JP2828562B2 - 立体倉庫つき自動包装装置 - Google Patents

立体倉庫つき自動包装装置

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JP2828562B2 JP5118613A JP11861393A JP2828562B2 JP 2828562 B2 JP2828562 B2 JP 2828562B2 JP 5118613 A JP5118613 A JP 5118613A JP 11861393 A JP11861393 A JP 11861393A JP 2828562 B2 JP2828562 B2 JP 2828562B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、例えば粉体のような
原料を袋内に一定量づつ自動で収容し得るようにした自
動包装装置に関し、さらに詳しくは積層袋を複数個スト
ックした立体倉庫を自動包装装置の近傍に並設してなる
立体倉庫つき自動包装装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8及び図9には従来の自動包装装置を
示している(特開平4ー327122号公報)。この図
8及び図9に示す従来の自動包装装置は、例えば粉ミル
クのような粉体を一定量づつ袋内に収容するためのもの
で、合計6個のシュート11,11・・を角度60°づ
つ間欠回転せしめるとともに、給袋位置Aにおいて給袋
機14からシュート11に袋9が装着され、第1充填位
置Bにおいて袋9内に原料(粉体)が粗充填され、第2
充填位置Cにおいて同じく袋9内に原料が中量充填さ
れ、第3充填位置Dにおいて最終の正確な重量となるよ
うに袋9内に原料が少量充填される。次に真空脱気位置
Eにおいて袋9内の原料中の空気を排除した後、取外し
位置Fにおいて原料入り袋90をシュート11から取外
し、続いてその空になったシュート11が給袋位置Aま
で戻される。尚、取外し位置Fにおいてシュート11か
ら取外された原料入り袋90は、回転リフトテーブル1
7上に載せられ、且つ回転リフトテーブル17がコンベ
ア19側に向けられた後、プッシャー装置18によりコ
ンベア19上に送り出されて次工程(例えば開口部シー
ル工程)側に搬送される。この自動包装装置1は、この
ような動作を順次繰り返して行い、一定量の原料を順次
連続して袋内に収容し得るようになっている。
【0003】給袋位置Aにおいては、図9に示すよう
に、袋載置台7上に積層状態で載置している袋束9Aか
ら給袋機14によって袋9を順次1枚づつシュート11
に装着するようになっている。そして、袋載置台7上に
袋9がなくなる(なくなりかける)と、人手によって新
しい袋束9A(各袋を開口部が同向き姿勢となる状態で
積層している)を袋載置台7上に補充する必要がある。
【0004】ところで、この種の自動包装装置に使用さ
れる袋9は、その開口側端部(図9において右側)より
も閉口側端部(同図において左側)の方が厚さが厚くな
っており、袋を同向き姿勢で積層させた袋束9Aでは、
図9に示すように閉口側端部から開口側に向けて下り傾
斜するようになる。又、この種の袋は、通常100枚を
1単位として梱包されているが、25枚づつを同向きに
した袋束を順次角度180°だけ交互に姿勢変更させた
状態で積層して、全体の厚さが均等になるようにしてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図8及び図
9に示す従来の自動包装装置1では、原料の供給や袋内
への原料充填作業などが自動化・無人化されているのに
対して、袋の補充作業のみが人手により行われており、
給袋位置Aにおいて袋載置台7上に袋9がなくなりかけ
る度に、人手により新しく袋束9Aを袋載置台7上に補
充しなければならない。従って、その袋束補充作業に人
手を要するとともに、絶えず袋の残量を気にしておく必
要があるために他の仕事が手につかない(袋の補充のた
めに作業員が拘束される)という問題があった。又、袋
載置台7上への袋補充に際して、袋の置き方が悪いと給
袋機14又はシュート11への給袋ミスの原因になり、
袋の補充作業はかなりの注意を要する作業となる。又、
袋載置台7上には各袋9の向きを全て同向きにした状態
で積層する必要がある関係上、該袋載置台7上に一度に
さほど多くの枚数(例えば梱包1単位となる100枚)
の袋を載せることができず(一度に多くの枚数の袋を載
せると図9に示すように上面側が大きく傾斜して不安定
になったり上部の袋が前方にずり落ちたりする)、従っ
て袋束9Aの補充間隔が短くなって、袋の残量を頻繁に
監視する必要があった。又、梱包1単位(100枚)の
袋束は、通常25枚を一まとめにした状態で角度180
°づつ交互に姿勢を変えて積層されているが、従来の自
動包装装置では、袋載置台7上に各袋をそれぞれ同向き
状態で積層しなければならないために、交互に姿勢を変
えた状態で積層している袋の姿勢変更作業が面倒となる
という問題もあった。
【0006】本願発明は、上記した従来の自動包装装置
の問題点に鑑み、袋載置台上の袋がなくなったときに直
ちに袋載置台上に次の袋束を自動で補充し得るようにす
ることを第1の目的とし、さらに解梱した1単位の枚数
(100枚)の袋をそのまま(25枚づつ交互に姿勢を
変えた状態で積層されている)袋載置台側に供給しても
支障なく使用できるようにすることを第2の目的として
いる。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願発明の立体倉庫つき
自動包装装置は、原料を投入するシュートを、給袋位置
と原料充填位置と原料入り袋取外し位置との間で順次移
動せしめ、給袋位置において袋載置台上にある積層袋か
ら順次袋を1枚づつシュートに装着した後、原料充填位
置においてシュートに装着した袋内に一定量の原料を収
容するようにした自動包装装置の近傍に立体倉庫を並設
している。又、該立体倉庫は、所定枚数の袋をパレット
上に積層した実載パレットをそれぞれ1つづつ収納し得
る上下複数段の収納室と、実載パレットを載置でき且つ
各収納室に沿って上下に昇降し得る昇降台と、昇降台を
各段の収納室にそれぞれ対応する高さまで昇降せしめる
昇降駆動装置と、昇降台と各収納室内との間で実載パレ
ットを受け渡しする受け渡し装置と、昇降台上の実載パ
レットを給袋位置側の袋載置台上に移載せしめる移載装
置とを備えている。
【0008】さらに、前記袋載置台は、実載パレットを
載置するテーブルを受台上において水平回転自在に設置
する一方、該テーブルを1回の作動につき水平面内で角
度180°づつ回転せしめる回転駆動装置を設けて構成
している。又、該回転駆動装置は、給袋機が袋載置台上
の袋を所定枚数だけ取出したことを検出する検出手段か
らの信号によって順次1回づつ作動せしめるようにして
いる。
【0009】
【作用】本願発明の立体倉庫つき自動包装装置では、自
動包装装置の近傍に並設した立体倉庫の各収納室内に、
予め実載パレット(パレット上に所定枚数の袋を積層し
たもの)をそれぞれ収納させておくが、その収納時に
は、昇降台上に実載パレットを載せた状態で例えば指定
のスイッチボタンを押すと、該昇降台が昇降駆動装置に
より指定された階数の収納室に対応する位置まで上昇せ
しめられ、そこで受け渡し装置により昇降台上の実載パ
レットが指定した収納室内に収納される。その後、昇降
台は元の位置まで降下せしめられ、順次同様にして各収
納室内にそれぞれ実載パレットを収納(ストック)させ
ることができる。尚、このような収納室内への実載パレ
ット収納作業は、給袋機による給袋作業中の空き時間を
利用して行われ、収納作業による時間のロス(給袋作業
の中断)が生じないようにしている。
【0010】他方、給袋位置においては、袋載置台上に
実載パレットが載せられており、給袋機により実載パレ
ットの袋をその上段側から順次1枚づつシュート側に供
給するようになっている。そして、袋載置台上の残袋が
所定の少枚数になると、例えば給袋機側からの袋消費枚
数検出信号などの適宜の信号により、昇降駆動装置を作
動させて昇降台を指定した収納室の高さに対応させ、次
に受け渡し装置により収納室内の実載パレットを昇降台
上に受け取り、続いて昇降台を袋載置台の近傍位置に移
動させてそこで待機させておく。そして、袋載置台上の
袋がなくなると、直ちに袋載置台の近傍で待機させてい
た昇降台上の実載パレットを移載装置により袋載置台上
に移載させる。その場合、昇降台側の実載パレットを直
接袋載置台側に移載させてもよく、あるいは昇降台と袋
載置台間に予め実載パレットを介在させておいて間接的
に(1つ遅れで)実載パレットを移載させるようにして
もよい。尚、実載パレットの移載時に、袋載置台上にあ
った空のパレットは除去する必要があるが、この空パレ
ット除去作業は手動で行ってもよく、あるいは後続の実
載パレットで押して自動で袋載置台から排除させるよう
にしてもよい。又、実載パレットを自動で袋載置台上か
ら排除させるようにする場合には、その排除された実載
パレットを自動で立体倉庫の入口側まで移送し得るよう
にすることもできる。
【0011】このように、本願発明の立体倉庫つき自動
包装装置では、給袋位置において袋載置台上に袋がなく
なると、立体倉庫の収納室にストックされている実載パ
レットを空になった袋載置台上に自動で補給することが
できる。
【0012】又、本願発明の立体倉庫つき自動包装装置
では、袋載置台は、実載パレットを載置するテーブルを
回転駆動装置により水平面内で角度180°づつ回転せ
しめ得るようになっている。又、該回転駆動装置は、給
袋機が所定の回数だけ作動する(所定枚数の袋をシュー
ト側に供給する)度に発する検出手段からの信号によっ
て順次1回づつ作動せしめるようにしている。そして、
実載パレットとして、解梱したままの袋束(例えば合計
100枚の袋が25枚づつ交互に角度180°づつ姿勢
を変えた状態で積層されている)をそのままパレット上
に載せたものであっても、給袋位置において各袋の姿勢
(開口部の向き)を自動で適正方向に修正することがで
きる。従って、解梱した袋束の各袋の向き修正する必要
がなく、且つ多数枚(例えば100枚)の袋を積層した
ものであっても、向きを交互に180°づつ変位させた
ままで使用できるので、その積層姿勢が安定する(上面
側が大きく傾斜することがない)。尚、袋束全部を同向
きに積層したものを使用するときには、給袋機の作動回
数を検出する検出手段をOFFにして、回転駆動装置を
作動させない(従ってテーブルが回動しない)ようにす
ることもできる。
【0013】
【発明の効果】本願発明の立体倉庫つき自動包装装置で
は、立体倉庫の各収納室内に実載パレット(パレット上
に所定枚数の袋が積層されている)をストックさせてお
き、給袋位置において袋載置台上に袋がなくなると、昇
降台、昇降駆動装置、受け渡し装置、移載装置等により
収納室内にストックされている実載パレットを自動で袋
載置台上に供給することができる。従って、本願発明の
立体倉庫つき自動包装装置では、袋載置台上への袋補充
作業を人手によることなく自動で行えるので、その袋補
充作業が簡単となるとともに、袋載置台上の残袋を監視
するための作業員が不要となるという効果がある。
【0014】又、本願発明の立体倉庫つき自動包装装置
では、実載パレットを載置するテーブルを回転駆動装置
で角度180°づつ水平回転せしめ得るようになってお
り、さらに該回転駆動装置は袋載置台上の袋が所定枚数
(例えば25枚)だけ取出されたときに1回づつ作動せ
しめられるようになっているので、解梱した1単位の袋
束(例えば合計100枚の袋が25枚づつ交互に角度1
80°づつ姿勢を変えた状態で積層されている)をその
ままパレット上に載せた実載パレットを袋載置台上に供
給した場合でも、各袋の姿勢(開口部の向き)が変わる
ごとにそれに対応して袋の姿勢を自動で適正方向に修正
することができる。従って、解梱したままの袋束(開口
部の向きが25枚ごとに角度180°づつ変位してい
る)をそのままパレット上に載せて使用することができ
るので、その使用勝手が良好となり、さらにパレット上
に一度に多数枚の袋を積層する場合でも袋の向きを変え
ることによりその積層姿勢を安定させることができると
いう効果がある。
【0015】
【実施例】図1〜図7を参照して本願発明の実施例を説
明すると、この実施例の立体倉庫つき自動包装装置は、
自動包装装置1の近傍に立体倉庫2を並設し、自動包装
装置1の給袋位置Aにおいて袋載置台7上に袋9がなく
なる(袋が消費される)と、立体倉庫2の収納室(L1
〜L4、R1〜R4)内に予め収納(ストック)している
実載パレット10,10・・を順次自動で袋載置台7上
に補充し得るように構成している。
【0016】尚、この実施例で使用されている実載パレ
ット10は、矩形のパレット8(例えば長辺が1000mm、
短辺が600mm)上に、該パレット8とほぼ同大きさの袋
9を所定枚数だけ積層してなる袋束9Aを載置して構成
される。この袋束9Aは、解梱したままのものをそのま
ま使用しているが、この種の袋では通常100枚単位で
梱包されており、しかも25枚をひとまとめにして、そ
れらの開口側が交互に角度180°だけ向きを変えた状
態(例えば図2又は図5に示す状態)で積層されてい
る。そして、そのように25枚づつ交互に向きを変えた
状態で積層した袋束9Aをパレット8上に載置して実載
パレット10としている。
【0017】又、パレット8には、その長辺側の各側縁
の前後2箇所(合計4箇所)に、後述する受け渡し装置
5の係合ピン52を係入させる係止片82,82・・が
それぞれ取付けられている。この各係止片82,82・
・の下面側には、図4に示すように上向きに凹入するピ
ン受部83が形成されている。尚、このピン受部83に
対する係合ピン52の係合方法については後述する。
【0018】この実施例の自動包装装置1は、例えば粉
ミルクのような粉体を一定量づつ袋内に収容するための
もので、旋回テーブル12に角度等間隔(60°間隔)
をもって合計6個のシュート11,11・・を設け、該
各シュート11,11・・を水平面内において角度60
°づつ間欠的に駆動せしめ得るようになっている。そし
て、給袋位置Aにおいて給袋機14により袋載置台7上
の袋9が順次1枚づつシュート11に装着され(クラン
プ装置によって袋開口部がシュート11の外面に固定さ
れる)、第1原料充填位置Bにおいて袋9内に原料(粉
体)が粗充填され、第2原料充填位置Cにおいて同じく
袋9内に原料が中量充填され、第3原料充填位置Dにお
いて最終の正確な重量となるように袋9内に原料が少量
充填される。次に真空脱気位置Eにおいて袋9内の原料
中の空気を排除した後、取外し位置Fにおいて原料入り
袋90をシュート11から取外し、続いてその空になっ
たシュート11が給袋位置Aまで戻される。尚、取外し
位置Fにおいてシュート11から取外された原料入り袋
90は、回転リフトテーブル17上に載せられ、且つ回
転リフトテーブル17がコンベア19側に向けられた
後、プッシャー装置18により該コンベア19上に送り
出されて次工程(例えば開口部シール工程)側に搬送さ
れる。この自動包装装置1は、このような動作を順次繰
り返して行い、原料入り袋を連続して製造し得るように
なっている。
【0019】給袋位置Aにおいては、図2に示すよう
に、袋載置台7上に積層状態で載置している袋束9Aか
ら給袋機14によって最上部の袋9を順次1枚づつシュ
ート11に装着するようになっている。尚、この実施例
の自動包装装置1で使用されている給袋機14は、図2
に示すように、単一のスイングアーム15の先端に真空
吸引式の吸盤16を取付けて構成し、スイングアーム1
5が下向き姿勢にあるときに、袋載置台7上に積層され
ている袋束9Aの最上部に位置する袋9における開口部
付近の上面(片面のみ)を吸盤16で吸着させ、その吸
着状態でスイングアーム15を所定のスピードで上方に
弧回動させることにより、袋9内に空気を取り入れて自
動で袋の開口部を開放させ、その開放させた開口部をそ
のままシュート11の外側に被せ得るようになってい
る。
【0020】袋載置台7は、基台71上に受台72を載
置するとともに、該受台72上に実載パレット10を載
せるテーブル73を水平回転自在に取付けている。受台
72は、基台71の上面に設けたレール75に案内され
て左右方向に進退自在に設置されており、しかも該受台
72は進退駆動装置(この実施例ではエアシリンダを採
用している)74によって左右方向に進退操作せしめら
れる。尚、テーブル73は受台72とともに左右方向に
移動する。又、テーブル73は、受台72に対して回転
駆動装置77により水平回転せしめられるようになって
いる。この回転駆動装置77は、この実施例ではエアシ
リンダ78によって進退操作せしめられるラック79で
テーブル73の中心軸に設けたピニオン80を回転させ
ることにより、テーブル73を水平回転させるようにし
ている。又、この回転駆動装置77は、エアシリンダ7
8の1回の伸長あるいは縮小動作でテーブル73を正確
に角度180°だけ回転させるようにしている。尚、回
転駆動装置77は、一回の動作につきテーブル73を正
確に角度180°づつ回転させ得るものであれば適宜の
機構を採用できる。テーブル73の前後方向各端部には
それぞれ実載パレット10(パレット8)の前後各側縁
部を支持するための複数個のコロ76,76・・が設け
られている。尚、受台72の左右進退動作及び回転動作
の各作用については後述する。
【0021】立体倉庫2は、この実施例では、中央部に
昇降台3を昇降せしめる昇降空間22を設けるととも
に、該昇降空間22の左右各側にそれぞれ上下に複数段
(それぞれ4段)の収納室(L1〜L4、R1〜R4)を設
けている。又、図3に示すように、右側の1階収納室R
1の下方には、実載パレット10を昇降空間22側に送
り込む際の入口側待機室24が設けられ、他方、左側の
1階収納室L1の下方には、実載パレット10を袋載置
台7側に送り出す際の出口側待機室25が設けられてい
る。各収納室(L1〜L4、R1〜R4)、入口側待機室2
4、出口側待機室25には、それぞれ左右方向に複数個
(前後一対ある)のコロ26,26・・が並設されてお
り、該前後各側のコロ26,26で実載パレット10
(パレット8)の前後各側縁部を出し入れ自在に支持し
得るようになっている。尚、他の実施例では、立体倉庫
2として、左右各側にある収納室(L1〜L4、R1
4)を前後方向に複数個並設してもよく、あるいは昇
降空間22の左右一方のみに複数段の収納室(例えばL
1〜L4のみ)を設けるようにしてもよい。
【0022】この立体倉庫2は、出口側待機室25が給
袋位置Aにある袋載置台7に近接する状態で設置されて
いる。又、出口側待機室25の前後各コロ26,26と
袋載置台7側のテーブル73の前後各コロ76,76と
は、相互に左右方向延長線上に位置するようになってい
る。尚、この実施例では、実載パレット10は、その短
辺側が左右に向いた状態で左右方向に移動せしめられ
る。
【0023】立体倉庫2には、その昇降空間22内を昇
降する昇降台3と、該昇降台3を昇降させる昇降駆動装
置4と、実載パレット10を昇降台3と各収納室(L1
〜L4、R1〜R4)又は入口側待機室24、出口側待機
室25との間でそれぞれ受け渡しするための受け渡し装
置5と、昇降台3上の実載パレット10を袋載置台7の
テーブル73上に移載するための移載装置6とがそれぞ
れ設けられている。
【0024】昇降台3は、基台31上に台車32を左右
方向に進退自在に載置する一方、該台車32上に実載パ
レット10を支持するための受台33を設けている。台
車32は、基台31の上面に設けたレール35に案内さ
れて左右方向に進退自在に設置されており、しかも進退
駆動装置(この実施例ではモータを採用している)34
によって適宜小長さ範囲だけ左右に進退操作せしめられ
る。受台33は、図5に示すように前後一対の受け桟3
3a,33aを有している。この各受け桟33a,33
aには、それぞれ実載パレット10(パレット8)の前
後各側縁部を支持する複数個づつのコロ36,36・・
が設けられている。尚、この前後各側のコロ36,36
は、昇降台3が最下段まで降下した位置において入口側
待機室24及び出口側待機室25のそれぞれ前後各コロ
26,26と相互に左右方向延長線上に位置するように
なっている。
【0025】又、昇降台3には、図4に示すように、実
載パレット10が受台33上の所定位置に載置されたと
きに、該実載パレット10の移動を禁止するための自動
ロック装置37が設けられている。この自動ロック装置
37は、実載パレット10が受台33上の所定位置まで
移動したときに、バネ38によって上方に付勢されてい
るローラ39が、パレット8下面の係合凹部85に自動
で係入して該実載パレット10を位置規制(軟ロック)
するようになっている。尚、実載パレット10のロック
状態から、実載パレット10を右又は左方向に少し強く
移動させると、ローラ39が係合凹部85から外れてロ
ック状態が自動で解除されるようになっている。
【0026】昇降駆動装置4は、図5に示すように、昇
降空間22の前後各側にそれぞれスクリューボルト(ボ
ールスクリューねじ)41,41を立設して、該各スク
リューボルト41,41に、昇降台3の基台31の前後
各側縁部に設けた雌ネジ材42,42をそれぞれ螺合し
ている。両スクリューボルト41,41間にはベルト4
3を巻掛け、さらに一方のスクリューボルト41にモー
タ44を取付けている。そして、この昇降駆動装置4
は、モータ44を正逆いずれかの方向に作動させること
により、ベルト43を介して両スクリューボルト41,
41を相互に同方向に回転させて、昇降台3を上動又は
下動させることができるようになっている。又、この実
施例では、モータ44としてサーボモータを使用してお
り、該モータ44を指定した回転回数だけ作動させるこ
とにより、昇降台3を指定した階数(指定した収納室の
高さ)で停止せしめ得るようになっている。尚、昇降台
3は、該昇降台3側のコロ36,36が入口側待機室2
4(及び出口側待機室25)又は各階数の収納室(L1
〜L4、R1〜R4)にそれぞれ設けられているコロ2
6,26と同高さになる位置でそれぞれ停止せしめられ
る。
【0027】受け渡し装置5は、実載パレット10を昇
降台3上と収納室(又は入口側待機室24、出口側待機
室25)間において受け渡すためのものであり、この実
施例では、該受け渡し装置5は昇降台3の台車32上に
設置されている。この受け渡し装置5は、図4及び図5
に詳細に示すように、台車32上の前後各端部寄りにお
いてそれぞれ左右方向に向けて設けられた各走行帯5
0,50と、該各走行帯50,50を同時に正逆各方向
に走行せしめるモータ(サーボモータ)53を有してい
る。又、各走行帯50,50は、それぞれ小間隔をもっ
て並置された2条の無端チエン51,51で構成されて
いる。さらに、該2条の無端チエン51,51間には、
前記パレット8の係止片82(ピン受部83)に下方か
ら係合する係合ピン52が介設されている。又、この係
合ピン52は、パレット8の同側に設けられている前後
2つの係止片82,82間の間隔と同間隔をもって走行
帯長さ方向に複数個設けられている。
【0028】各収納室(L1〜L4、R1〜R4)には、該
収納室内に実載パレット10が収納されたときに、その
実載パレット10を移動不能にロックするための自動ロ
ック装置が設けられている。この自動ロック装置は、図
7に示すように、実載パレット10が収納室(図7では
1〜L4側)内の所定位置まで送り込まれたときに、該
実載パレット10がそれ以上、奥側に移動するのを禁止
するための奥側ストッパー60(左側収納室L1〜L4
は左側にあるが、右側収納室R1〜R4では右側にある)
と、該実載パレット10が侵入側(出入口側)に移動す
るのを禁止する侵入側ストッパー61とを有している。
奥側ストッパー60は、立体倉庫のフレーム側に螺合さ
れていて突出長さを調節可能としたボルトが採用されて
いる。又、侵入側ストッパー61は、一端側(図7では
右側)が立体倉庫のフレームに枢着されていて上下に揺
動し得る揺動片62と該揺動片62の先端側62a(図
7では左側)を上方に付勢するスプリング63とを有し
ている。他方、パレット8の下面には下向きに突出させ
た係合突起86が形成されている。尚、この係合突起8
6は、図7に示すようにパレット下面の左右方向各端部
より位置にそれぞれ設けられている。そして、この自動
ロック装置(60,61)は、実載パレット10が収納
室内に送り込まれるときには、揺動片62がパレット下
面(及び係合突起86)に押されて下方回動して実載パ
レット10の送り込み動作を許容し、さらに該実載パレ
ット10が収納室内の所定位置まで送り込まれたとき
に、そのパレット8の奥端面が奥側ストッパー60に当
接するとともに、揺動片62の先端部62aがパレット
下面の係合突起86に出入口側から係合して、実載パレ
ット10を収納室内において左右両側からロックするよ
うになっている。
【0029】他方、前記昇降台3側には、図7に示すよ
うに、台車32が収納室の出入口側に移動したときに自
動で侵入側ストッパー61の揺動片62をロック解除操
作するためのロック解除レバー66が取付けられてい
る。このロック解除レバー66は、受台33の左右各端
部にそれぞれ設けられていて、左右各側の収納室の揺動
片62をロック解除操作し得るようになっている。即
ち、このロック解除レバー66は、台車32が収納室の
出入口側に移動すると、ロック解除レバー66の先端部
66aで揺動片62の基端部に設けた突起62bを押圧
して、揺動片62を符号62′で示すようにロック解除
方向に回動せしめ、台車32が収納室側に移動している
間はこのロック解除レバー66によるロック解除状態を
継続するように作用する。そして、そのロック解除状態
で受け渡し装置5を引き出し側に作動させると、係合ピ
ン52がパレット8の係止片82に係合して実載パレッ
ト10を昇降台3側に引き出すことができるようになっ
ている。
【0030】上記した侵入側ストッパー61は、図3に
示すように、入口側待機室24及び出口側待機室25の
各入口側寄り位置にもそれぞれ設けられている。そし
て、該入口側待機室24又は出口側待機室25内の所定
待機位置まで実載パレット10を侵入(左側から侵入)
させたときに、各侵入側ストッパー61で実載パレット
10が侵入側(右側)へ戻らないようにしている。又、
入口側待機室24及び出口側待機室25内における退出
側(左側)寄り位置には、それぞれ実載パレット10が
待機位置から左側に移動するのを禁止するための出没式
ストッパー64が設けられている。この各出没式ストッ
パー64は、例えばロッドを上下に出没させ得るように
したソレノイドが採用可能であり、実載パレット10の
侵入時にはロッドを上方に突出させてロック状態を維持
し、逆に実載パレット10の退出時には適宜の信号によ
りロッドを下方に没入させてロック解除状態になるよう
にしている。従って、入口側待機室24及び出口側待機
室25においても、実載パレット10を待機位置におい
てそれぞれ左右各側から自動ロックし得るとともに、実
載パレット10の移乗動作時には自動でロック解除せし
め得るようになっている。尚、入口側待機室24及び出
口側待機室25の各侵入側ストッパー61は、特別にロ
ック解除操作することなしに、出没式ストッパー64を
ロック解除するだけで実載パレット10を左側(退出
側)に移動させることができるようになっている。
【0031】移載装置6は、昇降台3上にある実載パレ
ット10を袋載置台7側に移載させるものであり、この
実施例では、該移載装置6は上記受け渡し装置5で兼用
している。
【0032】次に、上記受け渡し装置5及び移載装置6
の作用について、この立体倉庫2の使用方法とともに説
明する。
【0033】まず、実載パレット10を収納室(L1
4、R1〜R4)内に収納するには、図3に示すよう
に、実載パレット10を入口側待機室24内に供給して
そこで待機させておく。このとき、実載パレット10
は、入口側待機室24内の所定待機位置で侵入側ストッ
パー61と出没式ストッパー64とでロックされてい
る。そして、所定の収納室を指示する収納スイッチボタ
ンを押すと、進退駆動装置34により昇降台3の台車3
2が図4の符号32′で示す右側位置に移動した後(こ
のときには入口側待機室24の各ストッパー61,64
はそれぞれロック解除されている)、受け渡し装置5の
モータ53が作動して走行帯50,50の上面側を左向
きに走行させる。すると、該走行帯50,50の前後各
側の係合ピン52,52が入口側待機室24内に待機し
ている実載パレット10の左側係止片82,82に下方
から係合し(図4の符号52′の状態)、走行帯50,
50がさらに左向きに走行することにより入口側待機室
24側にあった実載パレット10を昇降台3側に移乗さ
せるようになる。尚、このとき、実載パレット10は昇
降台3上において自動ロック装置37(図4)で軟ロッ
クされる。次に、昇降駆動装置4のモータ44が指定さ
れた収納室の階数に応じた回数だけ回転せしめられて、
実載パレット10を載せた昇降台3を所定高さまで上昇
させてそこで停止させる。その後、指定した空の収納室
が右側(R1〜R4)の場合には台車32はそのまま(符
号32′で示す右側位置)であるが、該収納室が左側
(L1〜L4)の場合には台車32を符号32″で示すよ
うに左側位置に移動させる。続いて、受け渡し装置5の
走行帯50,50をモータ53により指定された収納室
側に走行させると、昇降台3上の実載パレット10が当
該収納室内に送り込まれて、実載パレットの収納操作が
完了する。尚、連続して収納作業を行う場合には、空に
なった昇降台3を元の位置まで降下せしめて、同様に次
の実載パレット10を別の収納室内に収納するように作
動させ、順次各収納室内にそれぞれ実載パレット10を
収納する。又、収納作業を中断するときには、昇降台3
を所定の収納室に対応させた位置で待機させておけばよ
い。尚、実載パレットの収納操作は、単に収納ボタンを
操作するだけで自動的に所定の空収納室を選択するよう
にコントローラにプログラムしておくこともできる。
【0034】又、収納室内にある実載パレット10を出
口側待機室25内に取出す際には、実載パレットが収納
されている所定の収納室を指定する取出しスイッチボタ
ンを押すと(あるいは単に取出しボタンを操作するだけ
で自動的に所定の実収納室を選択するようにしておいて
もよい)、空の昇降台3が指定された階数まで上動し
て、そこで台車32が指定の収納室側に移動せしめられ
た後(図4の符号32′又は32″)、受け渡し装置5
により当該収納室内にある実載パレット10を昇降台3
側に移乗させ(走行帯50,50が走行して係合ピン5
2が実載パレット10の係止片82に係合した後さらに
実載パレット10が昇降台3側に移動せしめられる)、
次に昇降台3が最下段まで下動せしめられ、続いて受け
渡し装置5により昇降台3上の実載パレット10を出口
側待機室25内に送り出す。尚、この実施例では、昇降
台3側から袋載置台7側に実載パレット10を供給する
際に、出口側待機室25を介して行うようにしているの
で、該出口側待機室25内には常に実載パレット10を
収納・待機せしめている。
【0035】出口側待機室25内にある実載パレット1
0を袋載置台7側に移載するには、袋載置台7の受台7
2を進退駆動装置74により図3において符号72′で
示す右側位置(図6においては実線図示位置)に移動さ
せた状態で、上記のように昇降台3側から出口側待機室
25内に実載パレット10を送り出すことにより、該出
口側待機室25内に待機させておいた別の実載パレット
10を袋載置台7のテーブル73上に押し出すことがで
きるようになっている。
【0036】そして、実載パレット10をテーブル73
上に移載させた後、該テーブル73を進退駆動装置74
により左側に移動させて、テーブル73上の実載パレッ
ト10を給袋機14の直下に位置させる。
【0037】又、給袋機14は、袋載置台7上の袋束9
A(実載パレット10上にある)の上面側から順次袋9
を1枚づつシュート11に装着させるが、該給袋機14
には袋9を所定枚数(25枚)だけシュート11側に供
給する度にそれを検出する検出手段(例えばカウンタ
ー)20が設けられている。他方、実載パレット10上
の袋束9Aは、袋開口部が所定枚数(25枚)づつ交互
に角度180°だけ変位した状態で積層されており、給
袋機14が所定枚数(25枚)の袋9をシュート11に
供給する度に、検出手段20からの信号で回転駆動装置
77を1回づつ作動させて、テーブル73を角度180
°づつ水平回転させるようになっている。このようにす
ると、袋開口部の向きを所定枚数づつ交互に変位させた
状態で積層した袋束9Aであっても、袋開口部を順次自
動で適正方向に修正することができ、解梱したままの袋
束をそのまま使用しても支障なく原料充填作業を行うこ
とができる。又、テーブル73は、出口側待機室25内
に待機している実載パレット10から左方向に適宜間隔
だけ離間した位置において回転せしめるようにしている
ので、その回転時に該テーブル73及びその上部に載置
されている実載パレット10が出口側待機室25側の実
載パレット10に衝突することがない。
【0038】又、各収納室内への実載パレット10の収
納作業は、給袋機14が袋載置台7上の袋をシュート1
1側に供給している余剰時間中に行われ、該袋載置台7
上の袋の残数が所定枚数まで少なくなると、上記実載パ
レットの収納作業を中断して袋載置台7側への実載パレ
ット移載のための準備動作を行うようにする。即ち、実
載パレット10を載置した昇降台3を最下段位置で待機
させておき、袋載置台7上の袋がなくなると直ちに実載
パレット移載動作を行えるようにする。尚、実載パレッ
ト10を出口側待機室25側から袋載置台7側に移載さ
せる際に、袋載置台7上の空のパレット8を除去する必
要があるが、その除去作業は手動によって行うか、ある
いは適宜の自動排出機構を設けて行うようにしてもよ
い。
【0039】上記説明でわかるように、上記構成の立体
倉庫2を自動包装装置1の近傍に並設すると、実載パレ
ット10を給袋位置Aの袋載置台7上に順次自動で供給
することができ、袋載置台7上への袋補充操作に人手に
よる作業が不要となる。
【0040】尚、この実施例では、実載パレット10を
昇降台3側から袋載置台7側に移載させる際に、昇降台
3に設けた移載装置6(受け渡し装置5を兼用する)で
昇降台3上の実載パレット10を出口側待機室25内に
押し出すことにより、該出口側待機室25内の実載パレ
ット10を袋載置台7側に移載させる(いわゆる玉突き
状に間接移載させる)ようにしているが、立体倉庫2の
構造によっては実載パレット10を昇降台3側から直接
袋載置台7側に移載させることができるようにすること
もできる。又、この実施例では、移載装置6と受け渡し
装置5とを兼用しているが、これらの装置を別々に設け
てもよい。
【0041】又、この実施例では、例えば開口部を同向
きとした25枚の袋束を順次角度180°づつ変位させ
て積層したものを使用しているが、袋束全部を同向きに
積層したものを使用するときには、給袋機14の袋取出
し回数を検出する検出手段20をOFFにして、回転駆
動装置77を作動させない(テーブル73が回動しな
い)ようにすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施例にかかる立体倉庫つき自動包
装装置の平面図である。
【図2】図1のII−II矢視図である。
【図3】図1の正面図である。
【図4】図3の昇降台部分の拡大図である。
【図5】図4のV−V矢視相当図である。
【図6】図1の一部拡大平面図である。
【図7】図3の収納室部分の拡大図である。
【図8】従来の自動包装装置の平面図である。
【図9】図8のIX−IX矢視相当図である。
【符号の説明】
1は自動包装装置、2は立体倉庫、3は昇降台、4は昇
降駆動装置、5は受け渡し装置、6は移載装置、7は袋
載置台、8はパレット、9は袋、9Aは袋束、10は実
載パレット、11はシュート、14は給袋機、20は検
出手段、22は昇降空間、L1〜L4,R1〜R4は収納
室、24は入口側待機室、25は出口側待機室、Aは給
袋位置、B〜Dは原料充填位置、Eは真空脱気位置、F
は取外し位置である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原料を投入するシュート(11)を、給
    袋位置(A)と原料充填位置(B〜D)と原料入り袋取
    外し位置(F)との間で順次移動せしめ、給袋位置
    (A)において袋載置台(7)上にある積層袋(9A)
    から順次袋(9)を1枚づつシュート(11)に装着し
    た後、原料充填位置(B〜D)においてシュート(1
    1)に装着した袋(9)内に一定量の原料を収容するよ
    うにした自動包装装置(1)の近傍に立体倉庫(2)を
    並設し、 該立体倉庫(2)は、所定枚数の袋(9)をパレット
    (8)上に積層した実載パレット(10)をそれぞれ1
    つづつ収納し得る上下複数段の収納室(L1〜L4、R1
    〜R4)と、前記実載パレット(10)を載置でき且つ
    前記各収納室(L1〜L4、R1〜R4)に沿って上下に昇
    降し得る昇降台(3)と、該昇降台(3)を各段の収納
    室(L1〜L4、R1〜R4)にそれぞれ対応する高さまで
    昇降せしめる昇降駆動装置(4)と、前記昇降台(3)
    と各収納室(L1〜L4、R1〜R4)内との間で前記実載
    パレット(10)を受け渡しする受け渡し装置(5)
    と、前記昇降台(3)上の実載パレット(10)を前記
    給袋位置(A)側の袋載置台(7)上に移載せしめる移
    載装置(6)とを備えるとともに、 前記袋載置台(7)は、実載パレット(10)を載置す
    るテーブル(73)を受台(72)上において水平回転
    自在に設置する一方、該テーブル(73)を1回の作動
    につき水平面内で角度180°づつ回転せしめる回転駆
    動装置(77)を設けて構成し、 さらに該回転駆動装置(77)を、給袋機(14)が袋
    載置台(7)上の袋(9)を所定枚数だけ取出したこと
    を検出する検出手段(20)からの信号によって順次1
    回づつ作動せしめるようにした、 ことを特徴とする立体倉庫つき自動包装装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS61178305A (ja) * 1985-02-05 1986-08-11 Murata Mach Ltd 板材の供給システム
JPS63272633A (ja) * 1987-04-23 1988-11-10 Chubu Jidoki Kk 多種単袋カセツト自動切替装置を備えたロ−タリ−式穀類自動包装装置
JPH07100499B2 (ja) * 1991-04-26 1995-11-01 鎌長製衡株式会社 物品入り袋送り出し装置

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