JP2826456B2 - 光受信器 - Google Patents
光受信器Info
- Publication number
- JP2826456B2 JP2826456B2 JP5313799A JP31379993A JP2826456B2 JP 2826456 B2 JP2826456 B2 JP 2826456B2 JP 5313799 A JP5313799 A JP 5313799A JP 31379993 A JP31379993 A JP 31379993A JP 2826456 B2 JP2826456 B2 JP 2826456B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- signal
- average value
- optical receiver
- clamp
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Dc Digital Transmission (AREA)
- Optical Communication System (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、光受信器に関し、特に
クランプ回路を使用した光受信器に関する。
クランプ回路を使用した光受信器に関する。
【０００２】
【従来の技術】図２に示す従来の光受信器は、クランプ
回路２と識別再生回路４と定電圧供給回路８を備えてお
り、クランプした入力信号を定電圧供給回路８からの一
定の閾値電圧Ｖthにより識別再生回路４にて識別してい
る。すなわち、このクランプレベルによってクランプ動
作を受けるデジタル信号は、信号の最高値の揃った符号
波形となり、これを識別再生して所望の内容の符号を得
ている。
回路２と識別再生回路４と定電圧供給回路８を備えてお
り、クランプした入力信号を定電圧供給回路８からの一
定の閾値電圧Ｖthにより識別再生回路４にて識別してい
る。すなわち、このクランプレベルによってクランプ動
作を受けるデジタル信号は、信号の最高値の揃った符号
波形となり、これを識別再生して所望の内容の符号を得
ている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のクランプ回路を有する光受信器は、クランプ回
路の特性により、低速の周期波形が入力したときにはク
ランプ状態を維持するが、高速のランダムパルス波形が
入力したときには、図３に示すように、マーク率によっ
て信号の最大値が変化し、クランプ状態を維持すること
ができない。このため、識別再生回路の閾値電圧Ｖthが
固定していると、入力波形に対する閾値電圧Ｖthが必ず
しも最良点にあるとは限らず、符号の識別誤り率が劣化
するという欠点がある。
た従来のクランプ回路を有する光受信器は、クランプ回
路の特性により、低速の周期波形が入力したときにはク
ランプ状態を維持するが、高速のランダムパルス波形が
入力したときには、図３に示すように、マーク率によっ
て信号の最大値が変化し、クランプ状態を維持すること
ができない。このため、識別再生回路の閾値電圧Ｖthが
固定していると、入力波形に対する閾値電圧Ｖthが必ず
しも最良点にあるとは限らず、符号の識別誤り率が劣化
するという欠点がある。
【０００４】本発明の目的は上述の欠点を除去し、ラン
ダムパルスが入力しても符号の識別誤り率の劣化のない
光受信器を提供することにある。
ダムパルスが入力しても符号の識別誤り率の劣化のない
光受信器を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の光受信器は、ＡＰＤの出力信号を等化増幅
し増幅された信号を出力する増幅器と、該増幅器により
増幅された信号を一定の基準レベルにクランプするクラ
ンプ回路と、該クランプ回路の出力信号の平均値を求め
平均値信号を出力する平均値検出回路と、平均値信号に
応答して、外部からの制御電圧であり、符号パターンの
変動に関らず最良の誤り符号率を確保せしめる可変電圧
（閾値電圧Ｖｔｈ)を出力する閾値レベル制御回路と、
閾値レベル制御回路の出力により上記増幅された信号を
識別ならびに再生を行う識別再生回路とを備えている。
に、本発明の光受信器は、ＡＰＤの出力信号を等化増幅
し増幅された信号を出力する増幅器と、該増幅器により
増幅された信号を一定の基準レベルにクランプするクラ
ンプ回路と、該クランプ回路の出力信号の平均値を求め
平均値信号を出力する平均値検出回路と、平均値信号に
応答して、外部からの制御電圧であり、符号パターンの
変動に関らず最良の誤り符号率を確保せしめる可変電圧
（閾値電圧Ｖｔｈ)を出力する閾値レベル制御回路と、
閾値レベル制御回路の出力により上記増幅された信号を
識別ならびに再生を行う識別再生回路とを備えている。
【０００６】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図１は、本発明の光受信器の一実施例の構成図、図
３〜図５は図１における識別再生回路の動作の一例を示
す説明図である。図１に示す実施例は、入力するデジタ
ル信号の平均値を検出する平均値検出回路１と、平均値
信号に応答して符号パターンの変動に関らず最良の誤り
符号率を確保せしめる閾値電圧Ｖｔｈを出力する閾値レ
ベル制御回路３と、クランプ回路２と識別再生回路４と
を備えている。
る。図１は、本発明の光受信器の一実施例の構成図、図
３〜図５は図１における識別再生回路の動作の一例を示
す説明図である。図１に示す実施例は、入力するデジタ
ル信号の平均値を検出する平均値検出回路１と、平均値
信号に応答して符号パターンの変動に関らず最良の誤り
符号率を確保せしめる閾値電圧Ｖｔｈを出力する閾値レ
ベル制御回路３と、クランプ回路２と識別再生回路４と
を備えている。
【０００７】次に図３〜図５を参照しつつ図１の実施例
の動作について説明する。光伝送信号ＳＩＮが入力され
たＡＰＤ５は、光−電気交換を行い、データＤ1 を等化
増幅回路６に入力する。等化増幅回路６で増幅したデー
タＤ２ はクランプ回路２でデータＤ２ の最大値を一
定レベルに揃えたクランプ動作を受け、データＤ３とし
て出力する。データＤ３ は２分岐され、一方は、識別
再生回路４に入力され、他方は、平均値検出回路１に入
力される。具体例として図３に示されるようなデータＤ
３ に対して、平均値検出回路１は、図４に示すように
データＤ３のマーク率に応じてＤＣレベルを検出する。
図３に示すように、マーク率に応じて入力信号のピーク
値が変化するため、マーク率に応じて検出されたＤＣレ
ベルはＡ〜Ｃ（図４）のように異った値となる。制御回
路３は、検出したＤＣレベルＡ〜Ｃに応じた閾値ａ〜ｃ
を出力する。具体的には、ＤＣレベルＡ〜Ｃに対応した
閾値ａ〜ｃを出力するＲＯＭ等で構成できる。なお、Ｄ
ＣレベルＡ〜Ｃと閾値ａ〜ｃとの関係は、クランプレベ
ル、信号の振幅値、マーク率毎の実測値（最大値）から
決定できる。このように、識別再生回路４は、タイミン
グ抽出回路７からのＣＬＫ（クロック信号）とデータＤ
３ を入力することによって、伝送信号をノイズの少な
い信号に再生して、出力する。
の動作について説明する。光伝送信号ＳＩＮが入力され
たＡＰＤ５は、光−電気交換を行い、データＤ1 を等化
増幅回路６に入力する。等化増幅回路６で増幅したデー
タＤ２ はクランプ回路２でデータＤ２ の最大値を一
定レベルに揃えたクランプ動作を受け、データＤ３とし
て出力する。データＤ３ は２分岐され、一方は、識別
再生回路４に入力され、他方は、平均値検出回路１に入
力される。具体例として図３に示されるようなデータＤ
３ に対して、平均値検出回路１は、図４に示すように
データＤ３のマーク率に応じてＤＣレベルを検出する。
図３に示すように、マーク率に応じて入力信号のピーク
値が変化するため、マーク率に応じて検出されたＤＣレ
ベルはＡ〜Ｃ（図４）のように異った値となる。制御回
路３は、検出したＤＣレベルＡ〜Ｃに応じた閾値ａ〜ｃ
を出力する。具体的には、ＤＣレベルＡ〜Ｃに対応した
閾値ａ〜ｃを出力するＲＯＭ等で構成できる。なお、Ｄ
ＣレベルＡ〜Ｃと閾値ａ〜ｃとの関係は、クランプレベ
ル、信号の振幅値、マーク率毎の実測値（最大値）から
決定できる。このように、識別再生回路４は、タイミン
グ抽出回路７からのＣＬＫ（クロック信号）とデータＤ
３ を入力することによって、伝送信号をノイズの少な
い信号に再生して、出力する。
【０００８】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、伝送信号
がランダムパルス波形であっても、そのランダムパルス
波形に合わせて最良の誤り符号率を確保できる最適の識
別再生回路の閾値電圧が得られるように閾値レベル制御
回路を動作させることにより、ランダムパルス波形変化
による誤り符号率の劣化を大幅に抑圧することができる
効果がある。
がランダムパルス波形であっても、そのランダムパルス
波形に合わせて最良の誤り符号率を確保できる最適の識
別再生回路の閾値電圧が得られるように閾値レベル制御
回路を動作させることにより、ランダムパルス波形変化
による誤り符号率の劣化を大幅に抑圧することができる
効果がある。
【図１】本発明の光受信器の一実施例のブロック図。
【図２】従来の光受信器のブロック図。
【図３】図１の実施例の識別再生回路の動作を説明する
図。
図。
【図４】図１の実施例の識別再生回路の動作を説明する
図。
図。
【図５】図１の実施例の識別再生回路の動作を説明する
図。
図。
１ 平均値検出回路 ２ クランプ回路 ３ 閾値レベル制御回路 ４ 識別再生回路 ５ ＡＰＤ ６ 等化増幅回路 ７ タイミング抽出回路 ８ 定電圧供給回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 ＦＩ Ｈ０４Ｂ 10/28 Ｈ０４Ｌ 25/03
Claims (1)
- 【請求項１】 直流再生回路（クランプ回路）を有する
光受信器において、ＡＰＤの出力信号を等化増幅し増幅
された信号を出力する増幅器と、前記増幅された信号を
所定の値にクランプするクランプ回路と、クランプ回路
の出力信号の平均値を求め平均値信号を出力する平均値
検出回路と、前記平均値信号に応答して閾値レベルを制
御する閾値レベル制御回路と、この閾値レベル制御回路
の出力により前記増幅された信号を識別する識別再生回
路とから構成されたことを特徴とする光受信器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5313799A JP2826456B2 (ja) | 1993-12-14 | 1993-12-14 | 光受信器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5313799A JP2826456B2 (ja) | 1993-12-14 | 1993-12-14 | 光受信器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07170230A JPH07170230A (ja) | 1995-07-04 |
| JP2826456B2 true JP2826456B2 (ja) | 1998-11-18 |
Family
ID=18045668
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5313799A Expired - Lifetime JP2826456B2 (ja) | 1993-12-14 | 1993-12-14 | 光受信器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2826456B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4796513B2 (ja) * | 2007-01-22 | 2011-10-19 | 日本オプネクスト株式会社 | 光受信器及び光受信器の信号出力方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58132444U (ja) * | 1982-03-02 | 1983-09-07 | 日本電気株式会社 | 光パルス受信装置 |
| JPH04207424A (ja) * | 1990-11-30 | 1992-07-29 | Hitachi Ltd | 光受信回路 |
-
1993
- 1993-12-14 JP JP5313799A patent/JP2826456B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07170230A (ja) | 1995-07-04 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19960618 |