JPH04145342A - 高速打鍵方法とその装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 キーボードの寿命特性を調べる高速打鍵方法とその装置
に関し、 １０００万回以上およびその途中における押し釦スィッ
チの特性評価を容易ならしめることを目的とし、 押釦スイッチが整列するキーボードの上方で上下動する
打鍵ヘッド支持板に、複数個の該押釦スイッチに対向す
る複数個の打鍵ヘッドと、該打鍵ヘッドを個別に上下動
可能な駆動手段とを設け、該打鍵ヘッドの下降状態で該
打鍵ヘッド支持板を上下動させたとき該打鍵ヘッドが該
押釦スイッチを打鍵し、該打鍵ヘッドの上昇状態で該打
鍵ヘッド支持板を上下動させたとき該打鍵ヘッドが該押
釦スイッチを打鍵しないように、該打鍵ヘッドおよび該
打鍵ヘッド支持板の上下動のストロークを設定し、該打
鍵ヘッドの上下動をその制御回路により制御することよ
って、該押釦スイッチの連続打鍵と個別打鍵とを選択的
に行うことを特徴とした構成の打鍵方法、 キーボードの上方で上下動する複数個の打鍵ヘンドを支
持する機構部の打鍵ヘッド支持板には、押釦スイツチに
対向する該打鍵ヘッドを個別に上下動させる駆動手段が
設けられ、該押釦スイッチの打鍵に必要なストロークの
該打鍵ヘッド支持板と該打鍵ヘッドとの上下動を制御す
る該制御部には、該打鍵ヘッド支持板を連続的に上下動
させる支持板制御回路と、該駆動手段を介して該打鍵ヘ
ッド支持板の上下動中に複数個の該打鍵ヘッドを全数ま
たは個別に下降させる打鍵ヘッド制御回路とが設けられ
、該打鍵ヘッドの下鋒、該打鍵ヘッド支持板の上下動に
よって複数個の該打鍵ヘッドが該押釦スイッチを同時に
連続打鍵すると共に、該打鍵ヘッドの選択下降、該打鍵
ヘッド支持板の上下動によって該押釦スイツチを個別打
鍵することを特徴とした構成の打鍵装置である。

〔産業上の利用分野〕

本発明はキーボードの寿命特性を調べるための高速打鍵
方法とその装置の改良に関する。

多数の押釦スイッチが整列するキーボードの寿命特性は
、押釦スイッチを例えば１００万、２００万。

５００万、　１０００万回繰り返し打鍵させた各時点で
、押釦スイッチの０Ｎ１０ＦＦ動作、接触抵抗および、
押釦より垂下するスライダと該スライダの上下動を案内
するガイドとの摩耗等を評価して行われる。

そのため、押釦スイッチを繰り返し開閉動作させる高速
打鍵装置が必要になる。

〔従来の技術〕

一般に従来の高速打鍵装置は、磁気力を利用して押釦ス
イッチを繰り返し動作させるマグネットプランジャを利
用したり、押釦スイッチ押圧用ヘッドを機械的に繰り返
し上下動させる構成であった。

第４図はプランジャを利用した従来の高速打鍵装置の主
要構成図、第５図は第４図に示すプランジャの概略構成
図、第６図は押圧ヘッドを利用した従来の高速打鍵装置
の主要構成図、第７図は第６図に示す押圧ヘッドの概略
構成図である。

第４図において、高速打鍵装置ｌはキーボード２を搭載
したテーブル４に支持金具５を設け、支持金具５に支持
された支持板６には、キーボード２の押釦スイッチ３に
対向する複数個のマグネットプランジャ７が装着される
。

図紙の厚さ方向に整列する複数個のプランジャ７は、図
示しない制御回路によって同時または個別に動作し、そ
の構成は第５図に示す如く、ケース８内にマグネットコ
イル９を収容し、ケース８゜コイル９を上下方向に貫通
し磁性材料にてなる打鍵用のビン１０は、コイルばね１
１によって常時上方に付勢されており、コイル９に通電
したとき下降したビン１０が押釦スイッチ３を押下し、
該通電をなくすことによってビン１０は上昇復帰する。

かかる装置１は、複数個のプランジャ７を連続駆動し、
規定回数だけ打鍵例えば１００万回繰り返して押釦スイ
ッチ３を開閉動作せしめたのち、プランジャ７を個別動
作させて各押釦スイッチ３の特性を測定する。

第６図において、高速打鍵装置１５はキーボード２を搭
載したテーブル１６より柱状ガイド１７が直立し、キー
ボード２の押釦スイッチ３の上方に対向する複数個の押
圧ヘッド１８は、コイルばね１９に付勢されガイド１７
に沿って上下動する支持板２０に装着する。

支持板２０はモータ２１．モータ２１によって回転する
回転軸２２に装着した偏心カム２３．一端に偏心カム２
３が嵌合する垂直アーム２４．一端がビン２５によって
アーム２４に連結された水平アーム２６．アーム２６の
中央部を支持する軸２７．支持板２０に装着した連結金
具２８を具え、モータ２１を回転させたとき支持板２０
は、偏心カム２３およびアーム２６によって決まる所定
量だけ上下動する。

なお、図中において符号３３は軸２７を支持する支持金
具、３４は連結金具２８に係合する水平アーム２６の球
状先端である。

図紙の厚さ方向に整列する複数個の押圧ヘッド１８は第
７図に示す如く、ケース２９の底面より打鍵ピン３０が
上下動可能に突出し、その打鍵ピン３０は圧縮コイルば
ね３１とケース２９に螺合するナツト３２によって下方
に付勢される。

かかる装置１５は、モータ２１を駆動し上下動する打鍵
ピン３０によって押釦スイッチ３を規定回数だけ打鍵、
例えば１００万回繰り返し開閉動作せしめたのち、手操
作によって各押釦スイッチ３を個別に動作せしめその特
性を測定するようになる。

〔発明が解決しようとする課題〕

プランジャ７を使用する従来装置１は、キーボード２の
押釦スイッチ３を操作するのに適当なプランジャ７が比
較的短寿命であり、例えば５００万回、１０００万回の
繰り返し動作後に寿命特性を測定しようとすると、その
連続打鍵の途中でプランジャ７を交換する必要があった
。

他方、打鍵ヘッド１８を使用する従来装置１５は、装置
１より構成が簡易であり、かつ、打鍵ヘッド１８は１０
００万回の繰り返し打鍵に耐えるが、押釦スイッチ３の
個別動作時に打鍵ヘッド１８が利用できず、手操作に鯨
らざるを得ないという操作上の煩雑さがあった。

本発明の目的は、従来装置１および１５の前記問題点を
なくすことである。

〔課題を解決するための手段〕 本発明の方法および装置はその実施例を示す第１図によ
れば、押釦スイッチ３が整列するキーボード２の上方で
上下動する打鍵ヘッド支持板２０に、複数個の押釦スイ
ッチ３の各々に対向する打鍵ヘッド４４と、打鍵ヘッド
４４を個別に上下動可能な駆動手段４６とを設け、 打鍵ヘッド４４の下降状態で打鍵ヘッド支持板２０を上
下動させたとき打鍵ヘッド４４が押釦スイッチ３を打鍵
し、打鍵ヘッド４４の上昇状態で打鍵ヘッド支持板２０
を上下動させたとき打鍵ヘッド４４が押釦スイッチ３を
打鍵しないように、打鍵ヘッド４４および打鍵ヘッド支
持板２０の上下動のストロークを設定し、 打鍵ヘッド４４の上下動をその制御回路５ｏにより制御
することよって、押釦スイッチ３の連続打鍵と個別打鍵
とを選択的に行うことを特徴とした高速打鍵方法および
、 キーボード２の押釦スイッチ３を打鍵する機構部４２と
機構部４２の動作を制御する制御部４３とを具え、 キーボード２の上方で上下動する複数個の打鍵ヘッド４
４を支持する機構部４２の打鍵ヘッド支持板２０には、
押釦スイッチ３に対向する打鍵ヘッド４４を個別に上下
動させる駆動手段４６が設けられ、押釦スイッチ３の打
鍵に必要なストロークの打鍵ヘッド支持板２０と打鍵ヘ
ッド４４との上下動を制御する制御部４３には、打鍵ヘ
ッド支持板２０を連続的に上下動させる支持板制御回路
４８と、駆動手段４６を介して打鍵ヘッド支持板２０の
上下動中に複数個の打鍵ヘッド４４を全数または個別に
下降させる打鍵ヘッド制御回路５０とが設けられ、打鍵
ヘッド４４の下降、打鍵ヘッド支持板２０の上下動によ
って複数個の打鍵ヘッド４４押釦スイツチ３を同時に連
続打鍵すると共に、打鍵ヘッド４４の選択下降、打鍵ヘ
ッド支持板２０の上下動によって押釦スイッチ３を個別
打鍵することを特徴とした高速打鍵装置である。

（作用〕 上記手段によれば、押釦スイッチの打鍵可能なストロー
クで上下動する打鍵ヘッド支持板に、押釦スイッチの打
鍵可能なストロークで上下動する打鍵ヘッドを設け、連
続打鍵時には打鍵ヘッドを下降状態とし、選択打鍵時に
は打鍵ヘッドを上昇状態とすることによって、連続打鍵
と選択打鍵とは連続的に実施可能となり、打鍵ヘッドの
駆動手段には比較的短寿命のものが利用できるようにな
る。

その結果、１０００万回を越える連続打鍵を行い、その
打鍵途中で押釦スイッチの特性を評価するキーボードの
寿命試験装置に通用し、寿命試験が容易化しその全自動
を可能にする。

〔実施例〕

以下に、図面を用いて本発明方法および装置の実施例を
説明する。

第１図は本発明方法の一実施例による装置の概略構成図
、第２図は第１図に示す機構部の正面図、第３図は第１
図に示す打鍵ヘッドの動作説明図である。

前出図と共通部分に同一符号を使用した第１図および第
２図において、高速打鍵装置４１は機構部４２と制御部
４３にて構成する。

機構部４２はキーボード２を搭載したテーブル１６より
柱状ガイド１７が直立し、キーボード２の押釦スイッチ
３の上方に対向する複数個の打鍵ヘッド４４は、コイル
ばね１９に付勢されガイド１７に沿って上下動する支持
板２０に装着する。

支持板２０には、さらにほぼＺ字形断面の支持金具４５
を設け、支持金具４５には複数個の打鍵ヘッド４４の各
上部に連結されたエアーシリンダ（駆動手段）４６を装
着する。

支持板２０を上下動させる機構は装置１５のそれと同様
であり、モータ２１．モータ２１によって回転する回転
軸２２に装着した偏心カム２３．一端に偏心カム２３が
嵌合する垂直アーム２４．一端がピン２５によってアー
ム２４に連結された水平アーム２６．アーム２Ｇの中央
部を支持する軸２７．支持板２０に装着した連結金具２
８を具え、モータ２１を回転させたとき支持板２０は、
偏心カム２３およびアーム２６によって決まる所定量（
押釦スイッチ３の動作に必要なストローク）だけ上下動
する。

制御部４３は、モータ２１を駆動させるモータ駆動回路
４７とその制御回路４８、エアーシリンダ４６を駆動さ
せるシリンダ駆動回路４９とその制御回路５０、装置全
体の動作を制御するコントローラ５１を具え、モータ２
１の回転によって支持板２０が所定回数だけ上下動する
と、シリンダ駆動回路４９．制御回路５０によって全打
鍵ヘッド４４が上昇し、押釦スイッチ３は支持板２０の
上下動によって打鍵されないようになる。

次いで、シリンダ駆動回路４９．制御回路５０は、予め
コントローラ５１に組み込まれたプログラムに従ってエ
アーシリンダ４６を個別に動作（下降）させるようにな
り、そのことによって各押釦スイッチ３が順次動作し、
押釦スイッチ３の寿命特性をチエツクする。

打鍵ヘッド４４は第３図に示す如く、ブツシュ５５を介
して支持板２０に嵌合するケース５２の底面より打鍵ビ
ン３０が上下動可能に突出し、その打鍵ピン３０は圧縮
コイルばね３１とケース２９に螺合するナツト３２によ
って下方に付勢される。ケース５２の上部とエアーシリ
ンダ４６の駆動軸５３とは、ビン５４とカップリング５
５によって連結され、エアーシリンダ４６の上下動操作
によって打鍵ヘッド４４は、押釦スイッチ３の動作に必
要な所定量だけ上下動するようになる。

なお、第３図（イ）は駆動軸５３の降下動により打鍵ヘ
ッド４４が下降した状態であるのに対し、第３図（［１
）は駆動軸５３の上昇動により打鍵ヘッド４４が上昇し
た状態を示す。

〔発明の効果〕 以上説明したように本発明によれば、押釦スイッチの打
鍵可能なストロークで上下動する打鍵ヘッド支持板に、
押釦スイッチの打鍵可能なストロークで上下動する打鍵
ヘッドを設け、連続打鍵時には打鍵ヘッドを下降状態と
し、選択打鍵時には打鍵ヘッドを上昇状態とすることに
よって、連続打鍵と選択打鍵とは連続的に実施可能とな
り、打鍵ヘッドの駆動手段には比較的短寿命のものが利
用できるようになる。

その結果、１０００万回を越えるが如き連続打鍵を行い
、その打鍵途中で押釦スイッチの特性を評価するキーボ
ードの寿命試験装置に対し、寿命試験を容易化し全自動
を可能にした効果が得られた。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明方法の一実施例による装置の概略構成図
、 第２図は第１図に示す機構部の正面図、第３図は第１図
に示す打鍵ヘッドの動作説明図、第４図はプランジャを
利用した従来の高速打鍵装置の主要構成図、 第５図は第４図に示すプランジャの概略構成図、第６図
は押圧ヘッドを利用した従来の高速打鍵装置の主要構成
図、 第７図は第６図に示す押圧ヘッドの概略構成図、である
。 図中において、 ２はキーボード、　　３は押釦スイッチ、２０は打鍵ヘ
ッド支持板、 ４１は高速打鍵装置、 ４２は機構部、　　　４３は制御部、 ４４は打鍵ヘッド、 ４６はエアーシリンダ（駆動手段）、 ４８はモータ制御回路、 ５０はシリンダ制御回路、 木忙朗組ムの−ａ（翔結う装置の概略槙爪切篇　　　１
　　　図 第１図（二ボ樗標構船の正面図 χ　　２　　ロ 第１図（こ示寸４丁金達、ヘッドの動令４見９月図第３
図 土高遼打Ｉ＃Ｌ装置 プランジ）ｋ３１期した従来の高速、）１佃口ぎ１の１
瞥槙爪図第 斗 図 ′ｙ＋４図に示１アランヅイの肘（略構爪図第 図 第 図 １δ 藁６１２］に示す押圧へ・ノドの概桔半創へ図￥１７図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）押釦スイッチ（３）が整列するキーボード（２）
   の上方で上下動する打鍵ヘッド支持板（２０）に、複数
   個の該押釦スイッチ（３）の各々に対向する打鍵ヘッド
   （４４）と、該打鍵ヘッド（４４）を個別に上下動可能
   な駆動手段（４６）とを設け、 該打鍵ヘッド（４４）の下降状態で該打鍵ヘッド支持板
   （２０）を上下動させたとき該打鍵ヘッド（４４）が該
   押釦スイッチ（３）を打鍵し、該打鍵ヘッド（４４）の
   上昇状態で該打鍵ヘッド支持板（２０）を上下動させた
   とき該打鍵ヘッド（４４）が該押釦スイッチ（３）を打
   鍵しないように、該打鍵ヘッド（４４）および該打鍵ヘ
   ッド支持板（２０）の上下動のストロークを設定し、 該打鍵ヘッド（４４）の上下動をその制御回路（５０）
   により制御することよって、該押釦スイッチ（３）の連
   続打鍵と個別打鍵とを選択的に行うことを特徴とした高
   速打鍵方法。
2. （２）キーボード（２）の押釦スイッチ（３）を打鍵す
   る機構部（４２）と該機構部（４２）の動作を制御する
   制御部（４３）とを具え、 該キーボード（２）の上方で上下動する複数個の打鍵ヘ
   ッド（４４）を支持する該機構部（４２）の打鍵ヘッド
   支持板（２０）には、該押釦スイッチ（３）に対向する
   該打鍵ヘッド（４４）を個別に上下動させる駆動手段（
   ４６）が設けられ、 該押釦スイッチ（３）の打鍵に必要なストロークの該打
   鍵ヘッド支持板（２０）と該打鍵ヘッド（４４）との上
   下動を制御する該制御部（４３）には、該打鍵ヘッド支
   持板（２０）を連続的に上下動させる支持板制御回路（
   ４８）と、該駆動手段（４６）を介して該打鍵ヘッド支
   持板（２０）の上下動中に複数個の該打鍵ヘッド（４４
   ）を全数または個別に下降させる打鍵ヘッド制御回路（
   ５０）とが設けられ、 該打鍵ヘッド（４４）の下降、該打鍵ヘッド支持板（２
   ０）の上下動によって複数個の該打鍵ヘッド（４４）が
   該押釦スイッチ（３）を同時に連続打鍵すると共に、該
   打鍵ヘッド（４４）の選択下降、該打鍵ヘッド支持板（
   ２０）の上下動によって該押釦スイッチ（３）を個別打
   鍵することを特徴とした高速打鍵装置。