JP2825595B2 - Ic化受信装置 - Google Patents

Ic化受信装置

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JP2825595B2
JP2825595B2 JP6397790A JP6397790A JP2825595B2 JP 2825595 B2 JP2825595 B2 JP 2825595B2 JP 6397790 A JP6397790 A JP 6397790A JP 6397790 A JP6397790 A JP 6397790A JP 2825595 B2 JP2825595 B2 JP 2825595B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、高周波信号を受信してベースバンド信号を
出力する受信装置に関するものであり、更に詳しくは、
衛星放送受信回路(或いは該衛星放送受信回路を含むテ
レビジョン信号受信回路)としての、かかる受信装置の
IC化に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の衛星放送受信装置内のフロントエンド(一般に
入力高周波信号をビデオ信号に変換するまでの部分を云
う)は、一般に各回路部をディスクリート部品で構成し
ていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、各回路部をディスクリート部品で構
成していたため、局部発振信号漏洩特性、3次歪特性が
十分ではないという懸念があった。
ここで局部発振信号漏洩というのは、受信回路内の局
部発振信号が、入力部分や出力端子部分などへ漏洩して
しまった妨害波となることを云い、3次歪特性というの
は、入力テレビジョン信号を構成するチャネル同士が相
互変調を起こして妨害波となる特性を云い、いずれも回
路部をディスクリート部品で構成した場合、十分には解
決できない懸念であった。
また、従来技術においては、部品点数が多く、回路が
複雑になるという懸念もあった。
本発明の目的は、上記懸念点を解決し、高周波信号を
受信して、ベースバンド信号を出力する受信装置(例え
ば衛星放送用フロントエンド)を、高周波特性と3次歪
特性に本来的に優れたGaAs(ガリウム砒素)FET(電界
効果トランジスタ)およびSi(シリコン)バイポーラト
ランジスタ等を用いてIC化することにより、局部発振信
号の漏洩が少なく、3次歪特性も十分であるような受信
装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、衛星放送用フロントエンドを、GaAsFET
およびSiバイポーラトランジスタ等を用いてIC化するこ
とにより達成される。このときICは、少なくとも高周波
増幅手段および周波数変換手段を有するIC(以下、RF増
幅・周波数変換IC)と、少なくとも復調手段を有するIC
(以下、復調IC)の2種類とし、増幅・周波数変換ICは
GaAsFETを用いて構成し、復調ICはSiバイポーラトラン
ジスタを用いて構成し、増幅・周波数変換ICの高周波増
幅手段と周波数変換手段との間には不要波抑圧用のフィ
ルタをIC外部の外付けで挿入し、増幅・周波数変換ICと
復調ICの間には、中間周波フィルタを挿入する構成とし
た。さらに、周波数変換手段にイメージ相殺形の周波数
変換回路を用いた。
〔作用〕
GaAsFETはSiバイポーラトランジスタに比べ高周波特
性および歪特性に優れている。したがって、高周波信号
を処理する回路部、すなわち、増幅・周波数変換ICをGa
AsFETを用いて構成することにより、上記特性に優れた
高周波受信回路が得られる。また、復調ICはSiバイポー
ラトランジスタを用いて構成し、増幅・周波数変換ICの
高周波増幅手段と周波数変換手段との間には不要波抑圧
フィルタをIC外部で外付けで挿入し、増幅・周波数変換
ICと復調ICの間には、中間周波フィルタを挿入した構成
とすること、さらに、周波数変換手段にイメージ相殺形
の周波数変換回路を用いることにより、歪特性、局部発
振信号漏洩特性およびイメージ妨害抑圧度特性に優れ、
部品点数の少ない小形の衛星放送用フロントエンドとし
ての高周波受信回路が得られる。
〔実施例〕
以下の説明において、ICは申すまでもなく、Integrat
ed Circuit(集積回路)の略号である。
以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に説明す
る。
第1図は、本発明の第1の実施例を示すブロック図で
ある。本図は、高周波信号を受信してベースバンド信号
を出力する本発明の一実施例としての受信装置を示して
おり、1は入力端子、2はベースバンド信号の出力端
子、3は少なくとも高周波増幅手段および受信高周波信
号を中間周波信号に変換する手段、利得制御手段を有す
るIC(以下、RF増幅・周波数変換IC)、4は中間周波フ
ィルタ、5は少なくとも復調手段を有するIC(以下、復
調IC)である。
第1図に示した衛星放送用受信装置(以下、単にBSフ
ロントエンドと云うことがある)の動作について説明す
る。
入力端子1より入力された1GHz帯(0.9〜1.8GHz)に
ダウンコンバートされた衛星放送信号(以下、単にBS信
号と云うことがある)は、GaAsFETで構成されたRF増幅
・周波数変換IC3内の周波数変換回路により中間周波信
号(以下、単にBS−IF信号と云うことがある)に周波数
変換される。BS−IF信号のレベルは、RF増幅・周波数変
換IC3内の利得制御手段によりBS信号の入力レベルが変
動しても常に一定利得となるよう制御される。BS−IF信
号は、BS−IF信号帯域を通過させる中間周波フィルタ4
を介して、復調IC5に入力される。復調IC5に入力された
BS−IF信号は、復調された後、ビデオ信号および音声信
号として出力端子2より出力される。復調IC5への入力
信号のレベルが、常に一定となるように、復調IC5から
利得制御電圧が、RF増幅・周波数変換IC3内の前記利得
制御手段へ送られ、その利得を制御するわけである。レ
ベル変動が少なければ、復調動作も容易となる。
本受信装置の構成によれば、RF増幅・周波数変換IC3
と復調IC5との間に中間周波フィルタ4を挿入する簡易
な構成で、不要波抑圧特性、局部発振信号漏洩特性に優
れた小形で部品点数の少ないBSフロントエンドが得られ
る。
また、RF増幅・周波数変換IC3をGaAsFETを用いてIC化
した場合は、高周波増幅手段の高周波動作特性、特に、
3次歪特性および逆方向伝達特性が良好であり、周波数
変換回路は、バランスミクサやダブルバランスミクサ等
の、RF信号と局部発振信号とのアイソレーションのよい
回路を、GaAsFETを用いて2GHz帯の周波数までバランス
よく動作させることができており、さらに良好な性能の
BSフロントエンドが得られる。
第2図は、本発明の第2の実施例を示すブロック図で
ある。本実施例は、第1図に示した第1の実施例におけ
る復調IC5のかわりに、利得制御回路29と復調回路30を
有する復調IC6を用いたもので、復調IC6に入力されたBS
−IF信号は、復調IC6の利得制御回路29を介して復調回
路30に入力される。復調回路30に入力されたBS−IF信号
は、復調された後、ビデオ信号および音声信号として出
力端子2より出力される。
復調回路30に入力されるBS−IF信号のレベルは、復調
回路30から出力される利得制御電圧28による制御を受け
たRF増幅・周波数変換IC3内の利得制御手段および復調I
C6内の利得制御回路29により、BS信号の入力レベルが変
動しても常に一定利得となるよう制御される。
本受信装置の構成によれば、RF増幅・周波数変換IC3
と復調IC6との間に中間周波フィルタ4を挿入する簡易
な構成で、不要波抑圧特性、局部発振信号漏洩特性に優
れた小形で部品点数の少ないBSフロントエンドが得られ
る。
また、RF増幅・周波数変換IC3をGaAsFETを用いてIC化
した場合は、高周波増幅手段の高周波動作特性、特に、
3次歪特性および逆方向伝達特性が良好であり、周波数
変換回路は、バランスミクサやダブルバランスミクサ等
の、RF信号と局部発振信号とのアイソレーションのよい
回路を、GaAsFETを用いて2GHz帯の周波数までバランス
よく動作させることができており、さらに良好な性能の
BSフロントエンドが得られる。
第3図は、本発明の第3の実施例を示すブロック図で
ある。本実施例は、第1図に示した第1の実施例におけ
るRF増幅・周波数変換IC3を、高周波増幅回路8、利得
制御回路9、周波数変換回路10、利得制御回路11を用い
て構成し、不要波抑圧フィルタ7をIC外部に外付けで具
備す受信装置である。一般にフィルタは技術的にIC化が
困難である。
入力端子1より入力されたBS信号は、高周波増幅回路
8により増幅され、不要波抑圧フィルタ7によりBS信号
に含まれる不要波を抑圧し、利得制御回路9に入力され
る。利得制御回路9の出力信号は、周波数変換回路10に
よりBS−IF信号に周波数変換される。周波数変換回路10
より出力されたBS−IF信号は利得制御回路11に導入され
た後、中間周波フィルタ4を介して復調IC5に入力され
る。
復調IC5に入力されるBS−IF信号のレベルは、復調IC5
から出力される利得制御電圧28による制御を受けた利得
制御回路9および利得制御回路11により、BS信号の入力
レベルが変動しても常に一定利得となるよう制御され
る。復調IC5に入力されたBS−IF信号は、復調された
後、ビデオ信号および音声信号として出力端子2より出
力される。
本受信装置の構成によれば、RF増幅・周波数変換IC3
と復調IC5との間に中間周波フィルタ4を挿入するとと
もに、RF増幅・周波数変換IC3の高周波増幅回路8と利
得制御回路9との間にIC外部に外付けで具備された不要
波抑圧フィルタ7を挿入する簡易な構成で、不要波抑圧
特性、局部発振信号漏洩特性に優れた小形で部品点数の
少ないBSフロントエンドが得られる。また、RF増幅・周
波数変換IC3をGaAsFETを用いてIC化した場合は、第1の
実施例の説明において記したように、3次歪特性等さら
に良好な特性のBSフロントエンドが得られる。
第4図は、本発明の第4の実施例を示すブロック図で
ある。本実施例は、第1図に示した第1の実施例におけ
るRF増幅・周波数変換IC3を高周波増幅および利得制御
手段を有する利得制御回路12、周波数変換回路10、利得
制御回路11を用いて構成し、不要波抑圧フィルタ7をIC
外部に外付けで具備する受信装置である。
入力端子1より入力されたBS信号は、利得制御回路12
を介して不要波抑圧フィルタ7に導入され、BS信号に含
まれる不要波を抑圧し周波数変換回路10に入力される。
BS信号は周波数変換回路10によりBS−IF信号に周波数変
換される。周波数変換回路10より出力されたBS−IF信号
は、利得制御回路11に導入された後、中間周波フィルタ
4を介して復調IC5に入力される。
復調IC5に入力されるBS−IF信号のレベルは、復調IC5
から出力される利得制御電圧28による制御を受けた利得
制御回路11および利得制御回路12により、BS信号の入力
レベルが変動しても常に一定利得となるよう制御され
る。復調IC5に入力されたBS−IF信号は、復調された
後、ビデオ信号および音声信号として出力端子2より出
力される。
本受信装置の構成によれば、RF増幅・周波数変換IC3
と復調IC5との間に中間周波フィルタ4を挿入するとと
もに、RF増幅・周波数変換IC3の利得制御回路12と周波
数変換回路10との間にIC外部に外付けで具備された不要
波抑圧フィルタ7を挿入する簡易な構成で、不要波抑圧
特性、局部発振信号漏洩特性に優れた小形で部品点数の
少ないBSフロントエンドが得られる。また、RF増幅・周
波数変換IC3をGaAsFETを用いてIC化した場合は、第1の
実施例に記したように、3次歪特性等がさらに良好な特
性のBSフロントエンドが得られる。
第5図は、本発明の第5の実施例を示すブロック図で
ある。本実施例は、第2図に示した第2の実施例におけ
るRF増幅・周波数変換IC3を、高周波増幅回路8、利得
制御回路9、周波数変換回路10、中間周波増幅回路13を
用いて構成し、不要波抑圧フィルタ7をIC外部に外付け
で具備する受信装置である。
入力端子1より入力されたBS信号は、高周波増幅回路
8により増幅され、不要波抑圧フィルタ7によりBS信号
に含まれる不要波を抑圧し、利得制御回路9に入力され
る。利得制御回路9の出力信号は、周波数変換回路10に
よりBS−IF信号に周波数変換される。周波数変換回路10
より出力されたBS−IF信号は中間周波増幅回路13に導入
された後、中間周波フィルタ4を介して復調IC6に入力
される。
復調IC6に入力されるBS−IF信号は、復調IC6の利得制
御回路29を介して復調回路30に入力され、復調された
後、ビデオ信号および音声信号として出力端子2より出
力される。復調IC6の復調回路30に入力されるBS−IF信
号のレベルは、復調回路30から出力される利得制御電圧
28による制御を受けた利得制御回路9および復調IC6内
の利得制御回路29により、BS信号の入力レベルが変動し
ても常に一定利得となるよう制御される。
本受信装置の構成によれば、RF増幅・周波数変換IC3
と復調IC6との間に中間周波フィルタ4を挿入するとと
もに、RF増幅・周波数変換IC3の高周波増幅回路8と利
得制御回路9との間にIC外部に外付けで具備された不要
波抑圧フィルタ7を挿入する簡易な構成で、不要波抑圧
特性、局部発振信号漏洩特性に優れた小形で部品点数の
少ないBSフロントエンドが得られる。また、RF増幅・周
波数変換IC3をGaAsFETを用いてIC化した場合は、第1の
実施例の説明において記したように、3次歪特性等さら
に良好な特性のBSフロントエンドが得られる。
第6図は、本発明の第6の実施例を示すブロック図で
ある。本実施例は、第2図に示した第2の実施例におけ
るRF増幅・周波数変換IC3を、利得制御回路12、周波数
変換回路10、中間周波増幅回路13を用いて構成し、不要
波抑圧フィルタ7をIC外部に外付けで具備する受信装置
である。
入力端子1より入力されたBS信号は、利得制御回路12
を介して不要波抑圧フィルタ7に導入され、BS信号に含
まれる不要波を抑圧し周波数変換回路10に入力される。
BS信号は周波数変換回路10によりBS−IF信号に周波数変
換される。周波数変換回路10より出力されたBS−IF信号
は中間周波増幅回路13に導入された後、中間周波フィル
タ4を介して復調IC6に入力される。
復調IC6に入力されるBS−IF信号は、復調IC6の利得制
御回路29を介して復調回路30に入力され、復調された
後、ビデオ信号および音声信号として出力端子2より出
力される。復調IC6の復調回路30に入力されるBS−IF信
号のレベルは、復調回路30から出力される利得制御電圧
28による制御を受けた利得制御回路12および復調IC6の
利得制御回路29により、BS信号の入力レベルが変動して
も常に一定利得となるよう制御される。
本受信装置の構成によれば、RF増幅・周波数変換IC3
と復調IC6との間に中間周波フィルタ4を挿入するとと
もに、RF増幅・周波数変換IC3の利得制御回路12と周波
数変換回路10との間にIC外部に外付けで具備された不要
波抑圧フィルタ7を挿入する簡易な構成で、不要波抑圧
特性、局部発振信号漏洩特性に優れた小形で部品点数の
少ないBSフロントエンドが得られる。また、RF増幅・周
波数変換IC3をGaAsFETを用いてIC化した場合は、第1の
実施例の説明において記したように、3次歪特性等がさ
らに良好な特性のBSフロントエンドが得られる。
第7図は、本発明の第7の実施例を示すブロック図で
ある。本実施例は、第3図に示した第3の実施例におけ
るRF増幅・周波数IC3内の周波数変換回路10に、イメー
ジ相殺形周波数変換器を用いた受信装置である。
以下、イメージ相殺形周波数変換器の構成と動作につ
いて説明する。
第7図において、14は局部発振器、15は電力分配器、
16は90゜広帯域移相器、17は90゜合成器、18および19は
ミクサ回路である。
電力分配器15により等分されたBS信号は、各々ミクサ
回路18およびミクサ回路19に入力される。各部発振器14
より出力される発振信号は、90゜広帯域移相器16を介し
て90゜の位相差をもつ2信号に分配され、各々a点,b点
を通してミクサ回路19およびミクサ回路18に入力され
る。ミクサ回路18およびミクサ回路19に混合された信号
は、各々c点,d点を通り90゜合成器に入力される。90゜
合成器により合成された信号はe点を通り、利得制御回
路11に入力される。
ここで、各点における信号の位相関係を説明する。電
力分配器15に入力されるBS信号e1を e1=Es sin Wst ……(1) となる。また、b点を通りミクサ回路18に入力される局
部発信信号eL1を eL1=EL cos WLt ……(2) とし、a点を通りミクサ回路19に入力される局部発信信
号eL2を eL2=EL sin WLt ……(3) とし、eL1とeL2の位相差は90゜である。発生するイメー
ジ信号eIMは入力されるBS信号e1と同相とし eIM=EIM sin WIMt ……(4) ただし、 WIM=2WL−WS ……(5) とする。ここでは、中間周波数がBS信号より低い場合を
考え、混合された周波数成分のうち和成分は除外する。
以下、位相成分に注目し(1)〜(4)式の位相成分の
みを考える。
ミクサ回路18では(1)式と(2)式、(4)式と
(2)式を混合し、差の周波数成分に着目すると次式で
示される周波数変換が行われる。
sin Wst×cos WLt⇒sin(WL−Ws)t ……(6) sin WIMt×cos WLt⇒sin(WL−WIM)t =−sin(WL−Ws)t ……(7) となる。
一方、ミクサ回路19では(1)式と(3)式、(4)
式と(3)式を混合し、 sin Wst×sin WLt⇒cos(WL−Ws)t ……(8) sin WIMt×sin WLt⇒cos(WL−WIM)t =cos(WL−Ws)t ……(9) となる。
図中c点,d点での中間周波信号とイメージ信号の位相
関係、すなわち上記(6)〜(9)式の位相関係を第16
図に示す。第16図において、24はc点での中間周波信号
の位相、25はc点でのイメージ信号の位相、26はd点で
の中間周波信号の位相、27はd点での中間周波信号の位
相である。
第16図に示すような位相関係をもつ信号は、90゜合成
器に入力される。90゜合成器ではイメージ信号を相殺す
るようにc点またはd点を通る信号のどちらか一方を90
゜移相した後、各信号を合成する。図中e点での各信号
の位相関係を第17図に示す。第17図では、d点を通る信
号を90゜移相した後、各信号を合成した場合である。イ
メージ信号(25′と27′)は逆相となり打ち消しあい、
中間周波信号(24′と26′)のみを取り出すことができ
る。以上の説明ではBS信号とイメージ信号が同相の場合
であったが、BS信号とイメージ信号の移相差が任意の場
合においても同様なイメージ相殺動作が行われる。
本受信装置の構成によれば、第3図に示した第3の実
施例における特徴に加え、RF増幅・周波数変換IC3の周
波数変換回路10に、イメージ相殺形周波数変換器を用い
たことにより、不要波抑圧特性がさらに良好な、小形で
部品点数の少ないBSフロントエンドが得られる。
第8図は、本発明の第8の実施例を示すブロック図で
ある。本実施例は、第4図に示した第4の実施例におけ
るRF増幅・周波数変換IC3の周波数変換回路10に、イメ
ージ相殺形周波数変換器を用いた受信装置である。
受信装置全体の動作は、第4図に示した第4の実施例
に記載したとうりであり、イメージ相殺形周波数変換器
の動作は、第7図に示した第7の実施例に記載したとう
りである。
本受信装置の構成によれば、第4図に示した第4の実
施例における特徴に加え、RF増幅・周波数変換IC3の周
波数変換回路10に、イメージ相殺形周波数変換器を用い
たことにより、不要波抑圧特性がさらに良好な、小形で
部分点数の少ないBSフロントエンドが得られる。
第9図は、本発明の第9の実施例を示すブロック図で
ある。本実施例は、第5図に示した第5の実施例におけ
るRF増幅・周波数変換IC3の周波数変換回路10に、イメ
ージ相殺形周波数変換器を用いた受信装置である。
受信装置全体の動作は、第5図に示した第5の実施例
に記載したとうりであり、イメージ相殺形周波数変換器
の動作は、第7図に示した第7の実施例に記載したとう
りである。
本受信装置の構成によれば、第5図に示した第5の実
施例における特徴に加え、RF増幅・周波数変換IC3の周
波数変換回路10に、イメージ相殺形周波数変換器を用い
たことにより、不要波抑圧特性がさらに良好な、小形で
部分点数の少ないBSフロントエンドが得られる。
第10図は、本発明の第10の実施例を示すブロック図で
ある。本実施例は、第6図に示した第6の実施例におけ
るRF増幅・周波数変換IC3の周波数変換回路10に、イメ
ージ相殺形周波数変換器を用いた受信装置である。
受信装置全体の動作は、第6図に示した第6の実施例
に記載したとうりであり、イメージ相殺形周波数変換器
の動作は、第7図に示した第7の実施例に記載したとう
りである。
本受信装置の構成によれば、第6図に示した第6の実
施例における特徴に加え、RF増幅・周波数変換IC3の周
波数変換回路10に、イメージ相殺形周波数変換器を用い
たことにより、不要波抑圧特性がさらに良好な、小形で
部分点数の少ないBSフロントエンドが得られる。
第11図は、本発明の第11の実施例を示すブロック図で
ある。同図において、20および21は中間周波増幅回路、
22は90゜合成手段とBS−IF信号帯域を通過させる手段を
有する2入力1出力の中間周波フィルタである。中間周
波フィルタ22は例えば、特開昭60−97731号公報の第3
図および第4図に示されるような、音響表面波装置(SA
W)である。
以下、構成および動作について説明する。入力端子1
からc点およびd点までの回路構成および動作は、第9
図に示した第9の実施例に記載したとうりである。c点
を通る信号は中間周波増幅回路20に入力される。同様
に、d点を通る信号は中間周波増幅回路21に入力され
る。中間周波増幅回路20および中間周波増幅回路21の出
力信号は、RF増幅・周波数変換IC3の外部に構成された
中間周波フィルタ22に入力される。
c点を通る信号およびd点を通る信号は、中間周波フ
ィルタ22において、第7図に示した第7の実施例に記載
したように、イメージ信号を相殺するよう90゜合成した
後、BS−IF信号帯域のみが通過して復調IC6に入力され
る。復調IC6に入力されたBS−IF信号は復調IC6において
復調された後、ビデオ信号および音声信号として出力端
子2より出力される。
本受信装置の構成によれば、RF増幅・周波数変換IC3
と復調IC5との間に中間周波フィルタ22を挿入するとと
もに、RF増幅・周波数変換IC3の高周波増幅回路8と利
得制御回路9との間にIC外部に外付けで具備された不要
波抑圧フィルタ7を挿入する簡易な構成で、不要波抑圧
特性、局部発振信号漏洩特性に優れた小形で部品点数の
少ないBSフロントエンドが得られる。また、RF増幅・周
波数変換IC3をGaAsFETを用いてIC化した場合は、第1図
に示した第1の実施例に記したように、3次歪特性等さ
らに良好な特性のBSフロントエンドが得られる。さら
に、周波数変換回路にイメージ相殺形周波数変換器を用
いたことにより、不要波抑圧特性がさらに良好な小形で
部品点数の少ないBSフロントエンドが得られる。
第12図は、本発明の第12の実施例を示すブロック図で
ある。本図において、入力端子1からc点およびd点ま
での回路構成および動作は第10図に示した第10の実施例
に記載したとうり、c点およびd点からベースバンド出
力端子2までの回路構成および動作は、第11図に示した
第11の実施例に記載したとうりである。
本受信装置の構成によれば、RF増幅・周波数変換IC3
と復調IC5との間に中間周波フィルタ22を挿入するとと
もに、RF増幅・周波数変換IC3の利得制御回路12と電力
分配器15との間に、IC外部に外付けで具備された不要波
抑圧フィルタ7を挿入する簡易な構成で、不要波抑圧特
性、局部発振信号漏洩特性に優れた小形で部品点数の少
ないBSフロントエンドが得られる。
また、RF増幅・周波数変換IC3をGaAsFETを用いてIC化
した場合は、第1図に示した第1の実施例に記したよう
に、3次歪特性等さらに良好な特性のBSフロントエンド
が得られる。さらに、周波数変換回路にイメージ相殺形
周波数変換器を用いたことより、不要波抑圧特性がさら
に良好な小形で部品点数の少ないBSフロントエンドが得
られる。
第13図は、本発明の第13の実施例を示すブロック図で
ある。同図において、23は90゜合成手段とBS−IF信号帯
域を通過させる手段および増幅手段を有する2入力1出
力の中間周波フィルタであり、第9図に示した第9の実
施例に記載した90゜合成器17、中間周波増幅回路13、中
間周波フィルタ4をRF増幅・周波数変換IC3の外部に構
成したものと同様である。したがって、本受信装置の特
徴は第9図に示した第9の実施例と同様である。
第14図は、本発明の第14の実施例を示すブロック図で
ある。同図において、23は90゜合成手段とBS−IF信号帯
域を通過させる手段および増幅手段を有する2入力1出
力の中間周波フィルタであり、第10図に示した第10の実
施例に記載した90゜合成器17、中間周波増幅回路13、中
間周波フィルタ4をRF増幅・周波数変換IC3の外部に外
付けで構成したものと同様である。したがって、本受信
装置の特徴は、第10図に示した第10の実施例と同様であ
る。
第15図は、本発明の第15の実施例を示すブロック図で
ある。同図は、第7図に示した第7の実施例における局
部発振器14をRF増幅・周波数変換IC3の外部に構成した
受信装置である。受信装置の動作及び特徴は第7図に示
した第7の実施例と同様である。
また、第8〜14の実施例(第8図〜第14図)における
局部発振器14をRF増幅・周波数変換IC3の外部に構成し
た場合も、その動作および特徴は各々第8〜14の実施例
に記載したそれと同じである。
〔発明の効果〕
本発明によれば、高周波信号を受信して、ベースバン
ド信号を出力する受信装置(例えば衛星放送用フロント
エンド)を、高周波特性と3次歪特性に本来的に優れた
GaAs(ガリウム砒素)FET(電界効果トランジスタ)お
よびSi(シリコン)バイポーラトランジスタ等を用いて
IC化することにより、局部発振信号の漏洩が少なく、3
次歪特性も十分であるような受信装置を提供できるとい
う利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第15図はそれぞれ本発明の一実施例を示すブ
ロック図、第16図および第17図はイメージ相殺形周波数
変換の動作原理を示す位相ベクトル図、である。 符号の説明 1……入力端子、2……ベースバンド出力端子、3……
RF増幅・周波数変換IC、4,7,22,23……フィルタ、5,6…
…復調IC、8……高周波増幅回路、9,11,12,29……利得
制御回路、10……周波数変換回路、13,20,22……中間周
波増幅回路、14……局部発振回路、15……電力分配器、
16……広帯域移相器、17……90゜合成器、18,19……ミ
クサ回路、28……利得制御電圧、30……復調回路。

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高周波信号を受信してベースバンド信号を
    出力する受信装置において、 受信高周波信号の入力される入力端子(1)と、 該入力端子(1)からの入力高周波信号を増幅する高周
    波増幅回路と増幅後の該入力高周波信号を中間周波信号
    に変換する変換回路と変換された該中間周波信号を増幅
    する中間周波増幅回路とこれら信号経路の何れかに挿入
    接続された利得制御回路とを少なくとも含む第1のIC
    (3)と、 前記第1のIC(3)の出力信号を入力される第1のフィ
    ルタ(4)と、 前記第1のフィルタ(4)の出力信号を入力され復調し
    てベースバンド信号として出力する復調回路を少なくと
    も含むと共に、該復調回路への入力信号のレベルが一定
    になるように前記第1のIC(3)における前記利得制御
    回路へ利得制御信号(28)を送出する第2のIC(5)
    と、 前記第2のIC(5)からの出力であるベースバンド信号
    を受信して他へ出力するための出力端子(2)と、を具
    備して成ることを特徴とするIC化受信装置。
  2. 【請求項2】高周波信号を受信してベースバンド信号を
    出力する受信装置において、 受信高周波信号の入力される入力端子(1)と、 該入力端子(1)からの入力高周波信号を増幅する高周
    波増幅回路と増幅後の該入力高周波信号を中間周波信号
    に変換する変換回路と変換された該中間周波信号を増幅
    する中間周波増幅回路とこれら信号経路の何れかに挿入
    接続された第1の利得制御回路とを少なくとも含む第1
    のIC(3)と、 前記第1のIC(3)の出力信号を入力される第1のフィ
    ルタ(4)と、 前記第1のフィルタ(4)の出力信号を入力されその利
    得を制御して出力する第2の利得制御回路(29)と、該
    第2の利得制御回路(29)からの出力信号を入力され復
    調してベースバンド信号として出力する復調回路(30)
    と、を少なくとも含むと共に、該復調回路(30)への入
    力信号のレベルが一定になるように前記第1および第2
    の利得制御回路へ利得制御信号(28)を送出する第2の
    IC(6)と、 前記第2のIC(6)からの出力であるベースバンド信号
    を受信して他へ出力するための出力端子(2)と、を具
    備して成ることを特徴とするIC化受信装置。
  3. 【請求項3】高周波信号を受信してベースバンド信号を
    出力する受信装置において、 受信高周波信号の入力される入力端子(1)と、 該入力端子(1)からの入力高周波信号を増幅する高周
    波増幅回路(8)と、入力信号の利得を制御して出力す
    る第1の利得制御回路(9)と、該第1の利得制御回路
    (9)からの高周波信号を入力され中間周波信号に変換
    して出力する周波数変換回路(10)と、変換された該中
    間周波信号を入力信号としてその利得を制御して出力す
    る第2の利得制御回路(11)と、を少なくとも含む第1
    のIC(3)と、 前記第1のIC(3)の外にあって、該第1のIC(3)に
    おける前記高周波増幅回路(8)の出力側と前記第1の
    利得制御回路(9)の入力側との間を接続する不要波抑
    圧フィルタとしての第1のフィルタ(7)と、 前記第1のIC(3)の出力信号である中間周波信号を入
    力されて選択する固定フィルタとしての第2のフィルタ
    (4)と、 前記第2のフィルタ(4)の出力信号を入力され復調し
    てベースバンド信号として出力する復調回路を少なくと
    も含むと共に、該復調回路への入力信号のレベルが一定
    になるように前記第1のIC(3)における前記第1およ
    び第2の利得制御回路(9,11)へ利得制御信号(28)を
    送出する第2のIC(5)と、 前記第2のIC(5)からの出力であるベースバンド信号
    を受信して他へ出力するための出力端子(2)と、を具
    備して成ることを特徴とするIC化受信装置。
  4. 【請求項4】高周波信号を受信してベースバンド信号を
    出力する受信装置において、 受信高周波信号の入力される入力端子(1)と、 該入力端子(1)からの入力高周波信号の利得を制御し
    て出力する第1の利得制御回路(12)と、高周波信号を
    入力され中間周波信号に変換して出力する周波数変換回
    路(10)と、変換された該中間周波信号を入力信号とし
    てその利得を制御して出力する第2の利得制御回路(1
    1)と、を少なくとも含む第1のIC(3)と、 前記第1のIC(3)の外にあって、該第1のIC(3)に
    おける前記第1の利得制御回路(12)の出力側と前記周
    波数変換回路(10)の入力側との間を接続する不要波抑
    圧フィルタとしての第1のフィルタ(7)と、 前記第1のIC(3)の出力信号である中間周波信号を入
    力されて選択する固定フィルタとしての第2のフィルタ
    (4)と、 前記第2のフィルタ(4)の出力信号を入力され復調し
    てベースバンド信号として出力する復調回路を少なくと
    も含むと共に、該復調回路への入力信号のレベルが一定
    になるように前記第1のIC(3)における前記第1およ
    び第2の利得制御回路(12,11)へ利得制御信号(28)
    を送出する第2のIC(5)と、 前記第2のIC(5)からの出力であるベースバンド信号
    を受信して他へ出力するための出力端子(2)と、を具
    備して成ることを特徴とするIC化受信装置。
  5. 【請求項5】高周波信号を受信してベースバンド信号を
    出力する受信装置において、 受信高周波信号の入力される入力端子(1)と、 該入力端子(1)からの入力高周波信号を増幅する高周
    波増幅回路(8)と、入力信号の利得を制御して出力す
    る第1の利得制御回路(9)と、該第1の利得制御回路
    (9)からの高周波信号を入力され中間周波信号に変換
    して出力する周波数変換回路(10)と、変換された該中
    間周波信号を増幅して出力する中間周波増幅回路(13)
    と、を少なくとも含む第1のIC(3)と、 前記第1のIC(3)の外にあって、該第1のIC(3)に
    おける前記高周波増幅回路(8)の出力側と前記第1の
    利得制御回路(9)の入力側との間を接続する不要波抑
    圧フィルタとしての第1のフィルタ(7)と、 前記第1のIC(3)の出力信号である中間周波信号を入
    力されて選択する固定フィルタとしての第2のフィルタ
    (4)と、 前記第2のフィルタ(4)の出力信号を入力されその利
    得を制御して出力する第2の利得制御回路(29)と、該
    第2の利得制御回路(29)からの出力信号を入力され復
    調してベースバンド信号として出力する復調回路(30)
    と、を少なくとも含むと共に、該復調回路(30)への入
    力信号のレベルが一定になるように前記第1および第2
    の利得制御回路へ利得制御信号(28)を送出する第2の
    IC(6)と、 前記第2のIC(6)からの出力であるベースバンド信号
    を受信して他へ出力するための出力端子(2)と、を具
    備して成ることを特徴とするIC化受信装置。
  6. 【請求項6】高周波信号を受信してベースバンド信号を
    出力する受信装置において、 受信高周波信号の入力される入力端子(1)と、 該入力端子(1)からの入力高周波入力信号の利得を制
    御して出力する第1の利得制御回路(12)と、高周波信
    号を入力され中間周波信号に変換して出力する周波数変
    換回路(10)と、変換された該中間周波信号を増幅して
    出力する中間周波増幅回路(13)と、を少なくとも含む
    第1のIC(3)と、 前記第1のIC(3)の外にあって、該第1のIC(3)に
    おける前記第1の利得制御回路(12)の出力側と前記周
    波数変換回路(10)の入力側との間を接続する不要波抑
    圧フィルタとしての第1のフィルタ(7)と、 前記第1のIC(3)の出力信号である中間周波信号を入
    力されて選択する固定フィルタとしての第2のフィルタ
    (4)と、 前記第2のフィルタ(4)の出力信号を入力されその利
    得を制御して出力する第2の利得制御回路(29)と、該
    第2の利得制御回路(29)からの出力信号を入力され復
    調してベースバンド信号として出力する復調回路(30)
    と、を少なくとも含むと共に、該復調回路(30)への入
    力信号のレベルが一定になるように前記第1および第2
    の利得制御回路へ利得制御信号(28)を送出する第2の
    IC(6)と、 前記第2のIC(6)からの出力であるベースバンド信号
    を受信して他へ出力するための出力端子(2)と、を具
    備して成ることを特徴とするIC化受信装置。
  7. 【請求項7】請求項3に記載のIC化受信装置において、
    前記周波数変換回路(10)が、 前記第1の利得制御回路(9)からの出力信号を入力さ
    れて2端子に分配して出力する電力分配器(15)と、局
    部発振回路(14)と、該局部発振回路(14)の発振出力
    を入力され2端子に分配して出力すると共に、各々の端
    子に分配された各信号間の相対位相差をほぼ90゜に保つ
    広帯域90゜位相器(16)と、前記電力分配器(15)の一
    方の端子に分配された出力信号と前記広帯域90゜位相器
    (16)の一方の端子に分配された出力信号とを入力され
    混合して出力する第1のミクサ回路(18)と、前記電力
    分配器(15)の他方の端子に分配された出力信号と前記
    広帯域90゜位相器(16)の他方の端子に分配された出力
    信号とを入力され混合して出力する第2のミクサ回路
    (19)と、前記第1および第2のミクサ回路の各出力信
    号を入力され前記中間周波信号を出力して前記第2の利
    得制御回路(11)へ供給する90゜合成器(17)と、から
    成ることを特徴とするIC化受信装置。
  8. 【請求項8】請求項4に記載のIC化受信装置において、
    前記周波数変換回路(10)が、 前記第1のフィルタ(7)からの出力信号を入力されて
    2端子に分配して出力する電力分配器(15)と、局部発
    振回路(14)と、該局部発振回路(14)の発振出力を入
    力され2端子に分配して出力すると共に、各々の端子に
    分配された各信号間の相対位相差をほぼ90゜に保つ広帯
    域90゜位相器(16)と、前記電力分配器(15)の一方の
    端子に分配された出力信号と前記広帯域90゜位相器(1
    6)の一方の端子に分配された出力信号とを入力され混
    合して出力する第1のミクサ回路(18)と、前記電力分
    配器(15)の他方の端子に分配された出力信号と前記広
    帯域90゜位相器(16)の他方の端子に分配された出力信
    号とを入力され混合して出力する第2のミクサ回路(1
    9)と、前記第1および第2のミクサ回路の各出力信号
    を入力され前記中間周波信号を出力して前記第2の利得
    制御回路(11)へ供給する90゜合成器(17)と、から成
    ることを特徴とするIC化受信装置。
  9. 【請求項9】請求項5に記載のIC化受信装置において、
    前記周波数変換回路(10)が、 前記第1の利得制御回路(9)からの出力信号を入力さ
    れて2端子に分配して出力する電力分配器(15)と、局
    部発振回路(14)と、該局部発振回路(14)の発振出力
    を入力され2端子に分配して出力すると共に、各々の端
    子に分配された各信号間の相対位相差をほぼ90゜に保つ
    広帯域90゜位相器(16)と、前記電力分配器(15)の一
    方の端子に分配された出力信号と前記広帯域90゜位相器
    (16)の一方の端子に分配された出力信号とを入力され
    混合して出力する第1のミクサ回路(18)と、前記電力
    分配器(15)の他方の端子に分配された出力信号と前記
    広帯域90゜位相器(16)の他方の端子に分配された出力
    信号とを入力され混合して出力する第2のミクサ回路
    (19)と、前記第1および第2のミクサ回路の各出力信
    号を入力され前記中間周波信号を出力して前記中間周波
    増幅回路(13)へ供給する90゜合成器(17)と、から成
    ることを特徴とするIC化受信装置。
  10. 【請求項10】請求項6に記載のIC化受信装置におい
    て、前記周波数変換回路(10)が、 前記第1のフィルタ(7)からの出力信号を入力されて
    2端子に分配して出力する電力分配器(15)と、局部発
    振回路(14)と、該局部発振回路(14)の発振出力を入
    力され2端子に分配して出力すると共に、各々の端子に
    分配された各信号間の相対位相差をほぼ90゜に保つ広帯
    域90゜位相器(16)と、前記電力分配器(15)の一方の
    端子に分配された出力信号と前記広帯域90゜位相器(1
    6)の一方の端子に分配された出力信号とを入力され混
    合して出力する第1のミクサ回路(18)と、前記電力分
    配器(15)の他方の端子に分配された出力信号と前記広
    帯域90゜位相器(16)の他方の端子に分配された出力信
    号とを入力され混合して出力する第2のミクサ回路(1
    9)と、前記第1および第2のミクサ回路の各出力信号
    を入力され前記中間周波信号を出力して前記中間周波増
    幅回路(13)へ供給する90゜合成器(17)と、から成る
    ことを特徴とするIC化受信装置。
  11. 【請求項11】高周波信号を受信してベースバンド信号
    を出力する受信装置において、 受信高周波信号の入力される入力端子(1)と、 前記入力端子(1)からの入力高周波信号を増幅する高
    周波増幅回路(8)と、第1の利得制御回路(9)と、
    該第1の利得制御回路(9)からの出力信号を入力され
    て2端子に分配して出力する電力分配器(15)と、局部
    発振回路(14)と、該局部発振回路(14)の発振出力を
    入力され2端子に分配して出力すると共に、各々の端子
    に分配された各信号間の相対位相差をほぼ90゜に保つ広
    帯域90゜位相器(16)と、前記電力分配器(15)の一方
    の端子に分配された出力信号と前記広帯域90゜位相器
    (16)の一方の端子に分配された出力信号とを入力され
    混合して出力する第1のミクサ回路(18)と、前記電力
    分配器(15)の他方の端子に分配された出力信号と前記
    広帯域90゜位相器(16)の他方の端子に分配された出力
    信号とを入力され混合して出力する第2のミクサ回路
    (19)と、前記第1のミクサ回路(18)からの中間周波
    信号を入力され増幅して出力する第1の中間周波増幅回
    路(20)と、前記第2のミクサ回路(19)からの中間周
    波信号を入力され増幅して出力する第2の中間周波増幅
    回路(21)と、を少なくとも含む第1のIC(3)と、 前記第1のIC(3)の外にあって、該第1のIC(3)に
    おける前記高周波増幅回路(8)の出力側と前記第1の
    利得制御回路(9)の入力側との間を接続する不要波抑
    圧フィルタとしての第1のフィルタ(7)と、 前記第1および第2の中間周波増幅回路(20,21)から
    の出力信号を入力され、90゜合成すると共に、中間周波
    信号を選択して出力する第2のフィルタ(22)と、 前記第2のフィルタ(22)の出力信号を入力されその利
    得を制御して出力する第2の利得制御回路(29)と、該
    第2の利得制御回路(29)からの出力信号を入力され復
    調してベースバンド信号として出力する復調回路(30)
    と、を少なくとも含むと共に、該復調回路(30)への入
    力信号のレベルが一定になるように前記第1および第2
    の利得制御回路へ利得制御信号(28)を送出する第2の
    IC(6)と、 前記第2のIC(6)からの出力であるベースバンド信号
    を受信して他へ出力するための出力端子(2)と、を具
    備して成ることを特徴とするIC化受信装置。
  12. 【請求項12】高周波信号を受信してベースバンド信号
    を出力する受信装置において、 受信高周波信号の入力される入力端子(1)と、 前記入力端子(1)からの高周波入力信号の利得を制御
    して出力する第1の利得制御回路(12)と、高周波入力
    信号を入力されて2端子に分配して出力する電力分配器
    (15)と、局部発振回路(14)と、該局部発振回路(1
    4)の発振出力を入力され2端子に分配して出力すると
    共に、各々の端子に分配された各信号間の相対位相差を
    ほぼ90゜に保つ広帯域90゜位相器(16)と、前記電力分
    配器(15)の一方の端子に分配された出力信号と前記広
    帯域90゜位相器(16)の一方の端子に分配された出力信
    号とを入力され混合して出力する第1のミクサ回路(1
    8)と、前記電力分配器(15)の他方の端子に分配され
    た出力信号と前記広帯域90゜位相器(16)の他方の端子
    に分配された出力信号とを入力され混合して出力する第
    2のミクサ回路(19)と、前記第1のミクサ回路(18)
    からの中間周波信号を入力され増幅して出力する第1の
    中間周波増幅回路(20)と、前記第2のミクサ回路(1
    9)からの中間周波信号を入力され増幅して出力する第
    2の中間周波増幅回路(21)と、を少なくとも含む第1
    のIC(3)と、 前記第1のIC(3)の外にあって、該第1のIC(3)に
    おける前記第1の利得制御回路(12)の出力側と前記電
    力分配器(15)の入力側との間を接続する不要波抑圧フ
    ィルタとしての第1のフィルタ(7)と、 前記第1および第2の中間周波増幅回路(20,21)から
    の出力信号を入力され、90゜合成すると共に、中間周波
    信号を選択して出力する第2のフィルタ(22)と、 前記第2のフィルタ(22)の出力信号を入力されその利
    得を制御して出力する第2の利得制御回路(29)と、該
    第2の利得制御回路(29)からの出力信号を入力され復
    調してベースバンド信号として出力する復調回路(30)
    と、を少なくとも含むと共に、該復調回路(30)への入
    力信号のレベルが一定になるように前記第1および第2
    の利得制御回路へ利得制御信号(28)を送出する第2の
    IC(6)と、 前記第2のIC(6)からの出力であるベースバンド信号
    を受信して他へ出力するための出力端子(2)と、を具
    備して成ることを特徴とするIC化受信装置。
  13. 【請求項13】請求項11に記載のIC化受信装置におい
    て、前記第1および第2の中間周波増幅回路(20,21)
    を除去して回路をスルーに接続したことを特徴とするIC
    化受信装置。
  14. 【請求項14】請求項12に記載のIC化受信装置におい
    て、前記第1および第2の中間周波増幅回路(20,21)
    を除去して回路をスルーに接続したことを特徴とするIC
    化受信装置。
  15. 【請求項15】請求項1乃至14の中の任意の一つに記載
    のIC化受信装置において、前記局部発振回路(14)を前
    記第1のIC(3)の外に配置して外付けとしたことを特
    徴とするIC化受信装置。
  16. 【請求項16】請求項11又は12に記載のIC化受信装置に
    おいて、前記第2のフィルタ(22)が、前記第1の中間
    周波増幅回路(20)の出力信号の伝播路長と前記第2の
    中間周波増幅回路(21)の出力信号の伝播路長との差
    を、前記中間周波信号の位相の90゜に相当する長さに設
    定した電極指構造の弾性表面波素子により構成されたフ
    ィルタから成ることを特徴とするIC化受信装置。
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