JP2827444B2 - 脱穀機における伝動装置 - Google Patents

脱穀機における伝動装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、脱穀機における伝動装置に関し、コンバ
インなどに利用される。
〔従来の技術〕 従来のこの種脱穀機の伝動装置は、例えば、実開昭63
−127329号公報に示されているように、穀稈を搬送しな
がら脱穀機に供給する穀稈移送チエンの駆動スプロケッ
トを穀稈供給側に設けて伝動する構成であった。
この構成によれば、穀稈移送チエンは、詰り藁の取り
除き作業ができにくい欠陥がある。
すわなち、移送中の穀稈あるいは排藁は、穀稈移送チ
エンと排藁搬送装置との受継部分でもたつき、その部分
に詰りが発生する。
このようなとき、上述の従来型は、駆動スプロケット
が、穀稈供給側にあって、しかも、固定方式であるか
ら、その穀稈移送チエンを大きく暖めて伝動を切ること
ができない構成である。
〔発明が解決しようとする課題〕
この発明は、この種脱穀機によく発生する搬送チェン
と排藁搬送装置の受継部分における藁の詰りを取り除く
メンテナンスを容易に行うことができる装置を作り出さ
んとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、上述した課題を解決するために、次の如
き技術的手段を講ずる。すなわち、脱穀機1の後側に設
けられている回転駆動手段の駆動軸4を入力軸とする伝
動ケース5を挟やくチェン6側に設け、該伝動ケース5
から外部に延長した動力取出軸7に駆動スプロケット8
を軸着し、該駆動スプロケット8には排藁搬送装置9の
始端部に臨ませた挟やくチェン6を伝動可能に係合して
設け、前記挟やくチェン6の終端部と排藁搬送装置9の
始端部との間の引継ぎ部を、開放可能に構成してなる脱
穀機における伝動装置である。
〔作用・効果〕
まず、機体の回転各部を駆動するとともに、回転駆動
手段の駆動軸4に回転動力が伝達される。そして、挟や
くチェン6は、前記駆動軸4から伝動ケース5を介して
伝達された回転動力が、動力取出軸7,駆動スプロケット
8を通って伝えられ穀稈の搬送を行う。以上のように準
備をして挟やくチェン6の始端部分に穀稈を供給すれ
ば、穀稈は、挟やくチェン6により搬送されながら、脱
穀作用を受ける。そして、穀稈は、脱穀処理を受けたの
ち挟やくチェン6の終端部から排藁搬送装置9に受け継
がれて搬送されていく。このように、脱穀後の排藁は、
挟やくチェン6の終端部から排藁搬送装置9に引継ぎ搬
送されていく、この引継ぎ搬送の際に詰まることがある
が、挟やくチェン6の終端部と排藁搬送装置9の始端部
との間に引継ぎ部は開放するので、詰まり状態の排藁
は、容易に取り除くことができる。
〔実施例〕
まず、その構成について説明する。
脱穀機1は、第2図に示すように、扱銅19を有する扱
室20の下方に選別室11を設けて構成している。
排塵部2は、前記選別室11の後方上方に排塵フアン3
を軸架し、選別された塵埃を吸引排出できる構成として
いる。
そして、この排塵フアン3を軸着した駆動軸4は、一
方側から伝動され、他方側に伝動ケース5を取り付けて
回転動力を取り出せる構成としている。
そして、伝動ケース5内の伝動ギヤ13は、駆動軸4に
取り付けた第1ギヤ13aと動力取出軸7に取り付けた第
3ギヤ13cとその両者の間に歯合させた第2ギヤ13bを設
けて構成している。
駆動スプロケット8は、動力取出軸7に取付け挾やく
チエン6に歯合させて伝動できる構成としている。
伝動ケース5は、基部の駆動軸4を支点として回動で
きる構成としており、張り方向に張圧ばね16を設けて揺
動できることとしている。
そして、伝動ケース5は、切替装置10によって緊張状
態と非緊張状態になる構成としているがそれは張圧ばね
16の基部を受ける受座18をレバー17の操作で第3図の状
態から第1図の状態に回動でき、挾やくチエン6を緊張
状態と緩んだ状態とに切替ることができる構成としてい
る。
なお、23はチエンルレール終端部を示し、伝動ケース
5と共に作動できる構成となっている。
9は排藁搬送装置であって、その始端部分を前記挾や
くチエン6の終端部に排藁の受け継ぎができる程度に接
近させて設けている。
15は排藁切断用のカッターを示す。
以上のように構成して、機体の回転各部を駆動しなが
ら作業を開始する。
挾やくチエン6は、駆動軸4から伝動ギヤ13(第1ギ
ヤ13a、第2ギヤ13b、第3ギヤ13c)を介して伝動さ
れ、案内杆14との間に穀稈を挾やくしながら搬送する。
そして、穀稈は、扱室20に供給されて扱胴19により脱
穀作用を受けて順次搬送され、挾やくチエン6の終端部
分から排藁搬送装置9に受継がれカッター15に供給され
て切断され機外に排出される。
このような作用中において、伝動ケース5は、駆動軸
4によって第1ギヤ13aが矢印の方向に駆動されている
から、その反力によって逆の方向、すなわち、張圧ばね
16を圧縮する方向に常に回動勝手になる。
そして、挾やくチエンは、終端部分、特に、排藁搬送
装置9に近い部分が張圧ばね16の存在によって、穀稈量
に応じて確実に作動して円滑に穀稈を搬送する。
つぎに、詰り藁を取り除く作業は、まず、レバー17を
第3図の実線の位置から仮想線の方向に操作して、第1
図の位置にすると、伝動ケース5とともにチエンレール
終端部23が下方に回動して挾やくチエン6を非緊張状態
に緩めることができる。
したがって、非藁搬送装置9の始端部分と挾やくチエ
ン6の終端部分の間の詰り藁は、比較的簡単に取り除く
ことができるものである。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の実施例を示すものであって、第1図は
要部の側面図、第2図は脱穀機の側断面図、第3図は側
面図、第4図は一部を切断して示す側面図、第5図は要
部を断面し展開して示す背面図である。 符号の説明 1……脱穀機、2……排塵部 3……排塵フアン、4……駆動軸 5……伝動ケース、6……挾やくチエン 7……動力取出軸、8……駆動スプロケット 9……排藁搬送装置、10……切替装置 11……選別室、12……排塵口 13……伝動ギヤ、13a……第1ギヤ 13b……第2ギヤ、13c……第3ギヤ 14……案内杆、15……カッター 16……張圧ばね、17……操作レバー 18……受座、19……扱胴 20……扱室、23……チエンレール終端部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】脱穀機1の後側に設けられている回転駆動
    手段の駆動軸4を入力軸とする伝動ケース5を挟やくチ
    ェン6側に設け、該伝動ケース5から外部に延長した動
    力取出軸7に駆動スプロケット8を軸着し、該駆動スプ
    ロケット8には排藁搬送装置9の始端部に臨ませた挟や
    くチェン6を伝動可能に係合して設け、前記挟やくチェ
    ン6の終端部と排藁搬送装置9の始端部との間の引継ぎ
    部を、開放可能に構成してなる脱穀機における伝動装
    置。
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