JP2824030B2 - ベッド - Google Patents

ベッド

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JP2824030B2
JP2824030B2 JP16058995A JP16058995A JP2824030B2 JP 2824030 B2 JP2824030 B2 JP 2824030B2 JP 16058995 A JP16058995 A JP 16058995A JP 16058995 A JP16058995 A JP 16058995A JP 2824030 B2 JP2824030 B2 JP 2824030B2
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bed
footboard
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slippery
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宏治 二見
幹 嶋田
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ナショナル住宅産業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、移動可能なベッドに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ベッドの移動に際しては、ベッド
を持ち上げて移動したり、引きずって移動したりしてお
り、重量物であるベッドをこのようにして移動するのは
たいへん困難であった。そこで、図7に示すように、移
動可能なベッド20が提案されている。図において、2
1はベッド本体であり、22はベッド本体21の頭側端
部に立設したヘッドボード、23はベッド本体21の足
側端部に立設したフットボードである。また、ベッド本
体21の下面の四隅には移動用のキャスター24が取付
けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図7
示した従来の移動可能なベッド20の構成によれば、ベ
ッド20はキャスター24のみを介して床面と接してお
り、使用中に不用意に動き、危険であるという問題があ
った。また、使用時にキャスター24にベッド20の荷
重が全て加わり、キャスター24が破損し易くなり、こ
れに対処するために大型のキャスターを使用するとコス
ト高になるという問題があった。この発明の目的は、容
易に移動でき、かつ使用中に不用意に動かず安全で、し
かも使用時にキャスターにベッドの荷重がほとんど掛か
らないベッドを提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1のベッドは、ベ
ッド本体と、このベッド本体の頭側端部に設けたヘッド
ボードと、ベッド本体の足側端部に設けたフットボード
と、ヘッドボードとフットボードの一方の下部に設けた
車輪と、ヘッドボードとフットボードのうち車輪を設け
た側の近傍においてベッド本体の下面に設けた脚板とを
備え、ヘッドボードとフットボードのうち車輪を設けて
いない側と、脚板とでベッド本体を支持した状態で、車
輪の下端は床面と接する高さより高位に位置することを
特徴とするものである。請求項2のベッドは、請求項1
において、ヘッドボードまたはフットボードの 下端面に
切欠部を形成し、切欠部に車輪を収納するように設けた
ものである。
【0005】請求項3のベッドは、ベッド本体と、この
ベッド本体の頭側端部に設けたヘッドボードと、ベッド
本体の足側端部に設けたフットボードと、ヘッドボード
とフットボードの一方の下端縁に設けた滑り易い表面部
と、ヘッドボードとフットボードのうち滑り易い表面部
を設けた側の近傍においてベッド本体の下面に設けた脚
板とを備え、ヘッドボードとフットボードのうち滑り易
い表面部を設けていない側と、脚板とでベッド本体を支
持した状態で、滑り易い表面部の下端は床面と接する高
さより高位に位置することを特徴とするものである。請
求項4のベッドは請求項3において、ヘッドボードま
たはフットボードの下端縁表面に切削部分を形成し、切
削部分に滑り易い表面部を設けたものである。
【0006】
【作用】請求項1の構成によると、ヘッドボードとフッ
トボードの一方の下部に車輪を設けたので、ヘッドボー
ドとフットボードの他方を持ち上げることにより、車輪
のみが床面に転接し、楽な姿勢で容易にベッドを移動す
ることができる。また、ヘッドボードとフットボードの
うち車輪を設けた側の近傍においてベッド本体の下面に
脚板を設けたので、ヘッドボードとフットボードのうち
車輪を設けていない側と、脚板が床に接して滑り止めと
なり、使用中にベッドが不用意に動かず、ベッドの安定
度が増す。さらに、ベッドの使用状態で車輪の下端は床
面と接する高さより高位に位置しており、車輪にはベッ
ドの荷重がほとんど掛からない。
【0007】請求項3の構成によると、ヘッドボードと
フットボードの一方の下部を滑り易い表面部としたの
で、ヘッドボードとフットボードの他方を持ち上げるこ
とにより、滑り易い表面部のみが床面に接し、楽な姿勢
で容易にベッドを移動することができる。また、ヘッド
ボードとフットボードのうち滑り易い表面部を設けた側
の近傍においてベッド本体の下面に脚板を設けたので、
ヘッドボードとフットボードのうち滑り易い表面部を設
けていない側と、脚板が床に接して滑り止めとな り、使
用中にベッドが不用意に動かず、ベッドの安定度が増
す。さらに、ベッドの使用状態で滑り易い表面部の下端
は床面と接する高さより高位に位置しており、滑り易い
表面部にはベッドの荷重がほとんど掛からない。 また、
ヘッドボードまたはフットボードの下端縁表面に形成し
た切削部分に滑り易い表面部を設けることで、ヘッドボ
ードまたはフットボードと滑り易い表面部との間に段差
が発生せず、外観良く仕上がる。
【0008】
【実施例】この発明の第1の実施例を図1ないし図5に
基づいて説明する。図1は、ベッド10の斜視図を示し
ており、11はベッド本体、12はベッド本体11の頭
側端部に固定したヘッドボード、13はベッド本体11
の足側端部に固定したフットボードである。ベッド本体
11の下面の頭部側には脚板14が設けられており、ま
たフットボード13には握り用の開口部15が形成され
ている。
【0009】図2は、図1のII部分の拡大図である。ヘ
ッドボード12の下端面の両側には、車輪となるキャス
ター16が取付けられている。キャスター16の取付け
に際しては、図3に示すように、ヘッドボード12の下
端面に切欠部17を形成し、その切欠部17内に収納す
るようにして設けてもよい。図4は、ベッド10を床に
設置した使用状態を示しており、フットボード13と脚
板14が床面に接し、ベッド10は滑り止め状態にて設
置される。なお、この使用状態では、キャスター16に
ベッド10の荷重が掛からないように、キャスター16
は床面から若干浮く位置、もしくは床面に接していても
ベッド10の荷重がほとんど掛からない位置に設けられ
ている。
【0010】図5は、ベッド10の移動状態を示してい
る。ベッド10を移動する際には、フットボード13の
開口部15を握って、ベッド10の足側を持ち上げる。
フットボード13ならびに脚板14が床面から離れ、キ
ャスター16のみが床面に転接し、ベッド10を押した
り引いたりして移動する。このように構成されたベッド
10によると、図5に示すように、ベッド本体11のフ
ットボード13側を持ち上げ、キャスター16のみを床
面に転接させることにより、かがまずに楽な姿勢でベッ
ド10を押したり引いたりして、容易に移動することが
できる。
【0011】また、図4に示すように、ベッド10の使
用状態では、フットボード13と脚板14が床面に接
し、ベッド10が不用意に動かず、安全である。しか
も、ベッド10上の人体重量をフットボード13ならび
に脚板14にて受けることができ、キャスター16には
人体重量が作用せず、ベッド10ならびに人体重量を支
えることができる耐荷重の大きなキャスターは不要であ
り、コストの低減が図れ、しかもキャスター16が傷み
難い。
【0012】なお、ヘッドボード12の下部にキャスタ
ー16を設けたが、フットボード13の下部にキャスタ
ー16を設けてもよい。この場合、フットボード13側
のベッド本体11の下面に脚板14を設け、使用時には
ヘッドボード12と脚板14のみが床面に接するように
する。また、ベッド10を移動する際にはベッド10の
頭側を持ち上げるため、ヘッドボード12に握り用の開
口部を形成する。
【0013】さらに、車輪としてキャスター16を用い
たが、例えば、ヘッドボード12またはフットボード1
3の下端面に一部を露出させて球体を埋設し、床面に転
接させてもよい。
【0014】この発明の第2の実施例のベッドのヘッド
ボード12′の下部を図6に示す。なお、図に示した以
外の部分は、図1ないし図5に示した実施例と同一であ
る。この実施例のベッドは、ヘッドボード12′の下端
縁12a′を断面半円状とし、かつその表面を若干切削
し、その切削部分に、滑り易い表面部となるテフロン,
布,ろうの膜等からなる滑り易い表面材18を被覆した
ものである。
【0015】このように構成されたベッドにおいても、
フットボード側を持ち上げて滑り易 い表面材18のみを
床面に接することで、楽な姿勢で容易にベッドを移動す
ることができる。また、使用中はフットボードならびに
脚板が床面に接し、ベッドが不用意に動かず安全であ
る。また、脚板により滑り易い表面材18に掛かる荷重
を軽減でき、表面材18が傷み難い。しかも、ヘッドボ
ード12′の下端縁12a′表面の切削部分に、滑り易
い表面材18を被覆したので、ヘッドボード12′の表
面と表面材18との間に段差が発生せず、外観良く仕上
がる。
【0016】
【発明の効果】請求項1の構成によると、ヘッドボード
とフットボードの一方の下部に車輪を設けたので、ヘッ
ドボードとフットボードの他方を持ち上げることによ
り、車輪のみが床面に転接し、楽な姿勢で容易にベッド
を移動することができる。また、ヘッドボードとフット
ボードのうち車輪を設けた側の近傍においてベッド本体
の下面に脚板を設けたので、ヘッドボードとフットボー
ドのうち車輪を設けていない側と、脚板が床に接して滑
り止めとなり、使用中にベッドが不用意に動かず、ベッ
ドの安定度が増す。さらに、ベッドの使用状態で車輪の
下端は床面と接する高さより高位に位置しており、車輪
にはベッドの荷重がほとんど掛からず、車輪に掛かる荷
重を脚板にて肩代わりでき、耐荷重の大きな車輪は不要
であり、コストの低減が図れ、しかも車輪が傷み難いと
いう効果が得られる。
【0017】請求項3の構成によると、ヘッドボードと
フットボードの一方の下部を滑り易い表面部としたの
で、ヘッドボードとフットボードの他方を持ち上げるこ
とにより、滑り易い表面部のみが床面に接し、楽な姿勢
で容易にベッドを移動することができる。また、ヘッド
ボードとフットボードのうち滑り易い表面部を設けた側
の近傍においてベッド本体の下面に脚板を設けたので、
ヘッドボードとフットボードのうち滑り易い表面部を設
けていない側と、脚板が床に接して滑り止めとなり、使
用中にベッドが不用意に動かず、ベッドの安定度が増
す。さらに、ベッドの使用状態で滑り易い表面部の下端
は床面と接する高さより高位に位置しており、滑り易い
表面部にはベッドの荷重がほとんど掛からず、滑り易い
表面部に掛かる荷重を脚板にて肩代わりでき、滑り易い
表面部が傷み難いという効果が得られ る。
【0018】また、ヘッドボードまたはフットボードの
下端縁表面に形成した切削部分に滑り易い表面部を設け
ることで、ヘッドボードまたはフットボードと滑り易い
表面部との間に段差が発生せず、外観良く仕上がるとい
う効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例のベッドの斜視図であ
る。
【図2】図1のII部分の拡大図である。
【図3】図1のII部分の変形例の拡大図である。
【図4】この発明の第1の実施例のベッドの設置状態の
正面図である。
【図5】この発明の第1の実施例のベッドの移動状態の
正面図である。
【図6】この発明の第2の実施例のヘッドボード下部の
斜視図である。
【図7】従来例のベッドの斜視図である。
【符号の説明】
10 ベッド 11 ベッド本体 12 ヘッドボード 13 フットボード 14 脚板 16 キャスター(車輪) 18 滑り易い表面材
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47C 19/02 A47B 91/06

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベッド本体と、このベッド本体の頭側端
    部に設けたヘッドボードと、前記ベッド本体の足側端部
    に設けたフットボードと、前記ヘッドボードと前記フッ
    トボードの一方の下部に設けた車輪と、前記ヘッドボー
    ドと前記フットボードのうち前記車輪を設けた側の近傍
    において前記ベッド本体の下面に設けた脚板とを備え、 前記ヘッドボードと前記フットボードのうち前記車輪を
    設けていない側と、前記脚板とで前記ベッド本体を支持
    した状態で、前記車輪の下端は床面と接する高さより高
    位に位置することを特徴とする ベッド。
  2. 【請求項2】 ヘッドボードまたはフットボードの下端
    面に切欠部を形成し、前記切欠部に車輪を収納するよう
    に設けた請求項1記載のベッド。
  3. 【請求項3】 ベッド本体と、このベッド本体の頭側端
    部に設けたヘッドボードと、前記ベッド本体の足側端部
    に設けたフットボードと、前記ヘッドボードと前記フッ
    トボードの一方の下端縁に設けた滑り易い表面部と、前
    記ヘッドボードと前記フットボードのうち前記滑り易い
    表面部を設けた側の近傍において前記ベッド本体の下面
    に設けた脚板とを備え、 前記ヘッドボードと前記フットボードのうち前記滑り易
    い表面部を設けていない側と、前記脚板とで前記ベッド
    本体を支持した状態で、前記滑り易い表面部の下端は床
    面と接する高さより高位に位置することを特徴とする
    ッド。
  4. 【請求項4】 ヘッドボードまたはフットボードの下端
    縁表面に切削部分を形成し、前記切削部分に滑り易い表
    面部を設けた請求項3記載のベッド。
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