JP2827662B2 - ワーク装填装置及び装填方法 - Google Patents
ワーク装填装置及び装填方法Info
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- JP2827662B2 JP2827662B2 JP4039436A JP3943692A JP2827662B2 JP 2827662 B2 JP2827662 B2 JP 2827662B2 JP 4039436 A JP4039436 A JP 4039436A JP 3943692 A JP3943692 A JP 3943692A JP 2827662 B2 JP2827662 B2 JP 2827662B2
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 5
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 claims description 2
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 1
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Automatic Assembly (AREA)
- Special Conveying (AREA)
- Specific Conveyance Elements (AREA)
- Feeding Of Articles To Conveyors (AREA)
- Coil Winding Methods And Apparatuses (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ワーク装填装置及び装
填方法、詳しくは、ワーク整列保持プレートに保持され
たワークを加工装置のワークチャック手段に装填するた
めの装置及び方法に関する。
填方法、詳しくは、ワーク整列保持プレートに保持され
たワークを加工装置のワークチャック手段に装填するた
めの装置及び方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、チップコイルやインダクタの製造
工程において、図３に示すように、芯線を巻き付けるた
めのフェライトコア２０（以下、ワークと称する）を、
巻線機のチャック２５へ装填するには、整列保持プレー
ト２１上の凹部２１ａにセットされたワーク２０を、吸
引式あるいは挟着式のピック／プレイスユニット２３で
取り出してチャック２５へ受け渡すようにしていた。
工程において、図３に示すように、芯線を巻き付けるた
めのフェライトコア２０（以下、ワークと称する）を、
巻線機のチャック２５へ装填するには、整列保持プレー
ト２１上の凹部２１ａにセットされたワーク２０を、吸
引式あるいは挟着式のピック／プレイスユニット２３で
取り出してチャック２５へ受け渡すようにしていた。
【０００３】しかし、従来のワーク装填装置及び装填方
法においては、ピック／プレイスユニット２３を必要と
するために設備が大型化及び複雑化し、しかも、ピック
／プレイスユニット２３の介在によってワーク２０に割
れや欠けあるいは傾きを生じるという問題点を有してい
た。
法においては、ピック／プレイスユニット２３を必要と
するために設備が大型化及び複雑化し、しかも、ピック
／プレイスユニット２３の介在によってワーク２０に割
れや欠けあるいは傾きを生じるという問題点を有してい
た。
【０００４】
【発明の目的、構成、作用、効果】そこで、本発明の目
的は、ワークに割れや欠けあるいは傾きが発生すること
なく、簡単な設備で、ワークを整列保持プレートから加
工装置のチャック手段へ装填することができるワーク装
填装置及び装填方法を提供することにある。以上の目的
を達成するため、本発明においては、従来のピック／プ
レイスユニットを用いることなく、ワークを整列保持プ
レートから加工装置のチャック手段へ直接的に装填す
る。即ち、本発明に係るワーク装填装置は、複数の貫通
したワーク保持穴を有し、チャック手段の正面に進退可
能なワーク整列保持プレートと、ワークを前記保持穴か
らチャック手段へ押し出すための押出しロッドとを備え
ている。
的は、ワークに割れや欠けあるいは傾きが発生すること
なく、簡単な設備で、ワークを整列保持プレートから加
工装置のチャック手段へ装填することができるワーク装
填装置及び装填方法を提供することにある。以上の目的
を達成するため、本発明においては、従来のピック／プ
レイスユニットを用いることなく、ワークを整列保持プ
レートから加工装置のチャック手段へ直接的に装填す
る。即ち、本発明に係るワーク装填装置は、複数の貫通
したワーク保持穴を有し、チャック手段の正面に進退可
能なワーク整列保持プレートと、ワークを前記保持穴か
らチャック手段へ押し出すための押出しロッドとを備え
ている。
【０００５】そして、本発明に係るワーク装填方法は以
下の工程によってワークをチャック手段に装填する。ま
ず、保持穴にワークをセットした整列保持プレートを、
所定のワークがチャック手段の正面に位置するように移
動させる。次に、押出しロッドを前進させて前記ワーク
を保持穴からチャック手段へ押し出す。以後、チャック
手段を閉じ、押出しロッド及び整列保持プレートをチャ
ック手段の正面から退避させることにより、装填作業が
終了する。
下の工程によってワークをチャック手段に装填する。ま
ず、保持穴にワークをセットした整列保持プレートを、
所定のワークがチャック手段の正面に位置するように移
動させる。次に、押出しロッドを前進させて前記ワーク
を保持穴からチャック手段へ押し出す。以後、チャック
手段を閉じ、押出しロッド及び整列保持プレートをチャ
ック手段の正面から退避させることにより、装填作業が
終了する。
【０００６】本発明によれば、ワークを他のチャック手
段（ピック／プレイスユニット）でつかみ換えることな
く整列保持プレートから加工装置のチャック手段に直接
的に装填するため、ワークに割れや欠けあるいは傾きを
生じることなく、確実に装填することができる。しか
も、従来のピック／プレイスユニットに代えて押出しロ
ッドを設けるだけでよく、設備が簡略化され、製品コス
トが低減する。
段（ピック／プレイスユニット）でつかみ換えることな
く整列保持プレートから加工装置のチャック手段に直接
的に装填するため、ワークに割れや欠けあるいは傾きを
生じることなく、確実に装填することができる。しか
も、従来のピック／プレイスユニットに代えて押出しロ
ッドを設けるだけでよく、設備が簡略化され、製品コス
トが低減する。
【０００７】
【実施例】以下、本発明に係るワーク装填装置及び装填
方法の実施例について添付図面を参照して説明する。以
下に説明する実施例は、チップコイルの製造工程におい
て、フェライトコアに芯線を巻き付ける巻線機のチャッ
クへフェライトコアを装填するための装置及び方法につ
いて説明し、フェライトコアをワークと称する。
方法の実施例について添付図面を参照して説明する。以
下に説明する実施例は、チップコイルの製造工程におい
て、フェライトコアに芯線を巻き付ける巻線機のチャッ
クへフェライトコアを装填するための装置及び方法につ
いて説明し、フェライトコアをワークと称する。
【０００８】図１は、ワーク整列保持プレート１を示
し、剛性を有する金属製ベース板２とゴム製の弾性体３
を貼り合わせたものである。弾性体３にはワーク１０の
外周形状と一致した複数の保持穴３ａが一定のピッチで
規則的に形成され、ベース板２にも各保持穴３ａに対応
したそれよりも若干大きな穴２ａが形成されている。ワ
ーク１０は穴２ａ，３ａに収容され、弾性体３の弾性力
によって挟着保持されている。この整列保持プレート１
は図２に示すように、垂直に立てた状態で図示しない水
平移動手段によって巻線機のチャック５の正面に進退可
能であり、かつ、ストロークＳだけ前進／後退可能とさ
れている。また、チャック５の正面にはワーク押出しロ
ッド７が設置され、このロッド７も所定のストロークで
前進／後退可能とされている。
し、剛性を有する金属製ベース板２とゴム製の弾性体３
を貼り合わせたものである。弾性体３にはワーク１０の
外周形状と一致した複数の保持穴３ａが一定のピッチで
規則的に形成され、ベース板２にも各保持穴３ａに対応
したそれよりも若干大きな穴２ａが形成されている。ワ
ーク１０は穴２ａ，３ａに収容され、弾性体３の弾性力
によって挟着保持されている。この整列保持プレート１
は図２に示すように、垂直に立てた状態で図示しない水
平移動手段によって巻線機のチャック５の正面に進退可
能であり、かつ、ストロークＳだけ前進／後退可能とさ
れている。また、チャック５の正面にはワーク押出しロ
ッド７が設置され、このロッド７も所定のストロークで
前進／後退可能とされている。
【０００９】前記チャック５にワーク１０を装填するに
は、まず、保持穴３ａにワーク１０をセットした整列保
持プレート１を、所定のワーク１０がチャック５の正面
に位置するように移動させる（図２（ａ）参照）。この
とき、チャック５は開かれており、押出しロッド７は後
退している。次に、整列保持プレート１をストロークＳ
だけ前進させ、ワーク１０をチャック５の先端部に近接
させる。そして、押出しロッド７を前進させてワーク１
０を背後から押圧する。これによって、ワーク１０は保
持穴３ａからチャック５の把持爪へ押し出されることと
なる（図２（ｂ）参照）。
は、まず、保持穴３ａにワーク１０をセットした整列保
持プレート１を、所定のワーク１０がチャック５の正面
に位置するように移動させる（図２（ａ）参照）。この
とき、チャック５は開かれており、押出しロッド７は後
退している。次に、整列保持プレート１をストロークＳ
だけ前進させ、ワーク１０をチャック５の先端部に近接
させる。そして、押出しロッド７を前進させてワーク１
０を背後から押圧する。これによって、ワーク１０は保
持穴３ａからチャック５の把持爪へ押し出されることと
なる（図２（ｂ）参照）。
【００１０】次に、整列保持プレート１を元の位置まで
後退させた後、チャック５を閉じてワーク１０を固定し
（図２（ｃ）参照）、押出しロッド７を後退させる。こ
れにて、ワーク１０がチャック５に装填されたこととな
る。なお、ワーク１０は、巻線の前工程で整列保持プレ
ート１に自動的にセットされるが、そのセット方法は任
意である。
後退させた後、チャック５を閉じてワーク１０を固定し
（図２（ｃ）参照）、押出しロッド７を後退させる。こ
れにて、ワーク１０がチャック５に装填されたこととな
る。なお、ワーク１０は、巻線の前工程で整列保持プレ
ート１に自動的にセットされるが、そのセット方法は任
意である。
【００１１】なお、本発明に係るワーク装填装置及び装
填方法は前記実施例に限定するものではなく、その要旨
の範囲内で種々に変更することができる。例えば、ワー
クは整列保持プレートに弾性体によって弾性的に保持さ
れることが好ましいが、必ずしも弾性的に保持される必
要はなく、整列保持プレートの構成は任意である。
填方法は前記実施例に限定するものではなく、その要旨
の範囲内で種々に変更することができる。例えば、ワー
クは整列保持プレートに弾性体によって弾性的に保持さ
れることが好ましいが、必ずしも弾性的に保持される必
要はなく、整列保持プレートの構成は任意である。
【図１】本発明に係るワーク装填方法に使用される整列
保持プレートを示す斜視図。
保持プレートを示す斜視図。
【図２】本発明に係るワーク装填方法の各工程を示す説
明図。
明図。
【図３】従来のワーク装填方法の説明図。
１…整列保持プレート ３ａ…保持穴 ５…チャック ７…押出しロッド １０…ワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 ＦＩ Ｈ０１Ｆ 41/04 Ｈ０１Ｆ 41/04 Ｆ (72)発明者 西村 清司 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株 式会社村田製作所内 (56)参考文献 実開 平１−148289（ＪＰ，Ｕ) 実開 平２−104924（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) H01F 41/00 - 41/12 B23P 19/00 B65G 47/04 B65G 47/82 B65G 47/90
Claims (2)
- 【請求項１】 ワーク整列保持プレートに保持されたワ
ークを加工装置のワークチャック手段に装填するワーク
装填装置において、 複数の貫通したワーク保持穴を有し、前記ワークチャッ
ク手段の正面に進退可能なワーク整列保持プレートと、 ワークを前記保持穴から前記ワークチャック手段へ押し
出すための押出しロッドと、 を備えたことを特徴とするワーク装填装置。 - 【請求項２】 ワーク整列保持プレートに保持されたワ
ークを加工装置のワークチャック手段に装填するワーク
装填方法において、 貫通した保持穴にワークをセットしたワーク整列保持プ
レートを、所定のワークが前記ワークチャック手段の正
面に位置するように移動させ、 押出しロッドを前進させて前記ワークを保持穴からワー
クチャック手段へ押し出す、 ことを特徴とするワーク装填方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4039436A JP2827662B2 (ja) | 1992-02-26 | 1992-02-26 | ワーク装填装置及び装填方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4039436A JP2827662B2 (ja) | 1992-02-26 | 1992-02-26 | ワーク装填装置及び装填方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05234795A JPH05234795A (ja) | 1993-09-10 |
| JP2827662B2 true JP2827662B2 (ja) | 1998-11-25 |
Family
ID=12552956
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4039436A Expired - Lifetime JP2827662B2 (ja) | 1992-02-26 | 1992-02-26 | ワーク装填装置及び装填方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2827662B2 (ja) |
-
1992
- 1992-02-26 JP JP4039436A patent/JP2827662B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05234795A (ja) | 1993-09-10 |
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