JP2827294B2 - 車両用通信制御装置 - Google Patents
車両用通信制御装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明はいわゆるフェールセイフ機能を備えた車両用
通信制御装置に関するものである。
通信制御装置に関するものである。
(従来の技術) 近年においては、自動車内のエレクトロニクス化が堆
し進められており、例えばライトやパワーウインド等を
制御するための信号を少ない接続線を介して伝送するよ
うにした多重化通信システムが種々開発されている。
し進められており、例えばライトやパワーウインド等を
制御するための信号を少ない接続線を介して伝送するよ
うにした多重化通信システムが種々開発されている。
このような従来の装置としては第3図に示すようなも
のが知られている。(日経エレクトロニクス1987.9.7号
参照) 第3図に示す従来例は複数のマスタ通信ノード101a、
101b、101c、……がそれぞれ通信線102を介して接続さ
れている。
のが知られている。(日経エレクトロニクス1987.9.7号
参照) 第3図に示す従来例は複数のマスタ通信ノード101a、
101b、101c、……がそれぞれ通信線102を介して接続さ
れている。
これらの各マスタ通信ノードは第4図に示すように、
プロセッサ201と、送受信動作制御部203と、送信動作実
行部205と、受信動作実行部207と、データ衝突検出部20
9およびバッファ211、213から構成されている。
プロセッサ201と、送受信動作制御部203と、送信動作実
行部205と、受信動作実行部207と、データ衝突検出部20
9およびバッファ211、213から構成されている。
このような第3図および第4図に示す従来例では複数
のマスタ通信ノード101a、101b、101c、……のそれぞれ
に内蔵された複数のプロセッサ201がいわゆる時分割多
重通信方式により共通の通信線102を介して相互に通信
を行うようにしている。例えば所定の期間内においてマ
スタ通信ノード101aへ送信権が与えられてマスタ通信ノ
ード101aが送信動作を行うと、この期間内においては他
のマスタ通信ノード101b、101c、……、101eが受信動作
を行うようにしている。
のマスタ通信ノード101a、101b、101c、……のそれぞれ
に内蔵された複数のプロセッサ201がいわゆる時分割多
重通信方式により共通の通信線102を介して相互に通信
を行うようにしている。例えば所定の期間内においてマ
スタ通信ノード101aへ送信権が与えられてマスタ通信ノ
ード101aが送信動作を行うと、この期間内においては他
のマスタ通信ノード101b、101c、……、101eが受信動作
を行うようにしている。
このマスタ通信ノード101aの送信動作を第3図を参照
して説明する。まず、所定の期間内送信権を与えられた
マスタ通信ノード101aのプロセッサ201は送信動作を実
行するための命令信号を送受信動作制御部203へ出力す
る。これにより送受信動作制御部203は送信動作を実行
するのに必要なシーケンス制御を可能にするためのタイ
ミング信号を送信動作実行部205へ出力する。またプロ
セッサ201は送信すべきデータを送信動作実行部205へ出
力する。
して説明する。まず、所定の期間内送信権を与えられた
マスタ通信ノード101aのプロセッサ201は送信動作を実
行するための命令信号を送受信動作制御部203へ出力す
る。これにより送受信動作制御部203は送信動作を実行
するのに必要なシーケンス制御を可能にするためのタイ
ミング信号を送信動作実行部205へ出力する。またプロ
セッサ201は送信すべきデータを送信動作実行部205へ出
力する。
スリーステート型のバッファ211は送受信動作制御部2
03からの制御信号に基づいて通信線102と送信動作実行
部205とを接続する。
03からの制御信号に基づいて通信線102と送信動作実行
部205とを接続する。
これにより送信動作実行部205から出力されるデータ
がバッファ211を介して通信線102へ伝送される。
がバッファ211を介して通信線102へ伝送される。
次に当該期間内において送信権が与えられていない、
すなわち受信動作実行中の他のマスタ通信ノードの受信
動作を説明する。
すなわち受信動作実行中の他のマスタ通信ノードの受信
動作を説明する。
通信線102を介して入力したデータはバッファ213を介
して受信動作実行部207およびデータ衝突検出部209へ与
えられる。
して受信動作実行部207およびデータ衝突検出部209へ与
えられる。
受信動作実行部207はデータを入力すると、その旨を
送受信動作制御部203へ出力する。これにより送受信動
作制御部203は受信動作を実行するのに必要なシーケン
ス制御を可能にするためのタイミング信号を発生し、こ
のタイミング信号を受信動作実行部207へ出力する。こ
れにより受信動作実行部207は入力したデータの受信動
作を行うことができる。この受信動作実行部207によっ
て受信されたデータはプロセッサ201によって読み取ら
れるようになっている。
送受信動作制御部203へ出力する。これにより送受信動
作制御部203は受信動作を実行するのに必要なシーケン
ス制御を可能にするためのタイミング信号を発生し、こ
のタイミング信号を受信動作実行部207へ出力する。こ
れにより受信動作実行部207は入力したデータの受信動
作を行うことができる。この受信動作実行部207によっ
て受信されたデータはプロセッサ201によって読み取ら
れるようになっている。
このように所定の期間内においては、送信権を与えら
れた単一のマスタ通信ノードのみが送信動作を行い、他
のマスタ通信ノードは受信動作を行うようになってい
る。
れた単一のマスタ通信ノードのみが送信動作を行い、他
のマスタ通信ノードは受信動作を行うようになってい
る。
例えば、現在送信権が与えられて送信動作を行ってい
るマスタ通信ノード101aが送信権をマスタ通信ノード10
1bへ与えるための送信権指示データをマスタ通信ノード
101bへ伝送すると、マスタ通信ノード101bでは受信動作
実行部207がマスタ通信ノード101aからの送信権指示デ
ータを受信するとともに、これをプロセッサ201が読み
取ることにより送信権がマスタ通信ノード101aから101b
へ与えられたことを認識することができる。これにより
次の所定の期間内においてはマスタ通信ノード101bが送
信動作を行うと共に、このマスタ通信ノード101b以外の
他のマスタ通信ノードが受信動作を行うようになってい
る。
るマスタ通信ノード101aが送信権をマスタ通信ノード10
1bへ与えるための送信権指示データをマスタ通信ノード
101bへ伝送すると、マスタ通信ノード101bでは受信動作
実行部207がマスタ通信ノード101aからの送信権指示デ
ータを受信するとともに、これをプロセッサ201が読み
取ることにより送信権がマスタ通信ノード101aから101b
へ与えられたことを認識することができる。これにより
次の所定の期間内においてはマスタ通信ノード101bが送
信動作を行うと共に、このマスタ通信ノード101b以外の
他のマスタ通信ノードが受信動作を行うようになってい
る。
またデータ衝突検出部209は記憶部を内蔵しており、
入力した通信データを監視し、この通信データのプロト
コルが正常でない場合には通信線102においてデータの
衝突が発生したことを検出し、障害が発生した旨の情報
を記憶部へ記憶する。この障害が発生した旨の情報はプ
ロセッサ201によって読み取られるようになっており、
プロセッサ201によって障害に対する処理が実行され
る。
入力した通信データを監視し、この通信データのプロト
コルが正常でない場合には通信線102においてデータの
衝突が発生したことを検出し、障害が発生した旨の情報
を記憶部へ記憶する。この障害が発生した旨の情報はプ
ロセッサ201によって読み取られるようになっており、
プロセッサ201によって障害に対する処理が実行され
る。
ところで第3図、第4図に示すようないわゆる集中多
重通信方式においては、単一の通信線102によって複数
のマスタ通信ノードを接続するようにしているため、通
信線の断線等が生じると、システムの全体が障害状態と
なってしまう。
重通信方式においては、単一の通信線102によって複数
のマスタ通信ノードを接続するようにしているため、通
信線の断線等が生じると、システムの全体が障害状態と
なってしまう。
そこで複数のマスタ通信ノードを特定の系統別に区分
けし、これらの系統毎に多重化通信を行ういわゆる系統
別多重化通信方式が提案されている。
けし、これらの系統毎に多重化通信を行ういわゆる系統
別多重化通信方式が提案されている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような系統別多重化通信方式にお
いては、区分けする系統の数が多くなると、系統の数の
増加に応じてフェールセイフ機能は充実し、向上する
が、その反面部品点数が増大して多重化通信方式のメリ
ットが少なくなると共に、通信処理が複雑化してしまう
という問題があった。
いては、区分けする系統の数が多くなると、系統の数の
増加に応じてフェールセイフ機能は充実し、向上する
が、その反面部品点数が増大して多重化通信方式のメリ
ットが少なくなると共に、通信処理が複雑化してしまう
という問題があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、簡単な構
成によりフェールセーフ機能を確実にもたせるようにし
た車両用通信制御装置を提供することを目的とする。
成によりフェールセーフ機能を確実にもたせるようにし
た車両用通信制御装置を提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために本発明の請求項1記載の車
両用通信制御装置は、同じ種類の複数の車載負荷を一組
として、異なる種類の組を複数有する車載負荷群と、こ
の組毎に対応するスイッチと、このスイッチのそれぞれ
と接続される2つの通信制御手段を有し、この通信制御
手段毎に通信線が接続され、前記組内の車載負荷を2つ
の組に分類し、この分類した一方の組の負荷は、前記通
信制御手段のうちの一方とのみ通信を行うように接続さ
れると共に、車両前部の右側又は左側のどちらか一方に
作用する第1の負荷と、車両後部の右側又は左側のどち
らか一方に作用する第2の負荷であり、前記分類した他
方の組の負荷は、前記通信制御手段のうちの他方とのみ
通信を行うように接続されると共に、車両前部の第1の
負荷とは他方に作用する第3の負荷と、車両後部の第2
の負荷とは他方に作用する第4の負荷であることを要旨
とする。
両用通信制御装置は、同じ種類の複数の車載負荷を一組
として、異なる種類の組を複数有する車載負荷群と、こ
の組毎に対応するスイッチと、このスイッチのそれぞれ
と接続される2つの通信制御手段を有し、この通信制御
手段毎に通信線が接続され、前記組内の車載負荷を2つ
の組に分類し、この分類した一方の組の負荷は、前記通
信制御手段のうちの一方とのみ通信を行うように接続さ
れると共に、車両前部の右側又は左側のどちらか一方に
作用する第1の負荷と、車両後部の右側又は左側のどち
らか一方に作用する第2の負荷であり、前記分類した他
方の組の負荷は、前記通信制御手段のうちの他方とのみ
通信を行うように接続されると共に、車両前部の第1の
負荷とは他方に作用する第3の負荷と、車両後部の第2
の負荷とは他方に作用する第4の負荷であることを要旨
とする。
(作用) 本発明における請求項1記載の車両用通信制御装置に
おいては、同じ種類の複数の車載負荷を一組としてお
り、また種類の異なる車載負荷の複数の組によって車載
負荷群が構成されている。このような車載負荷の組毎に
スイッチを対応させ、このスイッチに2つの通信制御手
段をそれぞれ接続するようにしている。また、この通信
制御手段毎に通信線が接続され、組内の車載負荷を2つ
の組に分類するようにしている。さらに、この分類した
一方の組の負荷は、この通信制御手段のうちの一方との
み通信を行うように接続されると共に、車両前部の右側
又は左側のどちらか一方に作用する第1の負荷と、車両
後部の右側又は左側のどちらか一方に作用する第2の負
荷であり、分類した他方の組の負荷は、この通信制御手
段のうちの他方とのみ通信を行うように接続されると共
に、車両前部の第1の負荷とは他方に作用する第3の負
荷と、車両後部の第2の負荷とは他方に作用する第4の
負荷である。このため、個々に独立した通信系を構成す
ることができるものです。従って、同一組内の車載負荷
が、それぞれの車載負荷に対応する通信制御手段の制御
を独立して受けると共に、車両の前後左右各部に配置さ
れた負荷を対向又は交差させて2つの通信系統を構成す
ることができ、1系統に異常が発生しても、残りの1系
統を用いて通信制御を行うことができ、最低限の走行性
能を得ることができる。
おいては、同じ種類の複数の車載負荷を一組としてお
り、また種類の異なる車載負荷の複数の組によって車載
負荷群が構成されている。このような車載負荷の組毎に
スイッチを対応させ、このスイッチに2つの通信制御手
段をそれぞれ接続するようにしている。また、この通信
制御手段毎に通信線が接続され、組内の車載負荷を2つ
の組に分類するようにしている。さらに、この分類した
一方の組の負荷は、この通信制御手段のうちの一方との
み通信を行うように接続されると共に、車両前部の右側
又は左側のどちらか一方に作用する第1の負荷と、車両
後部の右側又は左側のどちらか一方に作用する第2の負
荷であり、分類した他方の組の負荷は、この通信制御手
段のうちの他方とのみ通信を行うように接続されると共
に、車両前部の第1の負荷とは他方に作用する第3の負
荷と、車両後部の第2の負荷とは他方に作用する第4の
負荷である。このため、個々に独立した通信系を構成す
ることができるものです。従って、同一組内の車載負荷
が、それぞれの車載負荷に対応する通信制御手段の制御
を独立して受けると共に、車両の前後左右各部に配置さ
れた負荷を対向又は交差させて2つの通信系統を構成す
ることができ、1系統に異常が発生しても、残りの1系
統を用いて通信制御を行うことができ、最低限の走行性
能を得ることができる。
(実施例) 以下本発明に係る一実施例を図面を参照して詳細に説
明する。
明する。
まず第1図を参照して本発明に係る実施例の車両用通
信制御装置の概略構成を説明する。
信制御装置の概略構成を説明する。
制御装置1は一方の通信制御系統を形成する通信制御
装置3と、他方の通信制御系統を形成する通信制御装置
5とを有している。そしてスイッチA,B,C,Dの状態信号
が通信制御装置3,5のそれぞれに入力される。
装置3と、他方の通信制御系統を形成する通信制御装置
5とを有している。そしてスイッチA,B,C,Dの状態信号
が通信制御装置3,5のそれぞれに入力される。
通信制御装置3はマイクロプロセッサ等の演算処理手
段を有して、一側の通信制御系統の通信制御に関する処
理を実行する。
段を有して、一側の通信制御系統の通信制御に関する処
理を実行する。
また同様に通信制御装置5はマイクロプロセッサ等の
演算処理手段を有して、他側の通信制御系統の通信制御
に係る処理を実行する。
演算処理手段を有して、他側の通信制御系統の通信制御
に係る処理を実行する。
通信制御装置3からは通信線LaおよびLbのそれぞれが
引出されている。
引出されている。
通信線Laには複数のコントロール装置7a、7b、……が
接続されると共に、通信線Lbには複数のコントロール装
置9a、9b……が接続されている。
接続されると共に、通信線Lbには複数のコントロール装
置9a、9b……が接続されている。
第2図を参照するに、コントロール装置7aは端末部11
aと、この端末部11aを制御するための端末制御装置13a
とから構成されている。また同様にコントロール装置7b
は端末部11bと、この端末部11bを制御するための端末制
御装置13bとから構成されている。
aと、この端末部11aを制御するための端末制御装置13a
とから構成されている。また同様にコントロール装置7b
は端末部11bと、この端末部11bを制御するための端末制
御装置13bとから構成されている。
またコントロール装置9aは端末部15aと、この端末部1
5aを制御するための端末制御装置16aとから構成されて
いる。
5aを制御するための端末制御装置16aとから構成されて
いる。
また同様にコントロール装置9bは端末部15bと、この
端末部15bを制御するための端末制御装置16bとから構成
されている。
端末部15bを制御するための端末制御装置16bとから構成
されている。
次に通信制御装置5とその周辺装置との接続構成を説
明する。
明する。
通信制御装置5からは通信線Lcと通信線Ldが引出され
ている。この通信線Lcには複数のコントロール装置17
a、17b、……が接続されている。また通信線Ldには複数
のコントロール装置19a、19b、……が接続されている。
ている。この通信線Lcには複数のコントロール装置17
a、17b、……が接続されている。また通信線Ldには複数
のコントロール装置19a、19b、……が接続されている。
コントロール装置17aは端末部21aと、この端末部21a
を制御するための端末制御装置23aとから構成されてい
る。またコントロール装置17bは端末部21bと、この端末
部21bを制御するための端末制御装置23bとから構成され
ている。
を制御するための端末制御装置23aとから構成されてい
る。またコントロール装置17bは端末部21bと、この端末
部21bを制御するための端末制御装置23bとから構成され
ている。
また通信線Ldに接続されたコントロール装置19aは端
末部25aと、この端末部15aを制御するための端末制御装
置26aとから構成されている。また同様にコントロール
装置19bは端末部25bと、この端末部25bを制御するため
の端末制御装置26bとから構成されている。
末部25aと、この端末部15aを制御するための端末制御装
置26aとから構成されている。また同様にコントロール
装置19bは端末部25bと、この端末部25bを制御するため
の端末制御装置26bとから構成されている。
通信線La側に接続された端末部11aと、通信線Lc側に
接続された端末部21aとで端末装置31aを構成している。
例えば端末部11aは車両の前方左側に配置されたヘッド
ライトであり、端末部21aは車両の前方右側に配置され
たヘッドライトである。同様に通信線La側に接続された
端末部11bと、通信線Lc側に接続された端末部21bとで端
末装置31bを構成している。例えば端末部11bは車両の前
方左側に配置されたウィンカ用のライトであり、端末部
21bは車両の前方右側に配置されたウィンカ用のライト
である。
接続された端末部21aとで端末装置31aを構成している。
例えば端末部11aは車両の前方左側に配置されたヘッド
ライトであり、端末部21aは車両の前方右側に配置され
たヘッドライトである。同様に通信線La側に接続された
端末部11bと、通信線Lc側に接続された端末部21bとで端
末装置31bを構成している。例えば端末部11bは車両の前
方左側に配置されたウィンカ用のライトであり、端末部
21bは車両の前方右側に配置されたウィンカ用のライト
である。
また端末部15aと、端末部25aとで端末装置を構成して
おり、例えば端末部15aは車両の後方右側に配置された
テールランプであり、端末部25aは車両の後方左側に配
置されたテールランプである。また同様に端末部15bと
端末部25bとで端末装置を構成しており、例えば端末部1
5bは車両の後方右側に配置されたウィンカ用のライトで
あり、端末部25bは車両の後方左側に配置されたウィン
カ用のライトである。
おり、例えば端末部15aは車両の後方右側に配置された
テールランプであり、端末部25aは車両の後方左側に配
置されたテールランプである。また同様に端末部15bと
端末部25bとで端末装置を構成しており、例えば端末部1
5bは車両の後方右側に配置されたウィンカ用のライトで
あり、端末部25bは車両の後方左側に配置されたウィン
カ用のライトである。
以下、同様に一対の端末部により構成されるブレーキ
ランプ、後退灯の端末装置も一方の、例えば左側の端末
部が通信線La側に接続されると共に他方の例えば右側の
端末部が通信線Lc側に接続される。
ランプ、後退灯の端末装置も一方の、例えば左側の端末
部が通信線La側に接続されると共に他方の例えば右側の
端末部が通信線Lc側に接続される。
次に第1図および第2図に示した本実施例の作用を説
明する。
明する。
通信制御装置3は例えば前照灯点灯SWA、ウィンカSW
B、ブレーキSWC及び非常灯SWDなどと接続され、通信線L
aを介して複数の端末制御装置13a、13b、……との間で
通信制御を行うと共に、通信線Lbを介して複数の端末制
御装置16a、16b、……との間で通信制御を行う。
B、ブレーキSWC及び非常灯SWDなどと接続され、通信線L
aを介して複数の端末制御装置13a、13b、……との間で
通信制御を行うと共に、通信線Lbを介して複数の端末制
御装置16a、16b、……との間で通信制御を行う。
同様に通信制御装置5は、通信制御装置3と同様のSW
ABCDが接続され通信線Lcを介して複数の通信制御装置23
a、23b、……との間で通信制御を行うと共に、通信線Ld
を介して複数の通信制御装置26a、26b、……との間で通
信制御を行う。
ABCDが接続され通信線Lcを介して複数の通信制御装置23
a、23b、……との間で通信制御を行うと共に、通信線Ld
を介して複数の通信制御装置26a、26b、……との間で通
信制御を行う。
したがって、車両の前方左側に配置されたヘッドライ
トである端末部11aと、車両の前方左側に配置されたウ
ィンカ用のライトである端末部11bと、車両の後方右側
に配置されたテールランプである端末部15aと車両の後
方右側に配置されたウィンカ用のライトである端末部15
bは通信制御装置3の制御に応じて動作する。
トである端末部11aと、車両の前方左側に配置されたウ
ィンカ用のライトである端末部11bと、車両の後方右側
に配置されたテールランプである端末部15aと車両の後
方右側に配置されたウィンカ用のライトである端末部15
bは通信制御装置3の制御に応じて動作する。
また同様に車両の前方右側に配置されたヘッドライト
である端末部21aと、車両の前方右側に配置されたウィ
ンカ用のライトである端末部21bと、車両の後方左側に
配置されたテールランプである端末部25aと、車両の後
方左側に配置されたウィンカ用のライトである端末部25
bは通信制御装置5の制御に応じて動作する。
である端末部21aと、車両の前方右側に配置されたウィ
ンカ用のライトである端末部21bと、車両の後方左側に
配置されたテールランプである端末部25aと、車両の後
方左側に配置されたウィンカ用のライトである端末部25
bは通信制御装置5の制御に応じて動作する。
以上のごとく、一方の端末部と他方の端末部とをそれ
ぞれ別個独立した通信制御系統により制御するようにし
ているので、一方の通信制御系統に故障もしくは障害が
生じた場合、例えば通信制御装置3が故障した場合にお
いても、他方の通信制御系統により、すなわち通信制御
装置5からの制御に基づいて他方の端末部を動作させる
ことができ、最低限の車両の走行機能を確保することが
できる。
ぞれ別個独立した通信制御系統により制御するようにし
ているので、一方の通信制御系統に故障もしくは障害が
生じた場合、例えば通信制御装置3が故障した場合にお
いても、他方の通信制御系統により、すなわち通信制御
装置5からの制御に基づいて他方の端末部を動作させる
ことができ、最低限の車両の走行機能を確保することが
できる。
また、空調装置、ラジオ等のオーディオ装置、ワイパ
スイッチその他のアクチュエータ若しくはスイッチなど
の端末装置を適宜に区分けし、一方の端末装置を通信線
La側に接続するとともに、他方の端末装置を通信線Lc側
に接続するように構成すると、一方の通信制御系統に異
常を生じた場合であっても、他方の通信制御系統によっ
て最低限の機能を確保することができる。
スイッチその他のアクチュエータ若しくはスイッチなど
の端末装置を適宜に区分けし、一方の端末装置を通信線
La側に接続するとともに、他方の端末装置を通信線Lc側
に接続するように構成すると、一方の通信制御系統に異
常を生じた場合であっても、他方の通信制御系統によっ
て最低限の機能を確保することができる。
尚、非常灯を2系統に分けるときは前部ウィンカと後
部ウィンカ又はクロスして第1の端末部、第2の端末部
を構成してもよい。
部ウィンカ又はクロスして第1の端末部、第2の端末部
を構成してもよい。
[発明の効果] 以上説明してきたように、本発明によれば、一つのス
イッチ操作により同じ種類の複数の負荷を動作させるに
際して、該複数の負荷を通信系統数と同じ数の組に分類
し、該分類された組同士が異なる通信系となるようにし
ているので、一方の通信制御系統が障害を生じた場合で
あっても他方の通信制御系統によって車両の走行に係る
最低限の機能を確実に確保することができ確実にフェー
スセイフ機能を備えることができる。
イッチ操作により同じ種類の複数の負荷を動作させるに
際して、該複数の負荷を通信系統数と同じ数の組に分類
し、該分類された組同士が異なる通信系となるようにし
ているので、一方の通信制御系統が障害を生じた場合で
あっても他方の通信制御系統によって車両の走行に係る
最低限の機能を確実に確保することができ確実にフェー
スセイフ機能を備えることができる。
第1図、および第2図は本発明に係る一実施例を示した
ブロック図、第3図は従来例の全体構成図を示したブロ
ック図、第4図は第3図のマスタ通信ノードの内部構成
を示したブロック図である。 1……制御装置、3,5……通信制御装置 7a,7b……コントロール装置 9a、9b……コントロール装置 11a,11b……端末部 13a,13b……端末制御部 17a、17b……コントロール装置 19a、19b……コントロール装置 21a,21b……端末部 23a,23b……端末制御部 31a,31b……端末装置 La,Lb,Lc,Ld……通信線
ブロック図、第3図は従来例の全体構成図を示したブロ
ック図、第4図は第3図のマスタ通信ノードの内部構成
を示したブロック図である。 1……制御装置、3,5……通信制御装置 7a,7b……コントロール装置 9a、9b……コントロール装置 11a,11b……端末部 13a,13b……端末制御部 17a、17b……コントロール装置 19a、19b……コントロール装置 21a,21b……端末部 23a,23b……端末制御部 31a,31b……端末装置 La,Lb,Lc,Ld……通信線
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−54545(JP,A) 特開 昭61−102350(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04Q 9/00 - 9/16
Claims (1)
- 【請求項1】同じ種類の複数の車載負荷を一組として、
異なる種類の組を複数有する車載負荷群と、 この組毎に対応するスイッチと、 このスイッチのそれぞれと接続される2つの通信制御手
段を有し、この通信制御手段毎に通信線が接続され、 前記組内の車載負荷を2つの組に分類し、 この分類した一方の組の負荷は、前記通信制御手段のう
ちの一方とのみ通信を行うように接続されると共に、車
両前部の右側又は左側のどちらか一方に作用する第1の
負荷と、車両後部の右側又は左側のどちらか一方に作用
する第2の負荷であり、 前記分類した他方の組の負荷は、前記通信制御手段のう
ちの他方とのみ通信を行うように接続されると共に、車
両前部の第1の負荷とは他方に作用する第3の負荷と、
車両後部の第2の負荷とは他方に作用する第4の負荷で
あることを特徴とする車両用通信制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1171239A JP2827294B2 (ja) | 1989-07-04 | 1989-07-04 | 車両用通信制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1171239A JP2827294B2 (ja) | 1989-07-04 | 1989-07-04 | 車両用通信制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0336894A JPH0336894A (ja) | 1991-02-18 |
JP2827294B2 true JP2827294B2 (ja) | 1998-11-25 |
Family
ID=15919623
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1171239A Expired - Lifetime JP2827294B2 (ja) | 1989-07-04 | 1989-07-04 | 車両用通信制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2827294B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6054545A (ja) * | 1983-09-05 | 1985-03-29 | Honda Motor Co Ltd | 移動体用多重通信装置 |
-
1989
- 1989-07-04 JP JP1171239A patent/JP2827294B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0336894A (ja) | 1991-02-18 |
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