JP2828967B2 - 多出力制御のためのデュアルハーフブリッジ型電子誘導加熱調理装置 - Google Patents
多出力制御のためのデュアルハーフブリッジ型電子誘導加熱調理装置Info
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- H05B—ELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
- H05B6/00—Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
- H05B6/02—Induction heating
- H05B6/06—Control, e.g. of temperature, of power
- H05B6/062—Control, e.g. of temperature, of power for cooking plates or the like
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- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02M—APPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
- H02M1/00—Details of apparatus for conversion
- H02M1/42—Circuits or arrangements for compensating for or adjusting power factor in converters or inverters
- H02M1/4208—Arrangements for improving power factor of AC input
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子誘導加熱調理器
において、ハーフブリッジ型インバータを入力側に並列
構成し1つのインバータ回路として多数個のワーキング
コイルを動作させるようにし回路の構成を最小化し、多
数個のワーキングコイルの出力制御を実行する時に発生
する干渉音を防止するようにした多出力制御のためのデ
ュアルハーフブリッジ型電子誘導加熱調理装置に関す
る。
において、ハーフブリッジ型インバータを入力側に並列
構成し1つのインバータ回路として多数個のワーキング
コイルを動作させるようにし回路の構成を最小化し、多
数個のワーキングコイルの出力制御を実行する時に発生
する干渉音を防止するようにした多出力制御のためのデ
ュアルハーフブリッジ型電子誘導加熱調理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の多出力制御のための電子誘導加熱
調理装置では、多数個のワーキングコイルを加熱するた
めには入力される1つの電源に多数個のインバータ回路
を並列に構成するようになる。図1にそってその構成及
び作用を以下に説明する。
調理装置では、多数個のワーキングコイルを加熱するた
めには入力される1つの電源に多数個のインバータ回路
を並列に構成するようになる。図1にそってその構成及
び作用を以下に説明する。
【0003】図1に図示されたように、従来の電子誘導
加熱調理の構成は回路各部に電源を供給するための電源
供給部1を具備する。
加熱調理の構成は回路各部に電源を供給するための電源
供給部1を具備する。
【0004】上記電源供給部1を通じて入力されるAC
電源を整流する整流部2と、整流された電源を平滑する
チョークコイルL1及びコンデンサC1と、平滑された
電源が入力され、スイッチングし加熱板を加熱するため
のインバータ回路3を包含する回路が上記構成された電
源供給部(1)に多数個N接続されることを特徴とす
る。
電源を整流する整流部2と、整流された電源を平滑する
チョークコイルL1及びコンデンサC1と、平滑された
電源が入力され、スイッチングし加熱板を加熱するため
のインバータ回路3を包含する回路が上記構成された電
源供給部(1)に多数個N接続されることを特徴とす
る。
【0005】上記インバータ回路はSMPS(Switched
Mode Power Supply) 部から供給されるスイッチング電
源をベースに入力し、スイッチングするトランジスタQ
1,Q2と、トランジスタQ1,Q2の保護用としてト
ランジスタQ1,Q2の各々に逆並列に構成されるダイ
オードD1,D2と、共振コンデンサC2と、上記トラ
ンジスタQ1,Q2のスイッチングにより伝達される電
源を受けコンデンサC2と共振し加熱板を加熱させるワ
ーキングコイルLr1の構成要素を包含し構成される。
Mode Power Supply) 部から供給されるスイッチング電
源をベースに入力し、スイッチングするトランジスタQ
1,Q2と、トランジスタQ1,Q2の保護用としてト
ランジスタQ1,Q2の各々に逆並列に構成されるダイ
オードD1,D2と、共振コンデンサC2と、上記トラ
ンジスタQ1,Q2のスイッチングにより伝達される電
源を受けコンデンサC2と共振し加熱板を加熱させるワ
ーキングコイルLr1の構成要素を包含し構成される。
【0006】このような構成で成された電子誘導加熱調
理装置においては入力される1つの電源を各々整流し各
々構成されるインバータ回路を通じて加熱板を加熱させ
る。
理装置においては入力される1つの電源を各々整流し各
々構成されるインバータ回路を通じて加熱板を加熱させ
る。
【0007】多数個のワーキングコイルLr1 ,Lr
2…Lrnを加熱させるためには上記のように並列にイ
ンバータ3,3−1,3−2,…3−Nを構成させるこ
とにより、可能にしたものである。
2…Lrnを加熱させるためには上記のように並列にイ
ンバータ3,3−1,3−2,…3−Nを構成させるこ
とにより、可能にしたものである。
【0008】一方、上述のように多数個の加熱板を加熱
させる従来の電子誘導加熱調理装置において、ワーキン
グコイルの加熱動作過程を調べてみると次のようであ
る。
させる従来の電子誘導加熱調理装置において、ワーキン
グコイルの加熱動作過程を調べてみると次のようであ
る。
【0009】電源供給部1から供給される電源は整流部
2を経てDC電源に整流され、上記整流部2で整流され
た電源はチョークコイルL1及びコンデンサC1を経て
平滑にされたインバータ回路3に印加される。
2を経てDC電源に整流され、上記整流部2で整流され
た電源はチョークコイルL1及びコンデンサC1を経て
平滑にされたインバータ回路3に印加される。
【0010】インバータ回路3では上記の電源を受け、
トランジスタQ1,Q2のスイッチングによってワーキ
ングコイルLr1を加熱させ加熱板の調理対象物を加熱
させる。
トランジスタQ1,Q2のスイッチングによってワーキ
ングコイルLr1を加熱させ加熱板の調理対象物を加熱
させる。
【0011】トランジスタQ1,Q2はSMPS部(図
示せず)から別途のスイッチング電圧を受けスイッチン
グを行う。
示せず)から別途のスイッチング電圧を受けスイッチン
グを行う。
【0012】上記トランジスタQ1,Q2のスイッチン
グ動作によるワーキングコイルLr1の加熱動作を調べ
てみると、先ず、SMPS部ではトランジスタQ2のベ
ースに初期スイッチング電圧を印加する。
グ動作によるワーキングコイルLr1の加熱動作を調べ
てみると、先ず、SMPS部ではトランジスタQ2のベ
ースに初期スイッチング電圧を印加する。
【0013】上記トランジスタQ2はベースに印加され
るスイッチング電圧によりONスイッチングされ、上記
トランジスタQ2がONスイッチングされることによ
り、整流部2を通じて印加される電源はトランジスタQ
1がOFFされた状態であるため、ワーキングコイルL
r1を通じてトランジスタQ2としてループを形成する
ようになり、上記のように形成されたループによりワー
キングコイル(Lrn)は共振するようにする。
るスイッチング電圧によりONスイッチングされ、上記
トランジスタQ2がONスイッチングされることによ
り、整流部2を通じて印加される電源はトランジスタQ
1がOFFされた状態であるため、ワーキングコイルL
r1を通じてトランジスタQ2としてループを形成する
ようになり、上記のように形成されたループによりワー
キングコイル(Lrn)は共振するようにする。
【0014】この時、SMPS部でトランジスタQ1の
ベースにスイッチング制御信号を印加しトランジスタQ
1をONさせ、トランジスタQ2をOFFさせるとトラ
ンジスタQ1がONスイッチングされながらワーキング
コイルLr1に蓄積された電流エネルギにより逆方向に
トランジスタQ1nを通じたループが形成され、ワーキ
ングコイルLr1に電流が流れるようになる。
ベースにスイッチング制御信号を印加しトランジスタQ
1をONさせ、トランジスタQ2をOFFさせるとトラ
ンジスタQ1がONスイッチングされながらワーキング
コイルLr1に蓄積された電流エネルギにより逆方向に
トランジスタQ1nを通じたループが形成され、ワーキ
ングコイルLr1に電流が流れるようになる。
【0015】上記のようなスイッチングを繰り返しワー
キングコイルLr1を加熱させ、上記トランジスタQ
1,Q2のONスイッチング時間つまり、デュティ比の
変化に応じてワーキングコイルLr1に流れる電流を制
御する。
キングコイルLr1を加熱させ、上記トランジスタQ
1,Q2のONスイッチング時間つまり、デュティ比の
変化に応じてワーキングコイルLr1に流れる電流を制
御する。
【0016】つまり、構成されたインバータ回路(3,
3−1…3−n)は上記のような過程を行い加熱板を加
熱させ、これらの各々出力電圧の制御は上記で言及した
ように周波数の制御を通じてデュティ比を変化させ成さ
れるようになる。
3−1…3−n)は上記のような過程を行い加熱板を加
熱させ、これらの各々出力電圧の制御は上記で言及した
ように周波数の制御を通じてデュティ比を変化させ成さ
れるようになる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】このような場合、隣接
したワーキングコイルの間に動作周波数の差による干渉
音が発生するようになりワーキングコイルの正確な出力
制御が成されないようになり、また、各々構成されたイ
ンバータの整流手段と、入力段の整流手段からの電圧を
平滑及びフィルターリングするL,Cフィルターを構成
するため、全体回路構成が複雑になり、機器構成時の経
済性が欠如するとの問題を発生する。
したワーキングコイルの間に動作周波数の差による干渉
音が発生するようになりワーキングコイルの正確な出力
制御が成されないようになり、また、各々構成されたイ
ンバータの整流手段と、入力段の整流手段からの電圧を
平滑及びフィルターリングするL,Cフィルターを構成
するため、全体回路構成が複雑になり、機器構成時の経
済性が欠如するとの問題を発生する。
【0018】本発明の目的は多出力制御のための電子誘
導加熱調理装置において、上記のような問題点を解決す
るためのハーフブリッジ型電子誘導加熱調理装置を提供
することにある。
導加熱調理装置において、上記のような問題点を解決す
るためのハーフブリッジ型電子誘導加熱調理装置を提供
することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は多数個のハーフ
ブリッジ型インバータを入力側に並列構成し1つのイン
バータ回路を構成することにより、回路構成を最小化
し、時分割制御を通じてワーキングコイルの出力制御を
成すようにし、加熱板間の干渉音の発生を防止するため
に、1つのインバータ回路として多数個の加熱板を動作
させることができるようにしたものである。
ブリッジ型インバータを入力側に並列構成し1つのイン
バータ回路を構成することにより、回路構成を最小化
し、時分割制御を通じてワーキングコイルの出力制御を
成すようにし、加熱板間の干渉音の発生を防止するため
に、1つのインバータ回路として多数個の加熱板を動作
させることができるようにしたものである。
【0020】本発明のスイッチング素子を共有し各々の
ハーフブリッジ型インバータ回路を構成し入力側に並列
に構成し、構成されたハーフブリッジ型インバータ回路
各々を時分割制御を通じて干渉音の発生しないで多数個
の加熱板を加熱させるようにするものである。
ハーフブリッジ型インバータ回路を構成し入力側に並列
に構成し、構成されたハーフブリッジ型インバータ回路
各々を時分割制御を通じて干渉音の発生しないで多数個
の加熱板を加熱させるようにするものである。
【0021】
【発明の実施の形態】図2は上記構成の望ましい実施形
態を示した図面であり、図2を参考にして本発明の多出
力制御のためのハーフブリッジ加熱調理装置の構成を説
明する。
態を示した図面であり、図2を参考にして本発明の多出
力制御のためのハーフブリッジ加熱調理装置の構成を説
明する。
【0022】図2は入力電圧の効率を高めるためのフィ
ルター用コンデンサCfと、別途のスイッチング電源を
受けON/OFFスイッチングし印加される入力電圧の
出力制御を行うトランジスタQ11,Q12,Q13
と、各々のトランジスタQ11,Q12,Q13に逆並
列接続されるダイオードD11,D12,D13と、上
記トランジスタQ11,Q12,Q13に並列接続され
る補助共振用コンデンサC11,C12,C13と、上
記トランジスタQ11に並列接続されるワーキングコイ
ルL11及び主共振用コンデンサC14と、上記トラン
ジスタQ13に並列接続されるワーキングコイルL12
及び主共振型コンデンサC15と、上記共振用コンデン
サC14,C15の電圧を入力電圧に制限する補助ダイ
オードD14,D15に構成されている。
ルター用コンデンサCfと、別途のスイッチング電源を
受けON/OFFスイッチングし印加される入力電圧の
出力制御を行うトランジスタQ11,Q12,Q13
と、各々のトランジスタQ11,Q12,Q13に逆並
列接続されるダイオードD11,D12,D13と、上
記トランジスタQ11,Q12,Q13に並列接続され
る補助共振用コンデンサC11,C12,C13と、上
記トランジスタQ11に並列接続されるワーキングコイ
ルL11及び主共振用コンデンサC14と、上記トラン
ジスタQ13に並列接続されるワーキングコイルL12
及び主共振型コンデンサC15と、上記共振用コンデン
サC14,C15の電圧を入力電圧に制限する補助ダイ
オードD14,D15に構成されている。
【0023】上記のような構成要素を包含する本発明の
多出力制御のためのデュアルハーフブリッジ型電子誘導
加熱装置の望ましい実施形態では、各ワーキングコイル
L11,L12の出力制御をスイッチング素子とスイッ
チング素子に従う補助共振コンデンサを共有し、1つの
ハーフブリッジ型インバータ回路を構成し各々のワーキ
ングコイルL11,L12が独立的に出力されるように
する。
多出力制御のためのデュアルハーフブリッジ型電子誘導
加熱装置の望ましい実施形態では、各ワーキングコイル
L11,L12の出力制御をスイッチング素子とスイッ
チング素子に従う補助共振コンデンサを共有し、1つの
ハーフブリッジ型インバータ回路を構成し各々のワーキ
ングコイルL11,L12が独立的に出力されるように
する。
【0024】一般的にSEPP(Single Ended Push−Pu
ll) かハーフブリッジインバータの動作には2つの下位
共振(Below Resonance)と上位共振(Above Resonaneの
動作モードで区分可能であり、
ll) かハーフブリッジインバータの動作には2つの下位
共振(Below Resonance)と上位共振(Above Resonaneの
動作モードで区分可能であり、
【0025】前者の下位共振の場合はL,C共振周波数
より低いスイッチング周波数で動作させるのであり、後
者の上位共振の場合はL,C共振周波数より高い周波数
で動作させるのである。
より低いスイッチング周波数で動作させるのであり、後
者の上位共振の場合はL,C共振周波数より高い周波数
で動作させるのである。
【0026】前者の場合はスイッチが0電流の状態でO
FFされるが、ONの際にはダイオードの逆回復電流に
よる損失及び電子波(EMI)の増加を引き起こし、最
大周波数で最大出力が出るため、この操作を誤まると可
聴雑音が発生するようになる。
FFされるが、ONの際にはダイオードの逆回復電流に
よる損失及び電子波(EMI)の増加を引き起こし、最
大周波数で最大出力が出るため、この操作を誤まると可
聴雑音が発生するようになる。
【0027】一方、後者の場合は、スイッチOFF時に
は若干の損失があるが、ON時には0電圧条件で動作す
るため、以前に言及した逆回復電流による損失及び電子
波EMIを無くし、最大出力が最小周波数で出るため、
可聴雑音が発生しない。
は若干の損失があるが、ON時には0電圧条件で動作す
るため、以前に言及した逆回復電流による損失及び電子
波EMIを無くし、最大出力が最小周波数で出るため、
可聴雑音が発生しない。
【0028】従って、大部分の場合、上位共振を使用す
るようになるが、本発明でも上位共振を利用して動作す
るハーフブリッジ型インバータを並列に構成し本発明装
置を具現したものである。
るようになるが、本発明でも上位共振を利用して動作す
るハーフブリッジ型インバータを並列に構成し本発明装
置を具現したものである。
【0029】下記では、図3を参照し本発明のためのデ
ュアルハーフブリッジ型電子誘導加熱装置の作用を説明
する。
ュアルハーフブリッジ型電子誘導加熱装置の作用を説明
する。
【0030】ワーキングコイルL11が動作する場合は
トランジスタQ13が通常ONスイッチング状態を維持
するようになる。
トランジスタQ13が通常ONスイッチング状態を維持
するようになる。
【0031】トランジスタQ12,Q13がONスイッ
チング状態でトランジスタQ12をOFFさせた後、ト
ランジスタQ11をONさせると、トランジスタQ11
を通じてワーキングコイルL11とコンデンサC14が
主共振を実行するようになる。
チング状態でトランジスタQ12をOFFさせた後、ト
ランジスタQ11をONさせると、トランジスタQ11
を通じてワーキングコイルL11とコンデンサC14が
主共振を実行するようになる。
【0032】上記のように共振が進行した後、トランジ
スタQ11をOFFさせると、ワーキングコイルL11
は主共振用コンデンサC14及び補助共振用コンデンサ
C11,C12と共振を実行する。
スタQ11をOFFさせると、ワーキングコイルL11
は主共振用コンデンサC14及び補助共振用コンデンサ
C11,C12と共振を実行する。
【0033】この時、上記コンデンサC11はトランジ
スタQ11がONスイッチング状態であったため、電圧
が“0”の状態であり、コンデンサC12はトランジス
タQ12がOFF状態として、入力電圧がかかっている
状態であるため、共振が行われ、コンデンサC11は充
電を行うようになり、コンデンサC12は放電するよう
になる。
スタQ11がONスイッチング状態であったため、電圧
が“0”の状態であり、コンデンサC12はトランジス
タQ12がOFF状態として、入力電圧がかかっている
状態であるため、共振が行われ、コンデンサC11は充
電を行うようになり、コンデンサC12は放電するよう
になる。
【0034】上記のように補助共振が短い時間の間に成
り立ち、コンデンサC12が放電を完了し電圧が0にな
ると、ダイオードD12が作用するようになる。
り立ち、コンデンサC12が放電を完了し電圧が0にな
ると、ダイオードD12が作用するようになる。
【0035】上記ダイオードD12が作用するに応じて
ダイオードD12を通じてワーキングコイルL11とコ
ンデンサC14は主共振を再び行うようになり、この
時、ダイオードD12がONされている状態でトランジ
スタQ12をONさせる。
ダイオードD12を通じてワーキングコイルL11とコ
ンデンサC14は主共振を再び行うようになり、この
時、ダイオードD12がONされている状態でトランジ
スタQ12をONさせる。
【0036】上記のようにトランジスタQ12をONさ
せると、ワーキングコイルL11の電流の方向が変わり
ながら、トランジスタQ12を通じてワーキングQ12
を通じてワーキングコイルL11とコンデンサC14が
続けて共振するようになる。
せると、ワーキングコイルL11の電流の方向が変わり
ながら、トランジスタQ12を通じてワーキングQ12
を通じてワーキングコイルL11とコンデンサC14が
続けて共振するようになる。
【0037】一定時間が経過しながら、ワーキングコイ
ルL11の電流は減少するようになり、この時、Q12
がOFFされると、再びワーキングコイルL11とコン
デンサC14及び補助共振用コンデンサC11,C12
により共振を短い時間の間、実行するようになる。
ルL11の電流は減少するようになり、この時、Q12
がOFFされると、再びワーキングコイルL11とコン
デンサC14及び補助共振用コンデンサC11,C12
により共振を短い時間の間、実行するようになる。
【0038】この時には上記と反対にコンデンサC11
が放電を実行するようになり、コンデンサC12は充電
を行うようになり、コンデンサC11の電圧が“0”に
なると、ダイオードD11を作用するようになり、ダイ
オードD11を通じて主共振が成され、この時、トラン
ジスタQ11をONさせると、一周期が成される。
が放電を実行するようになり、コンデンサC12は充電
を行うようになり、コンデンサC11の電圧が“0”に
なると、ダイオードD11を作用するようになり、ダイ
オードD11を通じて主共振が成され、この時、トラン
ジスタQ11をONさせると、一周期が成される。
【0039】上記のような過程を繰り返すと、ワーキン
グコイルL11に適切な電流が流れるようになる。
グコイルL11に適切な電流が流れるようになる。
【0040】図3の(B)はワーキングコイルL12が
動作する時の各スイッチング素子のON/OFFスイッ
チングタイムであり、ワーキングコイルL12が動作す
る時はトランジスタQ11が通常ONスイッチング状態
を維持するようになり、上記で説明したような作用過程
と、同一に成される。
動作する時の各スイッチング素子のON/OFFスイッ
チングタイムであり、ワーキングコイルL12が動作す
る時はトランジスタQ11が通常ONスイッチング状態
を維持するようになり、上記で説明したような作用過程
と、同一に成される。
【0041】このような各スイッチはスイッチに接続さ
れたダイオードが作用する時、ONさせるようになり、
設定された周波数に合うOFF時間を調節するようにな
る。
れたダイオードが作用する時、ONさせるようになり、
設定された周波数に合うOFF時間を調節するようにな
る。
【0042】つまり、動作させる2つのスイッチのON
スイッチングタイムを同一にするようになり、1つのス
イッチがONしている時には、他方の1つのスイッチは
OFFするようにして動作させ、2つのスイッチング素
子が同時にONされないようにするものである。
スイッチングタイムを同一にするようになり、1つのス
イッチがONしている時には、他方の1つのスイッチは
OFFするようにして動作させ、2つのスイッチング素
子が同時にONされないようにするものである。
【0043】また、動作させる2つのスイッチが同時に
OFFされる区間デッド・タイムをおき、補助共振用コ
ンデンサの共振時間を確保する。上記補助共振用コンデ
ンサは共振コンデンサに比べて非常に小さい容量であ
り、デッド・タイムは非常に短い時間である。
OFFされる区間デッド・タイムをおき、補助共振用コ
ンデンサの共振時間を確保する。上記補助共振用コンデ
ンサは共振コンデンサに比べて非常に小さい容量であ
り、デッド・タイムは非常に短い時間である。
【0044】そして、補助ダイオードは主共振コンデン
サの電圧を入力電圧に制限することにより、全体システ
ムを安定に動作させることができるようになる。
サの電圧を入力電圧に制限することにより、全体システ
ムを安定に動作させることができるようになる。
【0045】一方、図4は本発明において、上記システ
ムの安定性のために主共振用コンデンサC14,C15
の電圧を入力電圧に制御する補助ダイオードD14,D
15の配置をワーキングコイルL11,L12に直列に
接続した実施形態を示し、上記の動作過程と同一に動作
する。また、図5は上記の図2に図示された本発明にお
いて、入力フィルタコンデンサCfを除外した残り回路
を入力側に並列に追加構成し、4つの加熱板を動作させ
るようにした実施形態の回路構成を示した図面であり、
この実施形態の動作も上記の動作過程と同一に行われ
る。
ムの安定性のために主共振用コンデンサC14,C15
の電圧を入力電圧に制御する補助ダイオードD14,D
15の配置をワーキングコイルL11,L12に直列に
接続した実施形態を示し、上記の動作過程と同一に動作
する。また、図5は上記の図2に図示された本発明にお
いて、入力フィルタコンデンサCfを除外した残り回路
を入力側に並列に追加構成し、4つの加熱板を動作させ
るようにした実施形態の回路構成を示した図面であり、
この実施形態の動作も上記の動作過程と同一に行われ
る。
【0046】
【発明の効果】上記のすべてのワーキングコイルは各々
時分割制御を通じて出力制御が成されないようにするこ
とにより、多数個の加熱板を加熱させる時、発生される
干渉音を防止するようにしたものである。
時分割制御を通じて出力制御が成されないようにするこ
とにより、多数個の加熱板を加熱させる時、発生される
干渉音を防止するようにしたものである。
【0047】以上、説明したように、本発明は共通のス
イッチング素子を共有してハーフブリッジインバータを
構成し、構成された各々のハーフブリッジインイバータ
を時分割で制御して出力することにより、多数個の加熱
板を干渉音を発生させずに制御が可能になる効果があ
る。
イッチング素子を共有してハーフブリッジインバータを
構成し、構成された各々のハーフブリッジインイバータ
を時分割で制御して出力することにより、多数個の加熱
板を干渉音を発生させずに制御が可能になる効果があ
る。
【図1】従来の一般的な電子誘導加熱調理装置の構成を
示した回路図である。
示した回路図である。
【図2】本発明の出力制御のためのデュアルハーフブリ
ッジ型電子誘導加熱調理装置の構成を示した回路図であ
る。
ッジ型電子誘導加熱調理装置の構成を示した回路図であ
る。
【図3】(A)は本発明で、ワーキングコイルL11が
動作する場合のスイッチング素子のON/OFFスイッ
チングタイミング図であり、(B)は本発明で、ワーキ
ングコイルL12が動作する場合のスイッチング素子の
ON/OFFスイッチングタイミング図である。
動作する場合のスイッチング素子のON/OFFスイッ
チングタイミング図であり、(B)は本発明で、ワーキ
ングコイルL12が動作する場合のスイッチング素子の
ON/OFFスイッチングタイミング図である。
【図4】本発明において、補助ダイオードの位置を変更
した他の実施形態の構成を示した回路図である。
した他の実施形態の構成を示した回路図である。
【図5】本発明において、4つの加熱板を動作させるよ
うにした本発明の他の実施形態の構成を示した回路図で
ある。
うにした本発明の他の実施形態の構成を示した回路図で
ある。
Cf…入力フィルターコンデンサ C11,C12,C13…補助共振用コンデンサ C14,C15…主共振用コンデンサ L11,L12…ワーキングコイル Q11,Q12,Q13…トランジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−230287(JP,A) 特開 昭52−51131(JP,A) 特開 平8−214559(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H05B 6/12 303
Claims (3)
- 【請求項1】 別途のスイッチング電源を受けON/O
FFスイッチングし印加される入力電圧の出力制御を行
うトランジスタと、前記 トランジスタに逆並列に接続されるダイオードと、 前記トランジスタ及び前記ダイオードに並列接続される
補助共振用コンデンサと、直列接続された後に、さらに 前記トランジスタに並列接
続されるワーキングコイル及び主共振用コンデンサと、前記ワーキングコイルと主共振用コンデンサとの共通接
続点に接続され、 前記主共振用コンデンサの電圧を入力
電圧に制限する補助ダイオードと、備えた多出力制御の
ためのデュアルハーフブリッジ型電子誘導加熱調理装
置。 - 【請求項2】 前記各構成要素で構成されたインバータ
回路を入力フィルター用コンデンサに並列にN個構成
し、2N個の加熱板を動作させるようにした請求項1に
記載の多出力制御のためのデュアルハーフブリッジ型電
子誘導加熱調理装置。 - 【請求項3】 前記インバータ回路の出力制御は時分割
で行われる請求項2に記載の多出力制御のためのデュア
ルハーフブリッジ型電子誘導加熱調理装置。
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JPH09251888A JPH09251888A (ja) | 1997-09-22 |
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ES2201937B1 (es) | 2003-11-03 | 2005-02-01 | Bsh Electrodomesticos España, S.A. | Procedimiento para el funcionamiento de un circuito convertidor. |
ES2300168B1 (es) | 2005-10-27 | 2009-05-08 | Bsh Electrodomesticos España, S.A. | Encimera de cocina y procedimiento para el funcionamiento de una encimera de cocina. |
JPWO2014064932A1 (ja) | 2012-10-24 | 2016-09-08 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 誘導加熱装置 |
GB201814202D0 (en) * | 2018-08-31 | 2018-10-17 | Nicoventures Trading Ltd | A resonant circuit for an aerosol generating system |
CN110493905B (zh) * | 2019-08-02 | 2024-05-14 | 深圳麦格米特电气股份有限公司 | 一种功率控制电路、方法及电磁炉 |
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JPS59230287A (ja) * | 1983-06-13 | 1984-12-24 | シャープ株式会社 | 電磁調理器の電源回路 |
EP0583519A1 (en) * | 1992-08-18 | 1994-02-23 | Superluck Electrics Corp. | Dual push-pull heating device of induction cooker having multiple burners |
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- 1995-12-27 KR KR1019950059763A patent/KR0179529B1/ko not_active IP Right Cessation
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1996
- 1996-12-23 DE DE19654268A patent/DE19654268C2/de not_active Expired - Fee Related
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