JP2823816B2 - 写真カメラ一体化ビデオカメラ - Google Patents

写真カメラ一体化ビデオカメラ

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JP2823816B2
JP2823816B2 JP7125284A JP12528495A JP2823816B2 JP 2823816 B2 JP2823816 B2 JP 2823816B2 JP 7125284 A JP7125284 A JP 7125284A JP 12528495 A JP12528495 A JP 12528495A JP 2823816 B2 JP2823816 B2 JP 2823816B2
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    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B19/00Cameras
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    • HELECTRICITY
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    • H04N5/00Details of television systems
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  • Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
  • Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は写真カメラ一体化ビデオ
カメラに関し、写真フィルムを記録媒体とする写真カメ
ラと、撮像した画像の画像信号を得るビデオカメラとを
一体構造としたカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、特開昭63−261242号
公報等に記載の如く、記録媒体として銀塩等を用いた写
真フィルムを用いる写真カメラと、記録媒体として磁気
テープを用いるビデオカメラとを一体化したカメラが開
発されている。
【0003】更に、写真カメラとビデオカメラとの光学
系を共通にして、ビームスプリッタ又は可動ミラーを用
いることにより共通光学系で得た画像を写真フィルム又
は固体撮像素子上に結像するカメラが開発されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年、ビデオカメラに
用いられるズームレンズは高倍率化とコンパクト化が進
み、特にインナーフォーカス型が主流となるに及び、複
数のレンズが光軸上でモータ等により移動する構造とな
ったため、このようなズームレンズを写真カメラ一体化
ビデオカメラの共通光学系として使用すると、共通光学
系と固体撮像素子との間にビームスプリッタ又は可動ミ
ラーを挿入することは困難であるという問題があった。
【0005】また、ビームスプリッタ又は可動ミラー
は、ビデオカメラの光路から写真カメラの光路を直角に
分岐することになり、装置全体の小型化が難かしいとい
う問題があった。本発明は、上記の点に鑑みなされたも
ので、ズームレンズ等の光学系を写真カメラとビテオカ
メラで簡単に共通化でき、装置全体を小型化できる写真
カメラ一体化ビデオカメラを提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、ビデオカメラと写真カメラとの光学系を共通とした
写真カメラ一体化ビデオカメラであって、写真カメラの
シャッタレリーズに連動して上記光学系の焦点面から離
脱するビテオカメラの撮像素子と、上記光学系の出力光
束を平行光束に変換するコリメータとを有し、上記コリ
メータで平行光とされた光束を上記カメラのフォーカス
レンズに入射する。
【0007】請求項2に記載の発明では、前記コリメー
タは、前記撮像素子の前記焦点面からの離脱に連動して
上記焦点面に装着される。請求項3に記載の発明では、
前記コリメータは、固定されている。
【0008】
【作用】請求項1に記載の発明においては、写真カメラ
のシャッタレリーズに連動して撮像素子を焦点面から離
脱し、コリメータによって光学系出力を平行光束として
写真カメラのフォーカスレンズに入射するため、ズーム
レンズ等の光学系内に従来の如くビームスプリッタや可
動ミラーを挿入する必要がなく、また光学系の光軸を曲
げないため、装置全体を小型化できる。
【0009】請求項2に記載の発明においては、撮像素
子の離脱後コリメータを挿入するため、焦点面から写真
カメラのフォーカスレンズまでの光路を短かくできる。
請求項3に記載の発明においては、コリメータを固定し
ているため、可動部分が少なくなり、写真撮影の時間が
短かくできる。
【0010】
【実施例】図1は本発明の写真カメラ一体化ビデオカメ
ラの第1実施例の要部の横断面図、図2(A),(B)
は本発明のカメラの光学系を説明するための図である。
図2(A),(B)において、前玉レンズ群1、変倍レ
ンズ群2、補正レンズ群3及び第2マスタレンズ群4は
ズームレンズを構成している。5は絞りである。図2
(A)に示す如く、変倍レンズ群2を前玉レンズ群1側
に移動させたとき広角状態となり、図2(B)に示す如
く変倍レンズ群2を補正レンズ群3側に移動させると望
遠状態となる。なお、変倍レンズ群2の移動に伴って補
正レンズ群3も移動する。これによって、上記の広角状
態、望遠状態のいずれの場合にも焦点面6は変動するこ
とはない。
【0011】上記の焦点位置にはコリメータであるフレ
ネルレンズ10又は撮像部20が交換配置される。図2
(A),(B)に示すフレネルレンズ10は、フレネル
レンズ10の被写体側焦点を第2マスタレンズ群4の射
出瞳に合致させ、更に、フレネル面を非球面的にして球
面収差をなくすことにより、図中左方に出力する出力光
束を平行光とする。この平行光は写真フォーカスレンズ
7により写真フィルム8上に結像される。
【0012】図1に示す鏡胴15内の焦点面6近傍には
フレネルレンズ10と撮像部20とが配設されている。
フレネルレンズ10はその一端10aを軸として鏡胴1
5の上部壁に回動自在に支持されており、ビデオ撮像時
には他端10bを鏡胴15の上部壁に当接させ、写真撮
影時には他端10bをフランジ17に密着させる。
【0013】また、撮像部20は基板21と、これに固
定されたCCD固体撮像素子22と、光学フィルタ23
とから構成されている。基板21はその一端21aを軸
として鏡胴15の下部壁に回動自在に支持されており、
ビテオ撮像時には他端21bを鏡胴15の下部壁に当接
させ、写真撮影時には他端21bをフランジに密着させ
る。なお、写真フォーカスレンズ7と写真フィルム8と
の間にはシャッタ25が設けられている。
【0014】通常のビデオ撮像時には撮像部20がフラ
ンジ17に密着しており、写真カメラのシャッタレリー
ズ時にのみ撮像部20が回動離脱し、次にフレネルレン
ズ10が回動挿入されてフランジ17に密着する。シャ
ッタレリーズが終了すると、逆の動作でビデオ撮像状態
に戻る。
【0015】図3は本発明のカメラの全体図を示す。同
図中、101はカメラ筐体であり、ズームレンズ105
はカメラ筐体101の内部に収納されている。ズームレ
ンズ105の上方にはズームモータ106及びアイリス
メータ107が設けられている。フレネルレンズ10と
撮像部20とはモータ110により駆動される可動機構
により、フレネルレンズの一端10a及び基板の一端2
1a夫々を軸として回動され、いずれか一方がフランジ
17に密着せしめられる。
【0016】写真フィルム8はパトローネ112から繰
り出され、モータ駆動のボビン113に巻き取られる。
なお、115は暗箱、116は写真カメラの表示用LC
D、119はストロボ、120はリモコン信号の受光
部、121は露出測定素子である。
【0017】撮像部20で撮像された画像信号はビデオ
カメラ回路部125で信号処理された後、VTRメカニ
ズム127内の回転ドラム129に設けられた磁気ヘッ
ドによって磁気テープに記録される。なお、130は電
子ビューファインダ、131はマイクロホンである。
【0018】図4は本発明のカメラの一実施例のブロッ
ク図を示す。同図中、CCD固体撮像素子22にはビデ
オカメラのズームレンズ105よりの入射した光学像が
結像されて光電変換され、得られた電荷信号が垂直方向
及び水平方向に走査されて読み出される。この電荷信号
はサンプリングホールド回路(S/H)32でサンプリ
ングホールドされた後、AGC及びγ補正回路33に供
給され、ここで振幅が一定になるよう自動利得制御さ
れ、かつ、γ補正が行われる。この後、A/Dコンバー
タ34で例えば1画素につき10ビットの画像データ変
換され、メモリコントローラ36の制御によってフレー
ムメモリ35に書き込まれると共に、動き検出回路37
に供給される。
【0019】動き検出回路37はA/Dコンバータ34
から供給される画像データと、フレームメモリ35から
読み出された1フレーム前の画像データとを比較して画
像の動き検出を行う。検出された動きベクトルはDIS
(ディジタル・イメージ・スタビライザ)マイクロコン
ピュータ50に供給される。このDISマイクロコンピ
ュータ50は、手振れ補正を行う。
【0020】このようにしてDISマイクロコンピュー
タ50から表示用の画枠と指定された画枠内の画像デー
タはDSP(ディジタル・シグナル・プロセッサ)38
に供給され、ここでDSPマイクロコンピュータ51の
制御によりAF(オートフォーカス)、AE(オートア
イリス)、WB(ホワイトバランス)等のディジタル信
号処理が行われる。この処理後の画像データはD/Aコ
ンバータ39においてアナログ化され端子49より次段
回路へ供給される。なお、DSPマイクロコンピュータ
51はAFモータ52,AEモータ53夫々を駆動して
AF制御,AE制御を行っている。
【0021】上記の次段回路ではアナログ化された画像
信号の処理を行ってNTSC方式の映像信号に変換し電
子ビューファインダ130表示させ、更に磁気記録装置
127で磁気テープに記録するための信号変換を行って
いる。AE露出測定部62はCds(硫化カドミウム)
セル等を用いて入射光量を測定しSCマイクロコンピュ
ータ61に供給する。また、シャッタボタンS0,S1
夫々のオン/オフ信号がSCマイクロコンピュータ61
に供給される。
【0022】SCマイクロコンピュータ61はAE露出
測定部62の測定光量に応じてAEモータを駆動しAE
制御を行う。また、測定光量によってはシャッタボタン
S0,S1のオンによってストロボ発光駆動部(ST)
63の発光駆動を行い、フィルム巻上げモータ67を駆
動する。
【0023】このように、写真カメラのシャッタレリー
ズ(S0,S1オン)に連動して撮像素子を焦点面から
離脱し、コリメータによって光学系出力を平行光束とし
て写真カメラのフォーカスレンズに入射するため、ズー
ムレンズ等の光学系内に従来の如くビームスプリッタや
可動ミラーを挿入する必要がなく、また光学系の光軸を
曲げないため、装置全体を小型化できる。
【0024】また、コリメータとして厚みが小さいフレ
ネルレンズ10を用い撮像素子の離脱後コリメータを挿
入するため、焦点面から写真カメラのフォーカスレンズ
までの光路を短かくできる。ところで、撮像部20がズ
ームレンズ105の光軸から離脱しフレネルレンズ10
がフランジ17に密着する写真撮影時には、撮像部20
の画像信号出力が得られなくなる。このため、写真撮影
時にはフレームメモリ35に記憶されている画像信号を
繰り返し読み出し、これによって得られる映像信号を電
子ビューファインダ130で表示させると共に磁気テー
プに記録しておく。
【0025】この場合、写真撮影期間は静止画が磁気テ
ープに記録されることになるが、写真撮影は短時間であ
り、写真撮影と同時に静止画の記録を行うことにより、
再生時に写真撮影のタイミングを知ることができる。図
5は本発明のカメラの第2実施例の要部の横断面図を示
す。同図中、鏡胴15内の焦点面6近傍には撮像部20
が配設されている。撮像部20は基板21と、これに固
定されたCCD固体撮像素子22と、光学フィルタ23
とから構成されている。基板21の一端21aは鏡胴1
5の下部壁に回動自在に支持されており、ビデオ撮像時
には他端21bを鏡胴15の下部壁に当接させ、写真撮
影時には他端21bをフランジ17に密着させる。
【0026】写真フォーカスレンズ7と写真フィルム8
との間にはシャッタ25が設けられており、フランジ1
7と写真フォーカスレンズ7との間には基板21の回動
を阻止しない位置に焦点面6を焦点距離とするようなコ
リメータレンズ150が固定されている。このコリメー
タレンズ150は写真撮影時に第2マスタレンズ群の出
力光束を平行光として写真フォーカスレンズ7に与え
る。つまり、フレネルレンズ10に相当するものであ
る。 このように、コリメータレンズ150を固定して
いるため、可動部分が少なくなり、写真撮影の時間を短
かくできる。
【0027】
【発明の効果】上述の如く、請求項1に記載の発明によ
れば、写真カメラのシャッタレリーズに連動して撮像素
子を焦点面から離脱し、コリメータによって光学系出力
を平行光束として写真カメラのフォーカスレンズに入射
するため、ズームレンズ等の光学系内に従来の如くビー
ムスプリッタや可動ミラーを挿入する必要がなく、また
光学系の光軸を曲げないため、装置全体を小型化でき
る。
【0028】また、請求項2に記載の発明によれば、撮
像素子の離脱後コリメータを挿入するため、焦点面から
写真カメラのフォーカスレンズまでの光路を短かくでき
る。また、請求項3に記載の発明によれば、コリメータ
を固定しているため、可動部分が少なくなり、写真撮影
の時間が短かくでき、実用上きわめて有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の要部の横断面図である。
【図2】本発明のカメラの光学系を説明するための図で
ある。
【図3】本発明のカメラの全体図である。
【図4】本発明のカメラのブロック図である。
【図5】本発明の要部の横断面図である。
【符号の説明】
5 絞り 7 写真フォーカスレンズ 8 写真フィルム 10 フレネルレンズ 20 撮像部 22 CCD固体撮像素子 25 絞り兼用光学シャッタ 32 サンプリングホールド回路 33 AGC及びγ補正回路 34 A/Dコンバータ 35 フレームメモリ 36 メモリコントローラ 37 動き検出回路 38 DSP 39 D/Aコンバータ 50 DISマイクロコンピュータ 51 DSPマイクロコンピュータ 52 AFモータ 53,66 AEモータ 61 SCマイクロコンピュータ 62 AE露出測定部 63 ストロボ発光駆動回路 67 フィルム巻上モータ 101 カメラ筐体 105 ズームレンズ 119 ストロボ 125 ビテオカメラ回路部 127 VTRメカニズム 130 電子ビューファインダ 131 マイクロホン

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビデオカメラと写真カメラとの光学系を
    共通とした写真カメラ一体化ビデオカメラであって、 写真カメラのシャッタレリーズに連動して上記光学系の
    焦点面から離脱するビテオカメラの撮像素子と、 上記光学系の出力光束を平行光束に変換するコリメータ
    とを有し、 上記コリメータで平行光とされた光束を上記写真カメラ
    のフォーカスレンズに入射することを特徴とすることを
    特徴とする写真カメラ一体化ビデオカメラ。
  2. 【請求項2】 前記コリメータは、前記撮像素子の前記
    焦点面からの離脱に連動して上記焦点面に装着されるこ
    とを特徴とする請求項1記載の写真カメラ一体化ビデオ
    カメラ。
  3. 【請求項3】 前記コリメータは、固定されていること
    を特徴とする請求項1記載の写真カメラ一体化ビテオカ
    メラ。
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