JP2828966B2 - 多出力制御のためのデュアルハーフブリッジ型電子誘導加熱調理装置 - Google Patents

多出力制御のためのデュアルハーフブリッジ型電子誘導加熱調理装置

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JP2828966B2
JP2828966B2 JP8345872A JP34587296A JP2828966B2 JP 2828966 B2 JP2828966 B2 JP 2828966B2 JP 8345872 A JP8345872 A JP 8345872A JP 34587296 A JP34587296 A JP 34587296A JP 2828966 B2 JP2828966 B2 JP 2828966B2
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ヨン−チャエ ジュン
スン−ジン ハン
ヒョ−シク ジェオン
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B6/00Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
    • H05B6/02Induction heating
    • H05B6/06Control, e.g. of temperature, of power
    • H05B6/062Control, e.g. of temperature, of power for cooking plates or the like
    • H05B6/065Control, e.g. of temperature, of power for cooking plates or the like using coordinated control of multiple induction coils
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B6/00Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
    • H05B6/02Induction heating
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  • Electromagnetism (AREA)
  • Induction Heating Cooking Devices (AREA)
  • General Induction Heating (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子誘導加熱調理器
において、モジュール単位のインバータ回路を入力側に
並列構成し、ハーフブリッジ型インバータを構成するよ
うになる1つのインバータ回路として多数の加熱板を動
作させるようにし回路の構成を最小化し、時分割制御を
通じた出力制御を実行するようにし、多数個の加熱板が
動作する時に発生する干渉音を防止するようにした多出
力制御のためのデュアルハーフブリッジ型電子誘導加熱
調理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の多出力制御のための電子誘導加熱
調理装置においては、多数個のワーキングコイルを加熱
させるためには入力される1つの電源に多数個のインバ
ータ回路を並列に構成しており、その構成及び作用を以
下に説明する。
【0003】図1に示すように、従来の電子誘導加熱調
理装置は回路各部に電源を供給するための電源供給部1
を包含し、上記電源供給部1を通じて入力される電源を
整流する整流部2と、整流された電源を平滑するチョー
クコイルL1及びコンデンサC1と、平滑された電源が
入力されると、スイッチングし加熱板を加熱するための
インバータ3を構成要素として包含する回路が上記構成
される。
【0004】上記インバータ3は構成されるSMPS
(Switched Mode Power Supply) 部から供給されるスイ
ッチング電源をベースに入力されスイッチングするトラ
ンジスタQ1,Q2と、このトランジスタQ1,Q2の
保護用としてトランジスタQ1,Q2各々に逆並列に構
成されるダイオードD1,D2と、共振コンデンサC2
と、上記トランジスタQ1,Q2のスイッチングにより
伝達される電源の入力を受けコンデンサC2と共振し加
熱板を加熱させるワーキングコイルLr1を包含する。
【0005】このように構成された電子誘導加熱調理装
置においては入力される1つの電源を各々整流し各々の
インバータ回路を通じて加熱板を加熱させ、多数個のワ
ーキングコイルLr1,Lr2,…Lrnを加熱させる
ためには上記のように並列にインバータ3,3−1,3
−2,…3−nを構成させることにより、可能にしたも
のである。
【0006】次に、上述のように何個かの加熱板を加熱
する従来の電子誘導加熱調理装置において、ワーキング
コイルの加熱動作過程を説明する。
【0007】電源供給部1から供給される電源は整流部
2を経てDC電源に整流され、上記整流部2で整流され
た電源はチョークコイルL1及びコンデンサC1を経て
平滑にされインバータ3に印加される。
【0008】インバータ回路3では上記のような電源が
入力され、トランジスタQ1,Q2のスイッチングによ
ってワーキングコイルLr1を加熱させ加熱板の調理対
象物を加熱させるようになり、トランジスタQ1,Q2
はSMPS部(図示せず)から別途のスイッチング電圧
を受けスイッチングを行うようになる。
【0009】上記トランジスタQ1,Q2のスイッチン
グ動作によるワーキングコイルLr1の加熱動作を調べ
てみると、先ず、SMPS部ではトランジスタ(Q2)
のベースに初期スイッチング電圧を印加する。
【0010】上記トランジスタQ2はベースに印加され
るスイッチング電圧によりONスイッチングされ、上記
トランジスタQ2がONスイッチングされることによ
り、整流部2を通じて印加される電源はトランジスタQ
1がOFFされた状態であるため、ワーキングコイルL
r1を通じてトランジスタQ2としてループを形成する
ようになり、上記のように形成されたループによりワー
キングコイルLrnは共振するようになる。
【0011】この時、SMPS部でトランジスタQ1の
ベースにスイッチング電圧を印加しトランジスタQ1を
ONさせ、トランジスタQ2をOFFさせると、トラン
ジスタQ1がONスイッチングされながらワーキングコ
イルLr1に蓄積された電流より逆方向にトランジスタ
Q1を通じたループが形成され、ワーキングコイルLr
1に電流が流れるようになる。
【0012】上記のようなスイッチングを繰り返しワー
キングコイルLr1を加熱するようになり、上記トラン
ジスタQ1,Q2のONスイッチング時間つまり、デュ
ティ比の変化に応じてワーキングコイルLr1に流れる
電流を制御するようになる。
【0013】インバータ(3,3−1,…3−n)は上
記のような過程を行い加熱板を加熱させるようになり、
これらの各々出力電力の制御は上記で言及したように周
波数の制御を通じてデュティ比を変化させ行われる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】このような場合、隣接
したワーキングコイルの間に動作周波数の差による干渉
音が発生し、ワーキングコイルの正確な出力制御が成さ
れず、また、各々構成されたインバータの整流手段と、
入力段の整流手段からの電圧を平滑及びフィルターリン
グするL,Cフィルターを構成する。従って、全体回路
構成が複雑になり、機器構成時の経済性が欠如するとの
問題が発生する。
【0015】本発明の目的は多出力制御のための電子誘
導加熱調理装置において、発生される上記のような問題
点を解決するためのハーフブリッジ型電子誘導加熱調理
装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明はモジュール単位
のインバータ回路を直列に構成しこれを入力側に並列構
成し各々のハーフブリッジ型インバータを構成すること
により、回路構成を最小化した1つのインバータとして
多数個の加熱板を動作させるようにし、機器の経済性を
向上させ、また、時分割制御を通じて動作される加熱板
の出力制御を成すようにすることで、加熱板間の干渉音
の発生を防止しようとしたものである。
【0017】本発明はモジュール単位のインバータを直
列に構成し、共通のスイッチング手段を構成し各々ハー
フブリッジ型インバータを構成し、各々のインバータモ
ジュールを利用し構成されたハーフブリッジ型インバー
タを時分割制御を通じて出力制御を行う。
【0018】
【発明の実施の形態】図2は上記構成の望ましい実施形
態を示した図面であり、本図に沿って本発明の多出力制
御のためのハーフブリッジ型電子誘導加熱調理装置の第
1実施形態の構成を説明する。
【0019】図2は入力電源の効率を高めるためのフィ
ルターコンデンサCfと、別途のスイッチング電源を受
け動作し加熱板を加熱させるインバータモジュール1
1,12が直列に構成され、構成されたインバータモジ
ュール11,12は入力側に並列に構成され、共通のス
イッチング部13を共有しハーフブリッジ型インバータ
回路を構成し多出力制御をするように構成される。
【0020】上記インバータモジュール11,12は同
一構成として、別途のスイッチング電源を受けスイッチ
ング制御されるトランジスタQ11,Q12と、上記ト
ランジスタQ11,Q12に逆並列接続されるダイオー
ドD11,D12と、上記トランジスタQ11,Q12
に並列接続される補助共振用コンデンサC11,C12
と、主共振用コンデンサC13,C14及び上記コンデ
ンサと共振し加熱板を加熱させるワーキングコイルL1
1,L12を構成要素として包含する。
【0021】このような構成の本発明による多出力制御
のためのデュアルハーフブリッジ型電子誘導加熱装置の
第1の実施形態は、直列で構成されたインバータモジュ
ール11,12が入力側に並列に接続されスイッチング
部13を共有しハーフブリッジを構成することにより、
1つのインバータ回路を構成し2つのワーキングコイル
L11,L12を時分割制御を通じて動作させ2つの加
熱板を加熱動作させるようにしたものである。
【0022】一般的にSEPP (Single Ended Push-Pu
ll) かハーフブリッジインバータの動作には下位共振
(Below Resonance )と上位共振(Above Resonance )
の2つの動作モードで区分可能である。
【0023】前者の、下位共振の場合はL,C共振周波
数より低いスイッチング周波数で動作させるのであり、
後者の上位共振の場合はLC共振周波数より高い周波数
で動作させるのである。
【0024】前者の場合はスイッチが0電流の状態でO
FFされるが、ONの際にはダイオードの逆回復電流に
よる損失及び電子波(EMI)の増加を引き起こし、最
大周波数で最大出力が出るため、可聴雑音が発生する場
合がある。
【0025】一方、後者の場合は、スイッチOFF時に
は若干の損失があるが、ON時には0電圧条件で動作す
るため、上述で言及した逆回復電流による損失及び電子
波(EMI)がなく、最大出力が最小周波数で出るた
め、可聴雑音が発生しない。
【0026】従って、大部分の場合、上位共振を使用す
るようになるが、本発明でも上位共振を利用して動作す
るハーフブリッジ型インバータを共通のスイッチング素
子を共有し入力側に並列に構成することにより、回路構
成を最小化したものである。
【0027】下記では、図3を参照し本発明による多出
力制御のためのデュアルハーフブリッジ型電子誘導加熱
装置の作用を説明する。
【0028】先ず、2つのワーキングコイルL11,L
12の中、ワーキングコイルL11が動作する時の動作
過程を説明すると、図3の(1)に図示されたようにス
イッチング素子が制御されることにより、インバータモ
ジュール11とスイッチング部13が共に動作しハーフ
ブリッジ型インバータを構成するようになる。
【0029】インバータモジュール12のトランジスタ
は通常ONスイッチングさせておき、トランジスタQ1
3がONスイッチングされた状態でトランジスタQ13
をOFFさせると、ワーキングコイルL11とコンデン
サC13及び補助共振用コンデンサC11,C15が共
振を形成する。
【0030】このような共振が進行した後、補助共振用
コンデンサC11の電圧が0になると、ダイオードD1
1を通じて主共振用コンデンサC13とワーキングコイ
ルL11が続けて共振を行うようになる。
【0031】この時、トランジスタQ11をONさせる
と、反対の電流方向がトランジスタQ11を通じてコン
デンサC13とワーキングコイルL11が共振するよう
になる。
【0032】上記のように共振が続けて成された後、一
定時間が経過し、トランジスタ(Q11)をOFFさせ
ると、共振は再びコンデンサC13、ワーキングコイル
L11そして補助共振用コンデンサC11,C15まで
共に共振が行われる。
【0033】この時、補助共振用コンデンサ15の電圧
が0になると、トランジスタQ13に逆並列に接続され
たダイオードD13を通じてワーキングコイルL11、
コンデンサC13の方向に共振が実行され、ダイオード
D13が作動中の状態でトランジスタQ13をONさ
せ、トランジスタQ13がONスイッチングされると、
再びコンデンサC13とワーキングコイルL11が共振
するようになる。
【0034】以後、電流の方向が変わりながら共振が続
けて行われ、一定時間が経過するとトランジスタQ13
をOFFさせ、一周期1Tを完了するようになり、トラ
ンジスタQ13がOFFされると、補助共振用コンデン
サC11,C15と、コンデンサC13そして、ワーキ
ングコイルL11が再び共振するようになる。
【0035】上記のような過程を繰り返すと、ワーキン
グコイルL11の電流の変動は一定な正弦波形を成すよ
うになる。
【0036】このように上記インバータモジュール11
の動作が成されるが、上記と同一に動作するワーキング
コイルL12の動作のためのインバータモジュール12
の動作過程を図3の(B)を参照し説明する。
【0037】ここでは、インバータモジュール12とス
イッチング部13が一緒に動作し、ハーフブリッジ型イ
ンバータを構成するようになる。インバータモジュール
11のトランジスタQ11は通常ONスイッチングさせ
ておき、トランジスタQ13をONさせるようになる
と、トランジスタQ13を通じてコンデンサC14とワ
ーキングコイルL12がこの共振をするようになる。
【0038】上記と共振が続けて成された後、一定時間
が経過してトランジスタQ13をOFFさせるとコンデ
ンサC14、ワーキングコイルL12そして補助共振用
コンデンサC12,C15まで共に共振が成される。
【0039】この時、補助共振用コンデンサC12の電
圧が0になると、トランジスタQ12に逆並列に接続さ
れたダイオードD12が作動するようになり、ダイオー
ドD12を通じてワーキングコイルL12とコンデンサ
C14が共振しながら、ワーキングコイルL12の電流
が減少するようになる。
【0040】上記のように、ダイオードD12が作動さ
れた状態でトランジスタQ12をONさせるようにな
り、トランジスタQ12がONスイッチングされると、
電流の方向が変わりながらトランジスタQ12を通じて
コンデンサC14とワーキングコイルL12が共振する
ようになる。
【0041】以後、電流の方向が変わりながら共振が続
けて行われ、一定時間が経過すると、トランジスタQ1
2をOFFさせるようになる。
【0042】上記のように、トランジスタQ12がOF
Fされると、補助共振用コンデンサC12,C15とコ
ンデンサC14そして、ワーキングコイルL12が再び
共振するようになる。
【0043】短い時間の間、共振が進行しコンデンサC
15の電圧が0になると、トランジスタQ13に逆並列
接続されているダイオードD13が動作するようにな
り、ワーキングコイルL12の電流はダイオードD13
を通じて線形的に減少するようになり、また、再びトラ
ンジスタQ13をONさせるようになり、一周期1Tが
成されるようになる。
【0044】このように、本発明の多出力制御のための
デュアルハーフブリッジ型電子誘導加熱調理装置の動作
はハーフブリッジインバータと同一に上位共振を利用し
各々のスイッチング素子に逆並列接続されたダイオード
が作動される時、該当するスイッチング素子をONさせ
るようになり、設定された周波数に合うようにOFFさ
せることにより、各スイッチング素子のONタイムが同
一になる。
【0045】そして、1つのスイッチング素子がONさ
れている時に、もう1つのスイッチング素子はOFFさ
せるようにし、また、2個のスイッチング素子がOFF
されている区間(デッド・タイム)をおき、補助共振用
コンデンサの共振時間を確保するようにしたものであ
る。
【0046】一般的に補助共振用コンデンサは主共振用
コンデンサに比べて10倍以上小さいため、デッド・タ
イムが非常に小さい時間で成される。
【0047】上記のようにスイッチング素子を共有し2
つのインバータモジュールがハーフブリッジ型インバー
タを形成し、2つのワーキングコイルを動作させるよう
になり、各々ハーフブリッジ型インバータを構成するモ
ジュール各々の出力制御は時分割制御を通じて成される
ようになり、2つのワーキングコイルが同時に動作しな
いように、2つの加熱板を同時に使用する場合も干渉音
は発生しなくなる。
【0048】一方、図4は本発明における第2の実施形
態を示した回路図であり、上記構成された第1の実施形
態でインバータモジュール11,12の間に直列に、入
力側に並列に配置していたスイッチング部13を入力フ
ィルターコンデンサCfとインバータモジュール11に
連結構成したものである。
【0049】第2の実施形態の動作は同一であり、この
動作のためのスイッチング素子のスイッチング波形を図
5の(A)と(B)に図示する。
【0050】そして、図6は本発明における第3の実施
形態を示した回路図であり、上記構成された第1の実施
形態でインバータモジュール11,12の間に並列に配
置していたスイッチング部13を入力フィルターコンデ
ンサCfとインバータモジュール12に直接連結したも
のである。
【0051】その動作は第1の実施形態または第2実施
形態の動作と同一であり、これの動作のためのスイッチ
ング素子のスイッチング波形を図7の(A)と(B)に
図示する。
【0052】上記のようにインバータモジュール11,
12と結合しハーフブリッジ型インバータを構成するス
イッチング部13の配置に応じて図3、図5及び図7に
図示するように若干のスイッチングの変化はあるが、動
作は同一に行われるようになる。
【0053】一方、図8は本発明の多出力制御のための
デュアルハーフブリッジ型電子誘導加熱調理装置の第4
の実施形態を示したもので、4つのインバータモジュー
ルを構成し2つのスイッチング素子と結合してハーフブ
リッジ型インバータを構成することにより、4つの加熱
板を動作させるようにするもので、下記でこの作用を簡
略に説明する。
【0054】図8に図示したように、図2に示した本発
明の第1の実施形態と同一な構成を並列にさらに1つ追
加し、4つのインバータモジュール11,12,14,
15を構成し、上記構成されたインバータモジュール1
1,12と結合しハーフブリッジ型インバータをモジュ
ール形成するスイッチング部13をおき、インバータ1
4,15と結合しハーフブリッジ型インバータを形成す
るスイッチング部16を構成する。
【0055】このような回路構成において、本発明の第
4の実施形態の動作過程は上記で説明した動作過程と同
一になされるようになり、この動作のための各スイッチ
ング素子のスイッチング波形を図9に示した。
【0056】各スイッチング素子はハーフブリッジ型イ
ンバータの動作と同一に成され、各ワーキングコイルL
11,L12,L13,L14の出力制御は時分割制御
を通じて成され、4つの加熱板を同時または個別的に動
作させることができる。
【0057】上記のような第4実施形態は第2の実施形
態または第3の実施形態にも適用可能である。
【0058】また、図10は本発明において、4つの加
熱板を動作させるようにする第5の実施形態として、図
10を参照し本発明の第5の実施形態の構成を以下に説
明する。
【0059】本発明の第5実施形態の構成は図2に示し
た本発明の第1実施形態において、構成されたインバー
タモジュール11,12に各々インバータモジュール1
7,18を直列に追加的に包含させ入力側と並列に構成
し、構成された各々のインバータモジュール11,1
2,17,18と共通のスイッチング部13を通じて各
々のハーフブリッジ型インバータを構成するようにした
ことを特徴とする。
【0060】本発明の第5の実施形態はインバータモジ
ュール11,12,17,18を1つの共通したスイッ
チング部13を通じてハーフブリッジ型インバータを構
成し各モジュールに構成されたワーキングコイルL1
1,L12,L15,L16が動作されるようにするも
のである。
【0061】上記の本発明の第5実施形態において、ス
イッチング素子のスイッチング波形を図11に示し、図
11の(A)はワーキングコイルL11が動作するとき
のスイッチング波形図であり、(B)はワーキングコイ
ルL12が動作するときのスイッチング波形図である。
【0062】上記のように、本発明の第5実施形態にて
も、上記で説明したような動作過程と同一であり、各イ
ンバータモジュール11,12,17,18の動作過程
の中、ワーキングコイルL11が動作するためにはトラ
ンジスタQ12,Q17,Q18が通常ONになってい
なければならず、(B)に図示したようにワーキングコ
イルL12が動作するためにはトランジスタQ11,Q
17,Q18がONの状態になるはずである。
【0063】つまり、インバータモジュール11,1
2,17,18において、動作される該当インバータモ
ジュールとスイッチング部13を除外したインバータモ
ジュールはすべてON状態を維持するようになる。
【0064】ここで、上記第4の実施形態と第5実施形
態は4つの加熱板を動作させることは同一であるが、第
5実施形態の場合、4つのインバータモジュールが1つ
のスイッチング部を共通にし動作されるが、第4実施形
態の場合、2つのスイッチング部を構成しなければなら
ないため、スイッチング素子をさらに1つ構成しなけれ
ばならない。
【0065】しかし、第5実施形態の場合、1つのイン
バータモジュールを動作させるためには該当インバータ
モジュールとスイッチング部を除外した他のインバータ
モジュールのスイッチング素子をすべてONさせておく
ことにより、スイッチング損失面で第4実施形態の場合
が有利である。
【0066】
【発明の効果】以上、説明したように、共通のスイッチ
ング素子を構成し各々の構成されたモジュール単位のイ
ンバータ回路と結合しハーフブリッジ型インバータを形
成し、ハーフブリッジ型インバータと同一な動作を通じ
て1つのインバータとして、多数個のワーキングコイル
を動作させるようにし、また、多数個のワーキングコイ
ルの動作を時分割制御を通じて成されるようにし、多数
の加熱板が同時に動作する時の干渉音を防止する効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の一般的な電子誘導加熱調理装置の構成を
示した回路図である。
【図2】本発明の多出力制御のためのデュアルハーフブ
リッジ型電子誘導加熱調理装置の第1実施形態を示した
回路図である。
【図3】(A)は本発明の第1実施形態において、ワー
キングコイルL11が動作する場合のスイッチング素子
のON/OFFスイッチング波形図であり、(B)は本
発明の第1実施形態において、ワーキングコイルL12
が動作する場合のスイッチング素子のON/OFFスイ
ッチング波形図である。
【図4】本発明の第2の実施形態の構成を示した回路図
である。
【図5】(A)は本発明の第2の実施形態で、ワーキン
グコイルL11が動作する場合のスイッチング素子のO
N/OFFスイッチング波形図であり、(B)は本発明
の第2実施形態で、ワーキングコイルL12が動作する
場合のスイッチング素子のON/OFFスイッチング波
形図である。
【図6】本発明の第3実施形態の構成を示した回路図で
ある。
【図7】(A)は本発明の第3実施形態で、ワーキング
コイルL11が動作する場合のスイッチング素子のON
/OFFスイッチング波形図であり、(B)は本発明の
第3の実施形態で、ワーキングコイルL12が動作する
場合のスイッチング素子のON/OFFスイッチング波
形図である。
【図8】本発明の第4実施形態の構成を示した回路図で
ある。
【図9】(A)は本発明の第4実施形態で、ワーキング
コイルL13が動作する場合のスイッチング素子のON
/OFFスイッチング波形図であり、(B)は本発明の
第4実施形態で、ワーキングコイルL14が動作する場
合のスイッチング素子のON/OFFスイッチング波形
図である。
【図10】本発明の第5の実施形態の構成を示した回路
図である。
【図11】(A)は本発明の第5実施形態で、ワーキン
グコイルL11が動作する場合のスイッチング素子のO
N/OFFスイッチング波形図であり、(B)は本発明
の第5実施形態で、ワーキングコイルL12が動作する
場合のスイッチング素子のON/OFFスイッチング波
形図である。
【符号の説明】
11,12,14,15,17,18…インバータモジ
ュール 13,16…スイッチング部 L11,L12,L13,L14,L15,L16…ワ
ーキングコイル
フロントページの続き (72)発明者 ジェオン ヒョ−シク 大韓民国,キュンギ−ド,ウォンミュン −シティ,ハーン−ドン,ジュゴン ア パート 703−401 (56)参考文献 特開 昭59−230287(JP,A) 特開 平8−78148(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H05B 6/12 323 H05B 6/12 303

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 別途のスイッチング電源の入力を受けて
    動作し加熱板を加熱させるインバータモジュールが直列
    に構成され、かつ入力側に並列に構成され、構成された
    インバータモジュールは共通のスイッチング部を共有
    し、ハーフブリッジ型インバータ回路を構成し多出力制
    御をするように構成されることを特徴とする多出力制御
    のためのデュアルハーフブリッジ型電子誘導加熱調理装
    置。
  2. 【請求項2】 前記インバータモジュールは同一構成で
    あり、別途のスイッチング電源が入力されスイッチング
    制御されるトランジスタと、前記トランジスタに逆並列
    接続されるダイオードと、前記トランジスタに並列接続
    される補助共振用コンデンサと、主共振用コンデンサ及
    び前記コンデンサと共振し加熱板を加熱させるワーキン
    グコイルの構成要素を包含し、前記スイッチング部は別
    途のスイッチング電源が入力されON/OFFスイッチ
    ング制御されるトランジスタと、前記トランジスタに並
    列に接続される逆並列ダイオードと、前記トランジスタ
    に並列接続される補助共振用コンデンサ構成要素として
    包含する請求項1に記載の多出力制御のためのデュアル
    ハーフブリッジ型電子誘導加熱調理装置。
  3. 【請求項3】 前記インバータモジュールN個を並列に
    追加構成し、追加構成されたインバータモジュールと結
    合しハーフブリッジ型インバータを構成するためにN/
    2個のスイッチング部を並列に構成されたインバータモ
    ジュールに包含させN個の加熱板を動作させるようにす
    る請求項1に記載の多出力制御のためのデュアルハーフ
    ブリッジ型電子誘導加熱調理装置。
  4. 【請求項4】 前記インバータモジュールN個を直列に
    連結構成し入力側と並列に連結し、追加構成されたイン
    バータモジュールと結合しハーフブリッジ型インバータ
    を構成するように1つのスイッチング部を直列に構成さ
    れたインバータモジュールに構成するようにしN個の加
    熱板を動作させるようにする請求項1に記載の多出力制
    御のためのデュアルハーフブリッジ型電子誘導加熱調理
    装置。
  5. 【請求項5】 前記構成された各々のハーフブリッジ型
    インバータの出力制御は、時分割制御を通じて成される
    ことを特徴とする請求項1,3または4のいずれかに記
    載の多出力制御のためのデュアルハーフブリッジ型電子
    誘導加熱調理装置。
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