JP2825431B2 - ミシンの釜部の駆動伝達装置 - Google Patents

ミシンの釜部の駆動伝達装置

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JP2825431B2
JP2825431B2 JP6059186A JP5918694A JP2825431B2 JP 2825431 B2 JP2825431 B2 JP 2825431B2 JP 6059186 A JP6059186 A JP 6059186A JP 5918694 A JP5918694 A JP 5918694A JP 2825431 B2 JP2825431 B2 JP 2825431B2
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    • D05B57/00Loop takers, e.g. loopers
    • D05B57/30Driving-gear for loop takers

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  • Textile Engineering (AREA)
  • Sewing Machines And Sewing (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ミシンにおいて、モー
タに連動して全回転する上軸(主軸)等の回転軸から駆
動力を伝達して、釜部に半回転等の揺動運動を行わせる
ための駆動伝達装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ミシンにおいて、全回転する上軸からの
駆動力により、揺動運動の反復による半回転を釜部に行
わせるための駆動伝達装置が備えられている。このよう
な駆動伝達装置として従来から、図9と図10に示すよ
うな半回転伝達機構がある。
【0003】先ず、図9の例において、81は上軸、8
2は連結ロッド、83は大振子、84は出力軸(下
軸)、85は釜部である。即ち、上軸81にプーリ81
aが装着されてクランク部81bが設けられており、こ
のクランク部81bに連結ロッド82の上端部が連結さ
れて、連結ロッド82の下端部は大振子83に設けたレ
バー部83aに連結されている。
【0004】そして、大振子83に設けた歯車83bに
下軸84に設けた歯車84aが噛み合っていて、この下
軸84の端部に釜部85が装着されている。この釜部8
5は、大釜85aおよび中釜押え85b等で構成されて
いて、既知のようにその内部にボビンケース、ボビン、
中釜、ドライバーが収容されている。
【0005】また、図10の例において、91は上軸、
92は連結ロッド、93は大振子、94は出力軸(下軸
(A))、95は釜部(A)、96は下下軸、97は出
力軸(下軸(B))、98は釜部(B)である。即ち、
上軸91に設けたクランク部91bに連結ロッド92の
上端部が連結されて、連結ロッド92の下端部が大振子
93に設けたレバー部93aに連結されており、この大
振子93に設けた歯車93bに下軸(A)94に設けた
歯車94aが噛み合っていて、この下軸(A)94の端
部に釜部(A)95が装着されている。
【0006】さらに、大振子93の歯車93bに下下軸
96に設けた歯車96aが噛み合っている。そして、こ
の下下軸96の端部に設けた歯車(1)96bに下軸
(B)97に設けた歯車(2)97aが噛み合ってい
て、この下軸(B)97の端部に釜部(B)98が装着
されている。この釜部(B)98は前記釜部(A)95
と対向配置されており、従って、ミシンは2本針を用い
るものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような従来の釜部の駆動伝達装置では、次のような問題
があった。
【0008】(1)図9の例の場合、下軸84が長くな
ると、軸がたわんだり、半回転のため、歯車84a部と
釜部85との間でたわみや、ねじれを生じたりする。ま
た、下軸84を太くすることによって、たわみや、ねじ
れを抑えることはできるが、その分、重量が増して、半
回転においてのイナーシャの増大になり、歯車音や、振
動が増えてしまう。
【0009】図10の例のように、大振子93の歯車9
3bと、96aのように長い歯車を持つ下下軸96とを
組み合わせることによって、軸方向にスライドさせるこ
とができるが、歯車96aのように長くなると、重くな
り、半回転によるイナーシャが増える。
【0010】図11の例の場合、下下軸96に、図12
(a),(b)に示すスリーブ99またはカップリング
100より成る接続部材101を設けると、その軸方向
にスライドさせることができるが、スリーブ99または
カップリング100を用いると、重量が増し、イナーシ
ャが増える。
【0011】(2)図9の例のように、上軸(全回転)
→大振子(揺動)→下軸(半回転)で、半回転を得る軸
が出力軸となっている場合で、特に出力軸が長いもので
もなければ、歯車の負荷(イナーシャ等)や歯車音、下
軸のねじれも少ない。ところが、図10の例のように、
上軸(全回転)→大振子(揺動)→下下軸(半回転)→
歯車(1)(半回転)→歯車(2)(半回転)で、半回
転を得た軸(下下軸)からさらに別の軸(下軸(B))
に半回転を伝達しようとすると、半回転伝達機構の質量
が増大することから、半回転によるイナーシャが大きく
なり、また、下下軸のように長い軸を用いるので、それ
が下下軸のねじれにも影響し、歯車音や振動が増してし
まう。
【0012】そこで、本発明の目的は、上軸等の回転軸
のどこからでも回転が取り出せて、その回転が伝達され
る駆動伝達軸および出力軸の軸方向への移動を可能とす
るとともに、半回転等の揺動が逆になって反復する時の
イナーシャ等による歯車の負荷、駆動伝達軸のねじれ、
歯車音による騒音や振動を低減できるようにしたミシン
の釜部の駆動伝達装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決すべく
本発明は、例えば、上軸等のミシン主軸からの回転を、
その回転運動を揺動運動に変換するクランク機構等の変
換手段を介して、釜部を備える下軸等の出力軸に伝達す
るようにしたミシンの釜部の駆動伝達装置において、前
主軸からの回転が伝達手段を介して伝達される駆動伝
達軸を設け、この駆動伝達軸と前記出力軸との間に、前
記駆動伝達軸に設けた偏心軸及び前記出力軸に歯車を介
して噛み合う揺動軸に設けた偏心軸並びにこれら両偏心
軸を連結する連結部材からなるクランク機構で構成され
前記変換手段を設けたことを特徴としている。
【0014】
【0015】そして、本発明は、上軸と、上軸に連動し
て揺動する下軸と、下軸の一端に固定した第一の半回転
釜、とを有するミシンの釜部の駆動伝達装置において、
第一の半回転釜に対向して第二の半回転釜を一端に固定
配置した出力軸と、出力軸の下方に平行配置し駆動源に
連動して回転する駆動伝達軸と、駆動伝達軸の先端と出
力軸の他端とを連結部材を介して連結するクランク腕を
有し駆動伝達軸の回転を出力軸の揺動運動に変換する変
換手段、とを備えたことも特徴としている。なお、前記
変換手段は、例えば、前記駆動伝達軸に設けた偏心軸
と、前記出力軸に歯車を介して噛み合う揺動軸に設けた
偏心軸、とを有し、これら両偏心軸を前記クランク腕に
より連結してなる。
【0016】
【作用】本発明によれば、上軸からの回転が伝達手段を
介して伝達される駆動伝達軸と、釜部を備える出力軸と
の間に、回転運動を揺動運動に変換する変換手段を設け
たので、出力軸の近くの駆動伝達軸まで全回転を伝達で
きて、釜部の駆動に必要な半回転伝達機構の質量を軽減
できることから、半回転時のイナーシャ等による歯車の
負荷、駆動伝達軸のねじれ、歯車音による騒音や振動を
低減できる。
【0017】しかも、上軸からの回転を伝達手段を介し
て駆動伝達軸に取り出すようにしたので、上軸のどこか
らでも回転が取り出せる。そして、上軸にクランク部を
設けて半回転を得るのではないから、回転が伝達される
駆動伝達軸と、半回転する出力軸の軸方向への移動も可
能となる。
【0018】そして、変換手段を、駆動伝達軸に設けた
偏心軸と、出力軸に歯車を介して噛み合う揺動軸に設け
た偏心軸と、これら両偏心軸を連結する連結部材とから
なるクランク機構としたことにより、駆動伝達軸の全回
転を出力軸の半回転に変換できる。
【0019】さらに、本発明によれば、下軸の一端に固
定した第一の半回転釜に対向して第二の半回転釜を一端
に固定配置した出力軸の他端と、出力軸の下方に平行配
置し駆動源に連動して回転する駆動伝達軸の先端とを、
連結部材を介してクランク腕で連結した変換手段によっ
て、駆動伝達軸の回転を出力軸の揺動運動に変換するよ
うにしたので、出力軸の近くの駆動伝達軸まで全回転を
伝達できて、釜部の駆動に必要な半回転伝達機構の質量
を軽減できることから、半回転時のイナーシャ等による
歯車の負荷、駆動伝達軸のねじれ、歯車音による騒音や
振動を低減できる。なお、変換手段を、駆動伝達軸に設
けた偏心軸と、出力軸に歯車を介して噛み合う揺動軸に
設けた偏心軸とを、クランク腕で連結したものとするこ
とにより、駆動伝達軸の全回転を出力軸の半回転に変換
できる。
【0020】
【実施例】以下に、本発明に係るミシンの釜部の駆動伝
達装置の実施例を図1乃至図7に基づいて説明する。
【0021】先ず、図1は本発明を適用した一例として
のミシンの釜部の駆動伝達装置の構成を示すもので、1
は上軸(回転軸)、2は連結ロッド、3は大振子、4は
出力軸(下軸(A))、5は釜部(A)、6はタイミン
グベルト、7は駆動伝達軸、8は連結部材(連結ロッ
ド)、9は揺動軸、10は出力軸(下軸(B))、11
は釜部(B)である。
【0022】第1実施例においては、図示のように、駆
動力が図略のベルトを介して入力されるプーリ1aが図
示右端部に装着された回転軸である上軸1にクランク部
1bが設けられており、このクランク部1bに連結ロッ
ド2の上端部が連結されて、連結ロッド2の下端部は大
振子3の偏心位置3aに連結されている。この大振子3
に設けた歯車3bに出力軸である下軸(A)4の図示右
端部に設けた歯車4aが噛み合っていて、この下軸
(A)4の図示左端部に釜部(A)5が装着されてい
る。
【0023】そして、図示例では、上軸1のプーリ1a
とクランク部1bの間に歯付プーリ1cが設けられてお
り、この歯付プーリ1cに噛み合わせてタイミングベル
ト6が掛けられている。このタイミングベルト6は、前
記下軸(A)4の下方に配置された駆動伝達軸7の図示
右端部側に設けた歯付プーリ7aにも噛み合わせて掛け
られている。こうして、上軸1から駆動伝達軸7へ全回
転運動を伝達するタイミングベルト機構による伝達手段
が構成されている。
【0024】さらに、図2に示すように、駆動伝達軸7
の図示左端部には、軸心をオフセットさせた偏心軸7b
が設けられていて、この偏心軸7bに連結部材である連
結ロッド8の一端部8aが回転自在に組み付けられてい
る。また、この偏心軸7bの上方に配置された揺動軸9
の図示左端部にも、軸心をオフセットさせた偏心軸9a
が設けられていて、この偏心軸9aに前記連結ロッド8
の他端部8bが回転自在に組み付けられている。
【0025】ここで、図3に示すように、偏心軸7bの
駆動伝達軸7に対する軸心オフセット量は、偏心軸9a
の揺動軸9に対する軸心オフセット量よりも小さく設定
されている。こうして、駆動伝達軸7の全回転運動を揺
動軸9の揺動運動に変換するクランク機構による変換手
段が構成されている。
【0026】そして、揺動軸9の図示右端部側に設けた
歯車(A)9bに、その上方に配置した出力軸である下
軸(B)10の図示左端部側に設けた歯車(B)10a
が噛み合っていて、この下軸(B)10の図示右端部に
釜部(B)11が装着されている。この釜部(B)11
は前記釜部(A)5と対向配置されており、従って、ミ
シンは2本針を用いるものである。なお、歯車(A)9
bおよび歯車(B)10aは、下軸(B)10の回転角
に合わせて設定される。
【0027】以上の構成によるミシンの釜部への半回転
運動を伝達する駆動伝達装置によれば、既知のように、
先ず、図示しないモータの駆動力がベルトを介してプー
リ1aに入力されて上軸1が全回転し、図示しない針の
駆動が行われると同時に、上軸1の全回転運動が、クラ
ンク部1bから連結ロッド2を介して大振子3の揺動運
動に変換される。さらに、この揺動運動は、大振子3か
ら歯車3bに伝達され、半回転運動となり、歯車4aを
介して、釜部(A)5を備えた下軸(A)4に伝達され
る。
【0028】また、上軸1の全回転運動は、歯付プーリ
1cからタイミングベルト6および歯付プーリ7aを介
して駆動伝達軸7に伝達される。そして、この駆動伝達
軸7の全回転運動は、偏心軸7bから連結ロッド8およ
び偏心軸9aを介して揺動軸9の揺動運動に変換され、
歯車9b,10aを介して、下軸10、釜部11が半回
転運動となる。
【0029】即ち、前述した通り、偏心軸7bの駆動伝
達軸7に対する軸心オフセット量が、偏心軸9aの揺動
軸9に対する軸心オフセット量よりも小さく設定されて
いることから、図3の(a),(b),(c),(d)
の順に回転軌跡を示すように、駆動伝達軸7に対する軸
心オフセット量が小さい方の偏心軸7bの回転が、連結
ロッド8を介して、揺動軸9に対する軸心オフセット量
が大きい方の偏心軸9aの揺動反復運動に変換される。
従って、駆動伝達軸7の全回転運動が揺動軸9の揺動運
動に変換される。
【0030】こうして変換された揺動軸9の揺動運動
は、歯車(A)9bおよび歯車(B)10aを介して、
釜部(B)11を備えた下軸(B)10に半回転運動と
して伝達される。この釜部(B)11を備えた下軸
(B)10の半回転は、前記釜部(A)5を備えた下軸
(A)4の半回転と同期して回転する。
【0031】このように、釜部(B)11を備えた下軸
(B)10への半回転の伝達方式によれば、以下の効果
が得られる。
【0032】(1)全回転の上軸1からタイミングベル
ト6により駆動伝達軸7に回転を取り出してから、半回
転に変換するので、釜部(B)11を備えた下軸(B)
10の半回転に必要な回転を、上軸1のどこからでも得
ることができる。
【0033】(2)釜部(A)5を備えた下軸(A)4
の半回転を得るためのクランク部1bの他に、上軸1に
クランク部を設ける必要がないので、上軸1からタイミ
ングベルト6により全回転を取り出した駆動伝達軸7を
軸方向にスライドさせてやれば、半回転する下軸(B)
10の軸方向への移動が可能である。
【0034】(3)下軸(B)10の近くの駆動伝達軸
7まで全回転で駆動力を伝達して、釜部(B)11の駆
動に必要な半回転伝達機構の質量を軽減できるので、半
回転の回転方向が逆になる時のイナーシャ等による歯車
(歯車(A)9bおよび歯車(B)10a)の負荷、駆
動伝達軸7のねじれ、歯車の負荷による騒音、振動を低
減させることができる。
【0035】次に、図4に示した本発明の第2実施例に
ついて説明する。なお、この第2実施例においては、上
軸1から駆動伝達軸7への全回転の伝達手段をシャフト
ドライブ機構とした点だけが前記第1実施例と異なるた
め、第1実施例と同様の部材には同一符号を付してその
説明を省略し、以下では第1実施例との相違点について
のみ説明する。
【0036】この第2実施例では、図示のように、上軸
1のプーリ1aとクランク部1bの間に歯車(C)12
を設けて、この歯車(C)12に、縦軸13の上端部側
に設けた歯車(D)14を軸線直交状態で噛み合わせて
いる。この縦軸13は、下端部側にも歯車(E)15を
設けてあり、この歯車(E)15を、駆動伝達軸7の図
示右端部側に設けた歯車(F)16に軸線直交状態で噛
み合わせている。こうして、上軸1から駆動伝達軸7へ
全回転運動を伝達する縦軸13を用いたドライブシャフ
ト機構による伝達手段が構成されている。
【0037】従って、上軸1の全回転運動は、歯車
(C)12および歯車(D)14を介して縦軸13に伝
達され、さらに、この縦軸13から歯車(E)15およ
び歯車(F)16を介して駆動伝達軸7に伝達される。
そして、この駆動伝達軸7の全回転運動は、前記第1実
施例と同様に、偏心軸7bから連結ロッド8および偏心
軸9aを介して揺動軸9の半回転運動に変換されて、歯
車(A)9bおよび歯車(B)10aを介して、釜部
(B)11を備えた下軸(B)10に半回転が伝達され
る。
【0038】このような第2実施例の下軸(B)10へ
の半回転の伝達方式によると、前記第1実施例の
(1),(3)の効果を得ることができる。(2)につ
いては、下下軸に、従来技術で述べた図12(a),
(b)に示したスリーブや、カップリングを用いること
によって、第1実施例と同様の効果が得られる。
【0039】ところで、以上説明した第1実施例、第2
実施例では、2本針を用いるミシンに適用したが、1本
針を用いるミシンへの適用例について以下に説明する。
【0040】先ず、図5に示した本発明の第3実施例に
ついて説明する。
【0041】この第3実施例においては、図示のよう
に、上軸1のプーリ1aに近い方に歯付プーリ1cが設
けられており、この歯付プーリ1cに噛み合わせてタイ
ミングベルト17が掛けられている。このタイミングベ
ルト17は、下方に配置された駆動伝達軸18の中間部
上に設けた歯付プーリ18aにも噛み合わせて掛けられ
ている。こうして、上軸1から駆動伝達軸18へ全回転
運動を伝達するタイミングベルト機構による伝達手段が
構成されている。
【0042】さらに、駆動伝達軸18の図示左端部に
は、軸心をオフセットさせた偏心軸(図2参照)が設け
られていて、この偏心軸に連結ロッド19の一端部が回
転自在に組み付けられている。また、この偏心軸の上方
に配置された揺動軸20の図示右端部にも、軸心をオフ
セットさせた偏心軸(図2参照)が設けられていて、こ
の偏心軸に前記連結ロッド19の他端部が回転自在に組
み付けられている。こうして、駆動伝達軸18の全回転
運動を揺動軸20の半回転の揺動運動に変換するクラン
ク機構による変換手段が構成されている。
【0043】そして、揺動軸20の図示左側に設けた歯
車(A)20bに、その上方に配置した下軸21の図示
右側に設けた歯車(B)21aが噛み合っていて、この
下軸(B)21の図示左端部に釜部22が装着されてい
る。なお、揺動軸20の図示右側に設けた偏心部20a
は、下軸21の回転方向に合わせて偏心方向を決める。
【0044】以上の構成によるミシンの釜部への半回転
運動を伝達する駆動伝達装置によれば、上軸1の全回転
運動は、歯付プーリ1cからタイミングベルト17およ
び歯付プーリ18aを介して駆動伝達軸18に伝達され
る。そして、この駆動伝達軸18の全回転運動は、その
偏心軸から連結ロッド19および偏心軸を介して揺動軸
20の揺動運動に変換される。さらに、この揺動軸9の
揺動運動は、歯車(A)20bおよび歯車(B)21a
を介して、半回転運動となり、釜部22を備えた下軸2
1に伝達される。
【0045】このような第3実施例の下軸21への半回
転の伝達方式によっても、前記第1実施例と同様の効果
が得られる。
【0046】次に、図6に示した本発明の第4実施例に
ついて説明する。
【0047】この第4実施例においては、図示のよう
に、上軸1のプーリ1aに近い方に歯付プーリ1cが設
けられており、この歯付プーリ1cに噛み合わせてタイ
ミングベルト17が掛けられている。このタイミングベ
ルト17は、一旦ねじった状態にしてから、下方に配置
された駆動伝達軸18の中間部上に設けた歯付プーリ1
8aにも噛み合わせて掛けられている。こうして、上軸
1から駆動伝達軸18へ全回転運動を伝達するタイミン
グベルト機構による伝達手段が構成されている。
【0048】さらに、駆動伝達軸18の図示左端部に
は、軸心をオフセットさせた偏心軸(図2参照)が設け
られていて、この偏心軸に連結ロッド19の一端部が回
転自在に組み付けられている。また、この偏心軸の上方
に配置された揺動軸20の図示右端部にも、軸心をオフ
セットさせた偏心軸(図2参照)が設けられていて、こ
の偏心軸に前記連結ロッド19の他端部が回転自在に組
み付けられている。こうして、駆動伝達軸18の全回転
運動を揺動軸20の半回転の揺動運動に変換するクラン
ク機構による変換手段が構成されている。
【0049】そして、揺動軸20の図示左側に設けた歯
車(A)20bに、その上方に配置した下軸21の図示
右側に設けた歯車(B)21aが噛み合っていて、この
下軸(B)21の図示左端部に釜部22が装着されてい
る。なお、タイミングベルト17をねじってあるのは、
下軸21の回転方向を合わせるためである。また、この
タイミングベルト17の交差部分の間には、図示しない
すべり板を介在させておく。
【0050】以上の構成によるミシンの釜部への半回転
運動を伝達する駆動伝達装置によれば、上軸1の全回転
運動は、歯付プーリ1cからタイミングベルト17およ
び歯付プーリ18aを介して駆動伝達軸18に伝達され
る。そして、この駆動伝達軸18の全回転運動は、その
偏心軸から連結ロッド19および偏心軸を介して揺動軸
20の揺動運動に変換される。さらに、この揺動軸9の
揺動運動は、歯車(A)20bおよび歯車(B)21a
を介して、半回転運動となり、釜部22を備えた下軸2
1に伝達される。
【0051】このような第4実施例の下軸21への半回
転の伝達方式によっても、前記第1実施例と同様の効果
が得られる。
【0052】次に、図7に示した本発明の第5実施例に
ついて説明する。なお、この第5実施例においては、上
軸1から駆動伝達軸18への全回転の伝達手段に関し、
タイミングベルトをねじらないでさらに駆動伝達軸を追
加した点だけが前記第4実施例と異なるため、第4実施
例と同様の部材には同一符号を付してその説明を省略
し、以下では第4実施例との相違点についてのみ説明す
る。
【0053】この第5実施例では、図示のように、上軸
1の歯付プーリ1cに噛み合わせてタイミングベルト2
3を掛けるとともに、駆動伝達軸18の上方にもう1本
の駆動伝達軸24を配置して、この駆動伝達軸24の図
示右端部側に歯付プーリ24aを設けている。この歯付
プーリ24aに、タイミングベルト23をねじらずに噛
み合わせて掛けている。
【0054】そして、駆動伝達軸24の図示左側に設け
た歯車(C)24bを、その下方の駆動伝達軸18の中
間部上に設けた歯車(D)18cに噛み合わせている。
こうして、上軸1から駆動伝達軸18へ全回転運動を伝
達するタイミングベルト機構および歯車機構による伝達
手段が構成されている。
【0055】従って、上軸1の全回転運動は、歯付プー
リ1cからタイミングベルト23および歯付プーリ24
aを介して駆動伝達軸24に伝達され、さらに、この駆
動伝達軸24から歯車(C)24bおよび歯車(D)1
8cを介して駆動伝達軸18に伝達される。そして、こ
の駆動伝達軸18の全回転運動は、前記第4実施例と同
様に、偏心軸から連結ロッド19および偏心軸を介して
揺動軸20の揺動運動に変換されて、歯車(A)20b
および歯車(B)21aを介して、半回転運動となり、
釜部22を備えた下軸21に半回転が伝達される。
【0056】このような第5実施例の下軸21への半回
転の伝達方式によっても、前記第2実施例と同様の効果
が得られる。
【0057】次に、図8に示した本発明の第6実施例に
ついて説明する。なお、この第6実施例においては、上
軸1から駆動伝達軸18への全回転の伝達手段をシャフ
トドライブ機構とした点だけが前記第4実施例と異なる
ため、第4実施例と同様の部材には同一符号を付してそ
の説明を省略し、以下では第4実施例との相違点につい
てのみ説明する。
【0058】この第6実施例では、図示のように、上軸
1のプーリ1aに近い方に歯車(E)25を設けて、こ
の歯車(E)25に、縦軸26の上端部側に設けた歯車
(F)27を軸線直交状態で噛み合わせている。この縦
軸26は、下端部側にも歯車(G)28を設けてあり、
この歯車(G)28を、駆動伝達軸18の中間部上に設
けた歯車(H)29に軸線直交状態で噛み合わせてい
る。こうして、上軸1から駆動伝達軸18へ全回転運動
を伝達する縦軸26を用いたドライブシャフト機構によ
る伝達手段が構成されている。
【0059】従って、上軸1の全回転運動は、歯車
(E)25および歯車(F)27を介して縦軸26に伝
達され、さらに、この縦軸26から歯車(G)28およ
び歯車(H)29を介して駆動伝達軸18に伝達され
る。そして、この駆動伝達軸18の全回転運動は、前記
第4実施例と同様に、偏心軸から連結ロッド19および
偏心軸を介して揺動軸20の揺動運動に変換されて、歯
車(A)20bおよび歯車(B)21aを介して、半回
転運動となり、釜部22を備えた下軸21に半回転が伝
達される。
【0060】このような第6実施例の下軸21への半回
転の伝達方式によっても、前記第5実施例と同様の効果
が得られる。
【0061】なお、以上の実施例においては、上軸から
回転を取り出すようにしたが、本発明はこれに限定され
るものではなく、上軸以外でも全回転する回転軸であれ
ば何れでもよい。また、実施例では、全回転の伝達手段
として、タイミングベルト機構やシャフトドライブ機構
を用いたが、他の動力伝達機構を用いてもよい。さら
に、その他、具体的な細部構造等についても適宜に変更
可能であることは勿論である。
【0062】
【発明の効果】以上のように、本発明に係るミシンの釜
部の駆動伝達装置によれば、上軸からの回転が伝達手段
を介して伝達される駆動伝達軸と、釜部を備える出力軸
との間に、回転運動を揺動運動に変換する変換手段を設
けた構成のため、出力軸の近くの駆動伝達軸まで全回転
を伝達できて、釜部の駆動に必要な半回転伝達機構の質
量を軽減することができる。従って、半回転時のイナー
シャ等による歯車の負荷、駆動伝達軸のねじれ、歯車音
による騒音や振動を低減することができる。
【0063】さらに、本発明によれば、上軸からの回転
を伝達手段を介して駆動伝達軸に取り出す構成としたた
め、上軸のどこからでも回転を取り出すことができる。
そして、上軸にクランク部を設けて半回転を得るのでは
ないから、全回転が伝達される駆動伝達軸と、半回転す
る出力軸とを軸方向に移動させることができる。従っ
て、設計上の自由度を高めることができる。
【0064】しかも、駆動伝達軸に設けた偏心軸と、出
力軸に歯車を介して噛み合う揺動軸に設けた偏心軸と、
これら両偏心軸を連結する連結部材とからなるクランク
機構による変換手段としたため、駆動伝達軸の全回転を
出力軸の半回転に変換することができる。
【0065】そして、本発明に係るミシンの釜部の駆動
伝達装置によれば、下軸の一端に固定した第一の半回転
釜に対向して第二の半回転釜を一端に固定配置した出力
軸の他端と、出力軸の下方に平行配置し駆動源に連動し
て回転する駆動伝達軸の先端とを、連結部材を介して
ランク腕で連結した変換手段によって、駆動伝達軸の回
転を出力軸の揺動運動に変換するようにした構成のた
め、出力軸の近くの駆動伝達軸まで全回転を伝達でき
て、釜部の駆動に必要な半回転伝達機構の質量を軽減す
ることができる。従って、半回転時のイナーシャ等によ
る歯車の負荷、駆動伝達軸のねじれ、歯車音による騒音
や振動を低減することができる。なお、請求項5記載の
ように、駆動伝達軸に設けた偏心軸と、出力軸に歯車を
介して噛み合う揺動軸に設けた偏心軸とを、クランク腕
で連結してなる変換手段とすれば、駆動伝達軸の全回転
を出力軸の半回転に変換することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した一例としてのミシンの釜部の
駆動伝達装置の構成を示すもので、第1実施例を示した
概略斜視図である。
【図2】図1のクランク機構部の詳細を拡大して示す分
解斜視図である。
【図3】図2のクランク機構部の回転軌跡を(a),
(b),(c),(d)の順に例示した線図である。
【図4】本発明の第2実施例の構成を示した概略斜視図
である。
【図5】本発明の第3実施例の構成を示した概略斜視図
である。
【図6】本発明の第4実施例の構成を示した概略斜視図
である。
【図7】本発明の第5実施例の構成を示した概略斜視図
である。
【図8】本発明の第6実施例の構成を示した概略斜視図
である。
【図9】従来の半回転機構の一例を示す概略斜視図であ
る。
【図10】従来の他の半回転機構の構成例を示す概略斜
視図である。
【図11】従来のさらに他の半回転機構の構成例を示す
概略斜視図である。
【図12】(a)および(b)は図11に示す接続部材
の例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 上軸(回転軸) 6 タイミングベルト 7 駆動伝達軸 7b 偏心軸 8 連結部材 9 揺動軸 9a 偏心軸 9b 歯車 10 出力軸 10a 歯車 11 釜部 12,14,15,16 歯車 13 縦軸 17 タイミングベルト 18 駆動伝達軸 18c 歯車 19 連結部材 20 揺動軸 20b 歯車 21 下軸 21a 歯車 22 釜部 23 タイミングベルト 24 駆動伝達軸 24b 歯車 25,27,28,29 歯車 26 縦軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 椎名 隆行 東京都調布市国領町8丁目2番地の1 ジューキ株式会社内 (56)参考文献 実公 昭50−22853(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) D05B 57/36 D05B 57/38

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ミシン主軸からの回転を、その回転運動
    を揺動運動に変換する変換手段を介して、釜部を備える
    出力軸に伝達するようにしたミシンの釜部の駆動伝達装
    置において、 前記主軸からの回転が伝達手段を介して伝達される駆動
    伝達軸を設け、 この駆動伝達軸と前記出力軸との間に、前記駆動伝達軸
    に設けた偏心軸及び前記出力軸に歯車を介して噛み合う
    揺動軸に設けた偏心軸並びにこれら両偏心軸を連結する
    連結部材からなるクランク機構で構成される前記変換手
    段を設けたことを特徴とするミシンの釜部の駆動伝達装
    置。
  2. 【請求項2】 上軸と、上軸に連動して揺動する下軸
    と、下軸の一端に固定した第一の半回転釜、とを有する
    ミシンの釜部の駆動伝達装置において、 第一の半回転釜に対向して第二の半回転釜を一端に固定
    配置した出力軸と、 出力軸の下方に平行配置し駆動源に連動して回転する駆
    動伝達軸と、 駆動伝達軸の先端と出力軸の他端とを連結部材を介して
    連結するクランク腕を有し駆動伝達軸の回転を出力軸の
    揺動運動に変換する変換手段、 とを備えたことを特徴とするミシンの釜部の駆動伝達装
    置。
  3. 【請求項3】 前記変換手段は、前記駆動伝達軸に設け
    た偏心軸と、前記出力軸に歯車を介して噛み合う揺動軸
    に設けた偏心軸、とを有し、これら両偏心軸を前記クラ
    ンク腕により連結してなることを特徴とする請求項2記
    載のミシンの釜部の駆動伝達装置。
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