JP2824852B2 - パネルスイッチ機構 - Google Patents

パネルスイッチ機構

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JP2824852B2
JP2824852B2 JP1251161A JP25116189A JP2824852B2 JP 2824852 B2 JP2824852 B2 JP 2824852B2 JP 1251161 A JP1251161 A JP 1251161A JP 25116189 A JP25116189 A JP 25116189A JP 2824852 B2 JP2824852 B2 JP 2824852B2
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switch
movable
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誠記 渡辺
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GE Healthcare Japan Corp
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GE Yokogawa Medical System Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は主として医用診断装置に用いられるパネルス
イッチ機構の改善に関する。
(従来の技術) 主として医用診断装置に用いられるパネルスイッチ機
構において、ここではX線CT装置(以下X線CTという)
を代表的に取り上げて説明する。
従来、X線CTにおけるスキャン設定は以下に説明する
ようにして行われている。第4図はX線CTのパネルの
内、スキャン設定に関する部分を抽出したパネルスイッ
チ機構の要部構成図である。図において、1はテーブル
をガントリ中の所定の位置に収容するための駆動機構に
電源を入れるための電源投入を行うテーブルセット用の
スイッチA、2はテーブルがガントリ内に収容されてス
キャンを開始してよい時期に、X線CTの各部を動作させ
るための電源投入を行うスキャンセット用のスイッチB
である。3はスキャン準備完了の情報によりX線管から
X線を照射させ、ガントリを回転させるための制御用の
スイッチCで、スイッチA1,スイッチB2,スイッチC3には
何れも照光式押釦スイッチが用いられていて、各スイッ
チにはLED1,LED2,LED3がそれぞれ内蔵されており、各ス
イッチA1,スイッチB2,スイッチC3を押してもよい時期に
なると点灯するように制御されている。LED4,LED5,LED6
はスイッチA1が押されてテーブルがガントリに進む過程
において、逐次時間を追って点灯するLEDである。
各スイッチとLED及びX線CT動作の対応を第5図に示
す。先ず電源スイッチを入れ、被検体がベッド上に仰臥
し、準備が完了するとスイッチA1のLED1が点灯する。LE
D1点灯はスイッチA1を押してもよい時期になったことを
示している(ステップ1)。スイッチA1を押すとテーブ
ルがガントリに向って進行を開始し、LED1が消灯してLE
D4が点灯する(ステップ2)。テーブルが進行すると、
LED4が消灯してLED5が点灯し、テーブルの現在位置がガ
ントリまでの中間位置になることを示す(ステップ
3)。更にテーブルが進むと、LED5が消灯してLED6が点
灯し(ステップ4)、テーブルがガントリ内の所定の位
置に進入すると、LED6が消灯し、LED2が点灯して、スキ
ャンセットのためにスイッチB2を押してもよい時期にな
ったことを示す(ステップ5)。スイッチB2を押すとLE
D2は消灯し、X線CTはスキャン準備を行う(ステップ
6)。これによって、X線高圧装置がオンになってX線
管に高圧を印加してX線照射を行うための準備をすると
共に、各種制御器及び表示装置の電源回路をそれぞれオ
ンにして準備させる。
準備が完了すると、LED3が点灯してスイッチC3をオン
にしてもよい時期になったことを示す(ステップ7)。
スイッチC3を押すとLED3は消灯し、スキャンを開始する
(ステップ8)。スキャンが終り、次のスライス面でス
キャンを行うようにされているときはLED1が点灯し、次
のスキャンを行うためにステップ1に戻る。2回目以後
のスキャンにおいてテーブルを動かして被検体の位置を
変更する必要がない場合にその旨をセットしておけば、
スキャン終了後LED2が点灯し、ステップ5から繰り返
す。
(発明が解決しようとする課題) 上記のような一連の操作においては、撮影のスルーピ
ットを高めるため、なるべく短時間で上記の操作を行う
ことが要求される。しかし、実際にはスイッチA1,スイ
ッチB2,スイッチC3の各スイッチ釦を押した後、その入
力に対応した動作が完了し、次の各スイッチ釦操作のス
テップ2〜ステップ9を行うまでに空白時間の生じるこ
とがある。これは各スイッチの釦入力操作に対応した動
作の完了を示す表示が、次の押釦スイッチを押す時期が
来たことを示す照光式押釦スイッチに内蔵されたLEDの
点灯によって行われているため、操作者がCRTの表示画
面や撮影室内の被検体の様子を見ている間はこのLEDの
点滅に気付かないことがあって、1つの動作が完了して
次の動作を移るための各スイッチの釦操作を直ちに行わ
ないことがあるためである。この対策としてLED点滅に
よる表示の代りに音による動作完了の表示を行うことが
考えられるが、操作者は常に被検体との通話連絡をオペ
レータコンソールとガントリに内蔵された通話装置によ
って音声が行わなければならないため、音による通報手
段は通話を妨害するおそれがあり、そのため正確さ、安
全性の点で問題を生じることがある。
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、その目的
は、スイッチ釦入力操作に対応した動作が完了したこと
を表示する方法を改善して、安全性を低下させることな
く短時間で次の操作を行わせ、撮影のスループットを高
めることができるパネルスイッチ機構を実現することに
ある。
(課題を解決するための手段) 前記の課題を解決する本発明は、複数の押釦スイッチ
とコントローラを有し、1個の押釦スイッチの操作に伴
って行われる主装置の動作の完了に基づく前記コントロ
ーラの制御により次の動作のための準備完了信号を次の
段階の押釦スイッチに入力して、前記押釦スイッチ入力
操作を順次行わせるパネルスイッチ機構において、上下
に移動可能な可動部と、ハウジングに取り付けるための
固定部とを備えたキートップと、コントローラからの準
備完了信号入力に伴って前記可動部を上昇させ、該可動
部の上昇後該可動部から離脱して原位置に復帰する手段
を有するキートップ上昇機構と、該キートップ上昇機構
の動作により上昇した前記可動部を操作することにより
動作するスイッチ本体とを有する押釦スイッチを具備す
ることを特徴とするものである。
(作 用) コントローラからの準備完了信号入力によりキートッ
プ上昇機構が動作してキートップの可動部を上昇させ
る。操作者が可動部を押すと、その可動部を有する突起
は固定部の突起を乗り越え、可動部が下がることを許容
し、スイッチ本体を動作させると共にコントローラから
の制御信号により次段階のスイッチを動作させる。
(実 施 例) 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明す
る。
第1図は本発明の一実施例の概略構成図である。図に
おいて、11は本発明に係る照光式の押釦スイッチであ
る。押釦スイッチ11はスイッチ操作によって上下する可
動部12と、スイッチ操作に拘わらず動かない固定部13と
から成るキートップ14と、可動部12の下降によってオン
となり上昇によりオフとなるスイッチ本体15と、可動部
12を上昇させるためのキートップ上昇機構16とで構成さ
れている。キートップ上昇機構16には電磁ソレノイドと
LED(図示せず)が内蔵されており、入力信号により短
時間電磁ソレノイドのプランジャーを上昇させて可動部
12を上昇させ、LEDをスイッチ本体がオンとなるまで点
灯させる機能を有している。キートップ14は可撓性のゴ
ムで作られていて、可動部12は固定部13と移動可能に一
体成形されている。又、可動部12の外側面には突起A17
が設けられ、固定部13の内側面上部に突起B18が設けら
れている。19はパネルに押釦スイッチ11を取り付けるた
めのハウジングである。20はスイッチ本体15がオンにな
ったときの動作信号aを受けてコントローラW21に動作
指令信号bを送り、コントローラW21からの動作完了信
号cを受けて準備完了信号dを電磁ソレノイド16に送り
電磁ソレノイド16を動作させるコントローラSである。
コントローラS20は第4図に示すスイッチA1,スイッチB
2,スイッチC3にそれぞれ1個ずつ設けられている。
次に上記のように構成された実施例の動作を第2図,
第3図を参照して説明する。第2図,第3図において、
第1図と同じ符号を用いてある。以下の説明では、第4
図の例におけるスイッチC3について説明を進める。コン
トローラW21からスキャン準備動作が完了した旨の動作
完了信号cが入力されるとコントローラS20は準備完了
信号dをキートップ上昇機構16に送る。準備完了信号d
によりキートップ上昇機構16は電磁ソレノイドを動作さ
せて、第2図に示すようにキートップ14の可動部分12を
押し上げる。キートップ14は柔軟なゴム製なので、可動
部12の突起A17は固定部13の突起B18を排除して上昇す
る。一方、準備完了信号dが入力されると同時にキート
ップ上昇機構16は内蔵しているLED3を点灯させる。キー
トップ上昇機構16は準備完了信号dによって電磁ソレノ
イドを短時間動作させるので、電磁ソレノイドのプラン
ジャは直ぐに下降して、第3図に示す状態になる。しか
し、キートップ14の可動部12はその突起A17が固定部13
の突起B18に当たっているため下がらない。
次に、操作者は指をキートップ14の上に置いているの
で、キートップ上昇機構16の動作に伴う電磁ソレノイド
のプランジャの上昇による可動部12の上昇を指に感じる
ことによりスキャンの準備の完了を知り、キートップ14
の可動部12を押し下げる。可動部12を押すと、突起A17
は可動部12の下降に伴って突起B18を排除して下がり、
スイッチ本体15を押して接点を接触させ、第1図に示す
状態となる。この接点の接触により動作信号aがコント
ローラS20に入力される。コントローラS20は動作指令信
号bをコントローラW21に出力してスキャンを開始させ
る。スキャンが終れば、コントローラW21は動作完了信
号cを次のステップのスイッチのコントローラS20に送
る。次のスキャンにおいてテーブル動作を伴わない旨設
定してあれば、スイッチB2のコントローラS20に動作完
了信号dを送ってスイッチB2のキートップ上昇機構16を
動作させる。従ってスイッチB2は第2図のような状態に
なり、以後動作が繰り返される。
以上説明したように本発明によれば、或るスイッチを
押して動作させ、その動作が終って次の動作の準備がで
きれば、次のスイッチのキートップ14が上昇することに
よりそのスイッチに指を掛けている操作者に触感によっ
て次の動作の準備を完了したことを知らせるため、操作
者はCRTの観察、被検体の状態の監視等に注意を払って
いても次のスイッチ投入の時期を逃すことがなく、死節
時をなくすことができて、安全性を低下させることなく
短時間で操作を行い、撮影のスループットを向上させる
ことができる。
尚、本発明は上記実施例に限定されるものではない。
実施例ではX線CTについて説明したが、他の医用診断装
置においても同様に用いることができる。必要があれ
ば、その用途は医用診断装置に限らず、他のいかなる制
御装置にも用いることができる。
又、実施例ではキートップの可動部と固定部とに突起
機構を設けて可動部が上昇位置を維持される例について
説明したが、この突起がなくても操作者に感触を与える
ことができるので、目的を達成することができる。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように本発明によれば、1つの動
作が終了して次の動作の準備が完了したときに、触感に
よって操作者に知らせるため、安全性を低下させること
なく、操作者がCRTや被検体の状態を観察しながらも、
次の動作開始に遅れを生ずることがなくなって、撮影の
スループットを高めることができるようになり、実用上
の効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の概略構成図、 第2図は準備完了信号入力時の実施例の状態を示す図、 第3図は操作者が操作する直前の実施例の状態を示す
図、 第4図はパネルスイッチ機構の要部構成図、 第5図は従来のパネルスイッチ機構の動作順序を示す図
である。 1……スイッチA、2……スイッチB 3……スイッチC、11……押釦スイッチ 12……可動部、13……固定部 14……キートップ、15……スイッチ本体 16……キートップ上昇機構 17……突起A、18……突起B 20……コントローラS、21……コントローラW

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の押釦スイッチとコントローラを有
    し、1個の押釦スイッチの操作に伴って行われる主装置
    の動作の完了に基づく前記コントローラの制御により次
    の動作のための準備完了信号を次の段階の押釦スイッチ
    に入力して、前記押釦スイッチ入力操作を順次行わせる
    パネルスイッチ機構において、 上下に移動可能な可動部(12)と、ハウジングに取り付
    けるための固定部(13)とを備えたキートップ(14)
    と、 コントローラ(20)からの準備完了信号入力に伴って前
    記可動部(12)を上昇させ、該可動部(12)の上昇後該
    可動部(12)から離脱して原位置に復帰する手段を有す
    るキートップ上昇機構(16)と、 該キートップ上昇機構(16)の動作により上昇した前記
    可動部(12)を操作することにより動作するスイッチ本
    体(15)とを有する押釦スイッチ(11)を具備すること
    を特徴とするパネルスイッチ機構。
  2. 【請求項2】キートップ(14)は外側面に第1の突起
    (17)を有する上下に移動可能な可動部(12)と、 前記第1の突起(17)との相互作用により操作者の操作
    によることなく原位置に復帰することを防止する第2の
    突起をその内側面上部に有する固定部(13)とから成る
    ことを特徴とする請求項1記載のパネルスイッチ機構。
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JP4836002B2 (ja) * 2007-06-22 2011-12-14 株式会社デンソーウェーブ ラバースイッチ装置
KR101672760B1 (ko) * 2015-06-18 2016-11-04 황석환 파이프 누설 방지용 차폐캡

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