼付け等の発生を有効に防止することが可能になり、
スライドテーブルを円滑に往復移動させることができ
る。
【0010】
【実施例】本発明に係るロッドレスシリンダおよびその
シール部材用セパレータについて実施例を挙げ、添付の
図面を参照して以下に説明する。
【0011】図2および図3において、参照符号10
は、本実施例に係るロッドレスシリンダを示す。このロ
ッドレスシリンダ10は、シリンダチューブ12とスラ
イドテーブル14とを備え、このスライドテーブル14
は、前記シリンダチューブ12の内部に長手方向に延在
するボア16内を往復移動自在なピストン17と一体的
に成形されている。このボア16は、端面部に画成され
たスリット18を介して外部と連通状態にあり、このス
リット18にスライドテーブル14とピストン17との
連結部位19が配置される。
【0012】シリンダチューブ12の両側面部には、図
3および図4に示すように、長手方向に延在してセンサ
取付用長溝20a、20bとリード線収納用長溝20
c、20dが画成され、さらに集中配管用の流体バイパ
ス用通路22a並びに22bが長手方向に延在して画成
されている。シリンダチューブ12の上部には、互いに
傾斜する摺動面24a、24bが設けられ、この摺動面
24a、24bに繋がってスリット18を画成する内壁
面26には、ボア16側へと拡開するように段部36
a、36bが設けられる。
【0013】図2に示すように、シリンダチューブ12
の両端部は、ポート38a、38bが画成されたエンド
キャップ40a、40bによって気密に閉塞されている
とともに、このシリンダチューブ12の側面に設けられ
た長溝20aまたは20bには、スライドテーブル14
の位置を検出するための磁気センサ(図示せず)が装着
される。
【0014】スライドテーブル14は、図3並びに図5
に示すように、板体44を備え、この板体44の長手方
向に延在して長溝46a、46bが設けられ、この長溝
46a、46bには、シリンダチューブ12の摺動面2
4a、24bに係合してピストン17の往復動作時にス
ライドテーブル14を案内する摺動部材48a、48b
が嵌合固着される。スライドテーブル14の中央部を貫
通して長手方向に延在する開口部50が画成され、この
開口部50内にあって前記スライドテーブル14にピス
トンヨーク52が一体成形される。このピストンヨーク
52の上方にローラ54が回転自在に支持されるととも
に、スライドテーブル14の上部には、板状のカバー5
6が固着され、さらにこのスライドテーブル14の内部
には、スクレーバ58a、58bが設けられている(図
6参照)。
【0015】ピストンヨーク52の両端に、本実施例に
係るセパレータ60、60が装着される。このセパレー
タ60は、耐摩耗性樹脂系材料で一体成形されており、
上下両側に円弧状摺動面62a、62bが設けられると
ともに、その側部にシリンダチューブ12の内壁面26
側に突出する膨出部64a、64bを有する(図1参
照)。この膨出部64a、64bとシリンダチューブ1
2の内壁面26との離間距離L1は、ピストン17から
スライドテーブル14に連なる連結部位19の金属表面
部19a、19bと該シリンダチューブ12の内壁面2
6との最短離間距離L2よりも小さく設定される。な
お、膨出部64a、64bの基端部に補強用リブ66
a、66bが設けられている。
【0016】図5および図6に示すように、ピストン1
7は、第1受圧面72とその反対側の第2受圧面74と
を有し、その内部にクッションシール76a、76bが
設けられている。また、図6中、参照符号86は後述す
る第1シール部材がピストン内に侵入するための通路を
示し、また、参照符号87はクッションリングを示す。
【0017】段部36a、36bに第1シール部材90
が嵌合する。図7に示すように、第1シール部材90
は、舌片92a、92bを有し、この舌片92a、92
bの上方にさらに膨出部94a、94bを備えている。
この膨出部94a、94bから上方へと指向して若干拡
開するように係合片96a、96bが延在している。前
記膨出部94a、94bは、内圧がピストン17内にか
かったときに前記段部36a、36bに係合するための
ものであり、さらに係合片96a、96bは、スリット
18を画成するための内面98a、98bに係合する。
この第1シール部材90は、全体として可撓性の合成樹
脂体で一体的に構成されている。一方、第2シール部材
97は、スリット18を閉塞するためのものであり、シ
リンダチューブ12の上端面に画成されたスリット上方
から長手方向へと延在する溝99に嵌合する。なお、第
1シール部材90は、ピストン17の通路86内に侵入
し、その両端部は第2シール部材97とともにエンドキ
ャップ40a、40bに固着されている。
【0018】次に、このように構成されるロッドレスシ
リンダ10の動作について説明する。
【0019】まず、図3に示すようにシリンダチューブ
12が配置された後、スライドテーブル14の上面44
aにワーク(図示せず)が固定される。そして、ポート
38aから圧縮空気が導入されると、その圧縮空気はク
ッションリング87の内部に画成された通路を経て第1
受圧面72を押圧する。それによってピストン17は、
図6において左側(矢印X方向) へと変位する。その
際、ピストン17は、スライドテーブル14と一体的に
形成されているためにこのスライドテーブル14を一体
的に変位させる。このとき、セパレータ60、60は、
第1シール部材90と第2シール部材97とをそのスラ
イドテーブル14、ピストン17の間で離間させる作用
を営む。従って、スライドテーブル14に載置されたワ
ークを、図6において左側へと移送することができる。
ポート38bに圧縮空気を導入した場合には、前記と逆
の作用が営まれることになる。
【0020】なお、ローラ54はその移送途上におい
て、第2シール部材97上を転動してその移送を容易な
らしめるためのものである。
【0021】ところで、スライドテーブル14に外力等
が作用してこのスライドテーブル14が、例えば、図1
中、矢印Z方向に傾動しようとする場合がある。ここ
で、本実施例では、セパレータ60の膨出部64a、6
4bとシリンダチューブ12の内壁面26との離間距離
L1が、ピストン17からスライドテーブル14に連な
る連結部位19の金属表面部19a、19bと該シリン
ダチューブ12の内壁面26との最短離間距離L2より
も小さく設定されている。このため、スライドテーブル
14が矢印Z方向に傾動すると、セパレータ60の膨出
部64bがシリンダチューブ12の内壁面26に接触
し、連結部位19の金属表面部19bと該シリンダチュ
ーブ12の内壁面26とが接触することを阻止すること
ができる。
【0022】これによって、耐摩耗性樹脂系材料で形成
された膨出部64bがシリンダチューブ12の内壁面2
6に摺接するため、連結部位19の金属表面部19bと
該シリンダチューブ12の内壁面26とが摺接する際の
ような摩耗粉や焼付け等の発生を確実に防止することが
可能になる。従って、スライドテーブル14が傾動して
いても、ピストン17およびスライドテーブル14を、
常時、円滑に往復移動させることができるという効果が
得られる。
【0023】しかも、耐摩耗性樹脂系材料を用いてセパ
レータ60に膨出部64a、64bを一体成形するだけ
でよく、専用の摩耗防止機構等を使用する必要がない。
このため、構成が一挙に簡素化するとともに、製造コス
トの高騰を有効に防止することができるという利点が得
られる。
【0024】
【発明の効果】本発明に係るロッドレスシリンダおよび
そのシール部材用セパレータによれば、以下の効果乃至
利点が得られる。
【0025】第1および第2シール部材をピストン側お
よびスライドテーブル側にそれぞれ分離させるセパレー
タに膨出部が設けられ、外力等の作用によりスライドテ
ーブルがシリンダチューブに対して傾斜しようとする場
合にこの膨出部とシリンダチューブの内壁面とが接触す
る。これにより、シリンダチューブの内壁面と金属表面
部位とが接触することを阻止でき、摩耗粉や焼付け等の
発生を有効に防止してスライドテーブルを円滑に往復移
動させることが可能になる。しかも、セパレータに膨出
部を設けるだけでよく、構成が簡素化するとともに、製
造費の高騰を有効に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るロッドレスシリンダの要部縦断説
明図である。
【図2】前記ロッドレスシリンダの斜視説明図である。
【図3】前記ロッドレスシリンダの縦断面図である。
【図4】前記ロッドレスシリンダを構成するシリンダチ
ューブの斜視図である。
【図5】前記ロッドレスシリンダを構成するピストンお
よびスライドテーブルの斜視説明図である。
【図6】前記ロッドレスシリンダの側部縦断説明図であ
る。
【図7】前記ロッドレスシリンダの第1シール部材とス
リットとの係合状態を示す一部省略縦断面図である。
【符号の説明】
10…ロッドレスシリンダ 12…シリンダチューブ 14…スライドテーブル 16…ボア 17…ピストン 18…スリット 19…連結部位 19a、19b…金属表面部 26…内壁面 48a、48b…摺動部材 52…ピストンヨーク 54…ローラ 60…セパレータ 62a、62b…摺動面 64a、64b…膨出部 90、97…シール部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 星 直樹 茨城県筑波郡谷和原村絹の台4−2−2 エスエムシー株式会社 筑波技術セン ター内 (56)参考文献 特開 平2−138507(JP,A) 特開 昭60−234106(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F15B 15/14

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ピストンと、 前記ピストンを往復自在に配設するボアを有するととも
    に、その長手方向に延在して外部と前記ボアとを連通さ
    せるスリットが形成されたシリンダチューブと、 前記ピストンと一体的に往復移動するスライドテーブル
    と、 前記ピストンに係合する第1シール部材および前記スラ
    イドテーブルに係合する第2シール部材とによって前記
    スリットを閉塞するシール機構と、 前記ピストンと前記スライドテーブルとの連結部位に設
    けられ、前記ピストン側に向かって湾曲し前記第1シー
    ル部材に摺接する第1円弧状摺動面と、前記スライドテ
    ーブル側に向かって湾曲し前記第2シール部材に摺接す
    る第2円弧状摺動面とが形成されたシール部材用セパレ
    ータと、 を備え、 前記シール部材用セパレータは、前記ボアを形成するシ
    リンダチューブの内壁面側に突出する膨出部を前記第1
    円弧状摺動面と第2円弧状摺動面との間に設けるととも
    に、 前記膨出部と前記シリンダチューブの内壁面との離間距
    離が、前記ピストンからスライドテーブルに連なる金属
    表面部と該シリンダチューブの内壁面との最短離間距離
    よりも小さく設定されることを特徴とするロッドレスシ
    リンダ。
  2. 【請求項2】請求項1記載のロッドレスシリンダにおい
    て、シール部材用セパレータは、耐摩耗性樹脂系材料で
    一体成形されることを特徴とするロッドレスシリンダ。
  3. 【請求項3】シリンダチューブに設けられたボアにピス
    トンを往復自在に配設し、その長手方向に延在して外部
    と前記ボアとを連通させるスリットを介して前記ピスト
    ンとスライドテーブルとの連結部位を外部に露呈させる
    とともに、前記ピストンに係合する第1シール部材およ
    び前記スライドテーブルに係合する第2シール部材とに
    よって前記スリットを閉塞するよう構成されるロッドレ
    スシリンダに用いられ、前記ピストンと前記スライドテ
    ーブルとの連結部位に装着されて前記第1および第2シ
    ール部材を分離させるシール部材用セパレータであっ
    て、 前記シール部材用セパレータは、前記ピストン側に向か
    って湾曲し第1シール部材に摺接する第1円弧状摺動面
    と、前記スライドテーブル側に向かって湾曲し第2シー
    ル部材に摺接する第2円弧状摺動面とを有し、前記ボア
    を形成するシリンダチューブの内壁面側に突出する膨出
    部を前記第1円弧状摺動面と第2円弧状摺動面との間に
    設けるとともに、 前記膨出部と前記シリンダチューブの内壁面との離間距
    離が、前記連結部位の金属表面部と該シリンダチューブ
    の内壁面との最短離間距離よりも小さく設定されること
    を特徴とするロッドレスシリンダのシール部材用セパレ
    ータ。
  4. 【請求項4】請求項3記載のシール部材用セパレータに
    おいて、前記シール部材用セパレータは、耐摩耗性樹脂
    系材料で一体成形されることを特徴とするロッドレスシ
    リンダのシール部材用セパレータ。
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